JP2991874B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JP2991874B2 JP2991874B2 JP30131992A JP30131992A JP2991874B2 JP 2991874 B2 JP2991874 B2 JP 2991874B2 JP 30131992 A JP30131992 A JP 30131992A JP 30131992 A JP30131992 A JP 30131992A JP 2991874 B2 JP2991874 B2 JP 2991874B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- storage box
- cool air
- main body
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/065—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return
- F25D2317/0651—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return through the bottom
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/066—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply
- F25D2317/0665—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply from the top
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用冷蔵庫や冷凍庫
に関し、特に、そこに使用される引出式収納箱の構造に
関するものである。
に関し、特に、そこに使用される引出式収納箱の構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫に冷蔵物を入れておく場合、収納
箱が用いられるが、従来は、図4に示すような無孔の収
納箱1aを用い、これを、図5に示すように、同様に無
孔であるが若干形状が異なる収納箱1bと共に冷蔵庫2
内に配置し、冷蔵物a〜iを収納して、冷蔵していた。
尚、本明細書において、特に断らない限り、「冷蔵」な
る用語は、冷凍を含んで用いられ、従って、冷蔵庫は、
冷凍機能を含んでいるものと理解されたい。図5におい
て、冷蔵庫2の本体は、扉3と同様、発泡断熱材が充填
されて、庫内冷気と外気との熱交換を遮断している。冷
却器4は、庫内奥部に配置され、冷却ファン5によって
冷気が、収納箱1a、1bの回りを流れる。このような
収納箱1a、1bを用いる場合、扉3を開けても庫外へ
の冷気の漏出が少ないという長所がある反面、庫内の冷
気の流通が悪いという問題があった。
箱が用いられるが、従来は、図4に示すような無孔の収
納箱1aを用い、これを、図5に示すように、同様に無
孔であるが若干形状が異なる収納箱1bと共に冷蔵庫2
内に配置し、冷蔵物a〜iを収納して、冷蔵していた。
尚、本明細書において、特に断らない限り、「冷蔵」な
る用語は、冷凍を含んで用いられ、従って、冷蔵庫は、
冷凍機能を含んでいるものと理解されたい。図5におい
て、冷蔵庫2の本体は、扉3と同様、発泡断熱材が充填
されて、庫内冷気と外気との熱交換を遮断している。冷
却器4は、庫内奥部に配置され、冷却ファン5によって
冷気が、収納箱1a、1bの回りを流れる。このような
収納箱1a、1bを用いる場合、扉3を開けても庫外へ
の冷気の漏出が少ないという長所がある反面、庫内の冷
気の流通が悪いという問題があった。
【0003】この問題を解決するため、図6に示すよう
に底面に通気孔1c’を有する収納箱1cが提案され、
図7に示すような状態で使用される。基本的には、同一
構造の収納箱1c、1d、1eは、扉3、冷却器4、冷
却ファン5を有する冷蔵庫2の内部におかれる。冷却フ
ァン5を回すと、冷気は、矢印の示すように流れ循環す
る。その際、収納箱1c、1d、1eの底面に多数穿設
した通気孔1c’を通るが、冷蔵物が置かれている部分
の通気孔は塞がれているので塞がれない通気孔を流れ
る。従って、図4、図5に関連して説明した場合に比
し、冷気の流通は若干よくなるが、根本的な解決には至
っていない。更に、前述の問題を解決するため、底面の
他に前面にも通気孔を設けた収納箱1f(図8)や、本
体をバスケット(ラック)状にし、更に前面に通気孔を
設けた収納箱1g(図9)が提案され、図10に示すよ
うに冷蔵庫2に使用することが提案されている(実開昭
63−10392号公報)。しかし、扉3が閉じた状態
では、前述の2つの従来構造のものに比し冷気の流れ、
循環はよくなるものの、図示のように扉3を開けた際、
前面の通気孔から矢印に示すように冷気が漏出するとい
う問題を生ずる。更に、冷蔵物によって、底面の通気
孔、又は空間が塞がれるという問題は、依然残されてい
る。
に底面に通気孔1c’を有する収納箱1cが提案され、
図7に示すような状態で使用される。基本的には、同一
構造の収納箱1c、1d、1eは、扉3、冷却器4、冷
却ファン5を有する冷蔵庫2の内部におかれる。冷却フ
ァン5を回すと、冷気は、矢印の示すように流れ循環す
る。その際、収納箱1c、1d、1eの底面に多数穿設
した通気孔1c’を通るが、冷蔵物が置かれている部分
の通気孔は塞がれているので塞がれない通気孔を流れ
る。従って、図4、図5に関連して説明した場合に比
し、冷気の流通は若干よくなるが、根本的な解決には至
っていない。更に、前述の問題を解決するため、底面の
他に前面にも通気孔を設けた収納箱1f(図8)や、本
体をバスケット(ラック)状にし、更に前面に通気孔を
設けた収納箱1g(図9)が提案され、図10に示すよ
うに冷蔵庫2に使用することが提案されている(実開昭
63−10392号公報)。しかし、扉3が閉じた状態
では、前述の2つの従来構造のものに比し冷気の流れ、
循環はよくなるものの、図示のように扉3を開けた際、
前面の通気孔から矢印に示すように冷気が漏出するとい
う問題を生ずる。更に、冷蔵物によって、底面の通気
孔、又は空間が塞がれるという問題は、依然残されてい
る。
【0004】この残された問題を解決するため、本願の
出願人は、先に改良された収納箱についての提案を行っ
ている(実開平3−27590号)。これを図11及び
図12を参照して説明すると、収納箱1hの前面の内
側、後面の内側及び底面の内側に、連続したリブ1h’
が形成されている。これ等のリブ1h’は、互いに平行
に複数形成されているから、隣り合ったリブ1h’の間
に、複数の通気溝が形成される。この通気溝に連絡する
ように、前面の下部に複数の通気孔1h”が並んで設け
られている。このような収納箱1hは、図12に示すよ
うに、冷蔵庫2の中に置かれて、冷蔵物a、b、c、
d、e、f、g、h、iが収納されて冷蔵される。冷却
器4で冷却された空気は、冷気となって冷却ファン5に
よって送られる。このような構造では、冷蔵物a〜iが
置かれていても、収納箱1hが内面に沿って形成された
通気溝を冷気が流れ、冷蔵物a〜iの底面や側面に接触
して冷却する。しかし、収納箱1hの前面に通気孔を設
けているため、扉を開いた時、冷気が漏出するという古
くて新しい問題が現出する。
出願人は、先に改良された収納箱についての提案を行っ
ている(実開平3−27590号)。これを図11及び
図12を参照して説明すると、収納箱1hの前面の内
側、後面の内側及び底面の内側に、連続したリブ1h’
が形成されている。これ等のリブ1h’は、互いに平行
に複数形成されているから、隣り合ったリブ1h’の間
に、複数の通気溝が形成される。この通気溝に連絡する
ように、前面の下部に複数の通気孔1h”が並んで設け
られている。このような収納箱1hは、図12に示すよ
うに、冷蔵庫2の中に置かれて、冷蔵物a、b、c、
d、e、f、g、h、iが収納されて冷蔵される。冷却
器4で冷却された空気は、冷気となって冷却ファン5に
よって送られる。このような構造では、冷蔵物a〜iが
置かれていても、収納箱1hが内面に沿って形成された
通気溝を冷気が流れ、冷蔵物a〜iの底面や側面に接触
して冷却する。しかし、収納箱1hの前面に通気孔を設
けているため、扉を開いた時、冷気が漏出するという古
くて新しい問題が現出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した従
来技術の現状に鑑みなされたもので、庫内を冷気が流れ
易くかつ開扉時の冷気の漏出の少ない冷蔵庫を提供する
ことを目的とするものである。
来技術の現状に鑑みなされたもので、庫内を冷気が流れ
易くかつ開扉時の冷気の漏出の少ない冷蔵庫を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によれば、前面を開口させて箱形に形成され
た本体と、この本体の前記前面を開放可能に閉鎖する扉
と、前記本体内に引き出し可能に設けられた複数段の収
納箱とを備えた冷蔵庫において、前記収納箱の各々は、
垂直な前面パネル及び後面パネルと、該両パネル間に架
設された可動レールと、該可動レールに支持されたラッ
クとを備え、前記収納箱が非引出状態にあるとき、庫内
で上下に隣接して整列する複数の前面パネル及び後面パ
ネルの間には冷気の下降通路が画定されると共に、庫内
で上下に隣接して整列する複数の後面パネルと前記本体
奥壁との間には冷気の上昇通路が画定され、前記収納箱
の少なくとも1つを引き出したとき、その後面パネル
は、残りの収納箱の前面パネルと庫内で上下に隣接して
整列し下降通路の前側壁を形成するようにしたことを特
徴とする。
め、本発明によれば、前面を開口させて箱形に形成され
た本体と、この本体の前記前面を開放可能に閉鎖する扉
と、前記本体内に引き出し可能に設けられた複数段の収
納箱とを備えた冷蔵庫において、前記収納箱の各々は、
垂直な前面パネル及び後面パネルと、該両パネル間に架
設された可動レールと、該可動レールに支持されたラッ
クとを備え、前記収納箱が非引出状態にあるとき、庫内
で上下に隣接して整列する複数の前面パネル及び後面パ
ネルの間には冷気の下降通路が画定されると共に、庫内
で上下に隣接して整列する複数の後面パネルと前記本体
奥壁との間には冷気の上昇通路が画定され、前記収納箱
の少なくとも1つを引き出したとき、その後面パネル
は、残りの収納箱の前面パネルと庫内で上下に隣接して
整列し下降通路の前側壁を形成するようにしたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】収納箱の前面パネルと後面パネルは、ラックを
間において相対している。この前面パネル及び後面パネ
ルは、全ての収納箱が冷蔵庫の庫内にセットされたとき
前面パネル同士及び後面パネル同士が連なって、実質的
に一つの冷気の下降通路を画成する。即ち、冷気は、上
下方向に連なった前面パネル及び後面パネルに案内され
て、ラックの中及び両側を下降し、冷蔵物の全外面に接
触し、これ等を冷却する。更に、任意の収納箱を引き出
したとき、その後面パネルは、残りの収納箱の前面パネ
ルと並び、前述の下降通路の前側壁となり、冷気を下側
へ案内し、前方への冷気流を阻止する。
間において相対している。この前面パネル及び後面パネ
ルは、全ての収納箱が冷蔵庫の庫内にセットされたとき
前面パネル同士及び後面パネル同士が連なって、実質的
に一つの冷気の下降通路を画成する。即ち、冷気は、上
下方向に連なった前面パネル及び後面パネルに案内され
て、ラックの中及び両側を下降し、冷蔵物の全外面に接
触し、これ等を冷却する。更に、任意の収納箱を引き出
したとき、その後面パネルは、残りの収納箱の前面パネ
ルと並び、前述の下降通路の前側壁となり、冷気を下側
へ案内し、前方への冷気流を阻止する。
【0008】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。図1において、冷蔵庫
10は、発泡断熱材11が充填された箱形構造の本体1
3を有し、これは脚15で支持され、上部に冷凍機室1
7を支持する。通常の冷蔵庫と同様に扉19が開閉自在
に本体13の前面に取り付けられている。庫内21の奥
には、冷気の戻り通路を画成する仕切板23が設けら
れ、冷却器カバー25に連なっている。液状冷媒が蒸発
する冷却器27が冷却器カバー25の上方に設けられ、
庫内21の天井部には、冷却ファン29が下方を向いて
設けられている。
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。図1において、冷蔵庫
10は、発泡断熱材11が充填された箱形構造の本体1
3を有し、これは脚15で支持され、上部に冷凍機室1
7を支持する。通常の冷蔵庫と同様に扉19が開閉自在
に本体13の前面に取り付けられている。庫内21の奥
には、冷気の戻り通路を画成する仕切板23が設けら
れ、冷却器カバー25に連なっている。液状冷媒が蒸発
する冷却器27が冷却器カバー25の上方に設けられ、
庫内21の天井部には、冷却ファン29が下方を向いて
設けられている。
【0009】図1は、扉19を開いたときの状態を示し
ているが、本発明による収納箱30が5個(最下の収納
箱の奥行きが他のものより小さい)使用されている。図
示から明らかなように、下から2番目の収納箱30が引
き出された状態であるが、勿論、これは上下の他の収納
箱30と同じように、庫内21内に収納できる。図2
に、収納箱30の構造の詳細及びその取付状況を示して
いる。前面パネル31は、上部に取手31aを有し、一
対の可動レール33、34を介して後面パネル35に連
結されている。可動レール33は、フレーム部33a、
レール部33b及び転動ロール33cから実質的に構成
されている。可動レール34も同様である。可動レール
33、34のフレーム部33a、34aに、バスケット
状のラック37が固定されており、冷蔵物はこのラック
37の中に置かれる。
ているが、本発明による収納箱30が5個(最下の収納
箱の奥行きが他のものより小さい)使用されている。図
示から明らかなように、下から2番目の収納箱30が引
き出された状態であるが、勿論、これは上下の他の収納
箱30と同じように、庫内21内に収納できる。図2
に、収納箱30の構造の詳細及びその取付状況を示して
いる。前面パネル31は、上部に取手31aを有し、一
対の可動レール33、34を介して後面パネル35に連
結されている。可動レール33は、フレーム部33a、
レール部33b及び転動ロール33cから実質的に構成
されている。可動レール34も同様である。可動レール
33、34のフレーム部33a、34aに、バスケット
状のラック37が固定されており、冷蔵物はこのラック
37の中に置かれる。
【0010】冷蔵庫10の本体13の内側側壁(内箱)
13aには、可動レール34のレール部34bが挿入さ
れる固定レール13bが突設されている。水平に延びた
固定レール13bの前面側には、転動ローラ13cが設
けられ、レール部34bの下面に接してこれを支承す
る。転動ローラ13cに隣接して奥側にストッパ13d
が固設され、可動レール34のレール部34bの奥端に
当接する。可動レール33が嵌合する別の固定レール
(図示しない)が、対称の構造で相対する側壁に設けら
れている。
13aには、可動レール34のレール部34bが挿入さ
れる固定レール13bが突設されている。水平に延びた
固定レール13bの前面側には、転動ローラ13cが設
けられ、レール部34bの下面に接してこれを支承す
る。転動ローラ13cに隣接して奥側にストッパ13d
が固設され、可動レール34のレール部34bの奥端に
当接する。可動レール33が嵌合する別の固定レール
(図示しない)が、対称の構造で相対する側壁に設けら
れている。
【0011】前述のような構造の収納箱30は、図1か
ら容易に推量されるように、全部が非引出の状態におい
て、前面パネル31と後面パネル35の間に冷気の下降
通路を画成する。冷却ファン29によって駆動された冷
気は、前記下降通路内に位置するラック37の中及び周
囲を下方へ流れ、反転して仕切板23の奥を流れて冷却
器27へ戻る。更に、図示のように、引き出された収納
箱30の後面パネル35が、他の収納箱30の前面パネ
ル31の位置で止まる。このような状態でも、図示の矢
印のように、冷気は下降して流れ、仕切板23の奥を上
方へ流れる。図3に、前記実施例の一部を改変した例を
示すが、基本的構造は前記実施例と同じである。前記第
1の実施例と異なる部分は、仕切板23がないことで、
上側の4個の収納箱30の後面パネル35が並び、本体
13の奥壁と協働して冷気の上昇通路を画成する。この
ような状態では、庫内21の冷気は矢印の如く流れ、循
環する。扉19は、扉パッキン41を介して本体13の
前面に密着し、収納箱30が引き出されたとき、後面パ
ネル35が、他の収納箱30の前面パネル31の位置に
きて止まる。この場合、冷気の上昇通路の画成は、若干
不十分となるが、冷気の下降流が前面へ漏出することは
防止される。
ら容易に推量されるように、全部が非引出の状態におい
て、前面パネル31と後面パネル35の間に冷気の下降
通路を画成する。冷却ファン29によって駆動された冷
気は、前記下降通路内に位置するラック37の中及び周
囲を下方へ流れ、反転して仕切板23の奥を流れて冷却
器27へ戻る。更に、図示のように、引き出された収納
箱30の後面パネル35が、他の収納箱30の前面パネ
ル31の位置で止まる。このような状態でも、図示の矢
印のように、冷気は下降して流れ、仕切板23の奥を上
方へ流れる。図3に、前記実施例の一部を改変した例を
示すが、基本的構造は前記実施例と同じである。前記第
1の実施例と異なる部分は、仕切板23がないことで、
上側の4個の収納箱30の後面パネル35が並び、本体
13の奥壁と協働して冷気の上昇通路を画成する。この
ような状態では、庫内21の冷気は矢印の如く流れ、循
環する。扉19は、扉パッキン41を介して本体13の
前面に密着し、収納箱30が引き出されたとき、後面パ
ネル35が、他の収納箱30の前面パネル31の位置に
きて止まる。この場合、冷気の上昇通路の画成は、若干
不十分となるが、冷気の下降流が前面へ漏出することは
防止される。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、収納箱
が全て冷蔵庫の中に入れられて扉が閉じているときは、
収納箱の前面パネルと後面パネルが冷気の下降流を案内
し、ラックの内外を万偏なく流れ、冷蔵物を冷却する。
そして、収納箱の一つが引き出されたときは、その後面
パネルが、他の収納箱の前面パネルと協働して冷気の下
降流路の前側壁を画成し、冷気の流出(漏出)を防止す
ることができる。
が全て冷蔵庫の中に入れられて扉が閉じているときは、
収納箱の前面パネルと後面パネルが冷気の下降流を案内
し、ラックの内外を万偏なく流れ、冷蔵物を冷却する。
そして、収納箱の一つが引き出されたときは、その後面
パネルが、他の収納箱の前面パネルと協働して冷気の下
降流路の前側壁を画成し、冷気の流出(漏出)を防止す
ることができる。
【図1】 本発明の第1の実施例に係る冷蔵庫を一部断
面で示す全体立面図である。
面で示す全体立面図である。
【図2】 図1の冷蔵庫における収納箱構造を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図3】 上記第1の実施例の一部改変例を一部断面で
示す全体立面図である。
示す全体立面図である。
【図4】 従来の収納箱の1例を示す斜視図である。
【図5】 図4に示した収納箱の使用状態を断面で示す
立面図である。
立面図である。
【図6】 従来の収納箱の他の1例を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】 図6に示した収納箱の使用状態を示す立面図
である。
である。
【図8】 従来の収納箱の更に別の1例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】 従来の収納箱の更に他の1例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図10】 図8及び図9に示した従来の収納箱の使用
状態を示す立面図である。
状態を示す立面図である。
【図11】 従来の収納箱の更に別の変形例を示す斜視
図である。
図である。
【図12】 図11の収納箱の使用状態を示す立断面図
である。
である。
10は冷蔵庫、13は本体、13bは固定レール、30
は収納箱、31は前面パネル、33は可動レール、34
は可動レール、35は後面パネル、37はラック。
は収納箱、31は前面パネル、33は可動レール、34
は可動レール、35は後面パネル、37はラック。
Claims (1)
- 【請求項1】 前面を開口させて箱形に形成された本体
と、この本体の前記前面を開放可能に閉鎖する扉と、前
記本体内に引き出し可能に設けられた複数段の収納箱と
を備えた冷蔵庫において、 前記収納箱の各々は、垂直な前面パネル及び後面パネル
と、該両パネル間に架設された可動レールと、該可動レ
ールに支持されたラックとを備え、 前記収納箱が非引出状態にあるとき、庫内で上下に隣接
して整列する複数の前面パネル及び後面パネルの間には
冷気の下降通路が画定されると共に、庫内で上下に隣接
して整列する複数の後面パネルと前記本体奥壁との間に
は冷気の上昇通路が画定され、 前記収納箱の少なくとも1つを引き出したとき、その後
面パネルは、残りの収納箱の前面パネルと庫内で上下に
隣接して整列し下降通路の前側壁を形成するようにした
ことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30131992A JP2991874B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30131992A JP2991874B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06147746A JPH06147746A (ja) | 1994-05-27 |
JP2991874B2 true JP2991874B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=17895430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30131992A Expired - Fee Related JP2991874B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2991874B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100885410B1 (ko) | 2006-05-30 | 2009-02-25 | 엘지전자 주식회사 | 냉기 유출 방지장치를 갖는 냉장고 |
KR200450342Y1 (ko) * | 2009-11-04 | 2010-09-24 | 박길자 | 양념전용 냉장고 |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP30131992A patent/JP2991874B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06147746A (ja) | 1994-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4213309A (en) | Recreational vehicle multi-level cooler | |
JP2991874B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH08296957A (ja) | 冷蔵庫の引き出し構造 | |
JP3600579B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH07332837A (ja) | 冷気循環式オープンショーケース | |
JPH11325695A (ja) | 間接冷却式の冷蔵庫 | |
JP2003166781A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5809547B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP3467342B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH08247638A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3713464B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH0680389B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH1163806A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3583876B2 (ja) | 貯蔵庫のフリーザ容器 | |
JP3179671B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
KR100823295B1 (ko) | 직냉식 냉장고 | |
JPH06147747A (ja) | 冷蔵庫用収納箱 | |
JP3927361B2 (ja) | 貯蔵庫 | |
JP3179238B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH09145242A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPS62108980A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3332513B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPS604051Y2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH05240564A (ja) | 冷蔵庫の扉 | |
KR200158565Y1 (ko) | 냉장고 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |