JP3077241B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP3077241B2 JP3077241B2 JP03107287A JP10728791A JP3077241B2 JP 3077241 B2 JP3077241 B2 JP 3077241B2 JP 03107287 A JP03107287 A JP 03107287A JP 10728791 A JP10728791 A JP 10728791A JP 3077241 B2 JP3077241 B2 JP 3077241B2
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- image
- color
- signal
- processing
- image signal
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、黒文字、色文字および
絵柄に対してそれぞれに適した処理が行われるようにし
た画像処理装置に関する。
絵柄に対してそれぞれに適した処理が行われるようにし
た画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置として、例えばデジタルカ
ラー複写機では原稿をスキャンして読み取る画像読取手
段、読み取った画像データを処理・編集する画像データ
処理手段、処理・編集した画像データを記録する記録手
段、及び画像読み取り、処理・編集、記録を制御する制
御手段を備え、画像データ処理手段において、画像デー
タに様々な編集処理を施すことができる。図7はフィル
ム画像読取装置を備えたカラー複写機の全体の装置構成
例を示す。図8はカラー複写機の画像データ処理系の構
成を示す。カラー複写機は、ベースマシン30が、上面
に原稿を載置するプラテンガラス31、イメージ入力タ
ーミナル(IIT)32、電気系制御収納部33、イメ
ージ出力ターミナル(IOT)34、用紙トレイ35、
ユーザインタフェース(U/I)36から構成され、オ
プションとして、エディットパッド61、オートドキュ
メントフィーダ(ADF)62、ソータ63、及びフィ
ルムプロジェクタ(F/P)64とミラーユニット(M
/U)65からなるフィルム画像読取装置を備えたもの
である。
ラー複写機では原稿をスキャンして読み取る画像読取手
段、読み取った画像データを処理・編集する画像データ
処理手段、処理・編集した画像データを記録する記録手
段、及び画像読み取り、処理・編集、記録を制御する制
御手段を備え、画像データ処理手段において、画像デー
タに様々な編集処理を施すことができる。図7はフィル
ム画像読取装置を備えたカラー複写機の全体の装置構成
例を示す。図8はカラー複写機の画像データ処理系の構
成を示す。カラー複写機は、ベースマシン30が、上面
に原稿を載置するプラテンガラス31、イメージ入力タ
ーミナル(IIT)32、電気系制御収納部33、イメ
ージ出力ターミナル(IOT)34、用紙トレイ35、
ユーザインタフェース(U/I)36から構成され、オ
プションとして、エディットパッド61、オートドキュ
メントフィーダ(ADF)62、ソータ63、及びフィ
ルムプロジェクタ(F/P)64とミラーユニット(M
/U)65からなるフィルム画像読取装置を備えたもの
である。
【0003】イメージ入力ターミナル32は、イメージ
ングユニット37、それを駆動するためのワイヤ38、
駆動プーリ39等からなり、イメージングユニット37
内のカラーフィルタで光の3原色B(青)、G(緑)、
R(赤)に色分解してCCDラインセンサを用いて読み
取ったカラー原稿の画像情報を多階調のデジタル画像信
号BGRに変換してイメージ処理システムに出力するも
のである。イメージ処理システムは、電気系制御収納部
33に収納され、BGRの画像信号を入力して色や階
調、精細度その他画質、再現性を高めるために各種の変
換、補正処理、さらには編集処理等の種々の処理を行う
ものであり、トナーの原色Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、K(黒)へ変換し、プロセスカラ
ーの階調トナー信号をオン/オフの2値化トナー信号に
変換してイメージ出力ターミナル34に出力するもので
ある。イメージ出力ターミナル34は、スキャナ40、
感材ベルト41を有し、レーザ出力部40aにおいて画
像信号を光信号に変換し、ポリゴンミラー40b、F/
θレンズ40c及び反射ミラー40dを介して感材ベル
ト41上に原稿画像に対応した潜像を形成させ、用紙ト
レイ35から搬送した用紙に画像を転写しカラーコピー
を排出するものである。
ングユニット37、それを駆動するためのワイヤ38、
駆動プーリ39等からなり、イメージングユニット37
内のカラーフィルタで光の3原色B(青)、G(緑)、
R(赤)に色分解してCCDラインセンサを用いて読み
取ったカラー原稿の画像情報を多階調のデジタル画像信
号BGRに変換してイメージ処理システムに出力するも
のである。イメージ処理システムは、電気系制御収納部
33に収納され、BGRの画像信号を入力して色や階
調、精細度その他画質、再現性を高めるために各種の変
換、補正処理、さらには編集処理等の種々の処理を行う
ものであり、トナーの原色Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、K(黒)へ変換し、プロセスカラ
ーの階調トナー信号をオン/オフの2値化トナー信号に
変換してイメージ出力ターミナル34に出力するもので
ある。イメージ出力ターミナル34は、スキャナ40、
感材ベルト41を有し、レーザ出力部40aにおいて画
像信号を光信号に変換し、ポリゴンミラー40b、F/
θレンズ40c及び反射ミラー40dを介して感材ベル
ト41上に原稿画像に対応した潜像を形成させ、用紙ト
レイ35から搬送した用紙に画像を転写しカラーコピー
を排出するものである。
【0004】イメージ出力ターミナル34は、感材ベル
ト41が駆動プーリ41aによって駆動され、その周囲
にクリーナ41b、帯電器41c、YMCKの各現像器
41d、及び転写器41eが配置され、この転写器41
eに対向して転写装置42が設けられている。そして、
用紙トレイ35から用紙搬送路35aを経て送られてく
る用紙をくわえ込み、4色フルカラーコピーの場合に
は、転写装置42を4回転させて用紙にYMCKの各潜
像を転写させた後、用紙を転写装置42から真空搬送装
置43を経て定着器45で定着させ排出する。SSI
(シングルシートインサータ)35bは、用紙搬送路3
5aに手差しで用紙を選択的に供給できるするものであ
る。ユーザインタフェース36は、ユーザが所望の機能
を選択してその実行条件を指示するものであり、カラー
ディスプレイ51とハードコントロールパネル52を備
え、さらに赤外線タッチボード53を組み合せて画面の
ソフトボタンで直接指示できるようにしている。電気系
制御収納部33は、上記のイメージ入力ターミナル3
2、イメージ出力ターミナル34、ユーザインタフェー
ス36、イメージ処理システム(IPS)、フィルムプ
ロジェクタ64等の各処理単位毎に分けて構成された複
数の制御基板、さらには、イメージ出力ターミナル3
4、自動原稿送り装置62、ソータ63等の機構の動作
を制御するためのMCB基板(マシンコントロールボー
ド)、これら全体を制御するSYS基板を収納するもの
である。
ト41が駆動プーリ41aによって駆動され、その周囲
にクリーナ41b、帯電器41c、YMCKの各現像器
41d、及び転写器41eが配置され、この転写器41
eに対向して転写装置42が設けられている。そして、
用紙トレイ35から用紙搬送路35aを経て送られてく
る用紙をくわえ込み、4色フルカラーコピーの場合に
は、転写装置42を4回転させて用紙にYMCKの各潜
像を転写させた後、用紙を転写装置42から真空搬送装
置43を経て定着器45で定着させ排出する。SSI
(シングルシートインサータ)35bは、用紙搬送路3
5aに手差しで用紙を選択的に供給できるするものであ
る。ユーザインタフェース36は、ユーザが所望の機能
を選択してその実行条件を指示するものであり、カラー
ディスプレイ51とハードコントロールパネル52を備
え、さらに赤外線タッチボード53を組み合せて画面の
ソフトボタンで直接指示できるようにしている。電気系
制御収納部33は、上記のイメージ入力ターミナル3
2、イメージ出力ターミナル34、ユーザインタフェー
ス36、イメージ処理システム(IPS)、フィルムプ
ロジェクタ64等の各処理単位毎に分けて構成された複
数の制御基板、さらには、イメージ出力ターミナル3
4、自動原稿送り装置62、ソータ63等の機構の動作
を制御するためのMCB基板(マシンコントロールボー
ド)、これら全体を制御するSYS基板を収納するもの
である。
【0005】次に画像データ処理について説明する。図
8において、IIT(イメージ入力ターミナル)100
は、CCDラインセンサーを用いて光の3原色B、G、
Rに分解してカラー原稿を読み取ってこれをデジタルの
画像データに変換するものである。IOT(イメージ出
力ターミナル)115は、レーザビームによる露光、現
像を行いカラー画像を再現するものである。IIT10
0とIOT115との間にあるEND変換回路101か
らIOTインターフェース110は、画像データの編集
処理系(IPS;イメージ処理システム)を構成するも
のであり、B、G、Rの画像データをトナーのY、M、
C、さらにはK(黒又は墨)に変換し、現像サイクル毎
にその現像色に対応するトナー信号を出力する。IIT
では、CCDセンサーを使いB、G、Rのそれぞれにつ
いて、1ピクセルを例えば16ドット/mmのサイズで
読み取り、そのデータを24ビット(3色×8ビット;
256階調)で出力している。CCDセンサーは、上面
にB、G、Rのフィルターが装着されていて16ドット
/mmの密度で300mmの長さを有し、190.5m
m/secのプロセススピードで16ライン/mmのス
キャンを行うので、ほぼ各色につき毎秒15Mピクセル
の速度で読み取りデータを出力している。そして、II
TではB、G、Rの画素のアナログデータをログ変換す
ることによって、反射率の情報から濃度の情報に変換
し、さらにデジタルデータに変換している。
8において、IIT(イメージ入力ターミナル)100
は、CCDラインセンサーを用いて光の3原色B、G、
Rに分解してカラー原稿を読み取ってこれをデジタルの
画像データに変換するものである。IOT(イメージ出
力ターミナル)115は、レーザビームによる露光、現
像を行いカラー画像を再現するものである。IIT10
0とIOT115との間にあるEND変換回路101か
らIOTインターフェース110は、画像データの編集
処理系(IPS;イメージ処理システム)を構成するも
のであり、B、G、Rの画像データをトナーのY、M、
C、さらにはK(黒又は墨)に変換し、現像サイクル毎
にその現像色に対応するトナー信号を出力する。IIT
では、CCDセンサーを使いB、G、Rのそれぞれにつ
いて、1ピクセルを例えば16ドット/mmのサイズで
読み取り、そのデータを24ビット(3色×8ビット;
256階調)で出力している。CCDセンサーは、上面
にB、G、Rのフィルターが装着されていて16ドット
/mmの密度で300mmの長さを有し、190.5m
m/secのプロセススピードで16ライン/mmのス
キャンを行うので、ほぼ各色につき毎秒15Mピクセル
の速度で読み取りデータを出力している。そして、II
TではB、G、Rの画素のアナログデータをログ変換す
ることによって、反射率の情報から濃度の情報に変換
し、さらにデジタルデータに変換している。
【0006】イメージ処理システム(IPS)は、EN
D変換(Equivalent Neutral Density;等価中性濃
度変換)モジュール101、カラーマスキングモジュー
ル102、原稿サイズ検出モジュール103、カラー変
換モジュール104、UCR(Under Color Remova
l;下色除去)&黒生成モジュール105、空間フィル
ター106、TRC(Tone Reproduction Control;
色調補正制御)モジュール107、縮拡処理モジュール
108およびスクリーンジェネレータ109から構成さ
れており、IIT100からB、G、Rのカラー分解信
号を入力し、色の再現性、階調の再現性、精細度の再現
性等を高めるために種々のデータ処理を施して現像プロ
セスカラーのトナー信号をオン/オフの2値化トナー信
号に変換しIOT115に出力している。END変換モ
ジュール101は、グレーバランスさせたカラー信号に
調整(変換)する。カラーマスキングモジュール102
は、B、G、R信号をマトリクス演算することにより
Y、M、Cのトナー量に対応する信号に変換する。原稿
サイズ検出モジュール103は、プリスキャン時の原稿
サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテンカラー
の消去(枠消し)処理とを行う。カラー変換モジュール
104は、領域画像制御モジュールから入力されるエリ
ア信号に従って特定の領域において指定された色の変換
を行う。
D変換(Equivalent Neutral Density;等価中性濃
度変換)モジュール101、カラーマスキングモジュー
ル102、原稿サイズ検出モジュール103、カラー変
換モジュール104、UCR(Under Color Remova
l;下色除去)&黒生成モジュール105、空間フィル
ター106、TRC(Tone Reproduction Control;
色調補正制御)モジュール107、縮拡処理モジュール
108およびスクリーンジェネレータ109から構成さ
れており、IIT100からB、G、Rのカラー分解信
号を入力し、色の再現性、階調の再現性、精細度の再現
性等を高めるために種々のデータ処理を施して現像プロ
セスカラーのトナー信号をオン/オフの2値化トナー信
号に変換しIOT115に出力している。END変換モ
ジュール101は、グレーバランスさせたカラー信号に
調整(変換)する。カラーマスキングモジュール102
は、B、G、R信号をマトリクス演算することにより
Y、M、Cのトナー量に対応する信号に変換する。原稿
サイズ検出モジュール103は、プリスキャン時の原稿
サイズ検出と原稿読み取りスキャン時のプラテンカラー
の消去(枠消し)処理とを行う。カラー変換モジュール
104は、領域画像制御モジュールから入力されるエリ
ア信号に従って特定の領域において指定された色の変換
を行う。
【0007】UCR&黒生成モジュール105は、色の
濁りが生じないように適量のKを生成してその量に応じ
てY、M、Cを等量減ずると共にモノカラーモード、4
フルカラーモードの各信号に従ってK信号およびY、
M、Cの下色除去した後の信号をゲートする。空間フィ
ルター106は、ボケを回復する機能とモアレを除去す
る機能を備えた非線形デジタルフィルターである。TR
Cモジュール107は、再現性の向上を図るための濃度
調整、コントラスト調整、ネガポジ反転、カラーバラン
ス調整等を行うものである。縮拡処理モジュール108
は、主走査方向の縮拡処理を行うものであり、副走査方
向の縮拡処理は原稿のスキャンスピードを調整すること
により行う。スクリーンジェネレータ109は、プロセ
スカラーの階調トナー信号をオン/オフの2値化トナー
信号に変換し出力するものであり、この2値化トナー信
号は、IOTインターフェースモジュール110を通し
てIOT115に出力される。
濁りが生じないように適量のKを生成してその量に応じ
てY、M、Cを等量減ずると共にモノカラーモード、4
フルカラーモードの各信号に従ってK信号およびY、
M、Cの下色除去した後の信号をゲートする。空間フィ
ルター106は、ボケを回復する機能とモアレを除去す
る機能を備えた非線形デジタルフィルターである。TR
Cモジュール107は、再現性の向上を図るための濃度
調整、コントラスト調整、ネガポジ反転、カラーバラン
ス調整等を行うものである。縮拡処理モジュール108
は、主走査方向の縮拡処理を行うものであり、副走査方
向の縮拡処理は原稿のスキャンスピードを調整すること
により行う。スクリーンジェネレータ109は、プロセ
スカラーの階調トナー信号をオン/オフの2値化トナー
信号に変換し出力するものであり、この2値化トナー信
号は、IOTインターフェースモジュール110を通し
てIOT115に出力される。
【0008】領域画像制御モジュール111は、領域生
成回路やスイッチマトリクスを有し、7つの矩形領域お
よびその優先順位が領域生成回路に設定可能な構成であ
り、それぞれの領域に対応してスイッチマトリクスに領
域の制御情報が設定される。制御情報としては、カラー
変換やモノカラーかフルカラーか等のカラーモード、写
真や文字等のモジュレーションセレクト情報、TRCの
セレクト情報、スクリーンジェネレータのセレクト情報
等があり、カラーマスキングモジュール102、カラー
変換モジュール104、UCRモジュール105、空間
フィルター106、TRCモジュール107の制御に用
いられる。なお、スイッチマトリクスは、ソフトウエア
により設定可能である。編集制御モジュールは、プレー
ンメモリ112やカラーパレットビデオスイッチ回路1
13やフォントバッファ114等を有し、多様な編集制
御を行う。すなわち、編集制御モジュールは矩形でなく
例えば円グラフ等の原稿を読み取り、形状の限定されな
い指定領域を指定の色で塗りつぶすようなぬりえ処理を
可能にするものであり、4ビットのエリアコマンドが4
枚のプレーンメモリ112に書き込まれ、原稿の各点の
編集コマンドを4枚のプレーンメモリによる4ビットで
設定される。
成回路やスイッチマトリクスを有し、7つの矩形領域お
よびその優先順位が領域生成回路に設定可能な構成であ
り、それぞれの領域に対応してスイッチマトリクスに領
域の制御情報が設定される。制御情報としては、カラー
変換やモノカラーかフルカラーか等のカラーモード、写
真や文字等のモジュレーションセレクト情報、TRCの
セレクト情報、スクリーンジェネレータのセレクト情報
等があり、カラーマスキングモジュール102、カラー
変換モジュール104、UCRモジュール105、空間
フィルター106、TRCモジュール107の制御に用
いられる。なお、スイッチマトリクスは、ソフトウエア
により設定可能である。編集制御モジュールは、プレー
ンメモリ112やカラーパレットビデオスイッチ回路1
13やフォントバッファ114等を有し、多様な編集制
御を行う。すなわち、編集制御モジュールは矩形でなく
例えば円グラフ等の原稿を読み取り、形状の限定されな
い指定領域を指定の色で塗りつぶすようなぬりえ処理を
可能にするものであり、4ビットのエリアコマンドが4
枚のプレーンメモリ112に書き込まれ、原稿の各点の
編集コマンドを4枚のプレーンメモリによる4ビットで
設定される。
【0009】上記IPSでは、カラー分解信号(B、
G、R信号)をトナー信号(Y、M、C、K信号)に変
換する場合において、その色のバランスをどう調整する
かやIITの読み取り特性およびIOTの出力特性に合
わせてその色をどう再現するか、濃度やコントラストの
バランスをどう調整するか、エッジの強調やボケ、モア
レをどう調整するか等が問題になる。そこでIPSで
は、IIT100で原稿を読み取って得られたB、G、
Rのカラー分解信号について、それぞれ8ビットデータ
(256階調)をEND変換モジュール101に入力
し、まずEND変換した後Y、M、Cのトナー信号に変
換(カラーマスキング)する。そして、フルカラーデー
タでの処理の方が効率的な原稿サイズや枠消し、カラー
変換の処理を行ってから下色除去および墨生成をして、
現像色のトナー信号Xをセレクトしている。しかし、空
間フィルターやカラー変調、TRC、縮拡等の処理は、
現像色のデータを処理することによって、フルカラーの
データで処理する場合より処理量を少なくし、使用する
変換テーブルの数を1/3にすると共に、その分、種類
を多くして調整の柔軟性、色の再現性、階調の再現性、
精細度の再現性を高めている。フルカラー(4カラー)
の場合には、プリスキャンでまず原稿サイズ検出、編集
領域の検出、その他の原稿情報を検出した後、例えばま
ず初めに現像色のトナー信号ZをYとするコピーサイク
ル、続いて現像色のトナー信号ZをMとするコピーサイ
クルを順次実行する毎に、4回の原稿読み取りスキャン
に対応した信号処理を行っている。編集機能を備えたデ
ジタルカラー複写機は、例えば特願平1ー47088号
に開示されている。
G、R信号)をトナー信号(Y、M、C、K信号)に変
換する場合において、その色のバランスをどう調整する
かやIITの読み取り特性およびIOTの出力特性に合
わせてその色をどう再現するか、濃度やコントラストの
バランスをどう調整するか、エッジの強調やボケ、モア
レをどう調整するか等が問題になる。そこでIPSで
は、IIT100で原稿を読み取って得られたB、G、
Rのカラー分解信号について、それぞれ8ビットデータ
(256階調)をEND変換モジュール101に入力
し、まずEND変換した後Y、M、Cのトナー信号に変
換(カラーマスキング)する。そして、フルカラーデー
タでの処理の方が効率的な原稿サイズや枠消し、カラー
変換の処理を行ってから下色除去および墨生成をして、
現像色のトナー信号Xをセレクトしている。しかし、空
間フィルターやカラー変調、TRC、縮拡等の処理は、
現像色のデータを処理することによって、フルカラーの
データで処理する場合より処理量を少なくし、使用する
変換テーブルの数を1/3にすると共に、その分、種類
を多くして調整の柔軟性、色の再現性、階調の再現性、
精細度の再現性を高めている。フルカラー(4カラー)
の場合には、プリスキャンでまず原稿サイズ検出、編集
領域の検出、その他の原稿情報を検出した後、例えばま
ず初めに現像色のトナー信号ZをYとするコピーサイク
ル、続いて現像色のトナー信号ZをMとするコピーサイ
クルを順次実行する毎に、4回の原稿読み取りスキャン
に対応した信号処理を行っている。編集機能を備えたデ
ジタルカラー複写機は、例えば特願平1ー47088号
に開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、UCR&黒
生成モジュール105ではB、G、R画像信号から変換
されたY、M、Cのトナー信号からKのトナー信号を作
り出し、これらの信号に対して濃度調整、コントラスト
調整、ネガポジ反転、カラーバランス等の画像生成処理
が行われている。つまり、黒文字、色文字および絵柄の
画像信号を一つの処理によって行われていた。しかし、
黒文字と色文字(以下「文字用画像信号」と称す)と絵
柄(以下「中間調画像信号」と称す)にはそれぞれ適し
た処理があるが、従来方式では文字用画像信号と中間調
画像信号を区別なくY,M,Cで入ってきた画像信号に
対して墨生成、下色除去を行って出力していたため、再
現性が低下するという問題があった。本発明の目的は、
絵柄と文字の各画像信号に対してそれぞれに適した処理
を行って再現性を改善させた画像処理装置を提供するこ
とである。
生成モジュール105ではB、G、R画像信号から変換
されたY、M、Cのトナー信号からKのトナー信号を作
り出し、これらの信号に対して濃度調整、コントラスト
調整、ネガポジ反転、カラーバランス等の画像生成処理
が行われている。つまり、黒文字、色文字および絵柄の
画像信号を一つの処理によって行われていた。しかし、
黒文字と色文字(以下「文字用画像信号」と称す)と絵
柄(以下「中間調画像信号」と称す)にはそれぞれ適し
た処理があるが、従来方式では文字用画像信号と中間調
画像信号を区別なくY,M,Cで入ってきた画像信号に
対して墨生成、下色除去を行って出力していたため、再
現性が低下するという問題があった。本発明の目的は、
絵柄と文字の各画像信号に対してそれぞれに適した処理
を行って再現性を改善させた画像処理装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像処理装置はY.M.C画像信号に対し
現像サイクル毎に下色除去および墨作成した中間調画像
信号と文字用画像信号とを出力する下色除去手段と、下
色除去手段より出力された中間調画像信号を記憶する第
1の記憶手段と、下色除去より出力された文字用画像信
号を記憶する第2の記憶手段と、Y.M.C画像信号に
対し現像サイクル毎に中間調画像または文字用画像かを
判定し、当該結果を出力するT/I分離手段と、T/I
分離手段により出力された結果に基づいて現像サイクル
毎に第1の記憶手段に記憶された中間調画像信号と第2
の記憶手段に記憶された文字用画像信号とを切替えて出
力する選択手段と、選択手段により選択された画像信号
に基づいて画像生成処理を行う手段とを具備した構成に
ある。
め、本発明の画像処理装置はY.M.C画像信号に対し
現像サイクル毎に下色除去および墨作成した中間調画像
信号と文字用画像信号とを出力する下色除去手段と、下
色除去手段より出力された中間調画像信号を記憶する第
1の記憶手段と、下色除去より出力された文字用画像信
号を記憶する第2の記憶手段と、Y.M.C画像信号に
対し現像サイクル毎に中間調画像または文字用画像かを
判定し、当該結果を出力するT/I分離手段と、T/I
分離手段により出力された結果に基づいて現像サイクル
毎に第1の記憶手段に記憶された中間調画像信号と第2
の記憶手段に記憶された文字用画像信号とを切替えて出
力する選択手段と、選択手段により選択された画像信号
に基づいて画像生成処理を行う手段とを具備した構成に
ある。
【0012】
【作用】 下色除去手段の後に第1及び第2の記憶手段
を配置することにより中間調画像信号と文字用画像信号
の領域判定によるディレイが吸収される。下色除去手段
では、例えばY,M,C画像信号の中から最小値を取り
出し、その信号をKとし、このY,M,CおよびKを現
像サイクル毎にその値に応じた中間調画像信号と文字用
画像信号を出力し、それぞれの画像信号を第1の記憶手
段および第2の記憶手段に記憶する。T/I分離手段は
現像サイクル毎に中間調画像または文字用画像かを判定
し、当該結果を出力する。その結果に基づいて選択手段
は、中間調画像信号と文字用画像信号を選択し、この画
像信号に対して画像生成処理を行う。
を配置することにより中間調画像信号と文字用画像信号
の領域判定によるディレイが吸収される。下色除去手段
では、例えばY,M,C画像信号の中から最小値を取り
出し、その信号をKとし、このY,M,CおよびKを現
像サイクル毎にその値に応じた中間調画像信号と文字用
画像信号を出力し、それぞれの画像信号を第1の記憶手
段および第2の記憶手段に記憶する。T/I分離手段は
現像サイクル毎に中間調画像または文字用画像かを判定
し、当該結果を出力する。その結果に基づいて選択手段
は、中間調画像信号と文字用画像信号を選択し、この画
像信号に対して画像生成処理を行う。
【0013】
【実施例】本発明の1実施例を図面に基づいて説明す
る。本発明はIPSの下色除去機能を特徴とするもので
あるが、まずIPSの構成および各部の機能を説明す
る。図1はIPSの全体構成のブロックを示す。図2は
画像編集処理部の構成ブロックを示す。画像入力部10
0は、例えば副走査方向に直角に配置されたR,G,B
3本のラインセンサからなる縮小型センサを有し、タイ
ミング生成回路12からのタイミング信号に同期して走
査されて画像読み取りを行っている。タイミング生成回
路12ではこの他に、画像データの後記ENL15での
グレイバランス処理、絵文字分離回路20での絵データ
と文字データとの分離処理等の大きなディレイを生じる
処理を行う場合に、画像データ処理より前に、予め前記
処理を開始させ、画像データ処理とのタイミングを取る
ことも行われる。読み込まれた画像データは、シェーデ
ィング補正回路11で種々の要因による各画素間のバラ
ンスに対してシェーディング補正された後、ギャップ補
正回路13で各ラインセンサ間のギャップ補正が行われ
る。このギャップ補正は、FIFO14でギャップに相
当する分だけ読み取った画像データを遅延させ、同一位
置のR,G,B画像信号が同一時刻に得られるようにす
るためのものである。
る。本発明はIPSの下色除去機能を特徴とするもので
あるが、まずIPSの構成および各部の機能を説明す
る。図1はIPSの全体構成のブロックを示す。図2は
画像編集処理部の構成ブロックを示す。画像入力部10
0は、例えば副走査方向に直角に配置されたR,G,B
3本のラインセンサからなる縮小型センサを有し、タイ
ミング生成回路12からのタイミング信号に同期して走
査されて画像読み取りを行っている。タイミング生成回
路12ではこの他に、画像データの後記ENL15での
グレイバランス処理、絵文字分離回路20での絵データ
と文字データとの分離処理等の大きなディレイを生じる
処理を行う場合に、画像データ処理より前に、予め前記
処理を開始させ、画像データ処理とのタイミングを取る
ことも行われる。読み込まれた画像データは、シェーデ
ィング補正回路11で種々の要因による各画素間のバラ
ンスに対してシェーディング補正された後、ギャップ補
正回路13で各ラインセンサ間のギャップ補正が行われ
る。このギャップ補正は、FIFO14でギャップに相
当する分だけ読み取った画像データを遅延させ、同一位
置のR,G,B画像信号が同一時刻に得られるようにす
るためのものである。
【0014】ENL(Equivalnt Neutral Lightness)
15は、グレイバランスを行うためのものであり、ま
た、後述する編集処理部400からのネガポジ反転信号
により、画素毎にグレーのとり方を逆にしてネガポジ反
転し、例えば、或る指定領域のみネガポジを反転できる
ようになっている。マトリックス回路16aは後述の編
集処理部400からの制御信号によりグレイバランスさ
せたR,G,B画像信号をL’,a’,b’画像信号に
変換する。このR,G,BからL’,a’,b’への変
換は、計算機等外部とのインターフェースを取り易くす
るためのものである。
15は、グレイバランスを行うためのものであり、ま
た、後述する編集処理部400からのネガポジ反転信号
により、画素毎にグレーのとり方を逆にしてネガポジ反
転し、例えば、或る指定領域のみネガポジを反転できる
ようになっている。マトリックス回路16aは後述の編
集処理部400からの制御信号によりグレイバランスさ
せたR,G,B画像信号をL’,a’,b’画像信号に
変換する。このR,G,BからL’,a’,b’への変
換は、計算機等外部とのインターフェースを取り易くす
るためのものである。
【0015】セレクタ17は、編集処理部400からの
信号により制御されてマトリックス回路16aの出力、
または外部の計算機とのインターフェースであるメモリ
システム200からの画像データを選択的に取り出すた
めのものである。下地除去回路18は、例えばプリスキ
ャンで原稿の濃度のヒストグラムを作成して下地濃度を
検出し、下地濃度以下の画素については飛ばして新聞等
のようなかぶった原稿に対するコピー品質を良くするた
めのものである。原稿検知回路19は、黒いプラテンの
裏面と原稿との境界を検出して外形矩形を求めることに
よって、原稿サイズを検出して記憶しておくためのもの
である。マトリックス回路16bは編集処理部400で
色編集されたL’,a’,b’の画像信号をY,M,C
のトナー色に変換する。
信号により制御されてマトリックス回路16aの出力、
または外部の計算機とのインターフェースであるメモリ
システム200からの画像データを選択的に取り出すた
めのものである。下地除去回路18は、例えばプリスキ
ャンで原稿の濃度のヒストグラムを作成して下地濃度を
検出し、下地濃度以下の画素については飛ばして新聞等
のようなかぶった原稿に対するコピー品質を良くするた
めのものである。原稿検知回路19は、黒いプラテンの
裏面と原稿との境界を検出して外形矩形を求めることに
よって、原稿サイズを検出して記憶しておくためのもの
である。マトリックス回路16bは編集処理部400で
色編集されたL’,a’,b’の画像信号をY,M,C
のトナー色に変換する。
【0016】絵文字(T/I)分離回路20は色編集し
た画像データを複数の画素をブロック化して、色文字/
黒文字/絵柄(文字/中間調)の領域識別をするもので
ある。下色除去回路21では墨板の生成とモノカラー/
フルカラーモード信号と墨に応じて等量のY,M,Cの
除去を行って、プロセスカラーの画像データを出力し、
さらに色相判定を行って色相信号(Hue信号)を生成
する。下色除去回路21は、マトリックス回路16bで
変換されたY,M,Cから墨生成、モノカラー/フルカ
ラーモード信号と墨に応じた等量のY,M,Cの除去を
行って、絵柄の中間調画像信号および黒文字と色文字の
文字用画像信号を生成する。そして、中間調画像信号は
FIFO22aに、また文字用画像信号はFIFO22
bに一旦記憶される。
た画像データを複数の画素をブロック化して、色文字/
黒文字/絵柄(文字/中間調)の領域識別をするもので
ある。下色除去回路21では墨板の生成とモノカラー/
フルカラーモード信号と墨に応じて等量のY,M,Cの
除去を行って、プロセスカラーの画像データを出力し、
さらに色相判定を行って色相信号(Hue信号)を生成
する。下色除去回路21は、マトリックス回路16bで
変換されたY,M,Cから墨生成、モノカラー/フルカ
ラーモード信号と墨に応じた等量のY,M,Cの除去を
行って、絵柄の中間調画像信号および黒文字と色文字の
文字用画像信号を生成する。そして、中間調画像信号は
FIFO22aに、また文字用画像信号はFIFO22
bに一旦記憶される。
【0017】セレクタ30は、中間調画像信号と文字用
画像信号を、T/I分離回路20からエリアデコーダ2
4に出される広域T/I分離結果に基づく制御信号によ
り選択してデータリセット回路31に出力する。データ
リセット回路31は、T/I分離回路20からエリアデ
コーダ24に出される広域T/I分離結果に基づく制御
信号により現在の現像サイクルに該当する画像信号を残
し、その他を“0”にするリセット処理を行って文字画
像の濁りを防止する。TRC27は、IOTの特性に合
わせて濃度調整をするためのものであり、この画像デー
タはメモリシステムに記憶されるか、スクリーン生成部
(ROS)300で画像として出力される。
画像信号を、T/I分離回路20からエリアデコーダ2
4に出される広域T/I分離結果に基づく制御信号によ
り選択してデータリセット回路31に出力する。データ
リセット回路31は、T/I分離回路20からエリアデ
コーダ24に出される広域T/I分離結果に基づく制御
信号により現在の現像サイクルに該当する画像信号を残
し、その他を“0”にするリセット処理を行って文字画
像の濁りを防止する。TRC27は、IOTの特性に合
わせて濃度調整をするためのものであり、この画像デー
タはメモリシステムに記憶されるか、スクリーン生成部
(ROS)300で画像として出力される。
【0018】縮拡回路23aは、縮小拡大があった場合
にも画像に対する領域制御情報の実行領域がずれないよ
うに縮拡するためのもので、必要に応じて縮拡された領
域制御情報がエリアデコーダ24でデコードされて各部
の処理に供される。また、エリアデコーダ24は編集コ
マンドや領域識別、色相からそれぞれのパラメータの切
り換え信号を生成するものである。縮拡回路23bで縮
小または拡大された画像データはフィルタ25でモアレ
除去、エッジ強調がされ、乗算器26とTRC27で各
色成分に対する係数と変換テーブルを適宜選択すること
により、色文字、黒文字、絵柄に対しての色調整、濃度
調整が行われる。乗算器26は係数a、bが与えられた
画像データxに対してax+bの演算を行い、TRC2
7の変換テーブルを補正するものである。TRC27は
IOT34の特性に合わせて濃度調整をするためのもの
である。
にも画像に対する領域制御情報の実行領域がずれないよ
うに縮拡するためのもので、必要に応じて縮拡された領
域制御情報がエリアデコーダ24でデコードされて各部
の処理に供される。また、エリアデコーダ24は編集コ
マンドや領域識別、色相からそれぞれのパラメータの切
り換え信号を生成するものである。縮拡回路23bで縮
小または拡大された画像データはフィルタ25でモアレ
除去、エッジ強調がされ、乗算器26とTRC27で各
色成分に対する係数と変換テーブルを適宜選択すること
により、色文字、黒文字、絵柄に対しての色調整、濃度
調整が行われる。乗算器26は係数a、bが与えられた
画像データxに対してax+bの演算を行い、TRC2
7の変換テーブルを補正するものである。TRC27は
IOT34の特性に合わせて濃度調整をするためのもの
である。
【0019】PAL29は現像プロセスや領域識別によ
つて、TRC27の変換テーブルを切り換えるデコーダ
である。これらによって調製された画像データはメモリ
システムに記憶されるか、ROS300のスクリーン生
成部28でドット展開され、網点画像にして出力され
る。次に編集処理部について図2を参照しながら説明す
る。編集処理部400は、色変換、色編集、領域生成等
をするためのものであり、セレクタ17からの画像信号
L’,a’,b’は、LUT415aでマーカー色の検
出色の検出や色編集、色変換等がし易いように色度(色
相、彩度)の情報が直交座標系のa,bから極座標系の
C,Hに変換される。色変換&パレット413は例えば
色変換や色編集で使用する色を32種類のパレットに持
っており、ディレイ回路411aを通って入力される編
集コマンドに従って、画像データL、C、Hに対してマ
ーカー色の検出や色編集、色変換等の処理を行うもので
ある。色変換等の処理を行う領域の画像データのみが色
変換&パレット413に入力され、LUT415bを通
してセレクタ416から出力され、それ以外の領域の画
像データは直接セレクタ416から出力される。そし
て、前述のマトリックス回路16bへ送られる。
つて、TRC27の変換テーブルを切り換えるデコーダ
である。これらによって調製された画像データはメモリ
システムに記憶されるか、ROS300のスクリーン生
成部28でドット展開され、網点画像にして出力され
る。次に編集処理部について図2を参照しながら説明す
る。編集処理部400は、色変換、色編集、領域生成等
をするためのものであり、セレクタ17からの画像信号
L’,a’,b’は、LUT415aでマーカー色の検
出色の検出や色編集、色変換等がし易いように色度(色
相、彩度)の情報が直交座標系のa,bから極座標系の
C,Hに変換される。色変換&パレット413は例えば
色変換や色編集で使用する色を32種類のパレットに持
っており、ディレイ回路411aを通って入力される編
集コマンドに従って、画像データL、C、Hに対してマ
ーカー色の検出や色編集、色変換等の処理を行うもので
ある。色変換等の処理を行う領域の画像データのみが色
変換&パレット413に入力され、LUT415bを通
してセレクタ416から出力され、それ以外の領域の画
像データは直接セレクタ416から出力される。そし
て、前述のマトリックス回路16bへ送られる。
【0020】密度変換・領域生成回路405には、色変
換&パレット413からのマーカ色(3色)と閉領域の
4ビット信号が送られる。この密度変換・領域生成回路
405ではFIFO410a、410b、410cを用
いて4×4のウインドウで、16画素の中で黒画素が所
定数以上であれば「1」とする2値化処理を行って40
0spiから100spiへの密度変換が行われる。こ
のようにして生成されたマーカ信号(閉ループ及びマー
カ・ドット)は密度変換・領域生成回路405によりプ
レーンメモリ403に書き込み、また、マーカ・ドット
信号については小さなゴミなどをマーカとして誤検知し
ないようにFIFO408により3ライン分遅延させて
3×3ウインドウにして座標値生成回路407でマーカ
・ドット検出を行い、マーカ・ドットの座標値の生成を
行いRAM406に記憶させる。なお、マーカ・ドット
についてはプレーンメモリ403にも記憶されるが、誤
検知を防止するためにこの処理を行っている。
換&パレット413からのマーカ色(3色)と閉領域の
4ビット信号が送られる。この密度変換・領域生成回路
405ではFIFO410a、410b、410cを用
いて4×4のウインドウで、16画素の中で黒画素が所
定数以上であれば「1」とする2値化処理を行って40
0spiから100spiへの密度変換が行われる。こ
のようにして生成されたマーカ信号(閉ループ及びマー
カ・ドット)は密度変換・領域生成回路405によりプ
レーンメモリ403に書き込み、また、マーカ・ドット
信号については小さなゴミなどをマーカとして誤検知し
ないようにFIFO408により3ライン分遅延させて
3×3ウインドウにして座標値生成回路407でマーカ
・ドット検出を行い、マーカ・ドットの座標値の生成を
行いRAM406に記憶させる。なお、マーカ・ドット
についてはプレーンメモリ403にも記憶されるが、誤
検知を防止するためにこの処理を行っている。
【0021】プレーンメモリ403は、色変換や色編集
その他の領域編集を行うための編集コマンドを格納する
ためのメモリであり、例えばエディタパッド(図示せ
ず)からも領域を指定して、その領域に編集コマンドを
書き込むことができる。すなわち、エディタパッドで指
定した領域の編集コマンドはCPUバスを通してグラフ
ィックコントローラ401に転送され、グラフィックコ
ントローラ401からのDRAMコントローラ402を
介してプレーンメモリ403に書き込まれる。プレーン
メモリ403は4面からなっており、プレーンメモリ4
03からの領域の読み出しを4面同時に行って0〜15
までの16種類の編集コマンドが制御できる。
その他の領域編集を行うための編集コマンドを格納する
ためのメモリであり、例えばエディタパッド(図示せ
ず)からも領域を指定して、その領域に編集コマンドを
書き込むことができる。すなわち、エディタパッドで指
定した領域の編集コマンドはCPUバスを通してグラフ
ィックコントローラ401に転送され、グラフィックコ
ントローラ401からのDRAMコントローラ402を
介してプレーンメモリ403に書き込まれる。プレーン
メモリ403は4面からなっており、プレーンメモリ4
03からの領域の読み出しを4面同時に行って0〜15
までの16種類の編集コマンドが制御できる。
【0022】プレーンメモリ403に格納した4ビット
の編集コマンドは、画像データの出力に同期して読み出
され、色変換&パレット413における編集処理や画像
データ処理系でのバラメータの切り換え等に使用する際
には、100spiから400spiへの密度変換が必
要であり、その処理を密度変換・領域生成回路405で
行っている。密度変換・領域生成回路405ではFIF
O409a、409bで3×3のブロック化を行い、そ
のパターンからデータ補完を行うことによって、閉ルー
プ曲線や変換領域等の境界がギザギザにならないように
100spiから400spiへの密度変換を行ってい
る。ディレイ回路411a、411b、1MFIFO4
12等は、編集コマンドと画像データとのタイミング調
整を行うためのものである。
の編集コマンドは、画像データの出力に同期して読み出
され、色変換&パレット413における編集処理や画像
データ処理系でのバラメータの切り換え等に使用する際
には、100spiから400spiへの密度変換が必
要であり、その処理を密度変換・領域生成回路405で
行っている。密度変換・領域生成回路405ではFIF
O409a、409bで3×3のブロック化を行い、そ
のパターンからデータ補完を行うことによって、閉ルー
プ曲線や変換領域等の境界がギザギザにならないように
100spiから400spiへの密度変換を行ってい
る。ディレイ回路411a、411b、1MFIFO4
12等は、編集コマンドと画像データとのタイミング調
整を行うためのものである。
【0023】以下に、下色除去処理について説明する。
図3は下色除去回路の文字用画像信号を生成する第1実
施例のブロックを示す。本実施例では現像サイクル毎
に、その現像色の画像信号(トナー信号)をUCR処理
しないでそのまま文字用画像信号として出力する。最小
値処理回路21aは、マトリクス回路16bから出力さ
れるY,M,Cの内の最小値を取り出し、その信号をK
として出力する。セレクタ21bはY,M,CおよびK
を現像サイクル毎に選択し、その値に応じた文字用画像
信号をルックアップテーブルLUT21cから読み出し
てFIFO22bに出力する。図4は下色除去回路の文
字用画像信号を生成する第2実施例のブロックを示す。
本実施例ではマトリクス回路16bから出力されるY,
M,Cに基づいて輝度信号を生成して文字用画像信号
L’として出力する。生成回路21dはY,M,Cを基
に各信号に係数α,β,γを掛け、該信号の和L’を求
め、この値に応じた文字用画像信号をLUT21cから
読み出してFIFO22bに出力する。なお、L’=α
Y+βM+γC(α+β+γ=1)である。
図3は下色除去回路の文字用画像信号を生成する第1実
施例のブロックを示す。本実施例では現像サイクル毎
に、その現像色の画像信号(トナー信号)をUCR処理
しないでそのまま文字用画像信号として出力する。最小
値処理回路21aは、マトリクス回路16bから出力さ
れるY,M,Cの内の最小値を取り出し、その信号をK
として出力する。セレクタ21bはY,M,CおよびK
を現像サイクル毎に選択し、その値に応じた文字用画像
信号をルックアップテーブルLUT21cから読み出し
てFIFO22bに出力する。図4は下色除去回路の文
字用画像信号を生成する第2実施例のブロックを示す。
本実施例ではマトリクス回路16bから出力されるY,
M,Cに基づいて輝度信号を生成して文字用画像信号
L’として出力する。生成回路21dはY,M,Cを基
に各信号に係数α,β,γを掛け、該信号の和L’を求
め、この値に応じた文字用画像信号をLUT21cから
読み出してFIFO22bに出力する。なお、L’=α
Y+βM+γC(α+β+γ=1)である。
【0024】上記の実施例によれば、中間調画像信号と
は別に文字用画像信号に適した処理ができるため、文字
の再現性が改善される。中間調画像信号と文字用画像信
号は、現像サイクル毎に選択されるが、この制御信号は
広域T/I(絵文字)分離等のブロック化により作られ
る。このブロック化では、広域T/I分離を行うため副
走査方向の遅延(ディレイ)が発生する。つまり、広域
T/I分離では所定の画素数毎に絵柄か文字かを判別し
ているため、入力される画像データを、例えば4Line×
8画素のブロック化する際にディレイが発生する。この
ブロック処理によるディレイ吸収を図5により説明す
る。図において、マトリクス回路16bから出力される
Y,M,Cは、下色除去回路21で墨生成および下色除
去され、中間調画像信号と文字用画像信号として各FI
FO22a,22bに出力される。画像信号はFIFO
で遅延され、セレクタ30に入力される。このセレクタ
30は、中間調画像信号と文字用画像信号を、T/I分
離回路20からエリアデコーダ24に出される広域T/
I分離結果に基づく制御信号により選択してデータリセ
ット回路31に出力する。
は別に文字用画像信号に適した処理ができるため、文字
の再現性が改善される。中間調画像信号と文字用画像信
号は、現像サイクル毎に選択されるが、この制御信号は
広域T/I(絵文字)分離等のブロック化により作られ
る。このブロック化では、広域T/I分離を行うため副
走査方向の遅延(ディレイ)が発生する。つまり、広域
T/I分離では所定の画素数毎に絵柄か文字かを判別し
ているため、入力される画像データを、例えば4Line×
8画素のブロック化する際にディレイが発生する。この
ブロック処理によるディレイ吸収を図5により説明す
る。図において、マトリクス回路16bから出力される
Y,M,Cは、下色除去回路21で墨生成および下色除
去され、中間調画像信号と文字用画像信号として各FI
FO22a,22bに出力される。画像信号はFIFO
で遅延され、セレクタ30に入力される。このセレクタ
30は、中間調画像信号と文字用画像信号を、T/I分
離回路20からエリアデコーダ24に出される広域T/
I分離結果に基づく制御信号により選択してデータリセ
ット回路31に出力する。
【0025】本実施例によれば、T/I分離結果が中間
調と文字用の画像信号の切り替えに有効に使用できると
共に、UCR処理直後の2系統、すなわち文字用と中間
調の各画像信号の出力に対して広域T/I分離でのブロ
ック化によるディレイを吸収するFIFOを入れたこと
により、UCR処理前のB,G,RやY,M,C等の3
系統に入れるよりFIFOが削減できる。また文字用画
像信号には、黒文字と色文字があり、それぞれの文字の
濁りを防止するために、セレクタ回路30の後に図6に
示すデータリセット回路31が設けられている。データ
リセット回路31は広域T/I分離結果に基づく制御信
号により現在の現像サイクルに該当するデータを残し、
その他を“0”にするリセット処理を行っている。とこ
ろで、黒文字での黒一色再現、色文字での黒混じりによ
る濁りを抑える為に、エッジ強調時に必要な色相信号
(Hue信号)により、不要色のエッジ強調を抑えて実
現しようとしていたが、完全な必要色の判定が困難であ
ったり、エッジのみの判定では色濁りが抑えきれず、黒
文字での黒一色再現等が実現できていなかった。
調と文字用の画像信号の切り替えに有効に使用できると
共に、UCR処理直後の2系統、すなわち文字用と中間
調の各画像信号の出力に対して広域T/I分離でのブロ
ック化によるディレイを吸収するFIFOを入れたこと
により、UCR処理前のB,G,RやY,M,C等の3
系統に入れるよりFIFOが削減できる。また文字用画
像信号には、黒文字と色文字があり、それぞれの文字の
濁りを防止するために、セレクタ回路30の後に図6に
示すデータリセット回路31が設けられている。データ
リセット回路31は広域T/I分離結果に基づく制御信
号により現在の現像サイクルに該当するデータを残し、
その他を“0”にするリセット処理を行っている。とこ
ろで、黒文字での黒一色再現、色文字での黒混じりによ
る濁りを抑える為に、エッジ強調時に必要な色相信号
(Hue信号)により、不要色のエッジ強調を抑えて実
現しようとしていたが、完全な必要色の判定が困難であ
ったり、エッジのみの判定では色濁りが抑えきれず、黒
文字での黒一色再現等が実現できていなかった。
【0026】本実施例によれば、黒文字判定時の色相信
号リセット、色文字判定時の黒信号リセットにより、黒
文字での黒一色再現、色文字での黒混じりによる濁りが
防止される。また黒文字または色文字の濁りを防止する
ための他の方法として、出力直前のTRC27でリセッ
トを行うこともできる。この方法によれば、画像処理内
部でリセットを行って実際の原稿とは異なる画像に対し
て処理を続行するよりも、出力直前で実施するため、よ
り自然な処理が可能となる。
号リセット、色文字判定時の黒信号リセットにより、黒
文字での黒一色再現、色文字での黒混じりによる濁りが
防止される。また黒文字または色文字の濁りを防止する
ための他の方法として、出力直前のTRC27でリセッ
トを行うこともできる。この方法によれば、画像処理内
部でリセットを行って実際の原稿とは異なる画像に対し
て処理を続行するよりも、出力直前で実施するため、よ
り自然な処理が可能となる。
【0052】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、中間調
画像信号とは別に文字用画像信号を生成し、これらの画
像信号を絵文字分離結果により選択出力するようにした
ので、選択された画像信号に適した処理が可能となり、
絵柄や文字の再現性が改善される。また、第1及び第2
の記憶手段は、下色除去手段の後における中間調画像信
号と文字用画像信号の二系統に配置されるので、構成が
簡素化できる。
画像信号とは別に文字用画像信号を生成し、これらの画
像信号を絵文字分離結果により選択出力するようにした
ので、選択された画像信号に適した処理が可能となり、
絵柄や文字の再現性が改善される。また、第1及び第2
の記憶手段は、下色除去手段の後における中間調画像信
号と文字用画像信号の二系統に配置されるので、構成が
簡素化できる。
【図1】本発明に係る画像処理装置のイメージ処理シス
テム(IPS)の回路構成を示すブロック図である。
テム(IPS)の回路構成を示すブロック図である。
【図2】イメージ処理システムの画像編集部のブロック
図である。
図である。
【図3】文字用画像信号を生成するための回路構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】文字用画像信号を生成するための他の回路構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図5】画像信号のディレイを吸収するための回路構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図6】黒文字と色文字の濁りを防止するためのデータ
リセット回路を付加した回路構成を示すブロック図であ
る。
リセット回路を付加した回路構成を示すブロック図であ
る。
【図7】デジタルカラー複写機の装置構成図である。
【図8】従来のイメージ処理システムの構成ブロックの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
20 絵文字分離回路 21 下色除去回路 30 セレクタ回路 31 データリセツト回路 100 画像入力部 200 メモリシステム 300 スクリーン生成部 400 画像編集処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−263974(JP,A) 特開 平3−44271(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/40 - 1/409
Claims (1)
- 【請求項1】 Y.M.C画像信号に対し現像サイクル
毎に下色除去および墨作成した中間調画像信号と文字用
画像信号とを出力する下色除去手段と、前記下色除去手段より出力された前記中間調画像信号を
記憶する第1の記憶手段と、 前記下色除去より出力された前記文字用画像信号を記憶
する第2の記憶手段と、 前記Y.M.C画像信号に対し現像サイクル毎に中間調
画像または文字用画像かを判定し、当該結果を出力する
T/I分離手段と、 前記T/I分離手段により出力された結果に基づいて現
像サイクル毎に前記第1の記憶手段に記憶された中間調
画像信号と前記第2の記憶手段に記憶された文字用画像
信号とを切替えて 出力する選択手段と、前記選択手段により選択された画像信号に基づいて画像
生成処理を行う手段と、 を具備したことを特徴とする 画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03107287A JP3077241B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 画像処理装置 |
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-
1991
- 1991-05-13 JP JP03107287A patent/JP3077241B2/ja not_active Expired - Fee Related
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