JP2802910B2 - クランプ治具 - Google Patents
クランプ治具Info
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- JP2802910B2 JP2802910B2 JP20321196A JP20321196A JP2802910B2 JP 2802910 B2 JP2802910 B2 JP 2802910B2 JP 20321196 A JP20321196 A JP 20321196A JP 20321196 A JP20321196 A JP 20321196A JP 2802910 B2 JP2802910 B2 JP 2802910B2
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- Japan
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- clamp arm
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挟持幅の大幅な調
節を簡易迅速に行え、厚さの小さいワークも容易に挟持
できるクランプ治具に関する。
節を簡易迅速に行え、厚さの小さいワークも容易に挟持
できるクランプ治具に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークを簡単に挟持する治具としては、
図4に示すようなしゃこ万力50がある。これは、コ字
状のアーム51の一方の端部に固定爪52を設け、他方
の端部にねじ穴53を設け、該ねじ穴53に先端部に固
定爪52に対向する可動爪54を有する操作ボルト55
をねじ嵌合してなる。かかるしゃこ万力50では、挟持
幅lを大きく変えるには、操作ボルト55を多数回回さ
なければならず、簡易迅速に挟持幅lを大きく変化させ
ることができない。また、挟持するワーク56の厚さd
が小さい場合、可動爪54とワーク56との接触面積が
少なく摩擦力が充分でないと、可動爪54が操作ボルト
55の回転に追従して回転してワーク56を傷つけた
り、可動爪54が傾斜したりして、挟持するのが困難で
あった。
図4に示すようなしゃこ万力50がある。これは、コ字
状のアーム51の一方の端部に固定爪52を設け、他方
の端部にねじ穴53を設け、該ねじ穴53に先端部に固
定爪52に対向する可動爪54を有する操作ボルト55
をねじ嵌合してなる。かかるしゃこ万力50では、挟持
幅lを大きく変えるには、操作ボルト55を多数回回さ
なければならず、簡易迅速に挟持幅lを大きく変化させ
ることができない。また、挟持するワーク56の厚さd
が小さい場合、可動爪54とワーク56との接触面積が
少なく摩擦力が充分でないと、可動爪54が操作ボルト
55の回転に追従して回転してワーク56を傷つけた
り、可動爪54が傾斜したりして、挟持するのが困難で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、挟持幅の大幅な調節を簡易迅速に行え、また厚さの
小さいワークであっても容易に挟持できるクランプ治具
を提供することにある。
は、挟持幅の大幅な調節を簡易迅速に行え、また厚さの
小さいワークであっても容易に挟持できるクランプ治具
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のクランプ治具は、上下方向に貫通するねじ
穴と左右方向に貫通するスライド穴とを形成した連結部
材を設け、上下方向に延びる縦辺と左右方向に延びる上
辺とを一体に有するL字状のクランプアームを一対設
け、各クランプアームの縦辺の下端部に互いに対向する
挟持爪を設け、各クランプアームを対向させてその上辺
を前記スライド穴に摺動可能に嵌挿し、前記ねじ穴に操
作ボルトを上方から螺合させその下部を下方に突出さ
せ、左右端が各クランプアームの上辺に係止し、左右方
向中心部が前記操作ボルトの下端に対面する作動部材を
設けてなること、を特徴としている。ここで、前記スラ
イド穴を前記ねじ穴に対して前後に複数個形成し、前記
クランプアームの上辺を前後に複数個分岐し、各上辺を
各スライド穴に摺動可能に嵌挿させることが好ましい。
また、作動部材の左右方向の中心部に前記操作ボルトの
下端が遊嵌するガイド部材を設けることができる。さら
に、前記クランプアームの上辺の先端部に前記連結部材
と衝突可能な抜け止め部材を設けることができる。
に、本発明のクランプ治具は、上下方向に貫通するねじ
穴と左右方向に貫通するスライド穴とを形成した連結部
材を設け、上下方向に延びる縦辺と左右方向に延びる上
辺とを一体に有するL字状のクランプアームを一対設
け、各クランプアームの縦辺の下端部に互いに対向する
挟持爪を設け、各クランプアームを対向させてその上辺
を前記スライド穴に摺動可能に嵌挿し、前記ねじ穴に操
作ボルトを上方から螺合させその下部を下方に突出さ
せ、左右端が各クランプアームの上辺に係止し、左右方
向中心部が前記操作ボルトの下端に対面する作動部材を
設けてなること、を特徴としている。ここで、前記スラ
イド穴を前記ねじ穴に対して前後に複数個形成し、前記
クランプアームの上辺を前後に複数個分岐し、各上辺を
各スライド穴に摺動可能に嵌挿させることが好ましい。
また、作動部材の左右方向の中心部に前記操作ボルトの
下端が遊嵌するガイド部材を設けることができる。さら
に、前記クランプアームの上辺の先端部に前記連結部材
と衝突可能な抜け止め部材を設けることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実施例の
一例を示すクランプ治具の正面図、図2は同側面図、図
3は図1の部分断面正面図である。
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実施例の
一例を示すクランプ治具の正面図、図2は同側面図、図
3は図1の部分断面正面図である。
【0006】各図において、クランプ治具1は、操作ボ
ルト2と、上下方向に貫通するねじ穴3と左右方向に貫
通するスライド穴4とを形成した直方体状の連結部材5
と、上下方向に延びる縦辺6,6と左右方向に延びる上
辺7,7とを一体に有する一対のL字状のクランプアー
ム8(8−1,8−2)と、左右端に設けた係止部9,
9が各クランプアーム8−1,8−2の上辺7,7に係
止し、左右方向中心部が操作ボルト2の下端に対面する
断面U字状の作動部材10とからなる。各クランプアー
ム8−1,8−2の縦辺6,6の下端部には互いに対向
する挟持爪11,11を設けてある。
ルト2と、上下方向に貫通するねじ穴3と左右方向に貫
通するスライド穴4とを形成した直方体状の連結部材5
と、上下方向に延びる縦辺6,6と左右方向に延びる上
辺7,7とを一体に有する一対のL字状のクランプアー
ム8(8−1,8−2)と、左右端に設けた係止部9,
9が各クランプアーム8−1,8−2の上辺7,7に係
止し、左右方向中心部が操作ボルト2の下端に対面する
断面U字状の作動部材10とからなる。各クランプアー
ム8−1,8−2の縦辺6,6の下端部には互いに対向
する挟持爪11,11を設けてある。
【0007】そして、各クランプアーム8−1,8−2
を対向させてその上辺7,7をスライド穴4に摺動可能
に嵌挿し、ねじ穴3に操作ボルト2を上方から螺合させ
その下部を連結部材5の下方に突出させる。
を対向させてその上辺7,7をスライド穴4に摺動可能
に嵌挿し、ねじ穴3に操作ボルト2を上方から螺合させ
その下部を連結部材5の下方に突出させる。
【0008】ここで、スライド穴4,4を操作ボルト2
が螺合するねじ穴3に対して前後に複数個(図2では2
個)形成し、クランプアーム8の上辺7を前後に複数個
(図2では2個)分岐し、分岐した各上辺7(8−
1),7(8−1)及び7(8−2),7(8−2)を
各スライド穴4,4に摺動可能に嵌挿させるのが好まし
い。ねじ穴3の前方に設けるスライド穴4の個数と後方
に設けるスライド穴4の個数とは同数とするのが好まし
い。このように、連結部材5のねじ穴3に螺合される操
作ボルト2を介してクランプアーム8の各上辺7(8−
1),7(8−1)及び7(8−2),7(8−2)を
前後に配置するようにすることにより、連結部材5に対
してクランプアーム8を前後にねじれることなくバラン
スよく保持できる。
が螺合するねじ穴3に対して前後に複数個(図2では2
個)形成し、クランプアーム8の上辺7を前後に複数個
(図2では2個)分岐し、分岐した各上辺7(8−
1),7(8−1)及び7(8−2),7(8−2)を
各スライド穴4,4に摺動可能に嵌挿させるのが好まし
い。ねじ穴3の前方に設けるスライド穴4の個数と後方
に設けるスライド穴4の個数とは同数とするのが好まし
い。このように、連結部材5のねじ穴3に螺合される操
作ボルト2を介してクランプアーム8の各上辺7(8−
1),7(8−1)及び7(8−2),7(8−2)を
前後に配置するようにすることにより、連結部材5に対
してクランプアーム8を前後にねじれることなくバラン
スよく保持できる。
【0009】作動部材10は、断面U字状の長尺部材か
らなり、その左右両端部の前後を上方に突出させ、この
突出片を前後方向に逆U字状に屈曲させた係止部9(9
a,9b)を左右両端の前後4箇所に設けてある。左端
の係止部9a,9bを複数に分岐した左側のクランプア
ーム8−1の各上辺7(8−1),7(8−1)に、右
端の係止部9a,9bを複数に分岐した右側のクランプ
アーム8−2の各上辺7(8−2),7(8−2)に、
それぞれ係止するように取り付けて、作動部材10を連
結部材5に対して前後にねじれないように保持してい
る。断面U字状の長尺部材の底板の上面12が操作ボル
ト2の下端に対面し、操作ボルト2の押圧面となる。な
お、作動部材10は断面U字状に限らず、左右端がクラ
ンプアーム8の上辺7,7に係止し、左右方向中心部が
操作ボルト2の下端に対面するものであればその形状は
問わない。
らなり、その左右両端部の前後を上方に突出させ、この
突出片を前後方向に逆U字状に屈曲させた係止部9(9
a,9b)を左右両端の前後4箇所に設けてある。左端
の係止部9a,9bを複数に分岐した左側のクランプア
ーム8−1の各上辺7(8−1),7(8−1)に、右
端の係止部9a,9bを複数に分岐した右側のクランプ
アーム8−2の各上辺7(8−2),7(8−2)に、
それぞれ係止するように取り付けて、作動部材10を連
結部材5に対して前後にねじれないように保持してい
る。断面U字状の長尺部材の底板の上面12が操作ボル
ト2の下端に対面し、操作ボルト2の押圧面となる。な
お、作動部材10は断面U字状に限らず、左右端がクラ
ンプアーム8の上辺7,7に係止し、左右方向中心部が
操作ボルト2の下端に対面するものであればその形状は
問わない。
【0010】作動部材10の左右方向の中心部に、操作
ボルト2の下端が遊嵌するガイド部材13を設けること
ができる。かかるガイド部材13を設ければ、クランプ
アーム8の上辺7,7を連結部材5のスライド穴4に対
して左右方向にスライドさせた場合にも、作動部材10
が左右方向へ不用意に移動するのを規制でき、作動部材
10を連結部材5に対して左右方向にバランスして保持
できる。
ボルト2の下端が遊嵌するガイド部材13を設けること
ができる。かかるガイド部材13を設ければ、クランプ
アーム8の上辺7,7を連結部材5のスライド穴4に対
して左右方向にスライドさせた場合にも、作動部材10
が左右方向へ不用意に移動するのを規制でき、作動部材
10を連結部材5に対して左右方向にバランスして保持
できる。
【0011】クランプアーム8の上辺7,7の先端部に
連結部材5と衝突可能な抜け止め部材、例えばピン14
を設けたり、上辺7,7の先端部を屈曲させたりするこ
とができる。また、複数個に分岐したクランプアーム8
の各上辺の先端部間をピン等で橋渡ししてもよい。かか
る抜け止め部材14を設ければ、クランプアーム8を外
方にスライドさせた場合に、スライド穴4からクランプ
アーム8の上辺7,7が不用意に抜けるのを防止でき
る。
連結部材5と衝突可能な抜け止め部材、例えばピン14
を設けたり、上辺7,7の先端部を屈曲させたりするこ
とができる。また、複数個に分岐したクランプアーム8
の各上辺の先端部間をピン等で橋渡ししてもよい。かか
る抜け止め部材14を設ければ、クランプアーム8を外
方にスライドさせた場合に、スライド穴4からクランプ
アーム8の上辺7,7が不用意に抜けるのを防止でき
る。
【0012】また、クランプアーム8を内方にスライド
させた場合に、作動部材10の係止部9がクランプアー
ム8の上辺7から外れるのを防止する外れ防止部材15
をクランプアーム8に設けることができる。例えばクラ
ンプアーム8の上辺7の下面にピン15を設けて、クラ
ンプアーム8と連結部材10とが衝突するようにした
り、上辺7が複数個に分岐したL字状のクランプアーム
8の屈曲部を図示しないピンで橋渡しして、クランプア
ーム8と作動部材10とが衝突するようにしてもよい。
させた場合に、作動部材10の係止部9がクランプアー
ム8の上辺7から外れるのを防止する外れ防止部材15
をクランプアーム8に設けることができる。例えばクラ
ンプアーム8の上辺7の下面にピン15を設けて、クラ
ンプアーム8と連結部材10とが衝突するようにした
り、上辺7が複数個に分岐したL字状のクランプアーム
8の屈曲部を図示しないピンで橋渡しして、クランプア
ーム8と作動部材10とが衝突するようにしてもよい。
【0013】なお、挟持爪11は縦辺6の下端部に一体
に設けてもよく、別体に設けてもよい。また、図1の仮
想線で示すように挟持幅Lの調節可能な挟持爪16を縦
辺6の下端部に着脱可能に設けることもできる。このよ
うな挟持爪16とすれば、挟持幅Lの小さいものであっ
ても挟持可能となる。
に設けてもよく、別体に設けてもよい。また、図1の仮
想線で示すように挟持幅Lの調節可能な挟持爪16を縦
辺6の下端部に着脱可能に設けることもできる。このよ
うな挟持爪16とすれば、挟持幅Lの小さいものであっ
ても挟持可能となる。
【0014】次に、動作を説明する。操作ボルト2の下
面が作動部材10と離間する状態(図3の実線)におい
ては、クランプアーム8の上辺7,7は、作動部材10
の係止部9,9によって加圧されておらず、また連結部
材5のスライド穴4の角部とも加圧状態にないため、ス
ライド穴4内を摺動可能な状態にある。このように、ク
ランプアーム8の上辺7,7をスライド穴4内で摺動さ
せることにより、挟持幅Lを簡易迅速に大きく変えるこ
とができる。この状態で、挟持すべきワーク17を対向
する挟持爪11,11間に近接して配置する。
面が作動部材10と離間する状態(図3の実線)におい
ては、クランプアーム8の上辺7,7は、作動部材10
の係止部9,9によって加圧されておらず、また連結部
材5のスライド穴4の角部とも加圧状態にないため、ス
ライド穴4内を摺動可能な状態にある。このように、ク
ランプアーム8の上辺7,7をスライド穴4内で摺動さ
せることにより、挟持幅Lを簡易迅速に大きく変えるこ
とができる。この状態で、挟持すべきワーク17を対向
する挟持爪11,11間に近接して配置する。
【0015】次いで、操作ボルト2を回転させボルト2
の下面が作動部材10を押圧するように締めつけると、
左右端の係止部9,9がクランプアーム8の上辺7,7
を下方に押圧し、上辺7,7の上面がスライド穴4の上
方角部18,18に、上辺7,7の下面がスライド穴4
の下方角部19,19に当接し、挟持爪11,11がワ
ーク17を挟持しつつ、連結部材5に対してクランプア
ーム8−1,8−2が左右方向に移動不能な状態となる
(図3の仮想線)。さらに、操作ボルト2を締めつける
と、連結部材5のスライド穴4の下方角部19,19を
支点として作動部材10の係止部9,9がクランプアー
ム8の上辺7,7を下方に押圧し、クランプアーム8の
バネ力により、ワーク17を挟持方向に強く挟持する。
の下面が作動部材10を押圧するように締めつけると、
左右端の係止部9,9がクランプアーム8の上辺7,7
を下方に押圧し、上辺7,7の上面がスライド穴4の上
方角部18,18に、上辺7,7の下面がスライド穴4
の下方角部19,19に当接し、挟持爪11,11がワ
ーク17を挟持しつつ、連結部材5に対してクランプア
ーム8−1,8−2が左右方向に移動不能な状態となる
(図3の仮想線)。さらに、操作ボルト2を締めつける
と、連結部材5のスライド穴4の下方角部19,19を
支点として作動部材10の係止部9,9がクランプアー
ム8の上辺7,7を下方に押圧し、クランプアーム8の
バネ力により、ワーク17を挟持方向に強く挟持する。
【0016】このとき、クランプアーム8は、その上辺
7、7の上面がスライド穴4の上方角部18,18で上
方に押圧されているので、クランプアーム8を外方に引
張っても、上辺7,7の上面がスライド穴4の上方角部
18,18に食い込む方向であるため、抜けることがな
い。
7、7の上面がスライド穴4の上方角部18,18で上
方に押圧されているので、クランプアーム8を外方に引
張っても、上辺7,7の上面がスライド穴4の上方角部
18,18に食い込む方向であるため、抜けることがな
い。
【0017】なお、挟持爪11,16を縦辺6の下端か
ら距離をおかずに設けることにより、図1の仮想線に示
すように、ワーク17の厚さDが小さい場合であって
も、容易に挟持できる。
ら距離をおかずに設けることにより、図1の仮想線に示
すように、ワーク17の厚さDが小さい場合であって
も、容易に挟持できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明のクランプ治
具によれば、連結部材のスライド穴にクランプアームの
上辺を摺動可能に嵌挿したので、挟持幅の大幅な調整を
簡易迅速に行うことができる。また、挟持爪は回転する
ことなくワークの挟持方向に移動してクランプするの
で、挟持爪をクランプアームを下端から距離をおかずに
設ければ、厚さの小さいワークであっても容易に挟持す
ることができる等の効果を奏する。
具によれば、連結部材のスライド穴にクランプアームの
上辺を摺動可能に嵌挿したので、挟持幅の大幅な調整を
簡易迅速に行うことができる。また、挟持爪は回転する
ことなくワークの挟持方向に移動してクランプするの
で、挟持爪をクランプアームを下端から距離をおかずに
設ければ、厚さの小さいワークであっても容易に挟持す
ることができる等の効果を奏する。
【図1】本発明の実施例の一例を示すクランプ治具の正
面図。
面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図1の部分断面正面図。
【図4】従来のクランプ治具の正面図。
1 クランプ治具 2 操作ボルト 3 ねじ穴 4 スライド穴 5 連結部材 6 縦辺 7 上辺 8(8−1,8−2) クランプアーム 9(9a,9b) 係止部 10 作動部材 11,16 挟持爪 13 ガイド部材 14 抜け止め部材(ピン) 15 外れ防止部材(ピン) 17 ワーク 18 上方角部 19 下方角部
Claims (4)
- 【請求項1】上下方向に貫通するねじ穴と左右方向に貫
通するスライド穴とを形成した連結部材を設け、上下方
向に延びる縦辺と左右方向に延びる上辺とを一体に有す
るL字状のクランプアームを一対設け、各クランプアー
ムの縦辺の下端部に互いに対向する挟持爪を設け、各ク
ランプアームを対向させてその上辺を前記スライド穴に
摺動可能に嵌挿し、前記ねじ穴に操作ボルトを上方から
螺合させその下部を下方に突出させ、左右端が各クラン
プアームの上辺に係止し、左右方向中心部が前記操作ボ
ルトの下端に対面する作動部材を設けてなるクランプ治
具。 - 【請求項2】前記スライド穴を前記ねじ穴に対して前後
に複数個形成し、前記クランプアームの上辺を前後に複
数個分岐し、各上辺を各スライド穴に摺動可能に嵌挿さ
せた請求項1に記載のクランプ治具。 - 【請求項3】作動部材の左右方向の中心部に前記操作ボ
ルトの下端が遊嵌するガイド部材を設けた請求項1又は
2に記載のクランプ治具。 - 【請求項4】前記クランプアームの上辺の先端部に前記
連結部材と衝突可能な抜け止め部材を設けた請求項1〜
3のいずれか1項に記載のクランプ治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20321196A JP2802910B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | クランプ治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20321196A JP2802910B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | クランプ治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029165A JPH1029165A (ja) | 1998-02-03 |
JP2802910B2 true JP2802910B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16470312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20321196A Expired - Fee Related JP2802910B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | クランプ治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2802910B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103223662A (zh) * | 2013-04-28 | 2013-07-31 | 苏州工业园区高登威科技有限公司 | 置换装置 |
JP7240726B2 (ja) * | 2019-09-13 | 2023-03-16 | 株式会社国元商会 | コンクリート型枠連結金具 |
WO2021246663A1 (ko) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 | 이양선 | 유로폼 고정 장치 |
CN116160388B (zh) * | 2023-04-25 | 2023-07-07 | 泰州华丰精密铸造有限公司 | 一种铸件精加工用固定夹具 |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP20321196A patent/JP2802910B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1029165A (ja) | 1998-02-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |