JP2875754B2 - 電磁連結装置のアーマチュア組立体 - Google Patents
電磁連結装置のアーマチュア組立体Info
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- JP2875754B2 JP2875754B2 JP6301563A JP30156394A JP2875754B2 JP 2875754 B2 JP2875754 B2 JP 2875754B2 JP 6301563 A JP6301563 A JP 6301563A JP 30156394 A JP30156394 A JP 30156394A JP 2875754 B2 JP2875754 B2 JP 2875754B2
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- damper rubber
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
- F16D27/108—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
- F16D27/112—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D2027/008—Details relating to the magnetic circuit, or to the shape of the clutch parts to achieve a certain magnetic path
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカーエアコン用
電磁クラッチ等に使用されるダンパーゴム方式の電磁連
結装置のアーマチュア組立体に関する。
電磁クラッチ等に使用されるダンパーゴム方式の電磁連
結装置のアーマチュア組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁連結装置のアーマチュア組
立体としては、本出願人が特開平4−262127号公
報で提案したものがある。この公報で提案されたアーマ
チュア組立体は、アーマチュア支持部材を強化プラスチ
ックによって形成するだけではなく、剛性を高め機械的
強度の信頼性を高めるために、アーマチュア支持部材に
補強用リブを一体形成したものである。また、強化プラ
スチック製のアーマチュア支持部材に円筒状ボス部を形
成して、この円筒状ボス部により、カーエアコン用圧縮
機の回転軸にセレーション嵌合される円筒状の金属材製
のアーマチュアハブの外周面全体を被覆するようにして
インサート成形により一体に固定したものである。
立体としては、本出願人が特開平4−262127号公
報で提案したものがある。この公報で提案されたアーマ
チュア組立体は、アーマチュア支持部材を強化プラスチ
ックによって形成するだけではなく、剛性を高め機械的
強度の信頼性を高めるために、アーマチュア支持部材に
補強用リブを一体形成したものである。また、強化プラ
スチック製のアーマチュア支持部材に円筒状ボス部を形
成して、この円筒状ボス部により、カーエアコン用圧縮
機の回転軸にセレーション嵌合される円筒状の金属材製
のアーマチュアハブの外周面全体を被覆するようにして
インサート成形により一体に固定したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補強用
リブを形成したアーマチュア支持部材においても、アー
マチュアをアーマチュア支持部材に軸線方向に移動自在
に支持するダンパーゴムの弾性力が強いと、強化プラス
チックといえどもアーマチュア支持部材の半径方向外側
には傾斜歪みが生じるので、電磁クラッチにおいては、
アーマチュアとロータとの間のエアギャップが狭くな
る。この歪みが大きいと、電磁コイルに通電しない無励
磁状態において、外部振動により振れるアーマチュアが
ロータに接触してしまう。本発明はこのような問題に鑑
みてなされたものであり、アーマチュア支持部材の歪み
の影響を最小限に押さえた電磁連結装置のアーマチュア
組立体を提供することを目的とする。
リブを形成したアーマチュア支持部材においても、アー
マチュアをアーマチュア支持部材に軸線方向に移動自在
に支持するダンパーゴムの弾性力が強いと、強化プラス
チックといえどもアーマチュア支持部材の半径方向外側
には傾斜歪みが生じるので、電磁クラッチにおいては、
アーマチュアとロータとの間のエアギャップが狭くな
る。この歪みが大きいと、電磁コイルに通電しない無励
磁状態において、外部振動により振れるアーマチュアが
ロータに接触してしまう。本発明はこのような問題に鑑
みてなされたものであり、アーマチュア支持部材の歪み
の影響を最小限に押さえた電磁連結装置のアーマチュア
組立体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る電磁連結装置のアーマチュア組立体
は、第1の発明として、アーマチュアとアーマチュア支
持部材の半径方向外側の対向面間に半径方向外側に開口
する空隙を形成したことを特徴とする。また、第2の発
明として、アーマチュア支持部材の半径方向内側に、ダ
ンパーゴムの弾性力によりアーマチュア支持部材側に引
き寄せられるアーマチュアが当接するストッパー部を設
け、アーマチュアとアーマチュア支持部材の半径方向外
側の対向面間に半径方向外側に開口する環状の空隙を形
成したことを特徴とする。
に、本発明に係る電磁連結装置のアーマチュア組立体
は、第1の発明として、アーマチュアとアーマチュア支
持部材の半径方向外側の対向面間に半径方向外側に開口
する空隙を形成したことを特徴とする。また、第2の発
明として、アーマチュア支持部材の半径方向内側に、ダ
ンパーゴムの弾性力によりアーマチュア支持部材側に引
き寄せられるアーマチュアが当接するストッパー部を設
け、アーマチュアとアーマチュア支持部材の半径方向外
側の対向面間に半径方向外側に開口する環状の空隙を形
成したことを特徴とする。
【0005】また更には、第3の発明として、アーマチ
ュアハブのフランジ部に、ダンパーゴムの弾性力により
アーマチュア支持部材側に引き寄せられるアーマチュア
が当接するストッパー部を設け、アーマチュアとアーマ
チュア支持部材の半径方向外側の対向面間に半径方向外
側に開口する空隙を形成したことを特徴とする。
ュアハブのフランジ部に、ダンパーゴムの弾性力により
アーマチュア支持部材側に引き寄せられるアーマチュア
が当接するストッパー部を設け、アーマチュアとアーマ
チュア支持部材の半径方向外側の対向面間に半径方向外
側に開口する空隙を形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明のアーマチュア組立体を備えたカーエア
コン用電磁クラッチ等においては、電磁コイルの磁束の
磁気吸引力により、アーマチュアはダンパーゴムの弾性
力に抗してロータに磁気吸着される。また、電磁コイル
への通電を断てば、磁束は消滅するので、アーマチュア
はダンパーゴムの弾性力によりアーマチュア支持部材側
に引き寄せられロータから離間する。このような動作の
繰り返しにより、アーマチュア支持部材の半径方向外側
に傾斜歪みが生じても、アーマチュアとアーマチュア支
持部材の半径方向外側の対向面間に前記歪み量より大き
な半径方向外側に開口する環状の空隙を形成したので、
アーマチュア支持部材の半径方向外側がアーマチュアと
当接することがない。したがって、無励磁状態における
アーマチュアとロータとのエアギャップが保たれる。
コン用電磁クラッチ等においては、電磁コイルの磁束の
磁気吸引力により、アーマチュアはダンパーゴムの弾性
力に抗してロータに磁気吸着される。また、電磁コイル
への通電を断てば、磁束は消滅するので、アーマチュア
はダンパーゴムの弾性力によりアーマチュア支持部材側
に引き寄せられロータから離間する。このような動作の
繰り返しにより、アーマチュア支持部材の半径方向外側
に傾斜歪みが生じても、アーマチュアとアーマチュア支
持部材の半径方向外側の対向面間に前記歪み量より大き
な半径方向外側に開口する環状の空隙を形成したので、
アーマチュア支持部材の半径方向外側がアーマチュアと
当接することがない。したがって、無励磁状態における
アーマチュアとロータとのエアギャップが保たれる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る電磁連結装置のアーマチュア
組立体を備えた電磁クラッチの正面図、図2は図1のII
−II線断面図、図3は図2のIII−III線断面図、図4は
図2のアーマチュア組立体の要部拡大図、図5は動作中
の傾斜歪みの影響を説明する要部断面図、図6はダンパ
ーゴムの脱落後の動作を説明する正面図である。これら
の図において、全体を符号1で示す電磁クラッチは、カ
ーエアコン用圧縮機2に装着され、自動車エンジンの回
転を圧縮機2に伝達したり遮断する動力伝達装置として
使用されているものである。3は圧縮機2の円筒部2a
に軸受2bを介して回転自在に支持されたロータであっ
て、このロータ3の外周面には、プラスチック材製のポ
リV溝プーリ4が一体に固定されている。3a,3bは
プレス加工にて打ち抜き形成されている磁束迂回用のス
リットで、それぞれ同一円周上に間隔をおいて設けられ
ている。これらロータ3とプーリ4は、射出成型機の金
型内にロータ3をインサート物として取り付け、ゲート
からその金型内にプラスチック材料を注入することによ
りインサート成形して形成したものである。なお、この
成形方法は、特開平4−290618号公報に開示され
ている。ロータ3の環状溝内には、電磁コイル5を内設
したフィールドコア6が嵌装され、フィールドコア6は
取付板7を介して、圧縮機2のハウジングにねじ止め固
定されている。
する。図1は本発明に係る電磁連結装置のアーマチュア
組立体を備えた電磁クラッチの正面図、図2は図1のII
−II線断面図、図3は図2のIII−III線断面図、図4は
図2のアーマチュア組立体の要部拡大図、図5は動作中
の傾斜歪みの影響を説明する要部断面図、図6はダンパ
ーゴムの脱落後の動作を説明する正面図である。これら
の図において、全体を符号1で示す電磁クラッチは、カ
ーエアコン用圧縮機2に装着され、自動車エンジンの回
転を圧縮機2に伝達したり遮断する動力伝達装置として
使用されているものである。3は圧縮機2の円筒部2a
に軸受2bを介して回転自在に支持されたロータであっ
て、このロータ3の外周面には、プラスチック材製のポ
リV溝プーリ4が一体に固定されている。3a,3bは
プレス加工にて打ち抜き形成されている磁束迂回用のス
リットで、それぞれ同一円周上に間隔をおいて設けられ
ている。これらロータ3とプーリ4は、射出成型機の金
型内にロータ3をインサート物として取り付け、ゲート
からその金型内にプラスチック材料を注入することによ
りインサート成形して形成したものである。なお、この
成形方法は、特開平4−290618号公報に開示され
ている。ロータ3の環状溝内には、電磁コイル5を内設
したフィールドコア6が嵌装され、フィールドコア6は
取付板7を介して、圧縮機2のハウジングにねじ止め固
定されている。
【0008】圧縮機2の回転軸8には、アーマチュア組
立体9が一体回転可能に軸装されている。アーマチュア
組立体9は、回転軸8にセレーション嵌合された金属材
製のアーマチュアハブ10と、回転軸8の先端が当接す
る当て板11とをインサート物として、これら部材と強
化プラスチックで形成されたアーマチュア支持部材とし
ての円板状のプレート12とをインサート成形により一
体に固定した構造を有している。アーマチュアハブ10
は、内周面に回転軸8に嵌合するセレーション溝が形成
されたボス部10aと、このボス部10aの端面から半
径方向外側に延在する円板状のフランジ部10bとから
なる。フランジ部10bには、同一円周上の等配位置に
穿設された複数個(本実施例では6個)の係合孔10c
と、外周縁に半円弧状に切欠きされた後述するリベット
(締結部材)14に対する複数個(本実施例では3個)
の逃げ部10dが形成されている。
立体9が一体回転可能に軸装されている。アーマチュア
組立体9は、回転軸8にセレーション嵌合された金属材
製のアーマチュアハブ10と、回転軸8の先端が当接す
る当て板11とをインサート物として、これら部材と強
化プラスチックで形成されたアーマチュア支持部材とし
ての円板状のプレート12とをインサート成形により一
体に固定した構造を有している。アーマチュアハブ10
は、内周面に回転軸8に嵌合するセレーション溝が形成
されたボス部10aと、このボス部10aの端面から半
径方向外側に延在する円板状のフランジ部10bとから
なる。フランジ部10bには、同一円周上の等配位置に
穿設された複数個(本実施例では6個)の係合孔10c
と、外周縁に半円弧状に切欠きされた後述するリベット
(締結部材)14に対する複数個(本実施例では3個)
の逃げ部10dが形成されている。
【0009】プレート12の半径方向外側には、同一円
周上の等配位置に複数個(本実施例では3個)の凹陥状
に形成されたダンパーゴム収納部13が、円筒状の周壁
部12aにより囲繞されており、また半径方向内側の円
板部12bには、前記アーマチュアハブ10の係合孔1
0cと係合する回り止め部12cが一体に形成されてい
る。ダンパーゴム収納部13の周壁部12aには、図4
に示されているように、後述するリベット14の高さL
1よりも高い高さL2からなる突出部12hが設けられて
いる。回り止め部12cの先端には、アーマチュアハブ
10のフランジ部10bのロータ3側で偏平状に形成さ
れた抜け止め部12dが一体に形成され、プレート12
は、円板部12bと抜け止め部12dとでフランジ部1
0bを挟持して、アーマチュアハブ10に一体に固定さ
れている。また、プレート12の内周端縁には、当て板
11の抜け止めとして機能する円筒部12eが、外周端
縁には、円筒状のカバー12fが、それぞれ一体に形成
されている。
周上の等配位置に複数個(本実施例では3個)の凹陥状
に形成されたダンパーゴム収納部13が、円筒状の周壁
部12aにより囲繞されており、また半径方向内側の円
板部12bには、前記アーマチュアハブ10の係合孔1
0cと係合する回り止め部12cが一体に形成されてい
る。ダンパーゴム収納部13の周壁部12aには、図4
に示されているように、後述するリベット14の高さL
1よりも高い高さL2からなる突出部12hが設けられて
いる。回り止め部12cの先端には、アーマチュアハブ
10のフランジ部10bのロータ3側で偏平状に形成さ
れた抜け止め部12dが一体に形成され、プレート12
は、円板部12bと抜け止め部12dとでフランジ部1
0bを挟持して、アーマチュアハブ10に一体に固定さ
れている。また、プレート12の内周端縁には、当て板
11の抜け止めとして機能する円筒部12eが、外周端
縁には、円筒状のカバー12fが、それぞれ一体に形成
されている。
【0010】14は、ダンパーゴム収納部13の開口側
の端部を円弧状に面取りされた締結部材としてのリベッ
ト、15は、リベット14が中心に固着されたダンパー
ゴムであって、プレート12のダンパーゴム収納部13
に圧入固着されて収納されている。リベット14の先端
は、ダンパーゴム収納部13の底面に穿設された貫通孔
12gからロータ3側に突出されアーマチュア16にか
しめ固定されている。なお、リベット14とアーマチュ
ア16のかしめ固定構造は、実開平4−32327号公
報に開示されている。16aは磁束迂回用のスリット
で、同一円周上に間隔をおいて設けられている。
の端部を円弧状に面取りされた締結部材としてのリベッ
ト、15は、リベット14が中心に固着されたダンパー
ゴムであって、プレート12のダンパーゴム収納部13
に圧入固着されて収納されている。リベット14の先端
は、ダンパーゴム収納部13の底面に穿設された貫通孔
12gからロータ3側に突出されアーマチュア16にか
しめ固定されている。なお、リベット14とアーマチュ
ア16のかしめ固定構造は、実開平4−32327号公
報に開示されている。16aは磁束迂回用のスリット
で、同一円周上に間隔をおいて設けられている。
【0011】アーマチュア16の内径寸法は、アーマチ
ュアハブ10のフランジ部10bの最外径寸法より小さ
く形成されており、ダンパーゴム15の弾性力によりア
ーマチュア16は、アーマチュアハブ10のフランジ部
10bのうちストッパー部として構成されたプレート1
2の非被覆部とした側面10eに当接している。即ち、
アーマチュア16が当接するフランジ部10bのストッ
パー部が、アーマチュア16の外周端縁に対向するプレ
ート12の半径方向外側の対向面よりもわずかに面高に
形成されて、アーマチュア16とプレート12の半径方
向外側の対向面間に半径方向外側に開口する環状の空隙
Gが形成されている。
ュアハブ10のフランジ部10bの最外径寸法より小さ
く形成されており、ダンパーゴム15の弾性力によりア
ーマチュア16は、アーマチュアハブ10のフランジ部
10bのうちストッパー部として構成されたプレート1
2の非被覆部とした側面10eに当接している。即ち、
アーマチュア16が当接するフランジ部10bのストッ
パー部が、アーマチュア16の外周端縁に対向するプレ
ート12の半径方向外側の対向面よりもわずかに面高に
形成されて、アーマチュア16とプレート12の半径方
向外側の対向面間に半径方向外側に開口する環状の空隙
Gが形成されている。
【0012】次に、このように構成された電磁クラッチ
の動作を説明する。電磁コイル5に通電することにより
発生する磁束Φは、スリット3a,3b,16aによ
り、ロータ3からエアギャップを介してアーマチュア1
6に迂回されロータ3に戻るダブルフラックス形の磁束
路を流れる。この磁束Φの磁気吸引力により、アーマチ
ュア16はダンパーゴム15の弾性力に抗してロータ3
に磁気吸着され、自動車エンジンの回転がカーエアコン
用圧縮機2に伝達される。また、電磁コイル5への通電
を断てば、磁束Φは消滅するので、ダンパーゴム15の
弾性力によりプレート12側に引き寄せられるアーマチ
ュア16は、ロータ3から後退して離間する。そしてア
ーマチュア16は、アーマチュアハブ10のフランジ部
10bのストッパー部とした側面10eまで後退する。
の動作を説明する。電磁コイル5に通電することにより
発生する磁束Φは、スリット3a,3b,16aによ
り、ロータ3からエアギャップを介してアーマチュア1
6に迂回されロータ3に戻るダブルフラックス形の磁束
路を流れる。この磁束Φの磁気吸引力により、アーマチ
ュア16はダンパーゴム15の弾性力に抗してロータ3
に磁気吸着され、自動車エンジンの回転がカーエアコン
用圧縮機2に伝達される。また、電磁コイル5への通電
を断てば、磁束Φは消滅するので、ダンパーゴム15の
弾性力によりプレート12側に引き寄せられるアーマチ
ュア16は、ロータ3から後退して離間する。そしてア
ーマチュア16は、アーマチュアハブ10のフランジ部
10bのストッパー部とした側面10eまで後退する。
【0013】次に、動作の繰り返しによりプレート12
の外周端側が傾斜歪みを生じた場合を図5に基づいて説
明する。アーマチュア16へ当接するフランジ部10b
の側面10eが、アーマチュア16の外周端縁に対向す
るプレート12の対向面よりもわずかに面高に形成され
て、アーマチュア16とプレート12との間に空隙Gが
設けられており、この空隙Gを、プレート12の外周端
側の傾斜歪みより大きく設けていれば、プレート12の
外周端側がαの傾斜歪みを生じても、空隙G1が依然と
して形成されている。このため、電磁コイル5への通電
を断った無励磁状態においても、アーマチュア16とロ
ータ3とのエアギャップが保たれ、外部振動によりアー
マチュア16がロータ3に当打されるとかアーマチュア
16とロータ3がスリップ回転する等の問題は排除され
る。
の外周端側が傾斜歪みを生じた場合を図5に基づいて説
明する。アーマチュア16へ当接するフランジ部10b
の側面10eが、アーマチュア16の外周端縁に対向す
るプレート12の対向面よりもわずかに面高に形成され
て、アーマチュア16とプレート12との間に空隙Gが
設けられており、この空隙Gを、プレート12の外周端
側の傾斜歪みより大きく設けていれば、プレート12の
外周端側がαの傾斜歪みを生じても、空隙G1が依然と
して形成されている。このため、電磁コイル5への通電
を断った無励磁状態においても、アーマチュア16とロ
ータ3とのエアギャップが保たれ、外部振動によりアー
マチュア16がロータ3に当打されるとかアーマチュア
16とロータ3がスリップ回転する等の問題は排除され
る。
【0014】次に、ダンパーゴム15が脱落した場合の
安全対策を図6に基づいて説明する。カーエアコン用電
磁クラッチは、設計上問題のない万一の不祥事まで想定
して設計を要求される場合がある。万一の不祥事として
は、動作の繰り返しにより生じる摩擦熱やエンジンから
出る熱により、リベット14に焼き付け固着され、かつ
ダンパーゴム収納部13内に圧入固着されたダンパーゴ
ム15が脱落してしまう事が想定される。このような場
合、ダンパーゴム15によるリベット14の弾性復帰が
なされず、電磁クラッチ1がロック状態となり、この状
態でカーエアコン用圧縮機への動力伝達状態が継続され
ると、同図に示すように、リベット14は、収納されて
いる周壁部12aを溶解し、さらにプレート12を二点
鎖線14aで示すように溶解し、最後に隣接する周壁部
12aまで溶解する。したがってこの実施例では、周壁
部12aにリベット14の頭部よりも突出した突出部1
2hを設け、この突出部12hが非溶解部として残るこ
とにより、プレート12が分離されないようにしてい
る。
安全対策を図6に基づいて説明する。カーエアコン用電
磁クラッチは、設計上問題のない万一の不祥事まで想定
して設計を要求される場合がある。万一の不祥事として
は、動作の繰り返しにより生じる摩擦熱やエンジンから
出る熱により、リベット14に焼き付け固着され、かつ
ダンパーゴム収納部13内に圧入固着されたダンパーゴ
ム15が脱落してしまう事が想定される。このような場
合、ダンパーゴム15によるリベット14の弾性復帰が
なされず、電磁クラッチ1がロック状態となり、この状
態でカーエアコン用圧縮機への動力伝達状態が継続され
ると、同図に示すように、リベット14は、収納されて
いる周壁部12aを溶解し、さらにプレート12を二点
鎖線14aで示すように溶解し、最後に隣接する周壁部
12aまで溶解する。したがってこの実施例では、周壁
部12aにリベット14の頭部よりも突出した突出部1
2hを設け、この突出部12hが非溶解部として残るこ
とにより、プレート12が分離されないようにしてい
る。
【0015】次に、本発明に係る他の実施例を説明す
る。図7はアーマチュア組立体の正面図、図8は図7の
断面図、図9は要部拡大図である。これらの図におい
て、全体を符号17で示すアーマチュア組立体は、カー
エアコン用圧縮機の回転軸18にセレーション嵌合され
た金属材製のアーマチュアハブ19と、回転軸18の先
端が当接する当て板20とをインサート物として、これ
ら部材と強化プラスチックで形成されたアーマチュア支
持部材としての円板状のプレート21とをインサート成
形により一体に固定した構造を有している。アーマチュ
アハブ19は、内周面に回転軸18に嵌合するセレーシ
ョン溝が形成されたボス部19aと、このボス部19a
の端面から半径方向外側に延在する円板状のフランジ部
19bとからなる。
る。図7はアーマチュア組立体の正面図、図8は図7の
断面図、図9は要部拡大図である。これらの図におい
て、全体を符号17で示すアーマチュア組立体は、カー
エアコン用圧縮機の回転軸18にセレーション嵌合され
た金属材製のアーマチュアハブ19と、回転軸18の先
端が当接する当て板20とをインサート物として、これ
ら部材と強化プラスチックで形成されたアーマチュア支
持部材としての円板状のプレート21とをインサート成
形により一体に固定した構造を有している。アーマチュ
アハブ19は、内周面に回転軸18に嵌合するセレーシ
ョン溝が形成されたボス部19aと、このボス部19a
の端面から半径方向外側に延在する円板状のフランジ部
19bとからなる。
【0016】プレート21の半径方向外側のフランジ部
21aには、同一円周上の等配位置に複数個(本実施例
では5個)の凹陥状に形成されたダンパーゴム収納部2
2が、円筒状の周壁部21bにより囲繞されており、外
周端縁には、円筒状のカバー21cが一体に形成されて
いる。また、プレート21の半径方向内側のボス部21
dには、アーマチュアハブ19のフランジ部19bが完
全に埋設されており、内周端縁には、当て板20の抜け
止めとして機能する円筒部21eが一体に形成されてい
る。また更には、円筒状の周壁部21bに、突出部21
fが形成されている。
21aには、同一円周上の等配位置に複数個(本実施例
では5個)の凹陥状に形成されたダンパーゴム収納部2
2が、円筒状の周壁部21bにより囲繞されており、外
周端縁には、円筒状のカバー21cが一体に形成されて
いる。また、プレート21の半径方向内側のボス部21
dには、アーマチュアハブ19のフランジ部19bが完
全に埋設されており、内周端縁には、当て板20の抜け
止めとして機能する円筒部21eが一体に形成されてい
る。また更には、円筒状の周壁部21bに、突出部21
fが形成されている。
【0017】ダンパーゴム23とリベット24でプレー
ト21に支持されたアーマチュア25の内径寸法は、プ
レート21のボス部21dの外径寸法より大きく、アー
マチュア25はプレート21のボス部21dに嵌合され
た構造となっている。なお、符号25aは、磁束迂回用
のスリットである。また、ダンパーゴム23の弾性力に
よりプレート21側に引き寄せられているアーマチュア
25は、プレート21のフランジ部21aの半径方向内
側に形成されたストッパー部21gに当接している。こ
こで、アーマチュア25が当接するプレート21のフラ
ンジ部21aのストッパー部21gは、アーマチュア2
5の外周端縁に対向するフランジ部21aの対向面より
もわずかに面高に形成されて、アーマチュア25とプレ
ート21の半径方向外側の対向面間に半径方向外側に開
口する環状の空隙G2が形成されている。このようなア
ーマチュア組立体17を備える電磁クラッチは、先に説
明した電磁クラッチ1と同等な動作となる。
ト21に支持されたアーマチュア25の内径寸法は、プ
レート21のボス部21dの外径寸法より大きく、アー
マチュア25はプレート21のボス部21dに嵌合され
た構造となっている。なお、符号25aは、磁束迂回用
のスリットである。また、ダンパーゴム23の弾性力に
よりプレート21側に引き寄せられているアーマチュア
25は、プレート21のフランジ部21aの半径方向内
側に形成されたストッパー部21gに当接している。こ
こで、アーマチュア25が当接するプレート21のフラ
ンジ部21aのストッパー部21gは、アーマチュア2
5の外周端縁に対向するフランジ部21aの対向面より
もわずかに面高に形成されて、アーマチュア25とプレ
ート21の半径方向外側の対向面間に半径方向外側に開
口する環状の空隙G2が形成されている。このようなア
ーマチュア組立体17を備える電磁クラッチは、先に説
明した電磁クラッチ1と同等な動作となる。
【0018】なお、以上の実施例では、電磁連結装置と
して電磁クラッチの例を説明したが、アーマチュアをフ
ィールドコアに磁気吸着する電磁ブレーキ等にも本発明
は適用できる。また、アーマチュアとプレートの半径方
向外側の対向面間に半径方向外側に開口する環状な空隙
を形成する手段としては、本実施例に限定されず種々の
設計変更が可能なことは勿論である。
して電磁クラッチの例を説明したが、アーマチュアをフ
ィールドコアに磁気吸着する電磁ブレーキ等にも本発明
は適用できる。また、アーマチュアとプレートの半径方
向外側の対向面間に半径方向外側に開口する環状な空隙
を形成する手段としては、本実施例に限定されず種々の
設計変更が可能なことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ーマチュアとアーマチュア支持部材の半径方向外側の対
向面間に半径方向外側に開口する環状の空隙を形成した
ので、ダンパーゴムの弾性力によりアーマチュア支持部
材に軸線方向のわずかな歪みが生じたとしても、アーマ
チュアの後退位置が変わることがないので、無励磁状態
において、外部振動によりアーマチュアがロータ等に当
打されて不快音が発生するとか、アーマチュアとロータ
等が摩擦摺接されてアーマチュアが偏摩耗する等の品質
面での問題を防止することができる。また、無励磁状態
においてもダンパーゴムのアーマチュア側が開放状態と
なるので、アーマチュアや締結部材の熱の放散がよくダ
ンパーゴムの弾性力の低下等が防止される。
ーマチュアとアーマチュア支持部材の半径方向外側の対
向面間に半径方向外側に開口する環状の空隙を形成した
ので、ダンパーゴムの弾性力によりアーマチュア支持部
材に軸線方向のわずかな歪みが生じたとしても、アーマ
チュアの後退位置が変わることがないので、無励磁状態
において、外部振動によりアーマチュアがロータ等に当
打されて不快音が発生するとか、アーマチュアとロータ
等が摩擦摺接されてアーマチュアが偏摩耗する等の品質
面での問題を防止することができる。また、無励磁状態
においてもダンパーゴムのアーマチュア側が開放状態と
なるので、アーマチュアや締結部材の熱の放散がよくダ
ンパーゴムの弾性力の低下等が防止される。
【0020】また第2の発明においては、アーマチュア
とアーマチュア支持部材の当接音が低減されるとか、ア
ーマチュアハブ側への磁束の漏洩が防止される等の効果
を有する。また更に第3の発明においては、インサート
成形によるアーマチュア支持部材の側面の平面度が悪く
ても、ダンパーゴムの弾性力により後退するアーマチュ
アの平面度が悪くなることがない等の効果も得られる。
とアーマチュア支持部材の当接音が低減されるとか、ア
ーマチュアハブ側への磁束の漏洩が防止される等の効果
を有する。また更に第3の発明においては、インサート
成形によるアーマチュア支持部材の側面の平面度が悪く
ても、ダンパーゴムの弾性力により後退するアーマチュ
アの平面度が悪くなることがない等の効果も得られる。
【図1】本発明に係るアーマチュア組立体を備えた電磁
クラッチの正面図である。
クラッチの正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】本発明に係るアーマチュア組立体における動作
中の傾斜歪みの影響を説明する要部断面図である。
中の傾斜歪みの影響を説明する要部断面図である。
【図6】本発明に係るアーマチュア組立体におけるダン
パーゴムの脱落後の動作を説明する正面図である。
パーゴムの脱落後の動作を説明する正面図である。
【図7】本発明に係る他の実施例であり、アーマチュア
組立体の正面図である。
組立体の正面図である。
【図8】図7の断面図である。
【図9】図8の要部拡大図である。
1…電磁クラッチ、3…ロータ、9…アーマチュア組立
体、10…アーマチュアハブ、10b…フランジ部、1
0e…側面(ストッパー部)、12…プレート、12a
…周壁部、12h…突出部、12c…回り止め部、12
d…抜け止め部、13…ダンパーゴム収納部、14…リ
ベット、15…ダンパーゴム、16…アーマチュア、2
2…ダンパーゴム収納部、21g…ストッパー部。
体、10…アーマチュアハブ、10b…フランジ部、1
0e…側面(ストッパー部)、12…プレート、12a
…周壁部、12h…突出部、12c…回り止め部、12
d…抜け止め部、13…ダンパーゴム収納部、14…リ
ベット、15…ダンパーゴム、16…アーマチュア、2
2…ダンパーゴム収納部、21g…ストッパー部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 27/112 F16D 65/21
Claims (3)
- 【請求項1】回転軸に装着されるアーマチュアハブと、
このアーマチュアハブに半径方向内側がインサート成形
により一体に固定された強化プラスチック材製のアーマ
チュア支持部材と、このアーマチュア支持部材の半径方
向外側に一体に形成された複数個の凹陥状のダンパーゴ
ム収納部と、これらダンパーゴム収納部に個々に収納さ
れるとともに前記ダンパーゴム収納部の底部に穿設され
た貫通孔から先端が突出する締結部材が個々に固着され
たダンパーゴムと、前記締結部材の各先端が固定され前
記ダンパーゴムにより前記アーマチュア支持部材に移動
自在に支持されたアーマチュアとを備えた電磁連結装置
のアーマチュア組立体において、前記アーマチュアと前
記アーマチュア支持部材の半径方向外側の対向面間に半
径方向外側に開口する環状の空隙を形成したことを特徴
とする電磁連結装置のアーマチュア組立体。 - 【請求項2】回転軸に装着されるアーマチュアハブと、
このアーマチュアハブに半径方向内側がインサート成形
により一体に固定された強化プラスチック材製のアーマ
チュア支持部材と、このアーマチュア支持部材の半径方
向外側に一体に形成された複数個の凹陥状のダンパーゴ
ム収納部と、これらダンパーゴム収納部に個々に収納さ
れるとともに前記ダンパーゴム収納部の底部に穿設され
た貫通孔から先端が突出する締結部材が個々に固着され
たダンパーゴムと、前記締結部材の各先端が固定され前
記ダンパーゴムにより前記アーマチュア支持部材に移動
自在に支持されたアーマチュアとを備えた電磁連結装置
のアーマチュア組立体において、前記アーマチュア支持
部材の半径方向内側に、前記ダンパーゴムの弾性力によ
り前記アーマチュア支持部材側に引き寄せられる前記ア
ーマチュアが当接するストッパー部を設け、前記アーマ
チュアと前記アーマチュア支持部材の半径方向外側の対
向面間に半径方向外側に開口する環状の空隙を形成した
ことを特徴とする電磁連結装置のアーマチュア組立体。 - 【請求項3】回転軸に装着されるボス部と半径方向外側
に延在するフランジ部が形成されたアーマチュアハブ
と、このアーマチュアハブに半径方向内側がインサート
成形により一体に固定された強化プラスチック材製のア
ーマチュア支持部材と、このアーマチュア支持部材の半
径方向外側に一体に形成された複数個の凹陥状のダンパ
ーゴム収納部と、これらダンパーゴム収納部に個々に収
納されるとともに前記ダンパーゴム収納部の底部に穿設
された貫通孔から先端が突出する締結部材が個々に固着
されたダンパーゴムと、前記締結部材の各先端が固定さ
れ前記ダンパーゴムにより前記アーマチュア支持部材に
移動自在に支持されるとともに前記アーマチュアハブの
ボス部の外側に配設されたアーマチュアとを備えた電磁
連結装置のアーマチュア組立体において、前記アーマチ
ュアハブのフランジ部に、前記ダンパーゴムの弾性力に
より前記アーマチュア支持部材側に引き寄せられる前記
アーマチュアが当接するストッパー部を設け、前記アー
マチュアと前記アーマチュア支持部材の半径方向外側の
対向面間に半径方向外側に開口する環状の空隙を形成し
たことを特徴とする電磁連結装置のアーマチュア組立
体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6301563A JP2875754B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-11-10 | 電磁連結装置のアーマチュア組立体 |
US08/421,480 US5601176A (en) | 1994-04-15 | 1995-04-13 | Armature assembly in an electromagnetic coupling device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10149694 | 1994-04-15 | ||
JP6-101496 | 1994-04-15 | ||
JP6301563A JP2875754B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-11-10 | 電磁連結装置のアーマチュア組立体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07332395A JPH07332395A (ja) | 1995-12-22 |
JP2875754B2 true JP2875754B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=26442366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6301563A Expired - Lifetime JP2875754B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-11-10 | 電磁連結装置のアーマチュア組立体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5601176A (ja) |
JP (1) | JP2875754B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2996387B2 (ja) * | 1995-09-06 | 1999-12-27 | 小倉クラッチ株式会社 | 電磁連結装置 |
JP3864507B2 (ja) * | 1997-08-04 | 2007-01-10 | 株式会社デンソー | プーリ一体型ロータの製造方法 |
US6095305A (en) * | 1998-08-04 | 2000-08-01 | Ogura Clutch Co., Ltd. | Electromagnetic coupling device with noise damper |
DE19860150B4 (de) * | 1998-12-24 | 2004-06-24 | Winkelmann Palsis Motortechnik Gmbh & Co.Kg | Vorrichtung zur Übertragung eines Drehmoments von einem Verbrennungsmotor zu einem Kompressor |
KR100650378B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2006-11-27 | 한라공조주식회사 | 압축기의 전자클러치용 디스크 및 허브 조립체 |
JP4103498B2 (ja) * | 2002-08-23 | 2008-06-18 | 株式会社デンソー | 動力伝達装置及びトルク伝達部材 |
EP1666817A3 (en) * | 2004-12-01 | 2007-01-17 | Fujikoki Corporation | Pressure control valve |
JP6205196B2 (ja) * | 2013-07-10 | 2017-09-27 | アイシン精機株式会社 | 電磁クラッチ装置及びアクチュエータ装置 |
KR102168451B1 (ko) * | 2015-08-20 | 2020-10-21 | 한온시스템 주식회사 | 압축기용 전자 클러치 |
CN105762947B (zh) * | 2016-04-29 | 2017-06-27 | 上海浦赛动力科技有限公司 | 电枢、用于电枢的端部模块和用于装配电枢的方法 |
JP6680272B2 (ja) * | 2017-06-23 | 2020-04-15 | 株式会社デンソー | 動力伝達装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5036964A (en) * | 1990-03-28 | 1991-08-06 | Dana Corporation | Armature assembly for an electromagnetic coupling |
US5184705A (en) * | 1990-07-16 | 1993-02-09 | Ogura Corporation | Electromagnetic clutch |
JP2961669B2 (ja) * | 1991-02-15 | 1999-10-12 | 小倉クラッチ株式会社 | 電磁連結装置 |
US5150779A (en) * | 1992-01-14 | 1992-09-29 | Dana Corporation | Armature assembly for an electromagnetic coupling |
JPH0589971U (ja) * | 1992-05-21 | 1993-12-07 | サンデン株式会社 | 電磁クラッチ及び電磁石用リング部材 |
US5320206A (en) * | 1993-05-03 | 1994-06-14 | Ogura Corporation | Coil mounting and terminals for an electromagnetic clutch |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP6301563A patent/JP2875754B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-04-13 US US08/421,480 patent/US5601176A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5601176A (en) | 1997-02-11 |
JPH07332395A (ja) | 1995-12-22 |
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