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JP3186491B2 - 蒸気止め弁の弁棒の可動性試験方法及びその試験装置 - Google Patents

蒸気止め弁の弁棒の可動性試験方法及びその試験装置

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JP3186491B2
JP3186491B2 JP04514195A JP4514195A JP3186491B2 JP 3186491 B2 JP3186491 B2 JP 3186491B2 JP 04514195 A JP04514195 A JP 04514195A JP 4514195 A JP4514195 A JP 4514195A JP 3186491 B2 JP3186491 B2 JP 3186491B2
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気タービンに供給さ
れる蒸気の危急遮断に用いられる油圧作動方式の主蒸気
止め弁の弁棒の可動性を蒸気タービン運転中に試験する
弁棒の可動性試験方法及びその試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蒸気タービンの蒸気供給系統には、ター
ビンの運転状態に対応して蒸気の供給を危急遮断するた
めの蒸気止め弁が設置されている。この蒸気止め弁は、
通常の運転時は開状態で使用され、危急遮断時に閉状態
として用いられるもので、高圧の作動油の油圧を加える
ことにより開状態を保持し、油圧を下げることにより内
蔵するバネの力によって閉状態とするバネ単動型の弁が
一般に使用されている。タービンの運転時には、上述の
ように蒸気止め弁は常時開状態で使用され、内部に高温
の蒸気を通流させるので、内部に付着物が堆積したり、
あるいは異物が混入する事態を生じる。このような付着
物の堆積あるいは異物の混入があると、蒸気止め弁の弁
棒が弁箱に固着して、危急遮断時に作動油の油圧を下げ
ても弁棒が動かず閉状態とすることができなくなるとい
う危険性がある。したがって、この種の蒸気止め弁で
は、タービンの運転中に弁棒の可動性を適宜確認するた
めに弁棒の可動性試験装置を組み込んで試験する方法が
採られている。
【0003】図5は、従来の弁棒の可動性試験装置を組
み込んだ蒸気止め弁を模式的に示す断面図である。図に
おいて、一端に弁体2が取り付けられた弁棒1はバネ5
を介して弁箱3に連結されている。弁棒1の他端はシリ
ンダ6の内部に組み込まれた弁ピストン7に固着されて
いる。シリンダ6の作動油作用空間10に作動油圧装置
12により作動圧を加えると、弁ピストン7は図中右方
向への力を受け、バネ5の伸張力に抗して弁棒1を右方
向へと移動させることにより、弁体2が弁座4から離れ
て蒸気止め弁は開状態となり、蒸気は蒸気入口21から
蒸気出口22へと流れることとなる。開状態にある蒸気
止め弁のシリンダ6の作動油作用空間10の油圧を下げ
ると、バネ5の伸張力によって弁棒1が図中左方向へと
移動し、弁体2が弁座4へと圧接されて蒸気止め弁は閉
状態となる。
【0004】本構成の蒸気止め弁においては、弁棒の可
動性試験用として、弁ピストン7の背面(図中右側)
に、テストピストン作用空間11の油圧により作動する
テストピストン8が弁ピストン7に接して配置されてお
り、試験用油圧装置13を用い、手動開閉弁14の操作
によって、作動油作用空間10の油圧より高い圧力に設
定された油圧をテストピストン作用空間11に加えるこ
とにより、弁ピストン7を右方向へ動かす力を解除して
弁棒1の可動性を試験する方法が用いられている。な
お、ストッパー9は、テストピストン8の移動可能範囲
を限定して、試験時の弁棒1の移動を蒸気止め弁の開状
態の保持に支障を来さない範囲に制限するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
弁棒の可動試験装置を用いれば、タービンの運転中に蒸
気止め弁の弁棒の可動性を試験することができるので、
危急遮断時に蒸気止め弁が閉状態となることを、適宜、
事前に確認することができる。しかしながら、この方式
の弁棒の可動試験装置においては、テストピストン8に
より弁ピストン7の背面に加わる圧力を作動圧より高く
設定された圧力として弁棒1の可動性を調べているの
で、弁棒1に圧縮されたバネ5の伸張力より大きな力を
加えた状態での可動性を試験することとなる。したがっ
て、この試験装置を用いた試験において弁棒1が可動し
ても、圧縮バネの伸張力のみによって弁棒1が移動し閉
状態とする蒸気止め弁の正常動作時に、弁棒1が確実に
可動することを保証することとはならないという難点が
ある。
【0006】この発明は上記の難点を考慮してなされた
もので、その目的は、正常な閉動作に対応した力によっ
て蒸気止め弁の弁棒が可動するか否かを正確に把握でき
る弁棒の可動性試験方法及びその試験装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、バネ力により弁棒を移動させ
先端に組み込まれる弁体を弁箱の弁座に圧接することに
より閉状態とし、弁棒の他端に接続される弁ピストンを
収納するシリンダに作動油圧を加えてバネ力と逆向きの
力を作用して弁棒を移動させることにより開状態とする
蒸気タービンの蒸気止め弁において、蒸気止め弁が開状
態にあるとき、弁ピストンに接して配されるテストピス
トンに試験油圧を加えて弁ピストンにバネ力と同一向き
の力を作用し、弁棒の移動開始時の試験油圧を測定する
ことにより、閉止操作時の弁棒の移動の可否を試験する
弁棒の可動性試験方法を用いることとする。
【0008】また、上記の方法により蒸気止め弁の閉状
態移行時の弁棒の移動の可否を試験するために、上記の
シリンダを、その内部に弁ピストンとテストピストンを
内蔵し、これらの二つのピストンを介在させて弁ピスト
ンの作動油圧作用空間とテストピストンの試験油圧作用
空間を設けて構成し、試験油圧作用空間に油圧を加える
試験油圧加圧手段と、加えられた油圧を測定する油圧測
定手段とを備えてなる試験装置を用いることとする。
【0009】さらに、上記の試験油圧加圧手段を試験油
圧装置と手動弁とにより構成し、かつ上記の油圧測定手
段を圧力計で構成することとする。また、上記の試験油
圧加圧手段を試験油圧装置と電磁弁とにより構成し、か
つ上記油圧測定手段を圧力発信器で構成することとす
る。さらにまた、例えばリミットスイッチよりなる弁棒
移動検知手段を付加して試験装置を構成することとす
る。
【0010】
【作用】上記のように、テストピストンに試験油圧を加
えて弁ピストンにバネ力と同一向きの力を作用させれ
ば、バネ力に抗して弁ピストンに作用する力は作動油圧
から試験油圧を減じた圧力となる。したがって、弁棒の
移動開始時の試験油圧を測定し、測定された試験油圧を
弁ピストンを開状態に保持する作動油圧から減ずること
により、危急に際して作動油圧を下げたとき弁棒が移動
を開始して蒸気止め弁が閉状態へと移行する圧力を知る
ことができる。すなわち、弁棒の移動開始時の試験油圧
が作動油圧より小さい圧力であれば、危急時に弁棒が正
常に動作することが知られる。
【0011】したがって、シリンダを、その内部に弁ピ
ストンとテストピストンを内蔵し、これらの二つのピス
トンを介在させて弁ピストンの作動油圧作用空間とテス
トピストンの試験油圧作用空間を設けて構成し、試験油
圧作用空間に油圧を加える試験油圧加圧手段と、加えら
れた油圧を測定する油圧測定手段とを備えてなる弁棒可
動試験装置を構成すれば、上記の方法を用いることによ
り、危急時に弁棒が正常に動作するか否かを試験するこ
とができる。
【0012】とくに、油圧装置と手動弁とにより試験油
圧を加え、圧力計で油圧を測定することとし、手動弁を
開いてテストピストンの試験油圧作用空間に加わる圧力
を上昇させ、テストピストンが移動するときの油圧の値
を圧力計で測定することにより、弁棒の移動開始時の試
験油圧を知ることができる。したがって、この移動開始
時の試験油圧を作動油圧と比較することにより、危急時
に弁棒が可動か否かを知ることができる。
【0013】また、油圧装置と電磁弁とにより試験油圧
を加え、圧力発信器で油圧を測定することとすれば、試
験油圧の印加操作が電磁弁により自動的に行われ、加え
られた試験油圧が電気信号として得られるので、容易
に、かつ正確に試験油圧が印加され、測定されることと
なる。またさらに、リミットスイッチにより弁棒の移動
を検知することとすれば、弁棒の移動が電気的に検知さ
れるので、容易にかつ正確に弁棒の移動開始時の試験油
圧を知ることができる。したがって、測定された油圧を
作動油圧と比較することにより、危急時の弁棒の可動性
を正確に知ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1の実施例の弁棒の可動性試
験装置を組み込んだ蒸気止め弁を模式的に示す断面図で
あり、また、図2、図3、図4は、それぞれ第2の実施
例、第3の実施例、第4の実施例の弁棒の可動性試験装
置を組み込んだ蒸気止め弁を模式的に示す断面図であ
る。
【0015】これらの図において、既に述べた図5の従
来の装置と同一の機能を有する構成部品については同一
符号を付して重複する説明を省略する。図1に示した第
1の実施例の図5の従来の装置との相違点は、テストピ
ストン作用空間11に加えられた油圧を測定する油圧測
定手段として圧力計16が組み込まれていることにあ
る。試験油圧加圧手段は試験油圧装置13と手動弁14
により構成されている。本構成の試験装置においては、
手動弁14を操作して試験油圧装置13によりテストピ
ストン作用空間11に油圧を加え、弁棒1の移動を目視
により確認し、そのときの圧力計16の指示値を読ん
で、移動開始時の試験油圧を求める方法が採られる。こ
の測定値が、作動油圧装置12により作動油作用空間1
0に加えられている作動油圧の値より小さければ、蒸気
止め弁は正常に作動し、危急時に作動油圧を除去すれば
弁棒1は図中左方向に移動して閉状態となることとな
る。
【0016】図2に示した第2の実施例の特徴は、試験
油圧加圧手段が試験油圧装置13と減圧弁17と手動弁
14により構成され、減圧弁17と手動弁14との間に
油圧測定手段として圧力計16が組み込まれていること
にある。本構成の試験装置においては、圧力計16の指
示値を目視しつつ減圧弁17を操作して試験油圧を設定
したのち、手動弁14を開いて試験油圧をテストピスト
ン作用空間11に加え、弁棒1が図中左方向に動くか否
かを目視で確認し、移動を開始するまで設定油圧を上昇
させながら上記の操作を繰り返して、その設定油圧から
弁棒1が移動を開始する試験油圧を求め、この値から、
実施例1と同様に、蒸気止め弁の弁棒1が正常に作動す
るか否かを判断する方法が採られる。
【0017】図3に示した第3の実施例の特徴は、上記
第2の実施例の試験装置にリミットスイッチ23よりな
る弁棒移動検知手段が用いられていることにあり、付随
して第2の実施例の手動弁14の代わりに電磁弁19が
用いられ、また、電磁弁19を操作し、リミットスイッ
チ23の動作を検知する電気試験装置20が用いられて
いる。本構成の試験装置においては、減圧弁17を操作
して試験油圧を設定したのち、電気試験装置20により
電磁弁19を開いて試験油圧をテストピストン作用空間
11に加え、電気試験装置20でリミットスイッチ23
の動作を検知して弁棒1の移動を確認することとなる。
本方法では弁棒1の移動が自動的に検知されるので、蒸
気止め弁の弁棒1の移動開始試験油圧を容易に、かつ精
度よく求めることができ、弁棒1の可動性を正確に判断
できることとなる。
【0018】なお、図3の第3の実施例において電磁弁
19の代わりに第2の実施例で用いた手動弁14を用い
ることとすれば、手動での弁操作が必要となるが弁棒1
の移動は自動的に検知されるので、蒸気止め弁の弁棒1
の移動開始試験油圧を精度よく求めることができ、弁棒
1の可動性を正確に判断できることとなることは図示す
るまでもない。
【0019】図4に示した第4の実施例の特徴は、試験
油圧装置13と電磁弁19よりなる試験油圧加圧手段
と、圧力発信器18からなる油圧測定手段が用いられ、
さらにリミットスイッチ23よりなる弁棒移動検知手段
が用いられ、これらを電気的に検知し制御する電気試験
装置20が組み込まれていることにある。本構成の試験
装置においては、電気試験装置20により電磁弁19を
開いて試験油圧をテストピストン作用空間11に加え、
圧力発信器18からの信号を受けてテストピストン作用
空間11に加えられた試験油圧の値を検知し、電気試験
装置20でリミットスイッチ23の動作を検知して弁棒
1の移動を確認することとなる。本方法では、試験の操
作、測定がすべて自動的に、かつ精度高く行われること
となり、蒸気止め弁の弁棒1の可動性をより正確に判断
できることとなる。
【0020】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、バネ力
により弁棒を移動させ先端に組み込まれる弁体を弁箱の
弁座に圧接することにより閉状態とし、弁棒の他端に接
続される弁ピストンを収納するシリンダに作動油圧を加
えてバネ力と逆向きの力を作用して弁棒を移動させるこ
とにより開状態とする蒸気タービンの蒸気止め弁におい
て、蒸気止め弁が開状態にあるとき、弁ピストンに接し
て配されるテストピストンに試験油圧を加えて弁ピスト
ンにバネ力と同一向きの力を作用し、弁棒の移動開始時
の試験油圧を測定することにより、閉止操作時の弁棒の
移動の可否を試験する方法を用いることとしたので、測
定された移動開始時の試験油圧を作動油圧と比較してそ
の大小を知ることにより、危急時に弁棒が正常に動作し
て閉状態へと移行するか否かが正確に把握される蒸気止
め弁の弁棒の可動性試験方法が得られることとなった。
【0021】また、シリンダを、その内部に弁ピストン
とテストピストンを内蔵し、これらの二つのピストンを
介在させて弁ピストンの作動油圧作用空間とテストピス
トンの試験油圧作用空間を設けて構成し、試験油圧作用
空間に油圧を加える試験油圧加圧手段と、加えられた油
圧を測定する油圧測定手段とを備えてなる弁棒可動試験
装置を構成すれば、上記の方法により、危急時に弁棒が
正常に動作するか否かを正確に把握できる蒸気止め弁の
弁棒の可動性試験装置を得ることができる。
【0022】さらに、上記の試験油圧加圧手段を試験油
圧装置と手動弁とにより構成し、かつ上記の油圧測定手
段を圧力計で構成することとすれば、手動で操作して弁
棒の移動開始時の試験油圧を目視で測定する方式の蒸気
止め弁の弁棒の可動性試験装置が得られることとなる。
また、上記の試験油圧加圧手段を試験油圧装置と電磁弁
とにより構成し、かつ上記油圧測定手段を圧力発信器で
構成することとすれば、試験油圧の印加操作、ならびに
測定を自動的に行えることとなり、さらにまた、例えば
リミットスイッチよりなる弁棒移動検知手段を付加する
こととすれば、試験中の弁棒の移動が自動的に検知され
るので、容易に、かつ正確に弁棒の移動開始時の試験油
圧を知ることができる。したがって、測定された油圧を
作動油圧と比較することにより、危急時の弁棒の可動性
を正確に知ることができ、蒸気止め弁の弁棒の可動性試
験装置として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の弁棒の可動性試験装置
を組み込んだ蒸気止め弁を模式的に示す断面図
【図2】本発明の第2の実施例の弁棒の可動性試験装置
を組み込んだ蒸気止め弁を模式的に示す断面図
【図3】本発明の第3の実施例の弁棒の可動性試験装置
を組み込んだ蒸気止め弁を模式的に示す断面図
【図4】本発明の第4の実施例の弁棒の可動性試験装置
を組み込んだ蒸気止め弁を模式的に示す断面図
【図5】従来の弁棒の可動性試験装置を組み込んだ蒸気
止め弁を模式的に示す断面図
【符号の説明】
1 弁棒 2 弁体 3 弁箱 4 弁座 5 バネ 6 シリンダ 7 弁ピストン 8 テストピストン 10 作動油作用空間 11 テストピストン作用空間 12 作動油圧装置 13 試験用油圧装置 14 手動弁 16 圧力計 17 減圧弁 18 圧力発信器 19 電磁弁 20 電気試験装置 21 蒸気入口 22 蒸気出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 17/10 F01D 17/26 F01D 25/00 F01D 21/00 F01D 21/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バネ力により弁棒を移動させ先端に組み込
    まれる弁体を弁箱の弁座に圧接することにより閉状態と
    し、弁棒の他端に接続される弁ピストンを収納するシリ
    ンダに作動油圧を加えてバネ力と逆向きの力を作用して
    弁棒を移動させることにより開状態とする蒸気タービン
    の蒸気止め弁において、該蒸気止め弁が開状態にあると
    き、前記弁ピストンに接して配されるテストピストンに
    試験油圧を加えて前記弁ピストンに前記バネ力と同一向
    きの力を作用し、前記弁棒の移動開始時の試験油圧を測
    定することにより、閉止操作時の前記弁棒の移動の可否
    を試験することを特徴とする蒸気止め弁の弁棒の可動性
    試験方法。
  2. 【請求項2】前記シリンダが、その内部に前記弁ピスト
    ンと該弁ピストンに接して配される前記テストピストン
    を内蔵し、これらの二つのピストンを介在させて前記弁
    ピストン作動用の作動油圧作用空間と前記テストピスト
    ン作動用の試験油圧作用空間を有して構成されるものに
    あって、該テストピストンの試験油圧作用空間に油圧を
    加える試験油圧加圧手段と、加えられた油圧を測定する
    油圧測定手段とを備えてなることを特徴とする請求項1
    記載の蒸気止め弁の弁棒の可動性試験方法に用いられる
    弁棒の可動性試験装置。
  3. 【請求項3】前記試験油圧加圧手段が試験油圧装置と手
    動弁とを用いてなり、かつ前記油圧測定手段が圧力計を
    用いてなることを特徴とする請求項2記載の蒸気止め弁
    の弁棒の可動性試験装置。
  4. 【請求項4】前記試験油圧加圧手段が試験油圧装置と電
    磁弁とを用いてなり、かつ前記油圧測定手段が圧力発信
    器を用いてなることを特徴とする請求項2記載の蒸気止
    め弁の弁棒の可動性試験装置。
  5. 【請求項5】弁棒移動検知手段を付加したことを特徴と
    する請求項2、3または4記載の蒸気止め弁の弁棒の可
    動性試験装置。
  6. 【請求項6】前記弁棒移動検知手段がリミットスイッチ
    を用いてなることを特徴とする請求項5記載の蒸気止め
    弁の弁棒の可動性試験装置。
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