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JP3185313U - 横型ブラインド、横型ブラインド用開閉コード - Google Patents

横型ブラインド、横型ブラインド用開閉コード Download PDF

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Abstract

【課題】遮蔽性が極めて優れた横型ブラインドを提供する。
【解決手段】ヘッドボックス3aから垂下される開閉コード5と、上下方向に並べて配置され且つ開閉コードによって支持される複数のスラット9とを備える。開閉コードは、スラットの部屋内側及び部屋外側のそれぞれに垂下され、スラットを支持する。また、前記開閉コードは、縦糸5cと、縦糸に沿って配置された複数のスラット支持部5dとを備え、スラット支持部は、縦糸から延びる柔軟な線状基部5d1と、線状基部よりも剛性が高い線状引掛け部5d2とを備える。線状基部は、線状引掛け部の両端よりも中央側の位置で線状引掛け部に連結され、スラット支持部は、線状引掛け部がスラットの下側に配置されるように、スラットに設けられた係合部に係合される。
【選択図】図2

Description

本考案は、高遮蔽タイプの横型ブラインド、及び横型ブラインド用開閉コードに関する。
に関する。
横型ブラインドにおいては、ヘッドボックスから吊り下げられるラダーコードに支持された多数段のスラットを昇降させたり、チルトさせたりすることによって、室内に取り込む日射量の調整を行なっている。
ラダーコードの下端にボトムレールが配置され、ボトムレールに取着された昇降コードをヘッドボックス内への引き込み及びヘッドボックスからの引き出しを行うことによって、ボトムレールを昇降させることによりスラットを昇降させている。一般的な横型ブラインドにおいては、各スラットの前後方向の中央に昇降コード挿通孔が設けられており、昇降コードは、ヘッドボックスから垂下され、昇降コード挿通孔に挿通されて、ボトムレールに接続されている。
このようなタイプの横型ブラインドでは、スラットを閉じた状態にしても、昇降コード挿通孔を通じて日射が漏れてしまい、満足の行く遮蔽性が得られない場合がある。
このような課題を解決するために、特許文献1又は2では、スラットの前後方向の縁に沿ってヘッドボックスからボトムレールまで昇降コードを垂下させている。
実公平3−35034号公報 実開昭64−33897号公報
特許文献1〜2に記載の構成では、スラットには昇降コード挿通孔を設ける必要がないので、この孔を通じた日射漏れの課題は解決される。しかし、このような構成では、スラットを全閉状態にしようとしてもスラットが十分に立ち上らず、隣接するスラットの間からの光漏れが生じてしまうことが分かった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、遮蔽性が極めて優れた横型ブラインドを提供するものである。
本考案によれば、ヘッドボックスから垂下される開閉コードと、上下方向に並べて配置され且つ前記開閉コードによって支持される複数のスラットとを備え、前記開閉コードは、前記スラットの部屋内側及び部屋外側のそれぞれに垂下され、且つ前記スラットの部屋内側及び部屋外側のそれぞれから前記スラットを支持し、前記開閉コードは、縦糸と、前記縦糸に沿って配置された複数のスラット支持部とを備え、前記スラット支持部は、前記縦糸から延びる柔軟な線状基部と、前記線状基部よりも剛性が高い線状引掛け部とを備え、前記線状基部は、前記線状引掛け部の両端よりも中央側の位置で前記線状引掛け部に連結され、前記スラット支持部は、前記線状引掛け部が前記スラットの下側に配置されるように、前記スラットに設けられた係合部に係合される、横型ブラインドが提供される。
本考案者らは、特許文献1〜2に記載の構成において隣接するスラットの間からの光漏れが生じる原因について調査したところ、これらの構成においては、一対の縦糸を横糸で連結したラダーコードを用いてスラットの支持及びチルトを行なっているために、チルト時に横糸が邪魔をしてスラットが十分に立ち上がらないことが分かった。そこで、スラットの立ち上がりを改善すべく鋭意検討したところ、ラダーコードを使用する代わりに、上記構成のスラット支持部を有する開閉コードを用いてスラットの支持及びチルトを行うことによって、スラットを略垂直に立ち上げることが可能になることを見出し、本発明の完成に到った。
以下、本考案の種々の実施形態を例示する。以下に示す種々の実施形態は、互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記線状基部は、前記線状引掛け部の長手方向の中央からずれた位置で前記線状引掛け部に連結されている。
好ましくは、前記係合部は、閉鎖貫通孔である。
好ましくは、前記線状基部は、柔軟な繊維からなり、前記線状引掛け部は、前記線状基部よりも剛性が高い繊維からなる。
好ましくは、前記スラットの部屋内側と部屋外側の少なくとも一方に垂下される昇降コードを備え、前記開閉コードのうち前記昇降コードに隣接したものは、前記昇降コードを上下方向にスライド可能に挿通させる連結部を備え、前記昇降コードは、前記連結部によって前記開閉コードに連結される。
本発明は、スラットの支持に用いられる横型ブラインド用開閉コードであって、前記開閉コードは、縦糸と、前記縦糸に沿って配置された複数のスラット支持部とを備え、前記スラット支持部は、前記縦糸から延びる柔軟な線状基部と、前記線状基部よりも剛性が高い線状引掛け部とを備え、前記線状基部は、前記線状引掛け部の両端よりも中央側の位置で前記線状引掛け部に連結される、横型ブラインド用開閉コードも提供する。
好ましくは、前記線状基部は、前記線状引掛け部の長手方向の中央からずれた位置で前記線状引掛け部に連結されている。
好ましくは、前記線状基部は、柔軟な繊維からなり、前記線状引掛け部は、前記線状基部よりも剛性が高い繊維からなる。
本考案の第1実施形態にかかる、横型ブラインドの全体構成を示す斜視図である。 図1中の点線で囲った部分の拡大図である。 スラット支持部5dをスラット9に係合させていない状態を示す斜視図である。 スラット支持部5dの端部5d3をスラット9の閉鎖貫通孔9cに挿入した状態を示す斜視図である。 閉鎖貫通孔9cを通る断面の断面図であり、(a)はスラット9が水平状態、(b)はスラット9が略垂直になっている状態を示す。 本考案の第2実施形態の横型ブラインドについての図4に対応する斜視図である。 本考案の第3実施形態の横型ブラインドについての図3に対応する斜視図である。 本考案の第3実施形態の横型ブラインドについての図4に対応する斜視図である。
以下、図面を用いて、本考案の種々の実施形態を説明する。以下に示す種々の実施形態は、互いに組み合わせ可能である。また、第2〜第3実施形態では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
1.第1実施形態
図1〜図5を用いて、本考案の第1実施形態の横型ブラインド1について説明する。
ヘッドボックス3の下面3aからは、開閉コード5が垂下され、上下方向に並べて配置された複数のスラット9が開閉コード5によって支持される。開閉コード5は、スラット9の部屋内側に垂下される部屋内側開閉コード5aと、スラット9の部屋外側に垂下される部屋外側開閉コード5bを備える。開閉コード5a,5bの下端にはボトムレール7が取着されている。
開閉コード5a,5bは、それぞれ、縦糸5cと、縦糸5cに沿って配置された複数のスラット支持部5dを備える。部屋内側開閉コード5aのスラット支持部5dと、部屋外側開閉コード5bのスラット支持部5dによって、スラット9が支持される。図1では、10枚のスラット9が支持されているが、スラット9の枚数は、ブラインドの高さ、スラット9の幅、各段のスラット9間の間隔などによって適宜決定される。また、本実施形態では、スラット9の厚さや材質は特に限定されない。
ヘッドボックス3の下面3aからは、昇降コード13が垂下され、昇降コード13の一端がボトムレール7に取着されている。ヘッドボックス3の幅方向中央の昇降コード13は、部屋内側開閉コード5aに隣接して、部屋内側開閉コード5aよりも前後方向外側から垂下され、ヘッドボックス3の幅方向両端の昇降コード13は、部屋外側開閉コード5bに隣接して、部屋外側開閉コード5bよりも前後方向外側から垂下されている。
昇降コード13に隣接している開閉コード5p(ヘッドボックス3の幅方向中央の開閉コード5では、部屋内側開閉コード5aが開閉コード5pであり、ヘッドボックス3の幅方向両端の開閉コード5では、部屋外側開閉コード5bが開閉コード5pである。)は、昇降コード13を上下方向にスライド可能に挿通させる連結部5eを有し、昇降コード13がこの連結部5eによって開閉コード5pに連結されている。連結部5eは、例えばピコと呼ばれる小リングであるが、必ずしもリング状になっている必要はなく、昇降コード13を開閉コード5pに対して上下方向にスライド可能に連結できるものであればよい。連結部5eを設ける位置やピッチは、昇降コード13を開閉コード5pに適切に連結可能であれば特に限定されず、連結部5eは、各スラット9に対応する位置に設けてもよく、スラット1つ飛ばし又は複数飛ばしで設けてもよい。また、連結部5eとスラット9の位置関係も特に限定されず、連結部5eを設ける高さ位置は、スラット9の上側・下側の何れでもよく、スラット9と同程度の高さであってもよい。
スラット支持部5dは、縦糸5cから延びる柔軟な線状基部5d1と、線状基部5d1よりも剛性が高い線状引掛け部5d2とを備える。線状基部5d1は、線状引掛け部5d2の長手方向の略中央で線状引掛け部5d2に連結されている。線状引掛け部5d2の剛性を線状基部5d1よりも高くする方法としては、線状引掛け部5d2の直径を線状基部5d1よりも大きくする方法や、線状引掛け部5d2の材質を線状基部5d1よりも高剛性のものにする方法が挙げられる。例えば、線状基部5d1を柔軟な繊維で形成し、線状引掛け部5d2を線状基部5d1よりも剛性が高い(硬い)繊維で形成することができる
スラット9は、部屋内側の縁9a及び部屋外側の縁9bのそれぞれに隣接した位置に閉鎖貫通孔9cからなる係合部を備える。図4に示すように、線状引掛け部5d2の端部5d3を、スラット9の上側から閉鎖貫通孔9cに挿入して、線状引掛け部5d2をスラット9の下側に配置させることによって、線状引掛け部5d2をスラット9に係合させる。線状引掛け部5d2に閉鎖貫通孔9cを通過させ易くするために、閉鎖貫通孔9cの直径は、線状引掛け部5d2の直径と線状基部5d1の直径の合計と同程度かそれよりも若干大きい程度が好ましい。また、線状引掛け部5d2をスラット9に係合させている状態では、線状引掛け部5d2及び線状基部5d1が閉鎖貫通孔9cを塞いで閉鎖貫通孔9cからの光漏れを防ぐので、閉鎖貫通孔9cが線状引掛け部5d2の直径と線状基部5d1の直径の合計よりも大きすぎると光漏れが多くなってしまって好ましくない。従って、閉鎖貫通孔9cの直径は、線状引掛け部5d2の直径と線状基部5d1の直径の合計の0.8〜2倍が好ましく、1〜1.5倍がさらに好ましい。なお、閉鎖貫通孔9cが円形でない場合は、閉鎖貫通孔9cの面積と等しい面積を有する円の直径を「閉鎖貫通孔9cの直径」とする。
また、図4に示すように、(線状基部5d1と線状引掛け部5d2の連結部5d4から、線状引掛け部5d2の端部5d3までの長さL)/(線状基部5d1の長さS)は、1よりも小さいことが好ましく、0.8、0.6又は0.4以下がさらに好ましい。L/Sの値が大きすぎると線状引掛け部5d2に閉鎖貫通孔9cを通過させる際の作業性が悪化するからである。
図5に示すように、本実施形態では、昇降コード13は、ヘッドボックス3に設けられた昇降コードガイド部(例:滑車)19によって案内されて巻取ドラム21に巻き取られるようになっている。このような構成で、巻取ドラム21を回転させることによって、ヘッドボックス3とボトムレール7の間の昇降コード長を変化させてボトムレール7を昇降させることができる。巻取ドラム21は、駆動軸22を回転させることによって、回転させることができる。駆動軸22を回転させる方法は、特に限定されず、駆動軸22に対して相対回転不能に支持されたプーリーに操作コードを掛装して、この操作コードを引っ張ってプーリーを回転させることによって駆動軸22を回転させてもよく、電動モーターを用いて駆動軸22を回転させてもよい。なお、本考案では、ボトムレール7の昇降手段は、図5に示すような巻取ドラム式の昇降手段に限定されず、昇降コードガイド部19を通じてヘッドボックス3内に挿入された昇降コード13をヘッドボックス3の別の位置から引き出し、その引き出し量を変化させることによってボトムレール7を昇降させる、所謂、直引き式の昇降手段であってもよい。
図5(a)に示すように、開閉コード5a,5bの縦糸5cのヘッドボックス1側の端は、駆動軸22によって回転される吊下リング(図示せず)に取着される。吊下リングは、所定の可動範囲内で回転し、この回転によって開閉コード5bの縦糸5cが矢印Xの方向に引っ張られ、かつ開閉コード5aの縦糸5cが矢印Yの方向に下がることによって開閉コード5bのスラット支持部5dと、開閉コード5aのスラット支持部5dの高さの差Pがスラット9の前後方向の幅以上になると、スラット9が図5(b)に示すようにチルトされて略垂直に立ち上がった状態になる。
一対の縦糸の間に配置された横糸によってスラットを支持する所謂ラダーコード式の横型ブラインドでは、横糸があるためにスラットを略垂直に立ち上げることが困難であるために隣接するスラットの間から若干の光漏れが生じていた。本実施形態では、ラダーコードを使用せずに、スラット支持部5dを有する開閉コード5を用いてスラット9を支持しているので、横糸がスラットの立ち上がりの邪魔になることがなく、そのために、スラット9を略垂直に立ち上げることができ、遮蔽性を向上させることができる。
また、本実施形態では、線状基部5d1が柔軟な線材で構成されていて、縦糸5cに対する線状基部5d1の相対角度、及び線状引掛け部5d2に対する線状基部5d1の相対角度が、どちらも容易に変化するので、スラット9をスムーズに略垂直に立ち上げることができる。具体例で説明すると、図5(a)〜(b)の例では、部屋外側開閉コード5bにおいて線状引掛け部5d2に対する線状基部5d1の相対角度が、図5(a)の状態での約90度から、図5(b)の状態での約0度に変化し、かつ部屋内側開閉コード5aにおいて縦糸5cに対する線状基部5d1の相対角度βが図5(a)の状態での約30度から図5(b)の状態での約120度に変化することによってスラット9のスムーズな立ち上がりが可能になっている。
本実施形態は、以下の態様でも実施可能である。
・上記実施形態では、線状引掛け部5d2には、2本の線状基部5d1が連結されているが、線状基部5d1の数は1本であってもよい。
・上記実施形態では、線状基部5d1の先端に線状引掛け部5d2が連結されていて、スラット支持部5dがT字状になっているが、例えば、線状基部5d1の先端よりも縦糸5cに近い位置において線状引掛け部5d2を線状基部5d1に連結させて十字状(又はX字状)にしてもよい。
・上記実施形態では、部屋内側の閉鎖貫通孔9cと部屋外側の閉鎖貫通孔9cは、スラット9の幅方向の同じ位置に同じ数だけ設けられているが、部屋内側の閉鎖貫通孔9cと部屋外側の閉鎖貫通孔9cの位置は、スラット9の幅方向にずれていてもよく、部屋内側の閉鎖貫通孔9cと部屋外側の閉鎖貫通孔9cの数は同じでなくてもよい。
2.第2実施形態
次に、図6を用いて、本考案の第2実施形態の横型ブラインドについて説明する。
本実施形態の横型ブラインドは、第1実施形態に類似しており、第1実施形態では、線状基部5d1は、線状引掛け部5d2の長手方向の略中央で線状引掛け部5d2に連結されているのに対し、本実施形態では、図6に示すように、線状基部5d1は、線状引掛け部5d2の長手方向の中央からずれた位置で前記線状引掛け部に連結されている。
本実施形態において、線状引掛け部5d2に閉鎖貫通孔9cを通過させる際には、連結部5d4から遠い方の端部5d31の側から閉鎖貫通孔9cに挿入し、その後に、連結部5d4から近い方の端部5d32を閉鎖貫通孔9cに挿入することによって、線状引掛け部5d2の全体をスラット9の下側に配置する。このような方法で線状引掛け部5d2に閉鎖貫通孔9cを通過させれば、(線状引掛け部5d2の端部5d32までの長さL)/(線状基部5d1の長さS)の値は、第1実施形態と変わらないので、線状引掛け部5d2に閉鎖貫通孔9cを通過させる際の作業性は悪化しない。また、連結部5d4から遠い方の端部5d31までの距離が長くなった分だけ、線状引掛け部5d2が閉鎖貫通孔9cから抜けにくく、線状引掛け部5d2は第1実施形態よりも大きな荷重を受けることができる。従って、本実施形態によれば、線状引掛け部5d2に閉鎖貫通孔9cを通過させる際の作業性を悪化させることなく、線状引掛け部5d2の耐荷重を高めることができる。
3.第3実施形態
次に、図7〜図8を用いて、本考案の第3実施形態の横型ブラインドについて説明する。
本実施形態の横型ブラインドは、第1実施形態に類似しており、第1実施形態では、係合部が閉鎖貫通孔9cであるのに対し、本実施形態では、係合部9dは、貫通孔9d1と、貫通孔9d1からスラット9の縁にまで延びる切欠き9d2で構成されている。切欠き9d2は、スラット支持部5dが貫通孔9cから抜けることを防ぐ幅を有するスリット部9d21と、スリット部9d21からスラット9の縁に向かって幅が広がるテーパー部9d22とを備える。
第1実施形態では、線状引掛け部5d2に閉鎖貫通孔9cを通過させることによって、線状引掛け部5d2をスラット9に係合させていたが、本実施形態では、同様の方法で係合させることができることに加えて、線状基部5d1を図8の矢印Z方向にスライド移動させることによってテーパー部9d22及びスリット部9d21を経由して貫通孔9d1内に配置させることによって、線状引掛け部5d2をスラット9に係合させることができる。テーパー部9d22によって線状基部5d1をスリット部9d21に案内させることによって、線状基部5d1をスリット部9d21に差し込むことが容易になっている。このような方法によれば、線状引掛け部5d2をスラット9に係合させるのが容易であり、作業性が優れている。また、第1実施形態では、図4に示す長さL/長さSの値が大きくなるほど線状引掛け部5d2をスラット9に係合させるのが困難になるが、本実施形態では、線状引掛け部5d2の長さは作業性には影響しないので、線状引掛け部5d2を自由に設計することができるという利点もある。
線状引掛け部5d2の直径は、貫通孔9d1を塞いで光漏れを低減するという観点から、貫通孔9d1の直径の1倍以上が好ましい。
3:ヘッドボックス
5:開閉コード
7:ボトムレール
9:スラット
13:昇降コード

Claims (8)

  1. ヘッドボックスから垂下される開閉コードと、
    上下方向に並べて配置され且つ前記開閉コードによって支持される複数のスラットとを備え、
    前記開閉コードは、前記スラットの部屋内側及び部屋外側のそれぞれに垂下され、且つ前記スラットの部屋内側及び部屋外側のそれぞれから前記スラットを支持し、
    前記開閉コードは、縦糸と、前記縦糸に沿って配置された複数のスラット支持部とを備え、
    前記スラット支持部は、前記縦糸から延びる柔軟な線状基部と、前記線状基部よりも剛性が高い線状引掛け部とを備え、前記線状基部は、前記線状引掛け部の両端よりも中央側の位置で前記線状引掛け部に連結され、
    前記スラット支持部は、前記線状引掛け部が前記スラットの下側に配置されるように、前記スラットに設けられた係合部に係合される、横型ブラインド。
  2. 前記線状基部は、前記線状引掛け部の長手方向の中央からずれた位置で前記線状引掛け部に連結されている、請求項1に記載の横型ブラインド。
  3. 前記係合部は、閉鎖貫通孔である、請求項1又は請求項2に記載の横型ブラインド。
  4. 前記線状基部は、柔軟な繊維からなり、前記線状引掛け部は、前記線状基部よりも剛性が高い繊維からなる請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の横型ブラインド。
  5. 前記スラットの部屋内側と部屋外側の少なくとも一方に垂下される昇降コードを備え、
    前記開閉コードのうち前記昇降コードに隣接したものは、前記昇降コードを上下方向にスライド可能に挿通させる連結部を備え、
    前記昇降コードは、前記連結部によって前記開閉コードに連結される、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の横型ブラインド。
  6. スラットの支持に用いられる横型ブラインド用開閉コードであって、
    前記開閉コードは、縦糸と、前記縦糸に沿って配置された複数のスラット支持部とを備え、
    前記スラット支持部は、前記縦糸から延びる柔軟な線状基部と、前記線状基部よりも剛性が高い線状引掛け部とを備え、前記線状基部は、前記線状引掛け部の両端よりも中央側の位置で前記線状引掛け部に連結される、横型ブラインド用開閉コード。
  7. 前記線状基部は、前記線状引掛け部の長手方向の中央からずれた位置で前記線状引掛け部に連結されている、請求項6に記載の横型ブラインド用開閉コード。
  8. 前記線状基部は、柔軟な繊維からなり、前記線状引掛け部は、前記線状基部よりも剛性が高い繊維からなる請求項6又は請求項7に記載の横型ブラインド用開閉コード。
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