JP2991855B2 - 飲食品用保存剤 - Google Patents
飲食品用保存剤Info
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- JP2991855B2 JP2991855B2 JP4075611A JP7561192A JP2991855B2 JP 2991855 B2 JP2991855 B2 JP 2991855B2 JP 4075611 A JP4075611 A JP 4075611A JP 7561192 A JP7561192 A JP 7561192A JP 2991855 B2 JP2991855 B2 JP 2991855B2
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飲食品用保存剤に関し、
更に詳しくは飲食品に添加することにより、安全に飲食
品の日持ちを向上させる保存剤に関する。
更に詳しくは飲食品に添加することにより、安全に飲食
品の日持ちを向上させる保存剤に関する。
【0002】
【従来の技術】飲食品用の保存料、日持ち向上剤として
は天然物、合成品共に用いられているが、近年合成品の
安全性に対する不安から天然物の使用量が増加する傾向
にある。天然由来の保存料、日持ち向上剤の例としては
エゴノキ抽出物、カワラヨモギ抽出物、ヒノキチオー
ル、ペクチン分解物、ホオノキ抽出物、レンギョウ抽出
物、柑橘種子抽出物等の植物成分や甲殻類の殻を原料と
するキトサン、あるいは魚類の精巣のプロタミン等が知
られているが、いずれも風味面や価格、力価の点で問題
があり広く使用されるには到っていない。ところで、我
国では古くより植物の抗菌性を経験的に食品の殺菌や日
持ち向上に利用してきており、握り飯の包装に筍の皮を
使うことや、たで酢等はその一例である。また、餅類を
植物の葉でくるむことも多いが(柏餅、桜餅、ちまき
等)、これも同様の理由によるものと思われる。実際、
植物成分の抗菌性に関する研究報告は多く、例えばコナ
ラ属植物だけを見てもコナラ( Quercus serrata Thun
b.)、クヌギ( Q. acutissima Carr.) 、ミズナラ( Q.
crispula )樹皮温水抽出物のトリコデルマ菌生育抑制
物質〔木材学会誌、第30巻、第244頁(198
4)〕、アカガシ( Q. acuta Thunb. )幹の抗菌成分
〔アグリカルチュラルアンド バイオロジカル ケミス
トリー( Agric. Biol. Chem. ) 、第55巻、第19頁
(1991)〕、クワ等の木本植物の枝表皮に含まれる
抗菌性物質〔蚕糸試験場報告、第27巻、第637頁
(1978)〕等に関する研究がなされている。しかし
ながら、柏( Q. dentata Thunb. )葉については、その
抗菌性に関する報告はなく、また、その抽出物の食品へ
の利用もなされていない。
は天然物、合成品共に用いられているが、近年合成品の
安全性に対する不安から天然物の使用量が増加する傾向
にある。天然由来の保存料、日持ち向上剤の例としては
エゴノキ抽出物、カワラヨモギ抽出物、ヒノキチオー
ル、ペクチン分解物、ホオノキ抽出物、レンギョウ抽出
物、柑橘種子抽出物等の植物成分や甲殻類の殻を原料と
するキトサン、あるいは魚類の精巣のプロタミン等が知
られているが、いずれも風味面や価格、力価の点で問題
があり広く使用されるには到っていない。ところで、我
国では古くより植物の抗菌性を経験的に食品の殺菌や日
持ち向上に利用してきており、握り飯の包装に筍の皮を
使うことや、たで酢等はその一例である。また、餅類を
植物の葉でくるむことも多いが(柏餅、桜餅、ちまき
等)、これも同様の理由によるものと思われる。実際、
植物成分の抗菌性に関する研究報告は多く、例えばコナ
ラ属植物だけを見てもコナラ( Quercus serrata Thun
b.)、クヌギ( Q. acutissima Carr.) 、ミズナラ( Q.
crispula )樹皮温水抽出物のトリコデルマ菌生育抑制
物質〔木材学会誌、第30巻、第244頁(198
4)〕、アカガシ( Q. acuta Thunb. )幹の抗菌成分
〔アグリカルチュラルアンド バイオロジカル ケミス
トリー( Agric. Biol. Chem. ) 、第55巻、第19頁
(1991)〕、クワ等の木本植物の枝表皮に含まれる
抗菌性物質〔蚕糸試験場報告、第27巻、第637頁
(1978)〕等に関する研究がなされている。しかし
ながら、柏( Q. dentata Thunb. )葉については、その
抗菌性に関する報告はなく、また、その抽出物の食品へ
の利用もなされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、安全性、
効果の両面から飲食品の保存性向上に好適な物質、方法
はいまだ開発されていないのが現状である。しかも、低
塩、低糖分食品への指向が高まっている今日では、安全
で効率よく安価な飲食品保存剤の開発が望まれている
が、その保存剤は当該飲食品の味、香りを損なうもので
あってはならないし、また飲食品製造工程上で保存の効
果が損なわれてはならない。本発明の目的は、これらの
条件を満たす新しい飲食品保存剤を提供することにあ
る。
効果の両面から飲食品の保存性向上に好適な物質、方法
はいまだ開発されていないのが現状である。しかも、低
塩、低糖分食品への指向が高まっている今日では、安全
で効率よく安価な飲食品保存剤の開発が望まれている
が、その保存剤は当該飲食品の味、香りを損なうもので
あってはならないし、また飲食品製造工程上で保存の効
果が損なわれてはならない。本発明の目的は、これらの
条件を満たす新しい飲食品保存剤を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すると、本
発明は飲食品の保存剤に関する発明であって、柏の葉よ
り水溶性有機溶媒で抽出して得られる物質を有効成分と
して含むことを特徴とする飲食品保存剤に関する。
発明は飲食品の保存剤に関する発明であって、柏の葉よ
り水溶性有機溶媒で抽出して得られる物質を有効成分と
して含むことを特徴とする飲食品保存剤に関する。
【0005】まず、本発明における柏の葉はブナ科コナ
ラ属に属する柏(Querucusdentata T
hunb.)の葉で、一般に柏餅に使用されているもの
である。柏葉は通常塩蔵保存されるが、該処理の有無が
本発明の抗菌性に影響を及ぼすことはないので塩蔵保存
の有無を問わない。
ラ属に属する柏(Querucusdentata T
hunb.)の葉で、一般に柏餅に使用されているもの
である。柏葉は通常塩蔵保存されるが、該処理の有無が
本発明の抗菌性に影響を及ぼすことはないので塩蔵保存
の有無を問わない。
【0006】次に、柏葉からの抗菌性物質の抽出に使用
する溶媒としては有機溶媒が望ましく、水抽出だけでは
不十分である。有機溶媒の中では水不溶性のものよりも
水溶性のものの方が本発明の抗菌性物質の抽出には優れ
ており、メタノール、エタノール、アセトン、プロピレ
ングリコール等が使用可能である。中でも、食品製造用
剤としての安全性、使いやすさからエタノールが好適で
ある。抽出時の溶剤濃度は高い方が抗菌性物質の抽出に
は優れており、通常20%以上が望ましい。しかし、溶
剤濃度に伴って葉緑素などの色素成分や香り成分も多量
に抽出されて、以降の精製操作が煩雑になる。また安全
面も考慮すると、溶剤濃度は40〜80%程度が好適で
ある。
する溶媒としては有機溶媒が望ましく、水抽出だけでは
不十分である。有機溶媒の中では水不溶性のものよりも
水溶性のものの方が本発明の抗菌性物質の抽出には優れ
ており、メタノール、エタノール、アセトン、プロピレ
ングリコール等が使用可能である。中でも、食品製造用
剤としての安全性、使いやすさからエタノールが好適で
ある。抽出時の溶剤濃度は高い方が抗菌性物質の抽出に
は優れており、通常20%以上が望ましい。しかし、溶
剤濃度に伴って葉緑素などの色素成分や香り成分も多量
に抽出されて、以降の精製操作が煩雑になる。また安全
面も考慮すると、溶剤濃度は40〜80%程度が好適で
ある。
【0007】抽出方法は特に限定されることはなく、柏
葉を必要に応じて細断後溶剤を加え、常法通り適宜かく
はんして抽出し圧搾ろ過などの方法で固液分離すればよ
い。また、抽出時間については適宜選択できるが、抽出
効率、操作性の点から10分間〜2時間程度が望まし
い。抽出温度については必要に応じて加温して良い。
葉を必要に応じて細断後溶剤を加え、常法通り適宜かく
はんして抽出し圧搾ろ過などの方法で固液分離すればよ
い。また、抽出時間については適宜選択できるが、抽出
効率、操作性の点から10分間〜2時間程度が望まし
い。抽出温度については必要に応じて加温して良い。
【0008】次に、得られた柏葉抽出物に必要に応じて
濃縮、脱色・脱臭、乾燥等の処理を施すことにより、柏
葉由来の抗菌性物質を含有した、飲食品用として使いや
すい形の保存剤が得られる。
濃縮、脱色・脱臭、乾燥等の処理を施すことにより、柏
葉由来の抗菌性物質を含有した、飲食品用として使いや
すい形の保存剤が得られる。
【0009】なお、本発明の飲食品用保存剤に他の飲食
品用保存料や日持ち向上剤、あるいは調味料などの食品
素材を共存させることは、本発明の本質を何等損なうも
のではない。
品用保存料や日持ち向上剤、あるいは調味料などの食品
素材を共存させることは、本発明の本質を何等損なうも
のではない。
【0010】
【実施例】以下に実施例を示すが本発明はこれらに限定
されるものではない。
されるものではない。
【0011】実施例1 柏葉1kg(約340枚)を水にて洗浄後細断し、これ
に0、25、50、75及び99.5v/v%エタノー
ル水溶液4リットルを加えて常温で30分間かくはん抽
出した。ろ紙(東洋ろ紙No.2)ろ過後45℃にてほ
ぼ乾固するまで減圧濃縮し、20v/v%エタノール水
溶液250mlに再溶解して、柏葉抽出物を得た。
に0、25、50、75及び99.5v/v%エタノー
ル水溶液4リットルを加えて常温で30分間かくはん抽
出した。ろ紙(東洋ろ紙No.2)ろ過後45℃にてほ
ぼ乾固するまで減圧濃縮し、20v/v%エタノール水
溶液250mlに再溶解して、柏葉抽出物を得た。
【0012】該抽出物をそれぞれプラスチックシャーレ
に2mlずつ入れ(対照;水2ml)、加温したブドウ
糖ブイヨン培地(グルコース1.0w/w%、ペプトン
0.5w/w%、肉エキス0.5w/w%、塩化ナトリ
ウム0.5w/w%、寒天1.5w/w%、pH7.
0)18mlを注加し、寒天が固まった後バチルス・ズ
ブチリスATCC6633、エシェリヒア・コリNIH
J、サッカロミセス・ルキシIFO0320、アスペル
ギルス・オリゼーIFO4206を一白金耳ずつ画線
し、30℃で培養した。48時間後の各菌の増殖状態を
表1に示す。
に2mlずつ入れ(対照;水2ml)、加温したブドウ
糖ブイヨン培地(グルコース1.0w/w%、ペプトン
0.5w/w%、肉エキス0.5w/w%、塩化ナトリ
ウム0.5w/w%、寒天1.5w/w%、pH7.
0)18mlを注加し、寒天が固まった後バチルス・ズ
ブチリスATCC6633、エシェリヒア・コリNIH
J、サッカロミセス・ルキシIFO0320、アスペル
ギルス・オリゼーIFO4206を一白金耳ずつ画線
し、30℃で培養した。48時間後の各菌の増殖状態を
表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】検定菌;B バチルス・ズブチリス、E
エシェリヒア・コリ、S サッカロミセス・ルキシ、A
アスペルギルス・オリゼー 増殖状況;(−) 増殖認められず 着色度;(−) 着色認められず (+) 増殖小 (抽出液)(+-) 着色微小 (++) 増殖中 (+) 着色小 (+++) 増殖大 (++) 着色中 (+++) 着色大
エシェリヒア・コリ、S サッカロミセス・ルキシ、A
アスペルギルス・オリゼー 増殖状況;(−) 増殖認められず 着色度;(−) 着色認められず (+) 増殖小 (抽出液)(+-) 着色微小 (++) 増殖中 (+) 着色小 (+++) 増殖大 (++) 着色中 (+++) 着色大
【0015】表1から明らかなように、本実施例の柏葉
抽出物、特に50v/v%以上のエタノール抽出物は、
カビには弱い抗菌作用しか示さなかったものの、グラム
陽性、陰性細菌及び酵母には強い増殖阻害作用を示し
た。
抽出物、特に50v/v%以上のエタノール抽出物は、
カビには弱い抗菌作用しか示さなかったものの、グラム
陽性、陰性細菌及び酵母には強い増殖阻害作用を示し
た。
【0016】次に、表1の75v/v%エタノール抽出
物10mlを濃縮乾固してエタノールを除去し、次いで
これに水10mlを添加してよく懸濁した。これを炊飯
米に1v/w%添加して30℃に放置し経時変化を見た
ところ、該抽出物を添加しなかったものが24時間後に
はネト、異臭を発生したのに対し、添加したものは48
時間後も変化が認められなかった。
物10mlを濃縮乾固してエタノールを除去し、次いで
これに水10mlを添加してよく懸濁した。これを炊飯
米に1v/w%添加して30℃に放置し経時変化を見た
ところ、該抽出物を添加しなかったものが24時間後に
はネト、異臭を発生したのに対し、添加したものは48
時間後も変化が認められなかった。
【0017】実施例2 実施例1と同じ柏葉1kgに99.6%メタノール、9
9.0%アセトン、及び99.5%酢酸エチルをそれぞ
れ4リットル添加し、常温で30分間かくはん抽出し
た。各抽出液に直径8mmのペーパーディスク〔アドバ
ンテック東洋(株)〕を浸し、室温で風乾した。一方、
実施例1と同じ加温されたブドウ糖ブイヨン培地を20
mlずつプラスチックシャーレに入れて固め、その上に
実施例1と同じ試験菌(アスペルギルス・オリゼーは胞
子)を103 個/ml含む加温されたブドウ糖ブイヨン
培地4mlを、1菌株につき1枚ずつ重層して固めた。
この上に上記ペーパーディスクをのせ、30℃で培養し
た。培養48時間後の各抽出物の阻止円形成状況を表2
に示す。その結果、表2のように、いずれの抽出物も強
い抗菌作用を示した。
9.0%アセトン、及び99.5%酢酸エチルをそれぞ
れ4リットル添加し、常温で30分間かくはん抽出し
た。各抽出液に直径8mmのペーパーディスク〔アドバ
ンテック東洋(株)〕を浸し、室温で風乾した。一方、
実施例1と同じ加温されたブドウ糖ブイヨン培地を20
mlずつプラスチックシャーレに入れて固め、その上に
実施例1と同じ試験菌(アスペルギルス・オリゼーは胞
子)を103 個/ml含む加温されたブドウ糖ブイヨン
培地4mlを、1菌株につき1枚ずつ重層して固めた。
この上に上記ペーパーディスクをのせ、30℃で培養し
た。培養48時間後の各抽出物の阻止円形成状況を表2
に示す。その結果、表2のように、いずれの抽出物も強
い抗菌作用を示した。
【0018】
【表2】
【0019】 阻止円形成状況;(−) 阻止円形成せず (+) 阻止円僅かに形成(円形ろ紙縁からの阻止帯
1mm以下) (++) 阻止円形成中(同1〜2mm) (+++)阻止円形成大(同2mm以上)
1mm以下) (++) 阻止円形成中(同1〜2mm) (+++)阻止円形成大(同2mm以上)
【0020】実施例3 塩蔵保存した柏葉5kg(約1300枚)に60v/v
%エタノール10リットルを加えてホモジナイザーで処
理し、更に60v/v%エタノール10リットルを加え
て1時間かくはん抽出した。実施例1と同様の方法でろ
過し、引続き50℃で1リットルまで濃縮してエタノー
ルを除去した。このものに、賦形剤としてマルトデキス
トリン〔パインデックス#1;松谷化学工業(株)〕2
00gを加え、モービルマイナー型スプレードライヤー
(ニロアトマイザー社)を使用し、入口温度140℃、
出口温度75℃で噴霧乾燥して柏葉の抗菌性物質を含有
する粉末320gを得た。
%エタノール10リットルを加えてホモジナイザーで処
理し、更に60v/v%エタノール10リットルを加え
て1時間かくはん抽出した。実施例1と同様の方法でろ
過し、引続き50℃で1リットルまで濃縮してエタノー
ルを除去した。このものに、賦形剤としてマルトデキス
トリン〔パインデックス#1;松谷化学工業(株)〕2
00gを加え、モービルマイナー型スプレードライヤー
(ニロアトマイザー社)を使用し、入口温度140℃、
出口温度75℃で噴霧乾燥して柏葉の抗菌性物質を含有
する粉末320gを得た。
【0021】
【発明の効果】以上のように、柏葉の水溶性有機溶媒抽
出物を飲食品に添加することによって、安全にしかも風
味を損なうことなく食品の日持ちを向上させることがで
きる。また、この抽出物は比較的安価であるので、本発
明は実用上極めて有効な飲食品の保存剤であるといえ
る。
出物を飲食品に添加することによって、安全にしかも風
味を損なうことなく食品の日持ちを向上させることがで
きる。また、この抽出物は比較的安価であるので、本発
明は実用上極めて有効な飲食品の保存剤であるといえ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 柏の葉より水溶性有機溶媒で抽出して得
られる物質を有効成分として含むことを特徴とする飲食
品用保存剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4075611A JP2991855B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 飲食品用保存剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4075611A JP2991855B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 飲食品用保存剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614755A JPH0614755A (ja) | 1994-01-25 |
JP2991855B2 true JP2991855B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=13581184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4075611A Expired - Fee Related JP2991855B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 飲食品用保存剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2991855B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017072253A1 (en) * | 2015-10-28 | 2017-05-04 | Indena S.P.A. | Compositions and their use in food preservation |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2748210A1 (fr) * | 1996-05-03 | 1997-11-07 | Haitai Confectionery Co Ltd | Agent desodorisant contenant des extraits de plantes en tant qu'ingredient actif |
JP5864162B2 (ja) * | 2011-08-24 | 2016-02-17 | ライフデザイン株式会社 | 筍の皮抽出物の製造方法、メラニン合成阻害剤の製造方法、及び美白剤の製造方法 |
JP2013063989A (ja) * | 2012-11-07 | 2013-04-11 | Katsuyama Technos:Kk | 抗菌性部材 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP4075611A patent/JP2991855B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017072253A1 (en) * | 2015-10-28 | 2017-05-04 | Indena S.P.A. | Compositions and their use in food preservation |
RU2730024C2 (ru) * | 2015-10-28 | 2020-08-14 | Индена С.П.А. | Композиции и их применение для консервирования пищевых продуктов |
AU2016344747B2 (en) * | 2015-10-28 | 2020-12-10 | Indena S.P.A. | Compositions and their use in food preservation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614755A (ja) | 1994-01-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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