JP2594404Y2 - シート収納構造 - Google Patents
シート収納構造Info
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- JP2594404Y2 JP2594404Y2 JP1991099102U JP9910291U JP2594404Y2 JP 2594404 Y2 JP2594404 Y2 JP 2594404Y2 JP 1991099102 U JP1991099102 U JP 1991099102U JP 9910291 U JP9910291 U JP 9910291U JP 2594404 Y2 JP2594404 Y2 JP 2594404Y2
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- JP
- Japan
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- seat
- storage recess
- seat cushion
- floor
- cushion
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/30—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
- B60N2/3072—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats on a lower level of a multi-level vehicle floor
- B60N2/3075—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats on a lower level of a multi-level vehicle floor stowed in recess
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/30—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
- B60N2/3002—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements
- B60N2/3004—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements by rotation only
- B60N2/3009—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements by rotation only about transversal axis
- B60N2/3011—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements by rotation only about transversal axis the back-rest being hinged on the cushion, e.g. "portefeuille movement"
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/30—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
- B60N2/3038—Cushion movements
- B60N2/304—Cushion movements by rotation only
- B60N2/3045—Cushion movements by rotation only about transversal axis
- B60N2/305—Cushion movements by rotation only about transversal axis the cushion being hinged on the vehicle frame
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のシート構造に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワゴン車の中には、2列目のシートの後
方に3列目のシートを設けたものが、実用に供されてい
る。このような自動車においては、3列目のシートを使
用しない時には、該シートを折り畳み、3列目のシート
の部分に荷物等を置けるようにしている。
方に3列目のシートを設けたものが、実用に供されてい
る。このような自動車においては、3列目のシートを使
用しない時には、該シートを折り畳み、3列目のシート
の部分に荷物等を置けるようにしている。
【0003】しかしながら、従来のこのような自動車に
おいては、3列目のシートを折り畳んだとしても、シー
トの一部がフロア上に突出し、荷物等が置きにくい、と
いう不具合がある。
おいては、3列目のシートを折り畳んだとしても、シー
トの一部がフロア上に突出し、荷物等が置きにくい、と
いう不具合がある。
【0004】前記課題を解決するため本考案は、シート
クッション10下のフロア下面とその前方のフロア面が
略々平坦な自動車のフロア2に、シートクッション1
0、シートバック11からなるシート8を収納する収納
凹部9を設け、前記シートクッション10は、前記収納
凹部9の縁部近傍の枢軸17によりフロア2にブラケッ
ト16を介して連結され、前記シートバック11をシー
トクッション10側に折り畳んだ後、シートクッション
10を前記枢軸17を支点として揺動させてシートクッ
ション10の底面10aを前記フロア2と面一となるよ
うに前記収納凹部9に収納するようにしたシート構造に
おいて、前記シート8は、車両の最後尾のシートで、且
つ車両に対し前向きに配設されており、前記収納凹部9
を、該最後尾のシート8の後方に配設するとともに、前
記ブラケット16を前記シートクッション10の後部に
配設し、前記枢軸17を前記収納凹部9の前部縁部近傍
に配置して前記シート8が後方に揺動するようにしたこ
とを特徴とする。
クッション10下のフロア下面とその前方のフロア面が
略々平坦な自動車のフロア2に、シートクッション1
0、シートバック11からなるシート8を収納する収納
凹部9を設け、前記シートクッション10は、前記収納
凹部9の縁部近傍の枢軸17によりフロア2にブラケッ
ト16を介して連結され、前記シートバック11をシー
トクッション10側に折り畳んだ後、シートクッション
10を前記枢軸17を支点として揺動させてシートクッ
ション10の底面10aを前記フロア2と面一となるよ
うに前記収納凹部9に収納するようにしたシート構造に
おいて、前記シート8は、車両の最後尾のシートで、且
つ車両に対し前向きに配設されており、前記収納凹部9
を、該最後尾のシート8の後方に配設するとともに、前
記ブラケット16を前記シートクッション10の後部に
配設し、前記枢軸17を前記収納凹部9の前部縁部近傍
に配置して前記シート8が後方に揺動するようにしたこ
とを特徴とする。
【0005】請求項2では、請求項1において、前記シ
ート8の前記収納凹部9への収納時に、前記シートバッ
ク11の背部は、前記収納凹部9の底に配置されるよう
にしたことを特徴とする。請求項3では、請求項1、又
は請求項2の何れかにおいて、前記シートクッション1
0の底面10aには支持部18を設け、前記シート8を
折り畳まれない時には、該支持部18はシートクッショ
ン10の底面10aの下方に起立してフロア2に接触
し、該支持部18は、シート8を折り畳んで前記収納凹
部9に収納した時には、シートクッション10の底面に
折り畳まれるにようにしたことを特徴とする。
ート8の前記収納凹部9への収納時に、前記シートバッ
ク11の背部は、前記収納凹部9の底に配置されるよう
にしたことを特徴とする。請求項3では、請求項1、又
は請求項2の何れかにおいて、前記シートクッション1
0の底面10aには支持部18を設け、前記シート8を
折り畳まれない時には、該支持部18はシートクッショ
ン10の底面10aの下方に起立してフロア2に接触
し、該支持部18は、シート8を折り畳んで前記収納凹
部9に収納した時には、シートクッション10の底面に
折り畳まれるにようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記手段によれば、シートバック11をシート
クッション10側に折り畳んだ状態でシートクッション
10を揺動させ、車両の最後尾のシート8の後方の収納
凹部9にシート8を収納し、この状態でシートクッショ
ン10の底面10aがフロア2と面一となり、最後尾の
シート8の収納時には、荷物が置きやすくなり、又シー
ト8の使用時には、最後尾のシート8の後方のフロア2
の収納部9が、シート8後方の物入れとなる。
クッション10側に折り畳んだ状態でシートクッション
10を揺動させ、車両の最後尾のシート8の後方の収納
凹部9にシート8を収納し、この状態でシートクッショ
ン10の底面10aがフロア2と面一となり、最後尾の
シート8の収納時には、荷物が置きやすくなり、又シー
ト8の使用時には、最後尾のシート8の後方のフロア2
の収納部9が、シート8後方の物入れとなる。
【0007】
【実施例】以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1はワゴン車の側面図を示し、この
ワゴン車はボンネット1内にエンジンEを収納し、フロ
ア2下方に配置したドライブシャフト3を介してエンジ
ンEの動力を後輪4側に伝達するように構成してある。
づいて説明する。図1はワゴン車の側面図を示し、この
ワゴン車はボンネット1内にエンジンEを収納し、フロ
ア2下方に配置したドライブシャフト3を介してエンジ
ンEの動力を後輪4側に伝達するように構成してある。
【0008】フロア2上には、1列目のシート(フロン
トシート)6、2列目のシート7(リヤシート)、最後
尾の3列目のシート8を設け、フロア2の3列目のシー
ト8の後方にシート8の収納凹部9を設ける。フロア2
は、シートクッション10下のフロア下面とその前方の
フロア面が略々平坦である。収納凹部9は、フロア2上
に開口し、フロア2の下方に垂下するように構成され、
内底面9aは平坦に構成されている。図2に示すよう
に、車体のフロアフレームF,Fの後部は、左右に屈曲
して外側方に広がり、収納凹部9の左右の幅が大きくと
れる構造とする。
トシート)6、2列目のシート7(リヤシート)、最後
尾の3列目のシート8を設け、フロア2の3列目のシー
ト8の後方にシート8の収納凹部9を設ける。フロア2
は、シートクッション10下のフロア下面とその前方の
フロア面が略々平坦である。収納凹部9は、フロア2上
に開口し、フロア2の下方に垂下するように構成され、
内底面9aは平坦に構成されている。図2に示すよう
に、車体のフロアフレームF,Fの後部は、左右に屈曲
して外側方に広がり、収納凹部9の左右の幅が大きくと
れる構造とする。
【0009】図3は最後尾の3列目のシート8の側面図
を示す。図に示すようにシート8は、フロア2上に臨む
シートクッション10と、シートクッション10の後端
部上に起設されたシートバック11とからなる。シート
クッション10の後部にはブラケット13を起設し、又
シートバック11の下端部にはブラケット14を垂下、
固設し、各ブラケット13,14を枢軸15を介して枢
着し、シートバック11をシートクッション10に対し
て枢軸13を支点として前方、即ち図3の矢印Aの方向
に可倒に構成する。又シートクッション10とシートバ
ック10の間には、図示しないストッパーを設けてシー
トバック11がシートクッション10に対して所定角度
以上(例えば図3の実線で示した角度以上)後方に傾動
しないように構成する。
を示す。図に示すようにシート8は、フロア2上に臨む
シートクッション10と、シートクッション10の後端
部上に起設されたシートバック11とからなる。シート
クッション10の後部にはブラケット13を起設し、又
シートバック11の下端部にはブラケット14を垂下、
固設し、各ブラケット13,14を枢軸15を介して枢
着し、シートバック11をシートクッション10に対し
て枢軸13を支点として前方、即ち図3の矢印Aの方向
に可倒に構成する。又シートクッション10とシートバ
ック10の間には、図示しないストッパーを設けてシー
トバック11がシートクッション10に対して所定角度
以上(例えば図3の実線で示した角度以上)後方に傾動
しないように構成する。
【0010】前記シートクッション10の側面下部に
は、ブラケット16を垂下するように設け、該ブラケッ
ト16を、枢軸17を介して収納凹部9の前部の両側縁
部に枢着する。シートクッション10は、収納凹部9の
前部の両側の枢軸17に、シートクッション10の後部
の下部両側のブラケットを介して枢着され、シートクッ
ション10は、枢軸17を介して収納凹部9方向に揺動
自在に形成されることとなる。
は、ブラケット16を垂下するように設け、該ブラケッ
ト16を、枢軸17を介して収納凹部9の前部の両側縁
部に枢着する。シートクッション10は、収納凹部9の
前部の両側の枢軸17に、シートクッション10の後部
の下部両側のブラケットを介して枢着され、シートクッ
ション10は、枢軸17を介して収納凹部9方向に揺動
自在に形成されることとなる。
【0011】シートクッション10の後部のブラケット
16であるが、ブラケット16がシートクッション10
の後部であること、後方の収納凹部9に枢軸17が臨ん
でいること、シートクッション10は全体として前上傾
で後下傾であることにより、ブラケット16のシートク
ッション10側の固定部と枢軸17との間の長さが可及
的に短くなる。
16であるが、ブラケット16がシートクッション10
の後部であること、後方の収納凹部9に枢軸17が臨ん
でいること、シートクッション10は全体として前上傾
で後下傾であることにより、ブラケット16のシートク
ッション10側の固定部と枢軸17との間の長さが可及
的に短くなる。
【0012】又前記したシートクッション10の底面1
0aには、これの前部に支持部18を設け、支持部18
は実施例ではシートクッション10の底面10aに上端
部18aを支持し、下端部18bをシートクッション1
0の下方のフロア2上に当接し、シートクッション10
の前部を所定高さに保持する。前記したようにシートク
ッション10の後部は、前記したブラケット16が収納
凹部9の縁部に枢軸17で枢着されているので、シート
クッション10の底面10aの後部はフロア2と略々同
レベルとなり、一方、シートクッション10の前部は、
底面10aが支持部18でフロア2上に所定に高さで支
持されているので、シートクッション10は前上傾し、
後下傾するように支持されることとなる。
0aには、これの前部に支持部18を設け、支持部18
は実施例ではシートクッション10の底面10aに上端
部18aを支持し、下端部18bをシートクッション1
0の下方のフロア2上に当接し、シートクッション10
の前部を所定高さに保持する。前記したようにシートク
ッション10の後部は、前記したブラケット16が収納
凹部9の縁部に枢軸17で枢着されているので、シート
クッション10の底面10aの後部はフロア2と略々同
レベルとなり、一方、シートクッション10の前部は、
底面10aが支持部18でフロア2上に所定に高さで支
持されているので、シートクッション10は前上傾し、
後下傾するように支持されることとなる。
【0013】尚、実施例では、支持部18をシートクッ
ション10の底面10aに上端部18aを支持し、支持
部を揺動可能とするが、支持部18はフロア2側に設け
ても、又図示しない自動車室内のサイドパネル側に設け
ても良い。
ション10の底面10aに上端部18aを支持し、支持
部を揺動可能とするが、支持部18はフロア2側に設け
ても、又図示しない自動車室内のサイドパネル側に設け
ても良い。
【0014】以上において、図3の実線で示した状態は
シート8の使用状態を示し、この状態で乗員はシートク
ッション10上に座乗し、シートバック11で乗員の背
を受ける。この状態では、前述したようにシートクッシ
ョン10は前上傾し、一般的に使用されるシートと同様
の条件で使用することができる。
シート8の使用状態を示し、この状態で乗員はシートク
ッション10上に座乗し、シートバック11で乗員の背
を受ける。この状態では、前述したようにシートクッシ
ョン10は前上傾し、一般的に使用されるシートと同様
の条件で使用することができる。
【0015】図3の状態からシート8を収納凹部9に収
納するには、先ず、シートバック11を枢軸15を支点
として矢印Aの方向に傾動させ、シートバック11の前
面をシートクッション10の上面に当接するまで倒す。
続いて、シートバック11をシートクッション10に重
ね合わせた状態で、シートクッション10をシート8の
後方、即ち後方である矢印B方向に揺動させる。
納するには、先ず、シートバック11を枢軸15を支点
として矢印Aの方向に傾動させ、シートバック11の前
面をシートクッション10の上面に当接するまで倒す。
続いて、シートバック11をシートクッション10に重
ね合わせた状態で、シートクッション10をシート8の
後方、即ち後方である矢印B方向に揺動させる。
【0016】シート8は枢軸17を支点として後方に揺
動し、揺動を継続し、最終的には収納凹部9内にシート
バック11、シートクッション10からなるシート8は
収納されることとなる。この状態を図3の想像線で示し
た。収納凹部9内に収納後、シートクッション10の底
面10aに起立せる支持部18を前記した上端部18a
を支点としてフロア2上に折り畳む。この状態で、シー
トクッション10の点面10aとフロア2の上面とは面
一となる。
動し、揺動を継続し、最終的には収納凹部9内にシート
バック11、シートクッション10からなるシート8は
収納されることとなる。この状態を図3の想像線で示し
た。収納凹部9内に収納後、シートクッション10の底
面10aに起立せる支持部18を前記した上端部18a
を支点としてフロア2上に折り畳む。この状態で、シー
トクッション10の点面10aとフロア2の上面とは面
一となる。
【0017】以上においては、シート8を収納凹部9内
に収納した状態では、シート8は収納凹部9内に完全に
納り、且つシートクッション10の底面10aとフロア
2とが面一となるので、この部分に荷物が置き易くな
り、使い勝手性が向上する。
に収納した状態では、シート8は収納凹部9内に完全に
納り、且つシートクッション10の底面10aとフロア
2とが面一となるので、この部分に荷物が置き易くな
り、使い勝手性が向上する。
【0018】又本考案は、シート8は後部を、シートク
ッション10の機能に従い後下傾するようにしたので、
枢軸17は収納凹部9の縁部近辺となって低位となり、
ブラケット16と枢軸との高さ方向に長さが短くなり、
シート8の収納凹部9への収納後、ブラケットがシート
や、フロア面上に突出することがない。
ッション10の機能に従い後下傾するようにしたので、
枢軸17は収納凹部9の縁部近辺となって低位となり、
ブラケット16と枢軸との高さ方向に長さが短くなり、
シート8の収納凹部9への収納後、ブラケットがシート
や、フロア面上に突出することがない。
【0019】又シート8の使用時においては、シート8
の後方に物入れとしての凹部が形成されることとなり、
収納凹部9を収納スペースとして用いることができ、限
られた空間を利用して物入れスペースを確保することが
でき、使い勝手性が向上する。
の後方に物入れとしての凹部が形成されることとなり、
収納凹部9を収納スペースとして用いることができ、限
られた空間を利用して物入れスペースを確保することが
でき、使い勝手性が向上する。
【0020】更に、シート8前方にシート収納凹部を有
するタイプのように、収納凹部に足を入れることで内底
面が汚れ、シート収納時にシートバックが汚れたりする
ことが無く、又シート8前方にシート収納凹部を有する
タイプでは、乗員の前方のフロアの凹部のように、凹部
を物入れとして用いることができない、というような不
都合がない。
するタイプのように、収納凹部に足を入れることで内底
面が汚れ、シート収納時にシートバックが汚れたりする
ことが無く、又シート8前方にシート収納凹部を有する
タイプでは、乗員の前方のフロアの凹部のように、凹部
を物入れとして用いることができない、というような不
都合がない。
【0021】
【考案の効果】以上で述べたように本考案の請求項1に
おいては、シートクッション10下のフロア下面とその
前方のフロア面が略々平坦な自動車のフロア2に、シー
トクッション10、シートバック11からなるシート8
を収納する収納凹部9を設け、前記シートクッション1
0は、前記収納凹部9の縁部近傍の枢軸17によりフロ
ア2にブラケット16を介して連結され、前記シートバ
ック11をシートクッション10側に折り畳んだ後、シ
ートクッション10を前記枢軸17を支点として揺動さ
せてシートクッション10の底面10aを前記フロア2
と面一となるように前記収納凹部9に収納するようにし
たシート構造において、前記シート8は、車両の最後尾
のシートで、且つ車両に対し前向きに配設されており、
前記収納凹部9を、該最後尾のシート8の後方に配設す
るとともに、前記ブラケット16を前記シートクッショ
ン10の後部に配設し、前記枢軸17を前記収納凹部9
の前部縁部近傍に配置して前記シート8が後方に揺動す
るようにしたので、シート収納時フロア面上に突出がな
いように、枢軸17を収納凹部9の縁部近傍の低位置に
配置し、かつ、ブラケット16の高さ方向長さを短く設
定しても、シート使用時シートクッションを後下傾可能
となるので、シートクッション前方の高さを乗員着座時
の膝高さに設定でき、着座高さの確保と安定な着座姿勢
を確保するするとともに、最後尾のシート収納時フロア
面上に突出がないため、最後尾のシート後方のフロア面
が、シートクッション10の底面10aと面一となり、
車両の最後尾のシート後方に荷物が置き易くなり、使い
勝手性が向上し、又外観性が向上する。又収納凹部9に
収納されるシート8は、フロア2の最後尾に配置された
シートとしたので、当該シートと前方のシートとの間隔
を可及的に詰めることができ、この結果、自動車の車長
を可及的に短くすることができ、この種自動車の小型化
を図ることができる。更に最後尾のシート8の後方の収
納凹部9は、上述したようにシート使用時においては物
入れ凹部として使用することができ、収納凹部9を収納
スペースとして用いることができ、限られた空間を利用
して物入れスペースを確保することができ、使い勝手性
が更に向上する。
おいては、シートクッション10下のフロア下面とその
前方のフロア面が略々平坦な自動車のフロア2に、シー
トクッション10、シートバック11からなるシート8
を収納する収納凹部9を設け、前記シートクッション1
0は、前記収納凹部9の縁部近傍の枢軸17によりフロ
ア2にブラケット16を介して連結され、前記シートバ
ック11をシートクッション10側に折り畳んだ後、シ
ートクッション10を前記枢軸17を支点として揺動さ
せてシートクッション10の底面10aを前記フロア2
と面一となるように前記収納凹部9に収納するようにし
たシート構造において、前記シート8は、車両の最後尾
のシートで、且つ車両に対し前向きに配設されており、
前記収納凹部9を、該最後尾のシート8の後方に配設す
るとともに、前記ブラケット16を前記シートクッショ
ン10の後部に配設し、前記枢軸17を前記収納凹部9
の前部縁部近傍に配置して前記シート8が後方に揺動す
るようにしたので、シート収納時フロア面上に突出がな
いように、枢軸17を収納凹部9の縁部近傍の低位置に
配置し、かつ、ブラケット16の高さ方向長さを短く設
定しても、シート使用時シートクッションを後下傾可能
となるので、シートクッション前方の高さを乗員着座時
の膝高さに設定でき、着座高さの確保と安定な着座姿勢
を確保するするとともに、最後尾のシート収納時フロア
面上に突出がないため、最後尾のシート後方のフロア面
が、シートクッション10の底面10aと面一となり、
車両の最後尾のシート後方に荷物が置き易くなり、使い
勝手性が向上し、又外観性が向上する。又収納凹部9に
収納されるシート8は、フロア2の最後尾に配置された
シートとしたので、当該シートと前方のシートとの間隔
を可及的に詰めることができ、この結果、自動車の車長
を可及的に短くすることができ、この種自動車の小型化
を図ることができる。更に最後尾のシート8の後方の収
納凹部9は、上述したようにシート使用時においては物
入れ凹部として使用することができ、収納凹部9を収納
スペースとして用いることができ、限られた空間を利用
して物入れスペースを確保することができ、使い勝手性
が更に向上する。
【0022】又前述により、シート使用時、収納可能な
シートの下方をフロア面、及びその前方のフロア面が面
一となるので、前席からの車室内移動が容易に可能とな
り、更にシート後方の収納凹部が荷物の収納スペースと
なるので、収納シートを使用することに伴う荷物スペー
スの減少を補うことができ、車室内スペースの有効利
用、及び自動車の商品性(セールスポイント)が向上す
る。
シートの下方をフロア面、及びその前方のフロア面が面
一となるので、前席からの車室内移動が容易に可能とな
り、更にシート後方の収納凹部が荷物の収納スペースと
なるので、収納シートを使用することに伴う荷物スペー
スの減少を補うことができ、車室内スペースの有効利
用、及び自動車の商品性(セールスポイント)が向上す
る。
【0023】請求項2においては、シート8の前記収納
凹部9への収納時に、前記シートバック11の背部は、
前記収納凹部9の底9aに配置されるようにしたので、
シートバック11を含むシート8は収納凹部9の底部9
aで支持されることとなり、収納凹部9へのシート8の
収納時におけるシートの支持部材を必要とすることがな
く、又以上により、収納凹部9の深さはシート8を折り
畳んだ状態のシート厚さで良く、収納凹部9を含む自動
車のフロア2の高さ、及び床を含む自動車の全高を低く
することができる。このことは、車両への乗降性向上と
なるとともに、特に実施例で示されるワゴンタイプの車
両に対し、立体駐車場への駐車を可能とし、車両の利便
性、及び商品性を向上させる。又シート後方に収納凹部
9を設けたので、収納シート使用時に着座する乗員の足
置き場となることがなく、底部9は汚れることがなく、
収納凹部にシートを収納した状態で、シートバックが汚
れることがない。
凹部9への収納時に、前記シートバック11の背部は、
前記収納凹部9の底9aに配置されるようにしたので、
シートバック11を含むシート8は収納凹部9の底部9
aで支持されることとなり、収納凹部9へのシート8の
収納時におけるシートの支持部材を必要とすることがな
く、又以上により、収納凹部9の深さはシート8を折り
畳んだ状態のシート厚さで良く、収納凹部9を含む自動
車のフロア2の高さ、及び床を含む自動車の全高を低く
することができる。このことは、車両への乗降性向上と
なるとともに、特に実施例で示されるワゴンタイプの車
両に対し、立体駐車場への駐車を可能とし、車両の利便
性、及び商品性を向上させる。又シート後方に収納凹部
9を設けたので、収納シート使用時に着座する乗員の足
置き場となることがなく、底部9は汚れることがなく、
収納凹部にシートを収納した状態で、シートバックが汚
れることがない。
【0024】請求項3においては、シートクッション1
0の底面10aには支持部18を設け、前記シート8を
折り畳まれない時には、該支持部18はフロア2に接触
しているので、収納凹部9にシート8を収納した状態に
おいては、シートクッション10の底面の支持部18を
シート引き出し時の把手として利用することができる。
0の底面10aには支持部18を設け、前記シート8を
折り畳まれない時には、該支持部18はフロア2に接触
しているので、収納凹部9にシート8を収納した状態に
おいては、シートクッション10の底面の支持部18を
シート引き出し時の把手として利用することができる。
【図1】ワゴン車の側面図
【図2】ワゴン車のフロアフレームを示す模式的平面図
【図3】シート、及び収納凹部の側面図
2…フロア、 8…シート、 10…シートバック、
10a…底面、 11…シートクッション、 16…ブ
ラケット、 17…枢軸、 18…支持部。
10a…底面、 11…シートクッション、 16…ブ
ラケット、 17…枢軸、 18…支持部。
Claims (3)
- 【請求項1】 シートクッション10下のフロア下面と
その前方のフロア面が略々平坦な自動車のフロア2に、
シートクッション10、シートバック11からなるシー
ト8を収納する収納凹部9を設け、前記シートクッショ
ン10は、前記収納凹部9の縁部近傍の枢軸17により
フロア2にブラケット16を介して連結され、前記シー
トバック11をシートクッション10側に折り畳んだ
後、シートクッション10を前記枢軸17を支点として
揺動させてシートクッション10の底面10aを前記フ
ロア2と面一となるように前記収納凹部9に収納するよ
うにしたシート構造において、 前記シート8は、車両の最後尾のシートで、且つ車両に
対し前向きに配設されており、 前記収納凹部9を、該最後尾のシート8の後方に配設す
るとともに、前記ブラケット16を前記シートクッショ
ン10の後部に配設し、前記枢軸17を前記収納凹部9
の前部縁部近傍に配置して前記シート8が後方に揺動す
る、 ようにしたことを特徴とするシート収納構造。 - 【請求項2】 前記シート8の前記収納凹部9への収納
時に、前記シートバック11の背部は、前記収納凹部9
の底に配置されるようにしたことを特徴とする請求項1
記載のシート収納構造。 - 【請求項3】 前記シートクッション10の底面10a
には支持部18を設け、前記シート8を折り畳まれない
時には、該支持部18はシートクッション10の底面1
0aの下方に起立してフロア2に接触し、該支持部18
は、シート8を折り畳んで前記収納凹部9に収納した時
には、シートクッション10の底面に折り畳まれるによ
うにしたことを特徴とする請求項1、又は請求項2の何
れかに記載のシート収納構造。
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