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JP2841562B2 - 車高調整装置のホース連結装置 - Google Patents

車高調整装置のホース連結装置

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JP2841562B2
JP2841562B2 JP27715489A JP27715489A JP2841562B2 JP 2841562 B2 JP2841562 B2 JP 2841562B2 JP 27715489 A JP27715489 A JP 27715489A JP 27715489 A JP27715489 A JP 27715489A JP 2841562 B2 JP2841562 B2 JP 2841562B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、自動2輪車の車高調整装置であって、フ
ロントサスペンションおよびリヤクッションユニットの
長さを変えて車高を調整する車高調整装置に適用された
ホース連結装置に関する。
(従来の技術) フロントサスペンションおよびリヤクッションユニッ
トを用いて、ライダが自動2輪車の車高を調整すること
ができるようにした車高調整装置は、実願平1−3854号
出願の明細書に記載されているが、一般には公にされて
いない。
上記実願平1−3854号明細書に記載された車高調整装
置は、フロントサスペンションおよび車高調整部間と、
車高調整部およびリヤクッションユニット間をそれぞれ
油圧ホースで連結し、車高調整部からこれら油圧ホース
を経て、フロントサペンションおよびリヤクッションユ
ニットの油圧ジャッキへ圧力油を供給しあるいは排出さ
せることにより、フロントサスペンションおよびリヤク
ッションユニットの長さを変えて、車高を調整してい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、車高調整装置を車体フレームへ取り付ける
際の組付性を考慮して、フロントサスペンションと車高
調整部とを接続する油圧ホースに、2分割可能なホース
連結装置を配設するものが考えられる。この場合、ホー
ス連結装置をフロントサスペンションの前方や車高調整
部の後方に配置すると、油圧ホースのレイアウトが複雑
になってしまう。
この発明は、上記事情を考慮してなされものであり、
ホース連結装置によって連結される油圧ホースを単純化
し、油圧ホース長を短くできる車高調整装置のホース連
結装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、車高を調整可能とする油圧ジャッキを備
えたリヤクッションユニットと、車高を調整可能とする
油圧ジャッキを備えたフロントサスペンションと、上記
リヤクッションユニット内の圧力油の油圧を油圧ホース
を介して上記両油圧ジャッキへ伝達可能とする車高調整
部と、を有する車高調整装置において、上記車高調整部
と上記フロントサスペンションの油圧ジャッキとを連結
する上記油圧ホースにホース連結装置が配設され、この
ホース連結装置は、上記フロントサスペンションの後方
であって上記車高調整部の前方にかつ車両の前方に配置
される一方、前記ホース連結装置は、互いに分割可能な
フロントフォーク側ジョイント部と車高調整部側ジョイ
ント部とから成り、両ジョイント部内には上記圧力油の
油圧によって摺動するフリーピストンがそれぞれ配設さ
れ、両ジョイント部の結合状態で両フリーピストンがプ
ッシュロッドにより相互に当接して一体に連動され、さ
らに前記ホース連結装置よりフロントフォーク側の油圧
ホースが分岐されたものである。
(作用) したがって、この発明に係る車高調整装置のホース連
結装置によれば、ホース連結装置がフロントサスペンシ
ョンの後方で車高調整部の前方に配置されたことから、
フロントサスペンションと車高調整部とを連結する油圧
ホースを可能な限り直線上にレイアウトできるので、こ
の油圧ホースのレイアウトを単純化でき、ホース長も短
くできる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係る車高調整装置のホース連結
装置における一実施例の配置位置を示す自動2輪車の全
体側面図である。
第1図に示すように、前輪1を支持するフロントフォ
ーク2が、車体フレーム3の前方に配設され、車体フレ
ーム3の後方にはリヤサスペンション4によって支持さ
れた後輪5が配設される。車体フレーム3の上方にはシ
ート6が配置され、ライダはこのシート6に跨り、ハン
ドル7を操って運転する。
フロントフォーク2は倒立型フロントフォークであ
り、左右2本のフロントサスペンション8および9を備
えて構成される。これらのフロントサスペンション8お
よび9は、アッパブラケット10およびアンダブラケット
11によって、図示しないステアリングシャフトおよびヘ
ッドパイプを介し車体フレーム3に支持される。これら
のフロントサスペンション8,9が、前輪1からの衝撃を
吸収し、振動を減衰させる。
また、リヤサスペンション4は、後輪5を軸支しピボ
ット12によって車体フレーム3に支持されたスイングア
ーム13と、上端が車体フレーム3に支持され、下端がリ
ンク機構(図示せず)を介してスイングアーム13に支持
されたリヤクッションユニット14と、を備えて構成され
る。ピボット12を中心としたスイングアーム13の上下の
揺動をリヤクッションユニット14が吸収し、振動を減衰
することにより、後輪5における衝撃が緩和される。
さて、上記フロントサスペンション8および9並びに
リヤクッションユニット14には後述の油圧ジャッキ42,4
1がそれぞれ形成されると共に、リヤクッションユニッ
ト14の近傍に車高調整部15が配置される。フロントサス
ペンション8,9の油圧ジャッキ42と車高調整部15とが車
両前方側油圧ホース16によって連結され、またリヤクッ
ションユニット14の油圧ジャッキ41と車高調整部15とが
車両後方側油圧ホース17によって連結されて、車高調整
装置18が構成される。そして、車両前方側油圧ホース16
の途中にホース連結装置19が配設される。
なお、第1図中、符号20はフロントフェンダ、符号21
はヘッドランプハウジング、符号22は車体フレーム3の
シートレール、符号23はスタンド、そして符号24はエン
ジンであり、符号25はこのエンジン24に接続されたエキ
ゾーストパイプである。
第3図に示すように、リヤクッションユニット14は、
リヤオイルダンパ26の外周にコイルスプリング27が配置
されたものである。リヤオイルダンパ26は、そのシリン
ダ28内に充填された圧力油が、ピストン29の小孔やバル
ブ29Aを通るときの抵抗によって、コイルスプリング27
の振動を急速に減衰させるものである。このシリンダ28
内は、連結ホース30および車高調整部15の油路を介し
て、第5図および第6図に示すリザーブタンク31の油室
32と連通されて、シリンダ28内の圧力油の油量が調整さ
れる。なお、リザーブタンク31内は、ピストン33によっ
て、上記油室32と空気室34とに区画されている。
また、第4図に示すフロントサスペンション8,9は、
前輪1のホイール側に支持されたインナチューブ35と、
フロントオイルダンパを内蔵したアウタチューブ36によ
って構成される。フロントオイルダンパは、インナチュ
ーブ35内に配設されたスプリング37の振動を急速に減衰
させるものである。
さて、第3図および第5図に示すように、車高調整装
置18の車高調整部15は、調整部本体38の中央位置にスプ
ールバルブ39が回動自在に配置され、このスプールバル
ブ39に第6図に示す調整操作部40が一体に結合されたも
のである。この調整操作部40を回動操作することによ
り、スプールバルブ39が車高を高くするHigh側に、ある
いは車高を低くするLow側に切り換えられる。
つまり、調整操作部40を操作してスプールバルブ39を
High側に切り換えると、スイングアーム13の揺動によ
り、第3図に示すリヤオイルダンパ26内のピストン29が
上下動して、シリンダ28内の圧力油が矢印AおよびB、
さらに第5図に示す矢印CおよびD、そして第3図に示
す矢印Eのように流れて、矢印Fに示すように車体後方
側油圧ホース17を経てリヤクッションユニット14の油圧
ジャッキ41へ流入する。さらに、車高調整部15内を矢印
Eのように流れた圧力油は、矢印Gに示すように車両前
方側油圧ホース16内を経てホース連結装置19の車高調整
部側ジョイント部62へ流れ、この圧力油の油圧は、第4
図に示すフロントフォーク側ジョイント部61を経てフロ
ントサスペンション8および9の油圧ジャッキ42へ伝達
される。
上記油圧ジャッキ41は、第3図に示すように、ジャッ
キシリンダ室43内にジャッキピストン44が配置され、こ
のジャッキピストン44の移動量がスペーサ45を介してス
プリングガイド46へ伝達され、スプリング27のイニシャ
ル荷重を変動するものである。したがって、油圧ジャッ
キ41のジャッキシリンダ室43内へ車高調整部15から圧力
油が流入すると、ジャッキピストン44が移動しスプリン
グガイド46を押し下げて、リヤクッションユニット14が
伸長し、車高を高くする。
また、フロントサスペンション8および9の上記油圧
ジャッキ42は、第4図に示すように、アウタチューブ36
内に設置されたジャッキシリンダ室47内にジャッキピス
トン48が配置され、このジャッキピストン48の移動量が
プランジャ49、リング50およびスペーサ51を経てスプリ
ングガイド52へ伝達されるものである。また、2本の車
両前方側油圧ホース16は、左右の各フロントサスペンシ
ョンのフォークキャップ52Aにそれぞれ接続されて、車
両前方側油圧ホース16内の圧力油をジャッキシリンダ室
47内へ導く。したがって、ホース連結装置19を経て圧力
油の油圧が油圧ジャッキ42へ伝達されると、ジャッキピ
ストン48が下方へ移動し、スプリングガイド52がスプリ
ング37を押し下げてこのスプリング37のイニシャル荷重
を上昇させ、フロントサスペンション8および9が伸長
して、車高を高くする。
車高を低くする場合には、調整操作部40を回動操作し
てスプールバルブ39をLow側に切り換える。すると、車
両の重量によって、リヤクッションユニット14の油圧ジ
ャッキ41(第3図参照)内の圧力油が、車両後方側油圧
ホース17および車高調整部15の油路内を経てリザーブタ
ンク31の油室32内へ戻る。さらに、フロントサスペンシ
ョン8および9の油圧ジャッキ42(第4図参照)内の圧
力油が、車両の重量によってホース連結装置19のフロン
トフォーク側ジョイント部61内へ戻り、これにより車高
調整部側ジョイント部62内の圧力油が車高調整部15を経
てリザーブタンク31の油室32内へ戻る。こうして、リヤ
クッションユニット14のコイルスプリング27およびフロ
ントサスペンション8および9のスプリング37のイニシ
ャル荷重を下げて、リヤクッションユニット14およびフ
ロントサスペンション8,9を収縮し、車高を低くする。
なお、調整部本体38には、第5図に示すように第1ブ
ローバルブ53および第2ブローバルブ54が配置される。
第1ブローバルブ53は、ピストン55がスプリング56によ
って付勢されて構成される。この第1ブローバルブ53
は、スプールバルブ39のHigh側切換時に、リヤオイルダ
ンパ26から連結ホース30(第3図参照)を経て流入する
圧力油が所定圧以上になったときに、ピストン55がスプ
リング56の付勢力に抗して上昇し、上記圧力油の一部を
矢印Hのようにリザーブタンク31の油室32内へ排出す
る。
また、第2ブローバルブ54は、ボール57がプッシュピ
ース58に遊嵌され、このプッシュピース58とスプリング
ガイド59との間にスプリング60が配設されたものであ
り、スプリングガイド59が調整部本体38に螺装される。
スプールバルブ39のHigh側切換状態で車両走行中にジャ
ンプしたとき、リヤクッションユニット14の油圧ジャッ
キ41およびフロントサスペンション8,9の油圧ジャッキ4
2内の圧力油の油圧が上昇すると、ボール57がスプリン
グ60の付勢力に抗して移動し、車両前方側油圧ホース16
および車両後方側油圧ホース17内の圧力油を、矢印Iの
ようにリザーブタンク31の油室32内へ戻す。これによ
り、両油圧ホース16および17の破損を防止する。
ところで、油圧ホース16に配設された上記ホース連結
装置19は、第4図および第3図さらに第7図に示すよう
に、フロントフォーク側ジョイント部61と車高調整部側
ジョイント部62とから構成される。
フロントフォーク側ジョイント部61は、シリンダ63内
にフリーピストン64が摺動自在に配設され、シリンダ63
の一端部にホース連結部65が固着される。シリンダ63内
には圧力油が充填され、またホース連結部65には2本の
車両前方側油圧ホース16が接続されて、各油圧ホース16
がフロントサスペンション8および9のそれぞれの油圧
ジャッキ42に接続される。フリーピストン64の外周には
オイルシール66が装着されて、圧力油の漏洩が防止され
る。また、フリーピストン64にプッシュロッド67Aが、
外方へ突出して設けられる。
さらに、シリンダ63の外周には外筒67が遊嵌される。
この外筒67は、シリンダ63に固定されたリング68によっ
て、シリンダ63の長手方向の位置が規制される。また、
外筒67の先端側内周に、雌ねじ69が刻設される。
一方、車高調整部側ジョイント部62もフロントフォー
ク側ジョイント部61と同様に構成され、シリンダ70内に
フリーピストン71が配設され、シリンダ70の端部にホー
ス連結部72が固着される。ホース連結部72には1本の車
両前方側油圧ホース16が接続され、この車両前方側油圧
ホース16が車高調整部15に接続される。フリーピストン
71にもオイルシール73が装着される。また、シリンダ70
の外周には外筒74が遊嵌され、この外筒74はリング75に
よって位置規制されると共に、先端部に雄ねじ76が刻設
される。
外筒67および74のナット部77,78に、スパナ(図示せ
ず)を嵌合し、フロントフォーク側ジョイント部61の雌
ねじ69と車高調整部側ジョイント部62の雄ねじ76とを接
合させることにより、フロントフォーク側ジョイント部
61および車高調整部側ジョイント部62が結合する。この
結合状態では、フロントフォーク側ジョイント部61のプ
ッシュロッド67Aが車高調整部側ジョイント部62のフリ
ーピストン71に当接し、両フリーピストン64および71
は、ブッシュロッド67Aにより一体に連動する。第7図
の上半部分および下半部分は、フリーピストン64および
71の左右の移動をそれぞれ示す。
このようなホース連結装置19は、第1図に示すように
フロントサスペンション8および9の後方で、車高調整
部15の前方位置に配置される。そして、ホース連結装置
19は、第1図および第2図に示すように、取付ブラケッ
ト79によって車体フレーム3に取り付けられる。符号80
はエンジン懸架プレートであり、このエンジン懸架プレ
ート80と取付ブラケット79とがボルト81により車体フレ
ーム3に共締めされる。この取付ブラケット79に、サブ
ブラケット82がボルト83により固定され、これら取付ブ
ラケット79およびサブブラケット82によりホース連結装
置19が挟持される。
上記実施例によれば、不整地等を走行するときには、
車高調整部15の調整操作部40を回動操作してスプールバ
ルブ39をHigh側の切り換えることにより、リヤクッショ
ンユニット14の油圧ジャッキ41並びにフロントサスペン
ションユニット8および9の油圧ジャッキ42へ、リヤク
ッションユニット14内の圧力油を車高調整部15を介して
圧送して、リヤクッションユニット14並びにフロントサ
スペンションユニット8および9の長さを伸長し、車高
を上げてロードクリアランスを大きくする。また、市街
地等を走行するときには、車高調整部15のスプールバル
ブ39をLow側に切り換えて油圧ジャッキ41および42内の
圧力油を排除し、リヤクッションユニット14並びにフロ
ントサスペンションユニット8および9の長さを短くし
て車高を低くし、足付き性を向上させることができる。
また、ホース連結装置19がフロントサスペンション2
の後方で車高調整部15の前方に配置されたことから、フ
ロントサスペンション2と車高調整部15とを連結する車
両前方側油圧ホース16を、車体フレーム3に沿って可能
な限り直線上にレイアウトできるので、この油圧ホース
16のレイアウトを単純化でき、ホース長も短くできる。
この結果、車両前方側油圧ホース16のレイアウトの自由
度が拡がると共に、コストも低減でき、さらに油圧ホー
ス16の膨張等による効率の低下も低減できる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、この発明に係る車高調整装置の
ホース連結装置は、車高調整部と上記フロントサスペン
ションの油圧ジャッキとを連結する油圧ホースにホース
連結装置が配設され、このホース連結装置は、上記フロ
ントサスペンションの後方であって上記車高調整部の前
方にかつ車両の前方に配置される一方、前記ホース連結
装置は、互いに分割可能なフロントフォーク側ジョイン
ト部と車高調整部側ジョイント部とから成る構成とした
ので、2分割可能なホース連結装置を油圧ホースに配設
してホース連結装置の取付自由度を向上させ、車高調整
装置の車体フレームへの組付性を向上させることがで
き、また、ホース連結装置をフロントサスペンションの
後方で車高調整部の前方であって車両の前方に配置した
ので、略直線状に近い油圧ホースのレイアウト構造を採
用でき、油圧ホースのレイアウトを単純化して油圧ホー
ス長も短くできる。
さらに、ホース連結装置は、互いに分割可能なフロン
トフォーク側ジョイント部と車高調整部側ジョイント部
内に圧力油の油圧により摺動するフリーピストンをそれ
ぞれ配設し、両ジョイント部の結合状態で両フリーピス
トンがプッシュロッドにより相互に当接して一体に連動
され、前記ホース連結装置によりフロントフォーク側の
油圧ホースが分岐されているので、ホース連結装置を分
割して切り離しても油圧ホースから作動油の流出を未然
にかつ確実に防止でき、また、車高調整装置の組付時に
フロントフォーク側ジョイント部と車高調整部側ジョイ
ント部とを分割しておけば、油圧ホースが接続されたフ
ォークキャップをフロントフォークから取り外すことな
くアッパブラケットを所定位置に設置でき、組付性を改
善し、向上させると同時に、車高調整装置の組付時にフ
ォークキャップを取り外す必要もなく、フロントサスペ
ンション内の圧力油も流出しないので、フロントサスペ
ンション内の圧力油の油量の変動や異物の混入等を招く
こともない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る車高調整装置のホース連結装置
における一実施例の配置位置を示す自動2輪車の全体側
面図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図
は第1図のリヤクッションユニットおよび車高調整部等
を示す断面図、第4図は第1図のフロントサスペンショ
ン等を示す断面図、第5図は第3図のV−V線に沿う断
面図、第6図は第3図のVI矢視図、第7図は第1図のホ
ース連結装置の断面図である。 2……フロントフォーク、8,9……フロントサスペンシ
ョン、10……アッパブラケット、14……リヤクッション
ユニット、15……車高調整部、16……車両前方側油圧ホ
ース、18……車高調整装置、19……ホース連結装置、29
……スプールバルブ、40……調整操作部、41,42……油
圧ジャッキ、61……フロントフォーク側ジョイント部、
62……車高調整部側ジョイント部、79……取付ブラケッ
ス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車高を調整可能とする油圧ジャッキを備え
    たリヤクッションユニットと、車高を調整可能とする油
    圧ジャッキを備えたフロントサスペンションと、上記リ
    ヤクッションユニット内の圧力油の油圧を油圧ホースを
    介して上記両油圧ジャッキへ伝達可能とする車高調整部
    とを有する車高調整装置において、上記車高調整部と上
    記フロントサスペンションの油圧ジャッキとを連結する
    上記油圧ホースにホース連結装置が配設され、このホー
    ス連結装置は、上記フロントサスペンションの後方であ
    って上記車高調整部の前方にかつ車両の前方に配置され
    る一方、前記ホース連結装置は、互いに分割可能なフロ
    ントフォーク側ジョイント部と車高調整部側ジョイント
    部とから成り、両ジョイント部内には上記圧力油の油圧
    によって摺動するフリーピストンがそれぞれ配設され、
    両ジョイント部の結合状態で両フリーピストンがプッシ
    ュロッドにより相互に当接して一体に連動され、さらに
    前記ホース連結装置よりフロントフォーク側の油圧ホー
    スが分岐されたことを特徴とする車高調整装置のホース
    連結装置。
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