JP2527580Y2 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents
自動車用ドアロック装置Info
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- JP2527580Y2 JP2527580Y2 JP40589290U JP40589290U JP2527580Y2 JP 2527580 Y2 JP2527580 Y2 JP 2527580Y2 JP 40589290 U JP40589290 U JP 40589290U JP 40589290 U JP40589290 U JP 40589290U JP 2527580 Y2 JP2527580 Y2 JP 2527580Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車用ドアロック
装置に関し、特に強度アップを図るようにしたロック装
置に関する。
装置に関し、特に強度アップを図るようにしたロック装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車においては、走行中の安全確保及
び盗難防止を図るべく、ドアにロック装置を設けてドア
をロック可能とすることが行われている。
び盗難防止を図るべく、ドアにロック装置を設けてドア
をロック可能とすることが行われている。
【0003】通常、この種のロック装置では、ドアの閉
時にストライカによって装置本体側のフォークを揺動さ
せ、フォークにストライカを係合させてドアをロック
し、又同時にクローレバーを揺動噛み合わせてフォーク
を係止する一方、アンロック操作によってクローレバー
を揺動させてフォークを復帰させ、ストライカの係合を
解除する方式が一般的である。
時にストライカによって装置本体側のフォークを揺動さ
せ、フォークにストライカを係合させてドアをロック
し、又同時にクローレバーを揺動噛み合わせてフォーク
を係止する一方、アンロック操作によってクローレバー
を揺動させてフォークを復帰させ、ストライカの係合を
解除する方式が一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、従来のドア
ロック装置では、フォーク及びクローレバーを軸支する
ベースとカバーとの間にさらに他の構成部品を配設する
スペースを設けるようにしていたので、何らかの理由で
ロック状態のドアに開方向に大きな衝撃が作用してスト
ライカが強く引っ張られるとフォーク軸及びクローレバ
ー軸も相互に内方に強く引っ張られ、両軸が内方に倒れ
るとともに該軸を支持するカバーやベースが変形した
り、ベースに割れが発生したりするおそれがあった。
ロック装置では、フォーク及びクローレバーを軸支する
ベースとカバーとの間にさらに他の構成部品を配設する
スペースを設けるようにしていたので、何らかの理由で
ロック状態のドアに開方向に大きな衝撃が作用してスト
ライカが強く引っ張られるとフォーク軸及びクローレバ
ー軸も相互に内方に強く引っ張られ、両軸が内方に倒れ
るとともに該軸を支持するカバーやベースが変形した
り、ベースに割れが発生したりするおそれがあった。
【0005】また、その構造上、製造誤差や組立誤差等
によって、あるいは何らかの原因で大きな荷重が作用す
ることによって、フォークとクローレバーとの噛み合い
に板厚方向のズレが生じるおそれがあった。
によって、あるいは何らかの原因で大きな荷重が作用す
ることによって、フォークとクローレバーとの噛み合い
に板厚方向のズレが生じるおそれがあった。
【0006】この考案は、かかる問題点に鑑み、軸の倒
れを確実に防止でき、必要に応じてフォークとクローレ
バーとの板厚方向の噛み合いのズレを防止できる自動車
用ドアロック装置を提供することを課題とする。
れを確実に防止でき、必要に応じてフォークとクローレ
バーとの板厚方向の噛み合いのズレを防止できる自動車
用ドアロック装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案に係る自
動車用ドアロック装置では、ストライカによって装置本
体のフォークを揺動させ、フォークにストライカを係合
させてドアをロックするとともに、クローレバーを揺動
噛み合わせてフォークを係止する一方、アンロック操作
時にクローレバーの揺動によってフォークを復帰させて
ストライカの係合を解除するようにしてなるドアロック
装置において、ベースとカバーとの間にフォークとクロ
ーレバーとを軸支して装置本体を構成し、又ベースとカ
バー間には、上記フォークとクローレバーとの噛み合い
位置相当部分に押さえ部を有するセーフティプレート
が、上記フォーク及びクローレバーに直接に隣接するよ
うにして介設し、上記セーフティプレートには各々つば
部を有するフォーク軸及びクローレバー軸をそれぞれ挿
通支持するようにしている。
動車用ドアロック装置では、ストライカによって装置本
体のフォークを揺動させ、フォークにストライカを係合
させてドアをロックするとともに、クローレバーを揺動
噛み合わせてフォークを係止する一方、アンロック操作
時にクローレバーの揺動によってフォークを復帰させて
ストライカの係合を解除するようにしてなるドアロック
装置において、ベースとカバーとの間にフォークとクロ
ーレバーとを軸支して装置本体を構成し、又ベースとカ
バー間には、上記フォークとクローレバーとの噛み合い
位置相当部分に押さえ部を有するセーフティプレート
が、上記フォーク及びクローレバーに直接に隣接するよ
うにして介設し、上記セーフティプレートには各々つば
部を有するフォーク軸及びクローレバー軸をそれぞれ挿
通支持するようにしている。
【0008】ここで、通常、フォーク及びクローレバー
とカバーとの間には他の構成部品を収納するようにして
いることから、軸の倒れを確実に防止するために、上記
セーフティプレートはカバーとフォーク及びクローレバ
ーと間に設けられ、上記フォーク及びクローレバーと上
記セーフティプレートとは、各々上記フォーク軸及びク
ローレバー軸の各つば部と上記ベースとで挟持されてい
る。
とカバーとの間には他の構成部品を収納するようにして
いることから、軸の倒れを確実に防止するために、上記
セーフティプレートはカバーとフォーク及びクローレバ
ーと間に設けられ、上記フォーク及びクローレバーと上
記セーフティプレートとは、各々上記フォーク軸及びク
ローレバー軸の各つば部と上記ベースとで挟持されてい
る。
【0009】また、製造誤差や組立誤差、あるいは大荷
重等によるフォークとクローレバーとの噛み合いズレを
防止するためには、フォークとクローレバーとの噛み合
い位置に押さえ用プレートを設け、該押さえ用プレート
とベースとの間に噛み合いを挟持すればよく、この場
合、カバーに押さえ用プレートを一体的に形成し又は取
付けるようにしてもよいが、本考案においてはセーフテ
ィプレートを設けていることから、これを利用するのが
よい。
重等によるフォークとクローレバーとの噛み合いズレを
防止するためには、フォークとクローレバーとの噛み合
い位置に押さえ用プレートを設け、該押さえ用プレート
とベースとの間に噛み合いを挟持すればよく、この場
合、カバーに押さえ用プレートを一体的に形成し又は取
付けるようにしてもよいが、本考案においてはセーフテ
ィプレートを設けていることから、これを利用するのが
よい。
【0010】即ち、セーフティプレートのフォークとク
ローレバーとの噛み合い位置相当部分に押さえ部が形成
されており、フォークとクローレバーとの噛み合いは上
記押さえ部とベースとの間に挟持されている。
ローレバーとの噛み合い位置相当部分に押さえ部が形成
されており、フォークとクローレバーとの噛み合いは上
記押さえ部とベースとの間に挟持されている。
【0011】
【作用】本考案においては、フォーク及びクローレバー
を軸支するベース及びカバー間にセーフティプレートを
設けるようにしたことから、ロック状態のドアに開方向
に大きな衝撃が作用し、装置本体にストライカ引張り方
向の大きな荷重が加わった場合にも、カバー、セーフテ
ィプレート及びベースの三者にその荷重が分散される。
しかもフォーク軸及びクローレバー軸が強固に支持され
るとともに、上記フォーク及びクローレバーと上記セー
フティプレートとが、各々上記フォーク軸及びクローレ
バー軸の各つば部と上記ベースとで挟持されている結
果、カバー、セーフティプレート及びベースが変形し、
フォーク軸及びクローレバー軸が内方に倒れることはほ
とんどない。
を軸支するベース及びカバー間にセーフティプレートを
設けるようにしたことから、ロック状態のドアに開方向
に大きな衝撃が作用し、装置本体にストライカ引張り方
向の大きな荷重が加わった場合にも、カバー、セーフテ
ィプレート及びベースの三者にその荷重が分散される。
しかもフォーク軸及びクローレバー軸が強固に支持され
るとともに、上記フォーク及びクローレバーと上記セー
フティプレートとが、各々上記フォーク軸及びクローレ
バー軸の各つば部と上記ベースとで挟持されている結
果、カバー、セーフティプレート及びベースが変形し、
フォーク軸及びクローレバー軸が内方に倒れることはほ
とんどない。
【0012】また、セーフティプレートに上記押さえ部
が形成され、この押さえ部とベース間にフォークとクロ
ーレバーとの噛み合い部分が挟持されているので、噛み
合い部分が確実に案内されて板厚方向にずれることはほ
とんどない。
が形成され、この押さえ部とベース間にフォークとクロ
ーレバーとの噛み合い部分が挟持されているので、噛み
合い部分が確実に案内されて板厚方向にずれることはほ
とんどない。
【0013】
【実施例】以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図3は本考案の一実施例に
よる自動車用ドアロック装置を示す。図において、装置
本体1のベース2とカバー3との間にはフォーク4及び
クローレバー5が配設され、該フォーク4及びクローレ
バー5は軸40、50によって上記ベース2及びカバー
3に揺動自在に支持され、又フォーク軸40及びクロー
レバー軸50はベース2及びカバー3にカシメによって
固定されている。また、フォーク4及びクローレバー5
にはばね係止部43、52が曲成され、該ばね係止部4
3、52間には両者を引張付勢するばね部材8が設けら
れ、フォーク4及びクローレバー5はロック時にその噛
み合い部42、51で相互に噛み合い係止するように設
けられている。
詳細に説明する。図1ないし図3は本考案の一実施例に
よる自動車用ドアロック装置を示す。図において、装置
本体1のベース2とカバー3との間にはフォーク4及び
クローレバー5が配設され、該フォーク4及びクローレ
バー5は軸40、50によって上記ベース2及びカバー
3に揺動自在に支持され、又フォーク軸40及びクロー
レバー軸50はベース2及びカバー3にカシメによって
固定されている。また、フォーク4及びクローレバー5
にはばね係止部43、52が曲成され、該ばね係止部4
3、52間には両者を引張付勢するばね部材8が設けら
れ、フォーク4及びクローレバー5はロック時にその噛
み合い部42、51で相互に噛み合い係止するように設
けられている。
【0014】また、上記ベース2下縁にはストライカ7
を収容可能なガイド溝10が形成され、又フォーク4に
はストライカ7が係止される係止凹部41が形成され、
さらにベース2とカバー3との間には上記ガイド溝10
の縁部にてストライカ7の挿入を案内するガイドブロッ
ク90、及びストライカ7挿入時の衝撃吸収とストライ
カ7のガタツキによる異音防止とを図るラバー91が介
設されている。
を収容可能なガイド溝10が形成され、又フォーク4に
はストライカ7が係止される係止凹部41が形成され、
さらにベース2とカバー3との間には上記ガイド溝10
の縁部にてストライカ7の挿入を案内するガイドブロッ
ク90、及びストライカ7挿入時の衝撃吸収とストライ
カ7のガタツキによる異音防止とを図るラバー91が介
設されている。
【0015】さらに、上記カバー3とフォーク4及びク
ローレバー5との間にはセーフティプレート6が配設さ
れ、該セーフティプレート6には上記フォーク軸40及
びクローレバー軸50が挿通支持され、又上記セーフテ
ィプレート6には上記フォーク4とクローレバー5との
噛み合い位置相当部分には広幅の押さえ部60が形成さ
れ、該フォーク4とクローレバー5との噛み合い部分は
上記押さえ部60とベース2とによって挟持されてい
る。
ローレバー5との間にはセーフティプレート6が配設さ
れ、該セーフティプレート6には上記フォーク軸40及
びクローレバー軸50が挿通支持され、又上記セーフテ
ィプレート6には上記フォーク4とクローレバー5との
噛み合い位置相当部分には広幅の押さえ部60が形成さ
れ、該フォーク4とクローレバー5との噛み合い部分は
上記押さえ部60とベース2とによって挟持されてい
る。
【0016】なお、装置本体1内には他の構成部品も設
けられているが、本考案とは直接関係ないので、その説
明及び図示は省略する。
けられているが、本考案とは直接関係ないので、その説
明及び図示は省略する。
【0017】次に作用効果について説明する。ドアが開
いている時には、フォーク4はその係止凹部41を外側
(図1下側)に開口しており、又クローレバー5はばね
部材8によって引張られてその噛み合い部51の下方部
がフォーク4噛み合い部42の上方部に当接係止されて
いる。このような状態でドアが閉じられると、ストライ
カ7がその軸線70に沿って摺動してガイドブロック9
0によって案内されながらガイド溝10内に嵌まり込
み、フォーク4の係止凹部42内縁に当接してフォーク
4をその軸40回りに時計回り方向に揺動させ、それに
伴ってクローレバー5はその軸50回りに反時計回り方
向に揺動される。
いている時には、フォーク4はその係止凹部41を外側
(図1下側)に開口しており、又クローレバー5はばね
部材8によって引張られてその噛み合い部51の下方部
がフォーク4噛み合い部42の上方部に当接係止されて
いる。このような状態でドアが閉じられると、ストライ
カ7がその軸線70に沿って摺動してガイドブロック9
0によって案内されながらガイド溝10内に嵌まり込
み、フォーク4の係止凹部42内縁に当接してフォーク
4をその軸40回りに時計回り方向に揺動させ、それに
伴ってクローレバー5はその軸50回りに反時計回り方
向に揺動される。
【0018】ドアが完全に閉じられると、ストライカ7
がラバー91に弾接保持されるとともにフォーク4が図
1に示すように係止凹部41を横方向に向かせ、ストラ
イカ7は係止凹部41及びベース1のガイド溝10内に
係止され、同時にフォーク4とクローレバー5の噛み合
い部42、50が略合致してクローレバー5がばね部材
8の引張力によって引張られて時計回り方向に揺動して
両者の噛み合い部42、50が噛み合ってフォーク4は
クローレバー5によって係止され、これによってドアが
ロックされる。
がラバー91に弾接保持されるとともにフォーク4が図
1に示すように係止凹部41を横方向に向かせ、ストラ
イカ7は係止凹部41及びベース1のガイド溝10内に
係止され、同時にフォーク4とクローレバー5の噛み合
い部42、50が略合致してクローレバー5がばね部材
8の引張力によって引張られて時計回り方向に揺動して
両者の噛み合い部42、50が噛み合ってフォーク4は
クローレバー5によって係止され、これによってドアが
ロックされる。
【0019】他方、アンロック操作がなされると、クロ
ーレバー5が反時計回り方向に揺動され、クローレバー
5の噛み合い部50がフォーク4の噛み合い部42を蹴
り上げ、該噛み合い部42が外れてフォーク4の係止が
解除され、フォーク4はばね部材8のばね力によって元
の状態に揺動復帰してストライカ6を離脱可能とし、こ
れによってドアのロックが解除され、ドアを開くとスト
ライカ7が軸線70に沿って摺動しながらガイド溝10
から離れる。
ーレバー5が反時計回り方向に揺動され、クローレバー
5の噛み合い部50がフォーク4の噛み合い部42を蹴
り上げ、該噛み合い部42が外れてフォーク4の係止が
解除され、フォーク4はばね部材8のばね力によって元
の状態に揺動復帰してストライカ6を離脱可能とし、こ
れによってドアのロックが解除され、ドアを開くとスト
ライカ7が軸線70に沿って摺動しながらガイド溝10
から離れる。
【0020】また、上述のロック状態において、ドアに
開方向に大きな衝撃が作用してストライカ7に引張り方
向の大きな荷重が加わった場合、フォーク軸40及びク
ローレバー50にも内方への引張力が作用し、カバー3
及びベース2の変形や軸40、50の倒れが懸念され
る。
開方向に大きな衝撃が作用してストライカ7に引張り方
向の大きな荷重が加わった場合、フォーク軸40及びク
ローレバー50にも内方への引張力が作用し、カバー3
及びベース2の変形や軸40、50の倒れが懸念され
る。
【0021】これに対し、本装置では、ベース2及びカ
バー3間にセーフティプレート6を設けているので、ス
トライカ7に引張り方向の大きな荷重が加わってもカバ
ー3、セーフティプレート6及びベース2の三者にその
荷重が分散され、しかもフォーク軸40及びクローレバ
ー軸50が強固に支持されているので、カバー3、セー
フティプレート6及びベース2が変形し、あるいはフォ
ーク軸40及びクローレバー軸50が内方に倒れること
はほとんどなく、その結果装置の耐久性及び信頼性を向
上できる。
バー3間にセーフティプレート6を設けているので、ス
トライカ7に引張り方向の大きな荷重が加わってもカバ
ー3、セーフティプレート6及びベース2の三者にその
荷重が分散され、しかもフォーク軸40及びクローレバ
ー軸50が強固に支持されているので、カバー3、セー
フティプレート6及びベース2が変形し、あるいはフォ
ーク軸40及びクローレバー軸50が内方に倒れること
はほとんどなく、その結果装置の耐久性及び信頼性を向
上できる。
【0022】また、本装置では、セーフティプレート6
に押さえ部60を形成し、押さえ部60とベース2との
間にフォーク4とクローレバー5との噛み合い部42、
51を挟持するようにしているので、製造誤差や組立誤
差、あるいはなんからの原因による大荷重によって噛み
合い部42、51が板厚方向にずれることはほとんどな
く、装置の信頼性を向上できる。
に押さえ部60を形成し、押さえ部60とベース2との
間にフォーク4とクローレバー5との噛み合い部42、
51を挟持するようにしているので、製造誤差や組立誤
差、あるいはなんからの原因による大荷重によって噛み
合い部42、51が板厚方向にずれることはほとんどな
く、装置の信頼性を向上できる。
【0023】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る自動車用ド
アロック装置によれば、フォーク及びクローレバーを軸
支するベースとカバー間にセーフティプレートを介設
し、該セーフティプレートにフォーク軸及びクローレバ
ー軸を挿通支持するとともに、上記フォーク及びクロー
レバーと上記セーフティプレートとが、各々上記フォー
ク軸及びクローレバー軸の各つば部と上記ベースとで挟
持されているようにしたので、軸の倒れを防止して耐久
性及び信頼性を向上でき、又セーフティプレートに押さ
え部を形成し、押さえ部とベース間にフォークとクロー
レバーとの噛み合い部を挟持するようにしたので、信頼
性を一層向上できる効果がある。
アロック装置によれば、フォーク及びクローレバーを軸
支するベースとカバー間にセーフティプレートを介設
し、該セーフティプレートにフォーク軸及びクローレバ
ー軸を挿通支持するとともに、上記フォーク及びクロー
レバーと上記セーフティプレートとが、各々上記フォー
ク軸及びクローレバー軸の各つば部と上記ベースとで挟
持されているようにしたので、軸の倒れを防止して耐久
性及び信頼性を向上でき、又セーフティプレートに押さ
え部を形成し、押さえ部とベース間にフォークとクロー
レバーとの噛み合い部を挟持するようにしたので、信頼
性を一層向上できる効果がある。
【図1】 本考案の一実施例による自動車用ドアロック
装置を示す要部平面図である。
装置を示す要部平面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
1 装置本体 2 ベース 3 カバー 4 フォーク 40 軸 5 クローレバー 50 軸 6 セーフティプレート 60 押さえ部 7 ストライカ
Claims (1)
- 【請求項1】 ストライカ(7)によって装置本体(1)の
フォーク(4)を揺動させ、該フォーク(4)に上記ストラ
イカ(7)を係合させてドアをロックするとともに、クロ
ーレバー(5)を揺動噛み合わせて上記フォーク(4)を係
止する一方、アンロック操作時に上記クローレバー(5)
の揺動によって上記フォーク(4)を復帰させて上記スト
ライカ(7)の係合を解除するようにしてなるドアロック
装置において、 上記装置本体(1)がベース(2)とカバー(3)間に上記フ
ォーク(4)及びクローレバー(5)を軸支して構成される
とともに、上記ベース(2)とカバー(3)間には、上記フ
ォーク(4)とクローレバー(5)との噛み合い位置相当部
分に押さえ部(60)を有するセーフティプレート(6)
が、上記フォーク(4)及びクローレバー(5)に直接に隣
接するようにして介設され、上記セーフティプレート
(6)には各々つば部を有するフォーク軸(40)及びクロ
ーレバー軸(50)がそれぞれ挿通支持されており、上記
フォーク(4)及びクローレバー(5)と上記セーフティプ
レート(6)とは各々上記フォーク軸(40)及びクローレ
バー軸(50)の各つば部と上記ベース(2)とで挟持され
る一方、上記フォーク(4)とクローレバー(5)との噛み
合い部分が上記押さえ部(60)とベース(2)とによって
挟持されていることを特徴とする自動車用ドアロック装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40589290U JP2527580Y2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 自動車用ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40589290U JP2527580Y2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 自動車用ドアロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715973U JPH0715973U (ja) | 1995-03-17 |
JP2527580Y2 true JP2527580Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=18515498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40589290U Expired - Fee Related JP2527580Y2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 自動車用ドアロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527580Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112770U (ja) * | 1980-12-30 | 1982-07-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341571Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1991-08-30 |
-
1990
- 1990-12-29 JP JP40589290U patent/JP2527580Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715973U (ja) | 1995-03-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |