JP2508306B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents
空気調和装置の運転制御装置Info
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- JP2508306B2 JP2508306B2 JP1282362A JP28236289A JP2508306B2 JP 2508306 B2 JP2508306 B2 JP 2508306B2 JP 1282362 A JP1282362 A JP 1282362A JP 28236289 A JP28236289 A JP 28236289A JP 2508306 B2 JP2508306 B2 JP 2508306B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の利用側熱交換器を備え、各利用側熱
交換器を個別に高圧ガスラインと低圧ガスラインとに切
換接続するようにした空気調和装置の運転制御装置に係
り、特に信頼性の向上対策にする。
交換器を個別に高圧ガスラインと低圧ガスラインとに切
換接続するようにした空気調和装置の運転制御装置に係
り、特に信頼性の向上対策にする。
(従来の技術) 従来より、例えば特開昭61−110859号公報に開示され
る如く、室外ユニットに対して複数の室内ユニットを並
列に接続した空気調和装置において、高圧ガスライン、
低圧ガスライン及び液ラインを室外側から室内側に亘っ
て延設するとともに、熱源側熱交換器及び各利用側熱交
換器のガス管側をそれぞれ高圧ガスラインと低圧ガスラ
インとに選択的に連通するよう切換え可能にしておき、
空気調和装置の運転時、運転条件に応じて各熱交換器の
ガスラインとの接続を個別に高圧ガスラインと低圧ガス
ラインとに切換える接続切換機構を設けて、各室内の空
調要求に応じ冷房運転と暖房運転とを個別に切換えて行
うことにより、空調の快適性と運転効率の向上とを図ろ
うとするものは公知の技術である。
る如く、室外ユニットに対して複数の室内ユニットを並
列に接続した空気調和装置において、高圧ガスライン、
低圧ガスライン及び液ラインを室外側から室内側に亘っ
て延設するとともに、熱源側熱交換器及び各利用側熱交
換器のガス管側をそれぞれ高圧ガスラインと低圧ガスラ
インとに選択的に連通するよう切換え可能にしておき、
空気調和装置の運転時、運転条件に応じて各熱交換器の
ガスラインとの接続を個別に高圧ガスラインと低圧ガス
ラインとに切換える接続切換機構を設けて、各室内の空
調要求に応じ冷房運転と暖房運転とを個別に切換えて行
うことにより、空調の快適性と運転効率の向上とを図ろ
うとするものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、通常、空気調和装置においては、冷房運転
又は暖房運転中に一方の運転から他の運転に切換えるべ
き切換信号が出力されると、その切換信号に応じて接続
切換機構の接続状態を暖房サイクル側又は冷房サイクル
側に切換えるようになされており、このような制御を上
記の従来のものに適用すると、室内の空調要求の変化に
応じて各室内の接続状態を切換えることになる。
又は暖房運転中に一方の運転から他の運転に切換えるべ
き切換信号が出力されると、その切換信号に応じて接続
切換機構の接続状態を暖房サイクル側又は冷房サイクル
側に切換えるようになされており、このような制御を上
記の従来のものに適用すると、室内の空調要求の変化に
応じて各室内の接続状態を切換えることになる。
一方、通常、室温を所定の目標温度に制御しようとす
る場合、室温が目標温度をある程度越えるオーバーシュ
ートが若干生じるのはやむを得ず、冷房運転領域と暖房
運転領域との中間付近では、室温の小さな変化で冷房運
転から暖房運転やその逆に切換えられたりすることが多
い。しかも、上記従来のもののように、各利用側熱交換
器個別に冷暖房サイクルの切換を行うものでは、その利
用側熱交換器の台数だけ切換回数が増大し、全体とし
て、接続切換機構の切換が非常に頻繁に行われることに
なる。
る場合、室温が目標温度をある程度越えるオーバーシュ
ートが若干生じるのはやむを得ず、冷房運転領域と暖房
運転領域との中間付近では、室温の小さな変化で冷房運
転から暖房運転やその逆に切換えられたりすることが多
い。しかも、上記従来のもののように、各利用側熱交換
器個別に冷暖房サイクルの切換を行うものでは、その利
用側熱交換器の台数だけ切換回数が増大し、全体とし
て、接続切換機構の切換が非常に頻繁に行われることに
なる。
しかるに、各室内の冷凍サイクルを切換えるときに
は、室内の接続切換機構の切換を行うだけでなく、高低
差圧をなくすため等の目的で所定の均圧運転を行う等の
切換に伴なう特別な運転状態が必要であり、冷媒状態の
変化も大きいので、種々の故障を生じ易い。したがっ
て、上記従来のもののように、空調要求の変化に応じて
冷暖房サイクルを切換えるようにすると、頻繁なサイク
ルの切換により、装置全体の信頼性が損なわれる虞れが
ある。
は、室内の接続切換機構の切換を行うだけでなく、高低
差圧をなくすため等の目的で所定の均圧運転を行う等の
切換に伴なう特別な運転状態が必要であり、冷媒状態の
変化も大きいので、種々の故障を生じ易い。したがっ
て、上記従来のもののように、空調要求の変化に応じて
冷暖房サイクルを切換えるようにすると、頻繁なサイク
ルの切換により、装置全体の信頼性が損なわれる虞れが
ある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、上記のような各室内の冷暖房運転の切換を行う
よう指令する切換信号が出力されたときに、できる限り
冷暖房サイクルの切換を回避する手段を講ずることによ
り、接続切換機構の切換回数の低減を図り、もって、信
頼性の向上を図ることにある。
目的は、上記のような各室内の冷暖房運転の切換を行う
よう指令する切換信号が出力されたときに、できる限り
冷暖房サイクルの切換を回避する手段を講ずることによ
り、接続切換機構の切換回数の低減を図り、もって、信
頼性の向上を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、冷暖
房運転を切換場合、サーモオンになるまでは、接続切換
機構の接続状態を以前の運転の接続状態のままに維持す
ることにある。
房運転を切換場合、サーモオンになるまでは、接続切換
機構の接続状態を以前の運転の接続状態のままに維持す
ることにある。
具体的には、第1図に示すように、圧縮機(1)と、
該圧縮機(1)の吐出側に接続された高圧ガスライン
(31)と、圧縮機(1)の吸入側に接続された低圧ガス
ライン(32)と、一端側が上記高圧ガスライン(31)と
低圧ガスライン(32)とに選択的に接続可能な熱源側熱
交換器(2)と、該熱源側熱交換器(2)の他端側に接
続された液ライン(33)とを備え、上記高圧ガスライン
(31)もしくは低圧ガスライン(32)と液ライン(33)
との間には、ファン(57)を付設した利用側熱交換器
(5)及び該利用側熱交換器(5)に直列に接続される
利用側減圧弁(51)の複数組を並列に介設し、上記各利
用側熱交換器(5),…のガス管を上記高圧ガスライン
(31)と低圧ガスライン(32)とに選択的に連通させて
個別に冷房運転又は暖房運転可能に切換える室内接続切
換機構(35),…を備えた空気調和装置を前提とする。
該圧縮機(1)の吐出側に接続された高圧ガスライン
(31)と、圧縮機(1)の吸入側に接続された低圧ガス
ライン(32)と、一端側が上記高圧ガスライン(31)と
低圧ガスライン(32)とに選択的に接続可能な熱源側熱
交換器(2)と、該熱源側熱交換器(2)の他端側に接
続された液ライン(33)とを備え、上記高圧ガスライン
(31)もしくは低圧ガスライン(32)と液ライン(33)
との間には、ファン(57)を付設した利用側熱交換器
(5)及び該利用側熱交換器(5)に直列に接続される
利用側減圧弁(51)の複数組を並列に介設し、上記各利
用側熱交換器(5),…のガス管を上記高圧ガスライン
(31)と低圧ガスライン(32)とに選択的に連通させて
個別に冷房運転又は暖房運転可能に切換える室内接続切
換機構(35),…を備えた空気調和装置を前提とする。
そして、空気調和装置の運転制御装置として、各利用
側熱交換器(5)が設置される室内の温度を検出する室
温検出手段(Th3)と、該室温検出手段(Th3)で検出さ
れる室温と予め設定された冷房運転及び暖房運転の目標
温度とを比較して、冷房運転と暖房運転との相互間にお
ける運転の切換指令及び各運転におけるサーモオン,オ
フ指令を行う切換信号を出力する信号出力手段(58)
と、該信号出力手段(58)からの切換信号を受信可能で
あって、上記室内接続切換機構(35)の接続状態が冷房
運転状態の際、信号出力手段(58)から暖房運転サーモ
オン指令の切換信号を受けるまでは、室内接続切換機構
(35)の接続状態を冷房運転状態に維持してファン(5
7)を運転し、信号出力手段(58)から冷房運転サーモ
オフ指令、暖房運転サーモオフ指令、暖房運転サーモオ
ン指令の順で切換信号が出力される暖房切換え条件が成
立したときにのみ、室内接続切換機構(35)の暖房運転
状態への切換え動作に先立って高圧ガスライン(31)と
低圧ガスライン(32)との圧力を均圧化させる均圧運転
を行い、この均圧運転中に信号出力手段(58)から冷房
運転指令の切換信号を受けると、室内接続切換機構(3
5)の暖房運転状態への切換え動作を行うことなしに均
圧運転を停止して室内接続切換機構(35)の接続状態を
冷房運転状態のまま維持する一方、上記室内接続切換機
構(35)の接続状態が暖房運転状態の際、信号出力手段
(58)から冷房運転サーモオン指令の切換信号を受ける
までは、室内接続切換機構(35)の接続状態を暖房運転
状態に維持してファン(57)を運転し、信号出力手段
(58)から暖房運転サーモオフ指令、冷房運転サーモオ
フ指令、冷房運転サーモオン指令の順で切換信号が出力
される冷房切換え条件が成立したときにのみ、室内接続
切換機構(35)の冷房運転状態への切換え動作に先立っ
て高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン(32)との圧
力を均圧化させる均圧運動を行い、この均圧運転中に信
号出力手段(58)から暖房運転指令の切換信号を受ける
と、案内接続切換機構(35)の冷房運転状態への切換え
動作を行うことなしに均圧運転を停止して室内接続切換
機構(35)の接続状態を暖房運転状態のまま維持する送
風運転制御手段(101)とを設ける構成としたものであ
る。
側熱交換器(5)が設置される室内の温度を検出する室
温検出手段(Th3)と、該室温検出手段(Th3)で検出さ
れる室温と予め設定された冷房運転及び暖房運転の目標
温度とを比較して、冷房運転と暖房運転との相互間にお
ける運転の切換指令及び各運転におけるサーモオン,オ
フ指令を行う切換信号を出力する信号出力手段(58)
と、該信号出力手段(58)からの切換信号を受信可能で
あって、上記室内接続切換機構(35)の接続状態が冷房
運転状態の際、信号出力手段(58)から暖房運転サーモ
オン指令の切換信号を受けるまでは、室内接続切換機構
(35)の接続状態を冷房運転状態に維持してファン(5
7)を運転し、信号出力手段(58)から冷房運転サーモ
オフ指令、暖房運転サーモオフ指令、暖房運転サーモオ
ン指令の順で切換信号が出力される暖房切換え条件が成
立したときにのみ、室内接続切換機構(35)の暖房運転
状態への切換え動作に先立って高圧ガスライン(31)と
低圧ガスライン(32)との圧力を均圧化させる均圧運転
を行い、この均圧運転中に信号出力手段(58)から冷房
運転指令の切換信号を受けると、室内接続切換機構(3
5)の暖房運転状態への切換え動作を行うことなしに均
圧運転を停止して室内接続切換機構(35)の接続状態を
冷房運転状態のまま維持する一方、上記室内接続切換機
構(35)の接続状態が暖房運転状態の際、信号出力手段
(58)から冷房運転サーモオン指令の切換信号を受ける
までは、室内接続切換機構(35)の接続状態を暖房運転
状態に維持してファン(57)を運転し、信号出力手段
(58)から暖房運転サーモオフ指令、冷房運転サーモオ
フ指令、冷房運転サーモオン指令の順で切換信号が出力
される冷房切換え条件が成立したときにのみ、室内接続
切換機構(35)の冷房運転状態への切換え動作に先立っ
て高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン(32)との圧
力を均圧化させる均圧運動を行い、この均圧運転中に信
号出力手段(58)から暖房運転指令の切換信号を受ける
と、案内接続切換機構(35)の冷房運転状態への切換え
動作を行うことなしに均圧運転を停止して室内接続切換
機構(35)の接続状態を暖房運転状態のまま維持する送
風運転制御手段(101)とを設ける構成としたものであ
る。
(作用) 以上の構成により、本発明では、冷房運転中のサーモ
オフ時、信号出力手段(58)により、室温検出手段(Th
3)で検出される室温と予め設定された冷房運転及び暖
房運転の目標温度とを比較して、室温が冷房運転の目標
温度よりも大きく低下して暖房運転の領域に達すると、
暖房運転に切換えるよう指示する指令信号が出力され
る。
オフ時、信号出力手段(58)により、室温検出手段(Th
3)で検出される室温と予め設定された冷房運転及び暖
房運転の目標温度とを比較して、室温が冷房運転の目標
温度よりも大きく低下して暖房運転の領域に達すると、
暖房運転に切換えるよう指示する指令信号が出力され
る。
その場合、送風運転制御手段(101)により、暖房運
転のサーモオンになるまでは、室内接続切換機構(35)
の接続状態が切換わることなくそのまま維持され、ファ
ン(57)が運転するので、その送風運転の間に室温が再
び上昇して冷房運転の領域になると、そのまま室内接続
切換機構(35)を切換えることなく冷房運転に入ること
になり、室内接続切換機構(35)の無駄な切換が防止さ
れる。また、暖房運転中には、これとは逆の動作が行わ
れる。したがって、送風運転による空調の快適性が維持
されるとともに、室内接続切換機構(35)の切換回数が
低減して、信頼性が向上することになる。
転のサーモオンになるまでは、室内接続切換機構(35)
の接続状態が切換わることなくそのまま維持され、ファ
ン(57)が運転するので、その送風運転の間に室温が再
び上昇して冷房運転の領域になると、そのまま室内接続
切換機構(35)を切換えることなく冷房運転に入ること
になり、室内接続切換機構(35)の無駄な切換が防止さ
れる。また、暖房運転中には、これとは逆の動作が行わ
れる。したがって、送風運転による空調の快適性が維持
されるとともに、室内接続切換機構(35)の切換回数が
低減して、信頼性が向上することになる。
また、送風運転制御手段(101)は、他方の運転状態
のサーモオン指令を受けると、室内接続切換機構(35)
の接続状態をそのままにして、均圧運転をするよう制御
されるので、均圧運転中に室温がもとの運転を行う領域
に復帰して再びサーモオフ状態になったときには、室内
接続切換機構(35)を切換えることなくもとの運転に復
帰することになり、室内接続切換機構(35)の切換回数
が低減されることになる。また、この均圧運転中に、室
内接続切換機構(35)を現在の切換状態に維持させるよ
うな切換信号を受信すると、直ちに均圧運転を停止する
ので、無駄な均圧運転がなくなる。
のサーモオン指令を受けると、室内接続切換機構(35)
の接続状態をそのままにして、均圧運転をするよう制御
されるので、均圧運転中に室温がもとの運転を行う領域
に復帰して再びサーモオフ状態になったときには、室内
接続切換機構(35)を切換えることなくもとの運転に復
帰することになり、室内接続切換機構(35)の切換回数
が低減されることになる。また、この均圧運転中に、室
内接続切換機構(35)を現在の切換状態に維持させるよ
うな切換信号を受信すると、直ちに均圧運転を停止する
ので、無駄な均圧運転がなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
第2図に示すように、(X)は1台の室外ユニット
(A)に対して複数台(図面では3台)の室内ユニット
(B),(B),…が並列に接続されて成るマルチ型の
空気調和装置である。
(A)に対して複数台(図面では3台)の室内ユニット
(B),(B),…が並列に接続されて成るマルチ型の
空気調和装置である。
該室外ユニット(A)は、圧縮機(1)と、熱源側熱
交換器である室外熱交換器(2)とを備えており、該圧
縮機(1)の吐出側には冷媒回路(3)の高圧ガスライ
ン(31)が、吸込側には低圧ガスライン(32)がそれぞ
れ接続されている。また、上記室外熱交換器(2)の一
端は四路切換弁(21)を備えたガス管(22)を介して上
記高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン(32)とに切
換可能に接続される一方、室外熱交換器(2)の他端に
は冷媒回路(3)における液ライン(33)が接続されて
いる。そして、上記四路切換弁(21)は室外熱交換器
(2)が凝縮器として機能する場合に図中実線に切換わ
りガス管(22)が高圧ガスライン(31)に連通し、逆に
室外熱交換器(2)が蒸発器として機能する場合に図中
破線に切換わりガス管(22)が低圧ガスライン(32)に
連通するようになされている。なお、上記四路切換弁
(21)の1つのポートはキャピラリーを介して該四路切
換弁(21)と低圧ガスライン(32)との間のガス管に接
続されている。
交換器である室外熱交換器(2)とを備えており、該圧
縮機(1)の吐出側には冷媒回路(3)の高圧ガスライ
ン(31)が、吸込側には低圧ガスライン(32)がそれぞ
れ接続されている。また、上記室外熱交換器(2)の一
端は四路切換弁(21)を備えたガス管(22)を介して上
記高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン(32)とに切
換可能に接続される一方、室外熱交換器(2)の他端に
は冷媒回路(3)における液ライン(33)が接続されて
いる。そして、上記四路切換弁(21)は室外熱交換器
(2)が凝縮器として機能する場合に図中実線に切換わ
りガス管(22)が高圧ガスライン(31)に連通し、逆に
室外熱交換器(2)が蒸発器として機能する場合に図中
破線に切換わりガス管(22)が低圧ガスライン(32)に
連通するようになされている。なお、上記四路切換弁
(21)の1つのポートはキャピラリーを介して該四路切
換弁(21)と低圧ガスライン(32)との間のガス管に接
続されている。
更に、上記低圧ガスライン(32)には、室外熱交換器
(2)のガス管(22)の接続部より下流側にアキュムレ
ータ(41)が介設されると共に、両ガスライン(31),
(32)間には均圧用バイパス路(42)が接続されてい
る。該均圧用バイパス路(42)は開閉弁(42a)と流量
調節用キャピラリー(42b)とが設けられ、一端が高圧
ガスライン(31)に、他端がアキュムレータ(41)上流
側の低圧ガスライン(32)にそれぞれ接続されている。
すなわち、上記バイパス路(42)及び均圧用開閉弁(42
a)により、冷媒を高圧ガスライン(31)から低圧ガス
ライン(32)にバイパスさせて、高圧ガスライン(31)
と低圧ガスライン(32)とを均圧化するようになされて
いる。
(2)のガス管(22)の接続部より下流側にアキュムレ
ータ(41)が介設されると共に、両ガスライン(31),
(32)間には均圧用バイパス路(42)が接続されてい
る。該均圧用バイパス路(42)は開閉弁(42a)と流量
調節用キャピラリー(42b)とが設けられ、一端が高圧
ガスライン(31)に、他端がアキュムレータ(41)上流
側の低圧ガスライン(32)にそれぞれ接続されている。
すなわち、上記バイパス路(42)及び均圧用開閉弁(42
a)により、冷媒を高圧ガスライン(31)から低圧ガス
ライン(32)にバイパスさせて、高圧ガスライン(31)
と低圧ガスライン(32)とを均圧化するようになされて
いる。
また、上記液ライン(33)には、レシーバ(43)と、
熱源側減圧弁である室外電動膨張弁(25)とがそれぞれ
介設されており、該各室外電動膨張弁(25)は上記室外
熱交換器(2)が蒸発器として機能する際に液冷媒を減
圧し、凝縮器として機能する際に液冷媒の流量を調節す
るように構成されている。
熱源側減圧弁である室外電動膨張弁(25)とがそれぞれ
介設されており、該各室外電動膨張弁(25)は上記室外
熱交換器(2)が蒸発器として機能する際に液冷媒を減
圧し、凝縮器として機能する際に液冷媒の流量を調節す
るように構成されている。
尚、(26)は室外熱交換器(2)に近接配置された室
外ファンである。
外ファンである。
一方、上記各高圧ガスライン(31)と、低圧ガスライ
ン(32)及び液ライン(33)は室内側に延長して配設さ
れ、それぞれ分流器(31a),(32a),(33a)を介し
て高圧分岐管(31b),(31b),…、低圧分岐管(32
b),(32b),…及び液分岐管(33b),(33b),…に
分岐され、該各分岐管(31b),(32b),(33b)が各
室内ユニット(B),(B),…に接続されている。
ン(32)及び液ライン(33)は室内側に延長して配設さ
れ、それぞれ分流器(31a),(32a),(33a)を介し
て高圧分岐管(31b),(31b),…、低圧分岐管(32
b),(32b),…及び液分岐管(33b),(33b),…に
分岐され、該各分岐管(31b),(32b),(33b)が各
室内ユニット(B),(B),…に接続されている。
該各室内ユニット(B),(B),…は夫々同一に構
成され、室内ファン(57)を付設した利用側熱交換器で
ある室内熱交換器(5)及び利用側減圧弁である室内電
動膨張弁(51)を備えて構成されている。該室内電動膨
張弁(51)は上記液分岐管(33b)に介設され、該液分
岐管(33b)が室内熱交換器(5)の一端に接続され、
該室内熱交換器(5)の他端がガス管(5a)を介して上
記高圧分岐管(31b)及び低圧分岐管(32b)に接続され
ている。そして、該高圧分岐管(31b)と低圧分岐管(3
2b)との各端部には高圧開閉弁(52)及び低圧開閉弁
(53)がそれぞれ介設され、該両開閉弁(52),(53)
を開閉制御して室内熱交換器(5)が高圧ガスライン
(31)と低圧ガスライン(32)とに切換接続されるよう
に構成され、該室内熱交換器(5)が蒸発器として機能
する際(冷房時)に低圧開閉弁(53)が、凝縮器として
機能する際(暖房時)に高圧開閉弁(52)がそれぞれ開
動することにより、室内熱交換器(5)のガス管を高圧
ガスライン(31)と低圧ガスライン(32)とに選択的に
連通されるようになされていて、上記高圧開閉弁(52)
及び低圧開閉弁(53)により、室内接続切換機構(35)
が構成されている。
成され、室内ファン(57)を付設した利用側熱交換器で
ある室内熱交換器(5)及び利用側減圧弁である室内電
動膨張弁(51)を備えて構成されている。該室内電動膨
張弁(51)は上記液分岐管(33b)に介設され、該液分
岐管(33b)が室内熱交換器(5)の一端に接続され、
該室内熱交換器(5)の他端がガス管(5a)を介して上
記高圧分岐管(31b)及び低圧分岐管(32b)に接続され
ている。そして、該高圧分岐管(31b)と低圧分岐管(3
2b)との各端部には高圧開閉弁(52)及び低圧開閉弁
(53)がそれぞれ介設され、該両開閉弁(52),(53)
を開閉制御して室内熱交換器(5)が高圧ガスライン
(31)と低圧ガスライン(32)とに切換接続されるよう
に構成され、該室内熱交換器(5)が蒸発器として機能
する際(冷房時)に低圧開閉弁(53)が、凝縮器として
機能する際(暖房時)に高圧開閉弁(52)がそれぞれ開
動することにより、室内熱交換器(5)のガス管を高圧
ガスライン(31)と低圧ガスライン(32)とに選択的に
連通されるようになされていて、上記高圧開閉弁(52)
及び低圧開閉弁(53)により、室内接続切換機構(35)
が構成されている。
そして、上記圧縮機(1)、室外熱交換器(2)、室
内熱交換器(5),(5),…が高圧ガスライン(3
1)、低圧ガスライン(32)及び液ライン(33)によっ
て接続されて上記冷媒回路(3)が構成されている。
内熱交換器(5),(5),…が高圧ガスライン(3
1)、低圧ガスライン(32)及び液ライン(33)によっ
て接続されて上記冷媒回路(3)が構成されている。
更に、上記冷媒回路(3)には各種のセンサが配設さ
れ、(Th1)は室内ユニット(B)の液冷媒温度を検出
する液温センサ、(Th2)は室内ユニット(B)のガス
冷媒温度を検出するガス温センサ、(Th3)は室温サー
モスタット(58)の温度検出部で、室内ファン(57)の
吸込空気温度を検出する室温検出手段としての室温セン
サ、(Th4)は室外熱交換器(2)側の液冷媒温度を検
出する液温センサ、(Th5)は室外熱交換器(2)側の
吐出ガス冷媒温度を検出するガス温センサ、(Th6)は
外気温度を検出する外気温センサ、(Th7)は圧縮機
(1)の吐出ガス冷媒温度を検出する吐出ガス温セン
サ、(HPS)は圧縮機(1)の吐出ガス冷媒圧力を検出
する高圧圧力センサである。
れ、(Th1)は室内ユニット(B)の液冷媒温度を検出
する液温センサ、(Th2)は室内ユニット(B)のガス
冷媒温度を検出するガス温センサ、(Th3)は室温サー
モスタット(58)の温度検出部で、室内ファン(57)の
吸込空気温度を検出する室温検出手段としての室温セン
サ、(Th4)は室外熱交換器(2)側の液冷媒温度を検
出する液温センサ、(Th5)は室外熱交換器(2)側の
吐出ガス冷媒温度を検出するガス温センサ、(Th6)は
外気温度を検出する外気温センサ、(Th7)は圧縮機
(1)の吐出ガス冷媒温度を検出する吐出ガス温セン
サ、(HPS)は圧縮機(1)の吐出ガス冷媒圧力を検出
する高圧圧力センサである。
次に、この空気調和装置(1)の空調動作について説
明する。
明する。
先ず、各室内ユニット(B),(B),…を冷房運転
する場合、室外ユニット(A)の四路切換弁(21)を第
2図実線に切換えてガス管(22)を高圧ガスライン(3
1)に連通させる一方、各室内ユニット(B),
(B),…は高圧開閉弁(52)を閉じ、低圧開閉弁(5
3)を開き、ガス管(5a)を低圧分岐管(32b)に連通さ
せる。この状態において、圧縮機(1)より吐出した高
圧ガス冷媒は室外熱交換器(2)に流れて凝縮し、この
凝縮した液冷媒は液ライン(33)を通って各室内ユニッ
ト(B),(B),…に流れ、室内電動膨張弁(51),
(51),…で膨張した後、各室内熱交換器(5),
(5),…で蒸発し、低圧ガスライン(32)を流れて圧
縮機(1)に戻ることになる。
する場合、室外ユニット(A)の四路切換弁(21)を第
2図実線に切換えてガス管(22)を高圧ガスライン(3
1)に連通させる一方、各室内ユニット(B),
(B),…は高圧開閉弁(52)を閉じ、低圧開閉弁(5
3)を開き、ガス管(5a)を低圧分岐管(32b)に連通さ
せる。この状態において、圧縮機(1)より吐出した高
圧ガス冷媒は室外熱交換器(2)に流れて凝縮し、この
凝縮した液冷媒は液ライン(33)を通って各室内ユニッ
ト(B),(B),…に流れ、室内電動膨張弁(51),
(51),…で膨張した後、各室内熱交換器(5),
(5),…で蒸発し、低圧ガスライン(32)を流れて圧
縮機(1)に戻ることになる。
一方、上記各室内ユニット(B),(B),…を暖房
運転する場合、冷媒は冷房時と逆に流れ、室外ユニット
(A)の四路切換弁(21)を第2図破線に切換え、各室
内ユニット(B),(B),…においては高圧開閉弁
(52)を開、低圧開閉弁(53)を閉とし、冷媒は高圧ガ
スライン(31)より室内熱交換器(5)で凝縮し、液ラ
イン(33)を流れ、室外電動膨張弁(25)で膨張し、室
外熱交換器(2)で蒸発して圧縮機(1)に戻ることに
なる。
運転する場合、冷媒は冷房時と逆に流れ、室外ユニット
(A)の四路切換弁(21)を第2図破線に切換え、各室
内ユニット(B),(B),…においては高圧開閉弁
(52)を開、低圧開閉弁(53)を閉とし、冷媒は高圧ガ
スライン(31)より室内熱交換器(5)で凝縮し、液ラ
イン(33)を流れ、室外電動膨張弁(25)で膨張し、室
外熱交換器(2)で蒸発して圧縮機(1)に戻ることに
なる。
そして、上記冷房運転時に、例えば、1台の室内ユニ
ット(B)における両開閉弁(52),(53)を切換えて
暖房運転に、また逆に、上記全暖房運転時に、例えば、
1台の室内ユニット(B)における両開閉弁(52),
(53)を切換えて冷房運転にし、所謂冷暖同時運転が行
われる。その際、例えば、全室内ユニット(B),
(B),…のうち2台が暖房運転、1台が冷房運転を行
うと、暖房運転の室内ユニット(B),(B)より流出
した液冷媒は液ライン(33)の分流器(33a)で合流し
た後、冷房運転の室内ユニット(B)に流れ、蒸発して
低圧ガスライン(32)より圧縮機(1)に戻ることにな
る。
ット(B)における両開閉弁(52),(53)を切換えて
暖房運転に、また逆に、上記全暖房運転時に、例えば、
1台の室内ユニット(B)における両開閉弁(52),
(53)を切換えて冷房運転にし、所謂冷暖同時運転が行
われる。その際、例えば、全室内ユニット(B),
(B),…のうち2台が暖房運転、1台が冷房運転を行
うと、暖房運転の室内ユニット(B),(B)より流出
した液冷媒は液ライン(33)の分流器(33a)で合流し
た後、冷房運転の室内ユニット(B)に流れ、蒸発して
低圧ガスライン(32)より圧縮機(1)に戻ることにな
る。
この冷房同時運転時において、室外熱交換器(2)は
室内負荷に対応して蒸発器或いは凝縮器として動作し、
運転を停止することになる。
室内負荷に対応して蒸発器或いは凝縮器として動作し、
運転を停止することになる。
また、第3図は、室温サーモスタット(58)の切換特
性を示し、該室温サーモスタット(58)には、冷房運転
の目標温度Tsc(例えば27℃程度の値)と暖房運転の目
標温度Tswとが設定されているとともに、各目標温度Ts
c,Tswとは所定のディファレンシャルを有するサーモオ
ン,サーモオフの切換温度とが設定され、さらに冷房運
転て暖房運転との間で運転を切換えるための切換温度と
が予め設定されていて、これらは、室温Tの低い側から
順に各々所定の温度差で第1設定温度T1,第2設定温度T
2,…,第5設定温度T5となっている。
性を示し、該室温サーモスタット(58)には、冷房運転
の目標温度Tsc(例えば27℃程度の値)と暖房運転の目
標温度Tswとが設定されているとともに、各目標温度Ts
c,Tswとは所定のディファレンシャルを有するサーモオ
ン,サーモオフの切換温度とが設定され、さらに冷房運
転て暖房運転との間で運転を切換えるための切換温度と
が予め設定されていて、これらは、室温Tの低い側から
順に各々所定の温度差で第1設定温度T1,第2設定温度T
2,…,第5設定温度T5となっている。
すなわち、暖房運転時には、室温Tが上昇して第2設
定値T2に達すると、サーモオフに切換えるよう指令する
サーモオフ信号が出力され、このサーモオフ状態で室温
Tが低下して、第1設定温度T1に達すると、サーモオン
に切換えるよう指令するサーモオン信号が出力される。
一方、上記暖房運転中のサーモオフ状態で室温Tがさら
に上昇して、第3設定温度T3に達すると、冷房運転に切
換えるよう指令する切換信号が出力されて冷房運転のサ
ーモオフになり、この状態から室温Tが低下して第2設
定温度T2に達すると再び切換信号を出力して暖房運転中
のサーモオフに切換えられる。したがって、この第2設
定温度T2は、暖房運転のサーモオンからサーモオフに切
換わる切換温度であると共に冷房運転から暖房運転に切
換わる切換温度でもある。
定値T2に達すると、サーモオフに切換えるよう指令する
サーモオフ信号が出力され、このサーモオフ状態で室温
Tが低下して、第1設定温度T1に達すると、サーモオン
に切換えるよう指令するサーモオン信号が出力される。
一方、上記暖房運転中のサーモオフ状態で室温Tがさら
に上昇して、第3設定温度T3に達すると、冷房運転に切
換えるよう指令する切換信号が出力されて冷房運転のサ
ーモオフになり、この状態から室温Tが低下して第2設
定温度T2に達すると再び切換信号を出力して暖房運転中
のサーモオフに切換えられる。したがって、この第2設
定温度T2は、暖房運転のサーモオンからサーモオフに切
換わる切換温度であると共に冷房運転から暖房運転に切
換わる切換温度でもある。
一方、上記冷房運転中のサーモオフ状態で室温Tがさ
らに上昇して第5設定温度T5に達すると、サーモ信号に
より冷房運転のサーモオンに切換わる。そして、その後
室温Tが低下して第4設定温度T4に達すると、サーモ信
号により冷房運転のサーモオフに切換わように設定され
ている。
らに上昇して第5設定温度T5に達すると、サーモ信号に
より冷房運転のサーモオンに切換わる。そして、その後
室温Tが低下して第4設定温度T4に達すると、サーモ信
号により冷房運転のサーモオフに切換わように設定され
ている。
すなわち、上記室温サーモスタット(58)は、室温セ
ンサ(Th3)で検出される室温Tと各設定温度T1〜T5と
を比較して、各室内の冷房運転−暖房運転の切換信号を
出力する信号出力手段としての機能を有するものであ
る。
ンサ(Th3)で検出される室温Tと各設定温度T1〜T5と
を比較して、各室内の冷房運転−暖房運転の切換信号を
出力する信号出力手段としての機能を有するものであ
る。
次に、本発明の特徴である上記各室内ユニット
(B),…における冷暖房運転の切換時における制御に
ついて、第4図の制御状態遷移図および下記第1表に基
づき説明する。
(B),…における冷暖房運転の切換時における制御に
ついて、第4図の制御状態遷移図および下記第1表に基
づき説明する。
第4図は当該室内ユニット(B)における制御内容を
示し、電源が投入されると、制御状態で、均圧要求信
号を出力して、室外における均圧運転の間室内の各分岐
管(31b),(32b)の開閉弁(52),(53)をいずれも
閉じた後、室外における均圧運転が終了すると、空調要
求が冷房運転であれば制御状態で、均圧要求をするこ
となく高圧開閉弁(52)を閉じ、低圧開閉弁(53)を開
いて、室内熱交換器(5)のガス管(5a)を低圧ガスラ
イン(32)に連通させることにより室内熱交換器(5)
を蒸発器として機能させ、室内の冷房を行う。すなわ
ち、サーモオン時は室内電動膨張弁(51)を過熱度Shに
応じて適度の開度を調節しながら、室内ファン(57)を
設定される風量、つまり強風量「H」又は弱風量「L」
にして、空調要求に応じた室内熱交換器(5)の能力を
維持する一方、室温サーモスタット(58)からのサーモ
オフ信号によりサーモオフ状態になると(第3図の第4
設定温度T4のとき)、室内電動膨張弁(51)を全閉にし
て、室内ファン(57)を設定風量「H」又は「L」で運
転する送風運転を行うことにより、室内熱交換器(5)
の能力をなくして送風のみによる空調効果を維持するよ
う制御する。
示し、電源が投入されると、制御状態で、均圧要求信
号を出力して、室外における均圧運転の間室内の各分岐
管(31b),(32b)の開閉弁(52),(53)をいずれも
閉じた後、室外における均圧運転が終了すると、空調要
求が冷房運転であれば制御状態で、均圧要求をするこ
となく高圧開閉弁(52)を閉じ、低圧開閉弁(53)を開
いて、室内熱交換器(5)のガス管(5a)を低圧ガスラ
イン(32)に連通させることにより室内熱交換器(5)
を蒸発器として機能させ、室内の冷房を行う。すなわ
ち、サーモオン時は室内電動膨張弁(51)を過熱度Shに
応じて適度の開度を調節しながら、室内ファン(57)を
設定される風量、つまり強風量「H」又は弱風量「L」
にして、空調要求に応じた室内熱交換器(5)の能力を
維持する一方、室温サーモスタット(58)からのサーモ
オフ信号によりサーモオフ状態になると(第3図の第4
設定温度T4のとき)、室内電動膨張弁(51)を全閉にし
て、室内ファン(57)を設定風量「H」又は「L」で運
転する送風運転を行うことにより、室内熱交換器(5)
の能力をなくして送風のみによる空調効果を維持するよ
う制御する。
ここで、さらに室温Tが低下して暖房への切換信号が
出力されると(第3図の第2設定温度T2のとき)、制御
状態に移行して、暖房運転のサーモオフ状態となる
が、室内接続切換機構(35)の切換状態は冷房サイクル
のままで、かつ室内電動膨張弁(51)を閉じる一方、ド
ラフトを防止すべく、室内ファン(57)を微風量「LL」
にして送風運転を行う。
出力されると(第3図の第2設定温度T2のとき)、制御
状態に移行して、暖房運転のサーモオフ状態となる
が、室内接続切換機構(35)の切換状態は冷房サイクル
のままで、かつ室内電動膨張弁(51)を閉じる一方、ド
ラフトを防止すべく、室内ファン(57)を微風量「LL」
にして送風運転を行う。
そして、この制御状態で、室温Tが上昇して冷房運
転に戻るよう指令する切換信号が出力されると(第3図
の第3設定温度T3のとき)、制御状態に戻る一方、室
温Tが低下して、暖房運転のサーモオンに切換わると
(第3図の第1設定温度T1のとき)、ここで、制御状態
に移行して、室内接続切換機構(35)を暖房サイクル
に切換えるための均圧をするべく、均圧要求信号を室外
側に出力する。なお、この均圧運転の間、室内接続切換
機構(35)を冷房サイクルに維持し、室内電動膨張弁
(51)は閉じ、室内ファン(57)を微風量「LL」で運転
するようになされている。つまり、信号出力手段(58)
から冷房運転サーモオフ指令、暖房運転サーモオフ指
令、冷房運転サーモオン指令の順で切換信号が出力され
る暖房切換え条件が成立したときにのみ、室内接続切換
機構(35)の暖房運転状態への切換え動作に先立って均
圧運転を行う。
転に戻るよう指令する切換信号が出力されると(第3図
の第3設定温度T3のとき)、制御状態に戻る一方、室
温Tが低下して、暖房運転のサーモオンに切換わると
(第3図の第1設定温度T1のとき)、ここで、制御状態
に移行して、室内接続切換機構(35)を暖房サイクル
に切換えるための均圧をするべく、均圧要求信号を室外
側に出力する。なお、この均圧運転の間、室内接続切換
機構(35)を冷房サイクルに維持し、室内電動膨張弁
(51)は閉じ、室内ファン(57)を微風量「LL」で運転
するようになされている。つまり、信号出力手段(58)
から冷房運転サーモオフ指令、暖房運転サーモオフ指
令、冷房運転サーモオン指令の順で切換信号が出力され
る暖房切換え条件が成立したときにのみ、室内接続切換
機構(35)の暖房運転状態への切換え動作に先立って均
圧運転を行う。
次に、この均圧運転中に、室温Tが上昇して冷房運転
への切換信号が出力されると、制御状態に戻る一方、
冷房運転への切換信号が出力されることなく均圧運転が
終了した場合や、上記制御状態のときに空調要求が暖
房要求である場合には、制御状態に移行して、室内接
続切換機構(35)を暖房サイクル側に切換えて、暖房運
転を行う。すなわち、サーモオン時は室内電動膨張弁
(51)を冷媒の過冷却度Scに応じた適度の開度に調節
し、室内ファン(57)の風量を設定風量「H」又は
「L」にして、空調要求に応じた室内熱交換器(5)の
能力を維持する一方、室温Tが上昇してサーモオフ信号
が出力されると(第3図の第2設定温度T2のとき)、室
内電動膨張弁(51)を全閉にして、室内ファン(57)を
微風量「LL」で運転する送風運転置を行うことにより、
室内熱交換器(5)の能力をなくしながら、送風のみに
よる空調効果を維持するよう制御する。
への切換信号が出力されると、制御状態に戻る一方、
冷房運転への切換信号が出力されることなく均圧運転が
終了した場合や、上記制御状態のときに空調要求が暖
房要求である場合には、制御状態に移行して、室内接
続切換機構(35)を暖房サイクル側に切換えて、暖房運
転を行う。すなわち、サーモオン時は室内電動膨張弁
(51)を冷媒の過冷却度Scに応じた適度の開度に調節
し、室内ファン(57)の風量を設定風量「H」又は
「L」にして、空調要求に応じた室内熱交換器(5)の
能力を維持する一方、室温Tが上昇してサーモオフ信号
が出力されると(第3図の第2設定温度T2のとき)、室
内電動膨張弁(51)を全閉にして、室内ファン(57)を
微風量「LL」で運転する送風運転置を行うことにより、
室内熱交換器(5)の能力をなくしながら、送風のみに
よる空調効果を維持するよう制御する。
そして、この暖房運転中に室温Tが上昇して、サーモ
オフ状態となってからさらに室温Tが上昇して冷房運転
への切換信号が出力されると(第3図の第3設定温度T3
のとき)、制御状態に移行して、冷房運転のサーモオ
フ状態となるが、室内接続切換機構(35)は暖房サイク
ルのままで、室内電動膨張弁(51)を閉じ、かつ室内フ
ァン(57)の風量を設定風量「H」又は「L」にして送
風運転を行うよう制御する。
オフ状態となってからさらに室温Tが上昇して冷房運転
への切換信号が出力されると(第3図の第3設定温度T3
のとき)、制御状態に移行して、冷房運転のサーモオ
フ状態となるが、室内接続切換機構(35)は暖房サイク
ルのままで、室内電動膨張弁(51)を閉じ、かつ室内フ
ァン(57)の風量を設定風量「H」又は「L」にして送
風運転を行うよう制御する。
ここで、このサーモオフ中に室温Tが低下したときに
は(第3図の第2設定温度T2のとき)、制御状態に戻
る一方、室温Tがさに上昇して冷房運転のサーモオンに
切換わったときには(第3図の第5設定温度T5のと
き)、制御状態に移行して、均圧要求信号を室外側に
出力して、均圧運転に入る。すなわち、室内接続切換機
構(35)は暖房サイクルのままで室内電動膨張弁(51)
を閉じ、室内ファン(57)を設定風量「H」又は「L」
で運転するよう制御する。つまり、信号出力手段(58)
から暖房運転サーモオフ指令、冷房運転サーモオフ指
令、冷房運転サーモオン指令の順で切換信号が出力され
る冷房切換え条件が成立したときにのみ、室内接続切換
機構(35)の冷房運転状態への切換え動作に先立って均
圧運転を行う。
は(第3図の第2設定温度T2のとき)、制御状態に戻
る一方、室温Tがさに上昇して冷房運転のサーモオンに
切換わったときには(第3図の第5設定温度T5のと
き)、制御状態に移行して、均圧要求信号を室外側に
出力して、均圧運転に入る。すなわち、室内接続切換機
構(35)は暖房サイクルのままで室内電動膨張弁(51)
を閉じ、室内ファン(57)を設定風量「H」又は「L」
で運転するよう制御する。つまり、信号出力手段(58)
から暖房運転サーモオフ指令、冷房運転サーモオフ指
令、冷房運転サーモオン指令の順で切換信号が出力され
る冷房切換え条件が成立したときにのみ、室内接続切換
機構(35)の冷房運転状態への切換え動作に先立って均
圧運転を行う。
この均圧運転中に、暖房運転への切換信号が出力され
たときには、上記制御状態に戻る一方、暖房運転への
切換信号が出力されることなく均圧運転が終了したとき
には、上記制御状態に移行して、上述の冷房運転の制
御を行うようになされている。
たときには、上記制御状態に戻る一方、暖房運転への
切換信号が出力されることなく均圧運転が終了したとき
には、上記制御状態に移行して、上述の冷房運転の制
御を行うようになされている。
上記制御状態の遷移において、制御状態及びによ
り、冷房運転及び暖房運転のうち一方の運転のサーモオ
フ時に信号出力手段(58)から切換信号が出力されたと
きには、他の運転のサーモオンになるまでは、室内接続
切換機構(35)の接続をそのままにして室内ファン(5
7)を運転するよう制御する送風運転制御手段(101)が
構成されている。
り、冷房運転及び暖房運転のうち一方の運転のサーモオ
フ時に信号出力手段(58)から切換信号が出力されたと
きには、他の運転のサーモオンになるまでは、室内接続
切換機構(35)の接続をそのままにして室内ファン(5
7)を運転するよう制御する送風運転制御手段(101)が
構成されている。
したがって、本発明では、例えば冷房運転中のサーモ
オフ時、信号出力手段(58)により、室温センサ(室温
検出手段)(Th3)で検出される室温Tと予め設定され
た冷房運転の目標温度Tsc及び暖房運転の目標温度Tswと
を比較して、室温が冷房運転の目標温度Tscよりも大き
く低下して暖房運転の領域に達すると、暖房運転に切換
えるよう指令する指令信号が出力される。
オフ時、信号出力手段(58)により、室温センサ(室温
検出手段)(Th3)で検出される室温Tと予め設定され
た冷房運転の目標温度Tsc及び暖房運転の目標温度Tswと
を比較して、室温が冷房運転の目標温度Tscよりも大き
く低下して暖房運転の領域に達すると、暖房運転に切換
えるよう指令する指令信号が出力される。
その場合、従来のもののように、切換信号に応じて室
内接続切換機構(35)を暖房運転側に切換えられるもの
では、そのうちに室温Tが再び上昇して冷房運転の領域
に入ると、再び室内接続切換機構(35)を冷房運転側に
切換えなければならない。すなわち、暖房運転を行って
いないにも拘らず無駄に室内接続切換機構(35)の切換
を行うことになって、室内接続切換機構(35)の切換回
数が増大するが、本発明のような各室内熱交換器
(5),…個別に冷暖房運転をするように構成されてい
るものでは、その回数だけ各室内接続切換機構(35),
…の切換回数が極めて増大することになり、このような
室内接続切換機構(35)の切換は均圧運転等の必要もあ
るので、信頼性が損なわれる虞れがある。
内接続切換機構(35)を暖房運転側に切換えられるもの
では、そのうちに室温Tが再び上昇して冷房運転の領域
に入ると、再び室内接続切換機構(35)を冷房運転側に
切換えなければならない。すなわち、暖房運転を行って
いないにも拘らず無駄に室内接続切換機構(35)の切換
を行うことになって、室内接続切換機構(35)の切換回
数が増大するが、本発明のような各室内熱交換器
(5),…個別に冷暖房運転をするように構成されてい
るものでは、その回数だけ各室内接続切換機構(35),
…の切換回数が極めて増大することになり、このような
室内接続切換機構(35)の切換は均圧運転等の必要もあ
るので、信頼性が損なわれる虞れがある。
それに対し、本発明では、送風運転制御手段(101)
により、暖房運転のサーモオンになるまでは、室内接続
切換機構(35)を切換えることなくそのまま維持して、
室内ファン(57)を運転するよう制御される。すなわ
ち、上記実施例に示すように、冷房サイクルでサーモオ
フに維持する送風運転の間に室温Tが再び上昇して冷房
運転の領域になると、そのまま室内接続切換機構(35)
を切換えることなく冷房運転を行うことができる。した
がって、送風運転による空調の快適性を維持しながら、
室内接続切換機構(35)の切換回数を低減することがで
き、よって、信頼性の向上を図ることができる。
により、暖房運転のサーモオンになるまでは、室内接続
切換機構(35)を切換えることなくそのまま維持して、
室内ファン(57)を運転するよう制御される。すなわ
ち、上記実施例に示すように、冷房サイクルでサーモオ
フに維持する送風運転の間に室温Tが再び上昇して冷房
運転の領域になると、そのまま室内接続切換機構(35)
を切換えることなく冷房運転を行うことができる。した
がって、送風運転による空調の快適性を維持しながら、
室内接続切換機構(35)の切換回数を低減することがで
き、よって、信頼性の向上を図ることができる。
また、送風運転制御手段(101)により、例えば冷房
運転のサーモオフ時に暖房運転のサーモオフに切換わ
り、さらに暖房運転のサーモオン信号が出力されたと
き、室内接続切換機構(35)の接続状態を冷房サイクル
にしたまま、高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン
(32)との均圧化をする均圧化運転を行ってから、暖房
運転のサーモオンに切換えられるので、その均圧運転中
に再び室温Tが上昇すると、室内接続切換機構(35)の
接続状態を切換えることなく冷房運転に復帰することに
なり、室内接続切換機構(35)の切換回数がさらに低減
される。
運転のサーモオフ時に暖房運転のサーモオフに切換わ
り、さらに暖房運転のサーモオン信号が出力されたと
き、室内接続切換機構(35)の接続状態を冷房サイクル
にしたまま、高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン
(32)との均圧化をする均圧化運転を行ってから、暖房
運転のサーモオンに切換えられるので、その均圧運転中
に再び室温Tが上昇すると、室内接続切換機構(35)の
接続状態を切換えることなく冷房運転に復帰することに
なり、室内接続切換機構(35)の切換回数がさらに低減
される。
なお、以上では、冷房運転から暖房運転への切換につ
いてのみ説明したが、暖房運転から冷房運転への切換に
ついても同様に適用しうることはいうまでもない。
いてのみ説明したが、暖房運転から冷房運転への切換に
ついても同様に適用しうることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、複数の利用側
熱交換器を配置し、各利用側熱交換器を個別に高圧ガス
ラインと、低圧ガスラインとに切換えて冷房運転と暖房
運転とをする室内接続切換機構を設け、室温と冷房運転
及び暖房運転の目標温度とを比較して、その運転を切換
えるようにした空気調和装置の運転制御装置において、
冷房運転及び暖房運転のうち一方の運転のサーモオフ時
に他の運転への切換指令を受けた場合、他の運転のサー
モオンになるまでは、室内接続切換機構の接続状態をも
との運転のままにして送風運転を行うようにしたので、
無駄な室内接続切換機構の切換を防止することができ、
よって、室内接続切換機構の切換回数の低減による信頼
性の向上を図ることができる。
熱交換器を配置し、各利用側熱交換器を個別に高圧ガス
ラインと、低圧ガスラインとに切換えて冷房運転と暖房
運転とをする室内接続切換機構を設け、室温と冷房運転
及び暖房運転の目標温度とを比較して、その運転を切換
えるようにした空気調和装置の運転制御装置において、
冷房運転及び暖房運転のうち一方の運転のサーモオフ時
に他の運転への切換指令を受けた場合、他の運転のサー
モオンになるまでは、室内接続切換機構の接続状態をも
との運転のままにして送風運転を行うようにしたので、
無駄な室内接続切換機構の切換を防止することができ、
よって、室内接続切換機構の切換回数の低減による信頼
性の向上を図ることができる。
また、一方の運転から他の運転のサーモオフを経てサ
ーモオン切換わる場合、室内接続切換機構の接続状態を
もとの運転のままにして均圧化運転を行ってからサーモ
オンに切換えるようにしたので均圧化運転中の室温の変
化によるもとの運転への復帰時に無駄な室内接続切換機
構の切換を防止することができる。
ーモオン切換わる場合、室内接続切換機構の接続状態を
もとの運転のままにして均圧化運転を行ってからサーモ
オンに切換えるようにしたので均圧化運転中の室温の変
化によるもとの運転への復帰時に無駄な室内接続切換機
構の切換を防止することができる。
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。第2図
以下は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和装置の
構成を示す冷媒配管系統図、第3図は室温サーモスタッ
トの信号切換特性を示す説明図、第4図は制御状態の変
化を示す制御状態遷移図である。 1……圧縮機 2……室外熱交換器(熱源側熱交換器) 5……室内熱交換器(利用側熱交換器) 21……四路切換弁(室外接続切換手段) 31……高圧ガスライン 32……低圧ガスライン 35……室内接続切換手段 51……室内電動膨張弁(減圧弁) 57……室内ファン 58……室温サーモスタット(信号出力手段) 101……送風運転制御手段 Th3……室温センサ(室温検出手段)
以下は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和装置の
構成を示す冷媒配管系統図、第3図は室温サーモスタッ
トの信号切換特性を示す説明図、第4図は制御状態の変
化を示す制御状態遷移図である。 1……圧縮機 2……室外熱交換器(熱源側熱交換器) 5……室内熱交換器(利用側熱交換器) 21……四路切換弁(室外接続切換手段) 31……高圧ガスライン 32……低圧ガスライン 35……室内接続切換手段 51……室内電動膨張弁(減圧弁) 57……室内ファン 58……室温サーモスタット(信号出力手段) 101……送風運転制御手段 Th3……室温センサ(室温検出手段)
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮機(1)と、該圧縮機(1)の吐出側
に接続された高圧ガスライン(31)と、圧縮機(1)の
吸入側に接続された低圧ガスライン(32)と、一端側が
上記高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン(32)とに
選択的に接続可能な熱源側熱交換器(2)と、該熱源側
熱交換器(2)の他端側に接続された液ライン(33)と
を備え、 上記高圧ガスライン(31)もしくは低圧ガスライン(3
2)と液ライン(33)との間には、ファン(57)を付設
した利用側熱交換器(5)及び該利用側熱交換器(5)
に直列に接続される利用側減圧弁(51)の複数組が並列
に介設されているとともに、 上記各利用側熱交換器(5),…のガス管を上記高圧ガ
スライン(31)と低圧ガスライン(32)とに選択的に連
通させて個別に冷房運転又は暖房運転可能に切換える室
内接続切換機構(35),…を備えた空気調和装置におい
て、 各利用側熱交換器(5)が設置される室内の温度を検出
する室温検出手段(Th3)と、 該室温検出手段(Th3)で検出される室温と予め設定さ
れた冷房運転及び暖房運転の目標温度とを比較して、冷
房運転と暖房運転との相互間における運転の切換指令及
び各運転におけるサーモオン,オフ指令を行う切換信号
を出力する信号出力手段(58)と、 該信号出力手段(58)からの切換信号を受信可能であっ
て、上記室内接続切換機構(35)の接続状態が冷房運転
状態の際、信号出力手段(58)から暖房運転サーモオン
指令の切換信号を受けるまでは、室内接続切換機構(3
5)の接続状態を冷房運転状態に維持してファン(57)
を運転し、信号出力手段(58)から冷房運転サーモオフ
指令、暖房運転サーモオフ指令、暖房運転サーモオン指
令の順で切換信号が出力される暖房切換え条件が成立し
たときにのみ、室内接続切換機構(35)の暖房運転状態
への切換え動作に先立って高圧ガスライン(31)と低圧
ガスライン(32)との圧力を均圧化させる均圧運転を行
い、この均圧運転中に信号出力手段(58)から冷房運転
指令の切換信号を受けると、室内接続切換機構(35)の
暖房運転状態への切換え動作を行うことなしに均圧運転
を停止して室内接続切換機構(35)の接続状態を冷房運
転状態のまま維持する一方、 上記室内接続切換機構(35)の接続状態が暖房運転状態
の際、信号出力手段(58)から冷房運転サーモオン指令
の切換信号を受けるまでは、室内接続切換機構(35)の
接続状態を暖房運転状態に維持してファン(57)を運転
し、信号出力手段(58)から暖房運転サーモオフ指令、
冷房運転サーモオフ指令、冷房運転サーモオン指令の順
で切換信号が出力される冷房切換え条件が成立したとき
にのみ、室内接続切換機構(35)の冷房運転状態への切
換え動作に先立って高圧ガスライン(31)と低圧ガスラ
イン(32)との圧力を均圧化させる均圧運転を行い、こ
の均圧運転中に信号出力手段(58)から暖房運転指令の
切換信号を受けると、室内接続切換機構(35)の冷房運
転状態への切換え動作を行うことなしに均圧運転を停止
して室内接続切換機構(35)の接続状態を暖房運転状態
のまま維持する送風運転制御手段(101)とを備えたこ
とを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1282362A JP2508306B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1282362A JP2508306B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03144245A JPH03144245A (ja) | 1991-06-19 |
JP2508306B2 true JP2508306B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=17651423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1282362A Expired - Fee Related JP2508306B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508306B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP5318519B2 (ja) * | 2008-10-16 | 2013-10-16 | 中部電力株式会社 | 空調機の運転制御装置及び空調機の運転制御方法 |
JP6260463B2 (ja) * | 2014-06-16 | 2018-01-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
Family Cites Families (9)
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JPS55160247A (en) * | 1979-05-31 | 1980-12-13 | Mitsubishi Electric Corp | Controlling unit for air conditioner |
JPS6020035A (ja) * | 1983-07-13 | 1985-02-01 | Hitachi Ltd | 空気調和機の操作回路 |
JPS61110859A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-29 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
JPS6213948A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-22 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
JPS63286643A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-24 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
JPH01118052A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Hitachi Ltd | 除湿機の電気回路 |
JPH01118041A (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-10 | Toshiba Corp | マルチ式空気調和機 |
JPH0621698B2 (ja) * | 1989-06-27 | 1994-03-23 | 鹿島建設株式会社 | ヒートポンプ式空気調和機の制御方法 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP1282362A patent/JP2508306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03144245A (ja) | 1991-06-19 |
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