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JP2901355B2 - 出力同時動作低減回路 - Google Patents

出力同時動作低減回路

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Publication number
JP2901355B2
JP2901355B2 JP3015066A JP1506691A JP2901355B2 JP 2901355 B2 JP2901355 B2 JP 2901355B2 JP 3015066 A JP3015066 A JP 3015066A JP 1506691 A JP1506691 A JP 1506691A JP 2901355 B2 JP2901355 B2 JP 2901355B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
signal
delay
input
Prior art date
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Application number
JP3015066A
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English (en)
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JPH04249421A (ja
Inventor
利和 加藤
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NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
Original Assignee
NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
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Publication date
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Publication of JPH04249421A publication Critical patent/JPH04249421A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路の出力同時動作を低
減する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数個の出力端子を持った集積
回路においては、内部回路のタイミングにより出力端子
の信号が同時に変化する場合がある。この場合は、個々
の信号変化で発生するノイズが同じタイミングで重なり
合うため、ノイズの波高値が高くなり、このノイズ波高
値が内部回路のしきい値を超える場合には、内部回路の
誤動作をひき起こすことになる。
【0003】従来では、図6に示すように、入力端子
にランダムな入力信号が入った場合には、第1の
内部回路16の出力端子J1と第2の内部回路17の出
力端子K1とに出力される信号が同時動作を起こす場合
があり、出力信号変化時のノイズ波高値が大きくなる欠
点を有していた。
【0004】れは、内部回路にてノイズ発生の原因と
なり、内部回路のしきい値に影響を与え、ひいては誤動
作を起こす危険性がある。
【0005】本発明の目的は、前記欠点を解決し、出力
信号変化時のノイズ波高値を小さくした出力同時動作低
減回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の出力同時動作低
減回路の特徴は、内部回路から供給される第1入力信号
を所定の制御信号に同期して第1外部出力端子へ出力す
ラッチ手段と、前記内部回路から供給される2入
信号を第1の遅延回路を介した第1遅延信号として
出力端子へ出力するとともに前記第1の遅延回路、
第2の遅延回路およびインバータを従属接続した遅延手
段出力の第2遅延信号と前記第2入力信号との排他的論
理をとる排他的論理和回路出力を前記所定の制御信号と
するラッチ制御手段とを有しそれぞれの前記外部出力
端子における出力信号相互の変化タイミングを異なら
せ、かつ論理レベルのハイレベルまたはロウレベルのい
ずれかの状態でのみ出力する同時動作低減制御手段を備
えることにある。また、また、本発明の他の特徴は、内
部回路から供給される第1入力信号群それぞれを所定の
制御信号に同期して第1外部出力端子群の対応する端子
へ出力するラッチ手段群と、前記内部回路から供給され
る第2入力信号群をそれぞれ第1の遅延回路を介した第
1遅延信号として第2外部出力端子群の対応する端子へ
出力するとともに前記第1の遅延回路および第2の遅延
回路を従属接続した遅延手段出力の第2遅延信号と前記
第2入力信号群の対応する信号との一致をとる一致回路
手段群の各出力信号を多入力論理積回路に入力し、その
論理積結果を前記所定の制御信号として前記ラッチ手段
が共用するラッチ制御手段とを有し、それぞれの前記外
部出力端子間における出力信号相互の変化タイミングを
異ならせ、かつ論理レベルのハイレベルまたはロウレベ
ルのいずれかの状態でのみ出力する同時動作低減制御手
段を備えることを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の出力同時動作低減
回路を示す回路図である。
【0008】図1を参照すると、この出力同時動作低減
回路部1は、所定の制御信号に応答して内部回路の出力
信号AおよびBのうち出力信号Aをラッチ回路6により
外部端子A1に出力し、かつ出力信号Bを遅延回路2を
介して外部端子B1へ出力し、遅延回路2出力をさらに
遅延回路3を介し、さらにインバータ4による反転信号
と出力信号Bとの排他的論理和回路5の出力を制御信号
としてラッチ回路6の制御端子Gに供給して、その出力
を制御することによって、ラッチ回路6および遅延回路
2の出力を互いに異なるタイミングで変化させ、論理レ
ベルのハイレベル(以下、“H”と称す)またはロウレ
ベル(以下、“L”と称す)のいずれかの状態でのみ出
力する構成からなる。
【0009】次に本実施例について、図2乃至図4も参
照して説明する。
【0010】図1乃至図4において、今、遅延回路2,
3の各々の遅延時間Tはインバータ4,排他的論理和回
路5,及びラッチ回路6がアクティブ時の遅延時間より
もきわめて大きい値に設定する。
【0011】入力端子A,Bに図2に示す様に、t=0
にて同時に高(High)レベル(以後“H”と表す)
から低(Low)レベル(以後“L”と表す)に変化す
る波形を入力する時、出力端子B1の波形は遅延回路2
によりt=T時間経過後に、“H”から“L”に変化す
る。
【0012】また、ラッチ回路6の制御端子Gに入力さ
れる信号は、遅延回路2遅延回路3およびインバータ
4が直列接続されている回路の出力信号と、入力端子B
信号との排他的論理和を回路5でとることにより、2
T時間だけ“L”のパルス幅を持つ信号となる。出力波
形(A1)は、t=0ではG入力が“H”である為、入
力波形(A)が“H”から“L”に変化すると同時に、
出力波形(A1)となって出力される。
【0013】よって、出力端子B1の波形は、遅延時間
以上遅れて変化することになる。
【0014】次に入力端子Aの入力信号が入力端子Bの
入力信号よりも少し遅れた場合は、図3に示す様に、入
力端子Aの入力信号はG入力が“L”の期間内に変化す
る。この時の出力端子A1の波形は、ラッチ回路6にて
ラッチされている為、“H”の状態を維持しており、G
入力が“L”から“H”に立ち上がるt=t′時間経過
後初めて“H”から“L”へと変化する。よって出力端
子A1,B1の波形は遅延時間T以上遅れて変化するこ
とになる。
【0015】さらに、入力端子Aの入力信号が入力端子
Bの入力信号よりも少し早い場合を、図4に示す。この
場合は、出力端子A1の波形はt=0以前で“H”から
“L”に変化し、出力波形B1の波形はt=T時間にて
“H”から“L”に変化する為に、出力端子B1の波形
は遅延時間T以上遅れて変化することになる。
【0016】さらに、パスが多数あった場合、本発明の
他の実施例として、図5に示す。
【0017】図5において、図1との回路上の相違点
は、遅延回路3の出力がインバータ4を介さずに直接一
致回路11に接続され、この遅延回路7および8と一致
回路11と同一構成で、遅延回路9および10と一致回
路12とからなる回路がさらに1組と、これらの一致回
路11,12の出力の論理をとるAND回路13と、こ
のAND回路13の出力が供給されるラッチ回路15
がさらに1組追加されたことである。
【0018】即ち、本実施例の同時動作低減回路1a
の構成は、内部回路の出力信号Cをそれぞれラッチ回路
14により“H”または“L”のいずれかの状態でのみ
外部端子C1に出力し、内部回路の出力信号Dをラッチ
回路15により“H”または“L”のいずれかの状態で
のみ外部端子D1に出力し、かつ出力信号Eを遅延回路
7を介して外部端子E1へ出力し、遅延回路7出力をさ
らに遅延回路8を介した信号と出力信号Eとの一致をと
る一致回路11の出力と、出力信号Fを遅延回路9を介
して外部端子F1へ出力し、遅延回路9出力をさらに遅
延回路10を介した信号と出力信号Fとの一致をとる一
致回路12の出力とを、AND回路13で論理積をと
り、その出力を制御信号としてラッチ回路14および1
5の制御端子Gにそれぞれ供給して共通制御する構成か
らなる
【0019】この様な回路構成をとることにより、パス
C−C1およびD−D1と、パスE−E1およびF−F
1との双方の同時動作を回避することができ、2端子以
上の任意のパス間の出力動作についても、ラッチ回路の
出力と遅延回路の出力との同時動作を低減することがで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、入力信
号がランダムあるいは同時に入力された時にも出力信号
の動作タイミングを変化させることができる為、出力同
時動作数を減らし、ノイズの発生を低減するという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の出力同時動作低減回路
示す回路図である。
【図2】図1の一つの動作状態を示すタイミング図であ
る。
【図3】図1の他の動作状態を示すタイミング図であ
る。
【図4】図1のもう一つの動作状態を示すタイミング図
である。
【図5】本発明の他の実施例の出力同時動作低減回路
を示す回路図である。
【図6】従来の内部回路とその出力信号を出力する出力
端子の接続関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1a 出力同時動作低減回路部 2,3,7,8,9,10 遅延回路 6,14,15 ラッチ回路 4 インバータ 13 AND回路 5 排他的論理和回路 11,12 一致回路 16,17 内部回路 A,B,C,D,E,F, 入力端子 A1,B1,C1,D1,E1,F1,J1K1
出力端子 制御端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−246026(JP,A) 特開 平4−189027(JP,A) 特開 平2−151115(JP,A) 特開 平3−228428(JP,A) 特開 平2−125519(JP,A) 特開 平2−26124(JP,A) 特開 昭63−280514(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03K 19/0175 G06F 3/00 H04L 25/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路から供給される第1入力信号を
    所定の制御信号に同期して第1外部出力端子へ出力する
    ラッチ手段と、前記内部回路から供給される2入力信
    号を第1の遅延回路を介した第1遅延信号として2外
    出力端子へ出力するとともに前記第1の遅延回路、第
    2の遅延回路およびインバータを従属接続した遅延手段
    出力の第2遅延信号と前記第2入力信号との排他的論理
    をとる排他的論理和回路出力を前記所定の制御信号とす
    るラッチ制御手段とを有しそれぞれの前記外部出力端
    における出力信号相互の変化タイミングを異なら
    せ、かつ論理レベルのハイレベルまたはロウレベルのい
    ずれかの状態でのみ出力する同時動作低減制御手段を備
    えることを特徴とする出力同時動作低減回路。
  2. 【請求項2】 内部回路から供給される第1入力信号群
    それぞれを所定の制御信号に同期して第1外部出力端子
    群の対応する端子へ出力するラッチ手段群と、前記内部
    回路から供給される第2入力信号群をそれぞれ第1の遅
    延回路を介した第1遅延信号として第2外部出力端子群
    の対応する端子へ出力するとともに前記第1の遅延回路
    および第2の遅延回路を従属接続した遅延手段出力の第
    2遅延信号と前記第2入力信号群の対応する信号との一
    致をとる一致回路手段群の各出力信号を多入力論理積回
    路に入力し、その論理積結果を前記所定の制御信号とし
    て前記ラッチ手段が共用するラッチ制御手段とを有し、
    それぞれの前記外部出力端子間における出力信号相互の
    変化タイミングを異ならせ、かつ論理レベルのハイレベ
    ルまたはロウレベルのいずれかの状態でのみ出力する同
    時動作低減制御手段を備えることを特徴とする出力同時
    動作低減回路。
JP3015066A 1991-02-06 1991-02-06 出力同時動作低減回路 Expired - Lifetime JP2901355B2 (ja)

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JPH04249421A JPH04249421A (ja) 1992-09-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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