JP2824648B2 - 工作機械の主軸同期運転制御装置及びその方法 - Google Patents
工作機械の主軸同期運転制御装置及びその方法Info
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P5/00—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2つの主軸を有する工作機械の主軸同期運
転制御装置及び同工作機械の主軸同期運転制御方法に関
する。
転制御装置及び同工作機械の主軸同期運転制御方法に関
する。
(従来の技術) 従来からマルチスピンドルヘッドユニットの工作機械
は、ワークの加工に際してより短いピースタイムを実現
するものとして、広く使用されている。これは、例えば
NC旋盤に見られるように、刃物台毎に2本またはそれ以
上の主軸を設け、それぞれを独立の主軸モータで制御
し、ワークの取付け、取外し時間の短縮を図るものであ
ったり、あるいは、異なる性能の主軸モータによりワー
ク加工の融通性を高めている。
は、ワークの加工に際してより短いピースタイムを実現
するものとして、広く使用されている。これは、例えば
NC旋盤に見られるように、刃物台毎に2本またはそれ以
上の主軸を設け、それぞれを独立の主軸モータで制御
し、ワークの取付け、取外し時間の短縮を図るものであ
ったり、あるいは、異なる性能の主軸モータによりワー
ク加工の融通性を高めている。
この種のマルチスピンドルヘッドを有する工作機械
は、通常複数のスピンドルヘッドに対して数値制御装置
からそれぞれ独立に速度指令なり、位置制御指令が加え
られ、それぞれ独自に指令された運転が行われている。
このようなそれぞれ独立な加工動作が行われている途中
において、例えば、一方のスピンドルヘッドのチャック
に挟持されている丸棒に対する一連の切削加工が終了し
た後、その丸棒を別のスピンドルヘッドに移し替えて、
その丸棒に対して別な切削加工を行おうとするような場
合がある。
は、通常複数のスピンドルヘッドに対して数値制御装置
からそれぞれ独立に速度指令なり、位置制御指令が加え
られ、それぞれ独自に指令された運転が行われている。
このようなそれぞれ独立な加工動作が行われている途中
において、例えば、一方のスピンドルヘッドのチャック
に挟持されている丸棒に対する一連の切削加工が終了し
た後、その丸棒を別のスピンドルヘッドに移し替えて、
その丸棒に対して別な切削加工を行おうとするような場
合がある。
こうした複数の主軸でのワークの掴み換えに際して
は、それぞれの主軸モータに同じ速度指令を与えて、速
度が一致した時点で回転した状態にあるワークを停止す
ることなく、次の加工に移るようにしている。
は、それぞれの主軸モータに同じ速度指令を与えて、速
度が一致した時点で回転した状態にあるワークを停止す
ることなく、次の加工に移るようにしている。
このような従来の2主軸を同軸上に対向して配置し、
刃物台はどちらの主軸にあるワークに対しても加工がで
きる工作機械では、つかみ換えるときの両主軸速度が確
実に一致している必要がある。そうしないと、ワークが
チェックによって傷つけられたり、あるいは変形するお
それがあるからである。しかし、主軸モータが異なれ
ば、完全に回転速度を一致させることは困難であり、ま
た、負荷によって、同じ速度指令であっても回転速度が
変動するという問題があった。
刃物台はどちらの主軸にあるワークに対しても加工がで
きる工作機械では、つかみ換えるときの両主軸速度が確
実に一致している必要がある。そうしないと、ワークが
チェックによって傷つけられたり、あるいは変形するお
それがあるからである。しかし、主軸モータが異なれ
ば、完全に回転速度を一致させることは困難であり、ま
た、負荷によって、同じ速度指令であっても回転速度が
変動するという問題があった。
そこで、発明者らは2つの主軸を有する工作機械の第
1主軸と第2主軸の速度偏差信号を第2主軸の速度指令
に加算し、第2主軸の速度指令を修正するようにした発
明をなし、これは既に出願されている(特願昭63−5576
5号)。
1主軸と第2主軸の速度偏差信号を第2主軸の速度指令
に加算し、第2主軸の速度指令を修正するようにした発
明をなし、これは既に出願されている(特願昭63−5576
5号)。
(発明が解決しようとする課題) この場合には、主軸に同じ速度指令を与え、一方の主
軸をトルク制限することにより、同期運転している。し
かし、こうした方式のものでは、速度指令がアナログ信
号であれば主軸間にオフセットが生じたり、また、速度
フィードバッキ信号の誤差等により、一旦同期したあと
に回転数がずれるおそれがある。このため、第1、第2
の主軸で同じワークを同時に掴んだ状態で切削加工を行
なう際には、更に同期の精度を高める必要が生じる。つ
まり、同期ずれが生じた場合に、ワークに無理な力が加
わって、精度良い加工ができなくなるという問題があっ
た。
軸をトルク制限することにより、同期運転している。し
かし、こうした方式のものでは、速度指令がアナログ信
号であれば主軸間にオフセットが生じたり、また、速度
フィードバッキ信号の誤差等により、一旦同期したあと
に回転数がずれるおそれがある。このため、第1、第2
の主軸で同じワークを同時に掴んだ状態で切削加工を行
なう際には、更に同期の精度を高める必要が生じる。つ
まり、同期ずれが生じた場合に、ワークに無理な力が加
わって、精度良い加工ができなくなるという問題があっ
た。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、NC装置からディジタル信号として速度指令を与え
て、主軸間の回転数のずれを解消できるようにした工作
機械の主軸同期運転制御装置及びその方法を提供するこ
とを目的としている。
で、NC装置からディジタル信号として速度指令を与え
て、主軸間の回転数のずれを解消できるようにした工作
機械の主軸同期運転制御装置及びその方法を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、2つの主軸をそれぞれ独立に駆動す
る主軸モータを、速度制御部と位置制御部とを含む制御
回路によりそれぞれ制御する場合に、これら2つの主軸
を同期運転制御するための主軸の同期運転制御装置にお
いて、速度制御と位置制御の切り替え運転が自在な第1
の主軸と、速度制御と位置制御の切り替え運転が自在な
第2の主軸と、上記2つの主軸がそれぞれ独立に運転さ
れるモードでは、夫々の主軸に印加される速度指令信号
にて運転され、上記2つの主軸が同期して運転されるモ
ードでは、同一の位置指令信号にて2つの主軸が同期運
転されるように切り替える制御手段と、を具備してなる
ことを特徴とする主軸の同期運転制御装置及びディジタ
ル値の速度指令により速度制御される第1,第2の主軸を
備えた主軸の同期運転制御方法において、前記第1,第2
の主軸により切削加工されるワークを同時に掴んだ際に
同期運転モード指令を供給するステップと、前記同期運
転モード指令により設定されたモードで各主軸の制御回
路への速度指令を主軸の位置指令信号として入力するス
テップと、この位置指令信号に基づいて前記各主軸の制
御回路により位置制御を行い両主軸を同期回転制御する
ステップと、前記第1,第2の主軸を独立に運転する際に
夫々の主軸の制御回路へそれぞれ速度指令信号を入力す
るステップと、これら速度指令信号に基づいて各主軸の
制御回路により速度制御を行なうステップと、を有する
ことを特徴とする主軸の同期運転制御方法が提供され
る。
る主軸モータを、速度制御部と位置制御部とを含む制御
回路によりそれぞれ制御する場合に、これら2つの主軸
を同期運転制御するための主軸の同期運転制御装置にお
いて、速度制御と位置制御の切り替え運転が自在な第1
の主軸と、速度制御と位置制御の切り替え運転が自在な
第2の主軸と、上記2つの主軸がそれぞれ独立に運転さ
れるモードでは、夫々の主軸に印加される速度指令信号
にて運転され、上記2つの主軸が同期して運転されるモ
ードでは、同一の位置指令信号にて2つの主軸が同期運
転されるように切り替える制御手段と、を具備してなる
ことを特徴とする主軸の同期運転制御装置及びディジタ
ル値の速度指令により速度制御される第1,第2の主軸を
備えた主軸の同期運転制御方法において、前記第1,第2
の主軸により切削加工されるワークを同時に掴んだ際に
同期運転モード指令を供給するステップと、前記同期運
転モード指令により設定されたモードで各主軸の制御回
路への速度指令を主軸の位置指令信号として入力するス
テップと、この位置指令信号に基づいて前記各主軸の制
御回路により位置制御を行い両主軸を同期回転制御する
ステップと、前記第1,第2の主軸を独立に運転する際に
夫々の主軸の制御回路へそれぞれ速度指令信号を入力す
るステップと、これら速度指令信号に基づいて各主軸の
制御回路により速度制御を行なうステップと、を有する
ことを特徴とする主軸の同期運転制御方法が提供され
る。
(作用) 本発明の主軸の同期運転制御装置及びその方法では、
2つの主軸がそれぞれ独立に運転されるモードを変更し
て同期運転制御モードで運転しようとするのに先立ち、
夫々の主軸にそれぞれ独立に与えられていた速度制御指
令あるいは位置制御指令を打ち切り、2つの主軸に対す
る速度指令を共通のディジタル値により与えておき、同
期運転制御モードが設定されると、各制御回路ではこの
ディジタル値を位置指令として処理するようにしてい
る。これにより、同期運転制御時には、2つの主軸の位
置が同じになるように制御され、同期ずれを解消でき
る。
2つの主軸がそれぞれ独立に運転されるモードを変更し
て同期運転制御モードで運転しようとするのに先立ち、
夫々の主軸にそれぞれ独立に与えられていた速度制御指
令あるいは位置制御指令を打ち切り、2つの主軸に対す
る速度指令を共通のディジタル値により与えておき、同
期運転制御モードが設定されると、各制御回路ではこの
ディジタル値を位置指令として処理するようにしてい
る。これにより、同期運転制御時には、2つの主軸の位
置が同じになるように制御され、同期ずれを解消でき
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細に説明す
る。
る。
第1図は、本発明装置を適用できる工作機械の一例を
示す機構説明図であり、夫々の主軸が独立に運転されて
いた状態から同期運転モードに切り替わり、両主軸に同
じ位置指令信号が印加される状態を示している。ここで
は、同期運転制御される2つのサーボモータ10,11がギ
ヤ機構12,13を介して第1主軸14、第2主軸15を回転さ
せる例えば旋盤である。
示す機構説明図であり、夫々の主軸が独立に運転されて
いた状態から同期運転モードに切り替わり、両主軸に同
じ位置指令信号が印加される状態を示している。ここで
は、同期運転制御される2つのサーボモータ10,11がギ
ヤ機構12,13を介して第1主軸14、第2主軸15を回転さ
せる例えば旋盤である。
この第1主軸14に取付られたチャック16と、第2主軸
15側のチャック17とは、同一のワーク18を掴み、その状
態で切削を行なう。一定の間、両主軸14,15が同期運転
して、ワークを2つの部分に完全に切り離したあとで
は、第1図には示されてはいないが、主軸モータ制御回
路19と主軸制御回路20と同時に加えられていたデジタル
値の指令信号回路は切り離され、通常の速度制御によ
り、夫々の主軸モータ制御回路19,20に供給される速度
指令なり位置制御指令により独立に制御される。
15側のチャック17とは、同一のワーク18を掴み、その状
態で切削を行なう。一定の間、両主軸14,15が同期運転
して、ワークを2つの部分に完全に切り離したあとで
は、第1図には示されてはいないが、主軸モータ制御回
路19と主軸制御回路20と同時に加えられていたデジタル
値の指令信号回路は切り離され、通常の速度制御によ
り、夫々の主軸モータ制御回路19,20に供給される速度
指令なり位置制御指令により独立に制御される。
上記サーボモータ10,11には、速度検出器21,22が設け
られ、両主軸14,15がそれぞれ独立した運転で動作して
いるときは勿論、両主軸14,15が同期運転しているとき
も主軸モータ制御回路19,20に速度信号をフィードバッ
クし、更に第1主軸14、第2主軸15の制御回路19,20に
は、それぞれの位置検出器23,24からの位置フィードバ
ックが供給され、同期運転モード指令により位置制御に
切換えるようにしている。
られ、両主軸14,15がそれぞれ独立した運転で動作して
いるときは勿論、両主軸14,15が同期運転しているとき
も主軸モータ制御回路19,20に速度信号をフィードバッ
クし、更に第1主軸14、第2主軸15の制御回路19,20に
は、それぞれの位置検出器23,24からの位置フィードバ
ックが供給され、同期運転モード指令により位置制御に
切換えるようにしている。
こうした主軸同期運転モードが設定されることによ
り、制御回路19,20へディジタル値で与えられている指
令速度が位置指令として処理され、各主軸14,15からの
位置フィードバックにより位置制御でき、同期運転の精
度を高め、ワーク18に対する負荷が軽減される。
り、制御回路19,20へディジタル値で与えられている指
令速度が位置指令として処理され、各主軸14,15からの
位置フィードバックにより位置制御でき、同期運転の精
度を高め、ワーク18に対する負荷が軽減される。
第2図は、本発明の主軸の同期運転制御装置の一例を
示す制御ブロック図であり、上記サーボモータ10,11に
ついて、同様の制御が行なわれる。
示す制御ブロック図であり、上記サーボモータ10,11に
ついて、同様の制御が行なわれる。
例えばサーボモータ11側について説明すると、サーボ
モータ11は、ギヤ機構13を介して第2主軸15を回転せし
めるためのもので、第2主軸15に設けた位置検出器24の
位置フィードバック信号は、減算器25に入力される。サ
ーボモータ11の速度検出器22からは、速度フィードバッ
ク信号が減算器26に入力され、更にサーボモータ11の動
力線から検出される電流フィードバック信号は、減算器
27に入力されている。
モータ11は、ギヤ機構13を介して第2主軸15を回転せし
めるためのもので、第2主軸15に設けた位置検出器24の
位置フィードバック信号は、減算器25に入力される。サ
ーボモータ11の速度検出器22からは、速度フィードバッ
ク信号が減算器26に入力され、更にサーボモータ11の動
力線から検出される電流フィードバック信号は、減算器
27に入力されている。
上記減算器25には、NCからの速度指令がディジタル値
でスイッチsw1を介してサーボモータ11への位置指令と
して供給される。減算器25の出力は位置偏差として位置
制御回路28に供給され、この位置制御回路28の出力は、
スイッチsw2を介して速度指令として上記減算器26に供
給される。この減算器26には、同期運転モード指令がな
い時に、先のディジタル値がスイッチsw1を介して速度
指令として供給される。このときは、上記スイッチsw2
は開に設定されることにより、制御回路の位置制御部が
速度制御部から分離される。
でスイッチsw1を介してサーボモータ11への位置指令と
して供給される。減算器25の出力は位置偏差として位置
制御回路28に供給され、この位置制御回路28の出力は、
スイッチsw2を介して速度指令として上記減算器26に供
給される。この減算器26には、同期運転モード指令がな
い時に、先のディジタル値がスイッチsw1を介して速度
指令として供給される。このときは、上記スイッチsw2
は開に設定されることにより、制御回路の位置制御部が
速度制御部から分離される。
つまり、同期運転モード指令時に各制御回路19,20に
同一のディジタル値を供給することにより、減算器26で
形成される速度偏差は、同期より運転時には位置制御回
路28の出力を基準として、2つの主軸14,15が同期運転
制御される。またそれぞれ独立して速度制御する場合に
は、上記ディジタル値を速度指令とするようにスイッチ
sw1,sw2を切換えれば良い。そしてこの速度偏差は速度
制御回路29に入力され、それが比例積分処理され、トル
ク指令として上記減算器27に供給される。この減算器27
からの電流フィードバック信号との間の偏差信号に基づ
き、電流制御回路30、電力増幅回路31によりサーボモー
タ11が運転されている。
同一のディジタル値を供給することにより、減算器26で
形成される速度偏差は、同期より運転時には位置制御回
路28の出力を基準として、2つの主軸14,15が同期運転
制御される。またそれぞれ独立して速度制御する場合に
は、上記ディジタル値を速度指令とするようにスイッチ
sw1,sw2を切換えれば良い。そしてこの速度偏差は速度
制御回路29に入力され、それが比例積分処理され、トル
ク指令として上記減算器27に供給される。この減算器27
からの電流フィードバック信号との間の偏差信号に基づ
き、電流制御回路30、電力増幅回路31によりサーボモー
タ11が運転されている。
このように上記2つのスイッチsw1,sw2は、同期運転
モード指令がオンの場合に、それぞれ接点1側に切替え
られ、通常の独立運転時には上記モード指令がオフとさ
れ、その場合に各スイッチは接点2側に倒されている。
つまり、同期運転モード指令があると、スイッチsw2が
閉じ、スイッチsw1を介して両主軸14,15の制御回路19,2
0への速度指令が主軸の位置指令信号として入力され、
これにより位置制御が行なわれるようになる。
モード指令がオンの場合に、それぞれ接点1側に切替え
られ、通常の独立運転時には上記モード指令がオフとさ
れ、その場合に各スイッチは接点2側に倒されている。
つまり、同期運転モード指令があると、スイッチsw2が
閉じ、スイッチsw1を介して両主軸14,15の制御回路19,2
0への速度指令が主軸の位置指令信号として入力され、
これにより位置制御が行なわれるようになる。
このように、第1、第2の主軸側のチャック16,17で
切削加工されるワークを同時に掴んだ際に同期運転モー
ド指令を供給すれば、位置検出器23,24からのフィード
ック信号により主軸の位置に基づいて速度制御されるか
ら、2つのサーボモータ10,11の特性の差異や、主軸と
の間のギヤ比が異なる場合であっても。主軸の回転は確
実に同期がとられることになる。
切削加工されるワークを同時に掴んだ際に同期運転モー
ド指令を供給すれば、位置検出器23,24からのフィード
ック信号により主軸の位置に基づいて速度制御されるか
ら、2つのサーボモータ10,11の特性の差異や、主軸と
の間のギヤ比が異なる場合であっても。主軸の回転は確
実に同期がとられることになる。
以上、図示した実施例に関連して本発明について説明
したが、本発明は特許請求の範囲に示される主旨と精神
の下で多様な構成をとり得るものであって、特段の事情
のない限り、本発明をその詳細に説明した枠内に限定す
る意図はない。
したが、本発明は特許請求の範囲に示される主旨と精神
の下で多様な構成をとり得るものであって、特段の事情
のない限り、本発明をその詳細に説明した枠内に限定す
る意図はない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、主軸の位置検
出を行なうことにより、主軸間の回転数のずれが確実に
解消でき、しかも同期運転モード指令を与えて、速度指
令を位置指令に切換るだけで良く、特に2つの主軸が異
なるギヤ比で運転する場合にも、容易に同期を取ること
ができる主軸の同期運転制御装置及びその方法を提供で
きる。
出を行なうことにより、主軸間の回転数のずれが確実に
解消でき、しかも同期運転モード指令を与えて、速度指
令を位置指令に切換るだけで良く、特に2つの主軸が異
なるギヤ比で運転する場合にも、容易に同期を取ること
ができる主軸の同期運転制御装置及びその方法を提供で
きる。
第1図は、本発明装置を適用できる工作機械の一例を示
す機構説明図、第2図は、本発明の主軸の同期運転制御
装置の一例を示す制御ブロック図である。 10、11……サーボモータ、19、20……主軸モータ制御回
路、23,24……位置検出器。
す機構説明図、第2図は、本発明の主軸の同期運転制御
装置の一例を示す制御ブロック図である。 10、11……サーボモータ、19、20……主軸モータ制御回
路、23,24……位置検出器。
フロントページの続き (72)発明者 福倉 正朗 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (56)参考文献 特開 平1−240257(JP,A) 特開 平1−228752(JP,A) 特開 昭59−98216(JP,A) 特開 昭62−237504(JP,A) 特開 昭61−180309(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 5/52 G05B 19/18
Claims (2)
- 【請求項1】2つの主軸をそれぞれ独立に駆動する2つ
の主軸モータを、速度制御部と位置制御部とを含む制御
回路によりそれぞれ制御する場合に、これら2つの主軸
を同期運転制御するための主軸の同期運転制御装置にお
いて、 速度制御と位置制御の切り替え運転が自在な第1の主軸
と、 速度制御と位置制御の切り替え運転が自在な第2の主軸
と、 上記2つの主軸がそれぞれ独立に運転されるモードで
は、夫々の主軸に印加される速度指令信号にて運転さ
れ、上記2つの主軸が同期して運転されるモードでは、
同一の位置指令信号にて2つの主軸が同期運転されるよ
うに切り替える制御手段と、 を具備してなることを特徴とする主軸の同期運転制御装
置。 - 【請求項2】ディジタル値の速度指令により速度制御さ
れる第1,第2の主軸を備えた主軸の同期運転制御方法に
おいて、前記第1,第2の主軸により切削加工されるワー
クを同時に掴んだ際に同期運転モード指令を供給するス
テップと、前記同期運転モード指令により設定されたモ
ードで各主軸の制御回路への速度指令を主軸の位置指令
信号として入力するステップと、この位置指令信号に基
づいて前記各主軸の制御回路により位置制御を行い両主
軸を同期回転制御するステップと、前記第1,第2の主軸
を独立に運転する際に夫々の主軸の制御回路へそれぞれ
速度指令信号を入力するステップと、これら速度指令信
号に基づいて各主軸の制御回路により速度制御を行なう
ステップと、 を有することを特徴とする主軸の同期運転制御方法。
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