Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2630492B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

Info

Publication number
JP2630492B2
JP2630492B2 JP2237251A JP23725190A JP2630492B2 JP 2630492 B2 JP2630492 B2 JP 2630492B2 JP 2237251 A JP2237251 A JP 2237251A JP 23725190 A JP23725190 A JP 23725190A JP 2630492 B2 JP2630492 B2 JP 2630492B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
signal
contact
transistor
charge transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2237251A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04119077A (ja
Inventor
浩 谷川
秀樹 武藤
哲夫 笘
和廣 川尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2237251A priority Critical patent/JP2630492B2/ja
Publication of JPH04119077A publication Critical patent/JPH04119077A/ja
Priority to US08/169,769 priority patent/US5410349A/en
Priority to US08/372,667 priority patent/US5705837A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2630492B2 publication Critical patent/JP2630492B2/ja
Priority to US08/971,292 priority patent/US5894143A/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電荷結合型固体撮像装置(CCD)に関し、
特に電子シャッター機能を有すると共に、垂直走査方向
の解像度を向上し、更に、該解像度の向上を実現するた
めの新規な走査読出しを行うためのシフトレジスタを備
えた電荷結合型固体撮像装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、電荷結合型固体撮像装置として、アコーデオン
転送方式による走査読出しを適用したフレーム転送型の
固体撮像装置(FT−CCD)が知られている(PHILIPS TEC
HNICAL REVIEW VOL.43,No.1/2,1986,The accordion ima
ger,a new solid−state image sensor,A.J.P.Theuwiss
en and C.H.L.Weijtens)。
この固体撮像装置の概略を第16図〜第21図と共に説明
すると、まず、全体構成は、第16図に示すように、光電
変換機能と電荷転送機能とを有するm本の垂直転送路L1
〜Lmから成る受光部Aと、これらの垂直転送路L1〜Lm
連設され且つ表面に遮光膜が積層された電荷転送路から
成る蓄積部Bと、蓄積部Bの各電荷転送路の終端に接続
すると共に表面が遮光膜で覆われた水平電荷転送路Cを
具備している。
垂直電荷転送路L1〜Lmの上面には、転送ゲート電極
が、各画素毎に1本ずつ対応するようにして、電荷転送
方向Yに沿って並設され、これらのゲート電極にアコー
デオン転送方式に準じた所定タイミングのゲート信号を
印加することにより、露光時には画素に相当するポテン
シャル井戸とポテンシャル障壁を垂直転送路L1〜Lmに発
生させ、転送時にはポテンシャル井戸とポテンシャル障
壁を所定タイミングで変化させることにより、Y方向に
電荷転送する。
図中の符号Dで示すシフトレジスタが、スタートパル
スIMを2相のクロック信号φ1に同期して転送動作
することにより、上記のゲート信号を発生させる。
又、蓄積部Bの電荷転送路も同様のゲート電極が設け
られ、シフトレジスタEが2相のクロック信号φ1
に同期してスタートパルスSTを転送動作することにより
形成したゲート信号により、Yの方向に電荷転送する。
そして、受光部Aで発生した画素信号を、垂直電荷転
送路L1〜Lm及び蓄積部Bの電荷転送路が同期をとりなが
ら蓄積部Bまで転送して一旦保持した後、蓄積部Bの画
素信号を一行ずつ水平電荷転送路Cへ転送し、一行転送
される毎に水平電荷転送路Cが所定タイミングのゲート
信号に同期して水平電荷転送することにより、全画素信
号を時系列的に読み出す。
更に、この走査読出しのための各信号のタイミングを
第17図に示す。同図(a)に示すように、各スタートパ
ルスIMとSTを所定のタイミングでシフトレジスタDとE
に供給し、2相のクロック信号φ1に同期してこれ
らを転送すると、同図(b)に示すように、受光部Aの
垂直電荷転送路L1〜Lmの各ゲート電極にシフトレジスタ
Dの各ビット出力接点からのゲート信号AI,BI,CI,DI,…
…が順番に供給され、同様に、同図(c)に示すよう
に、蓄積部Bの電荷転送路のゲート電極にシフトレジス
タEの各ビット出力接点からのゲート信号AS,BS,CS,DS,
……が順番に供給される。尚、説明の都合上、夫々8本
のゲート電極に対応するゲート信号だけを示す。
これらのゲート信号AI,BI,CI,DI,……,AS,BS,CS,DS,
……の電圧変化によると、第18図に示すように、受光部
Aと蓄積部Bの各ゲート電極(偶数番目のゲート電極を
Ev、奇数番目のゲート電極をOdで示す)下の転送路に、
水平電荷転送路C側の画素信号qaから順番に転送するよ
うにポテンシャル井戸及びポテンシャル障壁が変化す
る。
したがって、ある垂直電荷転送路及びそれに接続する
蓄積部Bの電荷転送路の電荷転送を代表して示せば、第
19図のようになる。即ち、ある時点t0で露光を行うもの
とすると、受光部Aの垂直電荷転送路にはゲート電極の
配列に従ってポテンシャル井戸(図中の■印の部分)と
ポテンシャル障壁(図中の□印の部分)が交互に発生
し、ポテンシャル井戸を各画素として画素信号qa,qb,
qc,qd……が発生する。そして、これらの画素信号は、
最も蓄積部Bに近い側の画素信号qaから順番に蓄積部B
へ転送されていく。この転送時のポテンシャル井戸とポ
テンシャル障壁の発生の様子が、楽器のアコーデオンの
蛇腹部を次第に拡げてから再び閉じていくときの様子に
類似していることからアコーデオン転送方式と呼ばれて
いる。
そして、蓄積部Bに全画素信号を一旦保持した後、同
様に蓄積部BがシフトレジスタEからのゲート信号AS,B
S,CS,DS,……に同期してアコーデオン転送を行いつつ水
平電荷転送路Cを介して画素信号を時系列的に読み出
す。
この走査読出し方式の電荷結合型固体撮像装置は、転
送ゲート電極数が少なくて済むという効果があり、高密
度化に優れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のアコーデオン転送方
式の固体撮像装置にあっては、受光部中の垂直電荷転送
路に画素としての光電変換機能を合わせて持たせる所謂
フレーム転送(FT)方式の構造となっているので、スメ
アが多く、又、P型基板に垂直電荷転送路を構成してい
るので、縦型オーバーフロードレインや所謂基板抜き電
子シャッターの機能を発揮させることができず、このこ
とが、カメラ一体型ビデオテープレコーダ(VTR)や、
電子スチルカメラ、その他の撮像機器への適用を困難に
していた。
そこで、こう言った機能を有するPウェル構造にした
場合、アコーデオン転送方式の電荷転送を実現するため
のゲート信号を形成するシフトレジスタとしては、第20
図に示すような回路構成のものを適用するのが一般的で
あったが、次に述べるような問題点があった。
即ち、まず回路構成を第20図に基づいて説明すると、
シフトレジスタの各ビットは点線内の各回路で示すよう
なセル構造から成り、このセル構造の回路を適宜の数だ
け従属接続することにより、シフトレジスタを実現して
いる。第1段目のセルの回路を代表して述べると、3個
のNMOSトランジスタu11,u12,u13がソース・ドレイン路
を直列として第2のクロック信号φの信号線とアース
接点間に接続すると共に、トランジスタu11のゲート接
点とそのソース接点間にゲート酸化膜層の容量を用いた
コンデンサC11が接続し、トランジスタu12のゲート接点
とそのドレイン接点が短絡し、他のNMOSトランジスタu
14のソース・ドレイン路がトランジスタu11のソース接
点とアース接点間に接続すると共に、そのゲート接点が
第1のクロック信号φの信号線に接続している。更
に、NMOSトランジスタu15,u16,u17,u18及びコンデンサC
12から成る同様の回路を有し、第1番目の回路のトラン
ジスタu13のドレイン接点が第2番目の回路のトランジ
スタu15のゲート接点に接続している。
そして、トランジスタu11のゲート接点が入力接点、
トランジスタu17のドレイン接点が出力接点、トランジ
スタu13とu17のゲート接点がリセット接点であり、この
ようなセル構造を有する回路を、夫々の入力接点と出力
接点が従属に接続するようにして配線すると共に、スタ
ートパルス信号IM(又はST)を、第1のクロック信号φ
に同期してオン・オフ動作するNMOSトランジスタu00
を介して第1段目のセルのトランジスタu11のゲート接
点に供給するように配線している。
更に、相互に従属関係に接続されたセルの組み合わせ
において、例えばセルSE1とSE2に示すように、前のセル
SE1の第1番目の回路のトランジスタu13のゲート接点が
後のセルSE2の第1番目の回路のトランジスタu11のソー
ス接点に接続すると共に、前のセルSE1の第2番目の回
路のトランジスタu17のゲート接点が後のセルSE2の第2
番目の回路のトランジスタu15のソース接点に接続して
いる。
又、最終段のセルは、図示するような終端回路が設け
られている。
そして、各セル中の各トランジスタu15のソース接点
に発生する信号を各ビット出力AI,BI,CI,DI……又はAS,
BS,CS,DS……として受光部Aと蓄積部Bの転送ゲート電
極へ印加する。
これらのビット出力信号とクロック信号φ1及び
スタートパルス信号とのタイミングは第21図に示すよう
になる。
このような従来のシフトレジスタにあっては、第21図
の時点t0,t1,t2のように、クロック信号φ又はφ
2周期毎に各ビット出力AI,BI,CI,DI……又はAS,BS,CS,
DS……が出力するので、クロック信号φ又はφの周
波数に対して1/2の転送速度しか得られない。このこと
は、電荷の垂直方向への転送周波数に対して2倍の周波
数のクロック信号φ1が必要となるので、高画素の
固体撮像装置を実現するためには、高周波数の発振回路
が必要となり、技術的な困難を招来する。
又、最初のスタートパルス信号が最終団のセルに到達
しなければシフトレジスタの全体がリセットされないの
で、何らかの外部制御によって適宜のタイミングでシフ
トレジスタをリセットする等の制御を行うことができな
い。このため、制御性が悪い等の問題があった、 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであり、電子シャッター機能を有し且つ、高垂直解
像度化を実現するための新規な走査読み出しを行うため
のゲート信号を発生するシフトレジスタを備える固体撮
像装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために本発明は、画素に相
当する複数の光電変換素子を行方向及び列方向にマトリ
クス状に配列形成すると共に、列方向に配列する各光電
変換素子群に隣接して垂直電荷転送路を形成し、画素に
発生した画素信号を垂直電荷転送路へ転送した後、シフ
トレジスタから出力される所定タイミングのゲート信号
を該垂直電荷転送路の転送ゲート電極に供給することに
より画素信号を各行毎に垂直転送すると共に、水平電荷
転送路によって各行毎の画素信号を走査読出しする電荷
結合型固体撮像装置を対象とする。
このような電荷結合型固体撮像装置において、前記シ
フトレジスタは、第1のタイミング信号と所定電圧線と
の間に各ソース・ドレイン路を介して相互に直列に接続
する第1,第2,第3のトランジスタと、第1のトランジス
タのゲート・ソース間に接続するブートストラップ用コ
ンデンサと、ゲート接点に第2のタイミング信号が印加
され且つそのドレイン接点が上記第2のトランジスタの
ゲート・ドレイン両接点に接続すると共にそのソース接
点が上記電圧線に接続する第4のトランジスタと、第2
のタイミング信号と所定電圧線との間に各ソース・ドレ
イン路を介して相互に直列に接続する第5,第6,第7のト
ランジスタと、第5のトランジスタのゲート・ソース間
に接続するブートストラップ用コンデンサと、ゲート接
点に第1のタイミング信号が印加され且つそのドレイン
接点が上記第6のトランジスタのゲート・ドレイン両接
点に接続すると共にそのソース接点が上記電圧線に接続
する第8のトランジスタを備え、上記第2と第3のトラ
ンジスタの接続接点と第5のトランジスタのゲート接点
が接続し、第1のトランジスタのゲート接点を入力接
点、第6と第7のトランジスタの接続接点を出力接点と
するセル構造の複数のビット回路を夫々入力接点と出力
接点が従属に接続するように配線し、最下位に位置する
ビット回路の入力接点に上記第2のタイミング信号に同
期してオン・オフとなるスイッチング素子を介してスタ
ートパルス信号を印加し、各ビット回路の第3と第7の
トランジスタのゲート接点にリセット信号が印加され、
各ビット回路の出力接点に生じるビット信号を前記夫々
の転送ゲート電極に供給する回路構成とした。
〔作用〕
このような回路構成のシフトレジスタを有する本発明
の固体撮像装置によれば、上記タイミング信号に同期し
て、最初のビット出力信号だけが“H"レベル、他の上位
ビット出力は全て“L"レベルとなり、次の周期では下位
2ビットのビット出力信号が“H"レベルで他の上位ビッ
ト出力は全て“L"レベルとなり、更に次の周期では下位
3ビットのビット出力信号が“H"レベルで他の上位ビッ
ト出力は全て“L"レベルとなるというように、ビット出
力信号の“H"出力レベルが下位ビットから順次に上位ビ
ットへ拡がるように変化する。
そして、上記タイミング信号の周波数に同期して各ビ
ット出力が変化し、更に、リセット信号によって適宜の
時点でリセットをかけることができる。
〔実施例〕
以下、本発明による電荷結合型固体撮像装置の一実施
例を図面と共に説明する。尚、静止画を撮像するための
電子スチルカメラに適用した場合を説明する。
まず、電子スチルカメラの全体構造を第1図と共に説
明すると、第1図において、1は撮像レンズ等から成る
撮像光学系、2は機械式の絞り機構、3は本発明を適用
した電荷結合型固体撮像装置であり、夫々が撮像光学系
1の光軸に合わせて順番に配列されると共に、被写体光
学像を電荷結合型固体撮像装置3の受光領域に入射する
構成となっている。
更に、4は信号処理回路、5は記録機構であり、電荷
結合型固体撮像装置3から出力される画素信号を信号処
理回路4で色分離やγ補正や白バランス調整等を行うと
共に輝度信号と色差信号を形成し、記録機構5において
これらの輝度信号と色差信号に対して記録可能な変調処
理を行ってから磁気記録媒体等に記録する。
そして、同期制御回路6が、絞り機構2、電荷結合型
固体撮像装置3の読出しタイミング、信号処理回路4及
び記録機構5の動作を同期制御することにより、撮像か
ら記録までの一連の動作を処理する。
電荷結合型固体撮像装置3は第2図に示す構成となっ
ており、同一の半導体チップ内に一体に形成されてい
る。
即ち、被写体光学像を受光するための受光領域7は、
列方向Y及び行方向Xに沿ってマトリクス状に配列形成
される画素に相当する複数のフォトダイオード(図中、
Pで示す部分)と、列方向Yに配列される各フォトダイ
オード群に隣接して形成される垂直電荷転送路L1〜Lm
設けられている。
これらの垂直電荷転送路L1〜Lmの夫々の終端部に水平
電荷転送路8が形成され、水平電荷転送路8の終端部に
出力アンプ9が形成されている。
更に、垂直電荷転送路L1〜Lmには、後述するように所
定配置のゲート電極が設けられ、更にそれらの上面には
光の入射を阻止するための遮光層が積層されている。
これらのゲート電極には、垂直電荷転送路L1〜Lmに所
定タイミングに同期して電荷転送動作を行わせるための
信号が第1,第2,第3の駆動回路10,11,12から供給され
る。尚、夫々の駆動回路10,11,12に供給されるタイミン
グ信号φHLGFS,VS1234A
とスタートパルス信号φは同期制御回路6が発生す
る。
又、水平電荷転送路8は、垂直電荷転送路L1〜Lmから
転送されてくる信号電荷を受信し、更に出力アンプ9側
へ水平転送するためのゲート電極が設けられており、こ
れらの動作を行うためにゲート電極に印加するゲート信
号α123が同期制御回路6から供給される。
次に、受光領域7の構造及びそれに接続する駆動回路
10,11,12の回路構成を第3図、第4図、第5図及び第6
図と共に詳述する。尚、第3図は受光領域7の要部の構
造を受光面側から見た場合、第4図は第3図中のx−x
線矢視縦断面図、第5図は第3図のy−y線矢視縦断面
図、第6図は駆動回路12に該当するシフトレジスタの回
路を示す。
まず、第3図〜第5図において、n形半導体基板13の
表面側に、受光領域7を形成するためのpウェル層14
と、第1の駆動回路10を形成するためのpウェル層15、
及び第2,第3の駆動回路11,12を形成するためのpウェ
ル層16が埋設され、これらのpウェル層14,15,16内に夫
々後述する所定の回路を形成している。
まず、受光領域7は、pウェル層14内にn+形不純物か
らなる複数の不純物層17を列方向Y及び行方向Xに沿っ
てマトリクス状に配列形成することにより、第2図中の
Pで示すフォトダイオードが形成されている。更に、列
方向Yに配列される各不純物層17に隣接してn形の不純
物層(第5図中の点線で示す部分)18を形成することに
より、第2図の垂直電荷転送路L1〜Lmが形成されてい
る。そして、第3図のTgで示す(1カ所だけ代表して示
す)トランスファゲートとなる部分とフォトダイオード
の部分及び垂直電荷転送路の部分を除く周囲にp+形の不
純物層19を形成することで、チャンネルストッパ領域
(第3図の点線で囲む斜線部分)を形成している。
尚、第3図では、第2図中のフォトダイオードPを各
行毎にP1,P2,P3,P4……で示している。更に、第3図に
おいて、垂直電荷転送路L1〜Lmの上面には、各行毎に配
列されたフォトダイオードP1,P2,P3,P4……に隣接する
領域に、夫々図示するように、2本ずつの別個のポリシ
リコン層から成るゲート電極G11〜G41,G12〜G42,G13〜G
43,……G1n〜G4nが積層されている。更に、ゲート電極G
11を第1番目のゲート電極とすると、第3図及び第4図
に示すように、奇数番目のゲート電極G11,G31,G12,G32,
G13,G33,……の幅W1を狭くし、偶数番目のゲート電極G
21,G41,G22,G42,G23,G43,……の幅W2を広く形成してあ
る。
そして、夫々のゲート電極に、後述する所定タイミン
グのゲート信号φ11213141122232,
φ42,……を印加することにより、各ゲート電極下の垂
直電荷転送路に電荷転送のためのポテンシャル井戸(以
下、転送ピクセルという)とポテンシャル障壁を発生さ
せる。又、偶数番目のゲート電極G21,G41,G22,G42,G23,
G43,……に所定の高電圧の信号を印加すると、トランス
ファゲートTgが導通状態となって、各フォトダイオード
P1,P2,P3,P4……と夫々に隣接する偶数番目のゲート電
極G21,G41,G22,G42,G23,G43,……の下に発生する転送ピ
クセルが導通状態となり、フォトダイオードから転送ピ
クセルへ信号電荷を転送させることができる構造となっ
ている。
更に、第3図に示すように、垂直電荷転送路L1〜Lm
終端部分に水平電荷転送路8が形成され、4相駆動方式
又は2相駆動方式に準じたタイミング信号電荷を水平方
向へ転送するためのゲート電極が設けられている。
次に、第1の駆動回路10の回路構成を第3図及び第5
図と共に説明する。水平電荷転送路8に最も近いゲート
電極G11を第1番目のゲート電極とすると、奇数番目の
ゲート電極G11,G31,G12,G32,G13,G33,……の各先端部が
NMOSトランジスタM11,M31,M12,M32,M13,M33,……を介し
て、信号VLの信号線に接続し、偶数番目のゲート電極G
21,G41,G22,G42,G23,G43,……の各先端部がNMOSトラン
ジスタM21,M41,M22,M42,M23,M43,……を介して、駆動信
号φの信号線に接続している。又、これらのトランジ
スタのゲート接点には、駆動信号φが供給される。
更に、偶数番目のゲート電極G21,G41,G22,G42,G23,G
43,……の各先端部には、npnトランジスタQ21,Q41,Q22,
Q42,Q23,Q43,……の各エミッタ接点が接続し、各npnト
ランジスタのベース接点にはタイミング信号φFS、コレ
クタ接点には電圧VSが印加される。
そして、これらのNMOSトランジスタは、第5図のPウ
ェル層15内の構造に示すように、一対のn+形不純物層2
0,21と、表面部分にゲート電極を積層した構造から成
り、ドレイン接点となるn+形不純物層20に駆動信号φ
が印加され、ソース接点となるn+形不純物層21が垂直電
荷転送路上のゲート電極に接続している。又、信号VL
pウェル層15に埋設されたp+形不純物層22に印加され
る。又、npnトランジスタは、pウェル層15に埋設され
たp+形不純物層23とn+形不純物層24及びn形の半導体基
板13から成り、エミッタ接点となるn+形不純物層24が各
ゲート電極に接続し、ベース接点となるpウェル層15及
びp+形不純物層23にタイミング信号φFSが印加され、コ
レクタ接点となるn形の半導体基板13には基板用バイア
ス電圧VSが印加される。
次に、第2の駆動回路11は、同期制御回路6から供給
されるタイミング信号φ〜φを第3の駆動回路12か
らの駆動信号S1,S2,S3,S4,……Snに同期して切換え動作
するNMOSトランジスタm11,m21,m31,m41……から成り、
4個ずつのNMOSトランジスタを1組として、それらのゲ
ート接点に順番に第3の駆動回路12の駆動信号S1,S2,
S3,S4……が印加され、各組の第1番目のNMOSトランジ
スタm11,m12,m13,m14……のドレイン接点にタイミング
信号φ、第2番目のNMOSトランジスタm21,m22,m23,m
24……のドレイン接点にタイミング信号φ、第3番目
のNMOSトランジスタm31,m32,m33,m34……のドレイン接
点にタイミング信号φ、第4番目のNMOSトランジスタ
m41,m42,m43,m44……のドレイン接点にタイミング信号
φが供給されている。尚、第3図中、NMOSトランジス
タm11,m21,m31,m41……の各ソース接点側の信号φ11
213141……がタイミング信号φ123
対応した信号である。
そして、図示するように、最も水平電荷転送路8に近
いゲート電極G11から順番に各NOMSトランジスタのソー
ス接点が接続している。
次に、第3の駆動回路12を第6図〜第8図と共に説明
する。駆動回路12は、スタートパルス信号φを位相の
ずれた2相のタイミング信号φとφに同期して転送
することにより、下位ビット出力から上位ビット出力へ
順次に論理値“H"の駆動信号を発生させるシフトレジス
タである。即ち、第7図に示すように、最初に駆動信号
S1だけが“H"レベル、他の上位ビット出力は全て“L"レ
ベルとなり、次の周期では下位2ビットの駆動信号S1
S2が“H"レベルで他の上位ビット出力は全て“L"レベル
となり、更に次の周期では下位3ビットの駆動信号S1
S2及びS3が“H"レベルで他の上位ビット出力は全て“L"
レベルとなるというように、駆動信号の“H"出力レベル
が下位ビットから順次に上位ビットへ拡がるように変化
する。
第6図において、各ビットはセル構造を有しているの
で、第1ビット目の回路を代表して回路を説明すると、
3個のMOSトランジスタu11,u12,u13がソース・ドレイン
路を直列として電圧VLの信号線とタイミング信号φ
信号線間に接続し、トランジスタu13のゲート接点には
リセット信号φRSの信号線が接続する。トランジスタu
11のゲート接点とソース接点間にはブートストラップ用
コンデンサε11が接続し、トランジスタu12のゲート接
点とドレイン接点が共通に接続すると共に、他のMOSト
ランジスタu14のドレイン接点に接続し、トランジスタu
14のソース接点が電圧VLの信号線、ゲート接点がタイミ
ング信号φの信号線に夫々接続している。
更に、MOSトランジスタu11,u12,u13,u14で構成される
回路と同一構成の回路がMOSトランジスタu21,u22,u23,u
24及びブートストラップ用コンデンサε21で形成され、
トランジスタu12のソース接点(出力点)とトランジス
タu21のゲート接点(入力点)が接続している。但し、
タイミング信号φとφの接続が逆となる。
そして、この入力がトランジスタu11のゲート接点に
相当し、出力がトランジスタu22のソース接点に相当す
る。そして、これらのビットセルの入力と出力を従属接
続することによりnビット出力のシフトレジスタを構成
し、最下位ビットセルへのスタートパルス信号φの入
力は、タイミング信号φに同期して導通状態となるア
ナログスイッチu00を介して行うようになっている。
上述したように、このような構成のシフトレジスタ
は、例えば第7図に示すように、ある期間t0〜tnにおい
てスタートパルス信号φを“H"レベルとすると、タイ
ミング信号φに同期して、下位ビットのビット出力S1
から最上位ビットの出力Snに向けて順番に“H"レベルと
なる。又、適宜のタイミングでリセット信号φRSを“H"
レベルにすると、それに同期して全てのビット出力S1
Snを“L"レベルにリセットすることができる。
尚、第6図の各ビットを形成する内部回路の各接点i1
〜i9等に発生する信号は、第8図に示すような波形とな
り、特にブートストラップコンデンサε1121,……に
よってトランジスタu11,u21,……のゲート接点i1,i3,
i7,i9,……の電圧が図示するように高くなるので、十分
な振幅で整形された矩形のビット出力信号S1〜Snを得る
ことができる。
次に、かかる構造を有する電荷結合型固体撮像装置の
作動を静止画を撮影する電子スチルカメラに適用した場
合について説明する。
まず、静止画を撮影するための概略動作を第9図と共
に説明する。図中の期間TVBがNTSC等の標準テレビジョ
ン方式の垂直ブランキング期間に相当するものとする
と、期間TVB中の所定時点で画素から垂直電荷転送路へ
移す所謂フィールドシフト動作を行う。そして、このフ
ィールドシフト動作の時点をシャッターの閉じる時点
(即ち、露光完了時点)に対応させれば、電子シャッタ
ー機能が得られる。したがって、この時点から先の時点
で露光動作が開始しそしてフィールドシフト動作の開始
時点までが露光期間となるように制御する。
更に、垂直電荷転送路L1〜Lm及び水平電荷転送路8中
のスメア成分や暗電流成分となるような不要電荷は、フ
ィールドシフト動作の開始前に電荷転送動作によって掃
き出される。更に、露光開始直前までに、フォトダイオ
ード中の不要電荷を縦型オーバーフロードレイン構造に
よる基板側への廃棄で完了させる。
次に、NTSC等の標準テレビジョン方式の垂直ブランキ
ング期間に相当する期間TVBにおいて、全フォトダイオ
ードの画素信号を同時に垂直電荷転送路L1〜Lmの転送ピ
クセルへ転送し、次の水平ブランキング期間に相当する
期間THBにおいて、最も水平電荷転送路8に近い側の転
送ピクセルの画素信号を水平電荷転送路8へ転送し、次
に、水平走査期間(所謂、1H期間)に相当する期間T1H
において、水平電荷転送路8が1行分の画素信号を水平
転送することによって第1行目の画素信号を読み出す。
そして、次の水平ブランキング期間に相当する期間T
HBにおいて、垂直電荷転送路L1〜Lmが次の行の画素信号
を水平電荷転送路8へ転送し、更に、次の水平走査期間
に相当する期間T1Hにおいて水平電荷転送路8が水平転
送することによって、2行目の画素信号を読み出す。
更に、次の水平ブランキング期間と水平走査期間に相
当する各期間THBとT1Hにおいて第3行目の画素信号を読
出す。そて、残りの行の画素信号も同様の処理を繰り返
すことによって順番に読出し、最終的に1フレーム画に
対応する全画素信号を読み出す。
次に、第10図に示す各駆動信号及びタイミング信号に
ついてのタイミングチャートに基づいて走査読出し動作
を詳述する。尚、第10図中の期間TVBが垂直ブランキン
グ期間、期間THBが水平ブランキング期間、期間T1Hが水
平走査期間に対応している。又、図中の符号“H"は12ボ
ルト、“M"は0ボルト、“L"は−8ボルト、“HH"は基
板の電圧と等しい約15〜25ボルトの電圧レベルを示す。
まず、垂直ブランキング期間に対応する期間TVB
は、タイミング信号φ及びφは所定の時点t2で“H"
レベルとなる外は“M"レベルとなり、タイミング信号φ
FSはタイミング信号φが“H"レベルとなるのに同期し
て“H"レベルとなる外は“L"レベルとなり、第3の駆動
回路(シフトレジスタ)12から出力される全ての駆動信
号S1〜Snは常に“L"レベルとなる。
したがって、この期間TVBでは、“H"と“M"レベルの
タイミング信号φによって、第1の駆動回路10の全て
のNMOSトランジスタが導通状態となり、一方、第3の駆
動回路12の全ての駆動信号S1,S2,S3……Snが“L"レベル
となるので、第2の駆動回路11中の全てのNMOSトランジ
スタは非導通状態となり、全てのゲート電極G11,G21,G
31,G41〜G1n,G2n,G3n,G4nは第1の駆動回路10によって
制御される。
即ち、タイミング信号φとφFSが“H"レベルとなら
ないときは、奇数番目のゲート電極G11,G31,G12,G32〜G
1n,G3nに印加されるゲート信号φ11311232
φ1n3nは、“L"レベルの信号VL(この信号は常に−
8ボルトに設定されている)と等しくなり、これらのゲ
ート電極下の垂直電荷転送路L1〜Lmにはポテンシャル障
壁が発生する。
一方、偶数番目のゲート電極G21,G41,G22,G42〜G2n,G
4nに印加されるゲート信号φ21412242〜φ2n,
φ4nは、“M"レベルの信号φと等しくなり、これらの
ゲート電極下の垂直電荷転送路L1〜Lmには転送ピクセル
が発生する。
したがって、トラスンファゲートTgに隣接する部分
(第3図参照)が全て転送ピクセルとなり、これらの転
送ピクセル間はポテンシャル障壁で分離された状態とな
る。
このような状態で、所定時点t2において、タイミング
信号φとφFSが“H"レベルとなると、全てのnpnトラ
ンジスタQ21,Q41,Q61……が導通状態となり、偶数番目
のゲート電極G21,G41,G22,G42〜G2n,G4nだけに約12ボル
トの“H"レベルの電圧がかかるので、全てのトランスフ
ァゲートTgが導通状態となり、全てのフォトダイオード
の画素信号は夫々隣りの転送ピクセルへ転送される。
尚、第9図のタイミングで説明したように、時点t2
直前で露光が完了し、又、不要電荷の廃棄処理も完了し
ている。
このように、期間TVBでは、所謂フィールドシフト動
作が行われ、第14図中の時点t1に示すように、各画素信
号(黒印の部分が各画素信号を示す)が垂直転送路へ移
される。尚、第14図は、或る1つの垂直電荷転送路の電
荷転送動作を示している。
次に、最初の水平ブランキング期間に相当する期間T
HBでは、タイミング信号φが常時“L"レベルと成るの
で、第1の駆動回路10中の全てのNMOSトランジスタが非
導通状態となり、全てのゲート電極から分離される。
一方、第3の駆動回路12の最初の出力端子の駆動信号
S1だけが“M"レベル、他の駆動信号S2〜Snは“L"レベル
となることにより、第2の駆動回路11中の駆動信号S1
関わる第1組目のNMOSトランジスタm11,m21,m31,m41
けが導通状態となる。
そして、駆動信号S1だけが“M"レベルとなる期間中
に、垂直電荷転送を行うための4相のタイミング信号φ
123が第2の駆動回路11に入力するので、第
1〜第4番目の最初の組のゲート信号φ112131,
φ41だけがタイミング信号φ123と等しくな
り、最初の組の第1〜第4番目のゲート電極G11,G21,G
31,G41で電荷転送動作を行うこととなる。尚、この期間
THB(時点t3〜t4までの期間)の各信号波形を第11図に
拡大して示す。
この結果、信号電荷は、第11図のゲート信号φ11
213141のタイミング(符号の1,2,3,4,5,6,7で示
す)に合わせて第14図に示す第1回目の転送のように水
平電荷転送路8側へ移され、最も水平電荷転送路8に近
い第1行目の画素信号q1jが水平電荷転送路8へ転送さ
れると共に、2行目の画素信号q2jが第1行目の位置ま
で移動する。
次に、第1回目の水平走査期間T1H(時点t4〜t5の期
間)では、ゲート電極への信号の変化が停止し、一方、
水平電荷転送路8が4相駆動方式又は2相駆動方式に準
じた所定タイミングのゲート信号α〜αに同期して
水平転送を行うことにより、最初の1行分の画素信号を
読み出す。
次に、時点t5〜t7の期間において、時点t3〜t5と同様
の動作を繰り返すことにより、次の行の画素信号の読出
しを行う。但し、時点t3〜t4の水平ブランキング期間T
HBでは、第3の駆動回路12の駆動信号S1とS2が同時に
“M"レベル、残りの駆動信号S3〜Snが“L"レベルとな
る。尚、この期間THBでの各ゲート信号の波形を第12図
に拡大して示す。
この結果、第1〜第4番目の第1組のゲート電極G11
〜G41と、第5〜第8番目の第2組のゲート電極G12〜G
42が、タイミング信号φ〜φに等しいゲート信号φ
11〜φ41とφ12〜φ42によって駆動されることとなり、
これらのゲート電極下の画素信号が垂直転送される。
即ち、第12図に示すタイミングによると、第14図の第
2番目の垂直走査で示すように、第2行目の画素信号q
2jが水平電荷転送路8へ移り、第3行目のq3jが2行
分、第4行目のq4jが1行分、夫々水平電荷転送路8側
へ転送される。
そして、時点t6〜t7の水平走査期間T1Hにおいて、水
平電荷転送路8が第2行目の画素信号q2jを読み出す。
次に、時点t7から第3回目の走査読出しを開始する
と、第3の駆動回路12の駆動信号S1、S2とS3が“M"レベ
ルとなり、残りの駆動信号S4〜Snが“L"レベルとなるの
で、第1〜第3組の第1番目〜第12番目のゲート電極G
11〜G41、G12〜G42、G13〜G43によって垂直電荷転送が
行われる。したがって、第14図の第3番目の転送のよう
に第3行目の画素信号q3jが水平電荷転送路8へ転送さ
れると共に、第4〜第7行目の画素信号q4j,q5j,q6j,q
7jが夫々1行分ずつ水平電荷転送路8側へ転送される。
そして、水平電荷転送路8によって第3行目の画素信
号q3jが読み出される。
以後は、各行の画素信号を読み出す毎に、第3の駆動
回路12の駆動信号S4〜Snが順番に“M"レベルに反転して
行くことにより、駆動されるゲート電極下の転送ピクセ
ルが4個ずつを組として順次に拡大していき、最後の水
平ブランキング期間THB(時点t9〜t10)では、第13図に
示すように、全てのゲート信号φ11〜φ4nがタイミング
信号φ〜φに等しい波形となり、最後の走査読出し
で最終行の画素信号を読み出すことができる。
第15図は、任意の順番、即ち第k番目と第k+1番目
の垂直電荷転送動作をポテンシャルプロフィールで示し
ているが、図示するように、水平電荷転送路8側の転送
ピクセルから順番に拡大あるいは空状態の転送ピクセル
の間隔が増えていくことにより、水平電荷転送路8に近
い側の画素信号から順に読出していくこととなる。
このようにこの実施例によれば、1フレーム画に相当
する画素信号を1回のフレーム走査読出しで読み出すこ
とができる。
又、この実施例では、奇数番目のゲート電極幅より偶
数番目のゲート電極幅を広くしたので、トランスファゲ
ートに隣接する転送ピクセルの電荷保持容量を大きくす
ることができ、又、垂直電荷転送時にも必ず偶数番目の
ゲート電極下の転送ピクセルで電荷転送を行うので、転
送効率が向上する。
又、第3の駆動回路に該当するシフトレジスタが、各
ビット出力信号をタイミング信号の周波数と同一の周波
数で発生するので、タイミング周波数を従来のように高
くする必要がなく、又、リセットの制御も適宜のタイミ
ングで行うことができる。
尚、この実施例では、各水平ブランキング期間に相当
する期間THBでは、4相のタイミング信号φ〜φ
同期して電荷転送を行うようにしたが、4相以上の適宜
の数のタイミング信号で、相数に応じたゲート電極を駆
動するように構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の電荷結合型固体撮像装
置によれば、シフトレジスタが、各ビット出力信号をタ
イミング信号の周波数と同一の周波数で発生するので、
タイミング周波数を従来のように高くする必要がなく、
又、リセットの制御も適宜のタイミングで行うことがで
き、制御性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電荷結合型固体撮像装置を
適用した電子スチルカメラの概略構成図、 第2図は実施例の電荷結合型固体撮像装置の概略構成
図、 第3図は実施例における受光領域の要部構造及び周辺回
路構成を示す説明図、 第4図は第3図中のx−x線矢視縦断面図、 第5図は第3図中のy−y線矢視縦断面図、 第6図はシフトレジスタの回路構成を示す図、 第7図と第8図はシフトレジスタの動作を示すタイミン
グチャート、 第9図は実施例の走査読出し動作を概略的に示す説明
図、 第10図は実施例の走査読出し動作を詳細に示したタイミ
ングチャート、 第11図、第12図及び第13図は第10図中の要部タイミング
を拡大して示したタイミングチャート、 第14図は走査読出し時の電荷転送動作を概念的に示した
図、 第15図は走査読出し時の電荷転送動作をポテンシャルプ
ロフィールで示した図、 第16図は従来の電荷結合型固体撮像装置の要部構造を示
した構造説明図、 第17図は従来の電荷結合型固体撮像装置の動作タイミン
グを説明する説明図、 第18図は従来の電荷結合型固体撮像装置の動作をポテン
シャルプロフィールで説明するための説明図、 第19図は従来の電荷結合型固体撮像装置の動作を説明す
る説明図、 第20図は従来のシフトレジスタの回路図、 第21図は従来のシフトレジスタの動作タイミングを説明
するタイミングチャートである。 図中の符号; 1;撮像光学系 2;機械式の絞り機構 3;電荷結合型固体撮像装置 4;信号処理回路 5;記録機構 6;同期制御回路 7;受光領域 8;水平電荷転送路 9;出力アンプ 10;第1の駆動回路 11;第2の駆動回路 12;第3の駆動回路(シフトレジスタ) L1〜Lm;垂直電荷転送路 M11,M21,M31,M41〜;NMOSトランジスタ m11,m21,m31,m41〜;NMOSトランジスタ G11,G21,G31,G41〜;ゲート電極 u00〜u23;NMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川尻 和廣 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富士写真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−214871(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素に相当する複数の光電変換素子を行方
    向及び列方向にマトリクス状に配列形成すると共に、列
    方向に配列する各光電変換素子群に隣接して垂直電荷転
    送路を形成し、画素に発生した画素信号を垂直電荷転送
    路へ転送した後、シフトレジスタから出力される所定タ
    イミングのゲート信号を該垂直電荷転送路の転送ゲート
    電極に供給することにより画素信号を各行毎に垂直転送
    すると共に、水平電荷転送路によって各行毎の画素信号
    を走査読出しする電荷結合型固体撮像装置において、 前記シフトレジスタは、 第1のタイミング信号(φ)と所定電圧線との間に各
    ソース・ドレイン路を介して相互に直列に接続する第1,
    第2,第3のトランジスタ(u11,u12,u13)と、 第1のトランジスタ(u11)のゲート・ソース間に接続
    するブートストラップ用コンデンサ(ε11)と、 ゲート接点に第2のタイミング信号(φ)が印加され
    且つそのドレイン接点が上記第2のトランジスタ
    (u12)のゲート・ドレイン両接点に接続すると共にそ
    のソース接点が上記電圧線に接続する第4のトランジス
    タ(u14)と、 第2のタイミング信号(φ)と所定電圧線との間に各
    ソース・ドレイン路を介して相互に直列に接続する第5,
    第6,第7のトランジスタ(u21,u22,u23)と、 第5のトランジスタ(u21)のゲート・ソース間に接続
    するブートストラップ用コンデンサ(ε21)と、 ゲート接点に第1のタイミング信号(φ)が印加され
    且つそのドレイン接点が上記第6のトランジスタ
    (u22)のゲート・ドレイン両接点に接続すると共にそ
    のソース接点が上記電圧線に接続する第8のトランジス
    タ(u24)を備え、 上記第2と第3のトランジスタ(u12,u13)の接続接点
    と第5のトランジスタ(u21)のゲート接点が接続し、
    第1のトランジスタ(u11)のゲート接点を入力接点、
    第6と第7のトランジスタ(u22,u23)の接続接点を出
    力接点とするセル構造の複数のビット回路を夫々入力接
    点と出力接点が従属に接続するように配線し、 最下位に位置するビット回路の入力接点に上記第2のタ
    イミング信号(φ)に同期してオン・オフとなるスイ
    ッチング素子を介してスタートパルス信号を印加し、各
    ビット回路の第3と第7のトランジスタ(u13,u23)の
    ゲート接点にリセット信号が印加され、各ビット回路の
    出力接点に生じるビット信号を前記夫々の転送ゲート電
    極に供給する回路構成から成ることを特徴とする電荷結
    合型固体撮像装置。
JP2237251A 1990-07-06 1990-09-10 固体撮像装置 Expired - Fee Related JP2630492B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2237251A JP2630492B2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 固体撮像装置
US08/169,769 US5410349A (en) 1990-07-06 1993-12-20 Solid-state image pick-up device of the charge-coupled device type synchronizing drive signals for a full-frame read-out
US08/372,667 US5705837A (en) 1990-07-06 1995-01-13 Solid-state image pick-up device of the charge-coupled device type synchronizing drive signals for a full-frame read-out
US08/971,292 US5894143A (en) 1990-07-06 1997-11-17 Solid-state image pick-up device for the charge-coupled device type synchronizing drive signals for a full-frame read-out

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2237251A JP2630492B2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 固体撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04119077A JPH04119077A (ja) 1992-04-20
JP2630492B2 true JP2630492B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=17012640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2237251A Expired - Fee Related JP2630492B2 (ja) 1990-07-06 1990-09-10 固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2630492B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04119077A (ja) 1992-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5410349A (en) Solid-state image pick-up device of the charge-coupled device type synchronizing drive signals for a full-frame read-out
US4330796A (en) Block readable charge coupled device
US6452634B1 (en) Charge transfer device and method of driving the same, and solid state imaging device and method of driving the same
US7924338B2 (en) Image sensor for still or video photography
US4349743A (en) Solid-state imaging device
JPS6115475A (ja) 撮像素子及び撮像装置
JPH04262679A (ja) 固体撮像素子の駆動方法
JP2000201355A (ja) 固体撮像装置およびその駆動方法並びにカメラシステム
JPH01165271A (ja) 固体撮像装置
JP2630492B2 (ja) 固体撮像装置
JP2880011B2 (ja) 固体撮像装置
JP3273080B2 (ja) 固体撮像装置
JP2753895B2 (ja) 固体撮像装置
US20060164532A1 (en) Solid state imaging apparatus and driving method for the solid stateimaging apparatus
JP2825075B2 (ja) 固体撮像素子とその駆動方法
JP2966740B2 (ja) 固体撮像素子及びその駆動方法
JP3392607B2 (ja) 固体撮像素子の駆動方法
JP2534105B2 (ja) 固体撮像装置及びその信号読出し方法
JPH0468879A (ja) 固体撮像装置
JPH05176234A (ja) 固体撮像装置
JPH04286282A (ja) 電荷結合型固体撮像装置
JP2768324B2 (ja) 固体撮像素子とその駆動方法
JPH04286283A (ja) 電荷結合型固体撮像デバイス
JPH0468880A (ja) 固体撮像装置
JPS63234677A (ja) 電荷結合素子の駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees