JP2529567Y2 - ドアロックのケーブル連結構造 - Google Patents
ドアロックのケーブル連結構造Info
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- JP2529567Y2 JP2529567Y2 JP1823692U JP1823692U JP2529567Y2 JP 2529567 Y2 JP2529567 Y2 JP 2529567Y2 JP 1823692 U JP1823692 U JP 1823692U JP 1823692 U JP1823692 U JP 1823692U JP 2529567 Y2 JP2529567 Y2 JP 2529567Y2
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- JP
- Japan
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- lever
- cable
- end member
- cover plate
- door lock
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カバープレートに枢着
されるレバーと、ケーブルのエンド部材とを連結するド
アロックのケーブル連結構造に関する。
されるレバーと、ケーブルのエンド部材とを連結するド
アロックのケーブル連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のようなケーブルの連結構造
としては、例えば実開昭59-192566号公報に開示されて
いるようなものがある。すなわち、可撓性のケーブルの
両端末部に、L字状のケーブルエンド部材をそれぞれ固
着するとともに、ドアロック装置のインサイドレバー及
びドアの車内側に配置されるインサイドハンドルの連結
孔に合成樹脂製のホルダーをそれぞれ回動可能に嵌合し
て、ケーブルエンド部材を、インサイドレバー及びイン
サイドハンドルのホルダーに係合させることにより、イ
ンサイドレバーとインサイドハンドルとがケーブルによ
り連結され、インサイドハンドルの解除操作をケーブル
を介してインサイドレバーに伝達できるようになってい
る。
としては、例えば実開昭59-192566号公報に開示されて
いるようなものがある。すなわち、可撓性のケーブルの
両端末部に、L字状のケーブルエンド部材をそれぞれ固
着するとともに、ドアロック装置のインサイドレバー及
びドアの車内側に配置されるインサイドハンドルの連結
孔に合成樹脂製のホルダーをそれぞれ回動可能に嵌合し
て、ケーブルエンド部材を、インサイドレバー及びイン
サイドハンドルのホルダーに係合させることにより、イ
ンサイドレバーとインサイドハンドルとがケーブルによ
り連結され、インサイドハンドルの解除操作をケーブル
を介してインサイドレバーに伝達できるようになってい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の構成においては、ケーブルエンド部材をインサイ
ドレバー等に連結するために、ホルダーを用意しなけれ
ばならないことから、部品点数が多くなってコストアッ
プを招くとともに、組み付け作業が面倒である等の問題
点がある。
従来の構成においては、ケーブルエンド部材をインサイ
ドレバー等に連結するために、ホルダーを用意しなけれ
ばならないことから、部品点数が多くなってコストアッ
プを招くとともに、組み付け作業が面倒である等の問題
点がある。
【0004】本考案は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、ケーブルエンド部材を簡単かつ確実に
レバーに連結することができるようにしたドアロックの
ケーブル連結構造を提供することを目的とする。
な問題点に鑑み、ケーブルエンド部材を簡単かつ確実に
レバーに連結することができるようにしたドアロックの
ケーブル連結構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案の装置は、ロック本体に固定されたカバープ
レートに枢着されるレバーの連結部と、ケーブルのエン
ド部材とを連結するドアロックのケーブル連結構造にお
いて、ケーブルのエンド部材を、鍔部と、連結部に穿設
された連結孔に嵌合される軸部とから形成するととも
に、エンド部材の軸部が連結孔に嵌合された状態におい
て、少なくとも、エンド部材の鍔部に近接し、かつエン
ド部材の移動範囲に亘って延設された側壁面を有するカ
バー部材をカバープレートに取り付けたことを特徴とし
ている。
め、本考案の装置は、ロック本体に固定されたカバープ
レートに枢着されるレバーの連結部と、ケーブルのエン
ド部材とを連結するドアロックのケーブル連結構造にお
いて、ケーブルのエンド部材を、鍔部と、連結部に穿設
された連結孔に嵌合される軸部とから形成するととも
に、エンド部材の軸部が連結孔に嵌合された状態におい
て、少なくとも、エンド部材の鍔部に近接し、かつエン
ド部材の移動範囲に亘って延設された側壁面を有するカ
バー部材をカバープレートに取り付けたことを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】エンド部材の軸部をレバーの連結部に嵌合させ
た後、レバーの連結部の移動範囲に亘って延設され、か
つエンド部材の鍔部に接近して配置される側壁部を有す
るカバー部材を、カバープレートに取り付けることによ
り、軸部が連結部から離脱するべく軸方向に移動しよう
としても、鍔部が側壁部に当接することにより、エンド
部材の移動が阻止され、確実に連結部からの軸部の離脱
を防止することができる。
た後、レバーの連結部の移動範囲に亘って延設され、か
つエンド部材の鍔部に接近して配置される側壁部を有す
るカバー部材を、カバープレートに取り付けることによ
り、軸部が連結部から離脱するべく軸方向に移動しよう
としても、鍔部が側壁部に当接することにより、エンド
部材の移動が阻止され、確実に連結部からの軸部の離脱
を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を、図面を参照して
説明する。 (1)は、自動車のドアに取り付けられ、かつドアの開閉
に応じて車体側に固着されたストライカと係脱可能なラ
ッチ及びラッチに係合してラッチの解除方向の回動を拘
束するロッキングプレート等の噛合機構が収納されたロ
ック本体で、ロック本体(1)の側面に、合成樹脂製のカ
バープレート(2)が固定されることにより、ドアロック
装置が構成さていれる。
説明する。 (1)は、自動車のドアに取り付けられ、かつドアの開閉
に応じて車体側に固着されたストライカと係脱可能なラ
ッチ及びラッチに係合してラッチの解除方向の回動を拘
束するロッキングプレート等の噛合機構が収納されたロ
ック本体で、ロック本体(1)の側面に、合成樹脂製のカ
バープレート(2)が固定されることにより、ドアロック
装置が構成さていれる。
【0008】カバープレート(2)は、図4に示すよう
に、ロック本体に対面する平面部(2a)と、平面部(2a)
の一端から起立し、かつロック本体(1)の起立プレート
(1a)に対面する起立部(2b)とから略L字状に形成さ
れ、起立部(2b)と起立プレート(1a)との間の起立部
(2b)の凹部には、図1に示すように、インサイドレバ
ー(3)、ロックレバー(4)、チャイルドレバー(5)が軸
部(3d)(4d)(5d)によってそれぞれ回動可能に軸支さ
れている。
に、ロック本体に対面する平面部(2a)と、平面部(2a)
の一端から起立し、かつロック本体(1)の起立プレート
(1a)に対面する起立部(2b)とから略L字状に形成さ
れ、起立部(2b)と起立プレート(1a)との間の起立部
(2b)の凹部には、図1に示すように、インサイドレバ
ー(3)、ロックレバー(4)、チャイルドレバー(5)が軸
部(3d)(4d)(5d)によってそれぞれ回動可能に軸支さ
れている。
【0009】(6)は、カバープレート(2)の起立部(2
b)に装着され、かつ運転席等に設けられた施解錠操作ス
イッチにより駆動可能な電動式のアクチュエータで、ケ
ース(6a)の内部に設けられた正逆回転可能なモータ(図
示略)及びモータの回転を減速する減速機構(図示略)等
から構成されている。
b)に装着され、かつ運転席等に設けられた施解錠操作ス
イッチにより駆動可能な電動式のアクチュエータで、ケ
ース(6a)の内部に設けられた正逆回転可能なモータ(図
示略)及びモータの回転を減速する減速機構(図示略)等
から構成されている。
【0010】(7)は、アクチュエータ(6)の減速機構の
出力軸に連結され、かつケース(6a)の外部に枢着され
た出力レバーであり、モータの回転により、減速機構を
介して図1に示す施錠位置と施錠位置から時計方向に回
動した解錠位置とに移動することができる。出力レバー
(7)の一端(7a)は、ケーブル(8)を介してドアの車内
側に配置された手動操作用の施解錠操作ノブ(図示略)に
連結されるとともに、他端(7b)は、ロックレバー(4)
の一端(4a)に連結されている。
出力軸に連結され、かつケース(6a)の外部に枢着され
た出力レバーであり、モータの回転により、減速機構を
介して図1に示す施錠位置と施錠位置から時計方向に回
動した解錠位置とに移動することができる。出力レバー
(7)の一端(7a)は、ケーブル(8)を介してドアの車内
側に配置された手動操作用の施解錠操作ノブ(図示略)に
連結されるとともに、他端(7b)は、ロックレバー(4)
の一端(4a)に連結されている。
【0011】アクチュエータ(6)は、自動車の適所に設
けられた操作スイッチの操作により駆動され、出力レバ
ー(7)を施錠及び解錠位置に移動させることにより、ド
アロック装置を、ドアの車内外に配置されたアウトサイ
ドハンドル及びインサイドハンドル(図示略)のドア解除
操作を可能にする解錠状態と、ドア解除操作を不能にす
る施錠状態とに操作することができる。
けられた操作スイッチの操作により駆動され、出力レバ
ー(7)を施錠及び解錠位置に移動させることにより、ド
アロック装置を、ドアの車内外に配置されたアウトサイ
ドハンドル及びインサイドハンドル(図示略)のドア解除
操作を可能にする解錠状態と、ドア解除操作を不能にす
る施錠状態とに操作することができる。
【0012】ロックレバー(4)は、他端(4b)がカバー
プレート(2)の平面部(2a)に設けられた施解錠レバー
(9)に連結され、さらに、作動端(4c)がカバープレー
ト(2)の起立部(2b)に係止された山形状のスプリング
(10)のチェック部(10a)に当接することにより、施解錠
操作ノブの操作またはアクチュエータ(6)の駆動によ
り、出力レバー(7)を介して出力レバー(7)と同様に解
錠位置及び施錠位置に移動させることができる。
プレート(2)の平面部(2a)に設けられた施解錠レバー
(9)に連結され、さらに、作動端(4c)がカバープレー
ト(2)の起立部(2b)に係止された山形状のスプリング
(10)のチェック部(10a)に当接することにより、施解錠
操作ノブの操作またはアクチュエータ(6)の駆動によ
り、出力レバー(7)を介して出力レバー(7)と同様に解
錠位置及び施錠位置に移動させることができる。
【0013】インサイドレバー(3)の一端には、円形の
連結孔(3b)が穿設された連結部(3a)が形成されてい
る。この連結孔(3b)に、他端がインサイドハンドルに
連結されたケーブル(11)のエンド部材(12)が嵌合される
ことにより、インサイドレバー(3)は、インサイドハン
ドルの解除操作により、ケーブル(11)のインナーケーブ
ル(11a)を介して、図1に実線で示す非作動位置から2
点鎖線で示す作動位置に移動することができる。エンド
部材(12)は、図2に示すように拡径の鍔部(12a)と、鍔
部(12a)から突設されて連結孔(3b)に嵌合される縮径の
軸部(12b)とからなり、縦断面凸状に形成されている。
連結孔(3b)が穿設された連結部(3a)が形成されてい
る。この連結孔(3b)に、他端がインサイドハンドルに
連結されたケーブル(11)のエンド部材(12)が嵌合される
ことにより、インサイドレバー(3)は、インサイドハン
ドルの解除操作により、ケーブル(11)のインナーケーブ
ル(11a)を介して、図1に実線で示す非作動位置から2
点鎖線で示す作動位置に移動することができる。エンド
部材(12)は、図2に示すように拡径の鍔部(12a)と、鍔
部(12a)から突設されて連結孔(3b)に嵌合される縮径の
軸部(12b)とからなり、縦断面凸状に形成されている。
【0014】(13)は、カバープレート(2)と別体として
合成樹脂材料により形成され、かつインサイドレバー
(3)の連結部(3a)を隠蔽するようにようにして、カバ
ープレート(2)の取付部(2c)に取り付けられるカバー
部材で、カバープレート(2)の取付部(2c)に取り付け
た状態において、インサイドレバー(3)の連結部(3a)
の両側面に配置される側壁部(13a)(13a)と、連結部(3
a)の上方を跨いで両側面(13a)(13a)を繋ぎ、インサイド
レバー(3)の連結部(3a)の上方を塞ぐ架橋部(13b)と、
ケーブル(11)のアウターチューブ(11b)を固定する固定
部(13c)とから形成されている。
合成樹脂材料により形成され、かつインサイドレバー
(3)の連結部(3a)を隠蔽するようにようにして、カバ
ープレート(2)の取付部(2c)に取り付けられるカバー
部材で、カバープレート(2)の取付部(2c)に取り付け
た状態において、インサイドレバー(3)の連結部(3a)
の両側面に配置される側壁部(13a)(13a)と、連結部(3
a)の上方を跨いで両側面(13a)(13a)を繋ぎ、インサイド
レバー(3)の連結部(3a)の上方を塞ぐ架橋部(13b)と、
ケーブル(11)のアウターチューブ(11b)を固定する固定
部(13c)とから形成されている。
【0015】カバー部材(13)の側壁部(13a)(13a)は、エ
ンド部材(12)の軸部(12b)を連結孔(3b)に係合させた状
態において、インサイドレバー(3)の連結部(3a)の非
作動位置と作動位置間の移動範囲に亘って延設され、一
方の側壁部(13a)は、エンド部材(12)の鍔部(12a)に接近
して配置されている。エンド部材(12)の軸部(12b)が連
結孔(3b)内において図2に示す矢示方向に移動した際
には、鍔部(12a)が一方の側壁部(13a)に当接することに
より、エンド部材(12)の移動が阻止され、連結孔(3b)
からの軸部(12b)の離脱を確実に防止することができ
る。なお、両側壁部(13a)(13a)間の間隔は、エンド部材
(12)の厚さより若干大きめに形成されて、インサイドレ
バー(3)の移動に対して支障を来すことがない幅を有し
ている。
ンド部材(12)の軸部(12b)を連結孔(3b)に係合させた状
態において、インサイドレバー(3)の連結部(3a)の非
作動位置と作動位置間の移動範囲に亘って延設され、一
方の側壁部(13a)は、エンド部材(12)の鍔部(12a)に接近
して配置されている。エンド部材(12)の軸部(12b)が連
結孔(3b)内において図2に示す矢示方向に移動した際
には、鍔部(12a)が一方の側壁部(13a)に当接することに
より、エンド部材(12)の移動が阻止され、連結孔(3b)
からの軸部(12b)の離脱を確実に防止することができ
る。なお、両側壁部(13a)(13a)間の間隔は、エンド部材
(12)の厚さより若干大きめに形成されて、インサイドレ
バー(3)の移動に対して支障を来すことがない幅を有し
ている。
【0016】チャイルドレバー(5)は、一端に固設さ
れ、かつ外部に突出して操作部をなすピン(5a)がカバ
ープレート(2)に一体的に形成された弾性変形可能な山
形状のチェック部(2d)に当接することにより、チャイ
ルド施錠位置とチャイルド解錠位置とに移動することが
できるとともに、他端がサブレバー(14)に摺動自在に連
結されている。
れ、かつ外部に突出して操作部をなすピン(5a)がカバ
ープレート(2)に一体的に形成された弾性変形可能な山
形状のチェック部(2d)に当接することにより、チャイ
ルド施錠位置とチャイルド解錠位置とに移動することが
できるとともに、他端がサブレバー(14)に摺動自在に連
結されている。
【0017】サブレバー(14)は、軸(3d)に対して摺動
可能であって、かつインサイドレバー(3)と一体的に回
動可能に支持され、チャイルドレバー(5)がチャイルド
解錠位置にあるときは、先端部(14a)がカバープレート
(2)の平面部(2a)に枢着されたアウトサイドレバー(1
5)に係合可能な位置にあり、またチャイルドレバー(5)
がチャイルド施錠位置にあるときは、先端部(14a)がオ
ープンレバー(15)に対して当接不能な位置に没入移動す
る。
可能であって、かつインサイドレバー(3)と一体的に回
動可能に支持され、チャイルドレバー(5)がチャイルド
解錠位置にあるときは、先端部(14a)がカバープレート
(2)の平面部(2a)に枢着されたアウトサイドレバー(1
5)に係合可能な位置にあり、またチャイルドレバー(5)
がチャイルド施錠位置にあるときは、先端部(14a)がオ
ープンレバー(15)に対して当接不能な位置に没入移動す
る。
【0018】図1に示すように、チャイルドレバー(5)
がチャイルド解錠位置にあるときは、インサイドハンド
ルが解除操作されることにより、インサイドレバー(3)
がケーブル(11)を介して非作動位置から作動位置に移動
することにより、サブレバー(14)の先端部(14a)がオー
プンレバー(15)に係合して、ロッキングプレートとラッ
チとの係合を解除してドアを開けることができる。ま
た、チャイルドレバー(5)がチャイルド施錠位置にある
ときは、インサイドレバー(3)の作動位置への移動を無
効にして、ドアを車内から開けることができない。
がチャイルド解錠位置にあるときは、インサイドハンド
ルが解除操作されることにより、インサイドレバー(3)
がケーブル(11)を介して非作動位置から作動位置に移動
することにより、サブレバー(14)の先端部(14a)がオー
プンレバー(15)に係合して、ロッキングプレートとラッ
チとの係合を解除してドアを開けることができる。ま
た、チャイルドレバー(5)がチャイルド施錠位置にある
ときは、インサイドレバー(3)の作動位置への移動を無
効にして、ドアを車内から開けることができない。
【0019】次に、インサイドレバー(3)の連結部(3
a)にケーブル(11)のケーブルエンド(12)を連結する作業
順序について説明する。ドアロック装置が組み立てられ
る組立ライン行程とは別の前行程で、カバー部材(13)の
固定部(13c)にケーブル(11)のアウターチューブ(11b)を
固定して、カバー部材(13)とケーブル(11)とを仮組み状
態にしておく。
a)にケーブル(11)のケーブルエンド(12)を連結する作業
順序について説明する。ドアロック装置が組み立てられ
る組立ライン行程とは別の前行程で、カバー部材(13)の
固定部(13c)にケーブル(11)のアウターチューブ(11b)を
固定して、カバー部材(13)とケーブル(11)とを仮組み状
態にしておく。
【0020】カバー部材(13)がカバープレート(2)の取
付部(2c)に取り付けられていない状態で、カバープレ
ート(2)に枢着されたインサイドレバー(3)の連結部
(3a)の連結孔(3b)に、インナーケーブル(11a)に固着
されたエンド部材(12)の軸部(12b)を側方から嵌合した
後、カバー部材(13)をカバープレート(2)の取付部(2
c)に嵌合させて、ネジ(16)によりカバープレート(2)に
固定することにより、エンド部材(12)の鍔部(12a)は、
カバー部材(13)の一方の側壁部(13a)に近接して、エン
ド部材(12)の軸方向の移動が阻止され、軸部(12b)が連
結孔(3b)から離脱することがないように簡単にかつ確
実に連結される。
付部(2c)に取り付けられていない状態で、カバープレ
ート(2)に枢着されたインサイドレバー(3)の連結部
(3a)の連結孔(3b)に、インナーケーブル(11a)に固着
されたエンド部材(12)の軸部(12b)を側方から嵌合した
後、カバー部材(13)をカバープレート(2)の取付部(2
c)に嵌合させて、ネジ(16)によりカバープレート(2)に
固定することにより、エンド部材(12)の鍔部(12a)は、
カバー部材(13)の一方の側壁部(13a)に近接して、エン
ド部材(12)の軸方向の移動が阻止され、軸部(12b)が連
結孔(3b)から離脱することがないように簡単にかつ確
実に連結される。
【0021】
【考案の効果】以上のように、本考案は、エンド部材の
軸部が連結部に嵌合された状態において、エンド部材の
鍔部に近接し、かつレバーの連結部の移動範囲に亘って
延設された側壁部を有するカバー部材をカバープレート
に取り付けたことにより、エンド部材を簡単にレバーに
連結することができ、かつエンド部材の外れを確実に防
止することができる。
軸部が連結部に嵌合された状態において、エンド部材の
鍔部に近接し、かつレバーの連結部の移動範囲に亘って
延設された側壁部を有するカバー部材をカバープレート
に取り付けたことにより、エンド部材を簡単にレバーに
連結することができ、かつエンド部材の外れを確実に防
止することができる。
【図1】本考案を適用したドアロック装置のカバープレ
ートの一例を示す正面図である。
ートの一例を示す正面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】ドアロック装置の側面図である。
【図4】ドアロック装置の正面図である。
(1)ロック本体 (2)カバープレー
ト (2c)取付部 (3)インサイドレ
バー (4)ロックレバー (5)チャイルドレ
バー (6)アクチュエータ (7)出力レバー (8)ケーブル (11)ケーブル (12)エンド部材 (12a)鍔部 (12b)軸部 (13)カバー部材 (13a)側壁部
ト (2c)取付部 (3)インサイドレ
バー (4)ロックレバー (5)チャイルドレ
バー (6)アクチュエータ (7)出力レバー (8)ケーブル (11)ケーブル (12)エンド部材 (12a)鍔部 (12b)軸部 (13)カバー部材 (13a)側壁部
Claims (1)
- 【請求項1】 ロック本体に固定されたカバープレート
に枢着されるレバーの連結部と、ケーブルのエンド部材
とを連結するドアロックのケーブル連結構造において、
ケーブルのエンド部材を、鍔部と、連結部に穿設された
連結孔に嵌合される軸部とから形成するとともに、エン
ド部材の軸部が連結孔に嵌合された状態において、少な
くとも、エンド部材の鍔部に近接し、かつエンド部材の
移動範囲に亘って延設された側壁面を有するカバー部材
をカバープレートに取り付けたことを特徴とするドアロ
ックのケーブル連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1823692U JP2529567Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ドアロックのケーブル連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1823692U JP2529567Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ドアロックのケーブル連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571379U JPH0571379U (ja) | 1993-09-28 |
JP2529567Y2 true JP2529567Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=11966046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1823692U Expired - Lifetime JP2529567Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ドアロックのケーブル連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529567Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4641122B2 (ja) * | 2001-07-31 | 2011-03-02 | アイシン精機株式会社 | 自動車用ドアロック組立体 |
JP4701777B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-06-15 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
JP5509377B1 (ja) * | 2013-08-09 | 2014-06-04 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
JP6298310B2 (ja) * | 2014-02-10 | 2018-03-20 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
JP6543837B2 (ja) * | 2014-09-08 | 2019-07-17 | 三井金属アクト株式会社 | 車両用ドアラッチ装置 |
JP6476471B2 (ja) * | 2015-07-01 | 2019-03-06 | 三井金属アクト株式会社 | ドアロック装置 |
US11959312B2 (en) | 2018-05-08 | 2024-04-16 | Magna Closures Inc. | Vehicular latch bushing with cable interface |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1823692U patent/JP2529567Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0571379U (ja) | 1993-09-28 |
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