JP3009021B2 - 車両の側突用エアバッグ装置 - Google Patents
車両の側突用エアバッグ装置Info
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- JP3009021B2 JP3009021B2 JP7054995A JP5499595A JP3009021B2 JP 3009021 B2 JP3009021 B2 JP 3009021B2 JP 7054995 A JP7054995 A JP 7054995A JP 5499595 A JP5499595 A JP 5499595A JP 3009021 B2 JP3009021 B2 JP 3009021B2
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/207—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の側突用エアバッ
グ装置に関し、更に詳細に説明すると、シートフレーム
と、該シートフレームに取付けられるパッド材と、該パ
ッド材を被覆する表皮材とからなる車両用シートの側部
に設けられ、前記シートフレームに取付けられるガス噴
出用開口が形成されている収納容器と、該収納容器に収
納固着されるガス発生器と、該ガス発生器の作動時に該
ガス発生器から噴出されるガスが前記ガス噴出用開口を
介して流入されるように前記収納容器に固着されている
エアバッグ本体とを備える車両の側突用エアバッグ装置
に関する。
グ装置に関し、更に詳細に説明すると、シートフレーム
と、該シートフレームに取付けられるパッド材と、該パ
ッド材を被覆する表皮材とからなる車両用シートの側部
に設けられ、前記シートフレームに取付けられるガス噴
出用開口が形成されている収納容器と、該収納容器に収
納固着されるガス発生器と、該ガス発生器の作動時に該
ガス発生器から噴出されるガスが前記ガス噴出用開口を
介して流入されるように前記収納容器に固着されている
エアバッグ本体とを備える車両の側突用エアバッグ装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両の側面衝突の際に、その衝撃
荷重により変形するドア等の車体側壁側と着座者との間
の直接的な衝撃を回避するために、種々のエアバッグ装
置が提案されており、例えば、特開平４−５００５２号
公報に示すような車両のシート構造がある。
荷重により変形するドア等の車体側壁側と着座者との間
の直接的な衝撃を回避するために、種々のエアバッグ装
置が提案されており、例えば、特開平４−５００５２号
公報に示すような車両のシート構造がある。
【０００３】この車両のシート構造は、車体側壁側に対
向したシートバック側部外方に、前記車体側壁側に対し
て垂直方向乃至着座者との間の空間に膨出するエアバッ
グ装置が設けられている。このエアバッグ装置はシート
の乗降性及びクッション性を考慮すると、シートバック
の後方に配設せざるを得ないものであった。
向したシートバック側部外方に、前記車体側壁側に対し
て垂直方向乃至着座者との間の空間に膨出するエアバッ
グ装置が設けられている。このエアバッグ装置はシート
の乗降性及びクッション性を考慮すると、シートバック
の後方に配設せざるを得ないものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、このような
従来の技術では、エアバッグ装置のエアバッグ本体が前
方に膨出する際に、パッド材を押し退けることになり、
パッド材に用いられるウレタン等は１kg /cm3 程の引張
力しかなく、エアバッグ本体の膨出時にパッド材がちぎ
れて飛散する虞れを有していた。
従来の技術では、エアバッグ装置のエアバッグ本体が前
方に膨出する際に、パッド材を押し退けることになり、
パッド材に用いられるウレタン等は１kg /cm3 程の引張
力しかなく、エアバッグ本体の膨出時にパッド材がちぎ
れて飛散する虞れを有していた。
【０００５】本発明は、車両の側面衝突の際に、エアバ
ッグ装置のエアバッグ本体が前方に膨出する際にパッド
材がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡
易迅速且つ正確に膨出させることができ、着座者が受け
る衝撃荷重を抑えることができる車両の側突用エアバッ
グ装置を提供することを目的とする。
ッグ装置のエアバッグ本体が前方に膨出する際にパッド
材がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡
易迅速且つ正確に膨出させることができ、着座者が受け
る衝撃荷重を抑えることができる車両の側突用エアバッ
グ装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
の側突用エアバッグ装置は、シートフレームと、該シー
トフレームに取付けられるパッド材と、該パッド材を被
覆する表皮材とからなる車両用シートの側部に設けら
れ、前記シートフレームに取付けられるガス噴出用開口
が形成されている収納容器と、該収納容器に収納固着さ
れるガス発生器と、該ガス発生器の作動時に該ガス発生
器から噴出されるガスが前記ガス噴出用開口を介して流
入されるように前記収納容器に固着されているエアバッ
グ本体とを備える車両の側突用エアバッグ装置におい
て、前記収納容器はシートフレームの側部に固着され、
前記パッド材のサイド部に外方に延びてスリットが形成
され、該パッド材のスリットに面部材が挿入され、該面
部材の一端が前記シートフレームの側部側に、面部材の
他端が前記表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部
側に夫々取付けられ、前記エアバッグ本体が前記表皮材
のメインサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨出す
るようになされていることを特徴とする。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
の側突用エアバッグ装置は、シートフレームと、該シー
トフレームに取付けられるパッド材と、該パッド材を被
覆する表皮材とからなる車両用シートの側部に設けら
れ、前記シートフレームに取付けられるガス噴出用開口
が形成されている収納容器と、該収納容器に収納固着さ
れるガス発生器と、該ガス発生器の作動時に該ガス発生
器から噴出されるガスが前記ガス噴出用開口を介して流
入されるように前記収納容器に固着されているエアバッ
グ本体とを備える車両の側突用エアバッグ装置におい
て、前記収納容器はシートフレームの側部に固着され、
前記パッド材のサイド部に外方に延びてスリットが形成
され、該パッド材のスリットに面部材が挿入され、該面
部材の一端が前記シートフレームの側部側に、面部材の
他端が前記表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部
側に夫々取付けられ、前記エアバッグ本体が前記表皮材
のメインサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨出す
るようになされていることを特徴とする。
【０００７】本発明の請求項２に記載の車両の側突用エ
アバッグ装置は、シートフレームと、該シートフレーム
に取付けられるパッド材と、該パッド材を被覆する表皮
材とからなる車両用シートの側部に設けられ、前記シー
トフレームに取付けられるガス噴出用開口が形成されて
いる収納容器と、該収納容器に収納固着されるガス発生
器と、該ガス発生器の作動時に該ガス発生器から噴出さ
れるガスが前記ガス噴出用開口を介して流入されるよう
に前記収納容器に固着されているエアバッグ本体とを備
える車両の側突用エアバッグ装置において、前記収納容
器はシートフレームの側部に固着され、前記パッド材の
サイド部に前記ガス噴出用開口側より外方に延びるスリ
ットが形成され、該パッド材のスリットに面部材が挿入
され、該面部材の一端が前記収納容器の取付けボルトに
よりシートフレームの側部に固着され、面部材の他端が
メインサイド布と横マチ布の縫製部の端部に縫着され、
前記エアバッグ本体が前記表皮材のメインサイド布と横
マチ布の縫製部を破断して膨出するようになされている
ことを特徴とする。
アバッグ装置は、シートフレームと、該シートフレーム
に取付けられるパッド材と、該パッド材を被覆する表皮
材とからなる車両用シートの側部に設けられ、前記シー
トフレームに取付けられるガス噴出用開口が形成されて
いる収納容器と、該収納容器に収納固着されるガス発生
器と、該ガス発生器の作動時に該ガス発生器から噴出さ
れるガスが前記ガス噴出用開口を介して流入されるよう
に前記収納容器に固着されているエアバッグ本体とを備
える車両の側突用エアバッグ装置において、前記収納容
器はシートフレームの側部に固着され、前記パッド材の
サイド部に前記ガス噴出用開口側より外方に延びるスリ
ットが形成され、該パッド材のスリットに面部材が挿入
され、該面部材の一端が前記収納容器の取付けボルトに
よりシートフレームの側部に固着され、面部材の他端が
メインサイド布と横マチ布の縫製部の端部に縫着され、
前記エアバッグ本体が前記表皮材のメインサイド布と横
マチ布の縫製部を破断して膨出するようになされている
ことを特徴とする。
【０００８】本発明の請求項３に記載の車両の側突用エ
アバッグ装置は、シートフレームと、該シートフレーム
に取付けられるパッド材と、該パッド材を被覆する表皮
材とからなる車両用シートの側部に設けられ、前記シー
トフレームに取付けられるガス噴出用開口が形成されて
いる収納容器と、該収納容器に収納固着されるガス発生
器と、該ガス発生器の作動時に該ガス発生器から噴出さ
れるガスが前記ガス噴出用開口を介して流入されるよう
に前記収納容器に固着されているエアバッグ本体とを備
える車両の側突用エアバッグ装置において、前記収納容
器はシートフレームの側部に固着され、前記パッド材の
サイド部に前記ガス噴出用開口側より外方に延びるスリ
ットが形成され、該パッド材のスリットに面部材が挿入
され、該面部材が前記メインサイド布と一連に形成さ
れ、該面部材の一端が前記収納容器の取付けボルトによ
り固着され、面部材の他端に相当する部分が横マチ布の
端部に縫着され、前記エアバッグ本体が前記表皮材のメ
インサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨出するよ
うになされていると共に、エアバッグ本体の膨出時にエ
アバッグ本体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材の
サイド部のスリットを拡開し、パッド材のサイド部が前
方内側に押圧されるようになされていることを特徴とす
る。
アバッグ装置は、シートフレームと、該シートフレーム
に取付けられるパッド材と、該パッド材を被覆する表皮
材とからなる車両用シートの側部に設けられ、前記シー
トフレームに取付けられるガス噴出用開口が形成されて
いる収納容器と、該収納容器に収納固着されるガス発生
器と、該ガス発生器の作動時に該ガス発生器から噴出さ
れるガスが前記ガス噴出用開口を介して流入されるよう
に前記収納容器に固着されているエアバッグ本体とを備
える車両の側突用エアバッグ装置において、前記収納容
器はシートフレームの側部に固着され、前記パッド材の
サイド部に前記ガス噴出用開口側より外方に延びるスリ
ットが形成され、該パッド材のスリットに面部材が挿入
され、該面部材が前記メインサイド布と一連に形成さ
れ、該面部材の一端が前記収納容器の取付けボルトによ
り固着され、面部材の他端に相当する部分が横マチ布の
端部に縫着され、前記エアバッグ本体が前記表皮材のメ
インサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨出するよ
うになされていると共に、エアバッグ本体の膨出時にエ
アバッグ本体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材の
サイド部のスリットを拡開し、パッド材のサイド部が前
方内側に押圧されるようになされていることを特徴とす
る。
【０００９】
【作用】本発明の請求項１に記載の車両の側突用エアバ
ッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側部に
固着され、パッド材のサイド部に外方に延びてスリット
が形成され、該パッド材のスリットに面部材が挿入さ
れ、該面部材の一端が前記シートフレームの側部側に、
面部材の他端が前記表皮材のメインサイド布と横マチ布
の縫製部側に夫々取付けられ、前記エアバッグ本体が前
記表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部を破断し
て膨出するようになされているので、ガス発生器の作動
時にエアバッグ本体が面部材を押圧し、該面部材がパッ
ド材を押圧すると共に、エアバッグ本体が表皮材のメイ
ンサイド布と横マチ布の縫製部を破断し、エアバッグ本
体が面部材に当接しながら所定の膨出状態となり、パッ
ド材がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本体を
簡易迅速且つ正確に膨出させることができる。
ッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側部に
固着され、パッド材のサイド部に外方に延びてスリット
が形成され、該パッド材のスリットに面部材が挿入さ
れ、該面部材の一端が前記シートフレームの側部側に、
面部材の他端が前記表皮材のメインサイド布と横マチ布
の縫製部側に夫々取付けられ、前記エアバッグ本体が前
記表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部を破断し
て膨出するようになされているので、ガス発生器の作動
時にエアバッグ本体が面部材を押圧し、該面部材がパッ
ド材を押圧すると共に、エアバッグ本体が表皮材のメイ
ンサイド布と横マチ布の縫製部を破断し、エアバッグ本
体が面部材に当接しながら所定の膨出状態となり、パッ
ド材がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本体を
簡易迅速且つ正確に膨出させることができる。
【００１０】本発明の請求項２に記載の車両の側突用エ
アバッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側
部に固着され、パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開
口側より外方に延びるスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材の一端が前記
収納容器の取付けボルトによりシートフレームの側部に
固着され、面部材の他端がメインサイド布と横マチ布の
縫製部の端部に縫着され、前記エアバッグ本体が前記表
皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨
出するようになされているので、ガス発生器の作動時に
エアバッグ本体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材
を押圧すると共に、エアバッグ本体が表皮材のメインサ
イド布と横マチ布の縫製部を破断し、エアバッグ本体が
面部材に当接しながら所定の膨出状態となり、パッド材
がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡易
迅速且つ正確に膨出させることができる。
アバッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側
部に固着され、パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開
口側より外方に延びるスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材の一端が前記
収納容器の取付けボルトによりシートフレームの側部に
固着され、面部材の他端がメインサイド布と横マチ布の
縫製部の端部に縫着され、前記エアバッグ本体が前記表
皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨
出するようになされているので、ガス発生器の作動時に
エアバッグ本体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材
を押圧すると共に、エアバッグ本体が表皮材のメインサ
イド布と横マチ布の縫製部を破断し、エアバッグ本体が
面部材に当接しながら所定の膨出状態となり、パッド材
がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡易
迅速且つ正確に膨出させることができる。
【００１１】本発明の請求項３に記載の車両の側突用エ
アバッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側
部に固着され、パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開
口側より外方に延びるスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材が前記メイン
サイド布と一連に形成され、該面部材の一端が前記収納
容器の取付けボルトにより固着され、面部材の他端に相
当する部分が横マチ布の端部に縫着され、前記エアバッ
グ本体が前記表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製
部を破断して膨出するようになされていると共に、エア
バッグ本体の膨出時にエアバッグ本体が面部材を押圧
し、該面部材がパッド材のサイド部のスリットを拡開
し、パッド材のサイド部が前方内側に押圧されるように
なされているので、ガス発生器の作動時にエアバッグ本
体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材を押圧すると
共に、エアバッグ本体が表皮材のメインサイド布と横マ
チ布の縫製部を破断し、エアバッグ本体が面部材に当接
しながら所定の膨出状態となり、パッド材がちぎれて飛
散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡易迅速且つ正確
に膨出させることができる。
アバッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側
部に固着され、パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開
口側より外方に延びるスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材が前記メイン
サイド布と一連に形成され、該面部材の一端が前記収納
容器の取付けボルトにより固着され、面部材の他端に相
当する部分が横マチ布の端部に縫着され、前記エアバッ
グ本体が前記表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製
部を破断して膨出するようになされていると共に、エア
バッグ本体の膨出時にエアバッグ本体が面部材を押圧
し、該面部材がパッド材のサイド部のスリットを拡開
し、パッド材のサイド部が前方内側に押圧されるように
なされているので、ガス発生器の作動時にエアバッグ本
体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材を押圧すると
共に、エアバッグ本体が表皮材のメインサイド布と横マ
チ布の縫製部を破断し、エアバッグ本体が面部材に当接
しながら所定の膨出状態となり、パッド材がちぎれて飛
散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡易迅速且つ正確
に膨出させることができる。
【００１２】
【実施例】以下本発明に係わる車両の側突用エアバッグ
装置を図面を参照して詳述する。図１乃至図３には本発
明に係わる車両の側突用エアバッグ装置の一実施例が夫
々示されており、この車両の側突用エアバッグ装置は車
両用シートの運転席、助手席またはリア席に適用するこ
とができる。また車両用シートのシートバックに適用し
た場合として説明するが、シートクッションにも同様に
適用することができる。
装置を図面を参照して詳述する。図１乃至図３には本発
明に係わる車両の側突用エアバッグ装置の一実施例が夫
々示されており、この車両の側突用エアバッグ装置は車
両用シートの運転席、助手席またはリア席に適用するこ
とができる。また車両用シートのシートバックに適用し
た場合として説明するが、シートクッションにも同様に
適用することができる。
【００１３】図１に示す如く、車両の側突用エアバッグ
装置１１はモジュール化され、シートバック２のシート
フレーム３に固着されている。このエアバッグ装置１１
はガス発生器１５及びエアバッグ本体１６を収納した収
納容器１４を有し、この収納容器１４がシートフレーム
３の側部にボルト１４ａ及びナット１４ｂにより固着さ
れている。
装置１１はモジュール化され、シートバック２のシート
フレーム３に固着されている。このエアバッグ装置１１
はガス発生器１５及びエアバッグ本体１６を収納した収
納容器１４を有し、この収納容器１４がシートフレーム
３の側部にボルト１４ａ及びナット１４ｂにより固着さ
れている。
【００１４】シートバック２のシートフレーム３にはパ
ッド材５及び表皮材７が取付けられ、前記パッド材５は
メイン部５ａとサイド部５ｂからなり、前記表皮材７は
メイン布７ａとメインサイド布７ｂ及び横マチ布７ｃと
を備えている。
ッド材５及び表皮材７が取付けられ、前記パッド材５は
メイン部５ａとサイド部５ｂからなり、前記表皮材７は
メイン布７ａとメインサイド布７ｂ及び横マチ布７ｃと
を備えている。
【００１５】前記エアバッグ装置１１のエアバッグ本体
１６はパッド材５のサイド部５ｂに横方向である外方に
延びて形成されたスリット８を介してメインサイド布７
ｂと横マチ布７ｃの縫製部９を破断して前方に膨出し得
るように形成されている。
１６はパッド材５のサイド部５ｂに横方向である外方に
延びて形成されたスリット８を介してメインサイド布７
ｂと横マチ布７ｃの縫製部９を破断して前方に膨出し得
るように形成されている。
【００１６】前記収納容器１４は、図１に示す如く、後
部側に円筒状のガス発生器１５を収納固着し得るように
形成され、前部側に折り畳まれたエアバッグ本体１６を
収納固着し得るように略扁平な箱状に形成されている。
また収納容器１４のガス噴出側となる前部にガス噴出用
開口１４ｃが形成されている。
部側に円筒状のガス発生器１５を収納固着し得るように
形成され、前部側に折り畳まれたエアバッグ本体１６を
収納固着し得るように略扁平な箱状に形成されている。
また収納容器１４のガス噴出側となる前部にガス噴出用
開口１４ｃが形成されている。
【００１７】前記収納容器１４のガス噴出用開口１４ｃ
側と、メインサイド布７ｂと横マチ布７ｃの縫製部９と
の間にナイロン等の布地からなる面部材２１が取付けら
れている。この面部材２１の一端部２１ａが前記収納容
器１４の取付けボルト１４ａによりシートフレーム３の
側部に取付けられている。また面部材２１の他端２１ｂ
がメインサイド布７ｂと横マチ布７ｃの縫製部９に縫着
されている。
側と、メインサイド布７ｂと横マチ布７ｃの縫製部９と
の間にナイロン等の布地からなる面部材２１が取付けら
れている。この面部材２１の一端部２１ａが前記収納容
器１４の取付けボルト１４ａによりシートフレーム３の
側部に取付けられている。また面部材２１の他端２１ｂ
がメインサイド布７ｂと横マチ布７ｃの縫製部９に縫着
されている。
【００１８】前記面部材２１の他端２１ｂはパッド材５
のサイド部５ｂに形成された横方向に延びるスリット８
より横マチ布７ｃ側に導出され、メインサイド布７ｂの
端部に縫着され、メインサイド布７ｂと横マチ布７ｃの
縫製部９とは異なる位置に縫製部２３が形成されてい
る。
のサイド部５ｂに形成された横方向に延びるスリット８
より横マチ布７ｃ側に導出され、メインサイド布７ｂの
端部に縫着され、メインサイド布７ｂと横マチ布７ｃの
縫製部９とは異なる位置に縫製部２３が形成されてい
る。
【００１９】前記メインサイド布７ｂと横マチ布７ｃの
縫製部９は比較的破断し易い縫製糸により縫製されてお
り、また面部材２１の他端２１ｂとメインサイド布７ｂ
の端部との縫製部２３は比較的強度を有する縫製糸によ
り縫製されている。
縫製部９は比較的破断し易い縫製糸により縫製されてお
り、また面部材２１の他端２１ｂとメインサイド布７ｂ
の端部との縫製部２３は比較的強度を有する縫製糸によ
り縫製されている。
【００２０】次に、図３を参照してエアバッグ装置１１
の作動状態を説明する。先ず、ガス発生器１５が作動す
ると、エアバッグ本体１６の初期の膨出状態で、エアバ
ッグ本体１６が面部材２１を押圧し、この面部材２１が
パッド材５のサイド部５ｂのスリット８を拡開し、サイ
ド部５ｂを前方内側に押圧する。
の作動状態を説明する。先ず、ガス発生器１５が作動す
ると、エアバッグ本体１６の初期の膨出状態で、エアバ
ッグ本体１６が面部材２１を押圧し、この面部材２１が
パッド材５のサイド部５ｂのスリット８を拡開し、サイ
ド部５ｂを前方内側に押圧する。
【００２１】エアバッグ本体１６の膨出が進行すると、
エアバッグ本体１６が表皮材７のメインサイド布７ｂと
横マチ布７ｃの縫製部９の縫製糸を破断し、エアバッグ
本体１６が面部材２１に当接しながら所定の膨出状態と
なる。このエアバッグ本体１６の膨出状態で、パッド材
５のサイド部５ｂの前部は面部材２１により前方内側に
押圧され、且つ被覆された状態にあるので、パッド材５
のサイド部５ｂの前部がちぎれて飛散する虞れがない。
エアバッグ本体１６が表皮材７のメインサイド布７ｂと
横マチ布７ｃの縫製部９の縫製糸を破断し、エアバッグ
本体１６が面部材２１に当接しながら所定の膨出状態と
なる。このエアバッグ本体１６の膨出状態で、パッド材
５のサイド部５ｂの前部は面部材２１により前方内側に
押圧され、且つ被覆された状態にあるので、パッド材５
のサイド部５ｂの前部がちぎれて飛散する虞れがない。
【００２２】尚、本実施例では、パッド材５のサイド部
５ｂに横方向に延びるスリット８を設けたが、収納容器
１４のガス噴出用開口１４ｃ側と、表皮材７のメインサ
イド布７ｂと横マチ布７ｃの縫製部９とに向かう直線状
のスリットとすることもでき、その他種々の変形変更を
なし得るものである。
５ｂに横方向に延びるスリット８を設けたが、収納容器
１４のガス噴出用開口１４ｃ側と、表皮材７のメインサ
イド布７ｂと横マチ布７ｃの縫製部９とに向かう直線状
のスリットとすることもでき、その他種々の変形変更を
なし得るものである。
【００２３】図４には本発明の異なる実施例が示されて
おり、前述せる実施例と対応する部分には同一符号を付
してこれ以上の詳細説明はこれを省略するも、前記面部
材２１が表皮材７のメインサイド布７ｂの横マチ布７ｃ
側の端部を延設して一連に形成されていることを除いて
は、前述せる実施例と同様の構成を有するものである。
おり、前述せる実施例と対応する部分には同一符号を付
してこれ以上の詳細説明はこれを省略するも、前記面部
材２１が表皮材７のメインサイド布７ｂの横マチ布７ｃ
側の端部を延設して一連に形成されていることを除いて
は、前述せる実施例と同様の構成を有するものである。
【００２４】前記面部材２１の一端部２１ａが前記収納
容器１４の取付けボルト１４ａによりシートフレーム３
の側部に取付けられ、また面部材２１の他端２１ｂがメ
インサイド布７ｂと一連に形成されているので縫着する
必要がなく、メインサイド布７ｂの端部に相当する部分
に横マチ布７ｃの端部が縫製されて縫製部２５が形成さ
れている。
容器１４の取付けボルト１４ａによりシートフレーム３
の側部に取付けられ、また面部材２１の他端２１ｂがメ
インサイド布７ｂと一連に形成されているので縫着する
必要がなく、メインサイド布７ｂの端部に相当する部分
に横マチ布７ｃの端部が縫製されて縫製部２５が形成さ
れている。
【００２５】斯る構成においても、ガス発生器１５が作
動すると、エアバッグ本体１６の初期の膨出状態で、エ
アバッグ本体１６が面部材２１を押圧し、この面部材２
１がパッド材５のサイド部５ｂのスリット８を拡開し、
サイド部５ｂを前方内側に押圧する。
動すると、エアバッグ本体１６の初期の膨出状態で、エ
アバッグ本体１６が面部材２１を押圧し、この面部材２
１がパッド材５のサイド部５ｂのスリット８を拡開し、
サイド部５ｂを前方内側に押圧する。
【００２６】次いで、エアバッグ本体１６の膨出が進行
すると、エアバッグ本体１６が表皮材７のメインサイド
布７ｂの端部に相当する部分と横マチ布７ｃの縫製部２
５の縫製糸を破断し、エアバッグ本体１６が面部材２１
に当接しながら所定の膨出状態となる。このエアバッグ
本体１６の膨出状態で、パッド材５のサイド部５ｂの前
部は面部材２１により前方内側に押圧され、且つ被覆さ
れた状態にあるので、パッド材５のサイド部５ｂの前部
がちぎれて飛散する虞れがない。
すると、エアバッグ本体１６が表皮材７のメインサイド
布７ｂの端部に相当する部分と横マチ布７ｃの縫製部２
５の縫製糸を破断し、エアバッグ本体１６が面部材２１
に当接しながら所定の膨出状態となる。このエアバッグ
本体１６の膨出状態で、パッド材５のサイド部５ｂの前
部は面部材２１により前方内側に押圧され、且つ被覆さ
れた状態にあるので、パッド材５のサイド部５ｂの前部
がちぎれて飛散する虞れがない。
【００２７】尚、上述せる実施例は、本発明の一実施例
を示したものであり、収納容器及びエアバッグ本体の構
造、形状、大きさは図示のものに限定されるものではな
く、種々変形変更をなし得るものである。
を示したものであり、収納容器及びエアバッグ本体の構
造、形状、大きさは図示のものに限定されるものではな
く、種々変形変更をなし得るものである。
【００２８】
【発明の効果】以上が本発明に係わる車両の側突用エア
バッグ装置の一実施例の構成であるが、本発明の請求項
１に記載の車両の側突用エアバッグ装置によれば、収納
容器はシートフレームの側部に固着され、パッド材のサ
イド部に外方に延びてスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材の一端が前記
シートフレームの側部側に、面部材の他端が前記表皮材
のメインサイド布と横マチ布の縫製部側に夫々取付けら
れ、前記エアバッグ本体が前記表皮材のメインサイド布
と横マチ布の縫製部を破断して膨出するようになされて
いるので、ガス発生器の作動時にエアバッグ本体が面部
材を押圧し、該面部材がパッド材を押圧すると共に、エ
アバッグ本体が表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫
製部を破断し、エアバッグ本体が面部材に当接しながら
所定の膨出状態となり、パッド材がちぎれて飛散する虞
れがなく、エアバッグ本体を簡易迅速且つ正確に膨出さ
せることができる。
バッグ装置の一実施例の構成であるが、本発明の請求項
１に記載の車両の側突用エアバッグ装置によれば、収納
容器はシートフレームの側部に固着され、パッド材のサ
イド部に外方に延びてスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材の一端が前記
シートフレームの側部側に、面部材の他端が前記表皮材
のメインサイド布と横マチ布の縫製部側に夫々取付けら
れ、前記エアバッグ本体が前記表皮材のメインサイド布
と横マチ布の縫製部を破断して膨出するようになされて
いるので、ガス発生器の作動時にエアバッグ本体が面部
材を押圧し、該面部材がパッド材を押圧すると共に、エ
アバッグ本体が表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫
製部を破断し、エアバッグ本体が面部材に当接しながら
所定の膨出状態となり、パッド材がちぎれて飛散する虞
れがなく、エアバッグ本体を簡易迅速且つ正確に膨出さ
せることができる。
【００２９】本発明の請求項２に記載の車両の側突用エ
アバッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側
部に固着され、パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開
口側より外方に延びるスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材の一端が前記
収納容器の取付けボルトによりシートフレームの側部に
固着され、面部材の他端がメインサイド布と横マチ布の
縫製部の端部に縫着され、前記エアバッグ本体が前記表
皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨
出するようになされているので、ガス発生器の作動時に
エアバッグ本体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材
を押圧すると共に、エアバッグ本体が表皮材のメインサ
イド布と横マチ布の縫製部を破断し、エアバッグ本体が
面部材に当接しながら所定の膨出状態となり、パッド材
がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡易
迅速且つ正確に膨出させることができる。
アバッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側
部に固着され、パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開
口側より外方に延びるスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材の一端が前記
収納容器の取付けボルトによりシートフレームの側部に
固着され、面部材の他端がメインサイド布と横マチ布の
縫製部の端部に縫着され、前記エアバッグ本体が前記表
皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨
出するようになされているので、ガス発生器の作動時に
エアバッグ本体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材
を押圧すると共に、エアバッグ本体が表皮材のメインサ
イド布と横マチ布の縫製部を破断し、エアバッグ本体が
面部材に当接しながら所定の膨出状態となり、パッド材
がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡易
迅速且つ正確に膨出させることができる。
【００３０】本発明の請求項３に記載の車両の側突用エ
アバッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側
部に固着され、パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開
口側より外方に延びるスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材が前記メイン
サイド布と一連に形成され、該面部材の一端が前記収納
容器の取付けボルトにより固着され、面部材の他端に相
当する部分が横マチ布の端部に縫着され、前記エアバッ
グ本体が前記表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製
部を破断して膨出するようになされていると共に、エア
バッグ本体の膨出時にエアバッグ本体が面部材を押圧
し、該面部材がパッド材のサイド部のスリットを拡開
し、パッド材のサイド部が前方内側に押圧されるように
なされているので、ガス発生器の作動時にエアバッグ本
体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材を押圧すると
共に、エアバッグ本体が表皮材のメインサイド布と横マ
チ布の縫製部を破断し、エアバッグ本体が面部材に当接
しながら所定の膨出状態となり、パッド材がちぎれて飛
散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡易迅速且つ正確
に膨出させることができる。
アバッグ装置によれば、収納容器はシートフレームの側
部に固着され、パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開
口側より外方に延びるスリットが形成され、該パッド材
のスリットに面部材が挿入され、該面部材が前記メイン
サイド布と一連に形成され、該面部材の一端が前記収納
容器の取付けボルトにより固着され、面部材の他端に相
当する部分が横マチ布の端部に縫着され、前記エアバッ
グ本体が前記表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製
部を破断して膨出するようになされていると共に、エア
バッグ本体の膨出時にエアバッグ本体が面部材を押圧
し、該面部材がパッド材のサイド部のスリットを拡開
し、パッド材のサイド部が前方内側に押圧されるように
なされているので、ガス発生器の作動時にエアバッグ本
体が面部材を押圧し、該面部材がパッド材を押圧すると
共に、エアバッグ本体が表皮材のメインサイド布と横マ
チ布の縫製部を破断し、エアバッグ本体が面部材に当接
しながら所定の膨出状態となり、パッド材がちぎれて飛
散する虞れがなく、エアバッグ本体を簡易迅速且つ正確
に膨出させることができる。
【００３１】本発明によれば、車両の側面衝突の際に、
エアバッグ装置のエアバッグ本体が前方に膨出する際に
パッド材がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本
体を簡易迅速且つ正確に膨出させることができ、着座者
が受ける衝撃荷重を抑えることができる車両の側突用エ
アバッグ装置を得ることができる。
エアバッグ装置のエアバッグ本体が前方に膨出する際に
パッド材がちぎれて飛散する虞れがなく、エアバッグ本
体を簡易迅速且つ正確に膨出させることができ、着座者
が受ける衝撃荷重を抑えることができる車両の側突用エ
アバッグ装置を得ることができる。
【図１】本発明に係る車両の側突用エアバッグ装置をシ
ートバックに適用した状態の一実施例を示す断面図。
ートバックに適用した状態の一実施例を示す断面図。
【図２】本発明に係る車両の側突用エアバッグ装置の面
部材の縫製部を示す断面図。
部材の縫製部を示す断面図。
【図３】本発明に係る車両の側突用エアバッグ装置のガ
ス発生器の作動後の断面図。
ス発生器の作動後の断面図。
【図４】本発明に係る車両の側突用エアバッグ装置の面
部材の異なる実施例を示す断面図。
部材の異なる実施例を示す断面図。
２ シートバック ３ シートフレーム ５ パッド材 ５ａ メイン部 ５ｂ サイド部 ７ 表皮材 ７ａ メイン布 ７ｂ メインサイド布 ７ｃ 横マチ布 ８ スリット ９ 縫製部 １１ エアバッグ装置 １４ 収納容器 １４ａ ボルト １４ｂ ナット １４ｃ ガス噴出用開口 １５ ガス発生器 １６ エアバッグ本体 ２１ 面部材 ２１ａ 一端 ２１ｂ 他端 ２３ 縫製部 ２５ 縫製部
Claims (3)
- 【請求項１】 シートフレームと、該シートフレームに
取付けられるパッド材と、該パッド材を被覆する表皮材
とからなる車両用シートの側部に設けられ、前記シート
フレームに取付けられるガス噴出用開口が形成されてい
る収納容器と、該収納容器に収納固着されるガス発生器
と、該ガス発生器の作動時に該ガス発生器から噴出され
るガスが前記ガス噴出用開口を介して流入されるように
前記収納容器に固着されているエアバッグ本体とを備え
る車両の側突用エアバッグ装置において、 前記収納容器はシートフレームの側部に固着され、前記
パッド材のサイド部に外方に延びてスリットが形成さ
れ、該パッド材のスリットに面部材が挿入され、該面部
材の一端が前記シートフレームの側部側に、面部材の他
端が前記表皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部側
に夫々取付けられ、前記エアバッグ本体が前記表皮材の
メインサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨出する
ようになされていることを特徴とする車両の側突用エア
バッグ装置。 - 【請求項２】 シートフレームと、該シートフレームに
取付けられるパッド材と、該パッド材を被覆する表皮材
とからなる車両用シートの側部に設けられ、前記シート
フレームに取付けられるガス噴出用開口が形成されてい
る収納容器と、該収納容器に収納固着されるガス発生器
と、該ガス発生器の作動時に該ガス発生器から噴出され
るガスが前記ガス噴出用開口を介して流入されるように
前記収納容器に固着されているエアバッグ本体とを備え
る車両の側突用エアバッグ装置において、 前記収納容器はシートフレームの側部に固着され、前記
パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開口側より外方に
延びるスリットが形成され、該パッド材のスリットに面
部材が挿入され、該面部材の一端が前記収納容器の取付
けボルトによりシートフレームの側部に固着され、面部
材の他端がメインサイド布と横マチ布の縫製部の端部に
縫着され、前記エアバッグ本体が前記表皮材のメインサ
イド布と横マチ布の縫製部を破断して膨出するようにな
されていることを特徴とする車両の側突用エアバッグ装
置。 - 【請求項３】 シートフレームと、該シートフレームに
取付けられるパッド材と、該パッド材を被覆する表皮材
とからなる車両用シートの側部に設けられ、前記シート
フレームに取付けられるガス噴出用開口が形成されてい
る収納容器と、該収納容器に収納固着されるガス発生器
と、該ガス発生器の作動時に該ガス発生器から噴出され
るガスが前記ガス噴出用開口を介して流入されるように
前記収納容器に固着されているエアバッグ本体とを備え
る車両の側突用エアバッグ装置において、 前記収納容器はシートフレームの側部に固着され、前記
パッド材のサイド部に前記ガス噴出用開口側より外方に
延びるスリットが形成され、該パッド材のスリットに面
部材が挿入され、該面部材が前記メインサイド布と一連
に形成され、該面部材の一端が前記収納容器の取付けボ
ルトにより固着され、面部材の他端に相当する部分が横
マチ布の端部に縫着され、前記エアバッグ本体が前記表
皮材のメインサイド布と横マチ布の縫製部を破断して膨
出するようになされていると共に、エアバッグ本体の膨
出時にエアバッグ本体が面部材を押圧し、該面部材がパ
ッド材のサイド部のスリットを拡開し、パッド材のサイ
ド部が前方内側に押圧されるようになされていることを
特徴とする車両の側突用エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7054995A JP3009021B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 車両の側突用エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7054995A JP3009021B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 車両の側突用エアバッグ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08225052A JPH08225052A (ja) | 1996-09-03 |
| JP3009021B2 true JP3009021B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=12986246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7054995A Expired - Fee Related JP3009021B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 車両の側突用エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3009021B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6467442B2 (en) | 1999-10-18 | 2002-10-22 | Ford Global Technologies, Inc. | Direct injection variable valve timing engine control system and method |
| US7703439B2 (en) | 1999-10-18 | 2010-04-27 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle control system |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2185296C (en) * | 1995-09-18 | 1999-07-13 | Yasunori Hasegawa | Seat structure having a side impact air bag apparatus |
| JP3358450B2 (ja) | 1996-07-09 | 2002-12-16 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車用座席 |
| JP3649820B2 (ja) * | 1996-09-06 | 2005-05-18 | 株式会社タチエス | サイドエアバッグ内蔵シートのトリムカバー構造。 |
| JPH10100845A (ja) * | 1996-09-27 | 1998-04-21 | Mazda Motor Corp | 車両側部のエネルギ吸収構造 |
| US6213498B1 (en) | 1999-03-10 | 2001-04-10 | Toyota Technical Center Usa, Inc. | Seat back air bag deployment system |
| JP4521500B2 (ja) * | 1999-12-09 | 2010-08-11 | テイ・エス テック株式会社 | サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シート |
| JP4521499B2 (ja) * | 1999-12-09 | 2010-08-11 | テイ・エス テック株式会社 | サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シート |
| US20060113765A1 (en) | 2004-12-01 | 2006-06-01 | Lear Corporation | Vehicle seat side air bag system |
| US7357412B2 (en) * | 2004-12-01 | 2008-04-15 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly |
| US7290792B2 (en) | 2004-12-01 | 2007-11-06 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly |
| JP5913267B2 (ja) | 2013-11-27 | 2016-04-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シート |
| JP6388802B2 (ja) * | 2014-07-14 | 2018-09-12 | テイ・エス テック株式会社 | サイドエアバッグ装置 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP7054995A patent/JP3009021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8371264B2 (en) | 1999-07-14 | 2013-02-12 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle control system |
| US8671909B2 (en) | 1999-07-14 | 2014-03-18 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle control system |
| US6467442B2 (en) | 1999-10-18 | 2002-10-22 | Ford Global Technologies, Inc. | Direct injection variable valve timing engine control system and method |
| US6470869B1 (en) | 1999-10-18 | 2002-10-29 | Ford Global Technologies, Inc. | Direct injection variable valve timing engine control system and method |
| US7703439B2 (en) | 1999-10-18 | 2010-04-27 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle control system |
| US8251044B2 (en) | 2001-12-18 | 2012-08-28 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle control system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08225052A (ja) | 1996-09-03 |
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|---|---|---|---|
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