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JP2024151181A - 工作機械用の主軸装置 - Google Patents

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JP2024151181A JP2023064361A JP2023064361A JP2024151181A JP 2024151181 A JP2024151181 A JP 2024151181A JP 2023064361 A JP2023064361 A JP 2023064361A JP 2023064361 A JP2023064361 A JP 2023064361A JP 2024151181 A JP2024151181 A JP 2024151181A
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壮登 柴原
淳翔 田中
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Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】先端部に回転対象部材が取り付けられる主軸であって前記先端部がフレームの一端側となるようにフレームに対し回転可能に支持された主軸と、フレームに対し固定的に設けられるディストリビュータ及び主軸に対し相対回転不能に設けられるシャフトから成るロータリジョイントとを備える工作機械用の主軸装置において、シール部材を交換するための作業を容易に行うことができる構成を提供する。【解決手段】ロータリジョイントを、主軸の軸線方向に連続する第1ロータリジョイント部及び第2ロータリジョイント部から成るものとする。そして、第1ロータリジョイント部がフレームの他端側であると共に軸状の第1ディストリビュータ及び筒状の第1シャフトで構成され、一方で、第2ロータリジョイント部が筒状の第2ディストリビュータ及び軸状の第2シャフトで構成されていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、先端部に回転対象部材が取り付けられる主軸であって前記先端部がフレームの一端側となるように前記フレームに対し回転可能に支持された主軸と、前記フレームに対し固定的に設けられるディストリビュータ及び前記主軸に対し相対回転不能に設けられるシャフトから成るロータリジョイントとを備える工作機械用の主軸装置に関する。
工作機械用の主軸装置としては、例えば、ワークの加工のためにそのワークが設置される回転対象部材としてのテーブルの角度位置を割り出すように構成された回転テーブル装置がある。その回転テーブル装置は、そのテーブルが先端部に取り付けられた主軸を備えている。そして、その回転テーブル装置においては、主軸は、前記先端部がフレームの一端側となる向きで、フレームに形成された収容孔内に収容されると共に、その収容孔内で軸受を介して回転可能に支持されている。なお、テーブル上には、加工対象であるワークを保持するための治具等が設けられる。
また、回転テーブル装置には、回転駆動されるテーブル上の治具等に作動流体を供給するためのロータリジョイントが備えられている。そのロータリジョイントは、フレームに対し固定的に設けられるディストリビュータと、主軸に対し相対回転不能に設けられるシャフトとから成っている。なお、ディストリビュータとシャフトとは、一方が軸状に形成されると共に他方が筒状に形成され、軸状の一方に対し筒状の他方が外側において摺動可能に嵌め合わされるかたちで設けられている。その上で、両者間には、前記一方に形成された流路と前記他方に形成された流路とを連通させるための連通流路であって、両者の摺接面のそれぞれに周方向に亘って形成された溝から成る連通流路が形成されている。
その上で、そのロータリジョイントにおいては、その連通流路からのディストリビュータとシャフトとの間での作動流体の漏れを防止するために、各連通流路の両側にシール部材が設けられている。但し、一般的なロータリジョイントにおいては、そのシール部材は、ディストリビュータ及びシャフトのうちの外側となる筒状の前記他方に設けられている。そして、そのようなロータリジョイントを備えた回転テーブル装置として、特許文献1に開示された装置(以下、「従来装置」と言う。)がある。
特開2002-18678号公報
ところで、ロータリジョイントにおいては、その使用状態や期間等によってシール部材が劣化するため、そのシール部材を定期的に交換する必要がある。そのシール部材の交換について、従来装置においては、内側に設けられた軸状のディストリビュータがフレームから取り外せる構成となっていることから、そのディストリビュータをフレームから取り外すことで、シール部材を交換することができる。すなわち、そのディストリビュータをフレームから取り外すことにより、外側に設けられた筒状のシャフトの内周面が露出され、その内周面に設けられたシール部材も露出された状態となるため、その状態とすることで、シール部材の交換が可能となる。
しかし、従来装置においては、ロータリジョイントは、主軸の軸線方向において装置の大部分を占める寸法(長さ)を有するものとなっている。このように、ロータリジョイントがその軸線方向において大きい寸法を有するものである場合、ディストリビュータを取り外すことで開口側となるシャフトの一端側からでは、その一端側とは反対の端部側(奥側)に位置するシール部材には手が届きにくいため、そのシール部材の交換作業は非常に大変さを伴うものとなる。
一方で、従来装置においては、シャフトもフレームから取り外すことが可能となっている。そのように、シール部材が設けられているシャフトを装置から取り外すことができれば、シール部材の交換作業が装置外で行えるため、その交換作業は、装置上で行う場合と比べ、容易に行うことができる。しかし、その場合には、前記のようにディストリビュータを装置から取り外すのに加え、シャフトを装置から取り外す作業も行わなければならず、更には、シール部材の交換後にシャフトを装置に取り付ける作業も加わるため、その場合の作業は、非常に煩雑且つ手間の掛かるものとなってしまう。
以上のような実情を鑑み、本発明は、ロータリジョイントを備える工作機械用の主軸装置において、シール部材を交換するための作業を容易に行うことができる構成を提供することを目的とする。
本発明は、先端部に回転対象部材が取り付けられる主軸であって前記先端部がフレームの一端側となるように前記フレームに対し回転可能に支持された主軸と、前記フレームに対し固定的に設けられるディストリビュータ及び前記主軸に対し相対回転不能に設けられるシャフトから成るロータリジョイントとを備える工作機械用の主軸装置を前提とする。
その上で、前記の目的を達成すべく、本発明は、その前提とする工作機械用の主軸装置において、前記ロータリジョイントを、第1ロータリジョイント部及び第2ロータリジョイント部から成るものとする。そして、前記第1ロータリジョイント部を、軸状の主体部を主体とすると共に前記主体部の端部にフランジ部を有する第1ディストリビュータであって前記主体部が前記フレームに収容されるかたちで前記フランジ部において前記フレームの他端側の端面に対し取り付けられる第1ディストリビュータ、及び前記主体部に嵌め合わされる筒状の第1シャフトで構成されたものとする。その上で、前記第2ロータリジョイント部は、前記主体部の軸線方向において前記フランジ部側とは反対側で前記主体部に対し連続するように設けられると共に同心状態で設けられる筒状の第2ディストリビュータであって外径が前記主体部の外径以下である第2ディストリビュータ、及び前記第2ディストリビュータが嵌め合わされる軸状の第2シャフトで構成されていることを特徴とする。
本発明の主軸装置においては、ロータリジョイントは、第1ロータリジョイント部と第2ロータリジョイント部とから成っている。但し、第1ロータリジョイント部は、ディストリビュータ(第1ディストリビュータ)が内側に設けられる軸状であると共に、シャフト(第1シャフト)が第1ディストリビュータに外嵌される筒状であるように構成されている。したがって、第1ロータリジョイント部においては、シール部材は、第1シャフトに設けられている。一方で、第2ロータリジョイント部は、シャフト(第2シャフト)が内側に設けられる軸状であると共に、ディストリビュータ(第2ディストリビュータ)が第2シャフトに外嵌される筒状であるように構成されている。したがって、第2ロータリジョイント部においては、シール部材は、第2ディストリビュータに設けられている。但し、その第2ディストリビュータの外径は、第1ディストリビュータの主体部の外径以下となっている。
その上で、その主軸装置においては、第1ロータリジョイント部が第1ディストリビュータのフランジ部においてフレームの他端側の端面に対し取り付けられると共に、第2ロータリジョイント部は、その第2ディストリビュータがフレームの収容孔内に位置する第1ディストリビュータの主体部に対しフランジ部側とは反対側(奥側)において同心状態で連続するように設けられている。
したがって、その構成によれば、交換のためにシール部材を露出させるべく第1ロータリジョイント部における第1ディストリビュータをフレームから取り外す(収容孔から抜き出す)と、それに連れ立ち、第2ロータリジョイント部における第2ディストリビュータが装置外に抜き出されることとなる。そして、第2ロータリジョイント部はロータリジョイントにおける前記奥側を構成する部分であるが、その第2ロータリジョイント部においては第2ディストリビュータにシール部材が設けられていることから、そのように第2ディストリビュータが装置外に取り外されることで、そのシール部材の交換作業については装置外で行え、その交換作業を容易に行うことができる。
なお、第1ロータリジョイント部においてシール部材が設けられている第1シャフトは装置上に残ったままであるが、第1ロータリジョイント部が設けられるのは手前側(前記奥側とは反対の側)であってその第1シャフトは手が届きやすい位置に在ることから、そのシール部材の交換作業は、装置上であっても容易に行うことができる。したがって、本発明の主軸装置によれば、シール部材を交換するための作業は、全体として容易に行うことができる。
本発明による工作機械用の主軸装置の一例を示す側面断面図。
以下に、図1に基づき、本発明による工作機械用の主軸装置の一実施例を説明する。なお、本実施例は、その主軸装置を、回転対象部材としてワークを保持するための治具等が取り付けられるテーブルを備え、そのテーブルの角度位置を割り出すように構成された、所謂割出し装置としての回転テーブル装置とした例である。また、図示の例では、その回転テーブル装置は、テーブルにおける前記治具の取付面が工作機械における設置面に対し垂直を成すようにその設置面上に設置される、所謂縦置き型の回転テーブル装置である。
図1に示すように、回転テーブル装置1は、フレーム10と、フレーム10に対し回転可能に支持される主軸20とを備えている。また、回転テーブル装置1は、主軸20を回転駆動するための駆動装置40、及び割り出された角度位置でその主軸20を保持するためのクランプ装置50を備えている。
それらの各構成要素について、フレーム10は、その大部分を占める部分であって、工作機械における設置面2上に設置される部分である本体部11を主体としている。なお、その本体部11は、側方(図面の左右方向)に向けて貫通する収容孔13を有しており、内部に空間を有すると共に、その空間が両側面11a、11bにおいて開放されるように構成されている。
また、主軸20について、その主軸20における先端部20bには、ワーク等が設置されるテーブル3が取り付けられている。その上で、その主軸20は、その軸線方向を収容孔13の中心線の方向に一致させると共に、先端部20bがフレーム10の一端側(図1における左側)となるような向きで、収容孔13内において軸受30を介してフレーム10の本体部11に対し回転可能に支持されている。
なお、本実施例では、その主軸20は、前記軸線方向に関し、それぞれ別体として形成された3つの軸部材を組み合わせて構成されたものとなっている。それにより、主軸20は、先端側の部分である第1主軸部21、その第1主軸部21に対し取り付けられる軸部材で成る第2主軸部22、及びその第2主軸部22に対し取り付けられる軸部材で成る第3主軸部23によって構成されたものとなっている。
また、その主軸20において、第2主軸部22及び第3主軸部23には、中心が主軸20の軸心と一致すると共に、前記軸線方向に貫通する貫通孔22a、23aが形成されている。また、その両貫通孔22a、23aの内径は、略同じとなっている。さらに、第1主軸部21には、第2主体部22が取り付けられる端面に開口する円形状の凹部21aが形成されている。また、その凹部21aは、その内径が第2主軸部22の貫通孔22aの内径と略同じであると共に、貫通孔22aに連続するように形成されている。それにより、主軸20は、その前記軸線方向における中心に、第1主軸部21における凹部21a、第2主軸部22及び第3主軸部23における貫通孔22a、23aから成り、前記先端側とは反対側の端面20cに開口する有底の孔(以下、「中心孔」と言う。)20aが形成されたものとなっている。
また、フレーム10は、その他端側に、本体部11における側面11aに対し収容孔13を覆うようなかたちで取り付けられるカバー部12を有している。したがって、本実施例においては、そのカバー部12における外側の端面12bが、フレーム10の前記他端側の端面となっている。但し、そのカバー部12には、中心を主軸20の軸心に一致させると共に、前記軸線方向に貫通する貫通孔12aが形成されている。また、その貫通孔12aの内径は、主軸20の中心孔20aの内径(第3主軸部23の貫通孔23aの内径)よりも大きいものとなっている。
駆動装置40は、本実施例では、ギア等の駆動伝達機構を介さずに主軸20を回転駆動するDDモータ41を駆動源としたものとなっている。また、そのDDモータ41は、モータロータ42がモータステータ43の内側に設けられる、所謂インナーロータ型のDDモータである。そして、そのDDモータ41において、モータロータ42は、主軸20の第2主軸部22に対し外嵌されるかたちで固定されている。また、モータステータ43は、モータロータ42を囲繞する位置で、フレーム10の本体部11(収容孔13の内周面)に対し固定されている。
また、クランプ装置50は、本実施例では、主軸20に取り付けられたクランプディスク51に対しピストン52を押接させ、フレーム10(カバー部12)との協働でクランプディスク51をクランプして主軸20の角度位置を保持する、所謂ディスクタイプのクランプ装置である。そして、そのクランプ装置50において、クランプディスク51は、主軸20の第3主軸部23における端面20cに対し固定されている。また、ピストン52は、前記軸線方向においてフレーム10のカバー部12とでクランプディスク51を挟むようなかたちで、前記軸線方向に変位可能であるようにフレーム10の本体部11(収容孔13)内に設けられている。
以上のような回転テーブル装置1において、本発明では、その回転テーブル装置1は、前記軸線方向に連続する第1ロータリジョイント部及び第2ロータリジョイント部から成るロータリジョイントを備える。但し、そのロータリジョイントにおいては、第1ロータリジョイント部がフレーム10の前記他端側であると共に軸状の第1ディストリビュータ及び筒状の第1シャフトで構成され、一方で、第2ロータリジョイント部が筒状の第2ディストリビュータ及び軸状の第2シャフトで構成されている。そのような本発明による回転テーブル装置1について、より詳しくは、以下の通りである。
回転テーブル装置1は、テーブル3に設置される治具等に作動流体4を供給するためのロータリジョイント60を備えている。そして、そのロータリジョイント60は、第1ロータリジョイント部70及び第2ロータリジョイント部80から成っている。
その第1ロータリジョイント部70について、第1ロータリジョイント部70は、軸状の第1ディストリビュータ72と、その第1ディストリビュータ72に外嵌される筒状の第1シャフト71とで構成されている。また、第1ディストリビュータ72は、その主体的な部分である軸状の主体部73に加え、フレーム10に対し取り付けられる部分であるフランジ部74を有している。そのフランジ部74は、円盤状を成しており、主体部73の軸線方向における一端側において、その一端側の端部に対し同心状態で連続するように形成されている。また、そのフランジ部74の外径は、フレーム10におけるカバー部12の貫通孔12aの内径よりも大きいものとなっている。
その第1ディストリビュータ72において、主体部73の軸線方向における寸法は、主軸20の第3主軸部23における第2主軸部22側の端面23bと、フレーム10の前記他端側の端面12bとの前記軸線方向における間隔と略同じ大きさとなっている。また、第1シャフト71は、本実施例では、主軸20における第3主軸部23の一部(内周側の部分)がそれに相当するものとなっている。
その上で、第1ロータリジョイント部70は、第1ディストリビュータ72がその主体部73において主軸20の一部を成す第1シャフト71に嵌挿されると共に、フランジ部74においてフレーム10の前記他端側の端面12bに対し取り付けられるかたちで、フレーム10の前記他端側に設けられている。なお、そのフレーム10に対する第1ディストリビュータ72の取り付けは、その第1ディストリビュータ72のフランジ部74に挿通されたネジ部材75をフレーム10のカバー部12に螺挿させるかたちで行われている。それにより、第1ディストリビュータ72は、フレーム10に対し着脱可能となっている。
その第1ロータリジョイント部70は、作動流体4の供給用の流路として、外部から作動流体が供給される流路として第1ディストリビュータ72に形成される第1流路72a、第1流路72aに対応する流路として第1シャフト71に形成される第2流路71b、及びその第1流路72aと第2流路71bとを連通させるための第1連通流路70aを有している。また、第1ロータリジョイント部70は、第1流路72aとは別に、外部から作動流体が供給される流路として第1ディストリビュータ72に形成される第3流路72bであって、後述する第2ロータリジョイント部80に連通される第3流路72bを有している。
それらのうちの第1流路72aについて、第1ディストリビュータ72には、その主体部73における外周面に開口する環状の溝(環状溝)73bが、主体部73の軸線方向に位置をずらして、(図示の例では)2つ形成されている。その上で、第1流路72aは、その環状溝73bと同じ数(2つ)で、第1ディストリビュータ72の円周方向に位置をずらして形成されている(図1には、そのうちの1つのみが示されている)。そして、各第1流路72aは、その一端において、対応する環状溝73bに連通するように形成されている。また、各第1流路72aは、その他端においてフランジ部74の外周面に開口するように形成されている。したがって、各第1流路72aは、その他端側の部分がフランジ部74内において半径方向に延びるように形成されている。
また、第1連通流路70aについて、第1シャフト71には、その内周面(第3主軸部23の貫通孔23aの内周面)に開口すると共に、第1ディストリビュータ72における環状溝73bと同じ数の環状の溝(環状溝)71aが形成されている。また、その環状溝71aは、前記軸線方向において、第1ディストリビュータ72における環状溝73bと同じ位置に形成されている。そして、その2つの環状溝73b、71aにより、第1ディストリビュータ72と第1シャフト71との間において第1連通流路70aが形成されている。
また、第2流路71bについて、その第2流路71bは、第1連通流路70aと同じ数(2つ)が、それぞれ対応する第1連通流路70aに連通する(その一端において第1連通流路70aに開口する)ように形成されている。したがって、各第2流路71bは、その第1連通流路70aを介し、対応する第1流路72aと連通されている。また、各第2流路71bも、円周方向に位置をずらして形成されている(図1には、そのうちの1つのみが示されている)。そして、各第2流路71bは、その他端において、第1シャフト71(第3主軸部23)における第2主軸部22側の端面23bに開口する流路となっている。
その上で、第1ロータリジョイント部70には、各第1連通流路70aからの第1ディストリビュータ72と第1シャフト71との間での作動流体4の漏れを防止するために、Oリング等のシール部材76が、各第1連通流路70aの両側に設けられている。但し、その各シール部材76は、第1ディストリビュータ72及び第1シャフト71のうちの外側の方である第1シャフト71側に設けられており、第1シャフト71の内周面に開口するように形成された収容溝71cに嵌装されている。
また、第3流路72bについて、その第3流路72bは、(図示の例では)6つ形成されている(図1には、そのうちの1つのみが示されている)。また、各第3流路72bは、第1ディストリビュータ72の円周方向において、それぞれ位置をずらすと共に、第1流路72aとも位置を異ならせて形成されている。そして、各第3流路72bも、第1流路72aと同様に、その一端においてフランジ部74の外周面に開口するように形成されている。但し、各第3流路72bは、他端においては、主体部73における先端面(フランジ部74側とは反対側の端面)73aに開口するように形成されている。
また、第2ロータリジョイント部80について、第2ロータリジョイント部80は、筒状の第2ディストリビュータ81と、その第2ディストリビュータ81が外嵌される軸状の第2シャフト82とで構成されている。なお、その第2ロータリジョイント部80の軸線方向における寸法は、第1ロータリジョイント部70の第1ディストリビュータ72における主体部73の先端面73aと主軸20の中心孔20aの底面との間に収まる大きさとなっている。
その上で、第2ロータリジョイント部80における第2ディストリビュータ81は、本実施例では、その外径が第1ディストリビュータ72における主体部73の外径よりも若干小さいものとして形成されている。そして、第2ディストリビュータ81は、第1ディストリビュータ72における主体部73の先端面73aに対し取り付けられている。したがって、第2ディストリビュータ81は、第1ディストリビュータ72の主体部73に対し、前記軸線方向においてフランジ部74側とは反対側で連続するように設けられるかたちとなっている。
なお、第1ディストリビュータ72の主体部73に対する第2ディストリビュータ81の取り付けについて、本実施例では、第1ディストリビュータ72における主体部73の先端面73aには、同心円形状の凹部73a1であって、第2ディストリビュータ81の端部が嵌る大きさの凹部73a1が形成されている。そして、第2ディストリビュータ81は、その主体部73における先端面73aの凹部73a1に対し嵌め合わされて取り付けられることで、その主体部73に対し同心状態となっている。なお、その取り付けは、第1ディストリビュータ72の主体部73に対しその軸線方向に貫通するように形成された貫通孔に挿通されたネジ部材85を第2ディストリビュータ81に螺挿させるかたちで行われている。
また、第2ロータリジョイント部80における第2シャフト82は、第2ディストリビュータ81が嵌め合わされる部分である軸状の嵌合部83と、主軸20に対し取り付けられる部分である取付部84とで構成されている。なお、その取付部84は、フランジ状に形成されており、嵌合部83の軸線方向における一端側において、嵌合部83に対し同心状態で連続するように設けられている。また、その取付部84の外径は、主軸20の中心孔20aの内径(第1主軸部21の凹部21aの内径)よりも若干小さいものとなっている。
その上で、第2シャフト82は、嵌合部83が第2ディストリビュータ81に嵌挿された状態において、取付部84において主軸20の中心孔20aの底面(主軸20における第1主軸部21の凹部21aの底面)に対し取り付けられている。なお、その取り付けは、第2シャフト82における取付部84に形成された貫通孔に挿通されたネジ部材86を第1主軸部21に対し螺挿させるかたちで行われている。
また、第2ロータリジョイント部80は、作動流体4の供給用の流路として、第1ディストリビュータ72の第3流路72bと連通する流路として第2ディストリビュータ81に形成される第4流路81a、第4流路81aに対応する流路として第2シャフト82に形成される第5流路82a、及びその第4流路81aと第5流路82aとを連通させるための第2連通流路80aを有している。
それらのうちの第4流路81aについて、その第4流路81aは、前記のように第1ディストリビュータ72における第3流路72bと連通する流路であり、したがって、その第3流路72bと同じ数(6つ)だけ設けられている。そして、その各第4流路81aは、第3流路72bと同様に第2ディストリビュータ81の円周方向に位置をずらし、その一端において第3流路72bに連通するような位置に形成されている(図1には、そのうちの1つのみが示されている)。なお、その各第4流路81aの前記一端は、第3流路72bに連通すべく、第2ディストリビュータ81における第1ディストリビュータ72側の端面に開口するように形成されている。
また、第2ディストリビュータ81には、その内周面に開口する環状の溝(環状溝)81bが、前記軸線方向に位置をずらして、第4流路81aと同じ数(6つ)形成されている。そして、各第4流路81aは、その他端において、対応する環状溝81bに連通するように形成されている。
また、第2連通流路80aについて、第2シャフト82には、その嵌合部83における外周面に開口すると共に、第2ディストリビュータ81における環状溝81bと同じ数の環状の溝(環状溝)83bが形成されている。また、その環状溝83bは、前記軸線方向において、第2ディストリビュータ81における環状溝81bと同じ位置に形成されている。そして、その2つの環状溝81b、83bにより、第2ディストリビュータ81と第2シャフト82との間において第2連通流路80aが形成されている。
さらに、第5流路82aについて、その第5流路82aは、第2連通流路80aと同じ数(6つ)が、それぞれ対応する第2連通流路80aに連通する(その一端において第2連通流路80aに開口する)ように形成されている。したがって、各第5流路82aは、その第2連通流路80aを介し、対応する第4流路81aと連通されている。また、各第5流路82aも、円周方向に位置をずらして形成されている(図1には、そのうちの1つのみが示されている)。そして、各第5流路82aは、その他端において第2シャフト82の取付部84における主軸20に対し取り付けられる端面に開口する流路となっている。
その上で、第2ロータリジョイント部80には、各第2連通流路80aからの第2ディストリビュータ81と第2シャフト82との間での作動流体4の漏れを防止するために、Oリング等のシール部材87が、各第2連通流路80aの両側に設けられている。但し、その各シール部材87は、第2ディストリビュータ81及び第2シャフト82のうちの外側の方である第2ディストリビュータ81側に設けられており、第2ディストリビュータ81の内周面に開口するように形成された収容溝81cに嵌装されている。
そして、以上のような第1ロータリジョイント部70及び第2ロータリジョイント部80から成るロータリジョイント60を備えた回転テーブル装置1においては、第1ロータリジョイント部70において、フランジ部74の開口から第1流路72a、第1連通流路70a、及び第2流路71bを介して供給される作動流体4は、主軸20において前記軸線方向に亘るように第2主軸部22に形成された流路22b及び第1主軸部21に形成された流路21b、並びにテーブル3を貫通するように形成された流路3aを介し、テーブル3に設置される治具等に対し供給される。
また、第1ロータリジョイント部70(第1ディストリビュータ72)におけるフランジ部74の開口から第3流路72bを介して第2ロータリジョイント部80に供給され、その第2ロータリジョイント部80において、第4流路81a、第2連通流路80a、及び第5流路82aを介して供給される作動流体4は、主軸20における第1主軸部21において前記軸線方向に貫通するように形成された流路21c、及びテーブル3に貫通するように形成された流路3bを介し、テーブル3に設置される治具等に対し供給される。
以上で説明した回転テーブル装置1において、ロータリジョイント60におけるシール部材76、87を交換する際には、第1ロータリジョイント部70における第1ディストリビュータ72がフレーム10から取り外される。なお、その第1ディストリビュータ72が取り外されることで、フレーム10の前記他端側においては、主軸20の中心孔20aに連通するカバー部12における貫通孔12aが外部に開放(露出)された状態となる。
そして、前記のように第1ディストリビュータ72が取り外されることで、第1ロータリジョイント部70の部分においては、第1シャフト71の内周面に設けられたシール部材76が、貫通孔12aに連通する中心孔20aに対し露出した状態となる。そして、その第1シャフト71が、ロータリジョイント60において貫通孔12a側に位置し、貫通孔12aに隣接して存在する第3主軸部23の一部であることから、そのシール部材76の交換作業は、貫通孔12aを介し、装置上であっても容易に行うことができる。
一方、ロータリジョイント60において、貫通孔12aから遠い側である奥側の第2ロータリジョイント部80におけるシール部材87の交換について、前述のように第2ディストリビュータ81が第1ディストリビュータ72に対し取り付けられていることから、前記のように第1ディストリビュータ72がフレーム10から取り外されるのに伴い、第2ディストリビュータ81も同時にフレーム10の収容孔13内から(フレーム10外へ)抜き出されることとなる。
そして、第2ロータリジョイント部80においては、前記のように第2ディストリビュータ81が第2シャフト82に外嵌されており、シール部材87は第2ディストリビュータ81に設けられていることから、そのシール部材87の交換作業は、フレーム10外に抜き出された第2ディストリビュータ81において、行うことができる。しかも、その第2ディストリビュータ81はその貫通孔が第1ディストリビュータ72側とは反対側において外部に開放された状態となっていることから、そのシール部材87の交換作業は、その第2ディストリビュータ81の開口側から行うことができる。それにより、そのシール部材87の交換作業が容易に行える。
以上のように、本発明による回転テーブル装置1によれば、ロータリジョイント60におけるシール部材の交換が従来と同様にディストリビュータを取り外すかたちで行われるが、その場合において、ディストリビュータ(第1ディストリビュータ72及びそれに取り付けられた第2ディストリビュータ81)を取り外した際にフレーム10の開口となる貫通孔12aに近い側のシール部材76だけでなく、ロータリジョイント60において前記奥側に位置するシール部材87についても、その交換作業を容易に行うことができる。したがって、ロータリジョイント60全体として、そのシール部材76、87の交換作業が容易に行えることとなる。
なお、本発明は、以上で説明した実施例に限定されるものではなく、以下(1)~(4)のように変形させた態様(変形例)でも実施することができる。
(1)主軸に対する第1ロータリジョイント部(第1シャフト)の配置について、前記実施例では、第1ロータリジョイント部70における第1シャフト71は、主軸20の一部(第3主軸部23の内周側の部分)によって構成されている。すなわち、その第1シャフト71は、主軸20と一体的に構成されたものとなっている。しかし、本発明において、第1ロータリジョイント部における第1シャフトは、主軸とは別部材で構成されたものであっても良い。
例えば、前記実施例と同様にクランプ装置におけるクランプディスクが主軸に対し取り付けられた回転テーブル装置において、第1シャフトは、その主軸における先端側とは反対側の端面に対し取り付けられるように設けられるものであっても良い。なお、その場合、主軸における中心孔の深さ寸法は、第2ロータリジョイント部の軸線方向における寸法と略同じとされる。
また、主軸をその中心孔の内径が第1ロータリジョイント部における第1シャフトの外径よりも大きく形成されたものとした上で、第1シャフト(第1ロータリジョイント部)は、主軸の半径方向に関し、主軸の中心孔内に収容されるかたちで設けられたものであっても良い。但し、その場合には、第1シャフトが主軸に対し相対回転不能に設けられた状態となるように、第1シャフトを、例えば、第1ディストリビュータにおける主体部に外嵌される部分に加え、その部分から主軸における中心孔の底面まで延在する部分を有するように構成されたものとする。その上で、第1シャフトを、その延在する部分の端部において中心孔の底面に対し取り付けられるようにすれば良い。
(2)第1ロータリジョイント部における第1ディストリビュータ(主体部)に対する第2ロータリジョイント部における第2ディストリビュータの設けられ方について、前記実施例では、第2ディストリビュータ81が第1ディストリビュータ72の主体部73に対し同心状に設けられた状態となるように、第1ディストリビュータ72における主体部73の先端面73aに同心円形状の凹部73a1を形成し、その凹部73a1に第2ディストリビュータ81を嵌め合わせることで、同心状態での第2ディストリビュータ81の取り付けを実現している。しかし、第2ディストリビュータを同心状態とするための構成は、そのような構成に限らず、例えば、位置決めピン等を用いた位置決め構造によるものであっても良い。
また、以上で説明した例では、第2ディストリビュータは、第1ディストリビュータとは別部材として形成され、第1ディストリビュータ(主体部)に対し取り付けられるかたちで設けられるものとなっている。しかし、本発明において、第2ディストリビュータは、第1ディストリビュータと一体的に形成され、第1ディストリビュータを含む単一の部材の一部として設けられるものであっても良い。
また、前記実施例では、第2ディストリビュータ81は、その外径が第1ディストリビュータ72における主体部73の外径よりも小さく形成されたものとなっている。しかし、本発明において、第2ディストリビュータは、その外径が第1ディストリビュータにおける主体部の外径以下であるものであれば良く、外径がその主体部の外径と同じであるように形成されたものであっても良い。
(3)第2ロータリジョイント部における第2シャフトについて、前記実施例では、第2シャフト82は、主軸20とは別部材で構成されたものとなっている。しかし、本発明において、第2ロータリジョイント部における第2シャフトは、主軸と一体的に構成されたものであっても良い。例えば、主軸が前記実施例と同様に構成された回転テーブル装置において、第2シャフトを、主軸における第1主軸部に対し前記実施例と同様の配置で、その第1主軸部と一体的に形成されたもの(第1主軸部を含む単一の部材に含まれるもの)としても良い。
(4)本発明が前提とする工作機械用の主軸装置について、前記実施例は、その主軸装置が割出し装置としての回転テーブル装置1である例となっている。そのように主軸装置が回転テーブル装置である場合において、その回転テーブル装置は、駆動装置として、前記実施例のようなDDモータを用いたものに限らず、駆動モータ(回転モータ)を用い、ウォームギア機構等の駆動伝達機構を介して主軸を駆動するように構成されたものであっても良い。また、その回転テーブル装置は、クランプ装置として、前記実施例のようなディスクタイプの装置を備えたものに限らず、スリーブタイプ等、他の公知の装置を備えたものであっても良い。また、その回転テーブル装置は、前記実施例のような縦置き型のものに限らず、横置き型のものであっても良い。
また、主軸装置は、以上で説明した回転テーブル装置のような割出し装置に限らず、傾斜回転テーブル装置等、他の公知の割出し装置であっても良い。また、主軸装置は、割出し装置にも限られず、回転対象部材としての工具が取り付けられた主軸を連続的に回転駆動する主軸駆動装置(スピンドル装置)であっても良い。
また、本発明は、以上で説明した実施例及び変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々に変更することが可能である。
1 回転テーブル装置(主軸装置)
2 工作機械における設置面
3 テーブル(回転対象部材)
3a 流路
3b 流路
4 作動流体
10 フレーム
11 本体部
11a 側面
11b 側面
12 カバー部
12a 貫通孔
12b 外側の端面(フレームの他端側の端面)
13 収容孔
20 主軸
20a 中心孔
20b 先端部
20c 先端側とは反対側の端面
21 第1主軸部
21a 凹部
21b 流路
21c 流路
22 第2主軸部
22a 貫通孔
22b 流路
23 第3主軸部
23a 貫通孔
23b 第2主軸部側の端面
30 軸受
40 駆動装置
41 DDモータ
42 モータロータ
43 モータステータ
50 クランプ装置
51 クランプディスク
52 ピストン
60 ロータリジョイント
70 第1ロータリジョイント部
70a 第1連通流路
71 第1シャフト
71a 環状溝
71b 第2流路
71c 収容溝
72 第1ディストリビュータ
72a 第1流路
72b 第3流路
73 主体部
73a 先端面
73a1 凹部
73b 環状溝
74 フランジ部
75 ネジ部材
76 シール部材
80 第2ロータリジョイント部
80a 第2連通流路
81 第2ディストリビュータ
81a 第4流路
81b 環状溝
81c 収容溝
82 第2シャフト
82a 第5流路
83b 環状溝
83 嵌合部
84 取付部
85 ネジ部材
86 ネジ部材
87 シール部材

Claims (1)

  1. 先端部に回転対象部材が取り付けられる主軸であって前記先端部がフレームの一端側となるように前記フレームに対し回転可能に支持された主軸と、前記フレームに対し固定的に設けられるディストリビュータ及び前記主軸に対し相対回転不能に設けられるシャフトから成るロータリジョイントとを備える工作機械用の主軸装置において、
    前記ロータリジョイントは、第1ロータリジョイント部及び第2ロータリジョイント部から成り、
    前記第1ロータリジョイント部は、軸状の主体部を主体とすると共に前記主体部の端部にフランジ部を有する第1ディストリビュータであって前記主体部が前記フレームに収容されるかたちで前記フランジ部において前記フレームの他端側の端面に対し取り付けられる第1ディストリビュータ、及び前記主体部に嵌め合わされる筒状の第1シャフトで構成され、
    前記第2ロータリジョイント部は、前記主体部の軸線方向において前記フランジ部側とは反対側で前記主体部に対し連続するように設けられると共に同心状態で設けられる筒状の第2ディストリビュータであって外径が前記主体部の外径以下である第2ディストリビュータ、及び前記第2ディストリビュータが嵌め合わされる軸状の第2シャフトで構成されている
    ことを特徴とする工作機械用の主軸装置。
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