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JP2920212B1 - 1,3−ジオキソラン−4−オン化合物の製造方法 - Google Patents

1,3−ジオキソラン−4−オン化合物の製造方法

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JP2920212B1
JP2920212B1 JP10010334A JP1033498A JP2920212B1 JP 2920212 B1 JP2920212 B1 JP 2920212B1 JP 10010334 A JP10010334 A JP 10010334A JP 1033498 A JP1033498 A JP 1033498A JP 2920212 B1 JP2920212 B1 JP 2920212B1
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JP
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dioxolan
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JP10010334A
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勲 渋谷
康夫 蒲
政男 清水
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 1,3−ジオキソラン−4−オン化合物を製
造するための工業的に有利な方法を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1及びR2は水素又は有機基を示し、Ar1
びAr2はアリール基を示し、Ar1とAr2とは結合し
ていてもよい)で表される1,3−ジオキソラン−4−
オン化合物を製造する方法において、α−ヒドロキシカ
ルボン酸化合物とアリールチオケトン化合物とを脱硫剤
と塩基の存在下で脱硫縮合反応させることを特徴とする
前記の方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1,3−ジオキソ
ラン−4−オン化合物の製造方法及びその方法により得
られる1,3−ジオキソラン−4−オン化合物に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】Bull.Soc.Chem.Fr.,1
970,332、338には、下記式(5)で表される
化合物が示されている。
【化5】 この化合物は、ヒドロキシカルボン酸にジアゾアルカン
(Ph)2C−N=Nを光照射下において反応させるこ
とによって合成されるが、この方法の場合、その反応原
料として用いるジアゾアルカンの合成が困難である上、
その反応条件が過酷であり、目的物の収率もよくないの
で、工業的方法としては不満足のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、1,3−ジ
オキソラン−4−オン化合物を製造するための工業的に
有利な方法を提供するとともに、その方法により得られ
る新規な1,3−ジオキソラン−4−オン化合物を提供
することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、下記一般式(1)
【化1】 (式中、R1及びR2水素、又は置換基を有していても
よいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリ
ールアルキル基、ピリジル基、チエニル基、フリル基か
ら選択される有機基を示し、Ar1及びAr2はアリール
基を示し、Ar1とAr2とは結合していてもよい)で表
される1,3−ジオキソラン−4−オン化合物を製造す
る方法において、下記一般式(2)
【化2】 (式中、R1及びR2は前記と同じ意味を有する)で表さ
れるα−ヒドロキシカルボン酸化合物と下記一般式
(3)
【化3】 (式中、Ar1及びAr2は前記と同じ意味を有する)で
表されるアリールチオケトン化合物とを脱硫剤と塩基の
存在下で脱硫縮合反応させることを特徴とする前記の方
法が提供される。また、本発明によれば、下記一般式
(1)
【化1】 (式中、R1及びR2水素、又は置換基を有していても
よいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリ
ールアルキル基、ピリジル基、チエニル基、フリル基か
ら選択される有機基を示し、Ar1及びAr2はアリール
基を示し、Ar1とAr2とは結合していてもよい)で表
される1,3−ジオキソラン−4−オン化合物が提供さ
れる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の製造目的化合物である
1,3−ジオキソラン−4−オン化合物を示す前記一般
式(1)において、R1及びR2は水素又は有機基を示す
が、この場合の有機基には、脂肪族基、芳香族基及び複
素環基が包含される。脂肪族基にはアルキル基やシクロ
アルキル基が包含される。アルキル基の炭素数は1〜1
2、好ましくは1〜6である。これらのアルキル基及び
シクロアルキル基は、ハロゲン原子、アルコキシ基、ジ
アルキルアミノ基、アシル基、アルコキシカルボニル基
等の置換基を有していてもよい。これらの置換基におけ
るアルキル基は、炭素数1〜6の低級アルキル基である
ことができる。前記脂肪族基の具体例を示すと、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、オクチル、
ドデシル、シクロヘキシル、エトキシエチル、ジメチル
アミノエチル、アセチルエチル、メトキシカルボニルエ
チル等が挙げられる。芳香族基には、アリール基及びア
リールアルキル基が包含される。これらのアリール基及
びアリールアルキル基は、ハロゲン原子、アルコキシ
基、ニトロ基、アシル基、ジアルキルアミノ基、アルコ
キシカルボニル基等の置換基を有していてもよい。前記
芳香族基の具体例としては、フェニル、トリル、キシリ
ル、ナフチル、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチル
及びそれらの核置換体等が挙げられる。複素環基として
は、ピリジル基、チエニル基、フリル基等が挙げられ
る。これらの複素環基も、アルキル基、ハロゲン原子、
アルコキシ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基、アシル
基、アルコキシカルボニル基等の置換基を有していても
よい。前記一般式(1)におけるAr1及びAr2はアリ
ール基を示すが、これらのアリール基としては、フェニ
ル、トリル、キシリル、ナフチル、ビフェニル等が挙げ
られる。これらのアリール基も、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基、アシル基、ア
ルコキシカルボニル基等の置換を有していてもよい。前
記Ar1とAr2とは1つの原子や原子団を介して互いに
結合していてもよいが、この場合のAr1とAr2との結
合体には、下記一般式(4)で表される縮合多環基が包
含される。
【化4】 前記式中、R2及びR3は水素又は置換基を示す。この場
合置換基は、本発明の反応に不活性であればどのような
ものでもよい。このような置換基には、鎖状又は環状の
アルキル基、アルコキシ基、ジアルキルアミノ基、アシ
ル基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、ニトロ
基等から包含される。これらの置換基に含まれるアルキ
ル基の炭素数は、通常1〜6である。前記m及びnは1
〜4の整数を示し、通常は、1又は2の整数を示す。前
記−(X)t−において、tは0又は1を示す。tが0の
場合には、−(X)t−は単なる継手(−)を示し、tが
1の場合には2価の基−X−を示す。2価の基Xには、
−O−、−S−、−N(R)−(R:アルキル基)、低級
アルキレン基、低級アルケニレン等が包含される。前記
一般式(4)で表される縮合多環基の具体例を以下に示
す。
【0006】
【化7】
【0007】本発明によれば、前記1,3−ジオキソラ
ン−4−オン化合物は、前記一般式(2)で表されるα
−ヒドロキシカルボン酸化合物と前記一般式(3)で表
されるアリールチオケトン化合物とを脱硫縮合反応させ
ることによって製造される。前記脱硫縮合反応は、脱硫
剤と塩基の存在下で円滑に進行させることができる。脱
硫剤は、硫化物を形成する能力を持っている物質であれ
ばよく、金属や金属化合物が包含される。金属として
は、Ag、Cu、Fe、Zn、Pb等が挙げられる。金
属化合物としては、Ag、Cu、Fe、Zn、Pb等の
硫化物を形成しやすい金属の塩や酸化物等が挙げられ
る。脱硫剤の使用割合は、アリールチオケトン化合物1
当量当り、少なくとも1当量、好ましくは2〜2.5当
量の割合である。塩基は、α−ヒドロキシカルボン酸か
らカルボキシラートアニオンを発生させるとともに、反
応の進行にともなって生成するカチオンH+のアクセプ
ターとして作用するものである。塩基としては、前記脱
硫縮合反応を妨害せずに前記作用を示すものであれば任
意のものが使用される。このようなものとしては、反応
系において液体状又は固体状で存在するアルカリ金属
塩、アルカリ土類金属塩、第3級アミン等が包含され
る。アルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩としては、
有機カルボン酸、特に、ヒドロキシカルボン酸のアルカ
リ金属塩やアルカリ土類金属塩が好ましく用いられる。
塩基の使用割合は、α−ヒドロキシカルボン酸化合物1
当量当り、少なくとも2当量、好ましくは3〜4当量の
割合である。前記脱硫縮合反応は、好ましくは反応溶媒
の存在下で実施されるが、この場合の反応溶媒として
は、ヘキサン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素系溶
媒、クロロホルム、ジクロロメタン等の塩素溶媒系、T
HF、イソプロピルエーテル等のエーテル類、酢酸エチ
ル等のエステル類、ピリジン、アセトニトリル、DMF
等の含窒素有機溶媒系などが挙げられる。また、これら
の有機溶媒は単独又は混合物の形で使用される。
【0008】本発明の方法を好ましく実施するには、前
記一般式(3)で表されるアリールチオケトン化合物1
当量と、前記一般式(2)で表されるα−ヒドロキシカ
ルボン酸化合物の約1.2当量とを反応の溶媒に添加混
合して均一な溶液とする。次に、この溶液に脱硫剤と塩
基を加え、室温又は加熱下で必要に応じて数時間攪拌し
続ける。反応の終了は、通常黒色の金属の硫化物が析出
して反応液が透明になることを目安として判断すること
ができる。目的物は通常溶液に溶解しているので、不溶
物を濾別してから、多量の水の中に注ぎ出すか、溶媒を
留去して粗生成物を取り出す。得られた粗生成物を適当
な溶媒例えばイソプロピルエーテル、酢酸エチルなどで
再結晶して精製するか、必要であれば減圧蒸留、カラム
クロマトなどで分離、精製を行ってもよい。
【0009】次に、本発明により得られる化合物を以下
に示す。 (1)化合物(1)
【化8】 (2)化合物(2)
【化9】 (3)化合物(3)
【化10】 (4)化合物(4)
【化11】
【0010】
【実施例】次に本発明を実施によってさらに詳細に説明
するが、本発明はそれらの実施例によって限定されるも
のではない。なお、下記実施例によって製造される1,
3−ジオキソラン−4−オン化合物は全て新規化合物で
あり、元素分析結果と水素と炭素の核磁気共鳴スペクト
ル、赤外吸収スペクトル測定の結果を主要な判定基準と
して同定した。即ち、生成物の核磁気共鳴スペクトルに
おいて、その化学シフトと各シグナルの積分値から化合
物の構造と水素の数を確認し、赤外吸収スペクトルにお
いて、3000cm-1以上に原料のヒドロキシカルボン
酸に由来するOH伸縮振動に帰属される吸収が認められ
ないこと、1820〜1780cm-1付近にC=O伸縮
振動に帰属される強い吸収が観測されることでその骨格
構造を確認した。
【0011】また、製造された化合物(1)〜(4)
は、前記で示した化合物(1)〜(4)に対応するもの
で、その物性値としては、融点(mp)とカッコ内に再
結晶の際に用いた溶媒を表し、さらに、水素及び炭素の
核磁気共鳴スペクトル(H−NMR,C−NMR)、赤
外吸収スペクトル(IR)、元素分析値の順にそれぞれ
記した。
【0012】実施例1 化合物(1)の製造 マンデル酸(dl−体)(182mg)と4,4'−ビ
ス(ジメチルアミノ)チオベンゾフェノン(284m
g)とトリエチルアミン(360mg)とを溶解したア
セトニトリル(5ml)溶液を攪拌しながら、硝酸銀
(420mg)の粉末を少しずつ加えた。室温で3時間
攪拌した後、不溶物の硫化銀を濾去した反応液をシリカ
ゲルのカラムクロマトに展開(展開溶剤:酢酸エチルと
ヘキサンの1:1混合したもの)させ、目的物を分取
し、さらにイソプロピルエーテルで再結晶して前記化合
物(1)を得た。 収量323mg(80.5%);mp108℃;H−N
MR(ppm)2.97(6H),3.05(6H),
5.21(1H),6.66〜7.76(13H);C
−NMR(ppm)40.03,72.65,110.
61,111.71,111.88,112.08,1
26.00,126.72,127.19,127.4
1,127.65,128.19,128.48,12
8.61,128.76,129.06,132.5
1,134.11,138.36,152.92;IR
(cm-1)1784,1603,1234,1176. C252623としての元素分析値(%) 測定値:C,74.60;H,6.51;N,6.96. 計算値=C,74.47;H,6.50;N,6.94.
【0013】実施例2 化合物(2)の製造 α−ヒドロキシイソ酪酸(125mg)とキサンテン−
9−チオン(212mg)を実施例1と同様に反応させ
たところ、化合物(2)が得られた。収量247mg
(87.5%);mp114℃(イソプロピルエーテ
ル);H−NMR(ppm)1.66(6H),7.2
7〜7.65(8H);C−NMR(ppm)26.8
1,78.08,100.55,117.49,11
8.04,120.73,123.81,123.9
8,125.20,125.81,130.97,13
4.91,151.79,176.07;IR(c
-1)2997,1803,1456,1325,11
82. C17144としての元素分析値(%) 測定値=C,72.33;H,5.00. 計算値:C,72.25;H,4.82.
【0014】実施例3 化合物(3)の製造 α−ヒドロキシイソ酪酸(125mg)とチオキサンテ
ン−9−チオン(228mg)を実施例1と同様に反応
させたところ、化合物(3)が得られた。 収量250mg(84%);mp122℃(メタノー
ル);H−NMR(ppm)1.56(6H)、7.2
6〜7.84(8H);C−NMR(ppm)25.7
3,78.10,103.78,124.15,12
6.59,127.27,128.84,133,2
8,133.55,175.40;IR(cm-1)29
86,1811,1288,1182. C1714SO3としての元素分析値(%) 測定値:C,68.44;H,4.73;S,10.75. 計算値:C,68.61;H,4.67;S,10.96.
【0015】実施例4 化合物(4)の製造 (±)−2−ヒドロキシオクタン酸(190mg)とキ
サンテン−9−チオン(212mg)とを実施例1と同
様に処理したところ、化合物(4)が得られた。 収量152mg(45%);mp88℃(イソプロピル
エーテル);H−NMR(ppm)0.88(3H),
1.31〜1.56(8H),1.88〜2.14(2
H),4.82(0.5H),4.85(0.5H),
7.26〜7.66(8H);C−NMR(ppm)1
3.90,22.39,25.23,28.69,3
1.41,32.44,75.40,101.74,1
17.05,117.57,119.18,120.0
1,123.79,123.83,125.11,12
6.61,131.15,131.42,151.1
2,151.77,173.02;IR(cm-1)29
53,2926,1784,1454,1329,12
34,1204. C21224としての元素分析値(%) 測定値:C,74.72;H,6.59. 計算値:C,74.54;H,6.56.
【0016】
【発明の効果】本発明における脱硫縮合反応は穏和な条
件で極めて容易に進行し、1,3−ジオキソラン−4−
オン化合物を収率よく得ることが出来る。本発明で用い
る原料物質のα−ヒドロキシカルボン酸化合物には生体
由来のものが多い。従って、本発明により多くの光学活
性な生理活性化合物を収率よく製造することができる。
本発明の化合物は、α−ヒドロキシカルボン酸化合物の
その水酸基とカルボキシル基を同時に保護した構造の化
合物でもあり、酸によって加水分解させることにより、
元のα−ヒドロキシカルボン酸化合物に戻る。従って、
本発明の化合物は、その水酸基及びカルボキシル基が同
時に保護された反応原料として各種の反応に供すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 J.Org.Chem.(1997),62 (6),p.1623−1629 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 317/34 C07D 317/72 C07D 493/10 C07D 495/10 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1及びR2水素、又は置換基を有していても
    よいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリ
    ールアルキル基、ピリジル基、チエニル基、フリル基か
    ら選択される有機基を示し、Ar1及びAr2はアリール
    基を示し、Ar1とAr2とは結合していてもよい)で表
    される1,3−ジオキソラン−4−オン化合物を製造す
    る方法において、下記一般式(2) 【化2】 (式中、R1及びR2は前記と同じ意味を有する)で表さ
    れるα−ヒドロキシカルボン酸化合物と下記一般式
    (3) 【化3】 (式中、Ar1及びAr2は前記と同じ意味を有する)で
    表されるアリールチオケトン化合物とを脱硫剤と塩基の
    存在下で脱硫縮合反応させることを特徴とする前記の方
    法。
  2. 【請求項2】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1及びR2水素、又は置換基を有していても
    よいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリ
    ールアルキル基、ピリジル基、チエニル基、フリル基か
    ら選択される有機基を示し、Ar1及びAr2はアリール
    基を示し、Ar1とAr2とは結合しているものとする)
    で表される1,3−ジオキソラン−4−オン化合物。
  3. 【請求項3】 Ar1とAr2との結合体が下記一般式
    (4)で表される縮合多環基である請求項2の化合物。 【化4】 (式中、R2及びR3は水素又は置換基を示し、m及び
    は1〜4の整数を示し、Xは−O−、−S−、−N(R)
    −(R:アルキル基)、低級アルキレン基、低級アルケ
    ニレン基から選択される2価の基を示し、tは0又は1
    を示す)
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