JP2528512B2 - 商品販売デ―タ処理装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、登録部と金銭処理部とを分離した、いわゆ
る二人制システムの商品販売データ処理装置に関する。

［従来の技術］ この種の商品販売データ処理装置としては、商品販売
データを入力処理する登録部とこの登録部から１顧客分
の商品販売データ及びその合計金額を呼出して顧客と金
銭の授受を行なう金銭処理部を１台ずつ設けてシステム
を構成するもの、また登録部と金銭処理部を１対１に対
応させて複数台ずつ設け、それらをストアコントローラ
で集中管理するシステムのものなどがある。

このような商品販売データ処理装置は、例えば登録部
で入力処理された商品販売データをアイテムバッファメ
モリに順次格納するとともに１顧客に対する登録の締め
が行なわれると最後に格納された商品販売データに区切
りのフラグをセットするとともにトータルバッファメモ
リにその顧客の合計金額を格納し、かつアイテムバッフ
ァメモリには次の顧客の商品販売データが続けて格納で
きるようになっている。すなわちアイテムバッファメモ
リには複数顧客分の商品販売データが格納でき、トータ
ルバッファメモリには複数顧客分の合計金額が格納でき
るようになっている。一方、金銭処理部においては呼出
しキーの操作によってアイテムバッファメモリ及びトー
タルバッファメモリから各顧客の商品販売データと合計
金額を呼出し、プリンタでレシートに印字するとともに
合計金額を表示器に表示し、かつ商品販売データを合計
器に例えば部門別、取引別、責任者別等に分けて累計す
るようにしていた。

そして登録部側においてある顧客の商品販売データを
入力処理している最中にその顧客からの申し出等によっ
てすでに入力処理した商品販売データをすべて取消す場
合には取引中止キーを操作することによってアイテムバ
ッファメモリに格納したその客の商品販売データをすべ
てクリアするようになっていた。すなわちアイテムバッ
ファメモリに格納されている商品販売データはまだ合計
器に累計されていないのでクリアのみによって一括取消
が可能であった。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、登録部と金銭処理部とを分離した二人制シス
テムでは、取引中止キーを操作するのは登録部側の操作
者であり、このため取引中止キーによってアイテムバッ
ファメモリをクリアして一括取消を行なったのでは、一
括取消した情報を金銭処理部側に送信できなくなり、従
って、金銭処理部側の操作者は登録部側で一括取消があ
ったことを把握することができず、このため金銭処理部
側では一括取消を管理することが全くできない問題があ
った。すなわち、金銭処理部側では登録部側で行なわれ
た一括取消を何等証拠として残すことができず、例えば
一括取消が何回行なわれたか、その金額はどの位かなど
の管理が全くできなかった。

そこで本発明は、登録部で一括取消した情報を金銭処
理部に送信でき、これにより、金銭処理部で一括取消が
行なわれた回数と金額を知ることができ、一括取消しの
管理が確実にできる商品販売データ処理装置を提供しよ
うとするものである。

［課題を解決するための手段］ 請求項（１）記載の発明は、商品販売データを入力処
理してアイテムバッファメモリに格納するとともに登録
締めキー操作により１顧客分の合計金額をトータルバッ
ファメモリに格納する登録部と、呼出しキー操作により
登録部でアイテムメモリに格納された１顧客分の商品販
売データ及びトータルバッファメモリに格納されたその
合計金額を呼出してプリンタによりレシートに印字して
レシート発行するとともに表示器に合計金額の表示を行
ない、かつ合計器に呼出した商品販売データを累計する
金銭処理部を離間して設けた商品販売データ処理装置に
おいて、トータルバッファメモリの合計金額格納部に対
応して取引中止フラグメモリを設け、登録部は、アイテ
ムバッファメモリに格納した１顧客分の商品販売データ
を一括して取引中止にするための取引中止キーと、この
取引中止キーのキー入力によってトータルバッファメモ
リに１顧客分の合計金額を格納する合計金額格納手段
と、この合計金額格納手段により合計金額を格納したト
ータルバッファメモリの合計金額格納部に対応した取引
中止フラグメモリにフラグをセットするフラグセット手
段を設け、金銭処理部は、呼出しキー操作があると取引
中止フラグメモリのフラグセット状態をチェックするフ
ラグチェック手段と、このフラグチェック手段によって
取引中止フラグメモリのフラグセットが判断されると、
合計器に呼出した商品販売データを累計することなくプ
リンタに少なくとも呼出した合計金額と取引中止を示す
文字、記号又はマークを印字させて取引中止レシートを
発行させる制御手段を設けたものである。

請求項（２）記載の発明は、さらに取引中止の合計金
額及び回数を累計する取引中止合計器を設け、金銭処理
部に、呼出しキー操作があると取引中止フラグメモリの
フラグセット状態をチェックするフラグチェック手段
と、このフラグチェック手段によって取引中止フラグメ
モリのフラグセットが判断されると呼出した合計金額及
び回数を取引中止合計器に累計させる制御手段と、取引
中止合計器に累計された合計金額及び回数を出力する出
力手段を設けたものである。

［作 用］ 請求項（１）記載の発明においては、登録部において
ある顧客について商品販売データを入力しているときに
一括取消の申し出があると取引中止キーを操作する。こ
れによりアイテムバッファメモリに格納されたその顧客
の商品販売データの合計金額をトータルバッファメモリ
に格納する。同時に取引中止フラグメモリにフラグをセ
ットする。

その後金銭処理部において呼出しキー操作を行なって
登録部から商品販売データ及び合計金額を呼出すとき取
引中止フラグメモリにフラグがセットされているとプリ
ンタによって少なくとも合計金額と取引中止を示す文
字、記号又はマークをレシートに印字して取引中止レシ
ートを発行する。このようにして一括取消が行なわれる
毎に合計金額が印字された取引中止レシートが発行され
ることになる。

請求項（２）記載の発明においては、金銭処理部にお
いて呼出しキー操作を行なって登録部から商品販売デー
タ及び合計金額を呼出すとき取引中止フラグメモリにフ
ラグがセットされているとそのときの合計金額を取引中
止合計器に累計するとともに回数も累計する。そして取
引中止合計器に累計された合計金額と回数を例えば印字
や表示等の出力手段によって出力する。こうして一括取
消した総金額と回数がまとめて出力されることになる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第２図において１は顧客２が購入した商品を収納した
買物籠を載せるサッカー台である。このサッカー台１は
３台設けられ、その各サッカー台１の片側には第４図に
示すようにキーボード３とキャッシャ用の表示部４から
なる登録部５と、金銭処理部６が離間して設置されてい
る。なお、前記表示部４の裏面側には客用の表示部が設
けられている。また前記キーボード３には置数キー3a、
部門キー3b、登録の仮締めを行なう預／現計キー3c、一
括取消に使用される取引中止キー3d等が設けられてい
る。

そして前記各サッカー台１のもう片側を顧客２が移動
するようになっている。前記登録部５と金銭処理部６と
はケーブルによって接続されている。そして前記登録部
５と金銭処理部６とにはそれぞれキャッシャー7,8が配
置されている。

前記各金銭処理部６は伝送ケーブル９を介してストア
コントローラ10に閉ループ式に接続され、このストアコ
ントローラ10によって集中管理されるようになってい
る。

前記ストアコントローラ10にはキーボード11、フロッ
ピーディスク装置12、表示器13、プリンタ14が接続され
ている。

前記金銭処理部６は、第３図に示すように前面にキー
ボード15、フロント表示器16、レシート発行口17を設け
るとともに、上部にリモート表示器18を取付けた本体19
と、この本体19の下部に取付けられたドロワ20とで構成
されている。

前記キーボード15には置数キー15a、部門キー15b、呼
出しキー15c、登録の締めキーである預／現計キー15d等
が設けられている。

第１図は回路構成を示すブロック図で、21はマイクロ
プロセッサによって構成された制御部で、この制御部21
はシステムバス22を介して前記キーボード３を接続した
登録用キーボードインターフェース23、前記キーボード
15を接続した金銭用キーボードインターフェース24、前
記表示部４及び裏面側の客用表示部25を表示制御する登
録用表示制御部26、前記表示部16,18を表示制御する金
銭用表示制御部27、プリンタ28を制御する印字制御部2
9、前記伝送ケーブル９を介して前記ストアコントロー
ラ10とデータの送受信制御を行なう伝送インターフェー
ス30とそれぞれ接続されている。

また31は前記登録部５のキーボード３からのキー入力
を一時格納する登録キーバッファメモリ、32は顧客の商
品販売データを順次完納するアイテムバッファメモリ、
33は顧客の合計金額を一時格納とすトータルバッファメ
モリ、34はキーボード15から入力される金額データを一
時格納する金銭キーバッファメモリ、35は印字すべき商
品販売データを一時格納する印字バッファメモリで、こ
れらはRAM内に設けられ前記制御部21によって制御され
るようになっている。

前記制御部21にはまた商品販売データを部門別に分け
て累計する部門別合計器36、商品販売データを取引別に
分けて累計する取引合計器37、商品販売データを責任者
別に分けて累計する責任者別合計器38及び取引中止の合
計金額を累計する取引中止合計器39がそれぞれ接続され
ている。この各合計器もRAM内に設けられている。

この回路においてキーボード３、登録用キーボードイ
ンターフェース23、表示部4,25、登録用表示制御部26、
登録キーバッファメモリ31、アイテムバッファメモリ32
及びトータルバッファメモリ33は前記登録部４の回路を
構成し、その他は前記金銭処理部６の回路を構成してい
る。なお、この場合トータルバッファメモリ33は金銭処
理部側であってもよい。

前記アイテムバッファメモリ32は第５図に示すよう
に、例えば部門コード、金額からなる商品販売データを
順次格納する多数の販売データ格納エリア32aとこの各
販売データ格納エリア32aに対応して設けられた顧客区
分用フラグメモリ32bとで構成されている。

また前記トータルバッファメモリ33は第６図に示すよ
うに、例えば４つの合計金額格納エリア33aで構成さ
れ、かつこの各合計金額格納エリア33aに対応して取引
中止フラグメモリ33bがそれぞれ設けられている。

前記制御部21は予め設定されたプログラムに基いて第
７図に示す登録側処理と第８図に示す金銭処理側処理を
それぞれ行なうようになっている。

すなわち第７図に示す登録側の処理は、取引中止キー
3dのキー入力があるとこの取引中止する顧客の商品販売
データがアイテムバッファメモリ32に格納されているか
否かをチェックする。もし無ければこのキー操作をエラ
ーにする。

また商品販売データが格納されていればその顧客の合
計金額を算出してトータルバッファメモリ33の合計金額
格納エリア33aの１つに格納する（合計金額格納手段）
とともに対応する取引中止フラグメモリ33bにフラグを
セットする。

（フラグセット手段） そして登録用表示制御部26を制御し、表示部4,25に例
えば「トリヒキチュウシ」なる文字を表示させる。

なお、キーボード３において置数キー3aで商品の金額
が置数され、かつ部門キー3bが操作されたときには部門
コードと金額を商品販売データとして登録キーバッファ
メモリ31に一時格納した後アイテムバッファメモリ32の
販売データ格納エリア32aに順次格納するようにしてい
る。そしてキーボード３において預／現計キー3cのキー
入力があると最後に商品販売データを格納した販売デー
タ格納エリア32aと対応する顧客区分用フラグメモリ32b
にフラグをセットして他の顧客の商品販売データとの区
分を行なうとともにその顧客の合計金額を算出してトー
タルバッファメモリ33の合計金額格納エリア33aの１つ
に格納するようにしている。

また第８図に示す金銭処理側の処理は、呼出しキー15
cのキー入力があるとトータルバッファメモリ33におけ
るこれから呼出しを行なう顧客の合計金額格納エリア33
aに対応する取引中止フラグメモリ33bにフラグがセット
されているか否かをチェックする。（フラグチェック手
段） そしてフラグがセットされていればアイテムバッファ
メモリ32に格納されている顧客に対応する商品販売デー
タを印字バッファメモリ35に呼出し、印字制御部29でプ
リンタ28を駆動してレシートに印字させる。続いてトー
タルバッファメモリ33から顧客に対応する合計金額を印
字バッファメモリ35に呼出し、印字制御部29でプリンタ
28を駆動してレシートに印字させる。さらに予め設定さ
れた例えば「取引中止」の文字を印字バッファメモリ35
にセットし、印字制御部29でプリンタ28を駆動してレシ
ートに印字させる。そして最後にレシートカットして第
９図に示すような取引中止レシートの発行を行なう。
（制御手段） 続いてトータルバッファメモリ33から呼出した合計金
額を取引中止合計器39に累計する。このとき取引中止合
計器39の回数累計エリアを＋１する。（制御手段） さらに金銭用表示制御部27を制御し、表示部16,18に
例えば「トリヒキチュウシ」なる文字を表示させる。

そして最後にアイテムバッファメモリ32、トータルバ
ッファメモリ33内の呼出しを行なったデータをクリアす
るとともに対応する取引中止フラグメモリをリセットす
る。

なお、取引中止フラグメモリ33bにフラグがセットさ
れていない場合は通常の金銭授受処理を行なう。すなわ
ちアイテムバッファメモリ32に格納されている顧客に対
応する商品販売データを印字バッファメモリ35に呼出
し、印字制御部29でプリンタ28を駆動してレシートに印
字させる。続いてトータルバッファメモリ33から顧客に
対応する合計金額を印字バッファメモリ35に呼出し、印
字制御部29でプリンタ28を駆動してレシートに印字さ
せ、最後にレシートカットして通常のレシートの発行を
行なう。

そしてこのときには商品販売データを部門別合計器36
及び責任者別合計器38にそれぞれ部門別、責任者別に分
けて累計するとともに合計金額を取引別合計器37に取引
別に分けて累計する。すなわち通常の登録処理を行な
う。

また前記金銭処理部６においてキーボード15からのキ
ー入力によって特定の責任者レシートの発行を指示した
ときには前記責任者別合計器38に累積されている対応す
る責任者の累計データが呼出されてプリンタ28によりレ
シートに印字され第10図に示すような責任者レシートの
発行を行なうようになっている。

さらに前記金銭処理部６においてキーボード15からの
キー入力によって取引別レポートの発行を指示したとき
には前記取引別合計器37に累計されているデータ及び取
引中止合計器39に累計されているデータが呼出されてプ
リンタ28によりレシートに印字され第11図に示すような
取引別レポートの発行を行なうようになっている。

このような構成の本実施例においては、登録部５にお
いてある顧客の購入商品について入力操作を行なってい
る最中に顧客から商品購入をキャンセルしたい旨の申出
があると、キャッシャー７は取引中止キー3dを操作す
る。しかしてアイテムバッファメモリ32に格納されたそ
の顧客の商品販売データの合計金額が算出されてトータ
ルバッファメモリ33の合計金額格納エリア33aの１つに
格納されるとともにその格納エリアに対応する取引中止
フラグメモリ33bにフラグがセットされる。

一方、金銭処理部６では呼出しキー15cの操作によっ
てアイテムバッファメモリ32から顧客一人分の商品販売
データを呼出すとともにトータルバッファメモリ33から
その顧客の合計金額を呼出す。この呼出し操作において
合計金額が呼出された合計金額格納エリア33aに対応す
る取引中止フラグメモリ33bにフラグがセットされてい
れば一括取消されたデータであると判断し、アイテムバ
ッファメモリ32から呼出された商品販売データをプリン
タ28によってレシートに順次印字するとともにトータル
バッファメモリ33から呼出された合計金額をプリンタ28
によってレシートに印字し、最後に「登録中止」の文字
をプリンタ28によってレシートに印字して取引中止レシ
ートを発行する。

こうして一括取消が行なわれたときにはそのときの商
品販売データと合計金額を印字した取引中止レシートが
発行されるので、取引中止レシートの発行枚数によって
取引中止の回数が分り、また各取引中止レシートの合計
金額によって総合計金額が分る。こうして取引中止レシ
ートによって一括取消が何回行なわれ、その金額はどの
位かの管理が確実にできる。

また取引中止があったときにはトータルバッファメモ
リ33から呼出された合計金額が取引中止合計器39に累計
されるとともにその合計器内の回数エリアが＋１され
る。

こうして取引中止合計器39には取引中止の総合計金額
と回数が累計されることになる。そしてキーボード15に
おいて取引別レポートの発行指示を行なうことによって
プリンタ28によって取引別レポートの発行が行なわれ、
そのレポートには第11図のに示すように取引中止回数
と総合計金額が印字出力されることになる。

従ってこの取引別レポートによっても一括取消が何回
行なわれ、その金額はどの位かの管理が確実にできる。

なお、前記実施例では取引中止合計器39の累計データ
をレシートに印字させるようにしたが必ずしもこれに限
定されるものではなく、表示器16,18に表示出力させる
ようにしてもよい。

また前記実施例では取引中止レシートに商品販売デー
タも印字させるようにしたがこれは省略してもよい。す
なわち合計金額が印字されていればよいものである。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、２人制システム
において登録部で一括取消した情報を金銭処理部に送信
でき、これにより、金銭処理部で一括取消が行なわれた
回数と金額を知ることができ、一括取消しの管理が確実
にできる商品販売データ処理装置を提供できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すもので、第１図は回路構成を
示すブロック図、第２図は全体の構成を示す概略構成
図、第３図は金銭処理部の斜視図、第４図は登録部の斜
視図、第５図はアイテムバッファメモリの構成を示す
図、第６図はトータルバッファメモリの構成を示す図、
第７図は制御部による登録側の処理を示す流れ図、第８
図は制御部による金銭処理側の処理を示す流れ図、第９
図は取引中止レシート例を示す図、第10図は責任者レシ
ート例を示す図、第11図は取引別レポート例を示す図で
ある。 ５……登録部、６……金銭処理部、３……登録部のキー
ボード、3d……取引中止キー、15……金銭処理部のキー
ボード、15c……呼出しキー、21……制御部、28……プ
リンタ、32……アイテムバッファメモリ、33……トータ
ルバッファメモリ、33b……取引中止フラグメモリ、36
……部門別合計器、37……取引別合計器、39……取引中
止合計器。

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】商品販売データを入力処理してアイテムバ
   ッファメモリに格納するとともに登録締めキー操作によ
   り１顧客分の合計金額をトータルバッファメモリに格納
   する登録部と、呼出しキー操作により前記登録部で前記
   アイテムメモリに格納された１顧客分の商品販売データ
   及び前記トータルバッファメモリに格納されたその合計
   金額を呼出してプリンタによりレシートに印字してレシ
   ート発行するとともに表示器に合計金額の表示を行な
   い、かつ合計器に呼出した商品販売データを累計する金
   銭処理部を離間して設けた商品販売データ処理装置にお
   いて、 前記トータルバッファメモリの合計金額格納部に対応し
   て取引中止フラグメモリを設け、 前記登録部は、前記アイテムバッファメモリに格納した
   １顧客分の商品販売データを一括して取引中止にするた
   めの取引中止キーと、この取引中止キーのキー入力によ
   って前記トータルバッファメモリに１顧客分の合計金額
   を格納する合計金額格納手段と、この合計金額格納手段
   により合計金額を格納した前記トータルバッファメモリ
   の合計金額格納部に対応した取引中止フラグメモリにフ
   ラグをセットするフラグセット手段を設け、 前記金銭処理部は、前記呼出しキー操作があると前記取
   引中止フラグメモリのフラグセット状態をチェックする
   フラグチェック手段と、このフラグチェック手段によっ
   て前記取引中止フラグメモリのフラグセットが判断され
   ると前記合計器に呼出した商品販売データを累計するこ
   となく前記プリンタに少なくとも呼出した合計金額と取
   引中止を示す文字、記号又はマークを印字させて取引中
   止レシートを発行させる制御手段を設けたことを特徴と
   する商品販売データ処理装置。
2. 【請求項２】商品販売データを入力処理してアイテムバ
   ッファメモリに格納するとともに登録締めキー操作によ
   り１顧客分の合計金額をトータルバッファメモリに格納
   する登録部と、呼出しキー操作により前記登録部で前記
   アイテムメモリに格納された１顧客分の商品販売データ
   及び前記トータルバッファメモリに格納されたその合計
   金額を呼出してプリンタによりレシートに印字してレシ
   ート発行するとともに表示器に合計金額の表示を行な
   い、かつ合計器に呼出した商品販売データを累計する金
   銭処理部を離間して設けた商品販売データ処理装置にお
   いて、 前記トータルバッファメモリの合計金額格納部に対応し
   て取引中止フラグメモリを設けるとともに取引中止の合
   計金額及び回数を累計する取引中止合計器を設け、 前記登録部は、前記アイテムバッファメモリに格納した
   １顧客分の商品販売データを一括して取引中止にするた
   めの取引中止キーと、この取引中止キーのキー入力によ
   って前記トータルバッファメモリに１顧客分の合計金額
   を格納する合計金額格納手段と、この合計金額格納手段
   により合計金額を格納した前記トータルバッファメモリ
   の合計金額格納部に対応した取引中止フラグメモリにフ
   ラグをセットするフラグセット手段を設け、 前記金銭処理部は、前記呼出しキー操作があると前記取
   引中止フラグメモリのフラグセット状態をチェックする
   フラグチェック手段と、このフラグチェック手段によっ
   て前記取引中止フラグメモリのフラグセットが判断され
   ると前記合計器に呼出した商品販売データを累計するこ
   となく呼出した合計金額及び回数を前記取引中止合計器
   に累計させる制御手段と、前記取引中止合計器に累計さ
   れた合計金額及び回数を出力する出力手段を設けたこと
   を特徴とする商品販売データ処理装置。