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JP3162810B2 - 面状電気暖房器 - Google Patents

面状電気暖房器

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Publication number
JP3162810B2
JP3162810B2 JP19842092A JP19842092A JP3162810B2 JP 3162810 B2 JP3162810 B2 JP 3162810B2 JP 19842092 A JP19842092 A JP 19842092A JP 19842092 A JP19842092 A JP 19842092A JP 3162810 B2 JP3162810 B2 JP 3162810B2
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JP
Japan
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temperature
temperature sensor
controller
heater
control board
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JP19842092A
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JPH0645052A (ja
Inventor
充 松本
勲 栗原
豊樹 吉田
直彦 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室温を検出して発熱量を
制御する面状電気暖房器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電気カーペットのような面状電気
暖房器は、特開平2−270282号公報のように室温
検出手段を設けてヒータへの通電開始後の電力量を決定
して所謂室温補正を行うようにしている。これは、通電
初期に室温(外気温)が低い場合には電力量を多くして
カーペットの本体温度を設定温度まで短時間に上昇さ
せ、反対に室温が低い場合には電力量を少なくしてゆっ
くりと設定温度に到達するものである。そして、前述の
室温の検出は、カーペット本体のコーナー部に設けたコ
ントローラー内の室温センサーによりコントローラー内
の温度を検出して行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記室温セ
ンサーは、1つのセンサーを用いコントローラー内に配
設しているためにヒータへの通電に伴ってヒータの熱が
コントローラーに伝導し該コントローラー内の温度が上
昇するため、センサーは室温が高いと判断し、実際は室
温が低いにも拘らず通電開始後のヒータの発熱量が足ら
ないという欠点がある。
【0004】本発明は、ほぼ正確な室温で検出してヒー
タ線の電力量を制御するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の1つは、ヒータ
線を配設した面状採暖器と、該面状採暖器の周縁に設け
られ該採暖器の温度制御を行うコントローラーと、該コ
ントローラー内に設けられコントローラー内の温度を検
出する第1温度センサーと、前記コントローラー内の外
気に晒される位置に設け雰囲気温度を検出する第2温度
センサーと、前記第1温度センサーと第2温度センサー
からの信号を入力する演算手段とを備え、前記演算手段
は、第1温度センサーと第2温度センサーからの信号に
基づき第2温度センサーの補正を行い室温を検出してヒ
ータ線の電力量を制御する構成としたものである。
【0006】本発明の他の1つは、前記コントローラー
内には、前記ヒータ線の通電を制御する制御基板を設
け、前記第1温度センサーは、前記制御基板に取り付け
て制御基板の温度とコントローラー内の温度を検出する
構成としたものである。
【0007】
【作用】コントローラー内の温度を検出する第1温度セ
ンサーによる温度信号と雰囲気温度を検出する第2温度
センサーの温度信号に基づき演算手段によってその差を
検出して、その差に基づき第2温度センサーの補正を行
う。
【0008】また、第1温度センサーはコントローラー
内の温度のみならず該コントローラー内の制御基板の温
度を検出してヒータ線の過熱防止を行う。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はカーペットに実施した場合の電気回路図、図2は
電気カーペットの平面図、図3はコントローラーの部分
断面斜視図、図4はコントローラーとカーペットの断面
図である。(1)は電気カーペットよりなる面状採暖器
(以下カーペットとする)で、蛇行して配設したヒータ
線(2)とこのヒータ線に隣接し蛇行して配設した検知
線(3)と周縁のコーナー部に設けたコントローラー
(4)とから構成している。
【0010】前記コントローラー(4)は図4に示すよ
うにカーペット(1)側に近い位置に広容積の収容室
(5)を設け、カーペット(1)よりも離れた最も外側
に多数の通気孔(6)(6)…を穿設した小容積の隔室
(7)を設けている。(8)は前記収容室(5)内に収
納固定した制御基板で、前記ヒータ線(2)の通電を制
御する電気部品(9)(9)…を取り付けている。(1
0)は前記制御基板(8)に取り付けられ前記コントロ
ーラー(4)内の温度を検出する第1温度センサーで、
制御基板(8)の温度をも検出し該制御基板が所定温度
以上の時にヒータ線(2)への通電を遮断する。(1
1)は前記隔室(7)内に設けた第2温度センサーで、
前記通気孔(6)(6)…によって外気に晒されてお
り、より外気の温度に近い温度を検出する。
【0011】電気回路図について説明すると、(12)
は前記検知線(3)のインピーダンスを温度信号に変換
するカーペット温度検知手段、(13)は前記第1温度
センサー(10)に直列接続した抵抗、(14)は前記
第2温度センサー(11)に直列接続した抵抗、(1
5)は前記第1、第2温度センサー(10)、(11)
からの温度信号を入力して演算する第1の演算手段で、
図5に示す各センサーの温度値及び図6に示す各センサ
ーの温度変化量特性図のように第1温度センサー(1
0)の実測温度(T1)から第2温度センサー(11)
の実測温度(T2)を減算した値(△T1)を基にして
得られる予め決められた第2温度センサー(11)の実
測温度(T2)から本来の室温(TC)を減算した値
(△T2)を求めるものでテーブルデータとして記憶し
ている。この値(△T1)と(△T2)は実験的に求め
たもので直線(P)によって表わされ(△T1)が決定
すれば自ずと(△T2)が求められるものである。(1
6)は前述の第1の演算手段(15)の出力と第2温度
センサー(11)の温度信号を入力として演算する第2
の演算手段で、前記第1の演算手段(15)によって得
られた値(△T2)より第2温度センサー(11)の実
測値(T2)を減算補正を行い室温(TC)を求めるも
のである。(17)はヒータ線(2)の制御手段で、前
記第2の演算手段(16)によって得られた室温(T
C)に基づきヒータ線(2)の通電量を制御する。(1
8)は前記ヒータ線(2)と交流電源(19)間に接続
したリレー接点で、前記制御手段(17)の出力によっ
て開閉する。
【0012】次に動作について述べる。カーペット
(1)の使用当初、即ちヒータ線(2)への通電初期に
はカーペット(1)の温度が低いため、図5のように第
1及び第2温度センサー(10)、(11)の温度がほ
ぼ等しくなっており第2の演算手段(16)による補正
は必要ない。やがて、カーペット(1)の温度が上昇す
ると、第1温度センサー(10)による検出温度は制御
基板(8)の温度とカーペット(1)側の温度の影響を
受けて上昇するが、第2温度センサー(11)による検
出温度は通気孔(6)(6)…によって外気に晒され且
つカーペット(1)よりも離れているために上昇がほと
んどない。
【0013】例えば図5に示す時間(Q)での第1温度
センサー(10)が検出した実測温度(T1)とし第2
温度センサー(11)が検出した実測温度(T2)とす
ると第1の演算手段(15)によって種々の演算を行
う。(T1)−(T2)≒(△T1)となり、第2温度
センサー(11)の実測温度(T2)と本来(実際)の
室温(TC)(現時点では不明)との差は、(T2)−
(TC)=△T2となる。前述のように(△T2)はも
ともと室温(TC)に最も近い値であるが室温を正確に
求めることができない。
【0014】ここで、図6に示すテーブルデータを記憶
した第1の演算手段(15)によって(△T1)に基づ
き直線(P)から(△T2)を求め、この時の値を第2
の演算手段(16)に出力する。
【0015】第2の演算手段(16)は第2温度センサ
ー(11)の実測値(T2)から(△T2)を減算し室
温(TC)が求められ室温補正の信号を制御手段(1
7)に出力し、この制御手段(17)は室温が低く補正
量が多い場合にはヒータ線(2)の発熱量を増加してカ
ーペット(1)の設定温度到達後の温度に安定性をもた
せる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、2つの温度センサーによって
正確な室温を算出することができる。特に第1温度セン
サーが検出した温度が面状採暖器側の温度の影響を受け
たものであっても第2温度センサーの検出温度と関連づ
けて演算を行い室温を検出するため、本来の室温により
近い室温を算出することができる。
【0017】また、第1温度センサーはコントローラー
内の温度のみならずコントローラー内の制御基板の温度
を検出し、制御基板が所定温度以上のときにはヒータ線
の通電を制御することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面状電気暖房器の電気回路図である。
【図2】同じく一実施例である電気カーペットの平面図
である。
【図3】同じくコントローラーの部分断面図である。
【図4】同じくコントローラーとカーペットの断面図で
ある。
【図5】同じく各センサー実測温度値と時間との関係を
示す特性図である。
【図6】同じくテーブルデータとして記憶する各センサ
ーの温度変化量特性図である。
【符号の説明】
1 面状採暖器 2 ヒータ線 4 コントローラー 8 制御基板 10 第1温度センサー 11 第2温度センサー 15 第1の演算手段 16 第2の演算手段 17 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 豊樹 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 岸本 直彦 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−130326(JP,A) 特開 平3−233243(JP,A) 実開 平4−29714(JP,U) 実開 昭62−103186(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 3/00 F24D 13/02 F24F 11/02 G01D 3/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータ線を配設した面状採暖器と、該面
    状採暖器の周縁に設けられ該採暖器の温度制御を行うコ
    ントローラーと、該コントローラー内に設けられコント
    ローラー内の温度を検出する第1温度センサーと、前記
    コントローラー内の外気に晒される位置に設け雰囲気温
    度を検出する第2温度センサーと、前記第1温度センサ
    ーと第2温度センサーからの信号を入力する演算手段と
    を備え、前記演算手段は、第1温度センサーと第2温度
    センサーからの信号に基づき第2温度センサーの補正を
    行い室温を検出してヒータ線の電力量を制御することを
    特徴とする面状電気暖房器。
  2. 【請求項2】 前記コントローラー内には前記ヒータ線
    の通電を制御する制御基板を設け、前記第1温度センサ
    ーは、前記制御基板に取り付けて制御基板の温度とコン
    トローラー内の温度を検出することを特徴とする請求項
    1に記載の面状電気暖房器。
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