Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2933958B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

Info

Publication number
JP2933958B2
JP2933958B2 JP1314367A JP31436789A JP2933958B2 JP 2933958 B2 JP2933958 B2 JP 2933958B2 JP 1314367 A JP1314367 A JP 1314367A JP 31436789 A JP31436789 A JP 31436789A JP 2933958 B2 JP2933958 B2 JP 2933958B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
rotation
point
reference line
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1314367A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03175582A (ja
Inventor
真砂司 黒島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP1314367A priority Critical patent/JP2933958B2/ja
Publication of JPH03175582A publication Critical patent/JPH03175582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2933958B2 publication Critical patent/JP2933958B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理装置、特にイメージスキヤナやハー
ドデイスク装置から読み込まれた画像を回転させる編集
機能を有する画像処理装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の画像処理装置においては、文書情報
(画像データ,文字データ,図形データ等をまとめて、
文書情報と呼ぶ)の回転を行ないたいデータを指定した
後、回転角度を指定することにより回転編集を行なつて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、イメージスキヤナ等から読み込まれた画像デ
ータが、イメージスキャナに原稿が曲がって置かれた等
の理由で、傾いていた場合に、回転角度を指定して画像
データを回転して位置ずれの訂正を行なうことは微細な
回転角度を判断しなければならず、この判断が難しいと
いう問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであり、簡
単な操作でもって原稿画像中の所望とする領域について
回転編集を行なえる画像処理装置及び方法を提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段及び作用] 上記課題を解決するため、たとえば本発明の画像処理
装置は以下の構成を備える。すなわち、 原画像を読み込む読込手段と、 該読込手段によって読込まれた画像を画面に表示する
表示手段と、 該表示手段によって表示された画像中の所望とする領
域を設定する領域設定手段と、 前記表示手段によって表示された画面上の所望とする
点を指定する点指定手段と、 該点指定手段で指定された第1、第2の点が指定され
た場合に、前記第1の点を回転の支点とし、当該第1の
点と前記第2の点とを結ぶ直線を、回転元規準線として
設定する回転元基準線設定手段と、 前記点指定手段によって前記画面上の第3の点が指示
された場合に、前記第1の点と前記第3の点とを結ぶ直
線を、回転先基準線として設定する回転先基準線設定手
段と、 前記回転元基準線設定手段により設定された回転元基
準線と前記回転先基準線設定手段により設定された回転
先基準線とに基づいて、回転角を導出する回転角度導出
手段と、 該回転角導出手段で導出された回転角度で、前記領域
設定手段で設定された領域を、前記第1の点を支点とし
て回転する画像回転手段とを備える。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す。
第1図において、1は処理装置本体で、その構成を第
2図に示す。2はデイスプレイで、主に編集対象となる
画像データ等の文書データを表示するものである。3は
イメージスキヤナで編集対象とする画像を読み取るもの
である。4はプリンタで編集結果等を印刷出力するもの
である。5はキーボードで、各種操作に係るコマンドや
文字等を入力するものである。6はポインテイングデバ
イスで、デイスプレイ2に表示された文書データの任意
の位置を指定するもの(例えばマウス等)である。7は
フロツピーデイスク装置で、文書データフアイル等を保
存するためのものであり、個人用のフアイルを読み書き
するものである。8は光デイスク装置、9はハードデイ
スク装置で共通情報、例えば文字フオントや共通画像デ
ータフアイルや個人用のフアイル等を記憶するものであ
る。
第2図は、第1図に示した処理装置本体1の構成を示
す。
10はCPUで、バス18を介して処理装置本体1および画
像編集装置の周辺デバイスを制御するものである。11は
ROMでCPU10の画像編集処理に係るプログラムを記憶して
いる。12はバツフアとしてのRAMで、CPU10のワークエリ
アおよびイメージスキヤナから入力したデータを一旦格
納する。13は各メモリを管理するメモリ管理ユニツト、
14はデイスプレイ2に表示する画像を展開するVRAM、15
は他の端末装置とのデータの授受を行なうためのLANイ
ンタフエースである。16は圧伸回路で画像データの圧縮
あるいは伸張を行なう。この圧伸回路16で圧縮されたデ
ータはLANインタフエースを介して外部に出力され、受
信されたデータは伸張される。なお、外部記憶装置に記
憶される場合も同様の処理が行なわれる。17はデイスプ
レイ2に表示されている画像の回転・移動等を制御する
ラスタオペレーシヨン部である。
第3図は、デイスプレイ2の表示画面19を示し、イメ
ージスキヤナ3から画像データが曲つて読み込まれてい
る状態を示す。
図において、20は原画像を表示する原画像表示ウイン
ドウ、21はイメージスキヤナ3から読み込まれた画像デ
ータである。
次に画面に表示された画像の回転範囲を設定しこの範
囲内の画像の回転角を少なくとも3点の位置情報から判
別する制御例を、第4図にしたがって説明する。
第4図は、上述の制御をCPU10が実行する制御手順の
一例を示すフローチヤートである。
ステツプS1において第5図に示すように表示し画面19
に原画像表示ウインドウ20を表示し、原画像表示ウイン
ドウ20にイメージスキヤナ3か、あるいは外部記憶装置
から読み取つた画像を表示する。ここで22は、回転範囲
表示枠や回転元基準線26の第1点目24等の位置を示す矢
印カーソルである。
ステツプS2において、原画像表示ウインドウ20の所定
位置、例えば中央に矢印カーソル22を表示する。この状
態を示す図が第5図(a)である。次にステツプS3に
て、ポインテイングデバイス6から情報を入力し、入力
した情報に従つて、ステツプS4にて、原画像上に回転範
囲表示枠23を表示する。このときの状態を示す図が第5
図(b)である。
回転処理を行なうデータが指定されたので、次に回転
角度を以下のように指定する。ステツプS5にてポインテ
イングデバイス6から情報を入力し、入力した情報に従
つてステツプS6において、原画像ウインドウ20上に回転
元基準線26の端点である第1点を24として指定する。こ
の表示位置は第5図(c)が示す様に表示された文章に
アンダーライン(回転基準線26)を引いたと仮定したと
きの右端延長上の一点である。
そして、ステツプS7にてポインテイングデバイス6か
ら情報を入力し、入力した情報に従つて、ステツプS8に
おいて原画像表示ウインドウ20上に回転元基準線26の左
端方向の端点である第2点を25として指定する。
ステツプS9において、第1点目24と第2点目25を結ぶ
線分を原画像表示ウインドウ20上に書き、回転元基準線
26とする。この回転元基準線26の傾きが文章の傾きであ
る。このときの状態を示す図が第5図(d)である。
回転元基準線26が作成された後は、ステツプS10で第
1点目24から水平方向に延長した任意の一点をカーソル
で指定し、回転先基準線27を形成する。これにより、ず
れを修正するために必要な画像の回転角を割り出すこと
が出来る。回転先基準線27は矢印カーソル22の位置が変
わるたびに表示され直される。このときの状態を示す図
が第5図(e)である。
ここで、回転元基準線26と回転先基準線27の関係を示
すものが第6図である。回転元基準線26と回転先基準線
27でつくられる回転角度28が、画像データを回転させる
角度を示し、指定された領域の画像を第2点目25から矢
印カーソル22の方向へ回転する。
次にステツプS11でポインテイングデバイス6から情
報を入力し、ステツプS12で情報入力時点での回転角度2
8と回転方向で、回転範囲表示枠23の回転を実行する。
そして、ステツプS13で回転結果画像を原画像表示ウイ
ンドウ20上に表示する。このときの状態を示す図が、第
5図(f)である。
以上説明したように、本実施例の画像処理装置は少な
くとも3点の位置情報から画像の回転角を指定でき、文
書データの回転処理が容易となる。
[第2の実施例の説明(第7図〜第11図)] 次に画像データを貼り付け、そしてその貼り付けられ
た画像を表示する機能を有する画像処理装置の例を説明
する。
従来、この種の画像処理装置においては、画像をペー
ジに貼り付けると、画像が表示可能編集領域をはみ出て
貼り付けられても画像サイズはそのままで全画像が記憶
されている。これを説明した図が第7図であり、第7図
(a)は貼り付け画像を示し、200が貼付画像であり、
第7図(b)はページに貼付画像が貼り付けられた例を
示し、202がページ、204が表示可能編集領域、206が貼
り付けられた貼付画像である。
ところが、上記従来例では表示されない領域の画像ま
でも一緒に記憶してしまう為、データサイズが大きくな
り、また記憶や、その画像の読み取りにも時間がかかる
という問題を発生する。
この問題を解決するための本実施例の構成を以下に説
明する。
第8図はCPU10による制御手順の一例を示すフローチ
ヤートである。第9図は本実施例における表示画面例を
示す図である。
ステツプS201にて、表示画面223に編集ページウイン
ドウ224を表示し、ステツプS202にて表示画面223の所定
位置、例えば右下隅に矢印カーソル225を表示する。こ
のときの状態を示す図が第9図(a)である。次に、ス
テツプS203にて、ポインテイングデバイス6から情報を
入力し、入力した座標増俸に従つてステツプS204にて編
集ページウインドウ上に編集表示可能範囲枠226を表示
する。このときの状態を示す図が第9図(b)である。
ステツプS205にてポインテイングデバイス6から情報
を入力し、入力した座標情報に従つてステツプS206にて
編集表示可能範囲枠内に画像を貼り付ける。このときの
状態を示す図が第9図(c)であり、227は貼付画像で
ある。そしてステツプS207で貼付画像のうち、編集表示
可能範囲枠226外の画像を削除する。
なお、第10図は本実施例における貼付画像を示し、22
8は貼付画像の領域を示し、229は貼付画像、第11図は編
集表示可能範囲枠外の画像が削除された貼付画像を示
し、230は貼付画像の領域を示し、231は貼付画像であ
る。
このように編集表示可能範囲枠外の画像を記憶対象か
ら自動的に削除するので、画像データサイズは小さくな
り、その記憶や読み取りも早く行える。
なお、この第2の実施例では、画像貼り付け時に編集
表示可能範囲枠の外に出た画像を削除したが、貼り付け
時には編集表示可能範囲枠内であつたが、その後、画像
の移動・回転等の編集によつて編集表示可能範囲枠をは
み出たときにも、枠外の画像を削除してよい。また、編
集表示可能範囲枠の形は、円でも楕円でも多角形でもよ
く、わざわざ編集表示可能範囲枠を作成しなくても、編
集ページのサイズ自体を編集表示可能範囲枠と見なすこ
とができる。
以上説明したように、第2の実施例によれば上記のよ
うに構成したので、編集表示可能範囲枠をはみ出した画
像を自動的に削除処理できるという効果がある。
次にスキヤナ等から読み込んだ画像の一部を切り取
り、その切り取り画像を貼り付ける編集機能を有する画
像処理装置に適用した実施例を説明する。
従来、この種の画像処理装置においては、編集中のペ
ージにスキヤナより画像を読み込んで、その画像を貼り
付けようとするときには、スキヤナより読み込んだ画像
の一部分だけを切り取つて、編集ページに貼り付けてい
た。
しかし、スキヤナから読み込んだ画像の一部分だけし
か切り取れない為、違う部分の画像を貼り付けたい場合
には、一度貼り付け終わつた後、もう一度スキヤナから
画像を読み込み、貼り付けたい部分の画像を切り取り、
編集ページに貼り付けなければならないという問題点が
あつた。
したがってこの実施例の画像処理装置は、スキヤナか
ら読み込まれた画像から、一度に複数の画像を切り取
り、それらを編集ページに貼り付け処理できるように動
作する。
第12図はCPU10による制御手順の一例を示すフローチ
ャートである。
ステツプS301にて表示画面319に原画像表示ウインド
ウ320を表示し、原画像表示ウインドウ320にイメージス
キヤナ3により読み取つた原画像321か、あるいは外部
記憶装置から読み取つた原画像を表示し、ステツプS302
にて表示画面319の所定位置、例えば右下隅に矢印カー
ソル322を表示する。このときの状態を示す図が第13図
(1)の(a)である。ステツプS303においてキーボー
ド5から貼り付け指示がキー入力されたか否かを判断
し、貼り付け指示がない場合は処理を終了し、貼り付け
実行の指示があつた場合は、ステツプS304に移行する。
ステツプS304にて、貼付画像表示ウインドウ323を表
示し、貼付画像表示ウインドウ323にイメージスキヤナ
3により読み取つた貼付用画像324か、あるいは外部記
憶装置から読み取つた貼付用画像324を表示する。この
ときの状態を示す図が第13図(1)の(b)である。
そしてステツプS305にてポインテイングデバイス6か
ら情報を入力し、入力した情報(座標等の情報)に従つ
て、ステツプS306にて貼付用画像上に切取領域表示枠32
5を表示する。このときの状態を示す図が第13図(1)
の(c)である。
ステツプS307にて、キーボード5から切取領域表示枠
325の作成を終了し、切り取りを実行する指示がキー入
力されたか否かを判断し、判断した結果指示がない場合
にはステツプS305に戻り、次の切取領域表示枠の作成を
行い、指示があつた場合はステツプS308に移行する。第
13図(1)の(c)の画面に引き続き2つ目の切取領域
表示枠326を作成した状態が第13図(2)の(d)であ
る。
ステツプS308にて、切取領域表示枠の作成された順番
にその内の画像を切り取る。
そしてステツプS309にて貼付画像表示ウインドウ323
を消去する。
この後、実際の貼り付け処理に移る。ステツプS310に
てポインテイングデバイス6から貼り付け位置情報が入
力されると、ステツプS311にて、まず第1番目に切り取
られた画像を原画像表示ウインドウ320に表示する。こ
の状態を示す図が第13図(2)の(e)である。
次にステツプS312にて貼り付け終了か否か、すなわち
切り取つた画像をすべて貼り付け終った、または切り取
つた画像をまだすべて貼り付け終えてはいないが貼り付
け処理を終了するかを判断し、判断した結果、繰返す場
合はステツプS310に戻り、今貼り付けた画像の次に切り
取られた画像を貼り付け、終了する場合は、そのまま処
理を終了する。第13図(2)の(f)は1回目の後に処
理を終了せず、第2図目の貼り付けをおこなつた後の状
態を示す図である。
このように、複数の画像を一度に切り取り、一度に貼
り付けることができるので、一回の貼り付処理ごとにス
キヤナ等から画像を読み込み、切り取り、貼り付けると
いう必要がなく、複数の貼り付け処理を手早く、容易に
行なうことができる。
上述した実施例では、切取領域325,326の形は矩形で
あつたが、切取領域枠の形は、円、楕円、多角形等自由
に選べることは明らかである。この場合の例を第14図に
示す。CPU10による制御手順は上述した実施例と同様で
あるので説明は省略する。
以上説明した実施例に貼り付け時において、例えばス
キヤナ等からの一度の画像読み込みで、複数の画像を切
り取り、そしてそれら切り取り画像を貼り付け処理でき
るという効果がある。
本発明を、特に切り取られた表示画像を貼り付けた
り、表示画像を回転・対称・移動・ハツチング等の編集
機能を有する画像処理装置に適用すると有用なので、以
下これを説明する。
従来、この種の画像処理装置においては、画像を切り
取る場合、画像のある範囲を指定して、その範囲内の画
像全部を切りとつていた。また、上記切り取り画像を貼
り付ける場合には、画像のある位置を指定して、その位
置に切り取り画像全部を貼り付けていた。また、ある範
囲内の画像を回転させる場合には、指定された範囲内の
画像全部を回転していた。又、ある範囲内の画像を対象
にさせる場合には、指定された範囲内の画像全部が対称
になつていた。さらに、ある範囲内の画像にハツチング
をかける場合には、指定された範囲内の画像全部にハツ
チングをかけていた。
すなわち、指定された範囲内の全部の画像に回転・対
称・ハツチングをかける・切り取る等の処理をしてしま
い、結果的に編集してほしくない画像までも、他の画像
と同様の処理をされてしまうという問題があつた。
従ってこの実施例では、画像を編集処理するときに、
ある範囲内の画像は編集しないという指示ができるよう
にしている。
第15図は、CPU10による制御手段の一例を示すフロー
チャートである。
ステツプS401にて、表示画面419に原画像表示ウイン
ドウ420を表示し、原画像表示ウインドウ421にイメージ
スキヤナ3により読み取つた画像421か、あるいは外部
記憶装置から読み取つた画像421を表示し、ステツプS40
2において表示画面419の所定位置、例えば右下に矢印カ
ーソル422を表示する。このときの状態を示す図が第16
図(1)の(a)である。
そしてステツプS403にて、ポインテイングデバイス6
から情報を入力し、入力した座標情報に従つて、ステツ
プS404にて原画像上に切取領域表示枠423を表示する。
このときの状態を示す図が第16図(1)の(b)であ
る。
次にステツプS4にて、ポインテイングデバイス6から
情報を入力し、入力した座標情報に従つて、ステツプS4
06にて原画像上に編集対象外領域表示枠424を表示す
る。このときの状態を示す図が第16図(1)の(c)で
ある。
次にステツプS407にて、編集対象外領域表示枠の作成
を終え、切り取りを開始する指示がキーボード5からキ
ー入力されたか否かを判断し、判断した結果、切り取り
指示がない場合は、ステツプS405に戻り、次の編集対象
外領域表示枠425を作成する。このときの状態を示す図
が第第16図(2)の(d)である。切り取り指示がある
場合は、ステツプS408に移行する。
ステツプS408において、切取領域表示枠423内で、編
集対象外領域表示枠424,425の外側の画像の切り取りを
行う。このときと状態を示す図が第16図(2)の(e)
である。
このように、編集対象外領域を示すことができるの
で、切り取りたくない部分は残したり切り取り処理がで
きる。
上述した実施例では、編集対象外領域表示枠の形は短
形で、画像の切り取り編集の例に基づき説明したが、編
集対象外領域表示枠の形を円とし、画像の回転編集処理
を行う場合につき説明する。
第17図は、CPU10による制御手順の一例である。
ステツプS411から、ステツプS413までは、上述した実
施例のステツプS401からステツプS403と同様である。ス
テツプS412における状態が第第18図(1)の(a)に示
されている。
ステツプS414にて入力された座標情報に従つて原画像
上に回転領域表示枠426を表示する。このときの状態を
示す図が第18図(1)の(b)である。
次にステツプS415にてポインテイングデバイス6から
情報を入力し、入力した座標情報に従つて、ステツプS4
16にて原画像上に円形の編集対象外領域表示枠427を表
示する。このときの状態を示す図が第18図(1)(c)
である。
次にステツプS417にて編集対象外領域表示枠の作成を
終え、回転を開始する指示がキーボード5からキー入力
されたか否かを判断し、判断した結果、回転指示がない
場合はステツプS415に戻り、次の編集対象外領域表示枠
を作成する。回転指示がある場合はステツプS418に移行
する。ステツプS418において回転領域表示枠426内で、
編集対象外領域表示枠427の外側の画像の回転を行う。
このときの状態を示す図が第18図(2)の(d)であ
る。
上述した画像処理装置によれば、ある範囲内の画像を
編集処理しないで、それ以外の領域の画像だけ編集処理
できるので、編集に個性を持たせることができる。
次に、文書データ(以下、文字データ、図形データ、
画像データ等をまとめてこう呼ぶ)を編集し、かつ1枚
の用紙の両面にプリントする機能を有する画像処理装置
に適用する例につき説明する。
従来、この種の画像処理装置においては、文書データ
を編集・作成したならば、文書データを1ページ毎に1
枚の用紙の片面だけにプリントしていた。しかし、1枚
の用紙の片面側にだけしかプリントしないと、プリント
出力された用紙の量も多くなり、多量の出力用紙はかさ
張つて取扱いにくいという問題点があつた。
そこで、2ページ分の文書データを1枚の用紙の両面
を使うことによつて用紙1枚だけでプリント出力できる
ようにした画像処理装置について説明する。
第19図は、CPU10による制御手段の一例を示すフロー
チヤートである。
ステツプS501において、第20図(1)に示すように表
示画面519に原画像表示ウインドウ520を表示し、原画像
表示ウインドウ520にイメージスキヤナ3により読み取
つた画面か、あるいは外部記憶装置から読み取つた文書
データを表示し、ステツプS502において再に原画像表示
ウインドウを表示して、原画像表示ウインドウ内に画像
を表示するかどうかを判断し、判断した結果、原画像表
示ウインドウを表示する指示があつた場合はステツプS5
01に戻り、原画像表示ウインドウの表示を終了する指示
があつた場合はステツプS503に移行する。
そしてステツプS503において表示画面519の所定位
置、例えば中央に矢印カーソル521を表示する。この状
態を示した図が第20図(b)である。
次に、ステツプS504にてポインテイングデバイス6か
ら情報を入力し、入力した情報に従つてステツプS505に
おいてプリント出力する画像が選択され、選択された印
として原画像表示ウインドウ内に斜線を引く。またポイ
ンテイングデバイス6からプリントを出力する画像を選
ぶ方法の一例として、ポインテイングデバイス6を動か
して矢印カーソル521を移動させ、プリント出力したい
画像の表示されている原画像表示ウインドウ上にもつて
いき、ここでポインテイングデバイス6のボタンを押す
と、選択されるという方法がある。このときの状態を示
す図が第20図(c)である。
ステツプS506にて、キーボード5から片面印刷指示が
キー入力されたか、両面印刷指示がキー入力されたかを
判断し、片面印刷指示があつた場合はステツプS509に移
行し、両面印刷指示があつた場合はステツプS507に移行
する。そしてステツプS507にてポインテイングデバイス
6から情報を入力し、入力した情報に従つてステツプS5
08において、もう一方の面にプリント出力する画像が選
択され、選択された印をして原画像ウインドウ内に斜線
を引く。このときの状態を示す図が第20図(d)であ
る。
印刷する画像を選択後にステツプ509においてキーボ
ード5から印刷開始指示がキー入力されたか否かを判断
し、判断した結果、印刷開始指示がない場合は、もう一
度ステツプS509を繰り返し、印刷開始指示があつた場合
は、ステツプS510に移行する。そして、ステツプS510に
おいて選択された画像が1つの場合は、用紙の片面だけ
に、選択された画像が2つの場合は用紙の両面にプリン
タ4によつてプリント出力される。
このように、いろいろな画像を組合せて2ページ分の
画像を1枚の用紙でプリント出力できるので、用紙が少
なくて済み、出力用紙枚数も少ないのでかさ張ることな
く、取扱いも容易である。
なを、上述した実施例では任意の2画像を選択後、そ
の2画像を出力用紙の画面に印刷したが、これから述べ
る実施例では原画像表示ウインドウの表示された順番
に、2画像ずつペアにして出力用紙の両面に印刷出来る
ようにした。
次に、CPU10による制御手順を第21図を用いて説明す
る。
ステツプS551にて表示画面20に原画像ウインドウ520
を表示し、原画像ウインドウ520にイメージスキヤナ3
により読み取つた画像を表示する。
ステツプS553にて、キーボード5から印刷する画像の
選択の終了指示が入力されたかどうかを判断し、判断し
た結果、選択終了指示がない場合はステツプS552に移行
し、選択終了指示があつた場合は、ステツプS554に移行
する。選択終了指示がなく、ステツプS552へ移行したと
き、ステツプS552では、順番が次に印刷したい画像をイ
メージスキヤナ3から読み取るのか、また外部記憶装置
のどのフアイルを読み取るのか選ぶ。
また選択終了指示があり、ステツプS554へ移行したと
き、ステツプS554では、キーボード5より印刷開始指示
がキー入力されたか否かを判断し、判断した結果、印刷
開始指示がない場合はステツプS554を繰り返し、印刷開
始指示があつた場合にはステツプS555に移行する。
ステツプS555では、原画像が選択された順に両面印刷
を行う。
以上説明したような画像処理装置によれば、別々に編
集された2ページの文書データを1枚の用紙の両面にプ
リント出力できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、簡単な操作でも
って原稿画像中の所望とする領域について回転編集を行
なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の画像処理装置を示すブロツ
ク図、 第2図は第1図示の処理装置本体1の構成を示すブロツ
ク図、 第3図はデイスプレイ2の表示例を示すブロツク図、 第4図はCPU10による制御手順の一例を示すフローチヤ
ート、 第5図は一実施例においてデイスプレイ2に表示される
画像の一例を示す図、 第6図は回転角度と方向をどのようにして求めるかを示
す説明図、 第7図は第2の実施例に対する従来の技術例を示す図、 第8図はCPU10による制御手順の一例を示すフローチヤ
ート、 第9図は一実施例においてデイスプレイ2に表示される
画像の一例を示す図、 第10図は貼付前の貼付画像を示す図、 第11図は貼付後の編集表示可能範囲枠外の画像が削除さ
れた貼付画像を示す図、 第12図はCPU10による制御手順の一例を示すフローチヤ
ート、 第13図は一実施例においてデイスプレイ2に表示される
画像の一例を示す図、 第14図は他の実施例においてデイスプレイ2に表示され
る画像の一例を示す図、 第15図はCPU10による制御手順の一例を示すフローチヤ
ート、 第16図は、一実施例においてデイスプレイ2に表示され
る画像の一例を示す図、 第17図は他の実施例においてCPU10による制御手順の一
例を示すフローチヤート、 第18図は他の実施例においてデイスプレイ2に表示され
る画像の一例を示す図、 第19図はCPU10による制御手段の一例を示すフローチヤ
ート、 第20図は一実施例においてデイスプレイ2に表示される
画像の一例を示す図、そして、 第21図は他実施例においてCPU10による制御手順の一例
を示すフローチヤートである。 図中、1……処理装置本体、2……デイスプレイ、5…
…キーボード、6……ポインテイングデバイス、10……
CPU、14……VRAMである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像を読み込む読込手段と、 該読込手段によって読込まれた画像を画面に表示する表
    示手段と、 該表示手段によって表示された画像中の所望とする領域
    を設定する領域設定手段と、 前記表示手段によって表示された画面上の所望とする点
    を指定する点指定手段と、 該点指定手段で指定された第1、第2の点が指定された
    場合に、前記第1の点を回転の支点とし、当該第1の点
    と前記第2の点とを結ぶ直線を、回転元規準線として設
    定する回転元基準線設定手段と、 前記点指定手段によって前記画面上の第3の点が指示さ
    れた場合に、前記第1の点と前記第3の点とを結ぶ直線
    を、回転先基準線として設定する回転先基準線設定手段
    と、 前記回転元基準線設定手段により設定された回転元基準
    線と前記回転先基準線設定手段により設定された回転先
    基準線とに基づいて、回転角を導出する回転角度導出手
    段と、 該回転角導出手段で導出された回転角度で、前記領域設
    定手段で設定された領域を、前記第1の点を支点として
    回転する画像回転手段と を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】原画像を読み込む読込工程と、 該読込工程によって読込まれた画像を画面に表示する表
    示工程と、 該表示工程によって表示された画像中の所望とする領域
    を設定する領域設定工程と、 前記表示工程によって表示された画面上の所望とする点
    を指定する点指定工程と、 該点指定工程で指定された第1、第2の点が指定された
    場合に、前記第1の点を回転の支点とし、当該第1の点
    と前記第2の点とを結ぶ直線を、回転元規準線として設
    定する回転元基準線設定工程と、 前記点指定工程によって前記画面上の第3の点が指示さ
    れた場合に、前記第1の点と前記第3の点とを結ぶ直線
    を、回転先基準線として設定する回転先基準線設定工程
    と、 前記回転元基準線設定工程により設定された回転元基準
    線と前記回転先基準線設定工程により設定された回転先
    基準線とに基づいて、回転角を導出する回転角度導出工
    程と、 該回転角導出工程で導出された回転角度で、前記領域設
    定工程で設定された領域を、前記第1の点を支点として
    回転する画像回転工程と を備えることを特徴とする画像処理方法。
JP1314367A 1989-12-05 1989-12-05 画像処理装置及び方法 Expired - Fee Related JP2933958B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1314367A JP2933958B2 (ja) 1989-12-05 1989-12-05 画像処理装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1314367A JP2933958B2 (ja) 1989-12-05 1989-12-05 画像処理装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03175582A JPH03175582A (ja) 1991-07-30
JP2933958B2 true JP2933958B2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=18052484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1314367A Expired - Fee Related JP2933958B2 (ja) 1989-12-05 1989-12-05 画像処理装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2933958B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03175582A (ja) 1991-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2933958B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JPH08272994A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2635311B2 (ja) 文書処理装置
US6829744B1 (en) Document processing apparatus, method, and memory medium
JPS63165852A (ja) 雑誌編集システム
JP2586027B2 (ja) 画像編集処理装置
JP3031980B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP2721348B2 (ja) 画像処理装置
JPH1055431A (ja) 画像処理装置
JP2831318B2 (ja) 編集装置
JPH0750477B2 (ja) 情報処理装置
JPH02228726A (ja) 画像処理装置
JP2611198B2 (ja) 画像処理装置
JPS62197873A (ja) 文章処理装置
JP2974638B2 (ja) 文書処理装置及び方法
JPH0581400A (ja) 文書作成装置
JP2851840B2 (ja) 文書処理装置
JP3175220B2 (ja) 文書作成装置
JPS62157462A (ja) 企画編集システム
JPH0581399A (ja) 文書作成装置
JP2547799B2 (ja) 文書処理方法
JPH0690499B2 (ja) コミツクの版下作成システム
JPH0646402B2 (ja) 図形処理装置
JPH02288969A (ja) 文書処理装置
JPH01318168A (ja) 文書作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees