JP2595406Y2 - プラグ型多極コネクタ - Google Patents
プラグ型多極コネクタInfo
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- JP2595406Y2 JP2595406Y2 JP1992015664U JP1566492U JP2595406Y2 JP 2595406 Y2 JP2595406 Y2 JP 2595406Y2 JP 1992015664 U JP1992015664 U JP 1992015664U JP 1566492 U JP1566492 U JP 1566492U JP 2595406 Y2 JP2595406 Y2 JP 2595406Y2
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- Japan
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- conductors
- slider
- locking member
- holding frame
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/502—Bases; Cases composed of different pieces
- H01R13/506—Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6581—Shield structure
- H01R13/6582—Shield structure with resilient means for engaging mating connector
- H01R13/6583—Shield structure with resilient means for engaging mating connector with separate conductive resilient members between mating shield members
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- H01R13/6592—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable
- H01R13/6593—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable the shield being composed of different pieces
-
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- H01R13/516—Means for holding or embracing insulating body, e.g. casing, hoods
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、それぞれがシールド処
理された異径の各導体(芯線や撚合せ線)を共通の編組
シールドで包囲してなる複合ケーブルに対応するプラグ
型多極コネクタ、およびシールド処理によるノイズ対策
や相手方コネクタであるソケット型多極コネクタとの接
続時のロック対策などを講じた上記種類のプラグ型多極
コネクタに関する。
理された異径の各導体(芯線や撚合せ線)を共通の編組
シールドで包囲してなる複合ケーブルに対応するプラグ
型多極コネクタ、およびシールド処理によるノイズ対策
や相手方コネクタであるソケット型多極コネクタとの接
続時のロック対策などを講じた上記種類のプラグ型多極
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図14に示したように、複合ケーブル1
00は、編組アルミ箔でなる編組シールド110によっ
て、絶縁被覆導体120や各対シールド130や一括シ
ールド140などを取り囲んだ複雑な構造を有してい
る。
00は、編組アルミ箔でなる編組シールド110によっ
て、絶縁被覆導体120や各対シールド130や一括シ
ールド140などを取り囲んだ複雑な構造を有してい
る。
【0003】このような複合ケーブル100を用いるプ
ラグ型多極コネクタやその相手方であるソケット型多極
コネクタにおいては、絶縁被覆導体120や各対シール
ドや一括シールドなどを先端部で撚り合わせることによ
り太導体140や細導体130を作り、それらの太導体
140や細導体130をそれぞれ対応する端子ピンに接
続するといった複雑な線処理が必要になる。
ラグ型多極コネクタやその相手方であるソケット型多極
コネクタにおいては、絶縁被覆導体120や各対シール
ドや一括シールドなどを先端部で撚り合わせることによ
り太導体140や細導体130を作り、それらの太導体
140や細導体130をそれぞれ対応する端子ピンに接
続するといった複雑な線処理が必要になる。
【0004】他方、従来のプラグ型多極コネクタは、同
一径を持つ一種類の導体(すなわち細導体)を複数本備
えた複合ケーブルにのみ対応可能となっており、そのよ
うな従来のプラグ型多極コネクタを図14で説明したよ
うな複合ケーブル100に対応させるためには、太導体
の線処理に要するスペースを確保することの必要から全
体の輪郭が大きくなることを回避することが困難で、近
時における小型傾向や高密度化傾向に対応することがで
きない。
一径を持つ一種類の導体(すなわち細導体)を複数本備
えた複合ケーブルにのみ対応可能となっており、そのよ
うな従来のプラグ型多極コネクタを図14で説明したよ
うな複合ケーブル100に対応させるためには、太導体
の線処理に要するスペースを確保することの必要から全
体の輪郭が大きくなることを回避することが困難で、近
時における小型傾向や高密度化傾向に対応することがで
きない。
【0005】他方、細導体や太導体を具備する複合ケー
ブルを用いる多極コネクタは、きわめて多種類の信号処
理に使われるものであるから、そのノイズ対策如何が性
能良否に大きな影響を及ぼすと共に、相手方多極コネク
タとの着脱操作性の良否や、相手方コネクタからの不慮
の離脱を防止する機能なども重要視される。
ブルを用いる多極コネクタは、きわめて多種類の信号処
理に使われるものであるから、そのノイズ対策如何が性
能良否に大きな影響を及ぼすと共に、相手方多極コネク
タとの着脱操作性の良否や、相手方コネクタからの不慮
の離脱を防止する機能なども重要視される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は以上の事情に
鑑みてなされたもので、大型化を効果的に抑制し得るも
のでありながら、図14で説明したような複合ケーブル
に対応可能であり、また、ノイズに対する優れたシール
ド機能を有し、さらに、相手方であるソケット型多極コ
ネクタとの着脱操作性や不慮の離脱を防止する機能に優
れたプラグ型多極コネクタを提供することを目的とす
る。
鑑みてなされたもので、大型化を効果的に抑制し得るも
のでありながら、図14で説明したような複合ケーブル
に対応可能であり、また、ノイズに対する優れたシール
ド機能を有し、さらに、相手方であるソケット型多極コ
ネクタとの着脱操作性や不慮の離脱を防止する機能に優
れたプラグ型多極コネクタを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案のプラグ
型多極コネクタは、絶縁性のボディと、横ピッチが密の
状態でボディの中央部に突出状に組み付けられた細導体
用の複数の端子ピンと、細導体用の端子ピン群の側部に
横ピッチが粗の状態でボディに突出状に組み付けられた
太導体用の複数の端子ピンと、ボディおよびこのボディ
に組み付けられた細導体用および太導体用の各端子ピン
群を包囲するように配設された金属板でなる筒状の第1
シールドカバーと、複数の細導体と複数の太導体とが編
組シールドで包囲されてなる複合ケーブルに外嵌状に取
り付けられたリング体と、複合ケーブルに取り付けられ
た上記リング体に外嵌され、そのリング体の外面側に折
り 返された上記編組シールドをこのリング体との間で挾
持する筒状の取付首部、および取付首部に連設されかつ
上記第1シールドカバーに嵌合状に連設された嵌合筒部
を一体に備えた第2シールドカバーと、を有し、上記複
合ケーブルの複数の細導体が上記第1シールドカバーの
内部でその中央部に集められてそれぞれ対応する細導体
用の端子ピンに接続されていると共に、上記複合ケーブ
ルの複数の太導体が上記第1シールドカバーの内部でそ
の側部に集められてそれぞれ対応する太導体用の端子ピ
ンに接続されているものである。
型多極コネクタは、絶縁性のボディと、横ピッチが密の
状態でボディの中央部に突出状に組み付けられた細導体
用の複数の端子ピンと、細導体用の端子ピン群の側部に
横ピッチが粗の状態でボディに突出状に組み付けられた
太導体用の複数の端子ピンと、ボディおよびこのボディ
に組み付けられた細導体用および太導体用の各端子ピン
群を包囲するように配設された金属板でなる筒状の第1
シールドカバーと、複数の細導体と複数の太導体とが編
組シールドで包囲されてなる複合ケーブルに外嵌状に取
り付けられたリング体と、複合ケーブルに取り付けられ
た上記リング体に外嵌され、そのリング体の外面側に折
り 返された上記編組シールドをこのリング体との間で挾
持する筒状の取付首部、および取付首部に連設されかつ
上記第1シールドカバーに嵌合状に連設された嵌合筒部
を一体に備えた第2シールドカバーと、を有し、上記複
合ケーブルの複数の細導体が上記第1シールドカバーの
内部でその中央部に集められてそれぞれ対応する細導体
用の端子ピンに接続されていると共に、上記複合ケーブ
ルの複数の太導体が上記第1シールドカバーの内部でそ
の側部に集められてそれぞれ対応する太導体用の端子ピ
ンに接続されているものである。
【0008】請求項2の考案のプラグ型多極コネクタ
は、請求項1の考案の構成に加え、第1シールドカバー
に具備された一対の側板部と、それぞれの側板部に開設
された軸方向に長い開口部と、先端部に突起を有するば
ね性を備えた可動片の基端部にばね体収容空間を形成す
る保持枠部が一体に設けられたロック用部材と、ロック
用部材の保持枠部に前後可動に嵌合される基部に、可動
片の背面全長に亘って重なり状に配設されるスライド片
が一体に設けられたスライダと、上記保持枠部のばね体
収容空間においてスライダの基部とこの保持枠部に設け
られたばね受部との間に介在され、かつスライダを常時
前進方向に付勢するばね体と、第1シールドカバーに前
後スライド自在に外嵌合され、かつ、上記スライダの基
部の前端に対して前方からのみ係合可能な係合部を備え
たスリーブと、を備え、上記ロック用部材は、その可動
片の突起が第1シールドカバーの側板部から突出する状
態で上記開口部に嵌め込まれていると共に、このロック
用部材の保持枠部が上記開口部の後端縁に係合され、さ
らに、上記スライダの基部の前端とスリーブの係合部と
の係合箇所が上記可動片の突起よりも後位に設定されて
いるものである。
は、請求項1の考案の構成に加え、第1シールドカバー
に具備された一対の側板部と、それぞれの側板部に開設
された軸方向に長い開口部と、先端部に突起を有するば
ね性を備えた可動片の基端部にばね体収容空間を形成す
る保持枠部が一体に設けられたロック用部材と、ロック
用部材の保持枠部に前後可動に嵌合される基部に、可動
片の背面全長に亘って重なり状に配設されるスライド片
が一体に設けられたスライダと、上記保持枠部のばね体
収容空間においてスライダの基部とこの保持枠部に設け
られたばね受部との間に介在され、かつスライダを常時
前進方向に付勢するばね体と、第1シールドカバーに前
後スライド自在に外嵌合され、かつ、上記スライダの基
部の前端に対して前方からのみ係合可能な係合部を備え
たスリーブと、を備え、上記ロック用部材は、その可動
片の突起が第1シールドカバーの側板部から突出する状
態で上記開口部に嵌め込まれていると共に、このロック
用部材の保持枠部が上記開口部の後端縁に係合され、さ
らに、上記スライダの基部の前端とスリーブの係合部と
の係合箇所が上記可動片の突起よりも後位に設定されて
いるものである。
【0009】
【作用】請求項1の考案によれば、細導体用の端子ピン
の横ピッチが密状態に、太導体用の端子ピンの横ピッチ
が粗状態にそれぞれ設定され、しかも、密状態に配列さ
れた細導体用端子ピン群がボディの中央部に組み付けら
れ、その側部に粗状態の太導体用端子ピン群が組み付け
られ、複合ケーブルから引き出された複数の細導体を中
央に集めて細導体用の端子ピンに接続し、その側部に太
導体群を集めて太 導体用の端子ピンに接続してしてある
ので、細導体群の処理空間に無駄な空間がなくなってそ
のことがプラグ型多極コネクタの大型化を抑制すること
に役立つ。また、複合ケーブルの編組シールドと、第2
シールドカバーと、第1シールドカバーとが確実に電気
的に接続されるので、外観がコンパクトになると共に、
ノイズ対策としての優れたシールド作用が発揮される。
の横ピッチが密状態に、太導体用の端子ピンの横ピッチ
が粗状態にそれぞれ設定され、しかも、密状態に配列さ
れた細導体用端子ピン群がボディの中央部に組み付けら
れ、その側部に粗状態の太導体用端子ピン群が組み付け
られ、複合ケーブルから引き出された複数の細導体を中
央に集めて細導体用の端子ピンに接続し、その側部に太
導体群を集めて太 導体用の端子ピンに接続してしてある
ので、細導体群の処理空間に無駄な空間がなくなってそ
のことがプラグ型多極コネクタの大型化を抑制すること
に役立つ。また、複合ケーブルの編組シールドと、第2
シールドカバーと、第1シールドカバーとが確実に電気
的に接続されるので、外観がコンパクトになると共に、
ノイズ対策としての優れたシールド作用が発揮される。
【0010】請求項2の考案によれば、第1シールドカ
バーとロック用部材とが別体であり、第1シールドカバ
ーの側板部に形成した開口部にそのロック用部材を嵌め
込み、さらにロック用部材の保持枠部にばね体を収容す
る構成にしてあるので、ロック用部材を嵌め込んだとき
の第1シールドカバーの隙間が小さくて済み、しかもそ
の開口部がロック用部材によってほぼ完全に塞がれるの
で、ロック機能を有する割にシールド作用に優れるのみ
ならず、上記ばね体によって当該コネクタの小型化が阻
害されることもない。
バーとロック用部材とが別体であり、第1シールドカバ
ーの側板部に形成した開口部にそのロック用部材を嵌め
込み、さらにロック用部材の保持枠部にばね体を収容す
る構成にしてあるので、ロック用部材を嵌め込んだとき
の第1シールドカバーの隙間が小さくて済み、しかもそ
の開口部がロック用部材によってほぼ完全に塞がれるの
で、ロック機能を有する割にシールド作用に優れるのみ
ならず、上記ばね体によって当該コネクタの小型化が阻
害されることもない。
【0011】また、スライダが後退したときにロック用
部材の可動片の撓み代がその可動片の背面側に形成され
る。さらに第1シールドカバーに対してスリーブが後退
すると、スリーブの係合部がスライダの基部に係合して
スライダを後退させる。
部材の可動片の撓み代がその可動片の背面側に形成され
る。さらに第1シールドカバーに対してスリーブが後退
すると、スリーブの係合部がスライダの基部に係合して
スライダを後退させる。
【0012】
【実施例】図1は本考案の実施例によるプラグ型多極コ
ネクタの一部と複合ケーブルとを示したものであり、1
は第1シールドカバー、2は第2シールドカバー、3は
ボディ、4はロック用部材、5はスライダである。
ネクタの一部と複合ケーブルとを示したものであり、1
は第1シールドカバー、2は第2シールドカバー、3は
ボディ、4はロック用部材、5はスライダである。
【0013】第1シールドカバー1は金属板を横長四角
筒状に折り曲げることにより形成されており、その前端
側部分は、一対の側板部11,11と、底板部12と、
上板部13と、上板部13と側板部11,11との間の
傾斜板部14,14とを具備しており、上板部13には
前方(矢符A)に向く係合爪15と後方(矢符B)に向
く係合爪16,16とが内向き切起し状に形成されてい
る。図示していないが、底板部12にも同様に前方Aを
向く係合爪と後方Bを向く係合爪(いずれも不図示)と
が内向き切起し状に形成されている。第1シールドカバ
ー1の前端側部分の正面視形状は図1や図4などに示し
たボディ3の正面視形状と同じ形状になっていて、この
ボディ3が第1シールドカバー1に前端側部分に嵌め込
まれる。そして、ボディ3の上面と下面とにそれぞれ形
成された段付係合部31,32,32がそれぞれ対応す
る係合爪15,16,16に係合されることにより、図
3のようにボディ3が第1シールドカバー1に結合され
る。なお、ボディ3の下面に形成された段付係合部は図
に現れていない。
筒状に折り曲げることにより形成されており、その前端
側部分は、一対の側板部11,11と、底板部12と、
上板部13と、上板部13と側板部11,11との間の
傾斜板部14,14とを具備しており、上板部13には
前方(矢符A)に向く係合爪15と後方(矢符B)に向
く係合爪16,16とが内向き切起し状に形成されてい
る。図示していないが、底板部12にも同様に前方Aを
向く係合爪と後方Bを向く係合爪(いずれも不図示)と
が内向き切起し状に形成されている。第1シールドカバ
ー1の前端側部分の正面視形状は図1や図4などに示し
たボディ3の正面視形状と同じ形状になっていて、この
ボディ3が第1シールドカバー1に前端側部分に嵌め込
まれる。そして、ボディ3の上面と下面とにそれぞれ形
成された段付係合部31,32,32がそれぞれ対応す
る係合爪15,16,16に係合されることにより、図
3のようにボディ3が第1シールドカバー1に結合され
る。なお、ボディ3の下面に形成された段付係合部は図
に現れていない。
【0014】第1シールドカバー1における後端側部分
の一対の側板部11,11には外方に切り起こされた後
方に向く係合爪17,17(図1および図5参照)が形
成されていると共に、その上板部13と底板部12とに
はそれぞれ係合孔18,18,19,19(図1および
図5参照)が形成されている。これに対し、金属板を絞
って作られた第2シールドカバー2は、筒状の取付首部
21と、この取付首部21に連設された嵌合筒部22と
を一体に有しており、嵌合筒部22は第1シールドカバ
ー1の後端側部分と同じ形状でかつその後端側部分を嵌
入し得る大きさに作られている。そして、第2シールド
カバー2の嵌合筒部22に第1シールドカバー1の後端
側部分が嵌入され、第2シールドカバー2に内方に切起
し形成された後方に向く係合爪23,23,24,24
が、それらに対応する第1シールドカバー1の係合孔1
8,18,19,19に係合されていると共に、第1シ
ールドカバー1の係合爪17,17が図5のように上記
嵌合筒部22の前端縁に係合されることにより、第1シ
ールドカバー1と第2シールドカバー2とが結合されて
いる。第1シールドカバー1と第2シールドカバー2と
の嵌合箇所(すなわち重なり箇所)を半田付けすること
によりシールド性能を向上させることが可能である。
の一対の側板部11,11には外方に切り起こされた後
方に向く係合爪17,17(図1および図5参照)が形
成されていると共に、その上板部13と底板部12とに
はそれぞれ係合孔18,18,19,19(図1および
図5参照)が形成されている。これに対し、金属板を絞
って作られた第2シールドカバー2は、筒状の取付首部
21と、この取付首部21に連設された嵌合筒部22と
を一体に有しており、嵌合筒部22は第1シールドカバ
ー1の後端側部分と同じ形状でかつその後端側部分を嵌
入し得る大きさに作られている。そして、第2シールド
カバー2の嵌合筒部22に第1シールドカバー1の後端
側部分が嵌入され、第2シールドカバー2に内方に切起
し形成された後方に向く係合爪23,23,24,24
が、それらに対応する第1シールドカバー1の係合孔1
8,18,19,19に係合されていると共に、第1シ
ールドカバー1の係合爪17,17が図5のように上記
嵌合筒部22の前端縁に係合されることにより、第1シ
ールドカバー1と第2シールドカバー2とが結合されて
いる。第1シールドカバー1と第2シールドカバー2と
の嵌合箇所(すなわち重なり箇所)を半田付けすること
によりシールド性能を向上させることが可能である。
【0015】複合ケーブル100は図14で説明したも
のと同じ種類のものであり、細導体130や太導体14
0を編組シールド110で内包したものである。この複
合ケーブル100においては、図1および図6に示すよ
うに、その先端近傍箇所にリング体6が外嵌されてお
り、このリング体6の外面側に、剥離された編組シール
ド110が折り返されている。そして、第2シールドカ
バー2の取付首部21が、上記リング体6に外嵌されて
いると共に、そのリング体6と取付首部21との間でリ
ング体6の外面側に折り返された上記編組外郭シールド
120が挾持されている。したがって、第2シールドカ
バー2は上記編組シールド110と電気的に確実に接触
し、第1シールドカバー1をも含めた範囲のシールド作
用が向上する。なお、上記取付首部21を加締めたり、
取付首部21とリング体6と編組外郭シールド120と
の重なり箇所を半田付けすることよりいっそう高度のシ
ールド作用が発揮される。
のと同じ種類のものであり、細導体130や太導体14
0を編組シールド110で内包したものである。この複
合ケーブル100においては、図1および図6に示すよ
うに、その先端近傍箇所にリング体6が外嵌されてお
り、このリング体6の外面側に、剥離された編組シール
ド110が折り返されている。そして、第2シールドカ
バー2の取付首部21が、上記リング体6に外嵌されて
いると共に、そのリング体6と取付首部21との間でリ
ング体6の外面側に折り返された上記編組外郭シールド
120が挾持されている。したがって、第2シールドカ
バー2は上記編組シールド110と電気的に確実に接触
し、第1シールドカバー1をも含めた範囲のシールド作
用が向上する。なお、上記取付首部21を加締めたり、
取付首部21とリング体6と編組外郭シールド120と
の重なり箇所を半田付けすることよりいっそう高度のシ
ールド作用が発揮される。
【0016】ボディ3は絶縁性樹脂で成形されており、
その内部に多数の端子ピン取付孔が縦横に格子配列され
た状態で形成されている。図4に示したように、これら
の端子ピン取付孔のうち、ボディ3の中央部に形成され
た第1取付孔群33は、個々の第1取付孔33a,33
aの横ピッチP1が密に設定され、第1取付群33の一
側部の第2取付孔群34は、個々の第2取付孔34a,
34aの横ピッチP2が粗に設定され、第1取付群33
の他側部の第3取付孔群35は、個々の第3取付孔35
a,35aの横ピッチP3が密に設定されている。この
実施例では、P1=P3<P2の関係になっている。第
1取付孔33a…、第2取付孔34a…、第3取付孔3
5a…には図6に示したようにそれぞれ端子ピン37a
が前方に向けて突出状に組み付けられ、第1取付孔群3
3と第3取付孔群35に組み付けられた端子ピン37a
は細導体用、第2取付孔群34に組み付けられた端子ピ
ン38aは太導体用として用いられる。したがって、細
導体用の端子ピン37aはボディ3の中央部と他側部と
でそれぞれ細導体用端子ピン群を形成し、太導体用の端
子ピン38aはボディ3の一側部で太導体用端子ピン群
を形成する。そして、複合ケーブル100の先端部にむ
き出された細導体130が中央部と他側部とに集められ
てそれぞれ対応する細導体用端子ピン37aに接続され
るのに対し、太導体140が位置側部に集められてそれ
ぞれ対応する太導体用端子ピン38aに接続される。
その内部に多数の端子ピン取付孔が縦横に格子配列され
た状態で形成されている。図4に示したように、これら
の端子ピン取付孔のうち、ボディ3の中央部に形成され
た第1取付孔群33は、個々の第1取付孔33a,33
aの横ピッチP1が密に設定され、第1取付群33の一
側部の第2取付孔群34は、個々の第2取付孔34a,
34aの横ピッチP2が粗に設定され、第1取付群33
の他側部の第3取付孔群35は、個々の第3取付孔35
a,35aの横ピッチP3が密に設定されている。この
実施例では、P1=P3<P2の関係になっている。第
1取付孔33a…、第2取付孔34a…、第3取付孔3
5a…には図6に示したようにそれぞれ端子ピン37a
が前方に向けて突出状に組み付けられ、第1取付孔群3
3と第3取付孔群35に組み付けられた端子ピン37a
は細導体用、第2取付孔群34に組み付けられた端子ピ
ン38aは太導体用として用いられる。したがって、細
導体用の端子ピン37aはボディ3の中央部と他側部と
でそれぞれ細導体用端子ピン群を形成し、太導体用の端
子ピン38aはボディ3の一側部で太導体用端子ピン群
を形成する。そして、複合ケーブル100の先端部にむ
き出された細導体130が中央部と他側部とに集められ
てそれぞれ対応する細導体用端子ピン37aに接続され
るのに対し、太導体140が位置側部に集められてそれ
ぞれ対応する太導体用端子ピン38aに接続される。
【0017】このような線処理を行うことにより、細導
体130…と太導体140とが混在しなくなり、細導体
130の処理に必要なスペースが最少限度に抑制され
る。したがって、ボディ3ひいてはプラグ型多極コネク
タの大型化が抑制され、小型高密度化に適合したものと
なる。
体130…と太導体140とが混在しなくなり、細導体
130の処理に必要なスペースが最少限度に抑制され
る。したがって、ボディ3ひいてはプラグ型多極コネク
タの大型化が抑制され、小型高密度化に適合したものと
なる。
【0018】図1のように、第1シールドカバー1の一
対の側板部11,11のそれぞれには第1シールドカバ
ー1の軸方向に長い開口部7が形成されている。この開
口部7は前半部分の幅狭部71と後半部分の幅広部72
とからなる。ロック用部材4は、先端部に折曲形成され
た突起44を有するばね性を備えた可動片41と、可動
片41の基端部に一体に設けられた保持枠部42とを一
体に有しており、保持枠部42は、上下一対の平板部4
2a,42aの間に後述するばね体53の収容空間を形
成し、かつそれらの平板部42a,42aにフランジ部
42b,42bが曲成されている。また、保持枠部42
の後端部に舌片状のばね受部43が設けられている。ス
ライダ5は基部51の側部からスライド片52が突設さ
れた構成になっている。
対の側板部11,11のそれぞれには第1シールドカバ
ー1の軸方向に長い開口部7が形成されている。この開
口部7は前半部分の幅狭部71と後半部分の幅広部72
とからなる。ロック用部材4は、先端部に折曲形成され
た突起44を有するばね性を備えた可動片41と、可動
片41の基端部に一体に設けられた保持枠部42とを一
体に有しており、保持枠部42は、上下一対の平板部4
2a,42aの間に後述するばね体53の収容空間を形
成し、かつそれらの平板部42a,42aにフランジ部
42b,42bが曲成されている。また、保持枠部42
の後端部に舌片状のばね受部43が設けられている。ス
ライダ5は基部51の側部からスライド片52が突設さ
れた構成になっている。
【0019】そして、第1シールドカバー1の開口部7
に、図6および図7に示すように、ロック用部材4が嵌
め込まれる。この場合、ロック用部材4の可動片41が
開口部7の幅狭部71に収容され、突起44が第1シー
ルドカバー1における側板部11から外方に突出する状
態となされ、保持枠部42が開口部7の幅広部72に嵌
入される。また、フランジ部42b,42bは上記側板
部11の外面に重ね合わされ、かつ、平板部42a,4
2aに具備された係合爪(不図示)が側板部11の内面
に係合して保持枠部42が側板部11に固定される。こ
うして第1シールドカバー1に取り付けられたロック用
部材4の可動片41の背面全長に亘ってスライダ5のス
ライド片52が重なり状に配設され、また、スライダ5
の基部51がロック用部材4の保持枠部42に前後可動
に嵌合される。そして、スライダ5の基部51とロック
用部材4の保持枠部42に設けられているばね受部43
との間にコイルスプリングでなるばね体53が圧縮状態
で介在され、このばね体53によってスライダ5が常時
前進方向に付勢される。
に、図6および図7に示すように、ロック用部材4が嵌
め込まれる。この場合、ロック用部材4の可動片41が
開口部7の幅狭部71に収容され、突起44が第1シー
ルドカバー1における側板部11から外方に突出する状
態となされ、保持枠部42が開口部7の幅広部72に嵌
入される。また、フランジ部42b,42bは上記側板
部11の外面に重ね合わされ、かつ、平板部42a,4
2aに具備された係合爪(不図示)が側板部11の内面
に係合して保持枠部42が側板部11に固定される。こ
うして第1シールドカバー1に取り付けられたロック用
部材4の可動片41の背面全長に亘ってスライダ5のス
ライド片52が重なり状に配設され、また、スライダ5
の基部51がロック用部材4の保持枠部42に前後可動
に嵌合される。そして、スライダ5の基部51とロック
用部材4の保持枠部42に設けられているばね受部43
との間にコイルスプリングでなるばね体53が圧縮状態
で介在され、このばね体53によってスライダ5が常時
前進方向に付勢される。
【0020】図2はストレインレリーフ8とスリーブ9
とを示している。ストレインレリーフ8は、カバー部8
1と筒状部82とを備え、図6および図7のようにカバ
ー部81が第2シールドカバー2に被着され、筒状部8
2が、複合ケーブル100に外嵌されたフェライトコア
10を包み込む状態で複合ケーブル100に被着されて
いる。このストレインレリーフ8は成形品を上記のよう
に第2シールドカバー2や複合ケーブル100に装着し
ても、あるいは射出成形によって形成してもよい。次
に、スリーブ9は第1シールドカバー1の正面視形状と
維持する形状の筒状に形成されており、第1シールドカ
バー1に前後スライド自在に外嵌合される。そして、ス
リーブ9の後端部は上記ストレインレリーフ8のカバー
部81にスライド自在に被せられている。このスリーブ
9の前端内周部に内向きに突出する係合部91が形成さ
れており、この係合部91が、図6に示したように、上
記突起44よりも後位において上記スライダ5の基部5
1の前端に前方からのみ係合可能な状態で対峙してい
る。また、図7のように、スリーブ9の後端部には係合
爪部92が具備されており、この係合爪部92が上記ス
トレインレリーフ8のカバー部81に具備された段付係
合部83に対向してスリーブ9の抜け落ちを防いでい
る。
とを示している。ストレインレリーフ8は、カバー部8
1と筒状部82とを備え、図6および図7のようにカバ
ー部81が第2シールドカバー2に被着され、筒状部8
2が、複合ケーブル100に外嵌されたフェライトコア
10を包み込む状態で複合ケーブル100に被着されて
いる。このストレインレリーフ8は成形品を上記のよう
に第2シールドカバー2や複合ケーブル100に装着し
ても、あるいは射出成形によって形成してもよい。次
に、スリーブ9は第1シールドカバー1の正面視形状と
維持する形状の筒状に形成されており、第1シールドカ
バー1に前後スライド自在に外嵌合される。そして、ス
リーブ9の後端部は上記ストレインレリーフ8のカバー
部81にスライド自在に被せられている。このスリーブ
9の前端内周部に内向きに突出する係合部91が形成さ
れており、この係合部91が、図6に示したように、上
記突起44よりも後位において上記スライダ5の基部5
1の前端に前方からのみ係合可能な状態で対峙してい
る。また、図7のように、スリーブ9の後端部には係合
爪部92が具備されており、この係合爪部92が上記ス
トレインレリーフ8のカバー部81に具備された段付係
合部83に対向してスリーブ9の抜け落ちを防いでい
る。
【0021】次に、図8と図9を参照し、プラグ型多極
コネクタの相手方コネクタであるソケット型多極コネク
タの構成を略述する。
コネクタの相手方コネクタであるソケット型多極コネク
タの構成を略述する。
【0022】このソケット型多極コネクタはシールドカ
バー201にボディ200を内嵌状に装着したものであ
る。そして、シールドカバー201は、金属板を折り曲
げて形成されており、その角形の筒状部202の一対の
側板部203,203のそれぞれに係合孔部204と拡
がり形状の呼込みガイド部206が形成されている。ま
た、ボディ200の側面に突出部205が設けられてお
り、この突出部205とシールドカバー201の側板部
203との間には、所定の隙間が形成されている。な
お、ボディ200に、上述したプラグ型多極コネクタの
ボディ3に具備された端子ピン群33〜35に対応する
端子ピン群(不図示)が具備されていることは当然であ
る。
バー201にボディ200を内嵌状に装着したものであ
る。そして、シールドカバー201は、金属板を折り曲
げて形成されており、その角形の筒状部202の一対の
側板部203,203のそれぞれに係合孔部204と拡
がり形状の呼込みガイド部206が形成されている。ま
た、ボディ200の側面に突出部205が設けられてお
り、この突出部205とシールドカバー201の側板部
203との間には、所定の隙間が形成されている。な
お、ボディ200に、上述したプラグ型多極コネクタの
ボディ3に具備された端子ピン群33〜35に対応する
端子ピン群(不図示)が具備されていることは当然であ
る。
【0023】次に、プラグ型多極コネクタをソケット型
多極コネクタに接続したり、接続されている両コネクタ
を離脱させたりする場合の作用を図10〜図13を参照
して説明する。
多極コネクタに接続したり、接続されている両コネクタ
を離脱させたりする場合の作用を図10〜図13を参照
して説明する。
【0024】プラグ型多極コネクタをソケット型多極コ
ネクタに接続するときに、プラグ型多極コネクタの第1
シールドカバー1をソケット型多極コネクタのシールド
カバー201に矢符Xで示すような差し込む操作を行う
と、最初の段階では、ロック用部材4に具備された可動
片41の突起44がシールドカバー201の呼込みガイ
ド部206に案内されることにより、スライダ5のスラ
イド片52を撓ませて内方に変位しながらその呼込みガ
イド部206を通過する。そうすると、呼込みガイド部
206を上記突起44が通過した直後に、図10のよう
にスライド片52の先端がソケット型多極コネクタにお
けるボディ200の突出部205に当たる。このため、
さらに差込み操作を行うと、図11のように可動片41
だけが前進し、スライド片52は上記突出部205に当
たったまま前進を阻止されるので、ばね体53が圧縮さ
れる。図11の状態からさらに矢符Xのような差込み操
作が行われると、上記突起44がシールドカバー201
の側板部203に形成されている係合孔部204に達
し、その時点で可動片41がそれ自体のばね性により外
側に復帰変位して突起44が係合孔部204に嵌まり込
む。そして、このように突起44が係合孔部204に嵌
まり込むと、可動片41と突出部205との間に隙間が
生じるので、スライド片52が復帰変位した後、ばね体
53の付勢によってスライダ4が押し出され、図12の
ようにスライド片52がその隙間に嵌まり込む。これに
より、スライド片52が突出部205によって背面側か
らバックアップされた状態になり、可動片41が内方に
変位することができなくなる。したがって、複合ケーブ
ル100やストレインレリーフ8を引っ張っても、突起
44が係合孔部204から抜け出ることはなく、このこ
とにより、ソケット型多極コネクタからのプラグ型多極
コネクタの不慮の離脱を防止する作用が発揮される。
ネクタに接続するときに、プラグ型多極コネクタの第1
シールドカバー1をソケット型多極コネクタのシールド
カバー201に矢符Xで示すような差し込む操作を行う
と、最初の段階では、ロック用部材4に具備された可動
片41の突起44がシールドカバー201の呼込みガイ
ド部206に案内されることにより、スライダ5のスラ
イド片52を撓ませて内方に変位しながらその呼込みガ
イド部206を通過する。そうすると、呼込みガイド部
206を上記突起44が通過した直後に、図10のよう
にスライド片52の先端がソケット型多極コネクタにお
けるボディ200の突出部205に当たる。このため、
さらに差込み操作を行うと、図11のように可動片41
だけが前進し、スライド片52は上記突出部205に当
たったまま前進を阻止されるので、ばね体53が圧縮さ
れる。図11の状態からさらに矢符Xのような差込み操
作が行われると、上記突起44がシールドカバー201
の側板部203に形成されている係合孔部204に達
し、その時点で可動片41がそれ自体のばね性により外
側に復帰変位して突起44が係合孔部204に嵌まり込
む。そして、このように突起44が係合孔部204に嵌
まり込むと、可動片41と突出部205との間に隙間が
生じるので、スライド片52が復帰変位した後、ばね体
53の付勢によってスライダ4が押し出され、図12の
ようにスライド片52がその隙間に嵌まり込む。これに
より、スライド片52が突出部205によって背面側か
らバックアップされた状態になり、可動片41が内方に
変位することができなくなる。したがって、複合ケーブ
ル100やストレインレリーフ8を引っ張っても、突起
44が係合孔部204から抜け出ることはなく、このこ
とにより、ソケット型多極コネクタからのプラグ型多極
コネクタの不慮の離脱を防止する作用が発揮される。
【0025】上述した差込み操作は、プラグ型多極コネ
クタのスリーブ9を手で持って行っても、ストレインレ
リーフ8を手で持って行ってもよいが、ストレインレリ
ーフ8を手で持つことはその持ち代が少ないことを考慮
すると、スリーブ9を手で持って行うことが望ましい。
クタのスリーブ9を手で持って行っても、ストレインレ
リーフ8を手で持って行ってもよいが、ストレインレリ
ーフ8を手で持つことはその持ち代が少ないことを考慮
すると、スリーブ9を手で持って行うことが望ましい。
【0026】次に、図12のようにソケット型多極コネ
クタに接続されたプラグ型多極コネクタをそのソケット
型多極コネクタから引き抜くときは、スリーブ9を手で
持って図13の矢符Yで示すような引抜操作を行う。そ
うすると、最初の段階において、スライダ5の基部51
の前端に係合しているスリーブ9の係合部91がその基
部51を後方B(図1参照)に押すので、スライダ5が
ばね体53の付勢に抗して後退する。これにより、図1
2のようにスライド片52が突出部205と可動片41
との間から抜け出て、可動片52と突出部205との間
に隙間が生じ、可動片52が内方に変位できる状態にな
る。このため、さらに引抜き操作が行われると、そのと
きの引抜力により突起44が係合孔部204から内方に
抜け出し、つづいてシールドカバー201から可動片4
1ないし第1シールドカバー1が抜け出し、ソケット型
多極コネクタからプラグ型多極コネクタが離脱する。
クタに接続されたプラグ型多極コネクタをそのソケット
型多極コネクタから引き抜くときは、スリーブ9を手で
持って図13の矢符Yで示すような引抜操作を行う。そ
うすると、最初の段階において、スライダ5の基部51
の前端に係合しているスリーブ9の係合部91がその基
部51を後方B(図1参照)に押すので、スライダ5が
ばね体53の付勢に抗して後退する。これにより、図1
2のようにスライド片52が突出部205と可動片41
との間から抜け出て、可動片52と突出部205との間
に隙間が生じ、可動片52が内方に変位できる状態にな
る。このため、さらに引抜き操作が行われると、そのと
きの引抜力により突起44が係合孔部204から内方に
抜け出し、つづいてシールドカバー201から可動片4
1ないし第1シールドカバー1が抜け出し、ソケット型
多極コネクタからプラグ型多極コネクタが離脱する。
【0027】このように、上記プラグ型多極コネクタ
は、差込み操作や引抜き操作はいずれもスリーブ9を手
で持って押し引きすることにより行うことができるとい
う所謂ワンタッチフルロック方式になっているので使い
勝手がきわめてよい。また、突起44と係合孔部204
との係合が各コネクタの左右両側において行われるので
バランスよく差込み操作や引抜き操作を行うことができ
る。さらに、ロック用部材4が第1シールドカバー1と
は別体であって、しかもそのロック用部材4の保持枠部
42にばね体53を収容するようにしてあるので、第1
シールドカバー1にはロック用部材4を嵌め込むための
開口部7だけを設ければよく、ばね体53を設置するた
めに開口を形成したりする必要がないので、開口を形成
することによるシールド性能の低下が最少限度に抑制さ
れている。
は、差込み操作や引抜き操作はいずれもスリーブ9を手
で持って押し引きすることにより行うことができるとい
う所謂ワンタッチフルロック方式になっているので使い
勝手がきわめてよい。また、突起44と係合孔部204
との係合が各コネクタの左右両側において行われるので
バランスよく差込み操作や引抜き操作を行うことができ
る。さらに、ロック用部材4が第1シールドカバー1と
は別体であって、しかもそのロック用部材4の保持枠部
42にばね体53を収容するようにしてあるので、第1
シールドカバー1にはロック用部材4を嵌め込むための
開口部7だけを設ければよく、ばね体53を設置するた
めに開口を形成したりする必要がないので、開口を形成
することによるシールド性能の低下が最少限度に抑制さ
れている。
【0028】
【考案の効果】請求項1の考案によると、細導体と太導
体とを有する複合ケーブルに対応可能であるのみなら
ず、小型高密度化にも適合したプラグ型多極コネクタを
提供することが可能である。また、ノイズ対策としての
シールド作用に優れたプラグ型多極コネクタを提供する
ことが可能である。
体とを有する複合ケーブルに対応可能であるのみなら
ず、小型高密度化にも適合したプラグ型多極コネクタを
提供することが可能である。また、ノイズ対策としての
シールド作用に優れたプラグ型多極コネクタを提供する
ことが可能である。
【0029】請求項2の考案によると、シールド作用を
損なうことなくロック機能を付与することができ、しか
も、相手方であるソケット型多極コネクタに対する着脱
操作性や、不慮の離脱を防止する機能に優れたプラグ型
多極コネクタを提供することが可能である。
損なうことなくロック機能を付与することができ、しか
も、相手方であるソケット型多極コネクタに対する着脱
操作性や、不慮の離脱を防止する機能に優れたプラグ型
多極コネクタを提供することが可能である。
【図1】本考案の実施例によるプラグ型多極コネクタの
一部と複合ケーブルとを示す分解斜視図である。
一部と複合ケーブルとを示す分解斜視図である。
【図2】ストレインレリーフとスリーブとを示す分解斜
視図である。
視図である。
【図3】第1シールドカバーとボディとの結合構造を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】ボディの背面図である。
【図5】第1シールドカバーと第2シールドカバーの結
合構造を示す平面図である。
合構造を示す平面図である。
【図6】上記プラグ型多極コネクタの一部破断平面図で
ある。
ある。
【図7】本考案の実施例によるプラグ型多極コネクタの
一部破断側面図である。
一部破断側面図である。
【図8】ソケット型多極コネクタの正面図である。
【図9】ソケット型多極コネクタの側面図である。
【図10】プラグ型多極コネクタとソケット型多極コネ
クタを一部破断して示した接続操作の説明図である。
クタを一部破断して示した接続操作の説明図である。
【図11】異なる段階での上記接続操作の説明図であ
る。
る。
【図12】異なる段階での上記接続操作の説明図であ
る。
る。
【図13】プラグ型多極コネクタとソケット型多極コネ
クタを一部破断して示した離脱操作の説明図である。
クタを一部破断して示した離脱操作の説明図である。
【図14】複合ケーブルの断面図である。
1 第1シールドカバー 2 第2シールドカバー 3 ボディ 4 ロック用部材 5 スライダ 6 リング体 7 開口部 9 スリーブ 11 側板部 21 取付首部 22 嵌合筒部 33 細導体用端子ピン群 34 太導体用端子ピン群 41 可動片 42 保持枠部 43 ばね受部 44 突起 51 基部 52 スライド片 53 ばね体 91 係合部 130 細導体 140 太導体 100 複合ケーブル P1 細導体用端子ピンの横ピッチ P2 太導体用端子ピンの横ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/648 - 13/658 H10R 13/639 H01R 23/00
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性のボディと、 横ピッチが密の状態でボディの中央部に突出状に組み付
けられた細導体用の複数の端子ピンと、 細導体用の端子ピン群の側部に横ピッチが粗の状態でボ
ディに突出状に組み付けられた太導体用の複数の端子ピ
ンと、ボディおよびこのボディに組み付けられた細導体用およ
び太導体用の各端子ピン群を包囲するように配設された
金属板でなる筒状の第1シールドカバーと、 複数の細導体と複数の太導体とが編組シールドで包囲さ
れてなる複合ケーブルに外嵌状に取り付けられたリング
体と、 複合ケーブルに取り付けられた上記リング体に外嵌さ
れ、そのリング体の外面側に折り返された上記編組シー
ルドをこのリング体との間で挾持する筒状の取付首部、
および取付首部に連設されかつ上記第1シールドカバー
に嵌合状に連設された嵌合筒部を一体に備えた第2シー
ルドカバーと、を有し、 上記複合ケーブルの複数の細導体が上記第1シールドカ
バーの内部でその中央部に集められてそれぞれ対応する
細導体用の端子ピンに接続されていると共に、上記複合
ケーブルの複数の太導体が上記第1シールドカバーの内
部でその側部に集められてそれぞれ対応する太導体用の
端子ピンに接続されている ことを特徴とするプラグ型多
極コネクタ。 - 【請求項2】 第1シールドカバーに具備された一対の
側板部と、 それぞれの側板部に開設された軸方向に長い開口部と、 先端部に突起を有するばね性を備えた可動片の基端部に
ばね体収容空間を形成する保持枠部が一体に設けられた
ロック用部材と、 ロック用部材の保持枠部に前後可動に嵌合される基部
に、可動片の背面全長に亘って重なり状に配設されるス
ライド片が一体に設けられたスライダと、 上記保持枠部のばね体収容空間においてスライダの基部
とこの保持枠部に設けられたばね受部との間に介在さ
れ、かつスライダを常時前進方向に付勢するばね体と、 第1シールドカバーに前後スライド自在に外嵌合され、
かつ、上記スライダの基部の前端に対して前方からのみ
係合可能な係合部を備えたスリーブと、 を備え、 上記ロック用部材は、その可動片の突起が第1シールド
カバーの側板部から突出する状態で上記開口部に嵌め込
まれていると共に、このロック用部材の保持枠部が上記
開口部の後端縁に係合され、さらに、上記スライダの基
部の前端とスリーブの係合部との係合箇所が上記可動片
の突起よりも後位に設定されている請求項1のプラグ型
多極コネクタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992015664U JP2595406Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | プラグ型多極コネクタ |
US08/022,318 US5338227A (en) | 1992-03-25 | 1993-02-25 | Plug-type multipolar electrical connector |
SG1995001543A SG40036A1 (en) | 1992-03-25 | 1993-03-02 | Plug-type multipolar electrical connector |
DE69311177T DE69311177T2 (de) | 1992-03-25 | 1993-03-02 | Mehrpoliger elektrischer Steckverbinder |
EP93103335A EP0562311B1 (en) | 1992-03-25 | 1993-03-02 | Plug-type multipolar electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992015664U JP2595406Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | プラグ型多極コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577878U JPH0577878U (ja) | 1993-10-22 |
JP2595406Y2 true JP2595406Y2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=11895012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992015664U Expired - Fee Related JP2595406Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | プラグ型多極コネクタ |
Country Status (5)
Country | Link |
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