Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2758119B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

Info

Publication number
JP2758119B2
JP2758119B2 JP5107865A JP10786593A JP2758119B2 JP 2758119 B2 JP2758119 B2 JP 2758119B2 JP 5107865 A JP5107865 A JP 5107865A JP 10786593 A JP10786593 A JP 10786593A JP 2758119 B2 JP2758119 B2 JP 2758119B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper cover
cover
junction box
ventilation
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5107865A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06327121A (ja
Inventor
亨 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Sogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Sogyo KK filed Critical Yazaki Sogyo KK
Priority to JP5107865A priority Critical patent/JP2758119B2/ja
Publication of JPH06327121A publication Critical patent/JPH06327121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2758119B2 publication Critical patent/JP2758119B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車内配線に使
用される電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の電気接続箱は、内部にヒューズ
やリレー等の部品を収容し、これらの部品に各種電線を
直接あるいはコネクタ等を介して接続したものであり、
通常ケースとその開口部を覆うカバーとから構成されて
いる。
【0003】ところで、近年、電装品の増加に伴い、電
気接続箱内の部品や配線の設置密度も高くなり、部品等
の発熱の問題が大きくなってきた。
【0004】これに対処するための電気接続箱として、
従来、実開平3−83419号公報に記載のものが知ら
れている。
【0005】この公報に記載の電気接続箱のうちの一つ
は、図5に示すように、本体1と、その下面を閉塞する
下部カバー3と、その上面開口を閉塞する上部カバー5
とからなる。本体1と上部カバー5、下部カバー3それ
ぞれの係合は、外壁面に設けた係合機構13、14によ
り行なわれる。本体1内には、リレー7やヒューズ9等
の電気部品が配設されている。そして、この電気接続箱
では、上部カバー5の側面に通気孔11が開けられ、こ
こから外気を取り込んで内部の熱を放散するようになっ
ている。
【0006】この場合の通気孔11は、電気接続箱内部
の温まった空気が上昇するので上面に設けるのが望まし
いが、そうすると外部から水が浸入しやすくなる。よっ
て、側面に設け、外部からの水の浸入を防止するため、
図6に示すように通気孔11の外側開口より内側開口を
高い位置に設定している。
【0007】この他に、図7に示すように、上部カバー
15の上面に通気孔17を設け、この通気孔17の外側
に屈曲パイプ19を設けて、水の浸入を防ぐようにした
ものや、図8に示すように、上部カバー25の側面に幅
の狭い複数の通気孔27を設け、図9に示すように、各
通気孔27を内側に向けて上り傾斜させることで水の浸
入を防ぐようにしたもの等もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電気接続箱では、水の浸入防止と換気効率の向上と
を両立させることが難しかった。
【0009】本発明は、上記事情を考慮し、水の浸入を
確実に防止し得ると共に、換気効率の向上も図ることの
できる電気接続箱を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体と、その
上面開口を塞ぐ上部カバーとを備えた電気接続箱におい
て、前記上部カバーの上面を傾斜面で構成し、その頂部
に通気孔を形成すると共に、前記上部カバーの上部に、
前記通気孔とずれた位置に換気孔を有する防水カバーを
被せたことを特徴としている。
【0011】
【作用】上記構成の電気接続箱では、内部の温められた
空気は上部カバーの傾斜した上面に沿って上昇し、頂部
の通気孔から外に出る。そして、防水カバーの通気孔か
ら外部に放散される。一方、水が防水カバーの通気孔か
ら浸入した場合、水は上部カバーの頂部にある通気孔に
は至らず、その傾斜した上面に沿って流れ落ち、排出さ
れることになる。したがって、電気接続箱の内部への水
の浸入が確実に防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1は実施例の電気接続箱の分解斜視図で
ある。この電気接続箱は、本体1及び下部カバー3と、
本体1の上面開口を塞ぐ上部カバー50と、上部カバー
50の上部に被せられる防水カバー52とからなる。本
体1と下部カバー3は従来と同じものである。
【0014】上部カバー50は、平面視形状が長方形を
なしており、その上面が長さ方向の一端から他端に向か
って下り傾斜した傾斜面で構成されている。そして、そ
の傾斜した上面の頂部つまり一端側に、幅方向に長い長
方形状の通気孔54が形成されている。本体1、下部カ
バー3、上部カバー50には、従来と同様に係止機構1
3、14が設けられている。また、上部カバー50の側
面の周縁部には、図2に示すように、本体1の開口縁部
に嵌合する下向きの凹溝51が形成され、該凹溝51内
にはパッキン2が配置されている。なお、凹溝51を形
成した部分の上部には、防水カバー52の側面の下縁が
乗る段部50aが形成されている。この段部50aと前
記下縁との間には、適当な大きさの隙間、あるいは排水
孔が確保されている。
【0015】一方、防水カバー52は、その上面が、上
部カバー50への装着時に水平となるように形成されて
おり、該上面の前記通気孔54と反対側の端部には、幅
方向に長い長方形状の換気孔56が形成されている。
【0016】次に、図2を参照しながら作用を説明す
る。
【0017】電気接続箱のリレー7、ヒューズ9等の発
熱によって内部の空気が温められると、温められた空気
は上昇し、上部カバー50の通気孔54、防止カバー5
2の換気孔56を通って、点線で示す経路Aを辿り、電
気接続箱の外へ出る。一方、防水カバー52に換気孔5
6があることにより、換気孔56から水が浸入すること
になるが、水は上部カバー50の傾斜した上面に落ちた
後、傾斜に沿って流れ落ち、実線で示す経路Bを辿って
外へ出る。したがって、上部カバー50で覆われた本体
1内には水が浸入することがない。
【0018】図3は、本発明の他の実施例における上部
カバー60と防水カバー62を示す斜視図である。この
実施例の上部カバー60は、長方形の上面が、その幅方
向の一端から他端に向けて下り傾斜しており、その頂部
つまり一端側に通気孔64が設けられている。これに対
し、防止カバー62側は、通気孔64と反対側の端部に
換気孔66が設けられている。
【0019】図4は、本発明のさらに他の実施例におけ
る上部カバー70と防水カバー72を示す斜視図であ
る。この実施例の上部カバー70は、上面の中央が一番
高くなっており、その頂点部分から4つの辺に向かって
下り傾斜した傾斜面により、上部カバー70の上面が構
成されている。そして、中央の頂点部に通気孔74が形
成されている。これに対し、防水カバー72側は、中央
の通気孔74から外れた周辺位置つまり四隅に換気孔7
6が設けられている。
【0020】これらの実施例においても、上記実施例と
全く同等の効果を奏する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
温まった空気の上昇を利用して、該空気を外部に放散す
るので、換気効率が向上する。また、防水カバーの換気
孔からたとえ水が浸入しても、水は上部カバーの通気孔
に至らないので、該通気孔から本体部へ水が浸入するお
それはない。よって、換気効率の向上と確実な防水の両
方を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の作用説明に用いる側断面図
である。
【図3】本発明の他の実施例における上部カバーと防水
カバーを示す斜視図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例における上部カバー
と防水カバーを示す斜視図である。
【図5】従来の電気接続箱の斜視図である。
【図6】図5の要部詳細断面図である。
【図7】従来の他の上部カバーを示す斜視図である。
【図8】従来のさらに他の上部カバーを示す斜視図であ
る。
【図9】図8の要部断面図である。
【符号の説明】
1 本体 50、60、70 上部カバー 52、62、72 防水カバー 54、64、74 通気孔 56、66、76 換気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/14 H01R 13/52 H02G 3/16 H05K 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、その上面開口を塞ぐ上部カバー
    とを備えた電気接続箱において、前記上部カバーの上面
    を傾斜面で構成し、その頂部に通気孔を形成すると共
    に、前記上部カバーの上部に、前記通気孔とずれた位置
    に換気孔を有する防水カバーを被せたことを特徴とする
    電気接続箱。
JP5107865A 1993-05-10 1993-05-10 電気接続箱 Expired - Fee Related JP2758119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5107865A JP2758119B2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5107865A JP2758119B2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06327121A JPH06327121A (ja) 1994-11-25
JP2758119B2 true JP2758119B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=14470045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5107865A Expired - Fee Related JP2758119B2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2758119B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100443731C (zh) * 2004-07-19 2008-12-17 广东松下环境系统有限公司 换气扇及其带有包边结构的电器接线盒
JP4851492B2 (ja) * 2008-05-21 2012-01-11 古河電気工業株式会社 プラグインボックス
JP5605633B2 (ja) * 2010-11-04 2014-10-15 株式会社オートネットワーク技術研究所 電気接続箱
US8982583B2 (en) 2010-11-26 2015-03-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrical apparatus
JP5563629B2 (ja) * 2012-08-07 2014-07-30 ファナック株式会社 電子部品への液体の付着を防止するアタッチメント
CN104159422A (zh) * 2013-05-14 2014-11-19 华为终端有限公司 电子设备外壳和电子设备
JP6922384B2 (ja) * 2017-04-28 2021-08-18 いすゞ自動車株式会社 制御ユニットのカバー構造
JP6632038B2 (ja) * 2018-01-31 2020-01-15 Necプラットフォームズ株式会社 放熱耐水構造
EP4440254A1 (en) * 2023-03-30 2024-10-02 Aptiv Technologies AG Shield for fan-cooled units

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06327121A (ja) 1994-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9374916B2 (en) Electrical junction box
US6971888B2 (en) Waterproof structure of electric junction box
JP5930287B2 (ja) 電気接続箱
JP2758119B2 (ja) 電気接続箱
US20150303666A1 (en) Electrical junction box
US5823819A (en) Electric junction box
JP3221363B2 (ja) 電気接続箱
JP3404459B2 (ja) 電気接続箱の防水構造
JP7132204B2 (ja) 電気接続箱
JP2597713Y2 (ja) 分岐接続箱
JP3501071B2 (ja) 電気接続箱
JP2996142B2 (ja) 電気接続箱
JPH0353540Y2 (ja)
JP3156625B2 (ja) 電気接続箱
JP3054726B2 (ja) 電気接続箱
JP3933998B2 (ja) 電気接続箱
US10462914B2 (en) Cover structure and electric connection box
JPH0739299Y2 (ja) 電気接続箱の防水構造
JP3717283B2 (ja) 電子機器の筐体ケース
JP2001102768A (ja) 電気接続箱
JP3464394B2 (ja) 電気接続箱の排水構造
JPH11308734A (ja) 電気接続箱
JP2885064B2 (ja) 電気接続箱
JP3452504B2 (ja) 電気接続箱
JPH0340046Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees