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JP2959506B2 - マルチチップモジュールの冷却構造 - Google Patents

マルチチップモジュールの冷却構造

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JP2959506B2
JP2959506B2 JP9020574A JP2057497A JP2959506B2 JP 2959506 B2 JP2959506 B2 JP 2959506B2 JP 9020574 A JP9020574 A JP 9020574A JP 2057497 A JP2057497 A JP 2057497A JP 2959506 B2 JP2959506 B2 JP 2959506B2
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chip module
bottom plate
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screw
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和彦 梅澤
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチチップモジ
ュールの冷却構造に関し、特に、消費電力がより大きい
マイクロプロセッサやキャッシュメモリ素子が搭載され
たマルチチップモジュールの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のマイクロプロセッサと複数
のキャッシュメモリ素子が配線基板に搭載されたマルチ
チップモジュールでは、マイクロプロセッサ、キャッシ
ュメモリ用素子の消費電力が比較的小さかったため、マ
イクロプロセッサにのみ一般的なプレート型フィンある
いはピン型フィンを有するヒートシンクが取り付けら
れ、装置内部に設けられた冷却ファンにより強制空冷さ
れていた。
【0003】しかしながら、半導体集積回路技術の発達
によりマイクロプロセッサが高集積化、高速化し、消費
電力も増大するにつれて、上述のような一般的なヒート
シンクが取り付けられただけの強制空冷では冷却性能が
不足してしまうという問題がある。
【0004】この問題を解決するため、「1996年9
月、日経バイト、No.155 第150頁から第15
1頁」には、小形の冷却ファンをヒートシンク上に直接
取り付け、ヒートシンクの底板に向かって風を吹き付け
て冷却するファン付ヒートシンクが開示されている。
【0005】図5を参照すると、上記ファン付ヒートシ
ンクが適用されたマルチチップモジュールは、マルチチ
ップモジュール18とファン付きヒートシンク22とか
ら構成されている。
【0006】マルチチップモジュール18は、配線基板
19と、配線基板19上に搭載されたマイクロプロセッ
サ20と、複数のキャッシュメモリ用素子21とで構成
される。マルチチップモジュール18のマイクロプロセ
ッサ20の上部にファン付ヒートシンク22が取り付け
られている。
【0007】ファン付ヒートシンク22はヒートシンク
23と冷却ファン24とからなり、冷却ファン24が回
転することによって生じた空気の流れはヒートシンク2
3の底面に衝突した後、ヒートシンク23の周囲へと流
れ出る。マイクロプロセッサ20で発生しヒートシンク
23へと伝わった熱は冷却ファン24により生じる空気
の流れにより冷却される。一方、キャッシュメモリ用素
子21で発生した熱は自然対流により冷却されるかまた
はマルチチップモジュール1を使用する装置内に別に設
けられた冷却ファン(図示しない)により強制空冷され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
マイクロプロセッサの消費電力増加に応じてファン付ヒ
ートシンクを大型化しようとすると、マルチチップモジ
ュール上のキャッシュメモリ用素子の上を覆ってしまう
ようになり、その結果、キャッシュメモリ用素子上の空
気の流れを妨げて該キャッシュメモリ用素子の放熱性を
悪化させてしまう。 さらに、マイクロプロセッサを高
速化するとキャッシュメモリ用素子をも高速化する必要
があるため、マイクロプロセッサの消費電力が増大する
につれてキャッシュメモリ用素子の消費電力も同様に増
大する。したがって、上述のようにヒートシンクを大型
化することはキャッシュメモリ素子の冷却性をますます
悪くしてしまうという問題がある。
【0009】一方、マルチチップモジュールを使用する
装置内に設けられたファンによって該装置内の風速を上
げてキャッシュメモリ用素子を冷却しようとすると、冷
却ファンによって装置の騒音が増大してしまうという問
題がある。
【0010】このように、上述の従来技術では、マイク
ロプロセッサおよびキャッシュメモリ用素子の消費電力
の増加に対応できないという問題がある。
【0011】本発明の目的は、マルチチップモジュール
に設けられたマイクロプロセッサおよびキャッシュメモ
リ用素子の消費電力の増加に対応できるマルチチップモ
ジュールの冷却構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のマルチチップモジュールの冷却構造は、マル
チチップモジュールと、このマルチチップモジュールの
上部に設けられたヒートシンクと、このヒートシンクの
上部に設けられた冷却ファンと、前記ヒートシンクの底
板に設けられた開口とを含む。
【0013】また、本発明の他のマルチチップモジュー
ルの冷却構造は、前記開口は前記ヒートシンクの底板の
周辺部に設けられていることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の他のマルチチップモジュ
ールの冷却構造は、第1の半導体集積回路装置および第
2の半導体集積回路装置が搭載されたマルチチップモジ
ュールと、前記第1の半導体集積回路装置の上面に対向
する第1の領域と前記第2の半導体集積回路装置の上面
に対向する第2の領域とを有し該第2の領域に開口が設
けられた底板および該底板に設けられたフィンを有する
ヒートシンクと、このヒートシンクの上部に設けられた
放熱ファンとを含む。
【0015】また、本発明の他のマルチチップモジュー
ルの冷却構造は、前記第2の領域は前記第2の半導体集
積回路装置の上面の一部と対向していることを特徴とす
る。
【0016】さらに、本発明の他のマルチチップモジュ
ールの冷却構造は、前記開口はスリットであることを特
徴とする。
【0017】また、本発明の他のマルチチップモジュー
ルの冷却構造は、前記開口は丸穴であることを特徴とす
る。
【0018】さらに、本発明の他のマルチチップモジュ
ールの冷却構造は、前記冷却ファンの直径が前記ヒート
シンクの底板の外形の一辺の長さと同一または類似の長
さであることを特徴とする。
【0019】また、本発明の他のマルチチップモジュー
ルの冷却構造は、前記ヒートシンクは前記第1の半導体
集積回路装置の上面に当接されていることを特徴とす
る。
【0020】さらに、本発明の他のマルチチップモジュ
ールの冷却構造は、マイクロプロセッサが搭載されたソ
ケットと、このソケットが搭載される配線基板と、この
配線基板の下面に設けられた押さえ板と、前記ソケット
と前記配線基板と前記押さえ板とを貫通するネジと、前
記ヒートシンクの底板に設けられ前記ネジを係合するネ
ジ穴とを含む。
【0021】また、本発明の他のマルチチップモジュー
ルの冷却構造は、前記ヒートシンクを配線基板に取り付
ける取付部材と、この取付部材と前記ヒートシンクとの
間に設けられたバネとを含むことを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の他のマルチチップモジュ
ールの冷却構造は、かぎ型を呈し一端が前記配線基板に
接続されるとともに他端が前記ヒートシンクの底板の上
部に配置された取付部材と、前記取付部材の前記他端に
嵌合するネジと、前記取付部材の前記他端と前記ヒート
シンクの底板との間に設けられ前記ネジによって貫通さ
れたバネと、前記ヒートシンクの底板に設けられ前記ネ
ジを係合するネジ穴とを含むことを特徴とする。
【0023】また、本発明の他のマルチチップモジュー
ルの冷却構造は、配線基板の四隅に設けられ前記取付部
材の前記一端が接続される接続部を含む。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明のマルチチップモジュ
ールの冷却構造の実施の形態について図面を参照して詳
細に説明する。
【0025】図1を参照すると、本発明のマルチチップ
モジュールの冷却構造の第一の実施の形態は、マルチチ
ップモジュール1と、マルチチップモジュール1の上部
に設けられたファン付ヒートシンク6と、ヒートシンク
の底部に設けられた開口12とを含む。
【0026】マルチチップモジュール1は、配線基板2
と、配線基板2に設けられたマイクロプロセッサ3と、
配線基板2上のマイクロプロセッサ3の周囲に少なくと
も1つ配置されたキャッシュメモリ用素子4とから構成
される。
【0027】マイクロプロセッサ3は、セラミックある
いはプラスチックの基板に入出力ピン(図示していな
い)を格子状に配置したピングリッドアレイと呼ばれる
ケースに収められている。マイクロプロセッサ3はソケ
ット5によって配線基板2に取り付けられている。ソケ
ット5はマイクロプロセッサ3が収納されたケースの入
出力ピンと配線基板2とを電気的に接続するとともにマ
イクロプロセッサ3の取り付けや取り外しを容易にす
る。
【0028】ファン付ヒートシンク6は、マイクロプロ
セッサ3と熱的に結合された底板7と、底板7上に複数
設けられたピン型のフィン8と、フィン8の上部を覆う
ように設けられた冷却ファン9とから構成される。ファ
ン付ヒートシンク6の大きさはマイクロプロセッサ3の
外形よりも大きく、少なくともキャッシュメモリ素子4
の上部を覆うように張り出している。
【0029】図2を参照すると、ファン付ヒートシンク
6の底板7は、キャッシュメモリ用素子4と対向する部
分にスリット状の開口12が複数形成されている。
【0030】再び図1を参照すると、ファン付ヒートシ
ンク6の底板7およびフィン8は金型により一体に成形
されている。底板7およびフィン8の材質はアルミニウ
ムである。開口12は金型成形時に形成される。
【0031】冷却ファン9は軸部と羽根とからなり、こ
れらをあわせた直径が底板7の一辺の長さと同一または
類似の長さを有している。すなわち、冷却ファン9は底
板7の全面に風をあてるよう構成されている。冷却ファ
ン9の軸部内には図示していないモータが設けられてお
り、冷却ファン9は該モータに駆動されて回転し空気の
流れを発生させる。
【0032】次に、本発明のファン付ヒートシンクの取
付構造について説明する。
【0033】図1を参照すると、ファン付ヒートシンク
6の取付構造は、ネジ10、押さえ板11および底板7
に設けられた雌ネジから構成される。
【0034】ネジ10は、押さえ板11、配線基板2お
よびソケット5を貫通してファン付ヒートシンク6の底
板7に形成した雌ネジ(図示しない)に締結されてファ
ン付ヒートシンク6をマルチチップモジュール1に固定
する。
【0035】押さえ板11は、ファン付ヒートシンク6
をマルチチップモジュール1に取り付けたときに配線基
板2がネジ10の締め付け力により反ることを防止する
目的で設けられる。
【0036】次に本発明の第一の実施の形態の動作につ
いて図面を参照して説明する。
【0037】冷却ファン9が回転すると図中太い矢線A
およびBに示されるようにファン付ヒートシンク6内に
空気の流れが起こる。冷却ファン9からの空気の流れの
大部分は矢印Aで示されるように底板7に衝突して方向
を変え、フィン8の間を通ってファン付ヒートシンク6
の側面から外部へ出る。
【0038】空気の流れの残りの部分は矢印Bで示され
るように開口12を通過してキャッシュメモリ用素子4
に衝突し、配線基板2とファン付ヒートシンク6との間
隙を通ってマルチチップモジュール1の周囲へ流れ出
す。
【0039】マイクロプロセッサ3で発生した熱は底板
7およびフィン8に伝わっており、底板7に衝突しフィ
ン8の間を通ってファン付ヒートシンク6の側面から外
部へ出る空気の流れAによって冷却される。一方、キャ
ッシュメモリ用素子4で発生する熱は、開口12を通っ
てキャッシュメモリ用素子4に直接衝突して流れ出す空
気の流れBによって冷却される。
【0040】このように、本実施の形態では、ファン付
ヒートシンク6の底部7に開口12を設けたため、冷却
ファン9によって発生される空気の流れの一部によりキ
ャッシュメモリ用素子4をも冷却することができ、この
結果、マイクロプロセッサ3の消費電力の増大に対応し
てファン付ヒートシンク6が大型化し、マルチチップモ
ジュール1上のキャッシュメモリ用素子4を覆ってしま
っても、キャッシュメモリ用素子4を効率よく冷却でき
る。
【0041】次に、本発明の第二の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。この第二の実施の
形態の特徴はファン付ヒートシンク6が取付金具および
バネによって配線基板に取り付けられている点ににあ
る。他の構成は第一の実施の形態と同様である。
【0042】図3を参照すると、マイクロプロセッサ1
がソケットを用いずケースのピンを直接配線基板2には
んだ付けされて接合されいるため、ファン付ヒートシン
ク6をマルチチップモジュール1に固着する手段として
ソケットを用いることができない。そこで、配線基板2
の外周部に取付金具12をネジ13およびナット14に
より取り付ける。
【0043】取付金具12はかぎ型を呈し、一端が配線
基板に接続される。取付金具12の他端には取付穴(図
示しない)が設けられており、ファン付ヒートシンク6
の底板7の上部に配置されている。
【0044】ファン付ヒートシンク6の底板7はフィン
形成部から周囲に伸長してあり、その外周部(ここでは
四隅)には貫通しためネジ(図示しない)が切ってあ
る。取付金具12の上記取付穴から取付ネジ15を通
し、取付ネジ15にばね16を貫通して底板7のめネジ
にかん合させることによりファン付ヒートシンク6をマ
ルチチップモジュール1に取り付ける。
【0045】スチフナ17はファン付ヒートシンク6を
マルチチップモジュール1に取り付けたときに配線基板
2が取付ネジ16の締め付け力およびばね17の力によ
り反ることを防止する目的で設けたものである。
【0046】図4を参照すると、本実施の形態では、配
線基板2の四隅にネジ13およびナット14が取り付け
られる。
【0047】このように、本実施の形態では、取付金具
12がマルチチップモジュールの配線基板2の外周部に
取り付けられるため、配線基板2のパターン配線の収容
性にほとんど影響しない。また、取付ネジ16を締め付
けることによりばね17のたわみ量を変化させることが
できるため、ファン付ヒートシンク6をマイクロプロセ
ッサ3に押し付ける力を調整することができる。
【0048】上記実施の形態では、ファン付ヒートシン
ク6の底板7のキャッシュメモリ用素子4と対向する部
分にスリット状の開口を設ける構成としたが、これに限
定されず、種々の形状のものを用いることができる。例
えば、複数の丸穴を形成してもよい。より具体的には、
複数の丸穴を所定の間隔に並べたものを上記スリット状
の開口と同様な位置に設ける。このとき、ヒートシンク
が成形された後であっても、ドリル等により該丸穴を窮
孔させることができるため、製造がより容易になるとい
う効果がある。
【0049】また、上記実施の形態では、マルチチップ
モジュールにマイクロプロセッサ3が1つ設けられてい
る場合について説明したが、本発明はマイクロプロセッ
サ3が複数設けられている場合にも適用できる。このと
き、複数のマイクロプロセッサの各々にファン付ヒート
シンクを1つ設けてもよいし、複数のマイクロプロセッ
サにファン付ヒートシンクを1つ設けてもよい。
【0050】さらに、上記実施の形態においては、ファ
ン付ヒートシンク6の底板7およびフィン8は金型によ
り一体に成形されるものとしたが、底板7とフィン8と
を別々に製造し底板7上にフィン8を立設させてもよ
い。また、開口12は金型成形時に形成するのではな
く、底板7を加工して形成させてもよい。
【0051】また、上記実施の形態においては、マイク
ロプロセッサ3をピングリッドアレイに収納する構成と
したが、これに限定されず、ピングリッドアレイ以外の
ケース、すなわち、ボールグリッドアレイ(BGA)や
チップサイズパッケージ(CSP)に収納させるように
しても良い。
【0052】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よると、マイクロプロセッサ上に取り付けるファン付ヒ
ートシンクのヒートシンク底板のキャッシュメモリ素子
に対向した部分に開口を設けているため、冷却ファンの
回転によって生じる空気の流れをマイクロプロセッサ用
のものとキャッシュメモリ素子用のものとに分割させる
ことができる。すなわち、マイクロプロセッサで発生し
底板およびフィンに伝達された熱は、ヒートシンクの底
板に衝突して方向を変えフィンの間を通ってファン付ヒ
ートシンクの側面から外部へ出る風によって冷却され
る。キャッシュメモリ素子で発生した熱は、ヒートシン
ク底板の開口を通過してキャッシュメモリ用素子に衝突
し、配線基板とファン付ヒートシンクとの間隙を通って
マルチチップモジュールの周囲へ流れ出す風によって冷
却される。このため、マイクロプロセッサの消費電力増
加に応じてファン付ヒートシンクが大型化することによ
りキャッシュメモリ用素子が覆われてしまっても、キャ
ッシュメモリ用素子を効率よく冷却することができると
いう効果がある。
【0053】また、本発明は、取付ネジを締め付けるこ
とによりばねのたわみ量を変化させることができるた
め、ファン付ヒートシンクをマルチチップモジュール上
のマイクロプロセッサに押し付ける力を調整することが
できるという効果がある。
【0054】さらに、取付金具が配線基板の周辺部に取
り付けるよう構成されたため、ファン付ヒートシンクの
取り付けのために配線基板の配線パターンが収容される
領域を削減せずにすむという効果も本発明にはある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の断面図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態の底板を示す図であ
る。
【図3】本発明の第二の実施の形態の断面図である。
【図4】本発明の第の実施の形態の上面図である。
【図5】従来技術を示す断面図である。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体集積回路装置および第2の
    半導体集積回路装置が搭載されたマルチチップモジュー
    ルと、 前記第1の半導体集積回路装置の上面に対向する第1の
    領域と前記第2の半導体集積回路装置の上面に対向する
    第2の領域とを有し該第2の領域に開口が設けられた底
    板および該底板に設けられたフィンを有するヒートシン
    クと、 このヒートシンクの上部に設けられた放熱ファンとを含
    むことを特徴とするマルチチップモジュールの冷却構
    造。
  2. 【請求項2】 前記第2の領域は前記第2の半導体集積
    回路装置の上面の一部と対向していることを特徴とする
    請求項記載のマルチチップモジュールの冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記開口はスリットであることを特徴と
    する請求項記載のマルチチップモジュールの冷却構
    造。
  4. 【請求項4】 前記開口は丸穴であることを特徴とする
    請求項記載のマルチチップモジュールの冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記冷却ファンの直径が前記ヒートシン
    クの底板の外形の一辺の長さと同一または類似の長さで
    あることを特徴とする請求項記載のマルチチップモジ
    ュールの冷却構造。
  6. 【請求項6】 マルチチップモジュールと、 このマルチチップモジュールの上部に設けられたヒート
    シンクと、 このヒートシンクの上部に設けられた冷却ファンと、 前記ヒートシンクの底板に設けられた開口と マイクロプロセッサが搭載されたソケットと、 このソケットが搭載される配線基板と、 この配線基板の下面に設けられた押さえ板と、 前記ソケットと前記配線基板と前記押さえ板とを貫通す
    るネジと、 前記ヒートシンクの底板に設けられ前記ネジを係合する
    ネジ穴とを含むことを特徴とするマルチチップモジュー
    ルの冷却構造。
  7. 【請求項7】 マイクロプロセッサが搭載されたソケッ
    トと、 このソケットが搭載される配線基板と、 この配線基板の下面に設けられた押さえ板と、 前記ソケットと前記配線基板と前記押さえ板とを貫通す
    るネジと、 前記ヒートシンクの底板に設けられ前記ネジを係合する
    ネジ穴とを含むことを特徴とする請求項記載のマルチ
    チップモジュールの冷却構造。
  8. 【請求項8】 マルチチップモジュールと、 このマルチチップモジュールの上部に設けられたヒート
    シンクと、 このヒートシンクの上部に設けられた冷却ファンと、 前記ヒートシンクの底板に設けられた開口と 前記ヒートシンクを配線基板に取り付ける取付部材と、 この取付部材と前記ヒートシンクとの間に設けられたバ
    ネとを含むことを特徴とするマルチチップモジュールの
    冷却構造。
  9. 【請求項9】 前記ヒートシンクを配線基板に取り付け
    る取付部材と、 この取付部材と前記ヒートシンクとの間に設けられたバ
    ネとを含むことを特徴とする請求項記載のマルチチッ
    プモジュールの冷却構造。
  10. 【請求項10】 マルチチップモジュールと、 このマルチチップモジュールの上部に設けられたヒート
    シンクと、 このヒートシンクの上部に設けられた冷却ファンと、 前記ヒートシンクの底板に設けられた開口と かぎ型を呈し一端が前記配線基板に接続されるとともに
    他端が前記ヒートシンクの底板の上部に配置された取付
    部材と、 前記取付部材の前記他端に嵌合するネジと、 前記取付部材の前記他端と前記ヒートシンクの底板との
    間に設けられ前記ネジによって貫通されたバネと、 前記ヒートシンクの底板に設けられ前記ネジを係合する
    ネジ穴とを含むことを特徴とするマルチチップモジュー
    ルの冷却構造。
  11. 【請求項11】 かぎ型を呈し一端が前記配線基板に接
    続されるとともに他端が前記ヒートシンクの底板の上部
    に配置された取付部材と、 前記取付部材の前記他端に嵌合するネジと、 前記取付部材の前記他端と前記ヒートシンクの底板との
    間に設けられ前記ネジによって貫通されたバネと、 前記ヒートシンクの底板に設けられ前記ネジを係合する
    ネジ穴とを含むことを特徴とする請求項記載のマルチ
    チップモジュールの冷却構造。
  12. 【請求項12】 配線基板の四隅に設けられ前記取付部
    材の前記一端が接続される接続部を含むことを特徴とす
    る請求項10または11記載のマルチチップモジュール
    の冷却構造。
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