JP2677660B2 - 張力を加えながら合成糸の布をシリンダの周りに配置する方法及び該方法を実施するための引張り装置 - Google Patents
張力を加えながら合成糸の布をシリンダの周りに配置する方法及び該方法を実施するための引張り装置Info
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- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
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- D21F1/0027—Screen-cloths
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、特に製紙分野で使用されるシリンダの表面
のような包囲すべき面に、合成糸の布を張力を加えなが
ら配置する方法に係わる。
のような包囲すべき面に、合成糸の布を張力を加えなが
ら配置する方法に係わる。
張力を用いてシリンダの周りに管状布を配置する操作
は既に知られている。この場合は布をかぶせるためにシ
リンダの一端を自由端にしなければならない。この操作
は複雑で時間がかかり、特別の装置を必要とすると共
に、シリンダの周囲の環境もそれに合わせて構成しなけ
ればならない(例えばキャンチレバーを用いる)。
は既に知られている。この場合は布をかぶせるためにシ
リンダの一端を自由端にしなければならない。この操作
は複雑で時間がかかり、特別の装置を必要とすると共
に、シリンダの周囲の環境もそれに合わせて構成しなけ
ればならない(例えばキャンチレバーを用いる)。
管状に閉じていない帯状織布でシリンダを包囲する操
作も知られている。この場合は、帯状布の両端に形成さ
れた複数のループを少なくとも1つのロッドによって持
続することにより布の両端をつないで管状にする。
作も知られている。この場合は、帯状布の両端に形成さ
れた複数のループを少なくとも1つのロッドによって持
続することにより布の両端をつないで管状にする。
布の縦糸及び横糸がシリンダの軸線に対して直角でな
ければ、シリンダの縁に固定したバネ又はツバにより布
の縁を引張って布をシリンダに固定することができる。
ツバを使用する場合には、布の縁をシリンダの両側のツ
バの間に挟み、次いでツバに固定されたネジを用いてこ
れらのツバをシリンダの縁から離れるように移動させ
る。このようにして引張り応力が加えられると、布の直
径が縮小し、布がシリンダに張り付く。これは複雑で時
間のかかる操作であり、シリンダの縁に特別な装置を具
備しなければならない。
ければ、シリンダの縁に固定したバネ又はツバにより布
の縁を引張って布をシリンダに固定することができる。
ツバを使用する場合には、布の縁をシリンダの両側のツ
バの間に挟み、次いでツバに固定されたネジを用いてこ
れらのツバをシリンダの縁から離れるように移動させ
る。このようにして引張り応力が加えられると、布の直
径が縮小し、布がシリンダに張り付く。これは複雑で時
間のかかる操作であり、シリンダの縁に特別な装置を具
備しなければならない。
布の縦糸及び横糸がシリンダの軸線に対して直角の場
合には、熱収縮によってシリンダに固定できる合成材料
を使用するのが好ましい。
合には、熱収縮によってシリンダに固定できる合成材料
を使用するのが好ましい。
互いに咬合するプラスチックスパイラルからなる帯状
布をシリンダの周りに巻付け、両端のスパイラルを咬合
させた後ロッドで鎖錠して管状に閉じる操作も知られて
いる。これらのスパイラルは熱収縮性プラスチック材料
からなる。従って、シリンダへの布の固定は熱処理によ
って行われる。プラスチック織布又は複数のプラスチッ
クスパイラルからなる布を熱で収縮させる操作には、熱
風、蒸気又は高温水が用いられる。
布をシリンダの周りに巻付け、両端のスパイラルを咬合
させた後ロッドで鎖錠して管状に閉じる操作も知られて
いる。これらのスパイラルは熱収縮性プラスチック材料
からなる。従って、シリンダへの布の固定は熱処理によ
って行われる。プラスチック織布又は複数のプラスチッ
クスパイラルからなる布を熱で収縮させる操作には、熱
風、蒸気又は高温水が用いられる。
この操作は熱源を使用しなければならないためやはり
複雑である。また、布が収縮によってシリンダに十分に
固定されるとは限らない。
複雑である。また、布が収縮によってシリンダに十分に
固定されるとは限らない。
更に、収縮性の小さい糸又は全く収縮しない糸は使用
できないという欠点もある。
できないという欠点もある。
合成糸からなる布を張力の作用下で包囲すべき面の周
りに配置するための本発明の方法は前述の公知技術より
簡単に実施でき、両端に持続手段を含む帯状布を使用す
る。この布の両端には複数の捕捉部材が一定の間隔で具
備されている。この布の長さは包囲すべき面より短い。
本発明の方法ではこの布を包囲すべき面の周りにスリー
ブ状に巻付け、引張り装置を用いて前記捕捉部材に大き
な引張り力を加えることにより布の両端をその幅全体に
わたって同時に接近させ、これらの両端に、幅は狭いが
長さは布の幅と同じであり且つ2つの縁にループを有す
る合成糸製ストリップを1つ又は複数個付加し、このス
トリップのループを布の先端のループ又は隣接ストリッ
プのループと係合させてロッド挿入用鎖錠通路を形成
し、この鎖錠通路にロッドを挿入し、その後引張り装置
及び捕捉部材を除去する。尚、前記ストリップの付加数
は、前記スリーブに所望の張力が加わるように、且つ前
記スリーブの両端の2つのループ列が互いに係合して鎖
錠通路を形成するのに十分であるように選択する。
りに配置するための本発明の方法は前述の公知技術より
簡単に実施でき、両端に持続手段を含む帯状布を使用す
る。この布の両端には複数の捕捉部材が一定の間隔で具
備されている。この布の長さは包囲すべき面より短い。
本発明の方法ではこの布を包囲すべき面の周りにスリー
ブ状に巻付け、引張り装置を用いて前記捕捉部材に大き
な引張り力を加えることにより布の両端をその幅全体に
わたって同時に接近させ、これらの両端に、幅は狭いが
長さは布の幅と同じであり且つ2つの縁にループを有す
る合成糸製ストリップを1つ又は複数個付加し、このス
トリップのループを布の先端のループ又は隣接ストリッ
プのループと係合させてロッド挿入用鎖錠通路を形成
し、この鎖錠通路にロッドを挿入し、その後引張り装置
及び捕捉部材を除去する。尚、前記ストリップの付加数
は、前記スリーブに所望の張力が加わるように、且つ前
記スリーブの両端の2つのループ列が互いに係合して鎖
錠通路を形成するのに十分であるように選択する。
本発明の方法の一変形例では、両端にループ又はスパ
イラルを含み且つ少なくとも一端に複数のストリップを
有する合成糸製帯状布を使用する。前記ストリップは幅
が狭く、長さが布の幅と同じであって、ループを有する
か又はスパイラルで構成されており、これらのループ又
はスパイラルが隣接ストリップのループ又はスパイラル
と係合してロッド挿入用通路を形成する。布の各端部に
は捕捉部材が一定の間隔で固定されている。この方法で
は前記布を前記面の周りに配置し、引張り装置で前記捕
捉部材を強く引張って布の両端を互いに接近させ、布が
ほぼ所望の張力を受けて前記面を包囲するのにちょうど
よい長さを有するように布の一端で1つ又は複数のスト
リップを除去し、布の先端のループを互いに係合させて
鎖錠通路を形成し、この鎖錠通路にロッドを挿入し、次
いで引張り装置及び捕捉部材を除去する。
イラルを含み且つ少なくとも一端に複数のストリップを
有する合成糸製帯状布を使用する。前記ストリップは幅
が狭く、長さが布の幅と同じであって、ループを有する
か又はスパイラルで構成されており、これらのループ又
はスパイラルが隣接ストリップのループ又はスパイラル
と係合してロッド挿入用通路を形成する。布の各端部に
は捕捉部材が一定の間隔で固定されている。この方法で
は前記布を前記面の周りに配置し、引張り装置で前記捕
捉部材を強く引張って布の両端を互いに接近させ、布が
ほぼ所望の張力を受けて前記面を包囲するのにちょうど
よい長さを有するように布の一端で1つ又は複数のスト
リップを除去し、布の先端のループを互いに係合させて
鎖錠通路を形成し、この鎖錠通路にロッドを挿入し、次
いで引張り装置及び捕捉部材を除去する。
本発明の方法の第2変形例では、両端にループを含み
且つこれら両端の間の距離が、布を配置した時に、布の
片側からもう一方の側にかけて角度aに従い漸減するよ
うな合成糸製帯状布を包囲すべき面の周りに配置し、布
の両端の近傍を所望の張力に達するまで強く引張って前
記両端を互いに接近させ、次いで布の両端と同様に角度
aに従って接近し合うループを備えた2つの縁を有し且
つ前記布の幅より大きい長さをもつ合成糸製ストリップ
を近付け、このストリップを布の両端の間で移動させて
これら両端の間の距離を完全に埋めるようにし、布の両
端のループをストリップのループと係合させて2つの鎖
錠通路を形成し、これらの鎖錠通路にロッドを挿入し、
布の両端に加えられた張力を緩め、次いでストリップを
布の幅に合わせて切断する。
且つこれら両端の間の距離が、布を配置した時に、布の
片側からもう一方の側にかけて角度aに従い漸減するよ
うな合成糸製帯状布を包囲すべき面の周りに配置し、布
の両端の近傍を所望の張力に達するまで強く引張って前
記両端を互いに接近させ、次いで布の両端と同様に角度
aに従って接近し合うループを備えた2つの縁を有し且
つ前記布の幅より大きい長さをもつ合成糸製ストリップ
を近付け、このストリップを布の両端の間で移動させて
これら両端の間の距離を完全に埋めるようにし、布の両
端のループをストリップのループと係合させて2つの鎖
錠通路を形成し、これらの鎖錠通路にロッドを挿入し、
布の両端に加えられた張力を緩め、次いでストリップを
布の幅に合わせて切断する。
この第2変形例の方法は実施が特に容易であり、被覆
すべきシリンダの幅に関係なくストリップを1つ使用す
るだけですむ。
すべきシリンダの幅に関係なくストリップを1つ使用す
るだけですむ。
本発明の方法は、1つのシリンダの周りに被覆を配置
する場合に主として使用されるが、その他に、複数の互
いに平行なシリンダ又は部材を包囲する面からなり得る
1つの面の周りに布をぴんと張った状態で配置する場合
にも使用できる。
する場合に主として使用されるが、その他に、複数の互
いに平行なシリンダ又は部材を包囲する面からなり得る
1つの面の周りに布をぴんと張った状態で配置する場合
にも使用できる。
本発明の方法の実施には、2つの長手方向剛性ロッド
を備えた2つのストラップと、前記ロッド相互間に横断
方向に配置されたネジ山付きロッドとを含む装置を使用
するのが好ましい。前記ネジ山付きロッドはボルトを含
み、このボルトを締めると長手方向ロッドが互いに接近
する。前記ストラップは前記長手方向ロッドと平行に布
の先端近くの母線上に固定される。
を備えた2つのストラップと、前記ロッド相互間に横断
方向に配置されたネジ山付きロッドとを含む装置を使用
するのが好ましい。前記ネジ山付きロッドはボルトを含
み、このボルトを締めると長手方向ロッドが互いに接近
する。前記ストラップは前記長手方向ロッドと平行に布
の先端近くの母線上に固定される。
この装置は使用が極めて容易であり、特に配置及び除
去が簡単である。
去が簡単である。
以下、添付図面に基づき本発明をより詳細に説明す
る。
る。
合成糸の布1をシリンダ2の周りに配置する本発明の
方法(第1図参照)は下記のステップを含む。ここで
は、例えば織布からなり両端3にループ列4を有する帯
状の布1を使用する。この布1の両端3には、製造業者
によって、ストラップ6の端部13が布の先端と平行に、
即ちシリンダ2の軸線と平行に縫い付けられている。
方法(第1図参照)は下記のステップを含む。ここで
は、例えば織布からなり両端3にループ列4を有する帯
状の布1を使用する。この布1の両端3には、製造業者
によって、ストラップ6の端部13が布の先端と平行に、
即ちシリンダ2の軸線と平行に縫い付けられている。
使用者は前記帯状布をシリンダ2の周りに巻付けてス
リーブを形成する。この帯の長さはシリンダの周縁の長
さより短いが、幅はシリンダ2の長さと同じである。
リーブを形成する。この帯の長さはシリンダの周縁の長
さより短いが、幅はシリンダ2の長さと同じである。
引張り装置5(第2図も参照)を、シリンダの長さと
同じかそれより大きい幅をもつ2つの可撓性ストラップ
6に取付ける。
同じかそれより大きい幅をもつ2つの可撓性ストラップ
6に取付ける。
そのためには、ストラップ6の中に2つの剛性金属ロ
ッド7を配置する。これら2つのロッド7にはピン列8
が固定されている。一方の剛性ロッド7のピン8にはス
トラップ6内のロッド7と直交するネジ山付きロッド9
の一端が固定され、これらのロッド9の他端10は他方の
ロッド7のピン8に設けられた腔部11を通る。これらの
端部10にはボルト12が具備されている。
ッド7を配置する。これら2つのロッド7にはピン列8
が固定されている。一方の剛性ロッド7のピン8にはス
トラップ6内のロッド7と直交するネジ山付きロッド9
の一端が固定され、これらのロッド9の他端10は他方の
ロッド7のピン8に設けられた腔部11を通る。これらの
端部10にはボルト12が具備されている。
ボルトを締めると剛性ロッド7が互いに接近する。こ
のようにして、十分であると判断された張力(好ましく
は50kg/m以上)で布1を引張りながら、シリンダ2の幅
に等しい長さをもち且つ2つの縁にループ15を有する1
つ又は複数の合成糸製ストリップ14を近付ける。これら
のストリップ14の縁のループを互いに係合させ、その結
果形成された通路17にロッド16を挿入してストリップを
互いに連結し、同様の方法で布の先端にも連結する(第
3図参照)。ストリップ14は、引張られた布の両端3の
間の距離を埋めるのに十分な数だけ使用する。この距離
がゼロであれば、ストリップ14を使用する必要はない。
のようにして、十分であると判断された張力(好ましく
は50kg/m以上)で布1を引張りながら、シリンダ2の幅
に等しい長さをもち且つ2つの縁にループ15を有する1
つ又は複数の合成糸製ストリップ14を近付ける。これら
のストリップ14の縁のループを互いに係合させ、その結
果形成された通路17にロッド16を挿入してストリップを
互いに連結し、同様の方法で布の先端にも連結する(第
3図参照)。ストリップ14は、引張られた布の両端3の
間の距離を埋めるのに十分な数だけ使用する。この距離
がゼロであれば、ストリップ14を使用する必要はない。
ネジ山付きロッド9のボルト12を緩めて装置5により
加えられている張力を緩和し、次いでストリップ6を除
去する。このようにして、布1がシリンダ2の周りにぴ
んと張った状態で取付けられる。
加えられている張力を緩和し、次いでストリップ6を除
去する。このようにして、布1がシリンダ2の周りにぴ
んと張った状態で取付けられる。
一変形例として、シリンダ2の周縁の長さより小さい
長さをもつ布の代わりに、前記周縁よりやや大きい長さ
をもつ布1を使用することもできる。
長さをもつ布の代わりに、前記周縁よりやや大きい長さ
をもつ布1を使用することもできる。
製造業者によって供給される布1には既に2つのスト
リップ6が布1の両端に夫々固定されている。ストリッ
プ6は、鎖錠手段34(スライド式閉鎖ロッド)によって
互いに連結される2つの部分6′、6″で構成してもよ
い(第8図参照)。その場合は部分6′のみが製造業者
によって布1の端部に固定され、使用者が部分6″を部
分6′に接合する。組立てが終わったら引張り装置5を
除去して別の布の配置に使用し得る。
リップ6が布1の両端に夫々固定されている。ストリッ
プ6は、鎖錠手段34(スライド式閉鎖ロッド)によって
互いに連結される2つの部分6′、6″で構成してもよ
い(第8図参照)。その場合は部分6′のみが製造業者
によって布1の端部に固定され、使用者が部分6″を部
分6′に接合する。組立てが終わったら引張り装置5を
除去して別の布の配置に使用し得る。
第4図に示した具体例では、布1がロッド21によって
互いに連結されたスパイラル22からなる複数の帯20で構
成されている。
互いに連結されたスパイラル22からなる複数の帯20で構
成されている。
この具体例でも第1図の場合と同じ引張り装置5を使
用する。但し、各ストリップ6の縁のうち剛性ロッドと
反対側の縁は剛性ループ23を備え。これらの剛性ループ
の一部分は布1の各先端18でスパイラル22を通りシリン
ダ2の軸線と平行な母線に沿って延びる。これらのルー
プ23は、製造業者がピアノ線24の導入によってスパイラ
ル20内に固定したものである。剛性ループ23は、ストラ
ップの横糸を用いて形成したループ、又はストラップの
糸で保持したスパイラル、又は縁に固定した金属フック
であってもよい。これらのループ23はその後ストラップ
6に固定する。
用する。但し、各ストリップ6の縁のうち剛性ロッドと
反対側の縁は剛性ループ23を備え。これらの剛性ループ
の一部分は布1の各先端18でスパイラル22を通りシリン
ダ2の軸線と平行な母線に沿って延びる。これらのルー
プ23は、製造業者がピアノ線24の導入によってスパイラ
ル20内に固定したものである。剛性ループ23は、ストラ
ップの横糸を用いて形成したループ、又はストラップの
糸で保持したスパイラル、又は縁に固定した金属フック
であってもよい。これらのループ23はその後ストラップ
6に固定する。
次いて、ネジ山付きロッド9のボルト12を締めて、所
望の張力が得られるまで剛性ロッドを互いに接近させ
る。
望の張力が得られるまで剛性ロッドを互いに接近させ
る。
布1の余分な長さは、スパイラル22からなる帯20を適
当数除去することによって切断する。張力下の布1の前
記2つの母線間の長さは、スパイラルの一端を他端と咬
合させて鎖錠通路26を形成し、この通路の中にロッド21
を挿入することによって布1を管状に閉じるのにちょう
どよい長さにする(第5図)。
当数除去することによって切断する。張力下の布1の前
記2つの母線間の長さは、スパイラルの一端を他端と咬
合させて鎖錠通路26を形成し、この通路の中にロッド21
を挿入することによって布1を管状に閉じるのにちょう
どよい長さにする(第5図)。
その後、ネジ山付きロッド9のボルト12を緩めて張力
を緩和させ、次いでピアノ線24を除去してストラップ6
を取外す。
を緩和させ、次いでピアノ線24を除去してストラップ6
を取外す。
第6図に示した本発明の方法の更に別の変形例では、
合成糸の布1をシリンダ2の周りに巻き付けた時に、両
端27の間に鋭角aができるような布1を使用する。
合成糸の布1をシリンダ2の周りに巻き付けた時に、両
端27の間に鋭角aができるような布1を使用する。
この布の両端にループ26が具備されている。前記引張
り装置(第6図には図示せず)を用いて、所望の張力が
得られるまで布1をシリンダ2上で予め引張っておく。
次いで、両端がループ31を備え且つ布1の両端27と同じ
角度を相互間に形成する幅の狭いストリップ29を配置す
る。
り装置(第6図には図示せず)を用いて、所望の張力が
得られるまで布1をシリンダ2上で予め引張っておく。
次いで、両端がループ31を備え且つ布1の両端27と同じ
角度を相互間に形成する幅の狭いストリップ29を配置す
る。
ストリップ29を移動させて、布の両端27の間の間隔が
正確に埋まるようにする。次いで、ストリップ29のルー
プ31を布の両端27のループ28と係合させて2つの鎖錠通
路を形成し、これらの通路に2つの鎖錠ロッド32を挿入
する。
正確に埋まるようにする。次いで、ストリップ29のルー
プ31を布の両端27のループ28と係合させて2つの鎖錠通
路を形成し、これらの通路に2つの鎖錠ロッド32を挿入
する。
引張り装置を除去し、前記ストリップをシリンダの幅
に合わせて切断する。
に合わせて切断する。
以上説明してきた種々の布配置法は、例えば第7図に
示すように互いに平行な軸線をもつ複数のシリンダ33に
よって規制された1つの面の周りに布1を配置する場合
にも使用できる。
示すように互いに平行な軸線をもつ複数のシリンダ33に
よって規制された1つの面の周りに布1を配置する場合
にも使用できる。
第6図の具体例で、は布又は中間ストリップの縁に存
在するループに代えて、スパイラル、フック又はより一
般的には互いに係合してロッドを挿入するための鎖錠通
路を形成するような任意の接続手段を使用し得る。
在するループに代えて、スパイラル、フック又はより一
般的には互いに係合してロッドを挿入するための鎖錠通
路を形成するような任意の接続手段を使用し得る。
本明細書で説明した種々の配置法では、捕捉部材6、
23、6′を製造業者の手によって布の端部に平行に固定
すると特に有利である。このようにすれば、使用者は引
張り装置5を配置する操作、及びストリップを除去もし
くは付加する操作を行うだけでよい。これらの操作はい
ずれも極めて簡単に実施できる。
23、6′を製造業者の手によって布の端部に平行に固定
すると特に有利である。このようにすれば、使用者は引
張り装置5を配置する操作、及びストリップを除去もし
くは付加する操作を行うだけでよい。これらの操作はい
ずれも極めて簡単に実施できる。
第1図、第2図及び第3図は本発明に従ってシリンダの
周りに布を配置する方法を示す説明図、第4図及び第5
図は本発明の一変形例に従って布を配置する方法を示す
説明図、第4図及び第5図は本発明の一変形例に従って
布を配置する方法を示す説明図、第6図は本発明の配置
法の別の変形例を示す説明図、第7図は複数のシリンダ
の周りに配置された布を示す説明図、第8図は本発明の
配置法の更に別の変形例を示す説明図である。 1……布、2……包囲すべき面、5……引っ張り装置、
6……ストラップ、14……ストリップ。
周りに布を配置する方法を示す説明図、第4図及び第5
図は本発明の一変形例に従って布を配置する方法を示す
説明図、第4図及び第5図は本発明の一変形例に従って
布を配置する方法を示す説明図、第6図は本発明の配置
法の別の変形例を示す説明図、第7図は複数のシリンダ
の周りに配置された布を示す説明図、第8図は本発明の
配置法の更に別の変形例を示す説明図である。 1……布、2……包囲すべき面、5……引っ張り装置、
6……ストラップ、14……ストリップ。
Claims (5)
- 【請求項1】合成糸からなる布をシリンダの表面または
互いに平行な複数のシリンダによって規定される1つの
面である包囲すべき面の周りに張力の作用下で配置する
方法であって、管状に閉じていない帯状布を使用し、こ
の布が両端にループを含み、これらの両端に沿って複数
の捕捉部材が一定間隔で固定されており、この布の長さ
が包囲すべき面より短く、この布を包囲すべき面の周り
にスリーブ状に巻付け、引張り装置を用いて前記捕捉部
材に大きな引張り力を加えることにより布の両端をその
幅全体にわたって同時に接近させ、幅は狭いが長さは布
の幅と同じであり且つ2つの縁にループを有する合成糸
製ストリップを布の両端に1つ又は複数個付加し、この
ストリップの付加数は、前記スリーブに所望の張力が加
わるように、且つ前記スリーブの両端の2つのループ列
が互いに係合して鎖錠通路を形成できるように選択し、
このストリップのループを布の先端のループ又は隣接ス
トリップのループと係合させてロッド挿入用鎖錠通路を
形成し、この鎖錠通路にロッドを挿入し、その後引張り
装置及び捕捉部材を除去することを特徴とする方法。 - 【請求項2】合成糸からなる布をシリンダの表面または
互いに平行な複数のシリンダによって規定される1つの
面である包囲すべき面の周りに張力の作用下で配置する
方法であって、両端にループ又はスパイラルを含む帯状
布を使用し、この布にはその両端と平行な母線に沿って
捕捉部材が一定間隔で両端に固定されおり、この布が少
なくとも一端に幅の狭い複数の合成糸製ストリップを含
む、これらのストリップは長さが布の幅に等しく、ルー
プを有するか又はスパイラルで構成され、これらのルー
プ又はスパイラルが隣接ストリップのループ又はスパイ
ラルと係合し且つロッドによって連結されるようになっ
ており、前記布を前記面の周りにスリーブ状に配置し、
引張り装置で前記捕捉部材を強く引張ってこれらの捕捉
部材が固定されている母線を互いに近接させ、布がほぼ
所望の張力を受けて前記面を包囲するのにちょうどよい
長さを有するように布の一端で1つ又は複数のストリッ
プを除去し、布の先端のループ又はスパイラルを互いに
係合させて鎖錠通路を形成し、この鎖錠通路にロッドを
挿入し、次いで捕捉部材及び引張り装置を除去すること
を特徴とする方法。 - 【請求項3】合成糸からなる布をシリンダの表面または
互いに平行な複数のシリンダによって規定される1つの
面である包囲すべき面の周りに張力の作用下で配置する
方法、であって、両端にループを含む帯状布を使用し、
この布は配置した時に両端の間の距離が布の片側からも
う一方の側にかけて角度aに従い漸減するようになって
おり、この布を包囲すべき面の周りにスリーブ状に配置
し、布の両端の近傍を所望の張力に達するまで強く引張
って前記両端を互いに接近させ、次いでこの布の幅より
大きい長さをもつ合成糸製ストリップを近付け、このス
トリップはループを備えた2つの縁を有し、これらの縁
が布の両端と同様に角度aに従って接近し合うようにな
っており、このストリップを布の両端の間で移動させて
これら両端の間の距離を完全に埋めるようにし、布の両
端のループをストリップのループと係合させて2つの鎖
錠通路を形成し、これらの鎖錠通路にロッドを挿入し、
布の両端に加えられた張力を緩め、次いでストリップを
布の幅に合わせて切断することを特徴とする方法。 - 【請求項4】請求項1から3のいずれか一項に記載の方
法を実施するための引張り装置であって、2つの長手方
向剛性ロッドを備えた2つのストラップと、前記剛性ロ
ッドの間に横断方向に配置されたネジ山付きロッドとを
含み、このネジ山付きロッドがボルトを備え、このボル
トを締めると一方の長手方向ロッドが他方の長手方向ロ
ッドに接近し、前記ストラップが布の両端の近傍の母線
に沿って前記長手方向ロッドと平行に一時的に固定され
るようになっていることを特徴とする装置。 - 【請求項5】各ストラップが鎖錠手段によって互いに接
合される2つの部分からなり、第1部分が布に固定さ
れ、第2部分が前記剛性ロッドを備えることを特徴とす
る請求項に記載の請求項4に記載の引張り装置。
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