JP2891959B2 - インクリボン装置 - Google Patents
インクリボン装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリボンを介
して打撃することによって印字を行うプリンタのインク
リボン装置に関し、特に、インクリボンを収容したイン
クリボンカセットを往復運動するキャリッジに搭載し、
インクリボンの駆動とインクリボンの印字位置の切り替
えとを1個のステッピングモータで行うプリンタのイン
クリボン装置に関する。
して打撃することによって印字を行うプリンタのインク
リボン装置に関し、特に、インクリボンを収容したイン
クリボンカセットを往復運動するキャリッジに搭載し、
インクリボンの駆動とインクリボンの印字位置の切り替
えとを1個のステッピングモータで行うプリンタのイン
クリボン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のインクリボン装置の一例を
示す平面図、図7は図6のA−A線断面図である。
示す平面図、図7は図6のA−A線断面図である。
【0003】インクリボンを介して打撃することによっ
て印字を行うプリンタのインクリボン装置のうち、イン
クリボンを収容したインクリボンカセットを往復運動を
行うキャリッジに搭載し、インクリボンの駆動とインク
リボンの印字位置の切り替えとを1個のステッピングモ
ータで行うプリンタの従来のインクリボン装置は、図6
に示すように、インクリボンを駆動するときは、ステッ
ピングモータを回転させることによってステッピングモ
ータの軸に連結されているモータギヤ42aと噛み合っ
ているサンギヤ43を回転させる。サンギヤ43が回転
すると、サンギヤ43との軸にサンギヤスプリング(図
示省略、図1参照)の摩擦力によって結合されているス
イングアーム45に保持されていてサンギヤ43と噛み
合っている遊星ギア44も、スイングアーム45と共に
サンギヤ43の軸を中心として回動する。従って、モー
タギヤ42aが反時計方向に回転したときは、サンギヤ
43は時計方向に回転し、遊星ギア44もサンギヤ43
の軸を中心として時計方向に回動し、インクリボンカセ
ット(図示省略)内のインクリボンを駆動するドライブ
ギヤ55と噛み合う位置に移動する。遊星ギア44がド
ライブギヤ55とと噛み合うと、遊星ギア44は、サン
ギヤ43の軸を中心とする回動運動を停止し、遊星ギア
44は、サンギヤ43の時計方向の回転によって反時計
方向に回転してドライブギヤ55を時計方向に回転さ
せ、インクリボンを駆動する。
て印字を行うプリンタのインクリボン装置のうち、イン
クリボンを収容したインクリボンカセットを往復運動を
行うキャリッジに搭載し、インクリボンの駆動とインク
リボンの印字位置の切り替えとを1個のステッピングモ
ータで行うプリンタの従来のインクリボン装置は、図6
に示すように、インクリボンを駆動するときは、ステッ
ピングモータを回転させることによってステッピングモ
ータの軸に連結されているモータギヤ42aと噛み合っ
ているサンギヤ43を回転させる。サンギヤ43が回転
すると、サンギヤ43との軸にサンギヤスプリング(図
示省略、図1参照)の摩擦力によって結合されているス
イングアーム45に保持されていてサンギヤ43と噛み
合っている遊星ギア44も、スイングアーム45と共に
サンギヤ43の軸を中心として回動する。従って、モー
タギヤ42aが反時計方向に回転したときは、サンギヤ
43は時計方向に回転し、遊星ギア44もサンギヤ43
の軸を中心として時計方向に回動し、インクリボンカセ
ット(図示省略)内のインクリボンを駆動するドライブ
ギヤ55と噛み合う位置に移動する。遊星ギア44がド
ライブギヤ55とと噛み合うと、遊星ギア44は、サン
ギヤ43の軸を中心とする回動運動を停止し、遊星ギア
44は、サンギヤ43の時計方向の回転によって反時計
方向に回転してドライブギヤ55を時計方向に回転さ
せ、インクリボンを駆動する。
【0004】逆にステッピングモータ42(モータギヤ
42a)が時計方向に回転したときは、サンギヤ43は
反時計方向に回転し、遊星ギア44はスイングアーム4
5と共にサンギヤ43の軸を中心として反時計方向に回
動する。このため、遊星ギア44とドライブギヤ55と
の噛み合いが外れてドライブギヤ55を回転させない。
42a)が時計方向に回転したときは、サンギヤ43は
反時計方向に回転し、遊星ギア44はスイングアーム4
5と共にサンギヤ43の軸を中心として反時計方向に回
動する。このため、遊星ギア44とドライブギヤ55と
の噛み合いが外れてドライブギヤ55を回転させない。
【0005】図6および図7に示すように、ステッピン
グモータ42が回転すると、モータギヤ42aと噛み合
っているワンウエイギヤ47もまた回転する。モータギ
ヤ42aが反時計方向に回転してワンウエイギヤ47が
時計方向に回転したときは、ワンウエイギヤ47に装着
されているワンウエイクラッチ48が作動しないため、
ワンウエイギヤ47の回転軸となっているカムシャフト
49は回転せず、従ってカムシャフト49の上部に装着
されているカム54も回転しない。
グモータ42が回転すると、モータギヤ42aと噛み合
っているワンウエイギヤ47もまた回転する。モータギ
ヤ42aが反時計方向に回転してワンウエイギヤ47が
時計方向に回転したときは、ワンウエイギヤ47に装着
されているワンウエイクラッチ48が作動しないため、
ワンウエイギヤ47の回転軸となっているカムシャフト
49は回転せず、従ってカムシャフト49の上部に装着
されているカム54も回転しない。
【0006】逆にモータギヤ42aが時計方向に回転し
てワンウエイギヤ47が反時計方向(矢印B)に回転し
たときは、ワンウエイクラッチ48が作動してワンウエ
イギヤ47の回転をカムシャフト49に伝達するため、
カムシャフト49が回転してカム54を回転させる。カ
ムシャフト49は、図6に示すように、カム54とその
中心から外れた位置(偏心位置)に結合されてるため、
カムシャフト49が回転すると、カム54はいわゆる偏
心運動を行う。カム54の外周面とカムフォロワ40の
外枠体の上下の内壁面40aとは常時接触しており、か
つカムフォロワ40は上下方向(矢印C方向)にのみ滑
動できるように保持されているため、カム54が回転す
るとカムフォロワ40を矢印C方向に滑動させる。従っ
てカムフォロワ40と一体となっているカセッホルダ
(図示省略、図2参照)に搭載されているインクリボン
カセット(図示省略、図1参照)を上下方向(矢印C方
向)移動させてインクリボンの印字位置の切り替えを行
なう。
てワンウエイギヤ47が反時計方向(矢印B)に回転し
たときは、ワンウエイクラッチ48が作動してワンウエ
イギヤ47の回転をカムシャフト49に伝達するため、
カムシャフト49が回転してカム54を回転させる。カ
ムシャフト49は、図6に示すように、カム54とその
中心から外れた位置(偏心位置)に結合されてるため、
カムシャフト49が回転すると、カム54はいわゆる偏
心運動を行う。カム54の外周面とカムフォロワ40の
外枠体の上下の内壁面40aとは常時接触しており、か
つカムフォロワ40は上下方向(矢印C方向)にのみ滑
動できるように保持されているため、カム54が回転す
るとカムフォロワ40を矢印C方向に滑動させる。従っ
てカムフォロワ40と一体となっているカセッホルダ
(図示省略、図2参照)に搭載されているインクリボン
カセット(図示省略、図1参照)を上下方向(矢印C方
向)移動させてインクリボンの印字位置の切り替えを行
なう。
【0007】カム54の上面の周辺部には、図6に示す
ように、カムシャフト49を挟んで直径上の両端部の位
置に、2個の上部突起部54bが設けてある(図5参
照)。これらの上部突起部54bは、カムフォロワ40
の中央部の下面に設けてある溝40bに、カムスプリン
グ50の押圧力によって嵌入している。溝40bには、
カム54の矢印B方向の回転方向に沿って斜面40cが
形成されている(矢印B方向と反対方向は、斜面は形成
されておらず、上部突起部54bの側面と溝40bの側
面とが接触する)。従ってカム54が回転すると、上部
突起部54bの上面が斜面40cを滑ってカムフォロワ
40の中央部の下面と接触するようになり、カムシャフ
ト49は、カムフォロワ40によって下方に押される。
この動作を円滑に行わせるため、ワンウエイクラッチ4
8が作動しているとき、ワンウエイクラッチ48がカム
シャフト49に対して上下方向にスリップする構造とな
っている。
ように、カムシャフト49を挟んで直径上の両端部の位
置に、2個の上部突起部54bが設けてある(図5参
照)。これらの上部突起部54bは、カムフォロワ40
の中央部の下面に設けてある溝40bに、カムスプリン
グ50の押圧力によって嵌入している。溝40bには、
カム54の矢印B方向の回転方向に沿って斜面40cが
形成されている(矢印B方向と反対方向は、斜面は形成
されておらず、上部突起部54bの側面と溝40bの側
面とが接触する)。従ってカム54が回転すると、上部
突起部54bの上面が斜面40cを滑ってカムフォロワ
40の中央部の下面と接触するようになり、カムシャフ
ト49は、カムフォロワ40によって下方に押される。
この動作を円滑に行わせるため、ワンウエイクラッチ4
8が作動しているとき、ワンウエイクラッチ48がカム
シャフト49に対して上下方向にスリップする構造とな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のインクリボン装置は、ステッピングモータが反時計方
向に回転したとき、ワンウエイギヤが空転してワンウエ
イギヤの回転がカムシャフトに伝達されない状態である
にも拘らず、ステッピングモータの回転のときに発生す
る微小な振動がワンウエイギヤに伝達され、それがワン
ウエイクラッチを介してカムシャフトに伝達されてカム
を微小に駆動するため、インクリボンの印字位置が微妙
にずれるという問題点を有している。
のインクリボン装置は、ステッピングモータが反時計方
向に回転したとき、ワンウエイギヤが空転してワンウエ
イギヤの回転がカムシャフトに伝達されない状態である
にも拘らず、ステッピングモータの回転のときに発生す
る微小な振動がワンウエイギヤに伝達され、それがワン
ウエイクラッチを介してカムシャフトに伝達されてカム
を微小に駆動するため、インクリボンの印字位置が微妙
にずれるという問題点を有している。
【0009】また、インクリボンの印字位置の切り替え
動作のとき、カム54が回転してもワンウエイクラッチ
48がカムシャフト49に対して上下方向にスリップせ
ず、このため上部突起部54bがカムフォロワ40の溝
から外れず切り替え動作不良が発生することがあるとい
う欠点も有している。
動作のとき、カム54が回転してもワンウエイクラッチ
48がカムシャフト49に対して上下方向にスリップせ
ず、このため上部突起部54bがカムフォロワ40の溝
から外れず切り替え動作不良が発生することがあるとい
う欠点も有している。
【0010】本発明の目的は、上述のような従来のイン
クリボン装置の欠点を解消し、インクリボンの印字位置
のずれが発生せず、またインクリボンの印字位置の切り
替え動作時における動作不良を防止したインクリボン装
置を提供することにある。
クリボン装置の欠点を解消し、インクリボンの印字位置
のずれが発生せず、またインクリボンの印字位置の切り
替え動作時における動作不良を防止したインクリボン装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のインクリボン装
置は、ステッピングモータと、前記ステッピングモータ
の回転を伝達するサンギヤと、前記サンギヤの軸にスプ
リングの圧力で結合されているスイングアームと、前記
スイングアームに保持されて前記サンギヤと噛み合う遊
星ギヤと、前記ステッピングモータが一方の方向に回転
したときに前記スイングアームと共に前記サンギヤの軸
を中心として回転する前記遊星ギヤと噛み合うことによ
って前記サンギヤに駆動される前記遊星ギヤに駆動され
てインクリボンの搬送運動を駆動するドライブギヤと、
前記ステッピングモータと結合さていて前記ステッピン
グモータが前記一方の方向と反対の方向に回転したとき
に前記ステッピングモータの回転運動を伝達するワンウ
エイクラッチを有するワンウエイギヤと、前記ワンウエ
イギヤの回転を伝達されたときに回転するスライドカム
と、前記スライドカムの回転運動によって平行運動を行
って搭載しているインクリボンカセット内のインクリボ
ンの印字位置を切り替えるカムフォロワとを備えるイン
クリボン装置において、前記ワンウエイクラッチに保持
される第一の軸と前記スライドカムの下面から下方に突
出させた第二の軸とを設け、前記第一の軸と前記第二の
軸との何れか一方の軸を中空とし、他方の軸を前記一方
の軸の中空の部分に挿入して両者を上下方向に滑動自在
とし、前記第一の軸と前記第二の軸の何れか一方の軸に
突起部を設け、他方の軸に切欠き部を設け、前記突起部
と前記切欠き部を係合させて前記第一の軸の回転を前記
第二の軸に伝達するようにしたものであり、更に、前記
突起部と前記切欠き部との間に遊びを設けたものであ
る。
置は、ステッピングモータと、前記ステッピングモータ
の回転を伝達するサンギヤと、前記サンギヤの軸にスプ
リングの圧力で結合されているスイングアームと、前記
スイングアームに保持されて前記サンギヤと噛み合う遊
星ギヤと、前記ステッピングモータが一方の方向に回転
したときに前記スイングアームと共に前記サンギヤの軸
を中心として回転する前記遊星ギヤと噛み合うことによ
って前記サンギヤに駆動される前記遊星ギヤに駆動され
てインクリボンの搬送運動を駆動するドライブギヤと、
前記ステッピングモータと結合さていて前記ステッピン
グモータが前記一方の方向と反対の方向に回転したとき
に前記ステッピングモータの回転運動を伝達するワンウ
エイクラッチを有するワンウエイギヤと、前記ワンウエ
イギヤの回転を伝達されたときに回転するスライドカム
と、前記スライドカムの回転運動によって平行運動を行
って搭載しているインクリボンカセット内のインクリボ
ンの印字位置を切り替えるカムフォロワとを備えるイン
クリボン装置において、前記ワンウエイクラッチに保持
される第一の軸と前記スライドカムの下面から下方に突
出させた第二の軸とを設け、前記第一の軸と前記第二の
軸との何れか一方の軸を中空とし、他方の軸を前記一方
の軸の中空の部分に挿入して両者を上下方向に滑動自在
とし、前記第一の軸と前記第二の軸の何れか一方の軸に
突起部を設け、他方の軸に切欠き部を設け、前記突起部
と前記切欠き部を係合させて前記第一の軸の回転を前記
第二の軸に伝達するようにしたものであり、更に、前記
突起部と前記切欠き部との間に遊びを設けたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態を示す平面図、
図2は図1の実施形態を有するプリタの要部の側面図、
図3はインクリボンの駆動状態における図1のH−H線
断面図、図4はインクリボンの印字位置切り替え状態に
おける図1のH−H線断面図、図5は図1の実施形態の
スライドカムとカムシャフトの関係を示す図で、(a)
はスライドカムの正面図、(b)はスライドカムの底面
図、(c)はカムシャフトの正面図、(d)はカムシャ
フトの平面図である。
図2は図1の実施形態を有するプリタの要部の側面図、
図3はインクリボンの駆動状態における図1のH−H線
断面図、図4はインクリボンの印字位置切り替え状態に
おける図1のH−H線断面図、図5は図1の実施形態の
スライドカムとカムシャフトの関係を示す図で、(a)
はスライドカムの正面図、(b)はスライドカムの底面
図、(c)はカムシャフトの正面図、(d)はカムシャ
フトの平面図である。
【0014】図2において、キャリッジ1は、印字ヘッ
ド2とインクリボン7を収容するインクリボンカセット
8を搭載し、左右方向(図2の紙面に垂直な方向)に移
動しながら、プラテン3と印字ヘッド2との間をフィー
ドローラ4aおよび4bによって搬送される印字用紙5
に対して、インクリボン7を介して印字を行う。カード
ホルダ6は、キャリッジ1に装着されており、印字のと
き、印字用紙5がプラテン3から浮き上がらないよう
に、印字用紙5をプラテン3に押し付ける。
ド2とインクリボン7を収容するインクリボンカセット
8を搭載し、左右方向(図2の紙面に垂直な方向)に移
動しながら、プラテン3と印字ヘッド2との間をフィー
ドローラ4aおよび4bによって搬送される印字用紙5
に対して、インクリボン7を介して印字を行う。カード
ホルダ6は、キャリッジ1に装着されており、印字のと
き、印字用紙5がプラテン3から浮き上がらないよう
に、印字用紙5をプラテン3に押し付ける。
【0015】印字ヘッド2は、本インクリボン装置を有
するプリンタが上位装置から印字データを入力したと
き、キャリッジ1によって横(行)方向の移動しながら
内蔵している印字ピンをインクリボン7を介してプラテ
ン3上の印字用紙5に対して打撃させることにより印字
を行う。
するプリンタが上位装置から印字データを入力したと
き、キャリッジ1によって横(行)方向の移動しながら
内蔵している印字ピンをインクリボン7を介してプラテ
ン3上の印字用紙5に対して打撃させることにより印字
を行う。
【0016】インクリボン装置は、キャリッジ1の印字
ヘッド2の上方に設けられており、カセットホルダ9の
上にインクリボンカセット8を搭載したとき、ステッピ
ングモータ12によってインクリボン7の駆動とインク
リボン7に印字位置の切り替え(インクリボン7を矢印
D方向に一定量だけ移動させることにより、例えば黒色
と赤色との2色となっているインクリボンの印字色を切
り替える)とを行なう。
ヘッド2の上方に設けられており、カセットホルダ9の
上にインクリボンカセット8を搭載したとき、ステッピ
ングモータ12によってインクリボン7の駆動とインク
リボン7に印字位置の切り替え(インクリボン7を矢印
D方向に一定量だけ移動させることにより、例えば黒色
と赤色との2色となっているインクリボンの印字色を切
り替える)とを行なう。
【0017】本実施形態のインクリボン装置は、図1に
示すように、インクリボンカセット8を搭載するカセッ
トホルダ9と、カセットホルダ9に装着されたカムフォ
ロワ10の上下の枠体の内壁面10aがカムフォロワ1
0の外側面と接触してカムフォロワ10を矢印D方向に
一定量だけ移動させることによってインクリボン7に印
字位置の切り替えを行うスライドカム11と、スライド
カム11の回転軸であるカムシャフト19と連結さてて
いるワンウエイギヤ17と、ワンウエイギヤ17と噛み
合うモータギヤ12aと、モータギヤ12aを駆動する
ステッピングモータ12とを備えている。モータギヤ1
2aにはまた、サンギヤ13が噛み合っており、サンギ
ヤ13には、遊星ギア14が噛み合っている。遊星ギア
14は、サンギヤ13の軸に装着されているスイングア
ーム15にその回転軸を保持されていて、サンギヤ13
が回転すると、スイングアーム15と共にサンギヤ13
の軸を中心とした回動運動を行う。サンギヤスプリング
16は、サンギヤ13とスイングアーム15との間に装
着されており、それらに対して摩擦力を与えてスイング
アーム15をサンギヤ13と共に回動させる。ドライブ
ギヤ25は、遊星ギア14がスイングアーム15と共に
回動して噛み合い位置にきたとき、サンギヤ13の軸を
中心とする回動運動を停止させて遊星ギア14をサンギ
ヤ13との噛み合いによって回転させ、その回転力を受
けてインクリボンカセット8内のインクリボン7(図2
参照)の循環運動を駆動する。
示すように、インクリボンカセット8を搭載するカセッ
トホルダ9と、カセットホルダ9に装着されたカムフォ
ロワ10の上下の枠体の内壁面10aがカムフォロワ1
0の外側面と接触してカムフォロワ10を矢印D方向に
一定量だけ移動させることによってインクリボン7に印
字位置の切り替えを行うスライドカム11と、スライド
カム11の回転軸であるカムシャフト19と連結さてて
いるワンウエイギヤ17と、ワンウエイギヤ17と噛み
合うモータギヤ12aと、モータギヤ12aを駆動する
ステッピングモータ12とを備えている。モータギヤ1
2aにはまた、サンギヤ13が噛み合っており、サンギ
ヤ13には、遊星ギア14が噛み合っている。遊星ギア
14は、サンギヤ13の軸に装着されているスイングア
ーム15にその回転軸を保持されていて、サンギヤ13
が回転すると、スイングアーム15と共にサンギヤ13
の軸を中心とした回動運動を行う。サンギヤスプリング
16は、サンギヤ13とスイングアーム15との間に装
着されており、それらに対して摩擦力を与えてスイング
アーム15をサンギヤ13と共に回動させる。ドライブ
ギヤ25は、遊星ギア14がスイングアーム15と共に
回動して噛み合い位置にきたとき、サンギヤ13の軸を
中心とする回動運動を停止させて遊星ギア14をサンギ
ヤ13との噛み合いによって回転させ、その回転力を受
けてインクリボンカセット8内のインクリボン7(図2
参照)の循環運動を駆動する。
【0018】ステッピングモータ12が反時計方向に回
転すると、サンギヤ13は時計方向に回転し、遊星ギア
14もスイングアーム15と共にサンギヤ43の回転軸
を中心として時計方向に回動する。このため遊星ギア1
4がドライブギヤ25と噛み合うようになり、ドライブ
ギヤ25を反時計方向(矢印E方向)に回転させる。
転すると、サンギヤ13は時計方向に回転し、遊星ギア
14もスイングアーム15と共にサンギヤ43の回転軸
を中心として時計方向に回動する。このため遊星ギア1
4がドライブギヤ25と噛み合うようになり、ドライブ
ギヤ25を反時計方向(矢印E方向)に回転させる。
【0019】逆にステッピングモータ12が時計方向に
回転したときは、サンギヤ13は反時計方向に回転し、
遊星ギア14はスイングアーム15と共にサンギヤ43
の軸を中心として反時計方向に回動する。この遊星ギア
14とドライブギヤ25との噛み合いが外れてドライブ
ギヤ25は回転しない。
回転したときは、サンギヤ13は反時計方向に回転し、
遊星ギア14はスイングアーム15と共にサンギヤ43
の軸を中心として反時計方向に回動する。この遊星ギア
14とドライブギヤ25との噛み合いが外れてドライブ
ギヤ25は回転しない。
【0020】ワンウエイギヤ17は、ワンウエイクラッ
チ18(図3参照)を固着し、ステッピングモータ12
が時計方向に回転したときのみその回転をカムシャフト
19に伝達し、ステッピングモータ12が反時計方向に
回転したときはその回転をカムシャフト19に伝達しな
い。このようにして、1個のステッピングモータ12に
よって、インクリボン7に印字位置の切り替えと、イン
クリボン7の駆動とを行なう。
チ18(図3参照)を固着し、ステッピングモータ12
が時計方向に回転したときのみその回転をカムシャフト
19に伝達し、ステッピングモータ12が反時計方向に
回転したときはその回転をカムシャフト19に伝達しな
い。このようにして、1個のステッピングモータ12に
よって、インクリボン7に印字位置の切り替えと、イン
クリボン7の駆動とを行なう。
【0021】図3はインクリボンの駆動状態における図
1のH−H線断面である。
1のH−H線断面である。
【0022】図3に示すように、ワンウエイギヤ17の
中心部にはワンウエイクラッチ18が固着してあり、ワ
ンウエイクラッチ18には、中空のカムシャフト19が
挿入されていて、ワンウエイクラッチ18は、ワンウエ
イギヤ17が反時計方向に回転する(ステッピングモー
タ12が時計方向に回転する)ときのみ、ワンウエイギ
ヤ17の回転をカムシャフト19に伝達する。ワンウエ
イクラッチ18は、ブッシュ21bによって保持されて
おり、ブッシュ21bは、ガイド22bに固着されてい
る。中空のカムシャフト19の中には、スライドカム1
1の下面から下方に突出しているスライドカム軸11c
の下端から更に下方に突出しているスライドカム延長軸
11dが貫入しており、スライドカム延長軸11dはカ
ムシャフト19の中で上下運動を行うことができる。ス
ライドカム軸11cは、ガイド22aに固着されている
ブッシュ21aによって回転自在に保持されている。ス
ライドカム11とガイド22aとの間には、カムスプリ
ング20が設けられており、カムスプリング20はスラ
イドカム11をカムフォロワ10の方に押し上げてい
る。
中心部にはワンウエイクラッチ18が固着してあり、ワ
ンウエイクラッチ18には、中空のカムシャフト19が
挿入されていて、ワンウエイクラッチ18は、ワンウエ
イギヤ17が反時計方向に回転する(ステッピングモー
タ12が時計方向に回転する)ときのみ、ワンウエイギ
ヤ17の回転をカムシャフト19に伝達する。ワンウエ
イクラッチ18は、ブッシュ21bによって保持されて
おり、ブッシュ21bは、ガイド22bに固着されてい
る。中空のカムシャフト19の中には、スライドカム1
1の下面から下方に突出しているスライドカム軸11c
の下端から更に下方に突出しているスライドカム延長軸
11dが貫入しており、スライドカム延長軸11dはカ
ムシャフト19の中で上下運動を行うことができる。ス
ライドカム軸11cは、ガイド22aに固着されている
ブッシュ21aによって回転自在に保持されている。ス
ライドカム11とガイド22aとの間には、カムスプリ
ング20が設けられており、カムスプリング20はスラ
イドカム11をカムフォロワ10の方に押し上げてい
る。
【0023】また、カムシャフト19の上端には、図5
(c)おおび(d)に示すように、開口角が50度の切
欠き部19aがカムシャフト19の直径の両端の位置に
2個設けてあり、これに対応して、スライドカム11の
スライドカム軸11cの下端には、図5(a)および
(b)に示すように、広がり角が30度の突起部11e
がスライドカム軸11cの直径の両端の位置に2個設け
てある。従って、スライドカム延長軸11dをカムシャ
フト19の中に挿入したとき、スライドカム軸11cの
突起部11eがカムシャフト19の切欠き部19aに嵌
入されるため、スライドカム軸11cは、切欠き部19
aと突起部11eとの角度の差の分だけ、カムシャフト
19の中で自由に回動することができる。なお、スライ
ドカム11の回転によって切り替えた印字位置の定位置
を検出するため、図1に示すように、カセットホルダ9
にセンサ23が設けてある。センサ23は、図5に示す
ようなスライドカム11の下面に設けてある下部突起部
11aを検出することによって定位置を検出する。
(c)おおび(d)に示すように、開口角が50度の切
欠き部19aがカムシャフト19の直径の両端の位置に
2個設けてあり、これに対応して、スライドカム11の
スライドカム軸11cの下端には、図5(a)および
(b)に示すように、広がり角が30度の突起部11e
がスライドカム軸11cの直径の両端の位置に2個設け
てある。従って、スライドカム延長軸11dをカムシャ
フト19の中に挿入したとき、スライドカム軸11cの
突起部11eがカムシャフト19の切欠き部19aに嵌
入されるため、スライドカム軸11cは、切欠き部19
aと突起部11eとの角度の差の分だけ、カムシャフト
19の中で自由に回動することができる。なお、スライ
ドカム11の回転によって切り替えた印字位置の定位置
を検出するため、図1に示すように、カセットホルダ9
にセンサ23が設けてある。センサ23は、図5に示す
ようなスライドカム11の下面に設けてある下部突起部
11aを検出することによって定位置を検出する。
【0024】インクリボンが駆動状態にあるときは、ス
テッピングモータ12が反時計方向に回転するため、遊
星ギア14はスイングアーム15と共にサンギヤ43の
軸を中心として時計方向に回動してドライブギヤ25と
噛み合う。このとき、ワンウエイギヤ17は時計方向に
回転するため、ワンウエイクラッチ18は作用せず、従
ってワンウエイギヤ17の回転はカムシャフト19に伝
達されず、スライドカム11は停止したままである。
テッピングモータ12が反時計方向に回転するため、遊
星ギア14はスイングアーム15と共にサンギヤ43の
軸を中心として時計方向に回動してドライブギヤ25と
噛み合う。このとき、ワンウエイギヤ17は時計方向に
回転するため、ワンウエイクラッチ18は作用せず、従
ってワンウエイギヤ17の回転はカムシャフト19に伝
達されず、スライドカム11は停止したままである。
【0025】この状態でステッピングモータ12の回転
に微小な振動が発生してステッピングモータ12が反対
方向に微小に回転すると、その反対方向の微小な回転が
ワンウエイクラッチ18を介してカムシャフト19に伝
達され、カムシャフト19も微小に回転するが、カムシ
ャフト19の上端の切欠き部19aとスライドカム11
のスライドカム軸11cの下端の突起部11eとの間に
遊びがあるため、カムシャフト19の微小な回転はスラ
イドカム11に伝達されない。従ってカムフォロワ10
が駆動されてカセットホルダ9を介して搭載されている
インクリボンカセット8を動かすことはないため、イン
クリボン7の印字位置のずれが発生することはない。
に微小な振動が発生してステッピングモータ12が反対
方向に微小に回転すると、その反対方向の微小な回転が
ワンウエイクラッチ18を介してカムシャフト19に伝
達され、カムシャフト19も微小に回転するが、カムシ
ャフト19の上端の切欠き部19aとスライドカム11
のスライドカム軸11cの下端の突起部11eとの間に
遊びがあるため、カムシャフト19の微小な回転はスラ
イドカム11に伝達されない。従ってカムフォロワ10
が駆動されてカセットホルダ9を介して搭載されている
インクリボンカセット8を動かすことはないため、イン
クリボン7の印字位置のずれが発生することはない。
【0026】図4は、インクリボンの印字位置切り替え
状態における図1のH−H線断面である。
状態における図1のH−H線断面である。
【0027】インクリボンの印字位置切り替え状態にあ
るときは、ステッピングモータ12が時計方向に回転す
るため、遊星ギア14はスイングアーム15と共にサン
ギヤ43の軸を中心として反時計方向に回動する。この
ため、遊星ギア14とドライブギヤ25の噛み合いが外
れ、インクリボンの駆動は行われない。このとき、ワン
ウエイギヤ17は反時計方向に回転するため、ワンウエ
イクラッチ18が作用し、ワンウエイギヤ17の回転を
カムシャフト19に伝達する。カムシャフト19の回転
は、カムシャフト19の上端の切欠き部19aとスライ
ドカム11のスライドカム軸11cの下端の突起部11
eとを介してスライドカム11のスライドカム軸11c
に伝達されるため、スライドカム11が回転してカムフ
ォロワ10を移動させる(図1の矢印D方向)。スライ
ドカム11が180度回転してインクリボンの印字位置
の切り替えが行われた後、スライドカム11が更に回転
しようとすると、カムフォロワ10の下面に設けてある
溝10bに嵌入しているスライドカム11の上部突起部
11bが、溝10bに設けてある斜面10cを滑って溝
10bから外れ、上部突起部11bの上面がカムフォロ
ワ10の下面と接触するようになるため、スライドカム
11すなわちスライドカム軸11cは、カムスプリング
20を圧縮して下降し、インクリボンを切り替えた印字
位置を保持する。このとき、スライドカム軸11cは、
中空のカムシャフト19の中で自由に上下運動できるた
め、スライドカム軸11cの下降動作はカムシャフト1
9に影響を与えず、従ってワンウエイクラッチ18に対
しても影響を与えない。このためワンウエイクラッチ1
8が上下方向のスリップ動作を行わなくても、印字位置
の切り替え動作不良が発生しない。
るときは、ステッピングモータ12が時計方向に回転す
るため、遊星ギア14はスイングアーム15と共にサン
ギヤ43の軸を中心として反時計方向に回動する。この
ため、遊星ギア14とドライブギヤ25の噛み合いが外
れ、インクリボンの駆動は行われない。このとき、ワン
ウエイギヤ17は反時計方向に回転するため、ワンウエ
イクラッチ18が作用し、ワンウエイギヤ17の回転を
カムシャフト19に伝達する。カムシャフト19の回転
は、カムシャフト19の上端の切欠き部19aとスライ
ドカム11のスライドカム軸11cの下端の突起部11
eとを介してスライドカム11のスライドカム軸11c
に伝達されるため、スライドカム11が回転してカムフ
ォロワ10を移動させる(図1の矢印D方向)。スライ
ドカム11が180度回転してインクリボンの印字位置
の切り替えが行われた後、スライドカム11が更に回転
しようとすると、カムフォロワ10の下面に設けてある
溝10bに嵌入しているスライドカム11の上部突起部
11bが、溝10bに設けてある斜面10cを滑って溝
10bから外れ、上部突起部11bの上面がカムフォロ
ワ10の下面と接触するようになるため、スライドカム
11すなわちスライドカム軸11cは、カムスプリング
20を圧縮して下降し、インクリボンを切り替えた印字
位置を保持する。このとき、スライドカム軸11cは、
中空のカムシャフト19の中で自由に上下運動できるた
め、スライドカム軸11cの下降動作はカムシャフト1
9に影響を与えず、従ってワンウエイクラッチ18に対
しても影響を与えない。このためワンウエイクラッチ1
8が上下方向のスリップ動作を行わなくても、印字位置
の切り替え動作不良が発生しない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクリ
ボン装置は、ワンウエイギヤの回転をスライドカムに伝
達する軸を上下に2分割し、一方の軸を中空として他方
の軸をその中空の軸に挿入して両者の上下方向の相対運
動を可能にし、二つの軸の一方の軸に突起部、他方の軸
に切欠き部を設け、突起部と切欠き部を係合させて一方
の軸の回転を他方の軸に伝達できるようにすることによ
り、インクリボンの印字位置の切り替えを行ったときの
印字位置の切り替え動作不良の発生を防止できるという
効果がある。また、突起部と切欠き部との間に遊びを設
けることにより、ステッピングモータの回転に微小な振
動によるインクリボンの印字位置のずれの発生が防止で
きるという効果もある。
ボン装置は、ワンウエイギヤの回転をスライドカムに伝
達する軸を上下に2分割し、一方の軸を中空として他方
の軸をその中空の軸に挿入して両者の上下方向の相対運
動を可能にし、二つの軸の一方の軸に突起部、他方の軸
に切欠き部を設け、突起部と切欠き部を係合させて一方
の軸の回転を他方の軸に伝達できるようにすることによ
り、インクリボンの印字位置の切り替えを行ったときの
印字位置の切り替え動作不良の発生を防止できるという
効果がある。また、突起部と切欠き部との間に遊びを設
けることにより、ステッピングモータの回転に微小な振
動によるインクリボンの印字位置のずれの発生が防止で
きるという効果もある。
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1の実施形態を有するプリタの要部の側面図
である。
である。
【図3】インクリボンの駆動状態における図1のH−H
線断面図である。
線断面図である。
【図4】インクリボンの印字位置切り替え状態における
図1のH−H線断面図である。
図1のH−H線断面図である。
【図5】図1の実施形態のスライドカムとカムシャフト
の関係を示す図で、(a)はスライドカムの正面図、
(b)はスライドカムの底面図、(c)はカムシャフト
の正面図、(d)はカムシャフトの平面図である。
の関係を示す図で、(a)はスライドカムの正面図、
(b)はスライドカムの底面図、(c)はカムシャフト
の正面図、(d)はカムシャフトの平面図である。
【図6】従来のインクリボン装置の一例を示す平面図で
ある。
ある。
【図7】図6のA−A線断面図である。
1 キャリッジ 2 印字ヘッド 3 プラテン 4a・4b フィードローラ 5 印字用紙 6 カードホルダ 7 インクリボン 8 インクリボンカセット 9 カセットホルダ 10・40 カムフォロワ 10a・40a 内壁面 10b・40b 溝 10c・40c 斜面 11 スライドカム 11a 下部突起部 11b・54b 上部突起部 11c スライドカム軸 11d スライドカム延長軸 11e 突起部 12・42 ステッピングモータ 12a・42a モータギヤ 13・43 サンギヤ 14・44 遊星ギア 15・45 スイングアーム 16 サンギヤスプリング 17・47 ワンウエイギヤ 18・48 ワンウエイクラッチ 19・49 カムシャフト 19a 切欠き部 20・50 カムスプリング 21a・21b ブッシュ 22a・22b ガイド 23 センサ 25・55 ドライブギヤ 54 カム
Claims (2)
- 【請求項1】 ステッピングモータと、前記ステッピン
グモータの回転を伝達するサンギヤと、前記サンギヤの
軸にスプリングの圧力で結合されているスイングアーム
と、前記スイングアームに保持されて前記サンギヤと噛
み合う遊星ギヤと、前記ステッピングモータが一方の方
向に回転したときに前記スイングアームと共に前記サン
ギヤの軸を中心として回転する前記遊星ギヤと噛み合う
ことによって前記サンギヤに駆動される前記遊星ギヤに
駆動されてインクリボンの搬送運動を駆動するドライブ
ギヤと、前記ステッピングモータと結合さていて前記ス
テッピングモータが前記一方の方向と反対の方向に回転
したときに前記ステッピングモータの回転運動を伝達す
るワンウエイクラッチを有するワンウエイギヤと、前記
ワンウエイギヤの回転を伝達されたときに回転するスラ
イドカムと、前記スライドカムの回転運動によって平行
運動を行って搭載しているインクリボンカセット内のイ
ンクリボンの印字位置を切り替えるカムフォロワとを備
えるインクリボン装置において、前記ワンウエイクラッ
チに保持される第一の軸と前記スライドカムの下面から
下方に突出させた第二の軸とを設け、前記第一の軸と前
記第二の軸との何れか一方の軸を中空とし、他方の軸を
前記一方の軸の中空の部分に挿入して両者を上下方向に
滑動自在とし、前記第一の軸と前記第二の軸の何れか一
方の軸に突起部を設け、他方の軸に切欠き部を設け、前
記突起部と前記切欠き部を係合させて前記第一の軸の回
転を前記第二の軸に伝達するようにしたことを特徴とす
るインクリボン装置。 - 【請求項2】 前記突起部と前記切欠き部との間に遊び
を設けたことを特徴とする請求項1記載のインクリボン
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10736497A JP2891959B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | インクリボン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10736497A JP2891959B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | インクリボン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10297068A JPH10297068A (ja) | 1998-11-10 |
JP2891959B2 true JP2891959B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=14457218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10736497A Expired - Fee Related JP2891959B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | インクリボン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2891959B2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP10736497A patent/JP2891959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10297068A (ja) | 1998-11-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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