JP3304690B2 - 相互接続用端子及びジョイントコネクタ - Google Patents
相互接続用端子及びジョイントコネクタInfo
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Description
するための相互接続用端子に関する。
て、複数の電装品からのアースラインを共通接続して車
体にアース接続するためにジョイントコネクタが利用さ
れている。そのジョイントコネクタに使用される端子の
従来例としては、例えば実開昭62−120287号公
報に示された構造が公知である。
に、電線2をかしめ接続するためのワイヤバレル3と端
子本体4とが一体に形成された構造で、ハウジング5内
に上下に積み重ねるようにして挿入される。端子本体4
には、対向状態をなす側壁部6と、その側壁部6間に位
置する弾性接触片7とが形成されている。弾性接触片7
は山形に屈曲して形成されて山形の頂上部が側壁部6か
ら上方に突出し、ハウジング5に装着した状態でその弾
性接触片7の各頂上部が上方に配置される他の端子1の
端子本体4底部に接触することで各端子1が相互に接続
されるのである。
造の相互接続用端子1では、より多くの回路を共通接続
しようとすれば、その分、端子1の数を増やすことが必
要であるから、ハウジング5が大型化してしまうという
問題があった。
で、その目的は、小形のハウジングによっても多数の回
路を共通接続することができる相互接続用端子及びそれ
を用いたジョイントコネクタを提供するところにある。
め、請求項1の発明に係る相互接続用端子は、端子本体
には、コネクタハウジング内に装着された隣接する他の
相互接続用端子に接触する共通接続部と、コネクタハウ
ジングに挿入された雄型端子に接触する雄型端子接触部
とを設けたところに特徴を有する(請求項1の発明)。
に形成し、その両側壁部間に掛け渡した接触片基板部か
ら後方に延出する弾性接触片によって共通接続部及び雄
型端子接触部を形成することができる(請求項2の発
明)。また、端子本体に、側壁部間を連結する架橋片部
を形成し、その架橋片部に弾性接触片の撓み変形を受け
てその過度撓みを防止する過度撓み防止片を設ける構成
とすることもできる(請求項3の発明)。また、共通接
続部を構成する弾性接触片と雄型端子接触部を構成する
弾性接触片とが、山形及び谷形をなすように互いに逆方
向に屈曲される構成としてもよい(請求項4の発明)。
は、電線に接続された複数本の相互接続用端子と、これ
ら相互接続用端子を装着可能なコネクタハウジングと、
このコネクタハウジングに形成したタブ挿入口からコネ
クタハウジング内に挿入可能な雄型端子とを備え、相互
接続用端子が、コネクタハウジングに装着された隣接す
る他の相互接続用端子に接触する共通接続部と、コネク
タハウジングに挿入された雄型端子に接触する雄型端子
接触部とを有するところに特徴を有する。
ネクタハウジング内で他の相互接続用端子に対して共通
接続部を介して互いに接続される。また、コネクタハウ
ジングに雄型端子が挿入されると、これと雄型端子接触
部とが接続される。これにより、各相互接続用端子に接
続された電線群と、雄型端子とに接続された電線群とが
共通接続状態となる。特に、請求項2の相互接続用端子
では、接触片基板部から後方に延出した弾性接触片にて
共通接続部及び雄型端子接触部が構成されているから、
相互接続用端子のコネクタハウジングへの装着により、
同端子が円滑に相互に接触し、また、前方からの雄型端
子の挿入により、雄型端子接触部が雄型端子に円滑に接
触することになる。
では、上記弾性接触片が過度に撓み変形し易いという事
情があっても、それが塑性変形に至ってしまう前に撓み
変形を阻止できる。
用端子及びジョイントコネクタによれば、コネクタハウ
ジングに装着した相互接続用端子だけではなく、コネク
タハウジングに挿入した雄型端子との間でも共通接続状
態とできるから、小形のコネクタハウジングによって多
回路を共通接続できるという効果が得られる。また、特
に弾性接触片により共通接続部及び雄型端子接触部を形
成した請求項2の発明では、各端子をコネクタハウジン
グにより円滑な接続が保証され、また、過度撓み防止片
を設けた請求項3の発明では、弾性接触片が塑性変形に
至ってしまうことを確実に防止できるという効果が得ら
れる。
ついて図1ないし図6を参照して説明する。図1は本実
施例に係る相互接続用端子10の全体的構造を示してお
り、箱形をなす端子本体20の後側端部に電線11の芯
線12をかしめるためのワイヤバレル13と、電線11
の絶縁被覆14をかしめるためのインシュレーションバ
レル15とが一体に形成されている。端子本体20に
は、長方形をなす底壁部21の長手方向に沿った両側
に、対向する側壁部22,23が立上り状に形成されて
前面を開放した箱型に形成されている。そして、一方の
側壁部22の上端はU字形に折り返された後に横向きに
延びる接触片基板部24が連続して形成され、その先端
が他方の側壁部23の係止孔23a内に挿入されて係合
している。この接触片基板部24の後方部にはワイヤバ
レル13側に向かって延びる2本の弾性接触片25が横
並びに突出形成されている。この弾性接触片25は中央
部が山形に隆起するとともに、その頂点に接点部26が
膨出形成され、これが後述するように他の相互接続用端
子10に接触する共通接続部として機能するようになっ
ている。
は、接触片基板部24から計2本の弾性接触片27がや
はりワイヤバレル13側に向かって延びるように突出形
成されている。これは、中央部が谷形に陥没してその外
底部に接点部28が膨出形成され、これが後述するよう
に雄型端子46と接触する雄型端子接触部として機能す
るようになっている。
側壁部22からは橋架片部30が端子本体20内で両側
壁部22,23間を連結するように切り起しにより形成
され、その先端が他方の側壁部23に形成した係止孔2
3bに挿入されて係合状態にある。そして、その中央に
は、ワイヤバレル13側とは反対側に向けて過度撓み防
止片31が曲げ形成され、前記弾性接触片25の先端部
と所定のギャップを介して上下に対向している。これに
より、弾性接触片25が下方に大きく撓み変形したとき
に、その先端裏面が過度撓み防止片31に接触してそれ
以上の変形が阻止されるようになっている。また、この
過度撓み防止片31の両側には、上方に立ち上がってU
字状に折り返された一対の過度撓み防止片32が曲げ形
成され、その先端が前記弾性接触片27の先端部と所定
のギャップを介して上下に対向している。これにより、
弾性接触片27が下方に大きく撓み変形したときに、そ
の先端裏面が過度撓み防止片32に接触してそれ以上の
変形が阻止されるようになっている。なお、端子本体2
0の側壁部23には、ワイヤバレル13側を開くように
して係止片33が切り起こされており、これにて後述す
るコネクタハウジング40に対する抜け止めがされるよ
うになっている。また、端子本体20の底壁部21に
は、弾性接触片25の形成領域には矩形をなして下向き
に膨出する接続部34が形成されている。
側面)を開放した矩形の箱形をなしており、上下に複数
本(ここでは4本)の上記した相互接続用端子10を挿
入できるようになっている。そのために内部には左右に
延びるリブ41が形成されていて、これにて上下4段に
重ねられた端子収容室42が形成されている。これらの
端子収容室42の一方の内側壁部には、図6に示すよう
に、係合突部43が突設されており、これが端子収容室
42内に挿入された相互接続用端子10の係止片33と
係合して端子10の抜け止めがされるようになってい
る。また、このハウジング40の前壁部(図5にて左側
面)には、各端子収容室42に対応してタブ挿入口44
が形成され、ここに電線45に接続した雄型端子46を
挿入できるようになっている。この雄型端子46は、偏
平なタブ部47にワイヤバレル48とインシュレーショ
ンバレル49を一体に有し、そのワイヤバレル48に電
線45の芯線45aをかしめるとともに、インシュレー
ションバレル49にて電線45の絶縁被覆45bをかし
めてなる一般的な構成である。
容室42内に電線11に接続された複数本の相互接続用
端子10が挿入される。各端子10は、その側壁部23
に形成した係止片33がハウジング40の係合突部43
と係合することによりハウジング40から抜け止め状態
となる。このような相互接続用端子10の装着状態で、
下段に位置する端子10の弾性接触片25は上段に位置
する端子10の接続部34に接触し、電気的に接続状態
となる。これにて、各端子10の電線11が共通接続さ
れる。また、コネクタハウジング40のタブ挿入口44
から雄型端子46のタブ部47が挿入されると、これが
端子本体20内に進入し、弾性接触片27と接触するよ
うになる。この結果、雄型端子46に接続した電線45
も併せて共通接続され、コネクタハウジング40は同一
サイズで共通接続数を増大させることができる。勿論、
各タブ挿入口44にそれぞれ雄型端子46を挿入すれ
ば、本来は4個の相互接続用端子10による4回路の共
通接続を図るためのジョイントコネクタでありながら、
合計8回路の共通接続を可能にすることができる。
によれば、コネクタハウジング40に装着した相互接続
用端子10だけではなく、そのコネクタハウジング40
に挿入した雄型端子46との間でも共通接続状態とでき
るから、小形のコネクタハウジング40によって多回路
を共通接続できるという優れた効果が得られる。
を示す。前記実施例と相違するところは、雄型端子46
を装着するためのコネクタハウジング50を設けたとこ
ろにあり、相互接続用端子10や雄型端子46の構造は
第1実施例と同様である。従って、同一部分に同一符号
を付して重複する説明を省略するが、第1実施例と同様
に、コネクタハウジング40に装着した3本の相互接続
用端子10だけではなく、その相互接続用端子10に差
し込んだ雄型端子46との間でも共通接続状態とできる
から、多回路の共通接続をコンパクトに達成できるとい
う効果が得られる。その上、複数本の雄型端子46がコ
ネクタハウジング50に装着されているから、雄型端子
46の差し込み作業も、コネクタハウジング50を他方
のコネクタハウジング40に嵌合することにより一括し
て終えることができるという作業上の優れた効果が得ら
れる。なお、上記コネクタハウジング50は、雄型端子
46を収容する端子収容室と、雄型端子46のランス
(図示せず)に係合する係止部を備えた一般的な構造の
ものを採用することができる。
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
27をそれぞれ2本づつ設けるようにしたが、これに限
らず、これらを1本づつ設けてもよい。
視図
着して示す縦断面図
図
Claims (5)
- 【請求項1】 それぞれ電線が接続されてコネクタハウ
ジング内に装着され、複数個が相互に接触することで前
記電線間を共通接続するための相互接続用端子であっ
て、端子本体には、前記コネクタハウジング内に装着さ
れた隣接する他の相互接続用端子に接触する共通接続部
と、前記コネクタハウジングに挿入された雄型端子に接
触する雄型端子接触部とが設けられていることを特徴と
する相互接続用端子。 - 【請求項2】 端子本体は、前面を開放した箱型をなす
とともに、その両側壁部間に掛け渡した接触片基板部か
ら後方に延出する弾性接触片によって前記共通接続部及
び雄型端子接触部が形成されていることを特徴とする請
求項1記載の相互接続用端子。 - 【請求項3】 端子本体には、側壁部間を連結する架橋
片部が形成されるとともに、その架橋片部に前記弾性接
触片の撓み変形を受けてその過度撓みを防止する過度撓
み防止片が設けられていることを特徴とする請求項2記
載の相互接続用端子。 - 【請求項4】 前記共通接続部を構成する弾性接触片
と、前記雄型端子接触部を構成する弾性接触片とは、山
形及び谷形をなすように互いに逆方向に屈曲されている
ことを特徴とする請求項2又は3記載の相互接続用端
子。 - 【請求項5】 電線間を共通接続するためのものにおい
て、電線に接続された複数本の相互接続用端子と、これ
ら相互接続用端子を装着可能なコネクタハウジングと、
このコネクタハウジングに形成したタブ挿入口からコネ
クタハウジング内に挿入可能な雄型端子とを備え、前記
相互接続用端子が、コネクタハウジングに装着された隣
接する他の相互接続用端子に接触する共通接続部と、前
記コネクタハウジングに挿入された雄型端子に接触する
雄型端子接触部とを有することを特徴とするジョイント
コネクタ。
Priority Applications (1)
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