JP2769754B2 - 座席用検知装置 - Google Patents
座席用検知装置Info
- Publication number
- JP2769754B2 JP2769754B2 JP3254527A JP25452791A JP2769754B2 JP 2769754 B2 JP2769754 B2 JP 2769754B2 JP 3254527 A JP3254527 A JP 3254527A JP 25452791 A JP25452791 A JP 25452791A JP 2769754 B2 JP2769754 B2 JP 2769754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- seat
- person
- detection
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車などの座席
に人が着座したか否かを検知する座席用検知装置に係
り、特に複数の検知部の検知出力により着座部に作用し
た荷重が人であるか否かの判別ができるようにした座席
用検知装置に関する。
に人が着座したか否かを検知する座席用検知装置に係
り、特に複数の検知部の検知出力により着座部に作用し
た荷重が人であるか否かの判別ができるようにした座席
用検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】座席に人が座ったか否かの検出は種々の
制御動作に利用できる。例えば自動車のそれぞれの座席
のどこに人が座っているかを検出することにより、カー
オーディオのスピーカのバランスやエアーコンデショナ
ーの送風方向の制御を行うことができる。
制御動作に利用できる。例えば自動車のそれぞれの座席
のどこに人が座っているかを検出することにより、カー
オーディオのスピーカのバランスやエアーコンデショナ
ーの送風方向の制御を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、座席の
着座部に圧力センサなどを配置しただけでは、人が着席
したのか、人以外の例えば荷物などが置かれたかの判別
を容易に行うことができない問題が生じる。
着座部に圧力センサなどを配置しただけでは、人が着席
したのか、人以外の例えば荷物などが置かれたかの判別
を容易に行うことができない問題が生じる。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、座席の着座部に作用した荷重の分布などにより、
その荷重が人によるものかそれ以外のものによるものか
を判別できるようにした座席用検知装置を提供すること
を目的とするものである。
あり、座席の着座部に作用した荷重の分布などにより、
その荷重が人によるものかそれ以外のものによるものか
を判別できるようにした座席用検知装置を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による座席用検知
装置は、座席の着座部に設置される複数の荷重検知部
と、この複数の荷重検知部のそれぞれの検知出力に基づ
いて座席に人が着座したか否かを判別する判別部と、を
備える座席用検知装置において、前記判別部では、前記
複数の荷重検知部のうち人が着座する領域で列を成す荷
重検知部の全てが荷重の非検知状態、では無いことを、
座席に人が着座したと判別する条件とすることを特徴と
するものである。例えば、前記列を成す荷重検知部が、
着座部の中央に一列に配置されたものである。
装置は、座席の着座部に設置される複数の荷重検知部
と、この複数の荷重検知部のそれぞれの検知出力に基づ
いて座席に人が着座したか否かを判別する判別部と、を
備える座席用検知装置において、前記判別部では、前記
複数の荷重検知部のうち人が着座する領域で列を成す荷
重検知部の全てが荷重の非検知状態、では無いことを、
座席に人が着座したと判別する条件とすることを特徴と
するものである。例えば、前記列を成す荷重検知部が、
着座部の中央に一列に配置されたものである。
【0006】また、本発明の好ましい例は、座席の着座
部に重ねて敷設される2枚の可撓性シートと、それぞれ
の可撓性シートの対向面に設けられた複数本の可撓性の
導電体と、対向する導電体の対面部の間隔を保つスペー
サとが設けられて、前記導電体どうしのマトリックス状
の対面部により前記複数の荷重検知部が形成されている
ものである。さらに、前記判別部では、前記複数の荷重
検知部のうちの荷重検知状態であるものが所定数以上で
あることを、座席に人が着座したと判別する条件に含め
る、あるいは、前記荷重検知部が荷重の検知状態となっ
たときに荷重検知部から検知される電流の総和が所定値
を越えたとき、前記判別部では、着座部に作用している
荷重が、人以外のものであると判別する、または、前記
判別部では、前記複数の荷重検知部のうちのいずれか1
つに流れる電流が、前記複数の荷重検知部から検知され
ている電流の総和に対して所定の割合以下であること
を、座席に人が着座したと判別する条件に含める、前記
判別部では、列を成す複数の荷重検知部のうちの列の両
端に位置する荷重検知部に流れる電流の総和が、複数の
荷重検知部から検知されている電流の総和に対して所定
の割合以下であることを、座席に人が着座したと判別す
る条件に含めることなどが可能である。
部に重ねて敷設される2枚の可撓性シートと、それぞれ
の可撓性シートの対向面に設けられた複数本の可撓性の
導電体と、対向する導電体の対面部の間隔を保つスペー
サとが設けられて、前記導電体どうしのマトリックス状
の対面部により前記複数の荷重検知部が形成されている
ものである。さらに、前記判別部では、前記複数の荷重
検知部のうちの荷重検知状態であるものが所定数以上で
あることを、座席に人が着座したと判別する条件に含め
る、あるいは、前記荷重検知部が荷重の検知状態となっ
たときに荷重検知部から検知される電流の総和が所定値
を越えたとき、前記判別部では、着座部に作用している
荷重が、人以外のものであると判別する、または、前記
判別部では、前記複数の荷重検知部のうちのいずれか1
つに流れる電流が、前記複数の荷重検知部から検知され
ている電流の総和に対して所定の割合以下であること
を、座席に人が着座したと判別する条件に含める、前記
判別部では、列を成す複数の荷重検知部のうちの列の両
端に位置する荷重検知部に流れる電流の総和が、複数の
荷重検知部から検知されている電流の総和に対して所定
の割合以下であることを、座席に人が着座したと判別す
る条件に含めることなどが可能である。
【0007】
【作用】上記手段では、座席の着座部に設置された荷重
検知部により荷重を検知したときに、例えば中央などに
おいて縦一列または横一列をなす荷重検知部の検知出力
の全てが荷重の非検知状態でないか否かにより、荷重が
人によるものかあるいは人以外のものによるものか判別
する。着座部に人が座った場合、列をなす荷重検知部の
検知出力の全てが荷重の非検知状態となることはない。
よって1つでも荷重検知状態であれば、着座部に人が座
ったものと判別する。
検知部により荷重を検知したときに、例えば中央などに
おいて縦一列または横一列をなす荷重検知部の検知出力
の全てが荷重の非検知状態でないか否かにより、荷重が
人によるものかあるいは人以外のものによるものか判別
する。着座部に人が座った場合、列をなす荷重検知部の
検知出力の全てが荷重の非検知状態となることはない。
よって1つでも荷重検知状態であれば、着座部に人が座
ったものと判別する。
【0008】あるいは、複数の荷重検知部の構造とし
て、2枚の可撓性シートと、この可撓性シートとの間に
てマトリックス状に形成された導電体を使用することに
より、人が座ったときに違和感のない荷重検知部を構成
できる。 さらには、判別部が座席に人が着座したと判別
する条件として、複数の荷重検知部のうちの荷重を検知
している箇所が所定数以上であること、複数の荷重検知
部に流れる電流の総和が所定電流を越えたか否か、複数
の荷重検知部のうち1つに流れる電流が、複数の荷重検
知部に流れる電流の総和に対して所定の割合以下である
こと、さらには、複数の荷重検知部のうち、列を成すも
のの両端の荷重検知部に流れる電流の和が、複数の荷重
検知部に流れる電流の総和に対して所定の割合以下であ
ること、との条件を含めることで、荷重が人によるもの
かあるいは人以外のものによるものかの判別がより正確
なものとなる。
て、2枚の可撓性シートと、この可撓性シートとの間に
てマトリックス状に形成された導電体を使用することに
より、人が座ったときに違和感のない荷重検知部を構成
できる。 さらには、判別部が座席に人が着座したと判別
する条件として、複数の荷重検知部のうちの荷重を検知
している箇所が所定数以上であること、複数の荷重検知
部に流れる電流の総和が所定電流を越えたか否か、複数
の荷重検知部のうち1つに流れる電流が、複数の荷重検
知部に流れる電流の総和に対して所定の割合以下である
こと、さらには、複数の荷重検知部のうち、列を成すも
のの両端の荷重検知部に流れる電流の和が、複数の荷重
検知部に流れる電流の総和に対して所定の割合以下であ
ること、との条件を含めることで、荷重が人によるもの
かあるいは人以外のものによるものかの判別がより正確
なものとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は自動車の座席を示す斜視図、図2はこの自動
車の座席の着座部に設置された荷重検知部の配置を示す
平面図、図3は荷重検知部を構成する可撓性シートおよ
び導電体の分解斜視図、図4はその一部拡大図、図5は
荷重検知部の拡大断面図である。図1に示す自動車の座
席1の着座部1aには本発明の特徴となる検知装置の検
知部Aが設置されている。この検知部Aは座席の内部で
且つ座席の表面シートの内側に設置されている。また座
席1の背もたれ部1bには荷重検知装置Bが設けられて
いる。この荷重検知装置Bは、背もたれ部の内部にて表
面シートの内側に設置されている。さらに自動車の床面
には人の足の荷重を検知する荷重検知装置Cが設置され
ている。
る。図1は自動車の座席を示す斜視図、図2はこの自動
車の座席の着座部に設置された荷重検知部の配置を示す
平面図、図3は荷重検知部を構成する可撓性シートおよ
び導電体の分解斜視図、図4はその一部拡大図、図5は
荷重検知部の拡大断面図である。図1に示す自動車の座
席1の着座部1aには本発明の特徴となる検知装置の検
知部Aが設置されている。この検知部Aは座席の内部で
且つ座席の表面シートの内側に設置されている。また座
席1の背もたれ部1bには荷重検知装置Bが設けられて
いる。この荷重検知装置Bは、背もたれ部の内部にて表
面シートの内側に設置されている。さらに自動車の床面
には人の足の荷重を検知する荷重検知装置Cが設置され
ている。
【0010】図3に示すように、本発明による検知装置
の検知部Aは、2枚重ねられたゴムなどの絶縁材料の可
撓性シート10と11とが重ねられて構成されている。
下側の可撓性シート10の上面には複数本の帯状の導電
体12が設けられ、上側の可撓性シート11の下面にも
複数本の帯状の導電体13が設けられ、両可撓性シート
10と11が重ねられた状態で、図2に示すように、導
電体12と13の重ね合わせ部によりS1ないしS9で
示すマトリックス構成の荷重検知部が形成されている。
の検知部Aは、2枚重ねられたゴムなどの絶縁材料の可
撓性シート10と11とが重ねられて構成されている。
下側の可撓性シート10の上面には複数本の帯状の導電
体12が設けられ、上側の可撓性シート11の下面にも
複数本の帯状の導電体13が設けられ、両可撓性シート
10と11が重ねられた状態で、図2に示すように、導
電体12と13の重ね合わせ部によりS1ないしS9で
示すマトリックス構成の荷重検知部が形成されている。
【0011】検知部Aの構造をさらに詳しく説明する
と、図4に示すように、可撓性シート10の上面には複
数本の溝10aが形成され、前記導電体12はこの溝1
0aの内部に埋設された状態で接着固定されている。こ
の導電体は、例えばシリコンゴムの内部にカーボン微粒
子が混在した導電性ゴムにより構成されている。この下
側の導電体12の表面にはシリコンインクなどの非導電
性材料によるスペーサパターン14が形成されている。
このスペーサパターン14は、導電体12の表面の両縁
部を覆う縁パターン14aと、この縁パターン14aの
間にて細かな格子状に形成された格子パターン14bと
から構成されている。
と、図4に示すように、可撓性シート10の上面には複
数本の溝10aが形成され、前記導電体12はこの溝1
0aの内部に埋設された状態で接着固定されている。こ
の導電体は、例えばシリコンゴムの内部にカーボン微粒
子が混在した導電性ゴムにより構成されている。この下
側の導電体12の表面にはシリコンインクなどの非導電
性材料によるスペーサパターン14が形成されている。
このスペーサパターン14は、導電体12の表面の両縁
部を覆う縁パターン14aと、この縁パターン14aの
間にて細かな格子状に形成された格子パターン14bと
から構成されている。
【0012】また図3に示すように、上側の可撓性シー
ト11の下面にも複数本の溝11aが形成されて、前記
導電体13はこの溝11a内に埋設されて接着固定され
ている。この導電体13も導電体12と同じ導電性ゴム
により構成されている。そして図4に示すように、この
導電体13の下面の対向面(図4では対向面を上向きに
して示している)の両縁部には、シリコンインクなどの
非導電性材料によるスペーサパターン15が形成されて
いる。両縁のスペーサパターン15の中間には導電体1
3が露出している。
ト11の下面にも複数本の溝11aが形成されて、前記
導電体13はこの溝11a内に埋設されて接着固定され
ている。この導電体13も導電体12と同じ導電性ゴム
により構成されている。そして図4に示すように、この
導電体13の下面の対向面(図4では対向面を上向きに
して示している)の両縁部には、シリコンインクなどの
非導電性材料によるスペーサパターン15が形成されて
いる。両縁のスペーサパターン15の中間には導電体1
3が露出している。
【0013】図3に示すように、可撓性シート10と可
撓性シート11とが重ねられた状態では、両導電体12
と13とがマトリックス状に対向する。この導電体どう
しの対向部すなわち前記荷重検知部S1ないしS9の構
造は図5の断面図に示すように、両導電体12と13が
前記スペーサパターン14の格子パターン14bを介し
て対面する状態となる。いま図5において矢印で示すよ
うに、上側の可撓性シート11を介してS1ないしS9
で示す荷重検知部において導電体13に上方から圧力が
与えられると、導電体13の下面と導電体12の上面と
が格子パターン14bの隙間(イ)部を介して互いに接
触する。このときに格子パターン14bの隙間(イ)部
において導電体12と13とが接触する接触面積は、作
用する圧力の大きさに影響され、圧力が大きいと各荷重
検知部S1ないしS9において導電体12と13とが接
触する面積が増大する。逆に圧力が小さいと接触面積は
減少する。よって導電体12と13に所定の電圧を与え
ると、導電体12と13との接触面積の大小に応じた電
流が両導電体12と13の間に流れることになる。すな
わち荷重が作用していないときには、各荷重検知部S1
ないしS9において導電体12と13の間に電流が流れ
ず、荷重が作用したときには、その荷重の大きさに応じ
て、導電体12と13との間に流れる電流が変化するこ
とになる。
撓性シート11とが重ねられた状態では、両導電体12
と13とがマトリックス状に対向する。この導電体どう
しの対向部すなわち前記荷重検知部S1ないしS9の構
造は図5の断面図に示すように、両導電体12と13が
前記スペーサパターン14の格子パターン14bを介し
て対面する状態となる。いま図5において矢印で示すよ
うに、上側の可撓性シート11を介してS1ないしS9
で示す荷重検知部において導電体13に上方から圧力が
与えられると、導電体13の下面と導電体12の上面と
が格子パターン14bの隙間(イ)部を介して互いに接
触する。このときに格子パターン14bの隙間(イ)部
において導電体12と13とが接触する接触面積は、作
用する圧力の大きさに影響され、圧力が大きいと各荷重
検知部S1ないしS9において導電体12と13とが接
触する面積が増大する。逆に圧力が小さいと接触面積は
減少する。よって導電体12と13に所定の電圧を与え
ると、導電体12と13との接触面積の大小に応じた電
流が両導電体12と13の間に流れることになる。すな
わち荷重が作用していないときには、各荷重検知部S1
ないしS9において導電体12と13の間に電流が流れ
ず、荷重が作用したときには、その荷重の大きさに応じ
て、導電体12と13との間に流れる電流が変化するこ
とになる。
【0014】さらに導電体12の上面の両縁部には縁パ
ターン14aが、導電体13の下面の両縁にはスペーサ
パターン15が形成されているが、この縁パターン14
aとスペーサパターン15をそれぞれ設けることによ
り、前記圧力の変化による電流値の増減を正確に検知で
きるようになる。すなわち、帯状の導電体12と13と
が格子パターン14bを介して対面した状態で両者に圧
力を与えると、導電体12と13の縁部が圧力によりだ
れを生じて、この縁部を介して導電体12と13どうし
が優先して接触してしまう。この縁部どうしの接触面積
は比較的大きいため、この縁部に非導電性のパターンが
無い場合には、縁部間に比較的大きな電流が流れる。こ
の縁部どうしの間を流れる電流の存在により、格子パタ
ーン14bの隙間(イ)部を介して導電体12と13と
が接触する面積の変化による電流値を正確に取出すこと
ができなくなる。よって導電体12と13のそれぞれの
縁部に非導電性のパターンを設けることにより、圧力の
変化に応じた電流値を正確に検出できるようになる。
ターン14aが、導電体13の下面の両縁にはスペーサ
パターン15が形成されているが、この縁パターン14
aとスペーサパターン15をそれぞれ設けることによ
り、前記圧力の変化による電流値の増減を正確に検知で
きるようになる。すなわち、帯状の導電体12と13と
が格子パターン14bを介して対面した状態で両者に圧
力を与えると、導電体12と13の縁部が圧力によりだ
れを生じて、この縁部を介して導電体12と13どうし
が優先して接触してしまう。この縁部どうしの接触面積
は比較的大きいため、この縁部に非導電性のパターンが
無い場合には、縁部間に比較的大きな電流が流れる。こ
の縁部どうしの間を流れる電流の存在により、格子パタ
ーン14bの隙間(イ)部を介して導電体12と13と
が接触する面積の変化による電流値を正確に取出すこと
ができなくなる。よって導電体12と13のそれぞれの
縁部に非導電性のパターンを設けることにより、圧力の
変化に応じた電流値を正確に検出できるようになる。
【0015】また図3に示すように、可撓性シート10
と11には互いに同じ位置となる取付穴10bと11b
が形成され、この取付穴10bと11bとにより、各可
撓性シート10と11が、座席1の着座部1aの表面シ
ートの内側に取り付けられる。図1に示すように自動車
の座席1の着座部1aには止め釦2が取り付けられて、
この部分が窪んだ形状となっている場合がある。前記可
撓性シート10と11の取付穴10bと11bをこの止
め釦2にて固定することも可能である。取付穴10bな
らびに11bを止め釦2により固定した場合、この固定
部を導電体12と13との対面部すなわちマトリックス
状の荷重検知部S1ないしS9からある程度離しておく
ことにより、止め釦2による固定力が、可撓性シート1
0,11ならびに導電体12,13のそれぞれの可撓性
により吸収できることになる。よって、この止め釦2の
固定力により、各荷重検知部S1ないしS9に圧力が作
用することがなく、導電体12と13との対向部による
検知動作にほとんど影響は生じない。
と11には互いに同じ位置となる取付穴10bと11b
が形成され、この取付穴10bと11bとにより、各可
撓性シート10と11が、座席1の着座部1aの表面シ
ートの内側に取り付けられる。図1に示すように自動車
の座席1の着座部1aには止め釦2が取り付けられて、
この部分が窪んだ形状となっている場合がある。前記可
撓性シート10と11の取付穴10bと11bをこの止
め釦2にて固定することも可能である。取付穴10bな
らびに11bを止め釦2により固定した場合、この固定
部を導電体12と13との対面部すなわちマトリックス
状の荷重検知部S1ないしS9からある程度離しておく
ことにより、止め釦2による固定力が、可撓性シート1
0,11ならびに導電体12,13のそれぞれの可撓性
により吸収できることになる。よって、この止め釦2の
固定力により、各荷重検知部S1ないしS9に圧力が作
用することがなく、導電体12と13との対向部による
検知動作にほとんど影響は生じない。
【0016】図6は上記検知部Aに接続される回路構成
の一例を示している。各導電体12と13のそれぞれ
は、マトリックススイッチ21の入力部12aと13a
にそれぞれ接続される。マトリックススイッチ21はマ
ルチプレクサ24の制御により切換えられ、この制御に
より各導電体12の入力部12aと導電体13の入力部
13aが順番に切換えられ、各荷重検知部S1ないしS
9が順番に検知状態となる。マトリックススイッチ21
からの出力部には電源25が設けられ、マトリックスス
イッチ21により順番に切換えられる荷重検知部S1な
いしS9ごとに導電体12と13との間に電流が流れる
か否かの検出およびその電流値の検出が行われる。この
検出出力は、A/D変換部22によりディジタル信号に
変換され、マイクロコンピュータ23により処理され
る。
の一例を示している。各導電体12と13のそれぞれ
は、マトリックススイッチ21の入力部12aと13a
にそれぞれ接続される。マトリックススイッチ21はマ
ルチプレクサ24の制御により切換えられ、この制御に
より各導電体12の入力部12aと導電体13の入力部
13aが順番に切換えられ、各荷重検知部S1ないしS
9が順番に検知状態となる。マトリックススイッチ21
からの出力部には電源25が設けられ、マトリックスス
イッチ21により順番に切換えられる荷重検知部S1な
いしS9ごとに導電体12と13との間に電流が流れる
か否かの検出およびその電流値の検出が行われる。この
検出出力は、A/D変換部22によりディジタル信号に
変換され、マイクロコンピュータ23により処理され
る。
【0017】上記のマイクロコンピュータ23では、各
荷重検知部S1ないしS9に電流が流れたか否かのON
−OFFの判断および各荷重検知部S1ないしS9での
検出電流値により、座席1の着座部1aに作用した荷重
が人によるものか、あるいは人以外のものによるものか
の判別が行われる。
荷重検知部S1ないしS9に電流が流れたか否かのON
−OFFの判断および各荷重検知部S1ないしS9での
検出電流値により、座席1の着座部1aに作用した荷重
が人によるものか、あるいは人以外のものによるものか
の判別が行われる。
【0018】図7はその判別動作の一例を示している。
まずステップ(a)では、図2に示す9ヵ所の荷重検知
部S1ないしS9が全てOFF(導電体12と13の間
に電流が流れていない状態)であるか否かを判断し、全
てがOFFであれば着座部1aに荷重が作用していない
と判断し、全てがOFFでなければすなわち荷重検知部
S1ないしS9のいずれかがONであれば、着座部1a
に荷重が作用したと判断し、次のステップ(b)以下に
移行する。
まずステップ(a)では、図2に示す9ヵ所の荷重検知
部S1ないしS9が全てOFF(導電体12と13の間
に電流が流れていない状態)であるか否かを判断し、全
てがOFFであれば着座部1aに荷重が作用していない
と判断し、全てがOFFでなければすなわち荷重検知部
S1ないしS9のいずれかがONであれば、着座部1a
に荷重が作用したと判断し、次のステップ(b)以下に
移行する。
【0019】ステップ(b)では、荷重検知部S1ない
しS9のうちの4点以上がONとなっているかの判断を
行う。荷重検知部S1ないしS9のうちのONとなって
いるのが3ヵ所未満であれば、人以外のものによる荷重
であると判断する。
しS9のうちの4点以上がONとなっているかの判断を
行う。荷重検知部S1ないしS9のうちのONとなって
いるのが3ヵ所未満であれば、人以外のものによる荷重
であると判断する。
【0020】ステップ(c)では、荷重検知部のうちS
2,S5,S8が全てOFFであるか否かを判断する。
着座部1aに人が座った場合、S2,S5,S8の中央
の一列が全てOFFとなることはない。よってS2,S
5,S8が全てOFFの場合には、人以外のものによる
荷重であると判断する。同様にステップ(d)では、中
央の横一列の荷重検知部S4,S5,S6が全てOFF
の場合には人以外のものの荷重であると判断する。
2,S5,S8が全てOFFであるか否かを判断する。
着座部1aに人が座った場合、S2,S5,S8の中央
の一列が全てOFFとなることはない。よってS2,S
5,S8が全てOFFの場合には、人以外のものによる
荷重であると判断する。同様にステップ(d)では、中
央の横一列の荷重検知部S4,S5,S6が全てOFF
の場合には人以外のものの荷重であると判断する。
【0021】次にステップ(e)では、9ヵ所の荷重検
知部S1ないしS9のそれぞれにおいて導電体12と1
3との間に流れる電流値の総和が所定値以下であるか否
かを判断する。全ての荷重検知部S1ないしS9におい
て流れる電流の総和が所定値(例えば2mA)以上であ
れば、着座部1aに作用した荷重が人以外のものによる
と判断する。
知部S1ないしS9のそれぞれにおいて導電体12と1
3との間に流れる電流値の総和が所定値以下であるか否
かを判断する。全ての荷重検知部S1ないしS9におい
て流れる電流の総和が所定値(例えば2mA)以上であ
れば、着座部1aに作用した荷重が人以外のものによる
と判断する。
【0022】ステップ(f)では、荷重検知部S1ない
しS9のうちのいずれかにおいて検知された電流値が、
各検知部S1ないしS9の全てにおいて検知された電流
値の総和の40%以上であるか否かを判断する。いずれ
かの荷重検知部における検出電流値が検出された電流値
の総和の40%以上の場合には、人以外のものによる荷
重であると判断する。
しS9のうちのいずれかにおいて検知された電流値が、
各検知部S1ないしS9の全てにおいて検知された電流
値の総和の40%以上であるか否かを判断する。いずれ
かの荷重検知部における検出電流値が検出された電流値
の総和の40%以上の場合には、人以外のものによる荷
重であると判断する。
【0023】さらにステップ(g)では、荷重検知部S
4とS6の検出電流値の和が、全ての荷重検知部S1な
いしS9における検出電流値の総和の50%以上である
か否かを判断する。人の場合には両端の荷重検知部S4
とS6の検出電流値の和が検出電流値の総和の50%以
上となることはない。よってS4とS6による検出電流
の和が全体の50%以上である場合には人以外の荷重で
あると判断する。
4とS6の検出電流値の和が、全ての荷重検知部S1な
いしS9における検出電流値の総和の50%以上である
か否かを判断する。人の場合には両端の荷重検知部S4
とS6の検出電流値の和が検出電流値の総和の50%以
上となることはない。よってS4とS6による検出電流
の和が全体の50%以上である場合には人以外の荷重で
あると判断する。
【0024】そして上記ステップ(a)ないし(g)の
全ての条件を満足した場合に、着座部1aにおける荷重
が人が座ったためのものであると判断する。なお上記ス
テップ(a)ないし(g)により人が座ったと一度判断
された以降は、全ての荷重検知部S1ないしS9による
検出電流値が全てゼロになるまでは、仮にステップ
(b)ないし(g)の条件のうちのいずれかが欠けたと
しても、人が検知された状態をホールドする。これによ
り、一度人が着座部1aに座った後に体を極端に動かし
たとしても、人が検知された状態が維持できるようにな
る。
全ての条件を満足した場合に、着座部1aにおける荷重
が人が座ったためのものであると判断する。なお上記ス
テップ(a)ないし(g)により人が座ったと一度判断
された以降は、全ての荷重検知部S1ないしS9による
検出電流値が全てゼロになるまでは、仮にステップ
(b)ないし(g)の条件のうちのいずれかが欠けたと
しても、人が検知された状態をホールドする。これによ
り、一度人が着座部1aに座った後に体を極端に動かし
たとしても、人が検知された状態が維持できるようにな
る。
【0025】さらに図1に示す座席1では、上記検知部
Aのみならず、背もたれ部1bに荷重検知装置Bが、ま
た床面には足の圧力を検知するための荷重検知装置Cが
設けられている。前記検知部Aならびに図6に示した回
路を有する荷重検知装置と上記各荷重検知装置BとCの
いずれか一方あるいは両方を併用することにより、さら
に信頼性の高い人の検知が可能である。
Aのみならず、背もたれ部1bに荷重検知装置Bが、ま
た床面には足の圧力を検知するための荷重検知装置Cが
設けられている。前記検知部Aならびに図6に示した回
路を有する荷重検知装置と上記各荷重検知装置BとCの
いずれか一方あるいは両方を併用することにより、さら
に信頼性の高い人の検知が可能である。
【0026】上記荷重検知装置BとCは、例えば、2枚
重ねられた可撓性シートとその対向面にそれぞれ設けら
れた導電体と、両導電体の間に介在する非導電性のスペ
ーサなどから構成され、荷重が作用していないときには
両導電体の間に電流が流れず、また荷重が作用したとき
には、その荷重の大小に応じて導電体間の電流値が増減
できるようにしておく。すなわち前記検知部Aにおける
各荷重検知部S1ないしS9の1ヵ所を拡大したような
構造にしておく。
重ねられた可撓性シートとその対向面にそれぞれ設けら
れた導電体と、両導電体の間に介在する非導電性のスペ
ーサなどから構成され、荷重が作用していないときには
両導電体の間に電流が流れず、また荷重が作用したとき
には、その荷重の大小に応じて導電体間の電流値が増減
できるようにしておく。すなわち前記検知部Aにおける
各荷重検知部S1ないしS9の1ヵ所を拡大したような
構造にしておく。
【0027】例えば検知部Aと荷重検知装置Bを併用す
れば、検知部Aに作用した荷重を図7に示したステップ
により判断した後にさらに荷重検知装置Bに荷重が作用
しているか否かを判断する。そして図7に示したステッ
プにより着座部1aに人が座ったと判断されたときに、
荷重検知装置Bが1回でも荷重を検知したら人が座った
ものと判断すればよい。
れば、検知部Aに作用した荷重を図7に示したステップ
により判断した後にさらに荷重検知装置Bに荷重が作用
しているか否かを判断する。そして図7に示したステッ
プにより着座部1aに人が座ったと判断されたときに、
荷重検知装置Bが1回でも荷重を検知したら人が座った
ものと判断すればよい。
【0028】また検知部Aと荷重検知装置Cを併用した
場合には、荷重検知装置Cに人が足を乗せ、その荷重を
検知した一定時間後に着座部1aの検知部Aによる検知
を開始し、図7のステップにより人であると判断された
ときに、人が座ったものと判別すればよい。さらに、背
もたれ部1bに設けられた荷重検知装置Bを使用した場
合、背もたれ部1bを倒すと、荷重検知装置Bにより検
知される荷重が増大し、検出電流値が増大するため、こ
の増大により、座席の背もたれ部が倒されたか否かを判
断できる。
場合には、荷重検知装置Cに人が足を乗せ、その荷重を
検知した一定時間後に着座部1aの検知部Aによる検知
を開始し、図7のステップにより人であると判断された
ときに、人が座ったものと判別すればよい。さらに、背
もたれ部1bに設けられた荷重検知装置Bを使用した場
合、背もたれ部1bを倒すと、荷重検知装置Bにより検
知される荷重が増大し、検出電流値が増大するため、こ
の増大により、座席の背もたれ部が倒されたか否かを判
断できる。
【0029】なお上記実施例では、図2に示すように、
検知部AにS1ないしS9で示す9ヵ所の荷重検知部が
形成されているが、この荷重検知部の数は9ヵ所に限ら
れず、それ以上であってもよい。また複数の荷重検知部
がマトリックス構成でなく、独立した圧力センサにより
構成されていてもよい。さらに上記検知装置は、自動車
の座席に限られず、劇場や待合室の座席、さらには家庭
用の座席などに設置し、人の検知に利用することが可能
である。
検知部AにS1ないしS9で示す9ヵ所の荷重検知部が
形成されているが、この荷重検知部の数は9ヵ所に限ら
れず、それ以上であってもよい。また複数の荷重検知部
がマトリックス構成でなく、独立した圧力センサにより
構成されていてもよい。さらに上記検知装置は、自動車
の座席に限られず、劇場や待合室の座席、さらには家庭
用の座席などに設置し、人の検知に利用することが可能
である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、座席の着
座部に配置した複数の荷重検知部により、作用した荷重
が人によるものかあるいは人以外のものによるかを正確
に判別できるようになる。
座部に配置した複数の荷重検知部により、作用した荷重
が人によるものかあるいは人以外のものによるかを正確
に判別できるようになる。
【図1】本発明による検知装置を備えた自動車用の座席
を示す斜視図、
を示す斜視図、
【図2】着座部に設置された複数の荷重検知部を示す平
面図、
面図、
【図3】検知装置の主要部の構造を示す分解斜視図、
【図4】荷重検知部を構成する導電体の構造を示す拡大
斜視図、
斜視図、
【図5】荷重検知部の拡大断面図、
【図6】検知装置の電気回路を示すブロック図、
【図7】検知装置による検知動作を示すフローチャー
ト、
ト、
1 座席 1a 着座部 1b 背もたれ部 A 検知部 10,11 可撓性シート 12,13 導電体 14 スペーサパターン S1ないしS9 荷重検知部
Claims (7)
- 【請求項1】 座席の着座部に設置される複数の荷重検
知部と、この複数の荷重検知部のそれぞれの検知出力に
基づいて座席に人が着座したか否かを判別する判別部
と、を備える座席用検知装置において、前記判別部で
は、前記複数の荷重検知部のうち人が着座する領域で列
を成す荷重検知部の全てが荷重の非検知状態、では無い
ことを、座席に人が着座したと判別する条件とすること
を特徴とする座席用検知装置。 - 【請求項2】 前記列を成す荷重検知部が、着座部の中
央に一列に配置されたものである請求項1記載の座席用
検知装置。 - 【請求項3】 座席の着座部に重ねて敷設される2枚の
可撓性シートと、それぞれの可撓性シートの対向面に設
けられた複数本の可撓性の導電体と、対向する導電体の
対面部の間隔を保つスペーサとが設けられて、前記導電
体どうしのマトリックス状の対面部により前記複数の荷
重検知部が形成されている請求項1または2記載の座席
用検知装置。 - 【請求項4】 前記判別部では、前記複数の荷重検知部
のうちの荷重検知状態であるものが所定数以上であるこ
とを、座席に人が着座したと判別する条件に含める請求
項1ないし3のいずれかに記載の座席用検知装置。 - 【請求項5】 前記荷重検知部が荷重の検知状態となっ
たときに荷重検知部から検知される電流の総和が所定値
を越えたとき、前記判別部では、着座部に作用している
荷重が、人以外のものであると判別する請求項1ないし
4のいずれかに記載の座席用検知装置。 - 【請求項6】 前記判別部では、前記複数の荷重検知部
のうちのいずれか1つに流れる電流が、前記複数の荷重
検知部から検知されている電流の総和に対して所定の割
合以下であることを、座席に人が着座したと判別する条
件に含める請求項1ないし5のいずれかに記載の座席用
検知装置。 - 【請求項7】 前記判別部では、列を成す複数の荷重検
知部のうちの列の両端に位置する荷重検知部に流れる電
流の総和が、複数の荷重検知部から検知されている電流
の総和に対して所定の割合以下であることを、座席に人
が着座したと判別する条件に含める請求項1ないし6の
いずれかに記載の座席用検知装置 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254527A JP2769754B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 座席用検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254527A JP2769754B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 座席用検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566166A JPH0566166A (ja) | 1993-03-19 |
JP2769754B2 true JP2769754B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=17266281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3254527A Expired - Fee Related JP2769754B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 座席用検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2769754B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7779706B2 (en) | 2008-01-23 | 2010-08-24 | Hitachi Cable, Ltd. | Cable-type load sensor |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020179054A1 (ja) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | 竹中繊維株式会社 | センサ素子、センサ装置、およびセンサ素子の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59191632U (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-19 | 矢崎総業株式会社 | 荷重検出器 |
JPH0654269B2 (ja) * | 1988-04-05 | 1994-07-20 | 株式会社エニックス | 凹凸面圧力分布検出用感圧板 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP3254527A patent/JP2769754B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7779706B2 (en) | 2008-01-23 | 2010-08-24 | Hitachi Cable, Ltd. | Cable-type load sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0566166A (ja) | 1993-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5008975B2 (ja) | シート占有センサー | |
US7162344B2 (en) | Occupant detection system | |
US20050072249A1 (en) | Occupant classification device | |
JPH09315199A (ja) | 着座検知装置 | |
EP1961625B1 (en) | Switch-based seat sensor for occupant presence detection | |
WO2000044584A1 (en) | Occupant detecting device | |
JP2022048335A (ja) | 着座センサ | |
JP2002326554A (ja) | ハイブリッドセンサ及び着座検出システム | |
JP2769754B2 (ja) | 座席用検知装置 | |
JP5635118B2 (ja) | 着座センサ、及び、それを用いた座席装置 | |
JP6828382B2 (ja) | 着座検知装置 | |
JP2000311565A (ja) | 着座センサ及びそれを用いた着座検出システム | |
JP2003048471A (ja) | 人体検知センサ及びその人体検知センサを備えた座席 | |
JP3731475B2 (ja) | シートの着座検出装置 | |
JPH0622939U (ja) | 座席の荷重検知装置 | |
JP2002052967A (ja) | 着座検出装置 | |
JP2000306462A (ja) | 着座検出システム | |
JP2000331565A (ja) | 着座検出システム | |
JPH10175471A (ja) | 着座検出装置 | |
US11673489B2 (en) | Seating sensor and seat device | |
JP2012106724A (ja) | 着座センサ、及び、それを用いた座席装置 | |
JP2000311564A (ja) | 着座検出システム | |
JP2000311563A (ja) | 着座センサ及びそれを用いた着座検出システム | |
US7075449B2 (en) | Vehicle occupant sensor system | |
JP6744570B2 (ja) | 着座検知装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980317 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |