JP3032958B2 - Led発光装置およびその製造方法 - Google Patents
Led発光装置およびその製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、LED発光装置
およびその製造方法に関し、たとえば液晶パネル表示装
置等、それ自体発光を行わない面的表示装置の視認性を
高めるために、この面的表示装置をその背後から照明す
る、いわゆるバックライトと呼ばれる面発光照明装置と
して用いられるもの、およびその製造方法に関するもの
である。
およびその製造方法に関し、たとえば液晶パネル表示装
置等、それ自体発光を行わない面的表示装置の視認性を
高めるために、この面的表示装置をその背後から照明す
る、いわゆるバックライトと呼ばれる面発光照明装置と
して用いられるもの、およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、それ自体薄型化が達成
されているために、小型化が要請される電子機器等の各
種表示を行うための装置として多用されている。しかし
ながら、この種の液晶表示装置は、それ自体発光をせ
ず、したがって、その表示の視認性を高めるために、背
面から照明を行う背面照明装置と併用されることが多
い。小型の機器にこのような液晶表示装置を組み込む場
合、面発光照明装置を含めた厚みをさらに薄型化するこ
とが要請され、このような要請に応える背面照明装置お
よびこれに用いられる光源装置として、たとえば、実公
平4−14943号公報に提案されたものがある。
されているために、小型化が要請される電子機器等の各
種表示を行うための装置として多用されている。しかし
ながら、この種の液晶表示装置は、それ自体発光をせ
ず、したがって、その表示の視認性を高めるために、背
面から照明を行う背面照明装置と併用されることが多
い。小型の機器にこのような液晶表示装置を組み込む場
合、面発光照明装置を含めた厚みをさらに薄型化するこ
とが要請され、このような要請に応える背面照明装置お
よびこれに用いられる光源装置として、たとえば、実公
平4−14943号公報に提案されたものがある。
【0003】同公報に提案された背面照明装置は、本願
の図12、図13および図14に示すように、一定の厚
みの透明または半透明の導光板1の周縁部上面に凹陥部
2を設け、この凹陥部2に光源装置3が嵌め込まれて構
成されている。この光源装置3は、全面が開口する有底
箱状反射ケース4の底部にLEDチップ5を配置すると
ともに、ケース内部を透明樹脂で充填して発光部4aを
形成し、この発光部4aからリード端子6が延出させら
れたものである。光源装置3が発する光は、上記反射ケ
ース4の内面によって反射されて導光板1に表面および
裏面の境界での全反射を繰り返しながら導光板1の全域
におよび、ある時点において導光板1の表面から外部に
放射される。その結果、導光板1が一定の面積を有して
いて、光源装置3がこの導光板1の端縁に部分的に配置
されているにもかかわらず、導光板1の表面全面が光っ
ているように見える。
の図12、図13および図14に示すように、一定の厚
みの透明または半透明の導光板1の周縁部上面に凹陥部
2を設け、この凹陥部2に光源装置3が嵌め込まれて構
成されている。この光源装置3は、全面が開口する有底
箱状反射ケース4の底部にLEDチップ5を配置すると
ともに、ケース内部を透明樹脂で充填して発光部4aを
形成し、この発光部4aからリード端子6が延出させら
れたものである。光源装置3が発する光は、上記反射ケ
ース4の内面によって反射されて導光板1に表面および
裏面の境界での全反射を繰り返しながら導光板1の全域
におよび、ある時点において導光板1の表面から外部に
放射される。その結果、導光板1が一定の面積を有して
いて、光源装置3がこの導光板1の端縁に部分的に配置
されているにもかかわらず、導光板1の表面全面が光っ
ているように見える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、電圧を印加する
ことにより上記リード端子6を介して上記発光装置に電
力を供給し、上記発光部4aを発光させる場合、発光装
置3および回路基板(図示せず)を含めた面発光照明装
置全体の電圧降下を調整するために回路基板上にチップ
抵抗器(図示せず)が実装される。
ことにより上記リード端子6を介して上記発光装置に電
力を供給し、上記発光部4aを発光させる場合、発光装
置3および回路基板(図示せず)を含めた面発光照明装
置全体の電圧降下を調整するために回路基板上にチップ
抵抗器(図示せず)が実装される。
【0005】しかしながら、回路基盤上に実装されたチ
ップ抵抗器は、回路基板の表面に対して突出し、回路基
板表面に凹凸を形成する。このように、上記発光装置4
を用いた背面照明装置をチップ抵抗器が実装された回路
基板上に実装した場合には、背面照明装置および回路基
板を含む,面発光装置全体の実装密度が低くなり、面発
光装置全体としての厚みの薄型化を実現することができ
ない。
ップ抵抗器は、回路基板の表面に対して突出し、回路基
板表面に凹凸を形成する。このように、上記発光装置4
を用いた背面照明装置をチップ抵抗器が実装された回路
基板上に実装した場合には、背面照明装置および回路基
板を含む,面発光装置全体の実装密度が低くなり、面発
光装置全体としての厚みの薄型化を実現することができ
ない。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みて提案された
ものであって、面発光照明装置および回路基板を含む装
置全体の実装密度を高め、装置全体としての厚みの薄型
化を実現することを目的としている。
ものであって、面発光照明装置および回路基板を含む装
置全体の実装密度を高め、装置全体としての厚みの薄型
化を実現することを目的としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するために、本願発明
では次の技術的手段を講じている。
では次の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本願発明の第1の側面によって
提供されるLED発光装置は、底壁部と、この底壁部か
ら前方に延出する枠壁を有することによって前面が開口
するように形成された横長有底箱状反射ケースの底部に
1または複数個のLEDチップと、このLEDチップに
対して直列的に接続される1または複数個のチップ抵抗
器が配置されているLED発光装置であって、上記LE
Dチップは、上記反射ケースの底部に互いに隣接するよ
うにして同一平面内に配置した平板状の端子板にボンデ
ィングされて配置されており、上記チップ抵抗器は、い
ずれかの端子板に形成した途切れ部に架橋するようにし
て配置されていることを特徴としている。
提供されるLED発光装置は、底壁部と、この底壁部か
ら前方に延出する枠壁を有することによって前面が開口
するように形成された横長有底箱状反射ケースの底部に
1または複数個のLEDチップと、このLEDチップに
対して直列的に接続される1または複数個のチップ抵抗
器が配置されているLED発光装置であって、上記LE
Dチップは、上記反射ケースの底部に互いに隣接するよ
うにして同一平面内に配置した平板状の端子板にボンデ
ィングされて配置されており、上記チップ抵抗器は、い
ずれかの端子板に形成した途切れ部に架橋するようにし
て配置されていることを特徴としている。
【0009】好ましい実施形態においては、上記反射ケ
ースの内部には、LEDチップがボンディングされた複
数の端子板が配置されており、上記各端子板は、少なく
とも2つのLEDチップが電気回路的に直列に配置され
るように隣接していてもよいし、少なくとも2つのLE
Dチップが電気回路的に並列に配置されるように隣接し
ていてもよい。
ースの内部には、LEDチップがボンディングされた複
数の端子板が配置されており、上記各端子板は、少なく
とも2つのLEDチップが電気回路的に直列に配置され
るように隣接していてもよいし、少なくとも2つのLE
Dチップが電気回路的に並列に配置されるように隣接し
ていてもよい。
【0010】上記構成のLED発光装置は、回路基盤上
にチップ抵抗器が実装されずに、LED発光装置内にチ
ップ抵抗器が実装されるので、チップ抵抗器が回路基板
表面に凹凸を形成することはない。すなわち、チップ抵
抗器がその適部に実装された上記LED発光装置を用い
た背面照明装置を回路基板上に実装した場合には、背面
照明装置および回路基板を含む,面発光装置全体の実装
密度が従来に比べて高くなり、面発光装置全体としての
厚みの薄型化を実現することができる。
にチップ抵抗器が実装されずに、LED発光装置内にチ
ップ抵抗器が実装されるので、チップ抵抗器が回路基板
表面に凹凸を形成することはない。すなわち、チップ抵
抗器がその適部に実装された上記LED発光装置を用い
た背面照明装置を回路基板上に実装した場合には、背面
照明装置および回路基板を含む,面発光装置全体の実装
密度が従来に比べて高くなり、面発光装置全体としての
厚みの薄型化を実現することができる。
【0011】本願発明の第2の側面によって提供される
LED発光装置の製造方法は、底壁部と、この底壁部か
ら前方に延出する枠壁を有することによって前面が開口
するように形成された横長有底箱状反射ケースの底部に
1または複数個のLEDチップと、このLEDチップに
対して直列的に接続される1または複数個のチップ抵抗
器が配置されており、かつ、上記LEDチップは、上記
反射ケースの底部に互いに隣接するようにして同一平面
内に配置した平板状の端子板にボンディングされて配置
されており、上記チップ抵抗器は、いずれかの端子板に
形成した途切れ部に架橋するようにして配置されている
LED発光装置の製造方法であって、上記LEDチップ
をボンディングするための端子板を含むように形成され
た製造用フレームを用い、上記製造用フレームに含まれ
る端子板を上記反射ケースの底部に配置されるように上
記反射ケースを成形する反射ケース成形工程と、上記製
造用フレームに含まれる端子板の途切れ部を架橋するよ
うにチップ抵抗器を実装するチップ抵抗器実装工程と、
LEDチップを上記製造用フレーム上の適部にボンディ
ングするLEDチップボンディング工程と、サポートリ
ードおよび端子リードを切断するリード切断工程と、を
備えたことを特徴としている。
LED発光装置の製造方法は、底壁部と、この底壁部か
ら前方に延出する枠壁を有することによって前面が開口
するように形成された横長有底箱状反射ケースの底部に
1または複数個のLEDチップと、このLEDチップに
対して直列的に接続される1または複数個のチップ抵抗
器が配置されており、かつ、上記LEDチップは、上記
反射ケースの底部に互いに隣接するようにして同一平面
内に配置した平板状の端子板にボンディングされて配置
されており、上記チップ抵抗器は、いずれかの端子板に
形成した途切れ部に架橋するようにして配置されている
LED発光装置の製造方法であって、上記LEDチップ
をボンディングするための端子板を含むように形成され
た製造用フレームを用い、上記製造用フレームに含まれ
る端子板を上記反射ケースの底部に配置されるように上
記反射ケースを成形する反射ケース成形工程と、上記製
造用フレームに含まれる端子板の途切れ部を架橋するよ
うにチップ抵抗器を実装するチップ抵抗器実装工程と、
LEDチップを上記製造用フレーム上の適部にボンディ
ングするLEDチップボンディング工程と、サポートリ
ードおよび端子リードを切断するリード切断工程と、を
備えたことを特徴としている。
【0012】上記方法によって製造されるLED発光装
置は、本願発明の第1の側面について上述したのと同様
の利点を享受できることは明らかである。
置は、本願発明の第1の側面について上述したのと同様
の利点を享受できることは明らかである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図11を参照し
て、本願発明に係るLED発光装置3およびその製造方
法の好ましい実施形態を説明する。
て、本願発明に係るLED発光装置3およびその製造方
法の好ましい実施形態を説明する。
【0014】図1は、本願発明の第1の実施形態に係る
LED発光装置3を光源装置として組み込んだ面発光照
明装置2の拡大平面図である。この面発光照明装置2
は、平面視略長矩形をした透明または半透明樹脂からな
る導光板1と、この導光板1の対向短辺に沿うようにし
て装着されたLED発光装置3とを備えている。図1か
ら分かるように、この面発光照明装置2においては、L
ED発光装置3は、導光板1の側面に沿わせて取り付け
られている。
LED発光装置3を光源装置として組み込んだ面発光照
明装置2の拡大平面図である。この面発光照明装置2
は、平面視略長矩形をした透明または半透明樹脂からな
る導光板1と、この導光板1の対向短辺に沿うようにし
て装着されたLED発光装置3とを備えている。図1か
ら分かるように、この面発光照明装置2においては、L
ED発光装置3は、導光板1の側面に沿わせて取り付け
られている。
【0015】本実施形態における上記LED発光装置3
は、図2ないし図5に示すように、底部壁と、この底部
壁から前方に延出する枠壁を有することによって前面が
開口するように形成された横長有底箱状ケースの底部
に、上面に上面電極が形成されたLEDチップ5および
後述するチップ抵抗器8を配置した構成をもっており、
この横長有底箱状ケースの内部空間は、透明樹脂あるい
は拡散剤が混入された樹脂によって封止される場合があ
る。
は、図2ないし図5に示すように、底部壁と、この底部
壁から前方に延出する枠壁を有することによって前面が
開口するように形成された横長有底箱状ケースの底部
に、上面に上面電極が形成されたLEDチップ5および
後述するチップ抵抗器8を配置した構成をもっており、
この横長有底箱状ケースの内部空間は、透明樹脂あるい
は拡散剤が混入された樹脂によって封止される場合があ
る。
【0016】上記チップ抵抗器8としては、図6に示す
ように、セラミック基板80上に電極被膜81および抵
抗被膜82が印刷形成され、上記電極被膜81および抵
抗被膜82上に保護層としてのガラス層83、84が形
成されたもの等が用いられる。なお、上記チップ抵抗器
8は、上記電極被膜81および抵抗被膜82と導電する
ようにその側縁面および側縁近傍の裏面には第2次電極
被膜が塗布焼成されており、電極部85が形成されてい
る。また、上記チップ抵抗器8は、LEDチップ5に対
して電気回路的に直列に配置されている。
ように、セラミック基板80上に電極被膜81および抵
抗被膜82が印刷形成され、上記電極被膜81および抵
抗被膜82上に保護層としてのガラス層83、84が形
成されたもの等が用いられる。なお、上記チップ抵抗器
8は、上記電極被膜81および抵抗被膜82と導電する
ようにその側縁面および側縁近傍の裏面には第2次電極
被膜が塗布焼成されており、電極部85が形成されてい
る。また、上記チップ抵抗器8は、LEDチップ5に対
して電気回路的に直列に配置されている。
【0017】反射ケース4は、上記導光板1の短辺長さ
寸法と対応させて、適当な長さ寸法に設定されている。
この反射ケース4の底部には、第1の端子板11と、第
2の端子板12と、第3の端子板13とが配置されてい
る。第1の端子板11には、第1のリード端子6aが下
方に向けて一体延出している。第3の端子板13には、
第2のリード端子6cが下方に向けて一体延出してい
る。
寸法と対応させて、適当な長さ寸法に設定されている。
この反射ケース4の底部には、第1の端子板11と、第
2の端子板12と、第3の端子板13とが配置されてい
る。第1の端子板11には、第1のリード端子6aが下
方に向けて一体延出している。第3の端子板13には、
第2のリード端子6cが下方に向けて一体延出してい
る。
【0018】上記構成のLED発光装置3を用いた面発
光照明装置は、回路基板(図示せず)上にチップ抵抗器
8が実装されるのではなく、LED発光装置3内にチッ
プ抵抗器3が実装されるので、チップ抵抗器が回路基板
表面に凹凸を形成することはない。すなわち、チップ抵
抗器8がその適部に実装された上記LED発光装置を用
いた背面証明装置を回路基板上に実装した場合には、背
面照明装置および回路基板を含む,面発光装置全体の実
装密度が従来に比べて高くなり、面発光装置全体として
の厚みの薄型化を実現することができる。
光照明装置は、回路基板(図示せず)上にチップ抵抗器
8が実装されるのではなく、LED発光装置3内にチッ
プ抵抗器3が実装されるので、チップ抵抗器が回路基板
表面に凹凸を形成することはない。すなわち、チップ抵
抗器8がその適部に実装された上記LED発光装置を用
いた背面証明装置を回路基板上に実装した場合には、背
面照明装置および回路基板を含む,面発光装置全体の実
装密度が従来に比べて高くなり、面発光装置全体として
の厚みの薄型化を実現することができる。
【0019】次に、上記のように構成された第1の実施
形態に係るLED発光装置3の製造方法を以下に示す。
形態に係るLED発光装置3の製造方法を以下に示す。
【0020】先ず、上記LED発光装置3を製造するた
めの製造用フレーム20を図4に示す。第1の端子板1
1には、第1リード端子6aが下方に向けて一体延出
し、サポートフレーム6a′、6a′、6a′、6a′
が上方に向けて一体延出している。第2の端子板12に
は、サポートフレーム6b′、6b′、6b′が下方に
向けて一体延出している。第3の端子板13には、第2
リード端子6cが下方に向けて一体延出し、サポートフ
レーム6c′が上方に向けて一体延出している。なお、
上記製造用フレーム20は、導体金属板を打ち抜くこと
によって得ることができる。
めの製造用フレーム20を図4に示す。第1の端子板1
1には、第1リード端子6aが下方に向けて一体延出
し、サポートフレーム6a′、6a′、6a′、6a′
が上方に向けて一体延出している。第2の端子板12に
は、サポートフレーム6b′、6b′、6b′が下方に
向けて一体延出している。第3の端子板13には、第2
リード端子6cが下方に向けて一体延出し、サポートフ
レーム6c′が上方に向けて一体延出している。なお、
上記製造用フレーム20は、導体金属板を打ち抜くこと
によって得ることができる。
【0021】上記製造用フレーム20上の図4の仮想線
で囲む領域を包み込むようにして、上記反射ケース4を
金型成形装置を用いて形成する。具体的には、所定の型
に形成された下金型の所定位置に上記製造用フレームを
設置し、上金型を下金型に合わせて型締めし、樹脂注入
操作を行うことにより反射ケース4が形成される。上記
反射ケース4の材質としては、液晶ポリマー(LCP)
等が採用される。
で囲む領域を包み込むようにして、上記反射ケース4を
金型成形装置を用いて形成する。具体的には、所定の型
に形成された下金型の所定位置に上記製造用フレームを
設置し、上金型を下金型に合わせて型締めし、樹脂注入
操作を行うことにより反射ケース4が形成される。上記
反射ケース4の材質としては、液晶ポリマー(LCP)
等が採用される。
【0022】続いて、第2の端子板12の端部と第3の
端子板13の端部との間に形成された途切れ部を、チッ
プ抵抗器8によって架橋する。具体的には、上記電極部
85の裏面側にハンダが塗布された上記チップ抵抗器8
を上記途切れ部を架橋するように配置し、ハンダが溶解
する程度の高温炉内でハンダを溶解させ、ハンダの温度
を降下させることによりハンダを固化させ、上記途切れ
部に上記チップ抵抗器8を実装する。
端子板13の端部との間に形成された途切れ部を、チッ
プ抵抗器8によって架橋する。具体的には、上記電極部
85の裏面側にハンダが塗布された上記チップ抵抗器8
を上記途切れ部を架橋するように配置し、ハンダが溶解
する程度の高温炉内でハンダを溶解させ、ハンダの温度
を降下させることによりハンダを固化させ、上記途切れ
部に上記チップ抵抗器8を実装する。
【0023】次に、図4によく表れているように、第1
の端子板11には、所定の位置にLEDチップ5、5、
5をボンディングし、このLEDチップ5、5、5の上
面に形成された上面電極と第2の端子板12の適部とを
ワイヤ9、9、9によって結線する。このようにワイヤ
9、9、9で結線された第1端子板11および第2の端
子板12においては、各LEDチップ5、5、5は、電
気回路的に並列に接続されていることになる。このよう
にボンディングされたLEDチップ5、5、5に対し
て、上記チップ抵抗器8は、電気的に直列な関係をな
す。なお、上記LEDチップ5、5、5とチップ抵抗器
8との電気回路的な関係は、図7に示すような電気回路
図で表される。
の端子板11には、所定の位置にLEDチップ5、5、
5をボンディングし、このLEDチップ5、5、5の上
面に形成された上面電極と第2の端子板12の適部とを
ワイヤ9、9、9によって結線する。このようにワイヤ
9、9、9で結線された第1端子板11および第2の端
子板12においては、各LEDチップ5、5、5は、電
気回路的に並列に接続されていることになる。このよう
にボンディングされたLEDチップ5、5、5に対し
て、上記チップ抵抗器8は、電気的に直列な関係をな
す。なお、上記LEDチップ5、5、5とチップ抵抗器
8との電気回路的な関係は、図7に示すような電気回路
図で表される。
【0024】そして、製造用フレーム20上に反射ケー
ス4が形成された状態において、必要に応じて反射ケー
ス4の内向きに開口した内部空間を透明樹脂あるいは拡
散剤が混入された樹脂を用いて封止し、反射ケース4の
内部空間の底部に臨む第1の端子板11および第3の端
子板13から下方に一体延出する第1リード端子6aお
よび第2リード端子6cを形成する部位にハンダメッキ
を施した後、サポートリード6a′、6b′および6
c′を反射ケース4の外面に沿って切断するとともに、
第1リード端子6aおよび第2リード端子6cを図4に
符号Cで示すラインに沿って切断することにより、図3
に示すようなLED発光装置3が形成される。
ス4が形成された状態において、必要に応じて反射ケー
ス4の内向きに開口した内部空間を透明樹脂あるいは拡
散剤が混入された樹脂を用いて封止し、反射ケース4の
内部空間の底部に臨む第1の端子板11および第3の端
子板13から下方に一体延出する第1リード端子6aお
よび第2リード端子6cを形成する部位にハンダメッキ
を施した後、サポートリード6a′、6b′および6
c′を反射ケース4の外面に沿って切断するとともに、
第1リード端子6aおよび第2リード端子6cを図4に
符号Cで示すラインに沿って切断することにより、図3
に示すようなLED発光装置3が形成される。
【0025】上記方法によって製造されるLED発光装
置を用いた面発光照明装置は、本願発明の第1の実施形
態について上述したのと同様の利点を享受できることは
明らかである。
置を用いた面発光照明装置は、本願発明の第1の実施形
態について上述したのと同様の利点を享受できることは
明らかである。
【0026】図8は、本願発明の第2の実施形態に係る
LED発光装置3の正面図である。本実施形態において
は、基本的な構成は上述した第1の実施形態と同様であ
るが、LEDチップ5、5を電気回路的に直列に配置し
た点が第1の実施形態と相違する。上記LEDチップ
5、5とチップ抵抗器8との電気回路的な関係は、図1
0に示すような電気回路図で表される。図7および図1
0を比較すると本実施形態と第1の実施形態との差異は
明らかである。
LED発光装置3の正面図である。本実施形態において
は、基本的な構成は上述した第1の実施形態と同様であ
るが、LEDチップ5、5を電気回路的に直列に配置し
た点が第1の実施形態と相違する。上記LEDチップ
5、5とチップ抵抗器8との電気回路的な関係は、図1
0に示すような電気回路図で表される。図7および図1
0を比較すると本実施形態と第1の実施形態との差異は
明らかである。
【0027】本実施形態においては、図9に示すような
製造用フレーム20上に、上述した第1の実施形態と同
様に金型成形装置を用いて反射ケース4を成形し、第2
および第3の端子板12および13の途切れ部をチップ
抵抗器8を用いて架橋する。具体的には、上述した第1
の実施形態と同様な方法によりチップ抵抗器8を実装す
る。続いて、第1および第3の端子板12および14の
それぞれの適部にLEDチップ5を各々ボンディング
し、第1の端子板11の適部と第2の端子板12にボン
ディングされたLEDチップ5に上面電極をワイヤ9を
用いて結線する。同様に、第3の端子板13の適部と第
4の端子板14にボンディングされたLEDチップ5に
上面電極をワイヤ9を用いて結線する。以下、第1の実
施形態と同様に反射ケース4の内部空間を封止し、各サ
ポートリードおよびリード端子を切断することによりL
ED発光装置3が形成される。
製造用フレーム20上に、上述した第1の実施形態と同
様に金型成形装置を用いて反射ケース4を成形し、第2
および第3の端子板12および13の途切れ部をチップ
抵抗器8を用いて架橋する。具体的には、上述した第1
の実施形態と同様な方法によりチップ抵抗器8を実装す
る。続いて、第1および第3の端子板12および14の
それぞれの適部にLEDチップ5を各々ボンディング
し、第1の端子板11の適部と第2の端子板12にボン
ディングされたLEDチップ5に上面電極をワイヤ9を
用いて結線する。同様に、第3の端子板13の適部と第
4の端子板14にボンディングされたLEDチップ5に
上面電極をワイヤ9を用いて結線する。以下、第1の実
施形態と同様に反射ケース4の内部空間を封止し、各サ
ポートリードおよびリード端子を切断することによりL
ED発光装置3が形成される。
【0028】もちろん、本願発明に係るLED発光装置
は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願
発明の要点とするところはチップ抵抗器をLED発光装
置内に実装し、LEDチップに対して電気回路的に直列
に配置したことであるので、例えば、図11(a)から
(e)に示すような電気回路になるようにLEDチップ
およびチップ抵抗器を配置することができるし、その他
であってもよい。
は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願
発明の要点とするところはチップ抵抗器をLED発光装
置内に実装し、LEDチップに対して電気回路的に直列
に配置したことであるので、例えば、図11(a)から
(e)に示すような電気回路になるようにLEDチップ
およびチップ抵抗器を配置することができるし、その他
であってもよい。
【0029】また、上記いずれの実施形態においても、
チップ抵抗器は1個しか用いなかったが、チップ抵抗器
は1個に限らず、目的に応じて複数個用いてもよいのは
いうまでもない。
チップ抵抗器は1個しか用いなかったが、チップ抵抗器
は1個に限らず、目的に応じて複数個用いてもよいのは
いうまでもない。
【0030】更に、上述したLED発光装置製造方法に
おいては、チップ抵抗器を実装する抵抗器実装工程に次
いでLEDチップをボンディングするLEDチップボン
ディング工程を行ったが、上記各工程の順序は上述した
実施形態の順序に限定されず、逆でもよい。
おいては、チップ抵抗器を実装する抵抗器実装工程に次
いでLEDチップをボンディングするLEDチップボン
ディング工程を行ったが、上記各工程の順序は上述した
実施形態の順序に限定されず、逆でもよい。
【図1】本願発明の第1の実施形態に係るLED発光装
置を光源装置として組み込んだ面発光照明装置の拡大平
面図である。
置を光源装置として組み込んだ面発光照明装置の拡大平
面図である。
【図2】図1のII−II線断面拡大図である。
【図3】本願発明の第1の実施形態に係るLED発光装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図4】本願発明の第1の実施形態に係るLED発光装
置の製造用フレームの正面図である。
置の製造用フレームの正面図である。
【図5】図3のV −V 線断面図である。
【図6】チップ抵抗器の正面図である。
【図7】本願発明の第1の実施形態に係るLED発光装
置の電気回路図である。
置の電気回路図である。
【図8】本願発明の第2の実施形態に係るLED発光装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図9】本願発明の第2の実施形態に係るLED発光装
置の製造用フレームの正面図である。
置の製造用フレームの正面図である。
【図10】本願発明の第2の実施形態に係るLED発光
装置の電気回路図である。
装置の電気回路図である。
【図11】本願発明に係るLED発光装置のその他の実
施形態を表す電気回路図である。
施形態を表す電気回路図である。
【図12】従来例のLED発光装置の正面図である。
【図13】従来例のLED発光装置の端子板の配置図で
ある。
ある。
【図14】図12のXIV −XIV 線断面拡大図である。
2 面発光照明装置 3 発光装置(LED発光装置) 4 反射ケース 5 LEDチップ 6 端子リード 8 チップ抵抗器 9 ワイヤ 11 第1の端子板 12 第2の端子板 13 第3の端子板 14 第4の端子板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00 336 G09F 13/20 G02F 1/133 535 G02F 1/1335 530
Claims (4)
- 【請求項1】 底壁部と、この底壁部から前方に延出す
る枠壁を有することによって前面が開口するように形成
された横長有底箱状反射ケースの底部に1または複数個
のLEDチップと、このLEDチップに対して直列的に
接続される1または複数個のチップ抵抗器が配置されて
いるLED発光装置であって、上記LEDチップは、上記反射ケースの底部に互いに隣
接するようにして同一平面内に配置した平板状の端子板
にボンディングされて配置されており、上記チップ抵抗
器は、いずれかの端子板に形成した途切れ部に架橋する
ようにして 配置されていることを特徴とする、LED発
光装置。 - 【請求項2】 上記反射ケースの内部には、LEDチッ
プがボンディングされた複数の端子板が配置されてお
り、上記各端子板は、少なくとも2つのLEDチップが
電気回路的に直列に配置されるように隣接している、請
求項1に記載のLED発光装置。 - 【請求項3】 上記反射ケースの内部には、LEDチッ
プがボンディングされた複数の端子板が配置されてお
り、上記各端子板は、少なくとも2つのLEDチップが
電気回路的に並列に配置されるように隣接している、請
求項1に記載のLED発光装置。 - 【請求項4】 底壁部と、この底壁部から前方に延出す
る枠壁を有することによって前面が開口するように形成
された横長有底箱状反射ケースの底部に1または複数個
のLEDチップと、このLEDチップに対して直列的に
接続される1または複数個のチップ抵抗器が配置されて
おり、かつ、上記LEDチップは、上記反射ケースの底
部に互いに隣接するようにして同一平面内に配置した平
板状の端子板にボンディングされて配置されており、上
記チップ抵抗器は、いずれかの端子板に形成した途切れ
部に架橋するようにして配置されているLED発光装置
の製造方法であって、 上記LEDチップをボンディングするための端子板を含
むように形成された製造用フレームを用い、 上記製造用フレームに含まれる端子板を上記反射ケース
の底部に配置されるように上記反射ケースを成形する反
射ケース成形工程と、上記製造用フレームに含まれる端
子板の途切れ部を架橋するようにチップ抵抗器を実装す
るチップ抵抗器実装工程と、LEDチップを上記製造用
フレーム上の適部にボンディングするLEDチップボン
ディング工程と、サポートリードおよび端子リードを切
断するリード切断工程と、を備えたことを特徴とする、
LED発光装置製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8136337A JP3032958B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | Led発光装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8136337A JP3032958B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | Led発光装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09319319A JPH09319319A (ja) | 1997-12-12 |
JP3032958B2 true JP3032958B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=15172861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8136337A Expired - Fee Related JP3032958B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | Led発光装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032958B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100386688C (zh) * | 2005-03-29 | 2008-05-07 | 夏普株式会社 | 面照明装置及具有该面照明装置的液晶显示装置 |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP8136337A patent/JP3032958B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100386688C (zh) * | 2005-03-29 | 2008-05-07 | 夏普株式会社 | 面照明装置及具有该面照明装置的液晶显示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09319319A (ja) | 1997-12-12 |
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