JP2590229B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アクティブマトリクス方式液晶表示装置に
係り、特に垂直方向の輝度傾斜の補正に好適な液晶表示
装置に関する。
係り、特に垂直方向の輝度傾斜の補正に好適な液晶表示
装置に関する。
従来、対向共通電極を交流化することにより、水平走
査回路(列ドライブ回路)のダイナミックレンズを半減
して消費電力を低減したアクティブマトリクス方式液晶
表示装置については、特開昭57−67993号公報に記載さ
れている。
査回路(列ドライブ回路)のダイナミックレンズを半減
して消費電力を低減したアクティブマトリクス方式液晶
表示装置については、特開昭57−67993号公報に記載さ
れている。
上記従来技術は、各液晶セルと並列に形成された付加
容量があれば、対向共通電極電位が変化した時に、各画
素駆動電極電位も同じ電圧変化を生じ、各液晶セル両端
電圧は一定となるが、付加容量が形成されていない場
合、対向共通電極電位の変化は各画素トランジスタのゲ
ート・ソース間容量等の寄生容量と各液晶セル容量で分
圧した電圧になってしまうため、対向共通電極電位変化
と各画素への信号書込タイミングの差により、垂直方向
の輝度傾斜が生じる問題があった。また、付加容量を形
成する場合、アクティブマトリクス基板の歩留り低下
や、液晶パネルの光透過率の低下といった問題があっ
た。
容量があれば、対向共通電極電位が変化した時に、各画
素駆動電極電位も同じ電圧変化を生じ、各液晶セル両端
電圧は一定となるが、付加容量が形成されていない場
合、対向共通電極電位の変化は各画素トランジスタのゲ
ート・ソース間容量等の寄生容量と各液晶セル容量で分
圧した電圧になってしまうため、対向共通電極電位変化
と各画素への信号書込タイミングの差により、垂直方向
の輝度傾斜が生じる問題があった。また、付加容量を形
成する場合、アクティブマトリクス基板の歩留り低下
や、液晶パネルの光透過率の低下といった問題があっ
た。
本発明の目的は、付加容量を各液晶セルと並列に形成
する場合であっても、しない場合であっても垂直方向の
輝度傾斜が生じない、液晶表示装置を提供することにあ
る。
する場合であっても、しない場合であっても垂直方向の
輝度傾斜が生じない、液晶表示装置を提供することにあ
る。
上記目的は、アクティブマトリクス方式液晶表示装置
において、行走査電極のオフ電位に対向共通電極電位交
流化周期と同期して切り換える2値の電位を与え、行走
査電極のオン電位には一定の電位を与えることにより達
成される。
において、行走査電極のオフ電位に対向共通電極電位交
流化周期と同期して切り換える2値の電位を与え、行走
査電極のオン電位には一定の電位を与えることにより達
成される。
対向共通電極電位変化時に、該対向共通電極電位と同
じタイミングで変化する行走査電極のオフ電位変化が、
各画素駆動電極電位を変化させ、両者の効果により、対
向共通電極電位変化分と、各画素駆動電極電位分をほぼ
等しくできる。それによって、対向共通電極電位が変化
しても液晶セル両端の電圧がほとんど変化しないため、
液晶セルと並列に形成する付加容量がある場合でもない
場合でも、画面垂直方向の輝度傾斜が生じない。
じタイミングで変化する行走査電極のオフ電位変化が、
各画素駆動電極電位を変化させ、両者の効果により、対
向共通電極電位変化分と、各画素駆動電極電位分をほぼ
等しくできる。それによって、対向共通電極電位が変化
しても液晶セル両端の電圧がほとんど変化しないため、
液晶セルと並列に形成する付加容量がある場合でもない
場合でも、画面垂直方向の輝度傾斜が生じない。
第1図に、本発明による液晶表示装置の一実施例を示
す。1はアクティブマトリクス方式液晶パネル、Dは列
信号電極、Gは行走査電極、Cは対向共通電極、Sは画
素駆動電極、Mは画素トランジスタ、CGSはゲート・ソ
ース間容量、LCは液晶セル、Vi(i=1,2,3…)は直流
バイアス電圧源、SC及び、SG1,SG2は切換スイッチであ
る。以下、第1図の実施例の各部動作波形図を第2図に
示し、行走査電極のオフ電位を固定した従来の液晶表示
装置(第1図において、V2=V3とした場合に相当)の各
部動作波形図である第3図と対比させて説明する。尚、
各部動作波形図において、説明を簡単にするため、各直
流バイアス電圧源Viの発生する電圧を同じ記号Viを用い
て表現している。
す。1はアクティブマトリクス方式液晶パネル、Dは列
信号電極、Gは行走査電極、Cは対向共通電極、Sは画
素駆動電極、Mは画素トランジスタ、CGSはゲート・ソ
ース間容量、LCは液晶セル、Vi(i=1,2,3…)は直流
バイアス電圧源、SC及び、SG1,SG2は切換スイッチであ
る。以下、第1図の実施例の各部動作波形図を第2図に
示し、行走査電極のオフ電位を固定した従来の液晶表示
装置(第1図において、V2=V3とした場合に相当)の各
部動作波形図である第3図と対比させて説明する。尚、
各部動作波形図において、説明を簡単にするため、各直
流バイアス電圧源Viの発生する電圧を同じ記号Viを用い
て表現している。
対向共通電極Cは、スイッチSCにより、フィールド毎
に電位V4とV5(V5>V4とする)が交互に与えられる。行
走査電極Gは、スイッチSGi(i=1,2,…)により、1
フィールドに1回順次選択され、選択時に画素トランジ
スタMをオンにする電位V1が、非選択時には対向共通電
極Cに与えられる電位の切換えタイミングに同期して画
素トランジスタMをオフにする電位V2又はV3(V2>V3)
が切換えて与えられる。列信号電極Dには、選択された
画素に応じた信号が、対向共通電極Cの電位変化タイミ
ングと同期して、フィールド毎に極性を反転させて印加
される。例えば、液晶セルLCに電圧が加わらない時に黒
を表示する、いわゆるノーマリ・クローズ型の液晶パネ
ルを例にとる。白表示を行う場合、第2図に示すよう
に、対向共通電極Cの電位が低い(V4)時は列信号電極
Dの電位は高く(V6)、対向共通電極Cの電位が高い時
は列信号電極Dの電位は低く(V7)となる。図示してい
ないが、黒表示ではその逆になる。
に電位V4とV5(V5>V4とする)が交互に与えられる。行
走査電極Gは、スイッチSGi(i=1,2,…)により、1
フィールドに1回順次選択され、選択時に画素トランジ
スタMをオンにする電位V1が、非選択時には対向共通電
極Cに与えられる電位の切換えタイミングに同期して画
素トランジスタMをオフにする電位V2又はV3(V2>V3)
が切換えて与えられる。列信号電極Dには、選択された
画素に応じた信号が、対向共通電極Cの電位変化タイミ
ングと同期して、フィールド毎に極性を反転させて印加
される。例えば、液晶セルLCに電圧が加わらない時に黒
を表示する、いわゆるノーマリ・クローズ型の液晶パネ
ルを例にとる。白表示を行う場合、第2図に示すよう
に、対向共通電極Cの電位が低い(V4)時は列信号電極
Dの電位は高く(V6)、対向共通電極Cの電位が高い時
は列信号電極Dの電位は低く(V7)となる。図示してい
ないが、黒表示ではその逆になる。
画素駆動電極Sは、第1フィールド内の行走査電極G
がオン電位V1となる期間中に、列信号電極Dに印加され
ている電位V6に変化する。行走査電極Gがオフ電位V3に
変化する時、ゲート・ソース間容量CGSにより、画素駆
動電極Sの電位は電圧ΔV13低下し、(V6−ΔV13)とな
り、この電位を第1フィールドの残りの期間中保持す
る。第2フィールドの先頭において、対向共通電極Cの
電位がV4からV5へ、行走査電極Gの電位がV3からV2へ変
化すると、それぞれ液晶セルLCの容量分とゲート・ソー
ス間容量CGSにより、画素駆動電極Sの電位が電圧Δ
V23、ΔV45上昇し、(V6−ΔV13+ΔV23+ΔV45)にな
る。続いて行走査電極Gがオン電位V1になると、画素駆
動電極Sの電位は列信号電極電位V7へ向かう。再び、行
走査電極Gがオフ電位V2に変化する時、ゲート・ソース
間容量CGSにより、画素駆動電極Sの電位は電圧ΔV12低
下し、(V7−ΔV12)となり、この電位を第2フィール
ドの残りの期間中保持する。次のフィールドは、先の第
1フィールドと同じ動作となり、その先頭において、対
向共通電極Cの電位がV5からV4へ、行走査電極Gの電位
がV2からV3へ変化すると、それぞれ液晶セルLCの容量分
とゲート・ソース間容量CGSにより、画素駆動電極Sの
電位が電圧ΔV23、ΔV45下降し、(V7−ΔV12−ΔV23−
ΔV45)になる。続いて行走査電極Gがオン電位V1にな
ると、画素駆動電極Sの電位は列信号電極電位V6へ向か
う。以下、同様な動作をくり返し、フィールド毎に極性
が反転した信号電位が、画素駆動電極Sに印加される。
がオン電位V1となる期間中に、列信号電極Dに印加され
ている電位V6に変化する。行走査電極Gがオフ電位V3に
変化する時、ゲート・ソース間容量CGSにより、画素駆
動電極Sの電位は電圧ΔV13低下し、(V6−ΔV13)とな
り、この電位を第1フィールドの残りの期間中保持す
る。第2フィールドの先頭において、対向共通電極Cの
電位がV4からV5へ、行走査電極Gの電位がV3からV2へ変
化すると、それぞれ液晶セルLCの容量分とゲート・ソー
ス間容量CGSにより、画素駆動電極Sの電位が電圧Δ
V23、ΔV45上昇し、(V6−ΔV13+ΔV23+ΔV45)にな
る。続いて行走査電極Gがオン電位V1になると、画素駆
動電極Sの電位は列信号電極電位V7へ向かう。再び、行
走査電極Gがオフ電位V2に変化する時、ゲート・ソース
間容量CGSにより、画素駆動電極Sの電位は電圧ΔV12低
下し、(V7−ΔV12)となり、この電位を第2フィール
ドの残りの期間中保持する。次のフィールドは、先の第
1フィールドと同じ動作となり、その先頭において、対
向共通電極Cの電位がV5からV4へ、行走査電極Gの電位
がV2からV3へ変化すると、それぞれ液晶セルLCの容量分
とゲート・ソース間容量CGSにより、画素駆動電極Sの
電位が電圧ΔV23、ΔV45下降し、(V7−ΔV12−ΔV23−
ΔV45)になる。続いて行走査電極Gがオン電位V1にな
ると、画素駆動電極Sの電位は列信号電極電位V6へ向か
う。以下、同様な動作をくり返し、フィールド毎に極性
が反転した信号電位が、画素駆動電極Sに印加される。
液晶セルLCの表示輝度に関係する両端子間電圧は、画
素駆動電極Sの電位から、対向共通電極Cの電位を引い
たものであり、(V5−V4=ΔV23+ΔV45)の関係が成立
すれば、第2図中LCで示した動作波形例のように、フィ
ールド間の境目で電圧変化のない波形が得られる。この
ことは、画面上部の液晶セルLCに印加される電圧波形に
対し、行駆動電極Gがオン電位V1となるタイミングが遅
れる画面下部の液晶セルLC′に印加される電圧波形が、
第2図に示すように位相が送れること以外同一の波形と
なることから、垂直方向の輝度傾斜が生じないことを意
味している。
素駆動電極Sの電位から、対向共通電極Cの電位を引い
たものであり、(V5−V4=ΔV23+ΔV45)の関係が成立
すれば、第2図中LCで示した動作波形例のように、フィ
ールド間の境目で電圧変化のない波形が得られる。この
ことは、画面上部の液晶セルLCに印加される電圧波形に
対し、行駆動電極Gがオン電位V1となるタイミングが遅
れる画面下部の液晶セルLC′に印加される電圧波形が、
第2図に示すように位相が送れること以外同一の波形と
なることから、垂直方向の輝度傾斜が生じないことを意
味している。
次に、各容量分が電圧依存性を持たないものとして、
前記の条件(V5−V4=ΔV23+ΔV45)が成立する時の、
行走査電極Gのオフ電位V2、V3の関係を求めておく。ゲ
ート・ソース間容量CGS、液晶セルLCの等価容量分CLCと
すると であるから、前記の条件に代入すると V2−V3=V5−V4 が得られる。
前記の条件(V5−V4=ΔV23+ΔV45)が成立する時の、
行走査電極Gのオフ電位V2、V3の関係を求めておく。ゲ
ート・ソース間容量CGS、液晶セルLCの等価容量分CLCと
すると であるから、前記の条件に代入すると V2−V3=V5−V4 が得られる。
従来の液晶表示装置では、行走査電極Gのオフ電位は
一定であるため、第1図において、V2=V3とした場合に
相当し、第2図の動作波形説明図を書き直すと第3図の
動作波形説明図となる。この場合、液晶セルLCの両端子
間電圧は、フィールド間の境界において、(V5−V4)−
ΔV45の電圧差を生じる。このことは、第3図から明ら
かなように、画面上部の液晶セルLCの両端子間電圧波形
に対し、画面下部の液晶セルLC′の両端子間電圧波形は
位相がずれるだけでなく、ハッチングで示した電圧分だ
け小さくなるために液晶印加実効電圧が低下する。すな
わち、垂直方向の輝度傾斜を生じてしまう。
一定であるため、第1図において、V2=V3とした場合に
相当し、第2図の動作波形説明図を書き直すと第3図の
動作波形説明図となる。この場合、液晶セルLCの両端子
間電圧は、フィールド間の境界において、(V5−V4)−
ΔV45の電圧差を生じる。このことは、第3図から明ら
かなように、画面上部の液晶セルLCの両端子間電圧波形
に対し、画面下部の液晶セルLC′の両端子間電圧波形は
位相がずれるだけでなく、ハッチングで示した電圧分だ
け小さくなるために液晶印加実効電圧が低下する。すな
わち、垂直方向の輝度傾斜を生じてしまう。
従って、第1図の実施例に示したように、行走査電極
Gのオフ電位を対向共通電極Cと同じタイミングで印加
電圧を切換えることにより、従来の行走査電極Gのオフ
電位固定方式に比べ、垂直輝度傾斜を軽減することがで
きる。他の寄生容量、電圧依存性等を考えなければ、特
に行走査電極Gのオフ電位変化振幅(V2−V3)を対向共
通電極Cの電位変化振幅(V5−V4)とほぼ等しくするこ
とにより、垂直輝度傾斜はほとんどなくなる。
Gのオフ電位を対向共通電極Cと同じタイミングで印加
電圧を切換えることにより、従来の行走査電極Gのオフ
電位固定方式に比べ、垂直輝度傾斜を軽減することがで
きる。他の寄生容量、電圧依存性等を考えなければ、特
に行走査電極Gのオフ電位変化振幅(V2−V3)を対向共
通電極Cの電位変化振幅(V5−V4)とほぼ等しくするこ
とにより、垂直輝度傾斜はほとんどなくなる。
このように、本発明を用いることにより、液晶セルと
並列に接続する付加容量がなくても、垂直方向輝度傾斜
が生じないため、付加容量形成によるアクティブマトリ
クス基板の歩留り低下や、開口率、光透過率の劣化がな
く、低コストで、明るい液晶表示装置が得られる。
並列に接続する付加容量がなくても、垂直方向輝度傾斜
が生じないため、付加容量形成によるアクティブマトリ
クス基板の歩留り低下や、開口率、光透過率の劣化がな
く、低コストで、明るい液晶表示装置が得られる。
本発明の他の実施例による液晶表示装置を第4図に示
す。第1図の実施例は、行走査電極Gに与える電位を、
3接点の切換スイッチで与えていたが、第2図の実施例
では、従来のオフ電位固定方式を用いた垂直走査回路2
(1フィールドに1回順次選択出力するシフトレジスタ
3により、各2接点の切換スイッチを制御し2値の電位
を順次出力する。)を用い、そのオフ電位を共通のスイ
ッチで切換えている。液晶パネル1の動作自体は、第1
図の実施例と同様である。この第2図の実施例によれ
ば、本発明の実施に当り、専用の垂直走査回路が必要な
く、従来からある垂直走査ICを流用できる利点がある。
す。第1図の実施例は、行走査電極Gに与える電位を、
3接点の切換スイッチで与えていたが、第2図の実施例
では、従来のオフ電位固定方式を用いた垂直走査回路2
(1フィールドに1回順次選択出力するシフトレジスタ
3により、各2接点の切換スイッチを制御し2値の電位
を順次出力する。)を用い、そのオフ電位を共通のスイ
ッチで切換えている。液晶パネル1の動作自体は、第1
図の実施例と同様である。この第2図の実施例によれ
ば、本発明の実施に当り、専用の垂直走査回路が必要な
く、従来からある垂直走査ICを流用できる利点がある。
本発明の他の実施例を第5図に示す。第4図の実施例
と異なる点は、液晶パネル1に代わり、画素駆動電極S
と、該画素に隣接する行走査電極Gの間に付加容量CSを
設けた液晶パネル4を用いている点である。液晶セルLC
に並列接続する(画素駆動電極Sと対向共通電極Cの
間)従来の付加容量は、アクティブマトリクス基板内に
対向共通電極Cと同電位になる電極配線が余分に必要と
なるため、配線の断線、短絡による歩留りの低下や、開
口率の低下につながる。しかし、第5図の実施例に示す
ように、付加容量を画素駆動電極Sと行走査電極Gの間
に形成すれば、上記の問題は小さくなる。付加容量CSを
形成することにより、液晶セルLCや画素トランジスタM
にリークがある場合でも、安定に画素表示ができる。第
5図の実施例による動作は、第4図の実施例とほぼ同様
であり、詳しい説明は省略する。
と異なる点は、液晶パネル1に代わり、画素駆動電極S
と、該画素に隣接する行走査電極Gの間に付加容量CSを
設けた液晶パネル4を用いている点である。液晶セルLC
に並列接続する(画素駆動電極Sと対向共通電極Cの
間)従来の付加容量は、アクティブマトリクス基板内に
対向共通電極Cと同電位になる電極配線が余分に必要と
なるため、配線の断線、短絡による歩留りの低下や、開
口率の低下につながる。しかし、第5図の実施例に示す
ように、付加容量を画素駆動電極Sと行走査電極Gの間
に形成すれば、上記の問題は小さくなる。付加容量CSを
形成することにより、液晶セルLCや画素トランジスタM
にリークがある場合でも、安定に画素表示ができる。第
5図の実施例による動作は、第4図の実施例とほぼ同様
であり、詳しい説明は省略する。
本発明の他の実施例を第6図に、その各部動作波形図
を第7図に示し、オフ電位を固定(V2=V3)とする従来
の液晶表示装置による各部動作波形図である第8図と対
比させて、以下説明する。第6図の実施例が第4図の実
施例と異なる点は、対向共通電極Cに一定電位V8を与
え、各画素トランジスタMのソース・ドレイン間容量C
DSを考慮している点である。
を第7図に示し、オフ電位を固定(V2=V3)とする従来
の液晶表示装置による各部動作波形図である第8図と対
比させて、以下説明する。第6図の実施例が第4図の実
施例と異なる点は、対向共通電極Cに一定電位V8を与
え、各画素トランジスタMのソース・ドレイン間容量C
DSを考慮している点である。
対向共通電極Cには一定電位V8が与えられるため、液
晶パネルをフィールド毎に極性を反転させる交流駆動を
行うには、第7図の動作波形説明図に示すように、対向
共通電極Cを交流化していた第4図の実施例に比べて約
2倍の振幅の信号を列信号電極Dに加える必要がある。
行走査電極Gには、第4図の実施例と同様な波形が印加
される。
晶パネルをフィールド毎に極性を反転させる交流駆動を
行うには、第7図の動作波形説明図に示すように、対向
共通電極Cを交流化していた第4図の実施例に比べて約
2倍の振幅の信号を列信号電極Dに加える必要がある。
行走査電極Gには、第4図の実施例と同様な波形が印加
される。
画素駆動電極Sは、第1フィールド内の行走査電極G
がオン電位V1となる期間中に、列信号電極Dに印加され
ている電位V9に変化する。続いて行走査電極Gがオフ電
位V3に変化する時、ゲート・ソース間容量CGSにより、
画素駆動電極Sの電位は電圧ΔV13低下し、(V9−Δ
V13)となり、この電位を第1フィールドの残りの期間
中保持する。第2フィールドの先頭において、列信号電
極の電位がV9からV10へ行走査電極Gの電位がV3からV2
へ変化すると、それぞれドレイン・リース間容量CDSと
ゲート・ソース間容量CGSにより、画素駆動電極Sの電
位が電圧ΔV90降下し、電圧ΔV23上昇し、(V9−ΔV23
−ΔV90+V23)になる。第7図では、ΔV90=ΔV23とし
て、画素駆動電極Sの電位は変化していない。この条件
は、 であるから、 (V9−V10)×CDS=(V2−V3)×CGS で与えられる。
がオン電位V1となる期間中に、列信号電極Dに印加され
ている電位V9に変化する。続いて行走査電極Gがオフ電
位V3に変化する時、ゲート・ソース間容量CGSにより、
画素駆動電極Sの電位は電圧ΔV13低下し、(V9−Δ
V13)となり、この電位を第1フィールドの残りの期間
中保持する。第2フィールドの先頭において、列信号電
極の電位がV9からV10へ行走査電極Gの電位がV3からV2
へ変化すると、それぞれドレイン・リース間容量CDSと
ゲート・ソース間容量CGSにより、画素駆動電極Sの電
位が電圧ΔV90降下し、電圧ΔV23上昇し、(V9−ΔV23
−ΔV90+V23)になる。第7図では、ΔV90=ΔV23とし
て、画素駆動電極Sの電位は変化していない。この条件
は、 であるから、 (V9−V10)×CDS=(V2−V3)×CGS で与えられる。
続いて行走査電極Gがオン電位V1になると、画素駆動
電極Sの電位は列信号電極電位V10へ向かう。再び行走
査電極Gがオフ電位V2に変化する時、ゲート・ソース間
容量CGSにより、画素駆動電極Sの電位は電圧ΔV12低下
し、(V10−ΔV12)となり、この電位を第2フィールド
の残りの期間中保持する。次のフィールドは第1フィー
ルドと同じ動作となり、その先頭において、列信号電極
Dの電位がV10からV9へ、行走査電極Gの電位がV2からV
3へ変化すると、それぞれドレイン・ソース間容量CDSと
ゲート・ソース間容量CGSにより、画素駆動電極Sの電
位が電圧ΔV23下降し、ΔV90上昇し、(V10−ΔV12−Δ
V23+ΔV90)になる。ここで、第2フィールドの先頭に
おける説明と同様に、ΔV23=ΔV90という条件を与える
ことにより、画素駆動電極Sの各フィールドの先頭にお
ける電位変化がなくなる。
電極Sの電位は列信号電極電位V10へ向かう。再び行走
査電極Gがオフ電位V2に変化する時、ゲート・ソース間
容量CGSにより、画素駆動電極Sの電位は電圧ΔV12低下
し、(V10−ΔV12)となり、この電位を第2フィールド
の残りの期間中保持する。次のフィールドは第1フィー
ルドと同じ動作となり、その先頭において、列信号電極
Dの電位がV10からV9へ、行走査電極Gの電位がV2からV
3へ変化すると、それぞれドレイン・ソース間容量CDSと
ゲート・ソース間容量CGSにより、画素駆動電極Sの電
位が電圧ΔV23下降し、ΔV90上昇し、(V10−ΔV12−Δ
V23+ΔV90)になる。ここで、第2フィールドの先頭に
おける説明と同様に、ΔV23=ΔV90という条件を与える
ことにより、画素駆動電極Sの各フィールドの先頭にお
ける電位変化がなくなる。
液晶セルLCの両端子間電圧は、画素駆動電極Sの電位
から、対向共通電極Cの電位V8を引いたものであり、第
7図のLCで示すような電圧波形となる。このことは、画
面上部の液晶セルLCに印加される電圧波形に対し、行駆
動電極Gがオン電位となるタイミングが遅れる画面下部
の液晶セルLC′に印加される電圧波形は、第7図に示す
ように、位相が遅れること以外同一の波形となることか
ら、垂直方向の輝度傾斜が生じないことを意味してい
る。
から、対向共通電極Cの電位V8を引いたものであり、第
7図のLCで示すような電圧波形となる。このことは、画
面上部の液晶セルLCに印加される電圧波形に対し、行駆
動電極Gがオン電位となるタイミングが遅れる画面下部
の液晶セルLC′に印加される電圧波形は、第7図に示す
ように、位相が遅れること以外同一の波形となることか
ら、垂直方向の輝度傾斜が生じないことを意味してい
る。
従来の液晶表示装置では、行走査電極Gのオフ電位が
一定であるため、第6図において、V2=V3とした場合に
相当し、第7図の動作波形説明図を書き直すと、第8図
の動作波形説明図となる。この場合、液晶セルLCの両端
子間電圧は、フィールド間の境界において、ΔV90の電
圧変化を生じる。ことことは、画面上部の液晶セルLCの
両端子間電圧波に対し、画面下部の液晶セルLC′の両端
子間電圧波形は位相がずれるだけでなく、ハッチングで
示した電圧分だけ小さくなるために液晶印加実効電圧が
低下する。すなわち、垂直方向の輝度傾斜が生じてい
た。
一定であるため、第6図において、V2=V3とした場合に
相当し、第7図の動作波形説明図を書き直すと、第8図
の動作波形説明図となる。この場合、液晶セルLCの両端
子間電圧は、フィールド間の境界において、ΔV90の電
圧変化を生じる。ことことは、画面上部の液晶セルLCの
両端子間電圧波に対し、画面下部の液晶セルLC′の両端
子間電圧波形は位相がずれるだけでなく、ハッチングで
示した電圧分だけ小さくなるために液晶印加実効電圧が
低下する。すなわち、垂直方向の輝度傾斜が生じてい
た。
従って、第6図の実施例に示したように、行走査電極
Gのオフ電位を列信号電極Dの極性反転タイミングで切
換えることにより、従来の行走査電極Gのオフ電位固定
方式に比べ、垂直輝度傾斜を軽減することができる。ま
た、第6図の実施例においても、第5図の実施例で付加
した画素駆動電極Sと隣接する行走査電極G間容量CSを
付加した場合でも、同様な効果があるのは、明らかであ
る。
Gのオフ電位を列信号電極Dの極性反転タイミングで切
換えることにより、従来の行走査電極Gのオフ電位固定
方式に比べ、垂直輝度傾斜を軽減することができる。ま
た、第6図の実施例においても、第5図の実施例で付加
した画素駆動電極Sと隣接する行走査電極G間容量CSを
付加した場合でも、同様な効果があるのは、明らかであ
る。
このように、本発明を用いることにより、対向共通電
極電位を交流化せず一定電域にする駆動方式の場合で
も、ドレイン・ソース間容量等による垂直方向輝度傾斜
を補償することができる効果がある。
極電位を交流化せず一定電域にする駆動方式の場合で
も、ドレイン・ソース間容量等による垂直方向輝度傾斜
を補償することができる効果がある。
本発明によれば、液晶セルと並列接続する付加容量を
省き、対向共通電極電位を交流化して列信号電極に与え
る信号電圧振幅を半減し、消費電力を低減した場合であ
っても、垂直方向の輝度傾斜がほとんどない液晶表示装
置が得られる。液晶セルと並列接続する付加容量を省く
ことにより、各画素駆動電極と行走査電極間に付加容量
を形成する場合であっても、アクティブマトリクス基板
上の共通電極の配線をする必要がないため、アクティブ
マトリクス基板の歩留りが向上し、かつ開口率等の向上
により、高い光透過率を持つ液晶表示装置が得られる。
省き、対向共通電極電位を交流化して列信号電極に与え
る信号電圧振幅を半減し、消費電力を低減した場合であ
っても、垂直方向の輝度傾斜がほとんどない液晶表示装
置が得られる。液晶セルと並列接続する付加容量を省く
ことにより、各画素駆動電極と行走査電極間に付加容量
を形成する場合であっても、アクティブマトリクス基板
上の共通電極の配線をする必要がないため、アクティブ
マトリクス基板の歩留りが向上し、かつ開口率等の向上
により、高い光透過率を持つ液晶表示装置が得られる。
また、対向共通電極電位を固定する方式であっても、
フィールド毎極性反転時、画素トランジスタのドレイン
・ソース間容量による垂直方向輝度傾斜を軽減すること
ができる効果がある。
フィールド毎極性反転時、画素トランジスタのドレイン
・ソース間容量による垂直方向輝度傾斜を軽減すること
ができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例の液晶表示装置を示す等価回
路図、第2図は第1図の実施例の動作波形説明図、第3
図は第2図と対比する従来の動作波形説明図、第4図及
び第5図、第6図はそれぞれ本発明の第2、第3、第4
の実施例の液晶表示装置を示す等価回路図、第7図は第
6図の実施例の動作波形説明図、第8図は第7図と対比
する従来の動作波形説明図である。 1,4,5……アクティブマトリクス方式液晶パネル、2…
…垂直走査回路、3……シフトレジスタ、M……画素ト
ランジスタ、LC……液晶セル、CGS……ゲート・ソース
間容量、CS……付加容量、CDS……ドレイン・ソース間
容量、D……列信号電極、G……行走査電極、S……画
素駆動電極。
路図、第2図は第1図の実施例の動作波形説明図、第3
図は第2図と対比する従来の動作波形説明図、第4図及
び第5図、第6図はそれぞれ本発明の第2、第3、第4
の実施例の液晶表示装置を示す等価回路図、第7図は第
6図の実施例の動作波形説明図、第8図は第7図と対比
する従来の動作波形説明図である。 1,4,5……アクティブマトリクス方式液晶パネル、2…
…垂直走査回路、3……シフトレジスタ、M……画素ト
ランジスタ、LC……液晶セル、CGS……ゲート・ソース
間容量、CS……付加容量、CDS……ドレイン・ソース間
容量、D……列信号電極、G……行走査電極、S……画
素駆動電極。
Claims (5)
- 【請求項1】液晶パネルの一方の内面に、複数のゲート
バス(G)と、該ゲートバスにゲートが接続され、該ゲ
ートバスの電位に応じて選択的にオン・オフ制御される
複数の画素トランジスタ(M)と、該画素トランジスタ
のソースに接続された画素駆動電極(S)とが形成さ
れ、前記液晶パネルの他方の内面に形成された対向共通
電極(C)に交番電圧(V4,V5)を印加して表示制御を
行う液晶表示装置において、 前記画素トランジスタがオフ期間においてそのゲートに
印加する電位として、前記交番電圧の交番タイミングに
同期して、異なる2値の電位(V2,V3)を切り換えて印
加するが、オン期間に該ゲートに印加する電位は一定電
位(V1)であることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】液晶パネルの一方の内面に、複数のゲート
バス(G)と、該ゲートバスにゲートが接続され、該ゲ
ートバスの電位に応じて選択的にオン・オフ制御される
複数の画素トランジスタ(M)と、該画素トランジスタ
のソースに接続された画素駆動電極(S)とが形成さ
れ、前記液晶パネルの他方の内面に形成された対向共通
電極(C)に交番電圧(V4,V5)を印加して表示制御を
行う液晶表示装置において、 前記画素駆動電極と、当該画素駆動電極に接続された画
素トランジスタのゲートが接続されない隣接ゲートバス
と、の間に容量(Cs)を形成し、かつ前記画素トランジ
スタがオフ期間においてそのゲートに印加する電位とし
て、前記交番電圧の交番タイミングに同期して、異なる
2値の電位(V2,V3)を切り換えて印加することを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の液晶表示装置にお
いて、前記交番電圧の交番タイミングに同期して、異な
る2値の電位(V2,V3)を切り換えて印加する、その異
なる2値の電位差は、前記対向共通電極に印加される交
番電圧の振幅とほぼ等しいことを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項4】液晶パネルの一方の内面に、複数のゲート
バス(G)と、該ゲートバスにゲートが接続され、該ゲ
ートバスの電位に応じて選択的にオン・オフ制御される
複数の画素トランジスタ(M)と、該画素トランジスタ
のソースに接続された画素駆動電極(S)とが形成さ
れ、前記液晶パネルの他方の内面に形成された対向共通
電極(C)に交番電圧(V4,V5)を印加して表示制御を
行い、かつ前記画素トランジスタがオフ期間においてそ
のゲートに印加する電位として、前記交番電圧の交番ト
ランジスタに同期して、異なる2値の電位(V2,V3)を
切り換えて印加する液晶表示装置において、 前記画素トランジスタがオフ期間にそのゲートに印加す
るオフ電位と、前記画素トランジスタがオン期間にその
ゲートに印加するオン電位と、を該画素トランジスタの
ゲートに供給する第1のスイッチ手段(SG1,SG2,…)
と、 前記第1のスイッチ手段が前記画素トランジスタのゲー
トにオフ電位を供給するとき、そのオフ電位として前記
交番電圧の交番タイミングに同期して、異なる2値の電
位(V2,V3)を切り換えて供給することを可能ならしめ
る第2のスイッチ手段(SG0)と、 を具備したことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の液晶表示装置において、
前記第1のスイッチ手段は、前記ゲートバスを順次走査
するために設けられる垂直走査IC内に形成され、前記第
2のスイッチ手段は、該垂直走査ICの外部に設置される
ことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22862288A JP2590229B2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22862288A JP2590229B2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0277722A JPH0277722A (ja) | 1990-03-16 |
JP2590229B2 true JP2590229B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=16879226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22862288A Expired - Lifetime JP2590229B2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590229B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4639702B2 (ja) * | 2004-09-07 | 2011-02-23 | カシオ計算機株式会社 | 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法 |
JP2007298799A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Hitachi Displays Ltd | 液晶表示装置 |
JP2020115179A (ja) | 2019-01-17 | 2020-07-30 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP22862288A patent/JP2590229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0277722A (ja) | 1990-03-16 |
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