JP3198311B2 - 二段式ジャック - Google Patents
二段式ジャックInfo
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- JP3198311B2 JP3198311B2 JP25562494A JP25562494A JP3198311B2 JP 3198311 B2 JP3198311 B2 JP 3198311B2 JP 25562494 A JP25562494 A JP 25562494A JP 25562494 A JP25562494 A JP 25562494A JP 3198311 B2 JP3198311 B2 JP 3198311B2
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- JP
- Japan
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- plug
- contact
- contact piece
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二段式ジャック、詳し
くは、電気絶縁性のボディに並べて形成された2つの区
画のそれぞれに、プラグ挿入口部、プラグ挿入空間、プ
ラグ用接片などが振り分けて設けられた二段式ジャック
に関する。
くは、電気絶縁性のボディに並べて形成された2つの区
画のそれぞれに、プラグ挿入口部、プラグ挿入空間、プ
ラグ用接片などが振り分けて設けられた二段式ジャック
に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭59−284号公報に従来のこの
種の二段式ジャックが記載されている。図17に示した
ように、この公報に記載された二段式ジャックは、電気
絶縁性の合成樹脂で成形された縦長直方体状のボディ1
00が下段部と上段部とに区画されており、そのボディ
100の下段部の前端面に第1プラグ挿入口110が、
上段部の前端面に第2プラグ挿入口120がそれぞれ設
けられている。そして、ボディ100の内部にはその下
段部側に第1プラグ挿入口部110に連通する第1プラ
グ挿入空間(不図示)やその第1プラグ挿入空間に挿入
されてきたプラグ(不図示)の電極に接触する接点を備
えた第1プラグ用接片(不図示)が配備され、その上段
部側に第2プラグ挿入口部120に連通する第2プラグ
挿入空間200(図18参照)やその第2プラグ挿入空
間200に挿入されてきたプラグ(不図示)の電極に接
触する接点を備えた第2プラグ用接片130(図18参
照)が配備されている。そして、図18によって類推で
きるように、ボディ100はその後面(プラグ挿入口1
20が設けられている面の反対側の面)が開放されてお
り、第1プラグ用接片や第2プラグ用接片210は、ボ
ディ100における開放された後面側からボディ100
のそれぞれの組付け部に挿入されている。
種の二段式ジャックが記載されている。図17に示した
ように、この公報に記載された二段式ジャックは、電気
絶縁性の合成樹脂で成形された縦長直方体状のボディ1
00が下段部と上段部とに区画されており、そのボディ
100の下段部の前端面に第1プラグ挿入口110が、
上段部の前端面に第2プラグ挿入口120がそれぞれ設
けられている。そして、ボディ100の内部にはその下
段部側に第1プラグ挿入口部110に連通する第1プラ
グ挿入空間(不図示)やその第1プラグ挿入空間に挿入
されてきたプラグ(不図示)の電極に接触する接点を備
えた第1プラグ用接片(不図示)が配備され、その上段
部側に第2プラグ挿入口部120に連通する第2プラグ
挿入空間200(図18参照)やその第2プラグ挿入空
間200に挿入されてきたプラグ(不図示)の電極に接
触する接点を備えた第2プラグ用接片130(図18参
照)が配備されている。そして、図18によって類推で
きるように、ボディ100はその後面(プラグ挿入口1
20が設けられている面の反対側の面)が開放されてお
り、第1プラグ用接片や第2プラグ用接片210は、ボ
ディ100における開放された後面側からボディ100
のそれぞれの組付け部に挿入されている。
【0003】このような二段式ジャックは、1つのプラ
グ挿入口部を持つ単段式ジャックを横に2つ並べた場合
よりも横幅が短いので、実装した配線基板上で占める実
装スペースが少なくて済むという利点を有している。
グ挿入口部を持つ単段式ジャックを横に2つ並べた場合
よりも横幅が短いので、実装した配線基板上で占める実
装スペースが少なくて済むという利点を有している。
【0004】ところが、近時では通信や情報処理のため
の機器の小型化などが飛躍的に促進されているという状
況の下で、上記のような二段式ジャックにおいてその横
幅をさらに縮小することの要請が強くなってきている。
の機器の小型化などが飛躍的に促進されているという状
況の下で、上記のような二段式ジャックにおいてその横
幅をさらに縮小することの要請が強くなってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明者
は、上記公報に記載された二段式ジャックについての横
幅を縮小させ得る要因を鋭意調査した結果、次の事実を
突き止めた。
は、上記公報に記載された二段式ジャックについての横
幅を縮小させ得る要因を鋭意調査した結果、次の事実を
突き止めた。
【0006】すなわち、図17や図18で判るように、
この二段式ジャックにおいては、第1プラグ挿入口部1
10と第2プラグ挿入口部120とが縦方向Aに並んで
いるのに対し、プラグ用接片130がプラグ挿入空間2
00の側方すなわちプラグ挿入空間200のすぐ横に配
備されてその撓み変形方向が上記縦方向Aに直交する方
向になっており、そのために、プラグ挿入空間200の
横にプラグ用接片130の組付け場所やその撓み変形代
を確保しなければならない分だけボディ100の横幅が
長くなっているという事実を突き止めた。
この二段式ジャックにおいては、第1プラグ挿入口部1
10と第2プラグ挿入口部120とが縦方向Aに並んで
いるのに対し、プラグ用接片130がプラグ挿入空間2
00の側方すなわちプラグ挿入空間200のすぐ横に配
備されてその撓み変形方向が上記縦方向Aに直交する方
向になっており、そのために、プラグ挿入空間200の
横にプラグ用接片130の組付け場所やその撓み変形代
を確保しなければならない分だけボディ100の横幅が
長くなっているという事実を突き止めた。
【0007】また、プラグ用接片と共に、固定接片と可
動接片とでなるスイッチ接片機構をプラグ挿入空間に対
応して設けることが要求されるような二段式ジャックに
おいては、プラグ挿入空間200の横にプラグ用接片1
30を配備するという従来の考え方を採用すると、その
スイッチ接片機構の組付け場所や可動接片の撓み変形代
をもプラグ挿入空間200の横に確保しなければならな
いのでさらに横幅が長くなるという事実を突き止めた。
動接片とでなるスイッチ接片機構をプラグ挿入空間に対
応して設けることが要求されるような二段式ジャックに
おいては、プラグ挿入空間200の横にプラグ用接片1
30を配備するという従来の考え方を採用すると、その
スイッチ接片機構の組付け場所や可動接片の撓み変形代
をもプラグ挿入空間200の横に確保しなければならな
いのでさらに横幅が長くなるという事実を突き止めた。
【0008】本発明は以上に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、プラグ用接片やスイッチ接片機構の組
付け場所や接片の撓み変形代をプラグ挿入空間の横に確
保しなくて済むような対策を講じることによって、図1
7や図18で説明した二段式ジャックにおけるよりもさ
らに横幅を縮小することのできる二段式ジャックを提供
することである。
り、その目的は、プラグ用接片やスイッチ接片機構の組
付け場所や接片の撓み変形代をプラグ挿入空間の横に確
保しなくて済むような対策を講じることによって、図1
7や図18で説明した二段式ジャックにおけるよりもさ
らに横幅を縮小することのできる二段式ジャックを提供
することである。
【0009】本発明の他の目的は、1つのボディに2つ
のプラグ挿入口部を形成した二段式ジャックにおいて、
その横幅を縮小することのできる二段式ジャックを提供
することである。
のプラグ挿入口部を形成した二段式ジャックにおいて、
その横幅を縮小することのできる二段式ジャックを提供
することである。
【0010】本発明のさらに他の目的は、ボディの下段
部側と上段部側とに設けられたプラグ用接片やスイッチ
接片機構の接続端子をボディの下方に突出させる場合
に、長く形成される接続端子の曲がり変形を防ぐことの
できる二段式ジャックを提供することである。
部側と上段部側とに設けられたプラグ用接片やスイッチ
接片機構の接続端子をボディの下方に突出させる場合
に、長く形成される接続端子の曲がり変形を防ぐことの
できる二段式ジャックを提供することである。
【0011】本発明のさらに他の目的は、横幅が縮小さ
れた二段式ジャックを配線基板上に実装する場合におい
て、配線基板との重なり面積が小さくならざるを得ない
二段式ジャックの実装安定性を、その二段式ジャックに
付設されたシールドフレームを利用して補うことのでき
る二段式ジャックを提供することである。
れた二段式ジャックを配線基板上に実装する場合におい
て、配線基板との重なり面積が小さくならざるを得ない
二段式ジャックの実装安定性を、その二段式ジャックに
付設されたシールドフレームを利用して補うことのでき
る二段式ジャックを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の二
段式ジャックは、電気絶縁性のボディが下段部と上段部
とに区画されており、下段部に第1プラグ挿入口部が、
上段部に第2プラグ挿入口部がそれぞれ備わり、下段部
に第1プラグ挿入口部に連通する第1プラグ挿入空間
と、第1および第2の2つのプラグ挿入口部の並び方向
において第1プラグ挿入空間に臨みかつそのプラグ挿入
空間に挿入されてきたプラグの電極に接点が接触して上
記並び方向に撓み変形される第1プラグ用接片とが配備
されている一方、上段部に第2プラグ挿入口部に連通す
る第2プラグ挿入空間と、上記並び方向において第2プ
ラグ挿入空間に臨みかつそのプラグ挿入空間に挿入され
てきたプラグの電極に接点が接触して上記並び方向に撓
み変形される第2プラグ用接片とが配備されており、第
1プラグ用接片の下段部側組付け部と第2プラグ用接片
の上段部側組付け部とが上記ボディにおける相反する側
の側面で開放され、第1プラグ用接片に設けられた接続
端子が下段部側組付け部の下壁部に設けられた第1溝部
に圧入状態で挿通されてボディの下方に突出され、第2
プラグ用接片に設けられた接続端子が下段部側組付け部
の側壁部に設けられた第2溝部に圧入状態で挿通されて
ボディの下方に突出されている、というものである。
段式ジャックは、電気絶縁性のボディが下段部と上段部
とに区画されており、下段部に第1プラグ挿入口部が、
上段部に第2プラグ挿入口部がそれぞれ備わり、下段部
に第1プラグ挿入口部に連通する第1プラグ挿入空間
と、第1および第2の2つのプラグ挿入口部の並び方向
において第1プラグ挿入空間に臨みかつそのプラグ挿入
空間に挿入されてきたプラグの電極に接点が接触して上
記並び方向に撓み変形される第1プラグ用接片とが配備
されている一方、上段部に第2プラグ挿入口部に連通す
る第2プラグ挿入空間と、上記並び方向において第2プ
ラグ挿入空間に臨みかつそのプラグ挿入空間に挿入され
てきたプラグの電極に接点が接触して上記並び方向に撓
み変形される第2プラグ用接片とが配備されており、第
1プラグ用接片の下段部側組付け部と第2プラグ用接片
の上段部側組付け部とが上記ボディにおける相反する側
の側面で開放され、第1プラグ用接片に設けられた接続
端子が下段部側組付け部の下壁部に設けられた第1溝部
に圧入状態で挿通されてボディの下方に突出され、第2
プラグ用接片に設けられた接続端子が下段部側組付け部
の側壁部に設けられた第2溝部に圧入状態で挿通されて
ボディの下方に突出されている、というものである。
【0013】請求項2に係る発明の二段式ジャックは、
第1および第2のプラグ用接片がそれぞれ複数配備さ
れ、それらのプラグ用接片のすべてが、第1および第2
の2つのプラグ挿入口部の並び方向においてプラグ挿入
空間に臨みかつプラグ挿入空間に挿入されてきたプラグ
の電極に接点が接触して上記並び方向に撓み変形される
ように構成されている、というものである。
第1および第2のプラグ用接片がそれぞれ複数配備さ
れ、それらのプラグ用接片のすべてが、第1および第2
の2つのプラグ挿入口部の並び方向においてプラグ挿入
空間に臨みかつプラグ挿入空間に挿入されてきたプラグ
の電極に接点が接触して上記並び方向に撓み変形される
ように構成されている、というものである。
【0014】請求項3に係る発明の二段式ジャックは、
固定接片とこの固定接片の固定接点に対して離接される
可動接点を備えた可動接片とにより構成され、その可動
接片の先端部に、プラグ挿入空間に挿入されてきたプラ
グに接触して上記可動接点を上記固定接点から離反させ
る方向に当該可動接片を撓み変形させる当り部が設けら
れた第1および第2のスイッチ接片機構を備え、第1ス
イッチ接片機構の当り部が、第1および第2の2つのプ
ラグ挿入口部の並び方向において第1プラグ挿入空間に
臨みかつその当り部の撓み変形する方向が上記並び方向
に合わされ、第2スイッチ接片機構の当り部が、上記並
び方向において第2プラグ挿入空間に臨みかつその当り
部の撓み変形する方向が上記並び方向に合わされてい
る、というものである。
固定接片とこの固定接片の固定接点に対して離接される
可動接点を備えた可動接片とにより構成され、その可動
接片の先端部に、プラグ挿入空間に挿入されてきたプラ
グに接触して上記可動接点を上記固定接点から離反させ
る方向に当該可動接片を撓み変形させる当り部が設けら
れた第1および第2のスイッチ接片機構を備え、第1ス
イッチ接片機構の当り部が、第1および第2の2つのプ
ラグ挿入口部の並び方向において第1プラグ挿入空間に
臨みかつその当り部の撓み変形する方向が上記並び方向
に合わされ、第2スイッチ接片機構の当り部が、上記並
び方向において第2プラグ挿入空間に臨みかつその当り
部の撓み変形する方向が上記並び方向に合わされてい
る、というものである。
【0015】請求項4に係る発明の二段式ジャックは、
第1プラグ用接片および第1スイッチ接片機構の下段部
側組付け部と第2プラグ用接片および第2スイッチ接片
機構の上段部側組付け部とが上記ボディにおける相反す
る側の側面で開放され、第1プラグ用接片および第1ス
イッチ接片機構に設けられた接続端子が下段部側組付け
部の下壁部に設けられた第1溝部に圧入状態で挿通され
てボディの下方に突出され、第2プラグ用接片および第
2スイッチ接片機構に設けられた接続端子が、下段部側
組付け部の側壁部に設けられた第2溝部に圧入状態で挿
通されてボディの下方に突出されている、というもので
ある。
第1プラグ用接片および第1スイッチ接片機構の下段部
側組付け部と第2プラグ用接片および第2スイッチ接片
機構の上段部側組付け部とが上記ボディにおける相反す
る側の側面で開放され、第1プラグ用接片および第1ス
イッチ接片機構に設けられた接続端子が下段部側組付け
部の下壁部に設けられた第1溝部に圧入状態で挿通され
てボディの下方に突出され、第2プラグ用接片および第
2スイッチ接片機構に設けられた接続端子が、下段部側
組付け部の側壁部に設けられた第2溝部に圧入状態で挿
通されてボディの下方に突出されている、というもので
ある。
【0016】請求項5に係る発明の二段式ジャックは、
第1溝部が、下段部側組付け部の開放側から下壁部に切
り込まれており、第2溝部が、上段部側組付け部の開放
側から側壁部に切り込まれている、というものである。
第1溝部が、下段部側組付け部の開放側から下壁部に切
り込まれており、第2溝部が、上段部側組付け部の開放
側から側壁部に切り込まれている、というものである。
【0017】請求項6に係る発明の二段式ジャックは、
下段部側組付け部の開放部と上段部側組付け部の開放部
とがそれらに装着されたカバー体により塞がれ、このカ
バー体の装着されたボディが金属フレームにより取り囲
まれ、この金属フレームに設けられた接続端子が、ボデ
ィの下方に突出されている、というものである。
下段部側組付け部の開放部と上段部側組付け部の開放部
とがそれらに装着されたカバー体により塞がれ、このカ
バー体の装着されたボディが金属フレームにより取り囲
まれ、この金属フレームに設けられた接続端子が、ボデ
ィの下方に突出されている、というものである。
【0018】
【作用】請求項1に係る発明によれば、第1プラグ用接
片が第1および第2の2つのプラグ挿入口部の並び方向
において第1プラグ挿入空間に臨みかつそのプラグ挿入
空間に挿入されてきたプラグの電極に接点が接触して上
記並び方向に撓み変形されるので、第1プラグ挿入空間
の横(すなわち上記並び方向に直交する側)に第1プラ
グ用接片の組付け場所や可動接片の撓み変形代を確保す
る必要がなくなる。特に、請求項2に係る発明によれ
ば、第1プラグ挿入空間の横に第1プラグ用接片の組付
け場所や可動接片の撓み変形代を確保する必要がまった
くなくなる。第2プラグ挿入空間と第2プラグ用接片と
の位置関係についても同様の作用が発揮される。
片が第1および第2の2つのプラグ挿入口部の並び方向
において第1プラグ挿入空間に臨みかつそのプラグ挿入
空間に挿入されてきたプラグの電極に接点が接触して上
記並び方向に撓み変形されるので、第1プラグ挿入空間
の横(すなわち上記並び方向に直交する側)に第1プラ
グ用接片の組付け場所や可動接片の撓み変形代を確保す
る必要がなくなる。特に、請求項2に係る発明によれ
ば、第1プラグ挿入空間の横に第1プラグ用接片の組付
け場所や可動接片の撓み変形代を確保する必要がまった
くなくなる。第2プラグ挿入空間と第2プラグ用接片と
の位置関係についても同様の作用が発揮される。
【0019】以上の作用は、ボディの下段部と上段部と
に振り分けて第1プラグ用接片や第2プラグ用などを配
備した場合にも発揮される。
に振り分けて第1プラグ用接片や第2プラグ用などを配
備した場合にも発揮される。
【0020】また、長くせざるを得ない第2プラグ用接
片の接続端子が、下段部側組付け部の側壁部に設けられ
た第2溝部に圧入状態で挿通されているので、それらの
接続端子が第2溝部に支持されてその曲がり変形が防止
される。
片の接続端子が、下段部側組付け部の側壁部に設けられ
た第2溝部に圧入状態で挿通されているので、それらの
接続端子が第2溝部に支持されてその曲がり変形が防止
される。
【0021】請求項3に係る発明によれば、第1スイッ
チ接片機構や第2スイッチ接片機構における可動接片の
撓み変形代をそれぞれに対応するプラグ挿入空間の横に
確保する必要がなくなる。この作用は、請求項5に係る
発明のようにボディの下段部と上段部とに振り分けて第
1スイッチ接片機構や第2スイッチ接片機構などを配備
した場合にも発揮される。
チ接片機構や第2スイッチ接片機構における可動接片の
撓み変形代をそれぞれに対応するプラグ挿入空間の横に
確保する必要がなくなる。この作用は、請求項5に係る
発明のようにボディの下段部と上段部とに振り分けて第
1スイッチ接片機構や第2スイッチ接片機構などを配備
した場合にも発揮される。
【0022】請求項4に係る発明によれば、長くせざる
を得ない第2スイッチ接片機構における固定接片や可動
接片の接続端子が、下段部側組付け部の側壁部に設けら
れた第2溝部に圧入状態で挿通されているので、それら
の接続端子が第2溝部に支持されてその曲がり変形が防
止される。
を得ない第2スイッチ接片機構における固定接片や可動
接片の接続端子が、下段部側組付け部の側壁部に設けら
れた第2溝部に圧入状態で挿通されているので、それら
の接続端子が第2溝部に支持されてその曲がり変形が防
止される。
【0023】請求項5に係る発明によれば、第1プラグ
用接片と第1スイッチ接片機構の固定接片および可動接
片とを下段部側組付け部の開放側からその下段部側組付
け部に組み込むことができ、第2プラグ用接片と第2ス
イッチ接片機構の固定接片および可動接片とを上段部側
組付け部の開放側からその上段部側組付け部に組み込む
ことができるので、それらの組込みが容易であり、しか
も組込み後の保守や修理が容易になる。
用接片と第1スイッチ接片機構の固定接片および可動接
片とを下段部側組付け部の開放側からその下段部側組付
け部に組み込むことができ、第2プラグ用接片と第2ス
イッチ接片機構の固定接片および可動接片とを上段部側
組付け部の開放側からその上段部側組付け部に組み込む
ことができるので、それらの組込みが容易であり、しか
も組込み後の保守や修理が容易になる。
【0024】請求項6に係る発明によれば、金属フレー
ムに設けられた接続端子を配線基板に固着することによ
って、二段式ジャックの配線基板への実装状態が安定す
る。
ムに設けられた接続端子を配線基板に固着することによ
って、二段式ジャックの配線基板への実装状態が安定す
る。
【0025】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る二段式ジャック
のボディ10に確保される下段部側組付け部M1と上段
部側組付け部M2との位置関係を説明するための正面
図、図2と図3はボディ10とカバー体94,95とを
示す概略斜視図、図4はボディ10の正面図、図5は図
4のV−V線に沿う部分を一部破断したものに相当する
二段式ジャックの一部破断側面図、図6〜図9は下段部
側組付け部M1に組み込まれる接片類を説明的に示した
斜視図、図10は二段式ジャックの右側面図、図11〜
図13は上段部側組付け部M2に組み込まれる接片類を
説明的に示した斜視図、図14は二段式ジャックの底面
図、図15はボディ10を金属フレーム96で取り囲ん
だ二段式ジャックの正面図、図16は同左側面図であ
る。
のボディ10に確保される下段部側組付け部M1と上段
部側組付け部M2との位置関係を説明するための正面
図、図2と図3はボディ10とカバー体94,95とを
示す概略斜視図、図4はボディ10の正面図、図5は図
4のV−V線に沿う部分を一部破断したものに相当する
二段式ジャックの一部破断側面図、図6〜図9は下段部
側組付け部M1に組み込まれる接片類を説明的に示した
斜視図、図10は二段式ジャックの右側面図、図11〜
図13は上段部側組付け部M2に組み込まれる接片類を
説明的に示した斜視図、図14は二段式ジャックの底面
図、図15はボディ10を金属フレーム96で取り囲ん
だ二段式ジャックの正面図、図16は同左側面図であ
る。
【0026】図1に示したように、本発明の実施例に係
る二段式ジャックは、基本的に、ボディ10が下段部と
上段部とに2区画され、下段部側においては、右側壁1
1と下壁部12と中壁部13とで囲まれる部分が下段部
側組付け部M1となされ、上段部側の区画においては、
左側壁部14と上壁部15と上記中壁部13とで囲まれ
る部分が上段部側組付け部M2となされている。また、
図2や図3で判るように、ボディ10の前壁部16にお
いては、間隔を隔てて2段に並ぶ第1および第2のプラ
グ挿入口部17,18が下段部側および上段部側の各区
画に振り分けて設けられている。
る二段式ジャックは、基本的に、ボディ10が下段部と
上段部とに2区画され、下段部側においては、右側壁1
1と下壁部12と中壁部13とで囲まれる部分が下段部
側組付け部M1となされ、上段部側の区画においては、
左側壁部14と上壁部15と上記中壁部13とで囲まれ
る部分が上段部側組付け部M2となされている。また、
図2や図3で判るように、ボディ10の前壁部16にお
いては、間隔を隔てて2段に並ぶ第1および第2のプラ
グ挿入口部17,18が下段部側および上段部側の各区
画に振り分けて設けられている。
【0027】図5のように、下段部側組付け部M1には
2つの第1プラグ用接片21,22と、2つの第1スイ
ッチ接片機構23,24とが組み付けられており、これ
らが第1プラグ挿入口部17に連通して形成された第1
プラグ挿入空間25に対応している。次に、これらの第
1プラグ用接片21,22や第1スイッチ接片機構2
3,24の構造や下段部側組付け部M1への組付け状態
を個別に説明する。なお、2つの第1プラグ用接片2
1,22を図8と図9とに示してあり、2つの第1スイ
ッチ接片機構23,24を図6と図7とに示してある。
2つの第1プラグ用接片21,22と、2つの第1スイ
ッチ接片機構23,24とが組み付けられており、これ
らが第1プラグ挿入口部17に連通して形成された第1
プラグ挿入空間25に対応している。次に、これらの第
1プラグ用接片21,22や第1スイッチ接片機構2
3,24の構造や下段部側組付け部M1への組付け状態
を個別に説明する。なお、2つの第1プラグ用接片2
1,22を図8と図9とに示してあり、2つの第1スイ
ッチ接片機構23,24を図6と図7とに示してある。
【0028】図8の第1プラグ用接片21は、C形部2
6の上下方向で対向する2つの端部のそれぞれに同一方
向に湾曲された接点27,27を有すると共に、C形部
26の中間部に切起し状の係合爪28を有しており、さ
らにC形部26からL形部29を介して下向きに接続端
子31が延出されている。この第1プラグ用接片21
は、図5のように、そのL形部29や接続端子31がボ
ディ10における下段部側組付け部M1から下壁部12
に亘って設けられた第1溝部32に圧入されて接続端子
31がボディ10の下方に突出されている。そして、一
対の接点27,27が第1プラグ挿入空間25に上下方
向から臨んでその第1プラグ挿入空間25に少し突き出
ている。ここで、上下方向は、第1プラグ挿入口部17
と第2プラグ挿入口部18との並び方向A(以下、上下
方向Aという)に一致する。したがって、第1プラグ挿
入口部17から第1プラグ挿入空間18にプラグP1が
挿入されてくると、このプラグP1の電極に接点27,
27が接触して第1プラグ用接片21(具体的には接点
27,27)が上下方向Aに撓み変形される。なお、こ
の実施例では、第1プラグ用接片21のC形部26が第
1プラグ挿入空間25を取り巻くように配置されてお
り、そのC形部26の一部の端面がボディ10の右側面
側に露出している(図10参照)。
6の上下方向で対向する2つの端部のそれぞれに同一方
向に湾曲された接点27,27を有すると共に、C形部
26の中間部に切起し状の係合爪28を有しており、さ
らにC形部26からL形部29を介して下向きに接続端
子31が延出されている。この第1プラグ用接片21
は、図5のように、そのL形部29や接続端子31がボ
ディ10における下段部側組付け部M1から下壁部12
に亘って設けられた第1溝部32に圧入されて接続端子
31がボディ10の下方に突出されている。そして、一
対の接点27,27が第1プラグ挿入空間25に上下方
向から臨んでその第1プラグ挿入空間25に少し突き出
ている。ここで、上下方向は、第1プラグ挿入口部17
と第2プラグ挿入口部18との並び方向A(以下、上下
方向Aという)に一致する。したがって、第1プラグ挿
入口部17から第1プラグ挿入空間18にプラグP1が
挿入されてくると、このプラグP1の電極に接点27,
27が接触して第1プラグ用接片21(具体的には接点
27,27)が上下方向Aに撓み変形される。なお、こ
の実施例では、第1プラグ用接片21のC形部26が第
1プラグ挿入空間25を取り巻くように配置されてお
り、そのC形部26の一部の端面がボディ10の右側面
側に露出している(図10参照)。
【0029】図9の第1プラグ用接片22は、平板部3
3に切起し状に形成された接片部34の先端に湾曲した
接点35を有すると共に、平板部33から延び出たL形
部36に下向きに接続端子37が延出されている。この
第1プラグ用接片22は、図5のように、そのL形部3
6や接続端子37がボディ10における下段部側組付け
部M1から下壁部12に亘って設けられた別の第1溝部
38に圧入されて接続端子37がボディ10の下方に突
出されている。そして、接点35が第1プラグ挿入空間
25に上方から臨んでその第1プラグ挿入空間25に少
し突き出ている。したがって、第1プラグ挿入空間25
に挿入されてきたプラグP1の電極に接点35が接触し
て第1プラグ用接片22(具体的には接片部34)が上
方(上記並び方向に相当する)に撓み変形される。
3に切起し状に形成された接片部34の先端に湾曲した
接点35を有すると共に、平板部33から延び出たL形
部36に下向きに接続端子37が延出されている。この
第1プラグ用接片22は、図5のように、そのL形部3
6や接続端子37がボディ10における下段部側組付け
部M1から下壁部12に亘って設けられた別の第1溝部
38に圧入されて接続端子37がボディ10の下方に突
出されている。そして、接点35が第1プラグ挿入空間
25に上方から臨んでその第1プラグ挿入空間25に少
し突き出ている。したがって、第1プラグ挿入空間25
に挿入されてきたプラグP1の電極に接点35が接触し
て第1プラグ用接片22(具体的には接片部34)が上
方(上記並び方向に相当する)に撓み変形される。
【0030】図6の第1スイッチ接片機構24は、固定
接片39とこの固定接片39の固定接点41に対して離
接される可動接点43を備えた可動接片42とにより構
成され、その可動接片42の先端部に当り部44が設け
られており、また、固定接片39に接続端子45が、可
動接片42に接続端子46がそれぞれ下向きに延出され
ている。この第1スイッチ接片機構24においては、図
5のように、固定接片39の接続端子45がボディ10
の下壁部12に設けられた別の第1溝部47に圧入され
て接続端子45がボディ10の下方に突出されている。
また、可動接片42の接続端子46がボディ10の下壁
部12に設けられた別の第1溝部48に圧入されて接続
端子46がボディ10の下方に突出されている。そし
て、当り部44が第1プラグ挿入空間25に下方から臨
んでその第1プラグ挿入空間25に少し突き出ている。
したがって、第1プラグ挿入空間25に挿入されてきた
プラグP1に当り部44が接触すると、その当り部44
が可動接片42を下方に撓み変形させて可動接点43を
固定接点41から離反させる。
接片39とこの固定接片39の固定接点41に対して離
接される可動接点43を備えた可動接片42とにより構
成され、その可動接片42の先端部に当り部44が設け
られており、また、固定接片39に接続端子45が、可
動接片42に接続端子46がそれぞれ下向きに延出され
ている。この第1スイッチ接片機構24においては、図
5のように、固定接片39の接続端子45がボディ10
の下壁部12に設けられた別の第1溝部47に圧入され
て接続端子45がボディ10の下方に突出されている。
また、可動接片42の接続端子46がボディ10の下壁
部12に設けられた別の第1溝部48に圧入されて接続
端子46がボディ10の下方に突出されている。そし
て、当り部44が第1プラグ挿入空間25に下方から臨
んでその第1プラグ挿入空間25に少し突き出ている。
したがって、第1プラグ挿入空間25に挿入されてきた
プラグP1に当り部44が接触すると、その当り部44
が可動接片42を下方に撓み変形させて可動接点43を
固定接点41から離反させる。
【0031】図7の第1スイッチ接片機構23は、固定
接片49とこの固定接片49の固定接点51に対して離
接される可動接点53を備えた可動接片52とにより構
成され、その可動接片52の先端部に当り部54が設け
られており、また、固定接片49に接続端子55が、可
動接片52に接続端子56がそれぞれ下向きに延出され
ている。この第1スイッチ接片機構23においては、図
5のように、固定接片49の接続端子55がボディ10
の下壁部12に設けられた別の第1溝部57に圧入され
て接続端子55がボディ10の下方に突出されている。
また、可動接片52の接続端子56がボディ10の下壁
部12に設けられた別の第1溝部58に圧入されて接続
端子56がボディ10の下方に突出されている。そし
て、当り部54が第1プラグ挿入空間25に下方から臨
んでその第1プラグ挿入空間25に少し突き出ている。
したがって、第1プラグ挿入空間25に挿入されてきた
プラグP1に当り部54が接触すると、その当り部54
が可動接片52を下方に撓み変形させて可動接点53を
固定接点51から離反させる。
接片49とこの固定接片49の固定接点51に対して離
接される可動接点53を備えた可動接片52とにより構
成され、その可動接片52の先端部に当り部54が設け
られており、また、固定接片49に接続端子55が、可
動接片52に接続端子56がそれぞれ下向きに延出され
ている。この第1スイッチ接片機構23においては、図
5のように、固定接片49の接続端子55がボディ10
の下壁部12に設けられた別の第1溝部57に圧入され
て接続端子55がボディ10の下方に突出されている。
また、可動接片52の接続端子56がボディ10の下壁
部12に設けられた別の第1溝部58に圧入されて接続
端子56がボディ10の下方に突出されている。そし
て、当り部54が第1プラグ挿入空間25に下方から臨
んでその第1プラグ挿入空間25に少し突き出ている。
したがって、第1プラグ挿入空間25に挿入されてきた
プラグP1に当り部54が接触すると、その当り部54
が可動接片52を下方に撓み変形させて可動接点53を
固定接点51から離反させる。
【0032】図10のように、上段部側組付け部M2に
は第2プラグ用接片61と、2つの第2スイッチ接片機
構62,63とが組み付けられており、これらが第2プ
ラグ挿入口部18に連通して形成された第2プラグ挿入
空間64に対応している。次に、これらの第2プラグ用
接片61や第2スイッチ接片機構62,63の構造や上
段部側組付け部M2への組付け状態を個別に説明する。
なお、第2プラグ用接片61を図11に示してあり、2
つの第2スイッチ接片機構62,63を図12と図13
とに示してある。
は第2プラグ用接片61と、2つの第2スイッチ接片機
構62,63とが組み付けられており、これらが第2プ
ラグ挿入口部18に連通して形成された第2プラグ挿入
空間64に対応している。次に、これらの第2プラグ用
接片61や第2スイッチ接片機構62,63の構造や上
段部側組付け部M2への組付け状態を個別に説明する。
なお、第2プラグ用接片61を図11に示してあり、2
つの第2スイッチ接片機構62,63を図12と図13
とに示してある。
【0033】図11の第2プラグ用接片61は、C形部
65の上下方向で対向する2つの端部のそれぞれに同一
方向に湾曲された接点66,66を有すると共に、C形
部26から下向きに接続端子67が延出されている。こ
の第2プラグ用接片61は、図10のように、その長い
接続端子67がボディ10における下段部側組付け部M
1の右側壁部11に設けられた長い第2溝部68に圧入
されて接続端子67がボディ10の下方に突出されてい
る。そして、一対の接点66,66が第2プラグ挿入空
間64に上下方向Aから臨んでその第2プラグ挿入空間
64に少し突き出ている。したがって、第2プラグ挿入
口部18から第2プラグ挿入空間64にプラグP2が挿
入されてくると、このプラグP2の電極に接点66,6
6が接触して第2プラグ用接片61(具体的には接点6
6,66)が上下方向Aに撓み変形される。なお、この
実施例では、第2プラグ用接片61のC形部65が第2
プラグ挿入空間64を取り巻くように配置されている。
65の上下方向で対向する2つの端部のそれぞれに同一
方向に湾曲された接点66,66を有すると共に、C形
部26から下向きに接続端子67が延出されている。こ
の第2プラグ用接片61は、図10のように、その長い
接続端子67がボディ10における下段部側組付け部M
1の右側壁部11に設けられた長い第2溝部68に圧入
されて接続端子67がボディ10の下方に突出されてい
る。そして、一対の接点66,66が第2プラグ挿入空
間64に上下方向Aから臨んでその第2プラグ挿入空間
64に少し突き出ている。したがって、第2プラグ挿入
口部18から第2プラグ挿入空間64にプラグP2が挿
入されてくると、このプラグP2の電極に接点66,6
6が接触して第2プラグ用接片61(具体的には接点6
6,66)が上下方向Aに撓み変形される。なお、この
実施例では、第2プラグ用接片61のC形部65が第2
プラグ挿入空間64を取り巻くように配置されている。
【0034】図12の第2スイッチ接片機構62は、固
定接片69とこの固定接片69の固定接点71に対して
離接される可動接点73を備えた可動接片72とにより
構成され、その可動接片72の先端部に当り部74が設
けられている。また、可動接片72には中間端子75が
設けられており、この中間端子75には下向きに長い接
続端子77が延出された中間端子76が重なり接続され
ている。固定接片69には長い接続端子78が下向きに
延出されている。この第2スイッチ接片機構62におい
ては、図10のように、固定接片69の長い接続端子7
8がボディ10における下段部側組付け部M1の右側壁
部11に設けられた別の長い第2溝部79に圧入されて
接続端子78がボディ10の下方に突出されている。ま
た、長い接続端子77がボディ10における下段部側組
付け部M1の右側壁部11に設けられた別の長い第2溝
部81に圧入されて接続端子77がボディ10の下方に
突出されていると共に、中間端子75,76同士が重な
り合って第2溝部81に圧入されている。そして、可動
接片73の当り部74が第2プラグ挿入空間64に下方
から臨んでその第2プラグ挿入空間64に少し突き出て
いる。したがって、第2プラグ挿入空間64にプラグP
2が挿入されてくると、このプラグP2の電極に当り部
74が接触すると、その当り部74が可動接片72を下
方に撓み変形させて可動接点73を固定接点71から離
反させる。
定接片69とこの固定接片69の固定接点71に対して
離接される可動接点73を備えた可動接片72とにより
構成され、その可動接片72の先端部に当り部74が設
けられている。また、可動接片72には中間端子75が
設けられており、この中間端子75には下向きに長い接
続端子77が延出された中間端子76が重なり接続され
ている。固定接片69には長い接続端子78が下向きに
延出されている。この第2スイッチ接片機構62におい
ては、図10のように、固定接片69の長い接続端子7
8がボディ10における下段部側組付け部M1の右側壁
部11に設けられた別の長い第2溝部79に圧入されて
接続端子78がボディ10の下方に突出されている。ま
た、長い接続端子77がボディ10における下段部側組
付け部M1の右側壁部11に設けられた別の長い第2溝
部81に圧入されて接続端子77がボディ10の下方に
突出されていると共に、中間端子75,76同士が重な
り合って第2溝部81に圧入されている。そして、可動
接片73の当り部74が第2プラグ挿入空間64に下方
から臨んでその第2プラグ挿入空間64に少し突き出て
いる。したがって、第2プラグ挿入空間64にプラグP
2が挿入されてくると、このプラグP2の電極に当り部
74が接触すると、その当り部74が可動接片72を下
方に撓み変形させて可動接点73を固定接点71から離
反させる。
【0035】図13の第2スイッチ接片機構63は、固
定接片82とこの固定接片82の固定接点83に対して
離接される可動接点85を備えた可動接片84とにより
構成され、その可動接片84の中間部に当り部86が設
けられている。また、可動接片84には中間端子88が
設けられており、この中間端子88には下向きに長い接
続端子89が延出された中間端子91が重なり接続され
ている。固定接片82には長い接続端子87が下向きに
延出されている。この第2スイッチ接片機構63におい
ては、図10のように、固定接片82の長い接続端子8
7がボディ10における下段部側組付け部M1の右側壁
部11に設けられた別の長い第2溝部92に圧入されて
接続端子87がボディ10の下方に突出されている。ま
た、長い接続端子89がボディ10における下段部側組
付け部M1の右側壁部11に設けられた別の長い第2溝
部93に圧入されて接続端子89がボディ10の下方に
突出されていると共に、中間端子88,91同士が重な
り合って第2溝部93に圧入されている。そして、可動
接片84の当り部86が第2プラグ挿入空間64に上方
から臨んでその第2プラグ挿入空間64に少し突き出て
いる。したがって、第2プラグ挿入空間64にプラグP
2が挿入されてくると、このプラグP2の電極に当り部
86が接触すると、その当り部86が可動接片84を下
方に撓み変形させて可動接点85を固定接点83から離
反させる。
定接片82とこの固定接片82の固定接点83に対して
離接される可動接点85を備えた可動接片84とにより
構成され、その可動接片84の中間部に当り部86が設
けられている。また、可動接片84には中間端子88が
設けられており、この中間端子88には下向きに長い接
続端子89が延出された中間端子91が重なり接続され
ている。固定接片82には長い接続端子87が下向きに
延出されている。この第2スイッチ接片機構63におい
ては、図10のように、固定接片82の長い接続端子8
7がボディ10における下段部側組付け部M1の右側壁
部11に設けられた別の長い第2溝部92に圧入されて
接続端子87がボディ10の下方に突出されている。ま
た、長い接続端子89がボディ10における下段部側組
付け部M1の右側壁部11に設けられた別の長い第2溝
部93に圧入されて接続端子89がボディ10の下方に
突出されていると共に、中間端子88,91同士が重な
り合って第2溝部93に圧入されている。そして、可動
接片84の当り部86が第2プラグ挿入空間64に上方
から臨んでその第2プラグ挿入空間64に少し突き出て
いる。したがって、第2プラグ挿入空間64にプラグP
2が挿入されてくると、このプラグP2の電極に当り部
86が接触すると、その当り部86が可動接片84を下
方に撓み変形させて可動接点85を固定接点83から離
反させる。
【0036】図2や図3に示すように、ボディ10には
カバー体94,95が付設されており、下段部側組付け
部M1の開放部にカバー体94が装着され、上段部側組
付け部M2の開放部にカバー体95が装着されて、それ
ぞれの開放部がカバー体94,95に塞がれる。また、
図15や図16に示すように、カバー体94,95の装
着されたボディ10の前面、後面、左右の側面および上
面がシールドフレームとして機能する金属フレーム96
により取り囲まれ、この金属フレーム96の下端に設け
られた複数の接続端子97が、ボディ10の下方に突出
されている。
カバー体94,95が付設されており、下段部側組付け
部M1の開放部にカバー体94が装着され、上段部側組
付け部M2の開放部にカバー体95が装着されて、それ
ぞれの開放部がカバー体94,95に塞がれる。また、
図15や図16に示すように、カバー体94,95の装
着されたボディ10の前面、後面、左右の側面および上
面がシールドフレームとして機能する金属フレーム96
により取り囲まれ、この金属フレーム96の下端に設け
られた複数の接続端子97が、ボディ10の下方に突出
されている。
【0037】この実施例において、上記した複数の第1
溝部32,38,47,48,58,57はいずれも下
段部側組付け部M1の開放側から下壁部12に切り込ま
れており、第2溝部68,79,81,89はいずれも
上段部側組付け部M2の開放側から右側壁部11に切り
込まれている。
溝部32,38,47,48,58,57はいずれも下
段部側組付け部M1の開放側から下壁部12に切り込ま
れており、第2溝部68,79,81,89はいずれも
上段部側組付け部M2の開放側から右側壁部11に切り
込まれている。
【0038】以上のように構成された二段式ジャックに
あっては、第1プラグ挿入空間25の横に第1プラグ用
接片21,34や第1スイッチ接片機構23,24の可
動接片42,52の撓み変形代を確保する必要がなくな
り、また、第2プラグ挿入空間64の横に第2プラグ用
接片61や第2スイッチ接片機構62,63の可動接片
72,84の撓み変形代を確保する必要がなくなり、し
かも、第2プラグ用接片61の接続端子67や第2スイ
ッチ接片機構62,63の接続端子77,78,87,
89が右側壁部11に設けられた長い第2溝部68,7
9,81,92,93に挿通されているので、短い横幅
のボディ10を使って二段式ジャックを構成できる。し
かも、長くせざるを得ない接続端子77,78,87,
89が、下段部側組付け部M1の右側壁部11に設けら
れた長い第2溝部68,79,81,92,93に圧入
状態で挿通されているので、それらの接続端子77,7
8,87,89が第2溝部68,79,81,92,9
3に支持されてその曲がり変形が防止されるという利点
がある。さらに、第1プラグ用接片21,34や第1ス
イッチ接片機構23,24を下段部側組付け部M1の開
放側からその下段部側組付け部M1に組み込むことがで
き、第2プラグ用接片61や第2スイッチ接片機構6
2,63を上段部側組付け部M2の開放側からその上段
部側組付け部M2に容易に組み込むことができ、しかも
組込み後の保守や修理も容易になる。そして、第2スイ
ッチ接片機構62,63のように、可動接片72,84
とその接続端子77,87とを別体に形成すると共に、
可動接片72,84側の中間端子75,88と接続端子
77,87側の中間端子76,91とを第2溝部81,
93に圧入して重ね接続するようにしておくと、ボディ
10へのそれらの組込みが容易に行えるようになるだけ
でなく、接続端子77,87のボディ10の下方への引
出しについての自由度が向上するという利点がある。そ
のほか、金属フレーム96に設けられた接続端子97を
図15,16に一点鎖線で示した配線基板PBに半田付
けなどで固着することによって、二段式ジャックの配線
基板PBへの実装状態が安定する。
あっては、第1プラグ挿入空間25の横に第1プラグ用
接片21,34や第1スイッチ接片機構23,24の可
動接片42,52の撓み変形代を確保する必要がなくな
り、また、第2プラグ挿入空間64の横に第2プラグ用
接片61や第2スイッチ接片機構62,63の可動接片
72,84の撓み変形代を確保する必要がなくなり、し
かも、第2プラグ用接片61の接続端子67や第2スイ
ッチ接片機構62,63の接続端子77,78,87,
89が右側壁部11に設けられた長い第2溝部68,7
9,81,92,93に挿通されているので、短い横幅
のボディ10を使って二段式ジャックを構成できる。し
かも、長くせざるを得ない接続端子77,78,87,
89が、下段部側組付け部M1の右側壁部11に設けら
れた長い第2溝部68,79,81,92,93に圧入
状態で挿通されているので、それらの接続端子77,7
8,87,89が第2溝部68,79,81,92,9
3に支持されてその曲がり変形が防止されるという利点
がある。さらに、第1プラグ用接片21,34や第1ス
イッチ接片機構23,24を下段部側組付け部M1の開
放側からその下段部側組付け部M1に組み込むことがで
き、第2プラグ用接片61や第2スイッチ接片機構6
2,63を上段部側組付け部M2の開放側からその上段
部側組付け部M2に容易に組み込むことができ、しかも
組込み後の保守や修理も容易になる。そして、第2スイ
ッチ接片機構62,63のように、可動接片72,84
とその接続端子77,87とを別体に形成すると共に、
可動接片72,84側の中間端子75,88と接続端子
77,87側の中間端子76,91とを第2溝部81,
93に圧入して重ね接続するようにしておくと、ボディ
10へのそれらの組込みが容易に行えるようになるだけ
でなく、接続端子77,87のボディ10の下方への引
出しについての自由度が向上するという利点がある。そ
のほか、金属フレーム96に設けられた接続端子97を
図15,16に一点鎖線で示した配線基板PBに半田付
けなどで固着することによって、二段式ジャックの配線
基板PBへの実装状態が安定する。
【0039】
【発明の効果】請求項1や請求項2に係る発明による
と、第1プラグ挿入空間や第2プラグ挿入空間の横に第
1プラグ用接片や第2プラグ用接片の組付けスペースや
可動接片の撓み変形代を確保する必要がなくなるので、
それだけ二段式ジャックの横幅を短くすることが可能に
なるという効果がある。さらに、長さの長い第2プラグ
用接片の接続端子が圧入状態で挿通された第2溝部によ
って、その接続端子の曲がり変形が防止されるという効
果がある。請求項3に係る発明のように構成すると、第
1スイッチ接片機構や第2スイッチ接片機構を設けた二
段式ジャックにおいても同様の効果が奏される。
と、第1プラグ挿入空間や第2プラグ挿入空間の横に第
1プラグ用接片や第2プラグ用接片の組付けスペースや
可動接片の撓み変形代を確保する必要がなくなるので、
それだけ二段式ジャックの横幅を短くすることが可能に
なるという効果がある。さらに、長さの長い第2プラグ
用接片の接続端子が圧入状態で挿通された第2溝部によ
って、その接続端子の曲がり変形が防止されるという効
果がある。請求項3に係る発明のように構成すると、第
1スイッチ接片機構や第2スイッチ接片機構を設けた二
段式ジャックにおいても同様の効果が奏される。
【0040】請求項4に係る発明によると、長さの長い
第2スイッチ接片機構における固定接片や可動接片の接
続端子が圧入状態で挿通された第2溝部によって、それ
らの接続端子の曲がり変形が防止されるという効果があ
る。
第2スイッチ接片機構における固定接片や可動接片の接
続端子が圧入状態で挿通された第2溝部によって、それ
らの接続端子の曲がり変形が防止されるという効果があ
る。
【0041】請求項5に係る発明によると、下段側組付
けスペースに第1プラグ用接片や第1スイッチ接片機構
の固定接片および可動接片とを組み込むときに、上段側
組付けスペースに組み込んだ第2プラグ用接片や第2ス
イッチ接片機構がじゃまにならず、その逆に、上段側組
付けスペースに第2プラグ用接片や第2スイッチ接片機
構の固定接片および可動接片とを組み込むときに、下段
側組付けスペースに組み込んだ第1プラグ用接片や第1
スイッチ接片機構がじゃまにならないので、それらの組
込みを容易に行えるようになり、また、組込み後の保守
や修理が容易になる。
けスペースに第1プラグ用接片や第1スイッチ接片機構
の固定接片および可動接片とを組み込むときに、上段側
組付けスペースに組み込んだ第2プラグ用接片や第2ス
イッチ接片機構がじゃまにならず、その逆に、上段側組
付けスペースに第2プラグ用接片や第2スイッチ接片機
構の固定接片および可動接片とを組み込むときに、下段
側組付けスペースに組み込んだ第1プラグ用接片や第1
スイッチ接片機構がじゃまにならないので、それらの組
込みを容易に行えるようになり、また、組込み後の保守
や修理が容易になる。
【0042】請求項6に係る発明によると、横幅が縮小
された二段式ジャックを配線基板上に実装する場合、配
線基板との重なり面積が小さくなって実装安定性が損な
われやすいにもかかわらず、シールドフレームとして機
能する金属フレームに設けられた接続端子が配線基板に
固着されることによってそのような実装安定性が損なわ
れるという事態が起こりにくくなるという効果がある。
された二段式ジャックを配線基板上に実装する場合、配
線基板との重なり面積が小さくなって実装安定性が損な
われやすいにもかかわらず、シールドフレームとして機
能する金属フレームに設けられた接続端子が配線基板に
固着されることによってそのような実装安定性が損なわ
れるという事態が起こりにくくなるという効果がある。
【図1】本発明の実施例に係る二段式ジャックのボディ
に確保される下段部側組付け部と上段部側組付け部との
位置関係を説明するための正面図である。
に確保される下段部側組付け部と上段部側組付け部との
位置関係を説明するための正面図である。
【図2】ボディとカバー体とを斜め左側から見た概略斜
視図である。
視図である。
【図3】ボディとカバー体とを斜め右側から見た概略斜
視図である。
視図である。
【図4】ボディの正面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う部分を一部破断したもの
に相当する二段式ジャックの一部破断側面図である。
に相当する二段式ジャックの一部破断側面図である。
【図6】第1スイッチ接片機構の斜視図である。
【図7】他の第1スイッチ接片機構の斜視図である。
【図8】第1プラグ用接片の斜視図である。
【図9】他の第1プラグ用接片の斜視図である。
【図10】二段式ジャックの右側面図である。
【図11】第2プラグ用接片の斜視図である。
【図12】第2スイッチ接片機構の斜視図である。
【図13】他の第2スイッチ接片機構の斜視図である。
【図14】二段式ジャックの底面図である。
【図15】ボディを金属フレームで取り囲んだ二段式ジ
ャックの正面図である。
ャックの正面図である。
【図16】ボディを金属フレームで取り囲んだ二段式ジ
ャックの左側面図である。
ャックの左側面図である。
【図17】従来の二段式ジャックのボディを示す斜視図
である。
である。
【図18】従来の二段式ジャックの一部破断平面図であ
る。
る。
10 ボディ11 右側壁部 12 下壁部 17,18 プラグ挿入口部 21,22,61 プラグ用接片 24,23,63,62 スイッチ接片機構 25,64 プラグ挿入空間 31,37,45,46,55,56,67,77,7
8,87,89 接続端子 32,38,47,48,57,58,68,79,8
1,92,93 溝部 39,49,69,82 固定接片 42,52,72,84 可動接片 44,54,74,86 当り部 94,95 カバー体 96 金属フレーム 97 金属フレームの接続端子 A 上下方向(プラグ挿入口部の並び方向) P1,P2 プラグ M1 下段部側組付け部 M2 上段部側組付け部
8,87,89 接続端子 32,38,47,48,57,58,68,79,8
1,92,93 溝部 39,49,69,82 固定接片 42,52,72,84 可動接片 44,54,74,86 当り部 94,95 カバー体 96 金属フレーム 97 金属フレームの接続端子 A 上下方向(プラグ挿入口部の並び方向) P1,P2 プラグ M1 下段部側組付け部 M2 上段部側組付け部
Claims (6)
- 【請求項1】 電気絶縁性のボディが下段部と上段部と
に区画されており、下段部に第1プラグ挿入口部が、上
段部に第2プラグ挿入口部がそれぞれ備わり、 下段部に 第1プラグ挿入口部に連通する第1プラグ挿入
空間と、第1および第2の2つのプラグ挿入口部の並び
方向において第1プラグ挿入空間に臨みかつそのプラグ
挿入空間に挿入されてきたプラグの電極に接点が接触し
て上記並び方向に撓み変形される第1プラグ用接片とが
配備されている一方、上段部に第2プラグ挿入口部に連
通する第2プラグ挿入空間と、上記並び方向において第
2プラグ挿入空間に臨みかつそのプラグ挿入空間に挿入
されてきたプラグの電極に接点が接触して上記並び方向
に撓み変形される第2プラグ用接片とが配備されてお
り、 第1プラグ用接片の下段部側組付け部と第2プラグ用接
片の上段部側組付け部とが上記ボディにおける相反する
側の側面で開放され、第1プラグ用接片に設けられた接
続端子が下段部側組付け部の下壁部に設けられた第1溝
部に圧入状態で挿通されてボディの下方に突出され、第
2プラグ用接片に設けられた接続端子が下段部側組付け
部の側壁部に設けられた第2溝部に圧入状態で挿通され
てボディの下方に突出されている ことを特徴とする二段
式ジャック。 - 【請求項2】 第1および第2のプラグ用接片がそれぞ
れ複数配備され、それらのプラグ用接片のすべてが、第
1および第2の2つのプラグ挿入口部の並び方向におい
てプラグ挿入空間に臨みかつプラグ挿入空間に挿入され
てきたプラグの電極に接点が接触して上記並び方向に撓
み変形されるように構成されている請求項1記載の二段
式ジャック。 - 【請求項3】 固定接片とこの固定接片の固定接点に対
して離接される可動接点を備えた可動接片とにより構成
され、その可動接片の先端部に、プラグ挿入空間に挿入
されてきたプラグに接触して上記可動接点を上記固定接
点から離反させる方向に当該可動接片を撓み変形させる
当り部が設けられた第1および第2のスイッチ接片機構
を備え、第1スイッチ接片機構の当り部が、第1および
第2の2つのプラグ挿入口部の並び方向において第1プ
ラグ挿入空間に臨みかつその当り部の撓み変形する方向
が上記並び方向に合わされ、第2スイッチ接片機構の当
り部が、上記並び方向において第2プラグ挿入空間に臨
みかつその当り部の撓み変形する方向が上記並び方向に
合わされている請求項2記載の二段式ジャック。 - 【請求項4】 第1スイッチ接片機構の下段部側組付け
部と第2スイッチ接片機構の上段部側組付け部とが上記
ボディにおける相反する側の側面で開放され、第1スイ
ッチ接片機構に設けられた接続端子が下段部側組付け部
の下壁部に設けられた第1溝部に圧入状態で挿通されて
ボディの下方に突出され、第2スイッチ接片機構に設け
られた接続端子が、下段部側組付け部の側壁部に設けら
れた第2溝部に圧入状態で挿通されてボディの下方に突
出されている請求項3記載の二段式ジャック。 - 【請求項5】 第1溝部が、下段部側組付け部の開放側
から下壁部に切り込まれており、第2溝部が、上段部側
組付け部の開放側から側壁部に切り込まれている請求項
4記載の二段式ジャック。 - 【請求項6】 下段部側組付け部の開放部と上段部側組
付け部の開放部とがそれらに装着されたカバー体により
塞がれ、このカバー体の装着されたボディが金属フレー
ムにより取り囲まれ、この金属フレームに設けられた接
続端子が、ボディの下方に突出されている請求項5記載
の二段式ジャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25562494A JP3198311B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 二段式ジャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25562494A JP3198311B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 二段式ジャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08124631A JPH08124631A (ja) | 1996-05-17 |
JP3198311B2 true JP3198311B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=17281344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25562494A Expired - Fee Related JP3198311B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 二段式ジャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198311B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102413197B1 (ko) * | 2019-12-27 | 2022-06-24 | 주식회사 초이락홀딩스 | 주행 완구 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25562494A patent/JP3198311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102413197B1 (ko) * | 2019-12-27 | 2022-06-24 | 주식회사 초이락홀딩스 | 주행 완구 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08124631A (ja) | 1996-05-17 |
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