JP2702777B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2702777B2 JP2702777B2 JP1141733A JP14173389A JP2702777B2 JP 2702777 B2 JP2702777 B2 JP 2702777B2 JP 1141733 A JP1141733 A JP 1141733A JP 14173389 A JP14173389 A JP 14173389A JP 2702777 B2 JP2702777 B2 JP 2702777B2
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- duct
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は各被空調室への風量を制御することにより
室温制御するダクト式の空気調和機に関するものであ
る。
室温制御するダクト式の空気調和機に関するものであ
る。
従来の技術 最近のビルやマンションでは、その省エネルギー性か
ら、個別空調方式が多くとられるようになり、その中で
も、各被空調室へ供給する風量を調整し室温を制御する
可変風量ユニットを用いたダクト式の空気調和機がよく
使用されている。
ら、個別空調方式が多くとられるようになり、その中で
も、各被空調室へ供給する風量を調整し室温を制御する
可変風量ユニットを用いたダクト式の空気調和機がよく
使用されている。
以下図面を参照に従来例について説明する。
第3図は従来の空気調和機の一例を示す構成概略図で
ある。1は室内機本体で、内部に室内側送風機2、前記
室内側送風機2の回転数を制御する送風機用制御器2a、
室内側熱交換器3、冷媒を膨張させる室内側電動膨張弁
4を具備している。5は室外機本体で内部に圧縮機6、
室外側熱交換器7、室外側送風機8、室外側電動膨張弁
9を具備している。また圧縮機6の回転数を制御する圧
縮機制御器10と室内側電動膨張弁4,室外側電動膨張弁9
の開度を制御する電動膨張弁制御器11とをもった能力制
御器12を具備している。
ある。1は室内機本体で、内部に室内側送風機2、前記
室内側送風機2の回転数を制御する送風機用制御器2a、
室内側熱交換器3、冷媒を膨張させる室内側電動膨張弁
4を具備している。5は室外機本体で内部に圧縮機6、
室外側熱交換器7、室外側送風機8、室外側電動膨張弁
9を具備している。また圧縮機6の回転数を制御する圧
縮機制御器10と室内側電動膨張弁4,室外側電動膨張弁9
の開度を制御する電動膨張弁制御器11とをもった能力制
御器12を具備している。
前記室内側送風器2からは分岐チャンバー13までダク
ト14を配設し、前記分岐チャンバー13からは各被空調室
15,16,17まで分岐ダクト18,19,20をそれぞれ配設してい
る。前記分岐ダクト18,19,20の途中にはそれぞれ可変風
量ユニット21,22,23が取付けられている。前記可変風量
ユニット21,22,23はそれぞれ内部にダンパー21a,22a,23
aと前記ダンバー21a,22a,23aを駆動させるモータ21b,22
b,23bと、前記モータ21a,22a,23aを制御する風量制御器
21c,22c,23cを具備している。また前記被空調室15,16,1
7内には、内部に室内温度設定器24a,25a,26aと室内温度
検出器24b,25b,26bをも有した温度コントローラ24,25,2
6を配設している。
ト14を配設し、前記分岐チャンバー13からは各被空調室
15,16,17まで分岐ダクト18,19,20をそれぞれ配設してい
る。前記分岐ダクト18,19,20の途中にはそれぞれ可変風
量ユニット21,22,23が取付けられている。前記可変風量
ユニット21,22,23はそれぞれ内部にダンパー21a,22a,23
aと前記ダンバー21a,22a,23aを駆動させるモータ21b,22
b,23bと、前記モータ21a,22a,23aを制御する風量制御器
21c,22c,23cを具備している。また前記被空調室15,16,1
7内には、内部に室内温度設定器24a,25a,26aと室内温度
検出器24b,25b,26bをも有した温度コントローラ24,25,2
6を配設している。
前記分岐チャンバー13内にはダクト内温度検出器27と
機外静圧を検出する圧力検出器28が具備されており、ま
た、設定温度を冷房時、暖房時でそれぞれ一定に設定す
るダクト内温度設定器27aと圧力設定器28aが具備されて
いる。
機外静圧を検出する圧力検出器28が具備されており、ま
た、設定温度を冷房時、暖房時でそれぞれ一定に設定す
るダクト内温度設定器27aと圧力設定器28aが具備されて
いる。
次に動作について説明する。
前記室内機本体1及び室外機本体5は接続されて衆知
の冷凍回路を構成しており、前記室内機本体1より吹き
出された温風又は冷風は前記ダクト14を通過し、前記分
岐チャンバー13で分流された後、各被空調室15,16,17ま
で分岐ダクト18,19,20で導かれる。また分岐ダクト18,1
9,20の途中に設けられている可変風量ユニット21,22,23
は、温度コントローラ24,25,26内の室内温度設定器24a,
25a,26aにて設定された温度と、室内温度検出器24b,25
b,26bにて検出された温度との差により風量制御器21c,2
2c,23cを介してモータ21b,22b,23bを駆動させダンパー2
1a,22a,23aの開度を変化させ通過風量を変化させるもの
である。
の冷凍回路を構成しており、前記室内機本体1より吹き
出された温風又は冷風は前記ダクト14を通過し、前記分
岐チャンバー13で分流された後、各被空調室15,16,17ま
で分岐ダクト18,19,20で導かれる。また分岐ダクト18,1
9,20の途中に設けられている可変風量ユニット21,22,23
は、温度コントローラ24,25,26内の室内温度設定器24a,
25a,26aにて設定された温度と、室内温度検出器24b,25
b,26bにて検出された温度との差により風量制御器21c,2
2c,23cを介してモータ21b,22b,23bを駆動させダンパー2
1a,22a,23aの開度を変化させ通過風量を変化させるもの
である。
前記可変風量ユニット21,22,23にて風量が変化する
と、前記分岐チャンバー13内の機外静圧が変化し、前記
圧力検出器28により変化をとらえ前記送風機用制御器2a
により機外静圧を圧力設定器28aによる設定値にしよう
と、室内側送風機2の回転数を制御する。
と、前記分岐チャンバー13内の機外静圧が変化し、前記
圧力検出器28により変化をとらえ前記送風機用制御器2a
により機外静圧を圧力設定器28aによる設定値にしよう
と、室内側送風機2の回転数を制御する。
機外静圧が一定に復帰した時、風量変化にともない分
岐チャンバー13内の温度が変化するが、その温度変化を
ダクト内温度検出器27にて検出し、運転中は常時一定で
あるダクト内温度設定器27aの設定値にしようと、前記
能力制御器12内の圧縮機制御器10により圧縮機6の回転
数を制御する。また前記電動膨張弁制御器11により、室
内機本体1内の室内側電動膨張弁4と室外機本体5内の
室外側電動膨張弁9のそれぞれの弁開度を制御し、その
ときの最適システムとなるよう冷媒循環量を制御する。
岐チャンバー13内の温度が変化するが、その温度変化を
ダクト内温度検出器27にて検出し、運転中は常時一定で
あるダクト内温度設定器27aの設定値にしようと、前記
能力制御器12内の圧縮機制御器10により圧縮機6の回転
数を制御する。また前記電動膨張弁制御器11により、室
内機本体1内の室内側電動膨張弁4と室外機本体5内の
室外側電動膨張弁9のそれぞれの弁開度を制御し、その
ときの最適システムとなるよう冷媒循環量を制御する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、可変風量ユニッ
ト21,22,23内部のダンパー21a,22a,23aがすべて閉じ、
通過風量が0となった場合には、暖房の必要がないにも
かかわらず、暖房運転を継続するので、不必要なエネル
ギーを消費するという欠点を有していた。
ト21,22,23内部のダンパー21a,22a,23aがすべて閉じ、
通過風量が0となった場合には、暖房の必要がないにも
かかわらず、暖房運転を継続するので、不必要なエネル
ギーを消費するという欠点を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、暖房運転
中に可変風量ユニットが全閉すれば、暖房運転を停止す
る機能を有する可変風量式の空気調和機を提供すること
を目的とする。
中に可変風量ユニットが全閉すれば、暖房運転を停止す
る機能を有する可変風量式の空気調和機を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の空気調和機は、従
来に加えて、圧縮機の吐出側の冷媒圧力を検出する冷媒
圧力検出器と、圧縮機の運転時間を積算する圧縮機タイ
マーを有し、圧縮機の吐出側の冷媒圧力が所定圧力K1以
上となった場合、圧縮機の運転を停止させ、その後に冷
媒圧力がK2以下となった場合圧縮機を再運転させるとと
もに、圧縮機タイマーをスタートさせ、圧縮機タイマー
のカウントが所定時間に達するまでに、冷媒圧力検出器
により冷媒圧力が所定圧力K3(K2<K3<K1)に達したこ
とを検出した場合、圧縮機を再び停止させるとともに、
圧力検出器にて検出させたダクト内の静圧が、圧縮機の
再運転を開始させないようにしたものである。
来に加えて、圧縮機の吐出側の冷媒圧力を検出する冷媒
圧力検出器と、圧縮機の運転時間を積算する圧縮機タイ
マーを有し、圧縮機の吐出側の冷媒圧力が所定圧力K1以
上となった場合、圧縮機の運転を停止させ、その後に冷
媒圧力がK2以下となった場合圧縮機を再運転させるとと
もに、圧縮機タイマーをスタートさせ、圧縮機タイマー
のカウントが所定時間に達するまでに、冷媒圧力検出器
により冷媒圧力が所定圧力K3(K2<K3<K1)に達したこ
とを検出した場合、圧縮機を再び停止させるとともに、
圧力検出器にて検出させたダクト内の静圧が、圧縮機の
再運転を開始させないようにしたものである。
作用 この構成によって、圧縮機の吐出側の冷媒圧力の所定
時間内での上昇が検出出来るため、暖房運転中に可変風
量ユニットが全閉し、通過風量が0となり、室内側熱交
換器が熱交換出来なくなった場合は、圧縮機の吐出側の
冷媒圧力の上昇を検出し直ちに暖房運転を停止するの
で、不必要なエネルギーの消費をなくすことが出来る。
時間内での上昇が検出出来るため、暖房運転中に可変風
量ユニットが全閉し、通過風量が0となり、室内側熱交
換器が熱交換出来なくなった場合は、圧縮機の吐出側の
冷媒圧力の上昇を検出し直ちに暖房運転を停止するの
で、不必要なエネルギーの消費をなくすことが出来る。
実 施 例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成概略図である。
従来例と同一の構成のものについては、同一の番号を付
与し、詳細な説明は省略する。
与し、詳細な説明は省略する。
本発明の一実施例では、従来例と比べて、室外機本体
周辺の気温を検出する室外気温度検出器29と、圧縮機の
吐出側の冷媒圧力を検出する冷媒圧力検出器30と、圧縮
機の運転時間を積算する圧縮機タイマー31と、遅延タイ
マーカウント完了後圧力検出器28の検出値を記憶する遅
延タイマー付記憶装置32を具備している。
周辺の気温を検出する室外気温度検出器29と、圧縮機の
吐出側の冷媒圧力を検出する冷媒圧力検出器30と、圧縮
機の運転時間を積算する圧縮機タイマー31と、遅延タイ
マーカウント完了後圧力検出器28の検出値を記憶する遅
延タイマー付記憶装置32を具備している。
次にその動作について説明する。なお、暖房運転中に
可変風量ユニットが全閉した場合の制御を除き、通常運
転時の制御,基本動作は従来例と同一のため説明を省略
する。
可変風量ユニットが全閉した場合の制御を除き、通常運
転時の制御,基本動作は従来例と同一のため説明を省略
する。
第2図は暖房運転中に可変風量ユニットが全閉した場
合の制御を示すフローチャートである。
合の制御を示すフローチャートである。
まずステップ1にて暖房運転であることを検知すれ
ば、ステップ2にて圧縮機6が運転中であるかを判断
し、運転中であればステップ3にて圧縮機タイマー31を
スタートさせて圧縮機6の運転時間の積算を開始させ
る。そしてステップ4にて圧縮機6の吐出側冷媒圧力Y1
(kg/cm2)を冷媒圧力検出器30で検出し、ステップ5に
て室外機本体5の周辺の気温すなわち室外気温度X
(℃)を室外機温度検出器29で検出する。ステップ6に
て所定温度TO(℃)と比較し、X≧TOを検知すればステ
ップ7に進み、ステップ7にて所定圧力K1(kg/cm2)と
比較し、Y1≧K1を検出すればステップ8に進み、圧縮機
タイマー31をストップさせ、ステップ9にて圧縮機6を
停止させる。ステップ10にてステップ4と同様に冷媒圧
力Y2(kg/cm2)を検出し、ステップ11にてK1よりも低い
所定圧力K2(kg/cm2)と比較しY2K2を検知するまでス
テップ10を繰り返す。ステップ11にてY2≦K2を検知すれ
ば、ステップ12に進み圧縮機タイマー31のリセットを行
い、ステップ13にて圧縮機制御器10により圧縮機6をFO
(Hz)にて運転させ、ステップ14にて圧縮機タイマー31
をスタートさせる。ステップ15にてステップ4と同様に
冷媒圧力Y3(kg/cm2)を検出し、ステップ16にて所定圧
力K3(kg/cm2)(K2<K3<K1)と比較し、Y3≧K3を検知
すれば、ステップ19に進む。ステップ16にてY3≧K3を検
知しなければ、次のステップ17に進み、圧縮機タイマー
31のカウントがMO(分)に達していなければ、ステップ
15〜17を繰り返すことになる。ステップ17にて圧縮機タ
イマーのカウントがMO(分)に達していれば、ステップ
4に戻る。ステップ6にてX≧TOを検知しなかった場
合、ステップ18に進み、Y1≧K2を検知すれば、ステップ
19にて圧縮機タイマー31をストップさせた後、ステップ
20にて圧縮機6を停止させ、ステップ21にて室内側送風
機の回転数をZO(Hz)にする。ステップ22にて遅延タイ
マー付記憶装置32の遅延タイマーをスタートさせ、ステ
ップ23にて遅延タイマーのカウントを検知すれば、ステ
ップ24にて遅延タイマーをリセットする。ステップ25に
て分岐チャンバー13内の機外静圧PO(mmH2O)を圧力検
知器28で検出し、ステップ26にて遅延タイマー付記憶装
置32に記憶する。その後ステップ27にてステップ25と同
様に機外静圧P(mmH2O)を検出し、ステップ28にて遅
延タイマー付記憶装置32に記憶した機外静圧PO(mmH
2O)と比較しPOよりも所定圧力A(mmH2O)以上低い機
外静圧P(mmH2O)を検知すれば、ステップ29にて圧縮
機タイマー31のリセットを行い、ステップ30にて室内側
送風機2を通常運転時の制御に戻し、ステップ31にて圧
縮機6を通常運転時の制御に戻す。ステップ7にてY1≧
K1を検知しなかった場合と、ステップ18にてY1≧K2を検
知しなかった場合についても、ステップ31にて圧縮機6
を通常運転時の制御に戻す。なお、通常運転時の制御に
よって圧縮機6が停止した場合も、ステップ32にて圧縮
機タイマー31のリセットを行うので、圧縮機6が所定時
間以上連続運転を行わなければ圧縮機タイマー31のタイ
マーカウントは完了しない。
ば、ステップ2にて圧縮機6が運転中であるかを判断
し、運転中であればステップ3にて圧縮機タイマー31を
スタートさせて圧縮機6の運転時間の積算を開始させ
る。そしてステップ4にて圧縮機6の吐出側冷媒圧力Y1
(kg/cm2)を冷媒圧力検出器30で検出し、ステップ5に
て室外機本体5の周辺の気温すなわち室外気温度X
(℃)を室外機温度検出器29で検出する。ステップ6に
て所定温度TO(℃)と比較し、X≧TOを検知すればステ
ップ7に進み、ステップ7にて所定圧力K1(kg/cm2)と
比較し、Y1≧K1を検出すればステップ8に進み、圧縮機
タイマー31をストップさせ、ステップ9にて圧縮機6を
停止させる。ステップ10にてステップ4と同様に冷媒圧
力Y2(kg/cm2)を検出し、ステップ11にてK1よりも低い
所定圧力K2(kg/cm2)と比較しY2K2を検知するまでス
テップ10を繰り返す。ステップ11にてY2≦K2を検知すれ
ば、ステップ12に進み圧縮機タイマー31のリセットを行
い、ステップ13にて圧縮機制御器10により圧縮機6をFO
(Hz)にて運転させ、ステップ14にて圧縮機タイマー31
をスタートさせる。ステップ15にてステップ4と同様に
冷媒圧力Y3(kg/cm2)を検出し、ステップ16にて所定圧
力K3(kg/cm2)(K2<K3<K1)と比較し、Y3≧K3を検知
すれば、ステップ19に進む。ステップ16にてY3≧K3を検
知しなければ、次のステップ17に進み、圧縮機タイマー
31のカウントがMO(分)に達していなければ、ステップ
15〜17を繰り返すことになる。ステップ17にて圧縮機タ
イマーのカウントがMO(分)に達していれば、ステップ
4に戻る。ステップ6にてX≧TOを検知しなかった場
合、ステップ18に進み、Y1≧K2を検知すれば、ステップ
19にて圧縮機タイマー31をストップさせた後、ステップ
20にて圧縮機6を停止させ、ステップ21にて室内側送風
機の回転数をZO(Hz)にする。ステップ22にて遅延タイ
マー付記憶装置32の遅延タイマーをスタートさせ、ステ
ップ23にて遅延タイマーのカウントを検知すれば、ステ
ップ24にて遅延タイマーをリセットする。ステップ25に
て分岐チャンバー13内の機外静圧PO(mmH2O)を圧力検
知器28で検出し、ステップ26にて遅延タイマー付記憶装
置32に記憶する。その後ステップ27にてステップ25と同
様に機外静圧P(mmH2O)を検出し、ステップ28にて遅
延タイマー付記憶装置32に記憶した機外静圧PO(mmH
2O)と比較しPOよりも所定圧力A(mmH2O)以上低い機
外静圧P(mmH2O)を検知すれば、ステップ29にて圧縮
機タイマー31のリセットを行い、ステップ30にて室内側
送風機2を通常運転時の制御に戻し、ステップ31にて圧
縮機6を通常運転時の制御に戻す。ステップ7にてY1≧
K1を検知しなかった場合と、ステップ18にてY1≧K2を検
知しなかった場合についても、ステップ31にて圧縮機6
を通常運転時の制御に戻す。なお、通常運転時の制御に
よって圧縮機6が停止した場合も、ステップ32にて圧縮
機タイマー31のリセットを行うので、圧縮機6が所定時
間以上連続運転を行わなければ圧縮機タイマー31のタイ
マーカウントは完了しない。
以上のように本実施例によれば、冷媒圧力検出器30
と、圧縮機タイマー31を設けることにより、暖房運転中
において可変風量ユニットが全閉したことを、圧縮機6
の吐出側の冷媒圧力が所定圧力K1(kg/cm2)以上となり
圧縮機6の運転が停止した後における圧縮機6の再運転
時間の所定時間内に圧縮機6の吐出側の冷媒圧力が所定
圧力K3(kg/cm2)以上になることで検知し、圧縮機6と
室内側送風機2を制御するため、不必要なエネルギーの
消費をなくすことが出来る。
と、圧縮機タイマー31を設けることにより、暖房運転中
において可変風量ユニットが全閉したことを、圧縮機6
の吐出側の冷媒圧力が所定圧力K1(kg/cm2)以上となり
圧縮機6の運転が停止した後における圧縮機6の再運転
時間の所定時間内に圧縮機6の吐出側の冷媒圧力が所定
圧力K3(kg/cm2)以上になることで検知し、圧縮機6と
室内側送風機2を制御するため、不必要なエネルギーの
消費をなくすことが出来る。
発明の効果 以上のように本発明は、冷媒圧力検出器と、圧縮機タ
イマーを設けることにより、暖房運転中に可変風量ユニ
ットが全閉した場合に、冷媒圧力が所定圧力K1となり圧
縮機の運転が停止した後の圧縮機再運転の所定時間内に
冷媒圧力が所定圧力K3(所定圧力K3<所定圧力K1)以上
になることで検出し、圧縮機と室内側送風機を制御する
ため、暖房の必要がないにもかかわらず、暖房運転を継
続するという不必要なエネルギー消費をなくすことが出
来る優れた可変風量式の空気調和機を実現出来るもので
ある。
イマーを設けることにより、暖房運転中に可変風量ユニ
ットが全閉した場合に、冷媒圧力が所定圧力K1となり圧
縮機の運転が停止した後の圧縮機再運転の所定時間内に
冷媒圧力が所定圧力K3(所定圧力K3<所定圧力K1)以上
になることで検出し、圧縮機と室内側送風機を制御する
ため、暖房の必要がないにもかかわらず、暖房運転を継
続するという不必要なエネルギー消費をなくすことが出
来る優れた可変風量式の空気調和機を実現出来るもので
ある。
第1図は本発明の一実施例における空気調和機の構成概
略図、第2図は暖房運転中に可変風量ユニットが全閉し
た場合の制御の一例を示すフローチャート、第3図は従
来の空気調和機の構成概略図である。 1……室内機本体、2……室内側送風機、3……室内側
熱交換機、5……室外機本体、6……圧縮機、7……室
外側熱交換機、8……室外側送風機、14……ダクト、1
5,16,17……被空調室、21,22,23……可変風量ユニッ
ト、28……圧力検出器、30……冷媒圧力検出器、31……
圧縮機タイマー。
略図、第2図は暖房運転中に可変風量ユニットが全閉し
た場合の制御の一例を示すフローチャート、第3図は従
来の空気調和機の構成概略図である。 1……室内機本体、2……室内側送風機、3……室内側
熱交換機、5……室外機本体、6……圧縮機、7……室
外側熱交換機、8……室外側送風機、14……ダクト、1
5,16,17……被空調室、21,22,23……可変風量ユニッ
ト、28……圧力検出器、30……冷媒圧力検出器、31……
圧縮機タイマー。
Claims (1)
- 【請求項1】内部に室内側熱交換器,回転数制御装置を
備えた室内側送風機を有するダクト接続式の室内機本体
と、回転数制御装置を備えた圧縮機,室外側熱交換器,
室外側送風機を有する室外機本体と、前記室内機本体か
ら冷風又は温風を被空調室に導くダクトと、前記ダクト
内に前記被空調室の室温により風量を可変する可変風量
ユニットと、前記ダクト内に設けられた静圧を検出する
圧力検出器と、前記圧縮機の吐出側の冷媒圧力を検出す
る冷媒圧力検出器と、前記圧縮機の運転時間を積算する
圧縮機タイマーとを備え、暖房運転時において、前記冷
媒圧力検出器の検出圧力が所定圧力K1以上となった場
合、前記圧縮機を停止させ、その後、検出圧力がK2以下
となった場合、再び前記圧縮機を再運転させるととも
に、前記圧縮機タイマーをスタートさせ、前記圧縮機タ
イマーが所定時間経過するまでに、前記冷媒圧力検出器
に所定圧力K3(K2<K3<K1)を検出した場合、前記圧縮
機を再び停止させるとともに、前記圧力検出器にて検出
させた前記ダクト内の静圧が、前記圧縮機の再停止時よ
り所定値に下がるまで、前記圧縮機の再運転を開始させ
ないことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1141733A JP2702777B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1141733A JP2702777B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH037842A JPH037842A (ja) | 1991-01-16 |
JP2702777B2 true JP2702777B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=15298946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1141733A Expired - Lifetime JP2702777B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702777B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102812911A (zh) * | 2012-08-08 | 2012-12-12 | 中国水产科学研究院东海水产研究所 | 贝类固体排泄物颗粒收集装置 |
KR101256781B1 (ko) * | 2013-01-24 | 2013-04-25 | (주)새한공조 | 간접 부하 제어 모드를 갖는 하이브리드 공조 시스템 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP1141733A patent/JP2702777B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH037842A (ja) | 1991-01-16 |
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