JP2894879B2 - 診断用造影剤 - Google Patents
診断用造影剤Info
- Publication number
- JP2894879B2 JP2894879B2 JP3258017A JP25801791A JP2894879B2 JP 2894879 B2 JP2894879 B2 JP 2894879B2 JP 3258017 A JP3258017 A JP 3258017A JP 25801791 A JP25801791 A JP 25801791A JP 2894879 B2 JP2894879 B2 JP 2894879B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contrast agent
- dtes
- gpen
- diagnostic contrast
- blood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K49/00—Preparations for testing in vivo
- A61K49/06—Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations
- A61K49/08—Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations characterised by the carrier
- A61K49/085—Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations characterised by the carrier conjugated systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K49/00—Preparations for testing in vivo
- A61K49/04—X-ray contrast preparations
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K49/00—Preparations for testing in vivo
- A61K49/06—Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations
- A61K49/08—Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations characterised by the carrier
- A61K49/10—Organic compounds
- A61K49/12—Macromolecular compounds
- A61K49/126—Linear polymers, e.g. dextran, inulin, PEG
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K49/00—Preparations for testing in vivo
- A61K49/06—Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations
- A61K49/08—Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations characterised by the carrier
- A61K49/10—Organic compounds
- A61K49/12—Macromolecular compounds
- A61K49/126—Linear polymers, e.g. dextran, inulin, PEG
- A61K49/128—Linear polymers, e.g. dextran, inulin, PEG comprising multiple complex or complex-forming groups, being either part of the linear polymeric backbone or being pending groups covalently linked to the linear polymeric backbone
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K51/00—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo
- A61K51/02—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo characterised by the carrier, i.e. characterised by the agent or material covalently linked or complexing the radioactive nucleus
- A61K51/04—Organic compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K51/00—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo
- A61K51/02—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo characterised by the carrier, i.e. characterised by the agent or material covalently linked or complexing the radioactive nucleus
- A61K51/04—Organic compounds
- A61K51/06—Macromolecular compounds, carriers being organic macromolecular compounds, i.e. organic oligomeric, polymeric, dendrimeric molecules
- A61K51/065—Macromolecular compounds, carriers being organic macromolecular compounds, i.e. organic oligomeric, polymeric, dendrimeric molecules conjugates with carriers being macromolecules
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T436/00—Chemistry: analytical and immunological testing
- Y10T436/24—Nuclear magnetic resonance, electron spin resonance or other spin effects or mass spectrometry
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
型金属錯体化合物を含む診断用造影剤に関する。
(DTPA−Gdと略す。)は、核磁気共鳴診断用造影剤
として知られた、現時点における唯一の実用的薬剤であ
って[特開昭58−29718号公報]、脳・脊髄領域
の診断用造影剤としての用途はほぼ確立されたものと考
えてもよい。しかしながら、その画像表示尺度を示す緩
和度は、錯化されているがために、Gdそのもの自体よ
りも低値(約1/2)となってしまう。従って、この低
下した緩和度を投与量の増加により補うことが必要であ
る。また本薬剤は、投与後、速やかに尿中へ排泄される
ため[吉川宏起ら、画像診断、6、959〜969頁
(1986年)]、単回投与で身体の幾つかの部位を血流
に反映(病巣の血管走行、血流分布、分布容積、浸潤性
など)して造影させることは、その分布特性も併せて極
めて不利な条件となる。
問題を解決するための試み(緩和度の向上)として、単
核錯体の繰り返しによる多核化が日本特開昭63−41
468号公報あるいは日本特開平2−196776号公
報などに記載されているが、せいぜい2核化もしくは3
核化までが限界であって、緩和度の向上は余り認められ
ない。
金属錯体を導入した多核型金属錯体化合物を診断用造影
剤として使用する試みが検討された。その結果、プロト
タイプの造影剤として、ヒト血清アルブミン(HSAと
略す。)[Ogan MDら、Invest.Radiol.、22、
665〜671頁(1987年)]、デキストラン[Bra
sch RCら、Radiology、175、483〜488頁
(1990年)]、デンプン[日本特開昭61−5015
71号公報]、ポリリジン[日本特開昭64−5402
8号公報]などを担体として使用した核磁気共鳴診断用
造影剤が登場し、緩和度を向上させることに成功した。
これらの高分子多核型金属錯体化合物は、投与直後より
一定時間血管内に局在し、しかも、血管内に比較的長く
滞留するという共通的な分布特性を有しており、DTP
A−Gdの急速な排泄性および拡散性をも改善する。
合物のバックボーンとなり得る高分子担体は、天然であ
ると合成であるとを問わず、その分子量は単分散ではな
く、幾らかの分布幅を持った平均値として扱われる不均
一な化合物であるため、製剤学的な均一化が図れないと
いう問題点を有している。このため、導入する金属イオ
ン数を一定に制御することは甚だ困難であり、必然的に
目的とする物理化学的作用効果には不均質性が生じる。
更に、何れも分子量が数万以上の高分子化合物であるが
故に、血中滞留性が10数時間〜数日と不必要に長く、
また体内残留性、抗原性など生物学的な認容性の点でも
問題がある。
型金属錯体化合物の診断用造影剤に認められる上記の問
題を克服し、金属イオンが任意の個数で安定に複数導入
された、均質であって、良好な可溶性を有し、生理学的
に許容でき、しかも画像診断に適切な血中滞留性を示
す、多核型金属錯体化合物の診断用造影剤を提供するこ
とを目的とする。
めに種々研究を重ねた結果、キトサンオリゴ糖あるいは
ガラクトサミノオリゴ糖をバックボーンとする多核型金
属錯体化合物がその様な要望を充足し、かつ臨床上有効
と考えられる血中滞留性を有する事実を見い出した。
PENと略す。)に二官能性配位子として1−(p−イソ
チオシアネートベンジル)−DTPA[Martin WB
ら、Inorg.Chem.、25、2772〜2781頁(1
986年)](DTESと略す。)が化学結合し、更に金属
イオンとしてGdが配位した多核型金属錯体化合物(G
PEN−DTES−Gdと略す。)について、イン・ビト
ロおよびイン・ビボにおける緩和度および造影効果を調
べた。その結果、水中でのT1緩和度(磁場強度:6.35
T、25℃)は7.6(mM・S)-1、DTPA−Gdの約2
倍と顕著に増加したことが確認された。また、ラットに
投与後、1時間を経過した心臓における造影効果(磁場
強度: 1.5T、スピンエコー法によるT1強調像)は、
同一条件下で撮影されたDTPA−Gdのそれよりも約
1.8倍も増強されたことが確認された。なおまた、放
射性金属イオンであるIn−111にて標識されたGP
EN−DTES−In−111は、ラット体内分布試験
において約55分の血中半減期を示し、これはDTPA
−In−111のそれよりも十分に長いものであって、
血中滞留性が良好であることを理解せしめる。
れたものであって、その要旨は、式IまたはII:
が、少なくとも1つは二官能性配位子であり、mまたはn
は1〜6の整数を表わす。]で表わされる多核型化合物
の少なくとも1つの二官能性配位子部に、原子番号21
〜29、31、32、37〜39、42〜44、49お
よび56〜83の金属から選ばれた少なくとも1種の金
属イオンが配位して成る化合物を含むことを特徴とする
診断用造影剤にある。なお、本明細書において、「多核
型」なる用語は、単位分子当りに金属イオンが錯化剤を
介して複数導入された構造を指すものである。
して使用される化合物はアミノオリゴ糖であり、具体的
にはキトサンオリゴ糖あるいはガラクトサミノオリゴ糖
である。特に、構成単糖の繰り返し単位が3〜6のオリ
ゴマー(式IまたはII中のmまたはnが1〜4)を使用
するのが有利である。キトサンオリゴ糖は、D−グルコ
サミンがβ−1,4結合したオリゴマーで、たとえば天
然の蟹甲殻より調製したキトサンを塩酸水解あるいは酵
素分解することによって得られるものが使用される。ま
た、ガラクトサミノオリゴ糖は、D−ガラクトサミンが
α−1,4結合によって重合した構造を有し、たとえば
不完全菌ペシロミセス(Paecilomyces)類によって生産
される天然ポリガラクトサミンを酸や酵素によって加水
分解したものが使用される。何れも構成単糖の2位の位
置に反応性の高いアミノ基を有した反応性分子であるこ
とから、配位子との結合において繁雑な誘導体化が不要
であり、その結果、二官能性配位子との反応を1段階で
完了することも可能である。
より重合度に応じて純度良く分画されたものが市販され
ており、分子量の均一なものが入手可能である。従っ
て、導入する二官能性配位子および金属イオン数を明確
にコントロールし得るので、製剤学上、均質な多核型金
属錯体化合物の調製が可能である。加えて、何れも生体
適合性が高く、生理学的に認容性を有する。
のアミノオリゴ糖の2位アミノ基と結合し得る架橋鎖部
分を有する、鎖式あるいは環式のポリアミノポリカルボ
ン酸が使用されてよい。好ましくは、配位部分構造とし
て、DTPAまたはその誘導体化された骨格あるいは
1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,
10−テトラ酢酸(DOTAと略す。)またはその誘導体
化された骨格を有する二官能性配位子である。また、ア
ミノオリゴ糖の反応性官能基である2位アミノ基と結合
し得る二官能性配位子の架橋鎖部分の反応性基として
は、活性ハロゲン、アルコキシエステル、スクシンイミ
ジエステル、イソチオシアネート、酸無水物などが好ま
しい。具体的には、1−(p−イソチオシアネートベンジ
ル)−DTPA[Martin WBら、Inorg.Chem.、
25、2772〜2781頁(1986年)]、無水DT
PA、2−(p−イソチオシアネートベンジル)−1,4,
7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−
テトラ酢酸[アメリカ特許第4678667号明細書]
などが例示される。
は、自体公知の方法によって行えばよい。たとえば、二
官能性配位子の架橋鎖末端が酸無水物[Hnatowich D
Jら、Int.J.Appl.Rad.Isot.、33、327
〜332頁(1982年)]、イソチオシアネート[Esteb
an JMら、J.Nucl.Med.、28、861〜87
0頁(1987年)]、アルコキシエステル[Washburn
LCら、Nucl.Med.Biol.、18、313〜321
頁(1991年)]あるいは活性ハロゲン[FouriePJ
ら、Eur.J.Nucl.Med.、4、445〜448頁
(1979年)]である二官能性配位子とアミノオリゴ糖
との反応は引用した公知文献の記載に準じて行うことが
できる。
9、31、32、37〜39、42〜44、49および
56〜83の金属から画像診断の用途に従って選択され
る。本発明の多核型金属錯体化合物が核磁気共鳴診断に
使用される場合には、金属イオンは常磁性でなければな
らず、原子番号26および57〜70のランタノイド系
元素のイオンからなる群から選択され、好ましくはG
d、Dy、Tb、Ho、ErまたはFeである。また、X線診
断に使用される場合には、金属イオンは原子番号57〜
70のランタノイド系元素のイオンや56、76、82
および83の元素のイオンからなる群から選択され、B
i、PbまたはOsが好適である。なおまた、放射性診断
剤として使用される場合には、金属イオンは放射性でな
ければならず、Co、Cu、Ga、Ge、Sr、Y、Tc、I
n、Sm、Gd、Yb、ReまたはIrの放射性金属イオンが
適当である。使用する金属イオンは、金属自体またはそ
の無機化合物(たとえば、塩化物、酸化物)であってよ
い。錯化は常法により行われる。
は、キトサンオリゴ糖あるいはガラクトサミノオリゴ糖
に、少なくとも1個以上、好ましくは2個以上の二官能
性配位子が化学結合し、この配位子部分に金属イオンが
錯化結合している。
り医薬上許容される任意の添加成分と混合し、任意の形
態の診断用造影剤とすることができるが、好ましくは生
理学的に許容できる水性溶剤に溶解させ、溶液形態の診
断用造影剤とする。
影剤として使用する場合、その使用量は画像診断の用途
に応じて選択する。たとえば、核磁気共鳴診断用造影剤
として使用するためには、金属イオン量として一般に
0.0001〜10ミリモル/kg、好ましくは0.005
〜0.5ミリモル/kgの量で投与する。また、X線診断
用造影剤として使用するためには、金属イオン量として
0.01〜20ミリモル/kg、好ましくは0.1〜10ミ
リモル/kgの量で投与する。更に、放射性診断剤として
使用するためには、370〜18500MBqの放射能
量を投与する。通常は静脈内に投与するが、場合により
経口的あるいは動脈内に投与してもよい。
留性が臨床上有効と考えられる範囲(血中半減期として
0.5〜5時間)にあり、アミノオリゴ糖の重合度を適
切に選択することによって磁場強度が多様化する核磁気
共鳴装置に見合った造影剤の組合せが可能となる。たと
えば低磁場核磁気共鳴装置の場合、造影剤によるプロト
ン緩和効果の収集効率を上げるため、比較的長い血中滞
留性を有する診断用造影剤の使用が好ましい。また、本
発明の多核型金属錯体化合物は、単位量あたりの造影効
率が高いことも有利に作用する。たとえば、金属イオン
としてGdを含有する場合、分子当りの緩和時間の短縮
効果がDTPA−Gdよりも優位に強度であるから、核
磁気共鳴診断用造影剤として有利に使用され得る。この
ことは、上記のようにプロトン緩和効果の収集効率が低
い低磁場核磁気共鳴装置による診断では、別の意味の検
出効率が向上し、撮影時間の短縮化も可能となる。更
に、同一磁場強度の装置においてDTPA−Gdと同一
の造影効果を得たい場合には、本発明の多核型金属錯体
化合物のほうがDTPA−Gdよりも低用量で済み、安
全性の面でも有利となる。逆に、同一投与量であれば、
本発明の多核型金属錯体化合物のほうがより多く生体情
報を提供することになり、臨床的な有用性が向上する。
従って、本発明により、核磁気共鳴装置の磁場強度ある
いは撮影条件にマッチした適切な血中滞留性と有効な造
影効果を有する造影剤が提供されることとなった。
当な血中滞留性を示すことから、血管分布像(ヴァスキ
ュラリティー)の評価を可能にする。従って、本発明の
診断用造影剤は、近年進歩が著しいMRアンジオグラフ
ィー用に特別なパルスシーケンスを使用せずとも血管が
画像化できるため、経静脈用の診断用造影剤としても有
用である。
水溶性を有するから、それ自体で高濃度溶液の調製が可
能である。従って、溶液調製時に必ずしも溶解剤の使用
を必要としない。また、多核化合物であることから、単
核化合物に比較して調製溶液の全体のモル数を減少させ
ることができ、浸透圧の低下につながる。これらのこと
は、生体内投与の際に、循環系の容量あるいは体液平衡
に対する負荷を軽減させ、安全性の上で有利となる。
さらに説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定
されるものではない。なお、略称は以下の意義を有す
る: GPEN: ガラクトサミノペンタマー GTRI: ガラクトサミノトリマー CPEN: キトサンペンタマー CHEX:キトサンヘキサマー DTPA: ジエチレントリアミンペンタ酢酸 DTES: 1−(p−イソチオシアネートベンジル)−ジ
エチレントリアミンペンタ酢酸 DOTA: 1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン
−1,4,7,10−テトラ酢酸 ICB−DOTA: 2−(p−イソチオシアネートベン
ジル)−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−
1,4,7,10−テトラ酢酸
液(pH7.0)(2ml)に溶解させた後、DTES(0.
70g;1.3mmol)を加えた。ここに10規定水酸化ナ
トリウムを適量加え、pHを約12に調整した後、室温
下で24時間撹拌反応させた。本反応液に7規定塩酸を
適量加えて中和し、粗GPEN−DTESを得た。
ここに0.1Mのクエン酸緩衝液(pH5.9)(100μ
l)および塩化インジウム(In−111)溶液(50μ
l)を加えて混和した。薄層クロマトグラフィーにより
GPEN−DTES−In−111とDTES−In−1
11との割合を調べた結果、GPEN1分子当り1.4
分子のDTESが結合していることが確認された。
グラフィー(シリカゲル)にて精製し、GPEN−DT
ES(0.24g)を得た。
D2O,270MHz):2.10〜3.37ppm(10H,
m, CH2)、3.49〜4.55ppm、4.88〜5.59pp
m(m,CH,CH2およびNH)、4.22ppm(1H, bs,
N−CH)、7.07〜7.40ppm(4H, m, ベンゼン
環)。
法):810cm-1(ベンゼン環のCH)、1100cm
-1(OH)、1400cm-1(CH2)、1590cm-1(C
OOH)。
液(pH7.0)(1ml)に溶解させた後、DTES(1
7.4mg;0.03mmol)を加えた。ここに10規定水酸
化ナトリウムを適量加え、pHを約12に調製した後、
室温下で24時間撹拌反応させた。本反応液に7規定塩
酸を適量加えて中和し、粗GTRI−DTESを得た。
ここに0.1Mのクエン酸緩衝液(pH5.9)(100μ
l)および塩化インジウム(In−111)溶液(50μ
l)を加えて混和した。薄層クロマトグラフィーにより
GTRI−DTES−In−111とDTES−In−1
11との割合を調べた結果、GTRI1分子当り3分子
のDTESが結合しているとが確認された。
グラフィー(シリカゲル)にて精製し、GTRI−DT
ES(11.0mg)を得た。
D2O,270MHz):2.20〜3.58ppm(10H,
m, CH2)、3.58〜4.63ppm、4.95〜5.65pp
m(m,CH, CH2およびNH)、4.30ppm(1H, b
s, N−CH)、7.15〜7.45ppm(4H, m, ベンゼ
ン環)。
法):810cm-1(ベンゼン環のCH)、1070cm
-1(OH)、1400cm-1(CH2)、1625cm-1(C
OOH)。
せた後、4規定水酸化ナトリウム(1.2ml)を加え
た。ここに無水DTPA(0.57g;1.59mmol)を
瞬時に加え、室温下で3時間撹拌反応させ、粗CPEN
−DTPAを得た。
ここに0.1Mのクエン酸緩衝液(pH5.9)(0.2ml)
および塩化インジウム(In−111)溶液.(0.02
5ml)を加えて混和した。薄層クロマトグラフィーによ
りCPEN−DTPA−In−111とDTPA−In−
111との割合を調べた結果、CPEN1分子当り4.
5分子のDTPAが結合していることが確認された。
グラフィー(シリカゲル)にて精製し、CPEN−DT
PA0.08gを得た。
D2O, 270MHz): 2.0ppm(H, s, CH2)、3.
1〜3.3ppm(m, CH2)、3.4〜3.6ppm(m, C
H2)、3.8ppm(4H, s, CH2)。
法):1090cm-1(OH)、1400cm-1(CH2)、1
600cm-1(COOH)。
A)の合成) CPENおよびICB−DOTAを0.1M燐酸緩衝液
(pH7.0)に溶解させた後、室温下、pHを約12に
維持、反応させることによってCPEN−(ICB−D
OTA)が得られる。
の調製) GPEN−DTES(0.30g;0.18mmol)を蒸留
水2mlに溶解した。ここに塩化ガドリニウム・6水和物
(0.06g; 0.17mmol)を加えて、室温下撹拌反応
させ、GPEN−DTES−Gdを得た。なお、遊離の
Gdが存在しないことは、色素指示薬であるキシレノー
ルオレンジによる発色反応により確認した。
TES、CPEN−DTPAおよびCPEN−(ICB
−DOTA)に置換することによって当該化合物のGd
錯体溶液が得られる。
11溶液の調製) GPEN−DTES(10mg)を0.5mlの蒸留水に溶
解し、さらに0.1Mのクエン酸緩衝液(pH5.9)(1m
l)を加えた。ここに塩化インジウム(In−111)溶
液(0.5ml;148MBeq)を加えて混和し、GPE
N−DTES−In−111を得た。放射化学的純度は
100%であった。
5g;0.13mmol)を蒸留水30mlに溶解し
た。ここに塩化ビスマス(0.28g;0.88mmo
l)を加え、更に4規定水酸化ナトリウムを適量加えて
pHを中性付近に調整した後、60℃で18時間撹拌反
応させた。不溶物を濾去した後、濾液を脱塩装置(旭化
成製)に通して精製した。本精製溶液を濃縮、乾燥し、
CHEX−DTPA−Bi(0.54g)を得た。な
お、遊離のBiが存在しないことは、色素指示薬である
キシレノールオレンジによる発色反応により確認した。 赤外線吸収スペクトル(臭化カリウム法):1070cm
-1(OH)、1393cm-1(CH2)、1458cm
-1(CONH)、1582cm-1(COO-)。 Bi定量分析(ICP発光分析):0.11g。 試験例1(GPEN−DTES−GdおよびGTRI−
DTES−Gdの緩和度 (イン・ビトロ実験)) GPEN−DTES−GdおよびGTRI−DTES−
Gdの適量を蒸留水に溶解させた。この化合物に露呈さ
れた水プロトンとの関係をNMR(6.35T、日本電
子社製)により、室温(24〜26℃)における緩和時
間(T1およびT2、msec)として測定した。各緩和時間
を表1および表2に示す。
水のT1値を約60倍、T2値を約85倍と顕著に短縮し
た。また、2.9mMのGTRI−DTES−Gdも、水
のT1値を約70倍、T2値を約85倍と短縮効果は著明
であった。表1および表2の数値をもとに、T1および
T2における緩和度(それぞれR1およびR2、(mM・S)
-1)を算出し、表3に示した。
−DTES−Gdは、イン・ビトロにおいて良好な緩和
効果を有し、その効果は同様の手法で測定した単核錯体
であるDTPA−Gd(表3中に併記)よりも優位に高
く、有効性が明らかとなった。
ウス静脈内投与後の血中における緩和効果(エクス・ビ
ボ実験)) チオペンタール麻酔を施したICR系雌性マウス(体
重:44g)にGPEN−DTES−Gd(Gdとしての
濃度: 75mM)を尾静脈より投与(Gdとして0.02
5mmol/kg)した。投与15分後に下行大動脈より血液
を採取し、血液の室温(24〜26℃)における緩和時
間(T1,msec)を測定した。装置は、6.35TのNM
R(日本電子社製)を使用した。
を施したICR系雌性マウス(体重:55g)について
も下行大動脈より血液を採取し、同様に測定した。結果
を表に示す。
緩和時間は、対照マウスの血液の緩和時間に比較して約
2.3倍の緩和効果がみられ、血液の緩和時間を有効に
短縮することを見い出した。
ット静脈内投与1時間後の心臓における造影効果(イン
・ビボ実験)) チオペンタール麻酔を施したSprague−Dawley系雌性
ラット(214g, 9週齢)にGPEN−DTES−Gd
溶液(Gd濃度:75.1mM)を大腿静脈に固定したカ
ニューレより投与(Gdとして0.094mmol/kg)し
た。投与1時間後に1mlのペントバルビタール溶液を上
記カニューレより投与して致死せしめた後、核磁気共鳴
装置の磁場内に伏臥位固定し、心臓を含む胸部域の撮像
(横断像)を行った。
性ラット(204g, 9週齢)にDTPA−Gd(マグネ
ビスト)を大腿静脈に固定したカニューレより投与
(0.1mmol/kg)し、上記と同様にして心臓を含む胸
部域の撮像(横断像)を行った。
度は1.5T、またイメージングコイルとして26cm径
バードケージ型ヘッド用QDコイルを使用した。撮影条
件は、スピンエコー法でスライス厚10mm、解像度25
6×128のT1強調(TR/TE:600/30mse
c)にて行った。
ると、GPEN−DTES−Gdを投与したラットの信
号強度はマグネビストを投与したラットの約1.8倍も
高いことが判明した。Gdとしての投与量差とも併せ
て、GPEN−DTES−GdはDTPA−Gdよりも血
中滞留性に優れることが示唆され、本発明の作用効果が
実証された。
11のラットにおける静脈内投与における血中および尿
中放射能分布(イン・ビボ実験)) 各測定時間当り3匹のSprague−Dawley系雌性ラット
(体重:110〜130g)にチオペンタール麻酔を施
した後、実施例7にて調製したGPEN−DTES−I
n−111、50μl/匹を尾静脈より投与した。投与後
0.25、0.5、1、3、6および24時間点にて脱血
死せしめ、血液および膀胱を摘出した後、存在する放射
能を測定した。表5に各時間点における血中および尿中
放射能分布率を示す。
n−111の血中半減期は約55分と算出され、臨床的
に有効な血中滞留性を有することが判明した。また尿中
へは良好に排泄され、体内残留性にも問題がなかった。
るいはガラクトサミノオリゴ糖に複数に化学結合した二
官能性配位子を介して金属イオンが複数に化学結合した
多核型金属錯体化合物によって構成されるものであっ
て、このような新規かつ特異な多核型金属錯体化合物を
使用することにより、核磁気共鳴診断、X線診断、放射
性診断等の画像診断を行うことが可能となる。
時間後に致死せしめたラットの心臓を含む胸部断層を示
す生物の形態写真である。
1時間後に致死せしめたラットの心臓を含む胸部断層を
示す生物の形態写真である。
Claims (6)
- 【請求項1】 式IまたはII: 【化1】 【化2】 [式中、Xは水素原子または二官能性配位子を表わす
が、少なくとも1つは二官能性配位子であり、mまたはn
は1〜6の整数を表わす。]で表わされる多核型化合物
の少なくとも1つの二官能性配位子部に、原子番号21
〜29、31、32、37〜39、42〜44、49お
よび56〜83の金属から選ばれた少なくとも1種の金
属イオンが配位して成る化合物を含むことを特徴とする
診断用造影剤。 - 【請求項2】 二官能性配位子がジエチレントリアミン
ペンタ酢酸あるいは1,4,7,10−テトラアザシクロ
ドデカン−1,4,7,10−テトラ酢酸に由来するもの
である請求項1に記載の診断用造影剤。 - 【請求項3】 金属イオンがGd、Dy、Tb、Ho、Er
またはFeであって、核磁気共鳴診断用造影剤として有
用な請求項1に記載の診断用造影剤。 - 【請求項4】 金属イオンがBi、PbまたはOsであっ
て、X線診断用造影剤として有用な請求項1に記載の診
断用造影剤。 - 【請求項5】 金属イオンがCo、Cu、Ga、Ge、S
r、Y、Tc、In、Sm、Gd、Yb、ReまたはIrであっ
て、放射性診断用造影剤として有用な請求項1に記載の
診断用造影剤。 - 【請求項6】 血中での滞留時間が半減期として0.5
時間〜5時間である請求項1に記載の診断用造影剤。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258017A JP2894879B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 診断用造影剤 |
US07/952,992 US5271924A (en) | 1991-10-04 | 1992-09-29 | Low molecular weight polysaccharide complexes for nuclear magnetic resonance imaging |
CA002079493A CA2079493C (en) | 1991-10-04 | 1992-09-30 | Imaging agent for diagnosis |
ES92116804T ES2093163T3 (es) | 1991-10-04 | 1992-10-01 | Agente de obtencion de imagenes para diagnosis. |
EP92116804A EP0535668B1 (en) | 1991-10-04 | 1992-10-01 | Imaging agent for diagnosis |
DE69212630T DE69212630T2 (de) | 1991-10-04 | 1992-10-01 | Bilderzeugungsmittel für Diagnose |
DK92116804.3T DK0535668T3 (da) | 1991-10-04 | 1992-10-01 | Visualiseringsmiddel til diagnose |
AT92116804T ATE141058T1 (de) | 1991-10-04 | 1992-10-01 | Bilderzeugungsmittel für diagnose |
KR1019920018074A KR100219004B1 (ko) | 1991-10-04 | 1992-10-02 | 진단용 조영제 |
AU26191/92A AU650791C (en) | 1991-10-04 | 1992-10-02 | Imaging agent for diagnosis |
US08/119,387 US5352431A (en) | 1991-10-04 | 1993-09-13 | Low molecular weight polysaccharide complexes for X-ray imaging |
US08/222,226 US5422095A (en) | 1991-10-04 | 1994-04-04 | Low molecular weight polysaccharide complexes for radiation diagnosis |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258017A JP2894879B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 診断用造影剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0597712A JPH0597712A (ja) | 1993-04-20 |
JP2894879B2 true JP2894879B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=17314374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3258017A Expired - Fee Related JP2894879B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 診断用造影剤 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US5271924A (ja) |
EP (1) | EP0535668B1 (ja) |
JP (1) | JP2894879B2 (ja) |
KR (1) | KR100219004B1 (ja) |
AT (1) | ATE141058T1 (ja) |
CA (1) | CA2079493C (ja) |
DE (1) | DE69212630T2 (ja) |
DK (1) | DK0535668T3 (ja) |
ES (1) | ES2093163T3 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5783171A (en) * | 1989-06-16 | 1998-07-21 | Neorx Corporation | Radionuclide metal N2 S2 chelates substituted with glucose and biotin moieties |
DE4115789A1 (de) * | 1991-05-10 | 1992-11-12 | Schering Ag | Makrocyclische polymer-komplexbildner, deren komplexe, verfahren zu ihrer herstellung und diese enthaltende pharmazeutische mittel |
AU698176B2 (en) * | 1993-07-28 | 1998-10-29 | Cis Bio International | Radiolabelled glucans |
EP0709100A1 (en) * | 1994-09-30 | 1996-05-01 | Nihon Medi-Physics Co., Ltd. | Contrast agent, containing several detection groups per molecule |
IL115670A (en) * | 1994-10-21 | 1999-11-30 | Nihon Mediphysics Co Ltd | Diagnostic imaging agent |
TW319763B (ja) * | 1995-02-01 | 1997-11-11 | Epix Medical Inc | |
US5762903A (en) * | 1995-03-10 | 1998-06-09 | Korea Atomic Energy Research Institute | Radioactive chitosan complex for radiation therapy |
US5702682A (en) * | 1995-12-01 | 1997-12-30 | Hercules Incorporated | Methods for preparing radiopaque medical devices |
DE19728954C1 (de) * | 1997-06-30 | 1999-04-22 | Schering Ag | Saccharid-Konjugate, diese enthaltende pharmazeutische Mittel, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
WO2001008712A2 (en) * | 1999-07-29 | 2001-02-08 | Epix Medical, Inc. | Targeting multimeric imaging agents through multilocus binding |
IL145723A0 (en) * | 2000-10-11 | 2002-07-25 | Nihon Mediphysics Co Ltd | Process for producing an amide compound |
US20030050452A1 (en) * | 2000-12-26 | 2003-03-13 | Yuji Hashiguchi | Process for producing metal complex of aminooligosaccharide derivative |
US20030100830A1 (en) | 2001-11-27 | 2003-05-29 | Sheng-Ping Zhong | Implantable or insertable medical devices visible under magnetic resonance imaging |
US20040143180A1 (en) * | 2001-11-27 | 2004-07-22 | Sheng-Ping Zhong | Medical devices visible under magnetic resonance imaging |
EP1466629A1 (en) * | 2003-04-11 | 2004-10-13 | BRACCO IMAGING S.p.A. | Adducts between magnetic resonance shift reagents and substrates containing exchangeable protons for "CEST" applications |
US8620406B2 (en) * | 2004-01-23 | 2013-12-31 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical devices visible by magnetic resonance imaging |
US7483732B2 (en) * | 2004-04-15 | 2009-01-27 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Magnetic resonance imaging of a medical device and proximate body tissue |
CA2593256A1 (en) * | 2005-01-05 | 2006-07-13 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Conjugates for dual imaging and radiochemotherapy: composition, manufacturing, and applications |
CN100382847C (zh) * | 2005-02-05 | 2008-04-23 | 四川大学 | 用于影像诊断的配合体化合物及制备方法和影像诊断用化合物及其制备中间体 |
US7778684B2 (en) * | 2005-08-08 | 2010-08-17 | Boston Scientific Scimed, Inc. | MRI resonator system with stent implant |
US20070239256A1 (en) * | 2006-03-22 | 2007-10-11 | Jan Weber | Medical devices having electrical circuits with multilayer regions |
JP2008266194A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Hiroshi Tanaka | 分子プローブの原料として有用な新規有機化合物 |
JP2011063572A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Kyushu Univ | 診断用造影剤 |
EP2663338B1 (en) * | 2011-01-14 | 2024-03-06 | Emory University | Glucose-based oligosaccharides comprising a positron-emitting radionuclide and their use for imaging |
DE102019004953B4 (de) * | 2019-07-17 | 2021-10-28 | Günther Zimmer | Brems- und/oder Klemmvorrichtung mit einteiligem Spaltgehäuse und Sensormodul |
US11344638B2 (en) | 2020-03-20 | 2022-05-31 | Robert Norman Taub | Composition for radiation treatment of intracavitary or metastatic deposits of malignancy and method for treatment therewith |
CN114965543B (zh) * | 2022-06-13 | 2023-10-20 | 青岛科技大学 | 壳寡糖nmr波谱的归属及脱乙酰度相关指标的测定方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8413849D0 (en) * | 1984-05-31 | 1984-07-04 | Amersham Int Plc | Nmr contrast agents |
SE465907B (sv) * | 1984-11-01 | 1991-11-18 | Nyegaard & Co As | Diagnosticeringsmedel innehaallande en paramagnetisk metall |
SE8501613D0 (sv) * | 1985-04-01 | 1985-04-01 | Bio Carb Ab | Foreningar for terapeutisk eller diagnostisk anvendning jemte forfarande for terapeutisk behandling |
US4678667A (en) * | 1985-07-02 | 1987-07-07 | 501 Regents of the University of California | Macrocyclic bifunctional chelating agents |
AU6621586A (en) * | 1985-11-18 | 1987-06-02 | University Of Texas System, The | Polychelating agents for image and spectral enhancement (and spectral shift) |
US5141739A (en) * | 1986-07-03 | 1992-08-25 | Advanced Magnetics, Inc. | Delivery of x-ray contrast agents using receptor mediated endocytosis |
DE3701665A1 (de) * | 1987-01-19 | 1988-07-28 | Schering Ag | Polymer-komplexe, verfahren zu deren herstellung und diese enthaltende pharmazeutische mittel |
US4952393A (en) * | 1987-04-02 | 1990-08-28 | The General Hospital Corporation | Organ infarct imaging with technetium labelled glucarate |
US5094950A (en) * | 1988-06-07 | 1992-03-10 | Nihon Medi-Physics Co., Ltd. | Diethylenetriamine pentaacetic acid derivatives |
CH679742A5 (ja) * | 1990-01-09 | 1992-04-15 | Byk Gulden Lomberg Chem Fab | |
JPH04154729A (ja) * | 1990-10-16 | 1992-05-27 | Nippon Mejifuijitsukusu Kk | 磁気共鳴造影剤 |
US5143716A (en) * | 1991-02-01 | 1992-09-01 | Unger Evan C | Phosphorylated sugar alcohols, Mono- and Di-Saccharides as contrast agents for use in magnetic resonance imaging of the gastrointestinal region |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP3258017A patent/JP2894879B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-09-29 US US07/952,992 patent/US5271924A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-30 CA CA002079493A patent/CA2079493C/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-10-01 EP EP92116804A patent/EP0535668B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-01 DE DE69212630T patent/DE69212630T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-10-01 ES ES92116804T patent/ES2093163T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-01 DK DK92116804.3T patent/DK0535668T3/da active
- 1992-10-01 AT AT92116804T patent/ATE141058T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-10-02 KR KR1019920018074A patent/KR100219004B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-09-13 US US08/119,387 patent/US5352431A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-04-04 US US08/222,226 patent/US5422095A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0535668A1 (en) | 1993-04-07 |
CA2079493C (en) | 2002-05-28 |
DE69212630T2 (de) | 1997-01-23 |
US5422095A (en) | 1995-06-06 |
DE69212630D1 (de) | 1996-09-12 |
JPH0597712A (ja) | 1993-04-20 |
ES2093163T3 (es) | 1996-12-16 |
CA2079493A1 (en) | 1993-04-05 |
EP0535668B1 (en) | 1996-08-07 |
US5352431A (en) | 1994-10-04 |
AU2619192A (en) | 1993-04-08 |
KR100219004B1 (ko) | 1999-09-01 |
KR930007462A (ko) | 1993-05-20 |
AU650791B2 (en) | 1994-06-30 |
DK0535668T3 (da) | 1996-09-02 |
US5271924A (en) | 1993-12-21 |
ATE141058T1 (de) | 1996-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2894879B2 (ja) | 診断用造影剤 | |
US4822594A (en) | Contrast enhancing agents for magnetic resonance images | |
DE69332952T2 (de) | Diagnostische und therapeutische Einheiten enthaltende biokompatible Polymere | |
JPH0768193B2 (ja) | 生理学的に認容性のnmr―造影剤用錯塩 | |
HU205212B (en) | Method for obtaining macromolecular, paramagnetic combinations and therapeutic preparations containing said combinations, as well as diagnostic contrast materials containing said combinations | |
JP2854905B2 (ja) | キレート組成物 | |
AU1754992A (en) | Melanin-based agents for image enhancement | |
CA2053478C (en) | Magnetic resonance imaging agent | |
JP4020784B2 (ja) | 常磁性金属−フタロシアニン錯化合物及びこれを利用した映像化用造影剤 | |
DE3701665A1 (de) | Polymer-komplexe, verfahren zu deren herstellung und diese enthaltende pharmazeutische mittel | |
KR100343313B1 (ko) | 진단용조영제 | |
JP2901787B2 (ja) | 核磁気共鳴造影剤 | |
AU625529B2 (en) | 10-(2'-hydroxy-3'-alkoxy-1,4,7-triscarboxymethyl-1,4,7,10- tetraazacyclododecanes | |
NZ236267A (en) | 10-(2'-hydroxy-3'-polyoxaalkyl)-1,4,7-triscarboxymethyl-1,4,7,10-tetraazacyclododecane | |
DE68901924T2 (de) | Paramagnetische verbindungen. | |
KR100448100B1 (ko) | 상자성 금속-프탈로시아닌 착화합물 및 이를 이용한영상화용 조영제 | |
KR100368840B1 (ko) | 진단용조영제 | |
JP3170192B2 (ja) | 画像診断用造影剤 | |
JPH0656802A (ja) | テトラアザシクロドデカン誘導体およびその用途 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080305 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305 Year of fee payment: 10 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |