JP2915699B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ルカラー複写機等の画像形成装置において、転写ローラ
を中間転写体を介して感光体に圧接する機構に関する。
づいて説明する。図中、1は原稿載置台、2は露光光学
系、2aは光源ランプ、2bは反射鏡、2cは結像レン
ズ、2dは色分解フィルタ、3はベルト状の有機感光体
(OPC)、4は給紙カセット、5は給紙ローラ、6は
タイミングローラ、7はベルト状の中間転写体である。
8b,8cによってくの字型に掛け巻きされ、さらに、
感光体3を駆動する感光体駆動ローラ9に圧接されてい
る。
には、高電圧を印加して感光体3上のトナー像を中間転
写体7に転写させるための一対の第一転写ローラ10を
有する転写チヤージヤ11が配されている。
写体7の表面側には、第二転写ローラ12が配設されて
いる。そして、第二転写ローラ12の送出側には、剥離
プレート13、搬送ベルト14および定着装置15がこ
の順に配設されている。
は除電ランプ、18はクリーニング装置、19は白黒用
の現像槽、20〜22はカラー用の現像槽である。
来の複写機においては、図14に示すように、中間転写
体7は、ローラ8a,8b,8cと感光体3を駆動する
感光体駆動ローラ9への圧接により、張力が加えられて
くの字型に装着されている。
張力により、ローラ8a,8b,8cの付近では、中間
転写体7の表面側に多くのストレスがかかり、駆動ロー
ラ9の付近では、中間転写体7の裏側に多くのストレス
を受けやすく、ベルトを傷めやすい。
によるストレスを低減し、中間転写体の破損を抑える画
像形成装置を提供しようとするものである。
段は、図1の如く、感光体23上に形成されたトナー像
が転写される回転自在な無端状の中間転写体29と、感
光体23からトナー像を中間転写体29に転写させるた
めの転写ユニツト35と、該転写ユニツト35を中間転
写体29を介して感光体23に圧接離間させることによ
り中間転写体29を感光体23に圧接させる圧接離間手
段36とを備え、中間転写体29は、複数のローラ31
a,31b,31cに掛け巻きされて略楕円状に保持さ
れ、中間転写体29の内側に転写ユニツト35および圧
接離間手段36が配置されている。
印加して感光体23上のトナー像を中間転写体29に転
写する転写ローラ34と、該転写ローラ34と平行に配
され中間転写体29を介して感光体23に圧接させる圧
接ローラ48とを備え、転写ローラ34は、圧接ローラ
48の圧接時に感光体23の破壊を防ぐため、感光体2
3に隙間をあけて配されている。
ニツト35の圧接ローラ48の圧接力を徐々に可変する
圧接可変部59と、電源オン時に、圧接ローラ48の圧
接力を大とし、電源オフ時に、圧接ローラ48の圧接力
を小とするよう圧接可変部59を駆動する制御部66が
設けられている。
は、中間転写体29に圧接し、転写ローラ34は、中間
転写体29に接触しているが、感光体23から離間して
いる。転写ローラ34に電圧を印加すると、中間転写体
29にトナー像が転写される。転写ローラ34は、感光
体23に直接接触していないので、電圧印加時に感光体
23を破損しない。
9が空回転され、圧接可変部59が駆動して圧接ローラ
48にかかる圧力が減少する。このため、使用していな
いとき、中間転写体29は感光体23に圧接している
が、小さい圧接力で圧接されるので、中間転写体29に
かかるストレスを緩和できる。
ず、圧接離間手段36の操作で圧接ローラ48を中間転
写体29を介してある程度の圧力で感光体23に圧接さ
せ、次に、中間転写体29の空回転時に、カム60の回
転により徐々に加圧するため、一気に圧接固定するとき
と比べて感光体23、中間転写体29、転写ユニツト3
5等への衝撃を軽減し、破損を抑えることができる。
れた場合にでも、中間転写体29を空回転させながら徐
々に加圧しているので、中間転写体29に張力が与えら
れて自然な位置に復帰するようになり、回転中に蛇行を
補正することができ、蛇行を抑えることになる。
の中間転写体の感光体への圧接部分の斜視図、図2は転
写ローラおよび圧接ローラの正面図、図3は複写機の全
体構成図、図4は感光体への中間転写体の圧接時の圧力
分布を示す図で、(A)は圧接ローラの圧接力が2kg
/cm2のとき、(B)は圧接ローラの圧接力が5kg
/cm2のとき、図5は圧接ローラの圧接力を変化させ
たときの印加電圧と画像濃度との関係を示す図、図6は
感光体から離間した状態の中間転写体を示す構成図、図
7は感光体に圧接した状態の中間転写体を示す構成図で
ある。
ように、機枠の上面に透明な原稿載置台20を有してい
る。また、この原稿載置台20の下方には、露光光学系
21が配設されており、この露光光学系21は、原稿載
置台20上に載置される原稿22に光を照射する光源ラ
ンプ21aと、原稿22からの反射光を例えば一点鎖線
で示すように感光体23上に導く複数の反射鏡21b
と、光路上に配設された結像レンズ21cと、赤、緑、
および青の3原色の色フィルタを有する色分解フィルタ
21dとを備えている。
走査された光像が照射される有機感光体(OPC)から
なるドラム状の感光体23が配設されており、この感光
体23の入紙方向側には、転写紙24を収容した給紙カ
セット25,26が配設されている。そして、これらの
各給紙カセット25,26の上面には、それぞれ給紙ロ
ーラ27,28が設けられており、これらの給紙ローラ
27,28は、転写紙24を給紙カセット25,26か
ら排出して中間転写体29方向へ送出させるようになっ
ている。
写体29方向への送出側には、タイミングローラ30が
配設されており、このタイミングローラ30は中間転写
体29に同期して回転されるようになっている。また、
中間転写体29は、ベルト状で第一〜第三ローラ31
a,31b,31cに掛け巻きされて略楕円形に保持さ
れ、中間転写体駆動部32により回転駆動される。該中
間転写体駆動部32は、第一〜第三ローラ31a,31
b,31cと、ギア、ベルトを介して第一ローラ31a
を駆動する駆動モータ33とからなる。
面側には、感光体23上のトナー像を中間転写体29に
転写させるための第一転写ローラ34を有する転写ユニ
ツト35が配されている。該転写ユニツト35は、中間
転写体29を介して感光体23に圧接離間手段(加圧ユ
ニツト)36により圧接離間自在とされている。
転写体29の表面側には、第二転写ローラ37が配設さ
れている。そして、第二転写ローラ37の送出側には、
剥離プレート38、搬送ベルト39および定着装置40
がこの順に配設されている。
せる帯電チャージャ41および感光体23を除電する除
電ランプ42が配設されており、帯電チャージャ41近
傍における感光体23の下方には、感光体23上に残留
するトナーを除去するクリーニング手段であるクリーニ
ング装置43が配設されている。さらにその上部には、
感光体23と非接触の状態で白黒用の現像槽44と、カ
ラー用の現像槽45〜47とが独立して配設されてお
り、カラー用の現像槽45〜47には、イエロ、マゼン
タ、およびシアン色のカラー現像剤が個別に収容されて
いる。
く、感光体23に中間転写体29を介して圧接する圧接
ローラ48と、高電圧を印加して感光体23上のトナー
像を中間転写体29に転写するための前記第一転写ロー
ラ34と、圧接ローラ48および第一転写ローラ34を
それぞれ軸48a,34aを介して回転自在に支持する
ユニツト本体35aとからなる。
転写ローラ34を中間転写体29を介して感光体23に
直接圧接しないように、第一転写ローラ34の直径より
やや大きい直径を有する圧接防止用のフランジ34bが
配されている。このフランジ34bが感光体23に当接
している。
第一転写ローラ34との間隔が10mm以上とされ、第
一転写ローラ34の中間転写体29との接触部は、中間
転写体29と感光体との接触部に対して3.0度以上傾
斜されている。これにより、第一転写ローラ34が感光
体23と直接接触せず、第一転写ローラ34に高電圧を
印加したとき、感光体23の表面の破損を防止すること
ができる。
両端が複写機本体Hのフレームに軸35bを介して回転
自在に支持されている。
5のユニツト本体35aを感光体23の方向に押し上げ
る一対の押上体49と、複写機本体Hに回転自在に支持
され両押上体49の下部を連結する連結杆50と、複写
機本体Hの前側の連結杆50の端部に固定されたレバー
51とからなる。
aの下面を転動しながら押圧する転動ローラ52と、該
転動ローラ52を回転自在に支持する転動ローラ支持部
材53と、該転動ローラ支持部材53を摺動自在に内装
する直方体状の押上体本体49aと、転動ローラ支持部
材53を上方に付勢する圧縮ばね54とからなる。
35の圧接ローラ48が感光体23に中間転写体29を
介して圧接する際、圧接ローラ48が感光体23を最適
な圧接力で加圧するよう設定されている。この圧接力
は、実験に基づて設定されている。
光体23への中間転写体29の圧接時の圧力分布を示し
たもので、図中のドツトは、感光体23と圧接ローラ4
8とが圧接している状態を示す。図4の(A)は、圧接
ローラ48の圧接力が2kg/cm2のときで、図4の
(B)は、圧接力が5kg/cm2のときの圧接状態を
示している。このように、2kg/cm2程度の低い圧
接力では、感光体23と圧接ローラ48とは完全に圧接
せず、この状態で第一転写ローラ34に高電圧を印加す
ると、コピー画像の転写不良を起こしてしまう。圧力変
化による実験では、3kg/cm2以上の圧接力であれ
ば感光体23と圧接ローラ48とは完全に圧接すること
が可能であった。
を圧接ローラ48の圧接力を変化させて求めたものであ
る。図5に示す実験結果から良好な画像を得ることがで
きる1.4以上の画像濃度を得るために必要な電圧は、
圧接力が大きいほど低電圧でよいことがわかる。しか
し、5kg/cm2以上で圧接する場合、画像濃度が高
くなったり低くなったりして安定しない。これは、コピ
ー画像に文字の中抜けが生じ、実使用は不可能である。
また、5kg/cm2以下の圧接力であっても、100
0Vを超えると画像が再転写してしまう。
3kg/cm2以上5kg/cm2以下に設定され、第一
転写ローラ34への印加電圧は、700V以上1000
V未満に設定されている。
作を以下に説明する。先ず、図示しないコピー開始スイ
ッチが押圧されることで、コピーモードが実行される。
このコピーモードは、イエロ、マゼンタ、およびシアン
をそれぞれ現像して中間転写体29に転写させるコピー
サイクルを有しており、コピーモードが実行されると、
先ず、イエロのコピーサイクルが実行されることにな
る。
22に対して光源ランプ21aから光を照射させ、露光
走査が行われる。原稿22からの反射光は、反射鏡21
bおよび結像レンズ21cを介して色分解フィルタ21
dに入射され、この色分解フィルタ21dで色成分別に
分解される。
各色フィルタを透過した色成分別の光は、帯電チャージ
ャ41にて均一に帯電された感光体23上に照射され、
感光体23がA部で露光される。感光体23には、原稿
22の画像に対応したイエロの静電潜像が形成される。
ルタ21dの補色であるイエロの現像剤を有する現像槽
45の対向部において、現像マグネットローラから供給
される現像剤で現像されて可視化され、トナー像とな
る。そして、このトナー像は、第一転写ローラ34に7
00V以上1000V未満の電圧を印加することによ
り、感光体23に圧接された中間転写体29に転写され
ることになる。
と、感光体23は、クリーニング装置43でクリーニン
グされ、除電ランプ42で除電される。そして、上記と
同様のコピーサイクルでマゼンタおよびシアンのトナー
像が中間転写体29に転写されることになる。
各色成分別のトナー像は、第一転写ローラ34により中
間転写体29の同位置へ転写されることになり、各色成
分別のトナー像が重ねられることで完成したひとつのト
ナー像を形成することになる。
た転写紙24は、給紙ローラ27,28により1枚ずつ
タイミングローラ30に給紙され、タイミングローラ3
0は、中間転写体29に同期して転写紙24を中間転写
体29と第二転写ローラ37との間に搬送する。搬送さ
れた転写紙24は、第二転写ローラ37により中間転写
体29のトナー像が転写された後、剥離プレート38に
より中間転写体29から分離され、搬送ベルト39によ
り定着装置40へ導入される。そして、転写紙24への
カラートナー像の定着が行われた後、外部へ排出される
ことで、1回のコピーモードが終了することになる。
材の点検が行われ、経時変化等による劣化で中間転写体
を交換しなければならない。
如く、加圧ユニツト36のレバー51を連結杆50周り
に押し倒すと、転写ユニツト35が軸35b周りに下方
に自重で回動し、圧接ローラ48による圧接を解除し、
中間転写体29の張力を取り除いてから中間転写体29
を取り換える。
a,31b,31cにかぶせて、手動でレバー51を図
1のB方向に持ち上げると、押上体49の転動ローラ5
2が転写ユニツト35のユニツト本体35aの下面を転
動する。転写ユニツト35は、感光体23の方向に回動
され、圧接ローラ48および第一転写ローラ34を持ち
上げる。圧接ローラ48は、押上体本体49a内の圧縮
ばね54により押圧され、中間転写体29を略楕円形に
最大限に張りながら感光体23に3kg/cm2以上5
kg/cm2以下の圧力で圧接し、図7の如く、通常の
転写可能な状態となる。
なって、転写ユニツト35の圧接ローラ48により転写
に適した3kg/cm2以上5kg/cm2以下の圧力
で感光体23に圧接されている。このため、中間転写体
21は、従来のような張力による中間転写体にかかるス
トレスが緩和され、中間転写体の破損を防ぐことができ
る。
の複写機の中間転写体の圧接機構のフローチヤート、図
9は複写機の転写ユニツト,圧接離間手段および圧接可
変部の斜視図、図10はレバーで固定時の押上体および
カムの部分断面図、図11は電源オン時の押上体および
カムの部分断面図、図12は電源オフ時の押上体および
カムの部分断面図である。
材においては、同符号を付す。
間転写体29は、図9の如く、第一実施例の圧接離間手
段(加圧ユニツト)36と、該加圧ユニツト36を介し
て感光体に圧接された圧接ローラ48の圧接力を可変す
る圧接可変部59と、電源オン時に、圧接ローラ48の
圧接力を大とし、電源オフ時に、圧接ローラ48の圧接
力を小とするよう前記圧接可変部59を駆動する制御部
66とを備えている。
の圧接時に加圧ユニツト36に当接して圧接力を可変す
るための回転自在なカム60と、該カム60を駆動する
カム駆動手段61とが設けられている。
され、複写機本体Hのフレームに回転自在に支持された
カム軸60aに固定されている。カム60の上部は、押
上体本体49aに摺動自在に内装された底板53aに当
接し、底板53aと転動ローラ支持部材53との間に、
圧縮ばね54が介装されている。カム軸60aには、連
結杆50が回転自在に外嵌され、複写機本体Hの奥側の
一端が前記カム駆動手段61と連結されている。
部32の駆動モータ33の駆動力が利用され、駆動モー
タ33からの駆動力を減速して前記カム軸60aに伝達
する減速機構62と、駆動モータ33からの駆動力を切
離す切換手段63とを備えている。
ータ33からの駆動力を駆動ベルト33aを介して伝達
す駆動部側ギア33bと、該駆動部側ギア33bと噛合
う主動ギア64とからなり、ギア比が1:2に設定さ
れ、駆動モータ33からの回転速度が1/2に減速され
てカム軸60aに伝達される。
軸60aの一端に固定された従動ギア65との間に介装
された電磁クラッチで、画像形成時には、主動ギア64
と従動ギア65を切り離しているが、電源のオン,オフ
時における中間転写体29の空回転時に、主動ギア64
と従動ギア65とを連結するよう制御部66により駆動
される。
たマイクロコンピュータで、電源オン,オフ時に中間転
写体29を空回転させる回転駆動機能と、転写ユニツト
35の圧接時における電源オン時に、カム60の回転に
より転写ユニツト35を押し上げて圧接ローラ48の圧
接力を3kg/cm2から5kg/cm2になるようカム
駆動手段61を駆動する加圧機能と、電源オフ時に、カ
ム60の回転により転写ユニツト35を下げて圧接ロー
ラ48の圧接力を5kg/cm2から3kg/cm2にな
るようカム駆動手段61を駆動する減圧機能とを備えて
いる。
オフしてから一定時間経過後に、すべての電源をオフす
るタイマが設けられ、電源スイツチをオフ後に中間転写
体29が一定時間空回転した後、すべての電源をオフす
る。
間転写体29の交換作業終了時には、圧接ローラ48が
中間転写体29を介して感光体23に3kg/cm2の
圧接力で圧接する。このとき、カム42は、図10に示
す位置にある。
に模擬的に機械の一部を動作させるシユミレーシヨン機
能により、中間転写体29が空回転する。このとき、制
御部66により電磁クラッチ63が作動され、主動ギア
64と従動ギア65を連結状態にし、中間転写体駆動部
32の駆動モータ33の駆動力がカム軸60aに伝達さ
れる。このため、中間転写体29が回転すると同時に、
カム60が駆動モータ33の回転速度の1/2の速度で
ゆっくり回転する。
して転動ローラ支持部材53が押し上げられ、図11の
如く、転動ローラ52が転写ユニツト35を徐々に上方
に加圧し、圧接ローラ48が中間転写体29を最大限に
張りながら感光体23に5kg/cm2の圧力で圧接す
る。そして、電磁クラツチ63をオフにして、主動ギア
64と従動ギア65を切離し、通常の転写可能な状態と
なる。
部32が駆動され、中間転写体29を一定時間空回転さ
せる。そして、再びカム60を回転させて、図12の如
く、転写ユニツト35の圧力を下げ、圧接ローラ48の
圧接力を3kg/cm2とする。
いて、中間転写体29を感光体23に圧接させる際、ま
ず、レバー51の操作で圧接ローラ48を中間転写体2
9を介して3kg/cm2の圧力で感光体23に圧接さ
せ、次に、中間転写体29の空回転時に、カム60の回
転により5kg/cm2の圧力になるまで徐々に加圧す
るため、一気に圧接固定するときと比べて感光体23、
中間転写体29、転写ユニツト35等への衝撃を軽減
し、感光体23の破損を抑えることができる。
た場合にでも、中間転写体29を空回転させながら徐々
に加圧しているので、中間転写体29に張力が与えられ
て自然な位置に復帰するようになり、回転中に蛇行を補
正することができ、蛇行を抑えることになる。
の圧接力を5kg/cm2に加圧して転写に最適な圧接
状態とし、電源オフ時に、圧接ローラ48の圧接力を3
kg/cm2に低下させて、不使用時の中間転写体29
にかかるストレスを緩和する。このため、中間転写体2
9の寿命を延ばすことができる。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
41とを一体化したユニツトを設け、このユニツトをカ
ム等により感光体に圧接するようにしてもよい。
として、ソレノイドやシリンダ等を使用してもよい。
よると、転写ローラと感光体とが直接接触しないため、
転写ローラに電圧を印加したき、感光体を破壊しない。
トを感光体から離間させたり、電源オフ時に転写ユニツ
トを減圧して圧接ローラの圧接力を小とすることによ
り、中間転写体にかかるストレスを緩和することができ
る。このため、中間転写体の寿命を延ばすことができ
る。また、電源をオンしたとき、圧接ローラを徐々に加
圧するため、一気に圧接する場合に比べて感光体、中間
転写体、転写ユニット等への衝撃を軽減でき、破損を抑
えることができる。
されているので、張力によるストレスがかかりにくい状
態にすることができる。しかも、これによつて中間転写
体の内側にはスペースが生じるので、ここに転写ユニツ
トおよび圧接離間手段を配置することができ、スペース
を有効に活用でき、装置の小型化を図れる。
の感光体への圧接部分の斜視図
す図で、(A)は圧接ローラの圧接力が2kg/cm2
のとき、(B)は圧接ローラの圧接力が5kg/cm2
のとき
圧と画像濃度との関係を示す図
成図
図
フローチヤート
接可変部の斜視図
面図
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体上に形成されたトナー像が転写さ
れる回転自在な無端状の中間転写体と、 感光体からトナー像を中間転写体に転写させるための転
写ユニツトと、 該転写ユニツトを中間転写体を介して感光体に圧接離間
させる圧接離間手段とを備え、 前記転写ユニツトは、電圧を印加して感光体上のトナー
像を中間転写体に転写する転写ローラと、 該転写ローラと平行に配され中間転写体を介して感光体
に圧接する圧接ローラとを備え、 転写ローラは、圧接ローラの圧接時に感光体の破壊を防
ぐために、感光体に隙間をあけて配された ことを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項2】 感光体上に形成されたトナー像が転写さ
れる回転自在な無端状の中間転写体と、 感光体からトナー像を中間転写体に転写させるための転
写ユニツトと、中間転写体を交換するとき 転写ユニツトを中間転写体を
介して感光体に圧接離間させる圧接離間手段と、 感光体に常時圧接された転写ユニツトの圧接ローラの圧
接力を徐々に可変する圧接可変部と、 電源オン時に、圧接ローラの圧接力を大とし、電源オフ
時に、圧接ローラの圧接力を小とするよう圧接可変部を
駆動する制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項3】 中間転写体は、複数のローラに掛け巻き
されて略楕円状に保持され、 中間転写体の内側に転写ユニツトおよび圧接離間手段が
配置された ことを特徴とする請求項1または2記載の画
像形成装置。
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