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JP2024017327A - 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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JP2024017327A JP2022119882A JP2022119882A JP2024017327A JP 2024017327 A JP2024017327 A JP 2024017327A JP 2022119882 A JP2022119882 A JP 2022119882A JP 2022119882 A JP2022119882 A JP 2022119882A JP 2024017327 A JP2024017327 A JP 2024017327A
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Abstract

【課題】印刷後でもビリングコードを設定できる情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】本発明は、印刷時にビリングコードを入力するか否かを確認する確認部と、前記確認部が前記ビリングコードを入力しないことを確認した場合、印刷を実行する実行部と、前記印刷の実行結果を示すジョブログを記憶する記憶部と、ユーザの操作に基づいて前記ジョブログを特定する特定部と、前記特定部が特定した前記ジョブログに対応する前記ビリングコードの入力を受け付ける入力受付部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムに関する。
特許文献1には、印刷に対する課金を部門別に管理するための方法として、ビリングコードを設定する構成が開示されている。
しかしながら、上記の技術では、急いで印刷が必要な場合に、ビリングコードを印刷後に設定する構成は開示されていない。すなわち、ビリングコードを印刷時に入力する既存の入力方法では、印刷後にビリングコードを入力したいというユースケースを実現できない。例えば、ビリングコードを入力する必要があるがすぐに印刷したい場合、ビリングコードをうろ覚えであるため確認してからビリングコードを入力したい場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、印刷後でもビリングコードを設定できる情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、印刷時にビリングコードを入力するか否かを確認する確認部と、前記確認部が前記ビリングコードを入力しないことを確認した場合、印刷を実行する実行部と、前記印刷の実行結果を示すジョブログを記憶する記憶部と、ユーザの操作に基づいて前記ジョブログを特定する特定部と、前記特定部が特定した前記ジョブログに対応する前記ビリングコードの入力を受け付ける入力受付部と、を備える。
本発明によれば、印刷後でもビリングコードを設定できる、という効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、本実施の形態にかかる情報処理システムが有するユーザ端末、認証装置、ビリングコード遅延入力機能装置、プリント情報記憶装置、およびジョブログ記憶装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、本実施の形態にかかる情報処理システムが有するMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、本実施の形態にかかる情報処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおいて表示される確認画面の一例を示す図である。 図6は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおいて表示されるメールアドレス設定UIの一例を示す図である。 図7は、本実施の形態にかかる情報処理システムのプリント情報記憶装置が記憶するデータの構造の一例を説明するための図である。 図8は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおいて表示されるビリングコード設定UIの一例を示す図である。 図9は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおけるビリングコード設定処理の一例を説明するための図である。 図10-1は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおけるビリングコードの設定処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図10-2は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおけるビリングコードの設定処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示す図である。本実施の形態にかかる情報処理システムは、図1に示すように、ユーザ端末1と、認証装置2と、ビリングコード遅延入力機能装置3と、プリント情報記憶装置4と、ジョブログ記憶装置5と、MFP6と、を有する。本実施の形態では、ビリングコード遅延入力機能装置3、プリント情報記憶装置4、およびジョブログ記憶装置5が、情報処理システムまたは情報処理装置の一例として機能する。
図2は、本実施の形態にかかる情報処理システムが有するユーザ端末、認証装置、ビリングコード遅延入力機能装置、プリント情報記憶装置、およびジョブログ記憶装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。ここでは、ユーザ端末1のハードウェア構成の一例について説明するが、認証装置2、ビリングコード遅延入力機能装置3、プリント情報記憶装置4、およびジョブログ記憶装置5も同様のハードウェア構成を有する。
図2に示されているように、ユーザ端末1は、コンピュータによって構築されており、図2に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、ユーザ端末1全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、または画像等の各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバス510は、図2に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスおよびデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択および実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御する。
図3は、本実施の形態にかかる情報処理システムが有するMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示されているように、MFP(Multi-Function Peripheral/Product/Printer)6は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、および、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、MFP6の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、およびAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書き等を制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ、およびAGPターゲットを有する。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムおよびデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムおよびデータの展開、およびメモリ印刷時の描画用メモリ等として用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDD908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジック等により画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931およびプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM-C907は、コピー用画像バッファおよび符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出または書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路920には、近距離通信回路920aが備わっている。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931およびプリンタ部932によって構成されている。また、操作パネル940は、現在の設定値および選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件等の画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキーおよびコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル940bを備えている。コントローラ910は、MFP6全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931またはプリンタ部932には、誤差拡散およびガンマ変換等の画像処理部分が含まれている。
なお、MFP6は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F950は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路920およびネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
図4は、本実施の形態にかかる情報処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。次に、図4を用いて、本実施の形態にかかる情報処理システムの機能構成の一例について説明する。
本実施の形態では、認証装置2は、認証部201を有する。認証部201は、ユーザの認証を行う。また、認証部201は、ユーザのメールアドレスまたはユーザ端末1のアドレス情報を含む宛先情報等、ユーザに関連するユーザ情報を管理する。
ビリングコード遅延入力機能装置3は、ビリングコード遅延入力設定部301、およびビリングコード遅延入力部302を有する。
ビリングコード遅延入力設定部301は、画像データの印刷時にビリングコードを入力するか否かを確認する確認部の一例である。本実施の形態では、ビリングコード遅延入力設定部301は、MFP6の操作パネル940上でユーザに対してビリングコードを印刷後に入力するか否かの確認画面を表示する機能を有する。そして、ビリングコード遅延入力設定部301は、確認画面における入力に基づいて、ビリングコードを印刷後に入力するか否かを確認(判別)する。そして、ビリングコードを入力しないことを確認した場合、ビリングコード遅延入力設定部301は、MFP6を用いて、印刷を実行する実行部の一例である。
また、ビリングコード遅延入力設定部301は、印刷後にビリングコードを入力する設定で印刷した画像データ(印刷画像データ)に関する画像情報、ユーザ端末1のユーザを識別するユーザ情報、および画像データの印刷ジョブのログであるジョブログを紐付けてプリント情報記憶装置4に保存する機能を持つ。また、ビリングコード遅延入力設定部301は、印刷後にビリングコードを設定するためのリンクを所定の宛先に対して送るために、認証装置2にアクセスして、ユーザのメールアドレス等のユーザ情報を取得する機能を持つ。
図5は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおいて表示される確認画面の一例を示す図である。図6は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおいて表示されるメールアドレス設定UIの一例を示す図である。本実施の形態では、ビリングコード遅延入力設定部301は、図5に示すように、ビリングコードを印刷後に入力するか否かを設定する確認画面をMFP6の操作パネル940等の表示部に表示する。
そして、ユーザが確認画面において“Yes”ボタンを押下して、ビリングコードを印刷後に入力することを設定した場合、ビリングコード遅延入力設定部301は、図6に示すように、メールアドレス設定UIをMFP6の操作パネル940等の表示部に表示する。一方、ユーザが確認画面において“No”ボタンを押下して、ビリングコードを印刷後に入力することを設定しなかった場合、ビリングコード遅延入力設定部301は、ビリングコードを設定するビリングコード入力画面をMFP6の操作パネル940等に表示する。
メールアドレス設定UIにおいて、ユーザ端末1のメールアドレスが取得できた場合は、ビリングコード遅延入力設定部301は、図6に示すように、そのメールアドレスをデフォルトのメールアドレスとして表示する。また、その場合、手動でのメールアドレス入力は任意となる。一方、メールアドレスを取得できなかった場合、ビリングコード遅延入力設定部301は、デフォルトのメールアドレスを空とし、メールアドレスの手動入力を必須とする。
図3に戻り、プリント情報記憶装置4は、画像情報、ユーザ情報、およびジョブログを紐付けて保存する機能を有する。
図7は、本実施の形態にかかる情報処理システムのプリント情報記憶装置が記憶するデータの構造の一例を説明するための図である。本実施の形態では、プリント情報記憶装置4は、図7に示すように、画像情報(印刷画像データ、ジョブ情報(例えば、印刷日時、印刷設定))、ユーザ情報(例えば、ユーザ端末1のユーザ名)、およびジョブログ(例えば、印刷ジョブのID、ジョブ名)を対応付けて記憶する。
ジョブログ記憶装置5は、印刷ジョブのジョブログを記憶する記憶部の一例である。また、ジョブログ記憶装置5は、ビリングコード遅延入力部302において入力を受け付けたビリングコードを、ジョブログと対応付けて記憶する。
図3に戻り、ビリングコード遅延入力部302は、ユーザの操作に基づいて、実行した印刷ジョブのジョブログを特定する特定部の一例である。また、ビリングコード遅延入力部302は、当該特定したジョブログに対応するビリングコードの入力を受け付ける入力受付部の一例である。具体的には、ビリングコード遅延入力部302は、印刷後、所定の宛先に対して、ビリングコード入力画面のリンクを通知し、当該ビリングコード入力画面において入力されたビリングコードの入力を受け付ける。
本実施の形態では、ビリングコード遅延入力部302は、プリント情報記憶装置4に保存されている画像情報(例えば、印刷画像データ)と、ビリングコードを設定する印刷ジョブの画像情報とを照合する機能、ジョブログ記憶装置5に保存されているジョブログのうち、照合した画像情報に対応するジョブログに対してビリングコードを設定するための画面を表示する機能を有する。また、本実施の形態では、ビリングコード遅延入力部302は、当該画面において設定されたビリングコードをジョブログ記憶装置5に保存する。これにより、ビリングコード遅延入力部302は、実行した印刷ジョブのジョブログに対応するビリングコードの入力を受け付け、当該受け付けたビリングコードを設定する。
図8は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおいて表示されるビリングコード設定UIの一例を示す図である。図8に示すビリングコード設定UIの画面にアクセスするためのリンクは、ビリングコード遅延入力設定部301により取得したメールアドレスに記載されていても良い。
本実施の形態では、ビリングコード遅延入力部302は、印刷ジョブの情報(例えば、印刷画像データ、ジョブ情報)と、ビリングコードを設定するビリングコード設定UIと、をユーザ端末1のディスプレイ506等に表示する。そして、ビリングコード設定UIが含む“設定保存”ボタンが押下されると、ビリングコード遅延入力部302は、ジョブログ記憶装置5にアクセスして、ユーザが設定したビリングコードと、当該ビリングコードの説明と、を、該当するジョブログに書き込む。ここで、該当するジョブログとは、ジョブログ記憶装置5に記憶されるジョブログのうち、実行した印刷ジョブに対応するジョブログである。これにより、印刷画像データの印刷後でもビリングコードを設定できる。
また、ビリングコード遅延入力部302は、ユーザがスマートデバイス等によって印刷物を撮影(スキャン)することで、その印刷物に対応する印刷ジョブのジョブログを照合(特定)して、当該特定したジョブログのビリングコードを設定する方式、またはQRコード(登録商標)を使用して当該特定したジョブログのビリングコードを設定する方式を用いても良い。
図9は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおけるビリングコード設定処理の一例を説明するための図である。本実施の形態では、ユーザが、スマートデバイス等を用いて印刷画像をスキャンして、スキャンした印刷画像を、Webアプリケーション等により実現されるビリングコード遅延入力部302に入力する。ビリングコード遅延入力部302は、入力された印刷画像を、プリント情報記憶装置4に記憶される画像情報(印刷画像データ)と照合する。そして、ビリングコード遅延入力部302は、プリント情報記憶装置4に保存されている印刷画像データとの照合結果を、類似度が高い印刷画像データから順にジョブ情報とともに表示する印刷画像選択画面を、ディスプレイ506に表示する。ここで、類似度は、入力された印刷画像と照合した印刷画像データのうち、最も高い類似度の画像データのみをジョブログ毎に表示しても良い。また、類似度は、ニューラルネットの出力値または特徴量の一致数等によって計算しても良い。
ユーザは、図9に示すように、印刷画像選択画面に含まれるチェックボックスを押下することで、印刷ジョブを実行した印刷画像データに対するチェックをオンまたはオフできる。また、ユーザは、図9に示すように、印刷画像選択画面に含まれる“一括設定”ボタンを押下することにより、全ての印刷画像データに対するチェックをオンすることができる。その後、ユーザが印刷画像選択画面に含まれる“ビリングコードを設定する”ボタンを押下すると、ビリングコード遅延入力部302は、チェックされたジョブログに対してビリングコードを設定するためのビリングコード設定UIをユーザ端末1のディスプレイ506等に表示する。
図10-1および図10-2は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおけるビリングコードの設定処理の流れの一例を示すシーケンス図である。次に、図10-1および図10-2を用いて、本実施の形態にかかる情報処理システムにおけるビリングコードの設定処理の流れの一例について説明する。
ユーザが、MFP6に対してログイン画面の表示を指示すると(ステップS1001)、MFP6の操作パネル940は、ログイン画面を表示する(ステップS1002)。次いで、ユーザがログイン画面において、ユーザ情報およびパスワード等を入力して認証装置2の認証部201にログインする(ステップS1003)。
認証部201によってユーザの認証が完了すると、ユーザは、MFP6の操作パネル940からビリングコード遅延入力設定部301に対して、ビリングコードを印刷後に入力するか否かを選択する確認画面の表示を指示する(ステップS1004)。次いで、ビリングコード遅延入力設定部301は、確認画面をMFP6の操作パネル940に表示する(ステップS1005)。
ユーザは、確認画面において、ビリングコードを印刷後に入力するか否かを選択する(ステップS1006)。ビリングコードを印刷後に設定(入力)しないことを選択した場合、ビリングコード遅延入力設定部301は、ビリングコード入力画面をMFP6の操作パネル940に表示する(ステップS1025)。そして、ビリングコード入力画面においてビリングコードが入力され、かつ印刷指示が入力されると(ステップS1026)、MFP6は、印刷画像データの印刷ジョブを実行する(ステップS1027)。次いで、MFP6は、実行した印刷ジョブのジョブログを、入力されたビリングコードと対応付けてジョブログ記憶装置5に保存する(ステップS1028)。
一方、ビリングコードを印刷後に設定することを選択した場合、ビリングコード遅延入力設定部301は、認証装置2にアクセスしてユーザのメールアドレス等のユーザ情報の取得を指示する(ステップS1007)。認証装置2からユーザ情報を取得した場合(ステップS1008)、ビリングコード遅延入力設定部301は、取得したメールアドレスと、手動で入力されるメールアドレスを設定するメールアドレス設定UIと、をMFP6の操作パネル940に表示する(ステップS1009)。一方、メールアドレスが取得できなかった場合、ビリングコード遅延入力設定部301は、デフォルトのメールアドレスを表示せず、手動でのメールアドレスの入力が必須となるメールアドレス設定UIをMFP6の操作パネル940に表示する(ステップS1010)。
メールアドレス設定UIにおいてユーザがメールアドレスを設定すると(ステップS1011)、ビリングコード遅延入力設定部301は、MFP6に対して印刷指示後、ジョブログ、印刷画像データ、ユーザ情報を紐付けてプリント情報記憶装置4に保存するよう指示する(ステップS1012)。次いで、ユーザがMFP6の操作パネル940からMFP6に対して印刷指示をすると(ステップS1013)、MFP6は、印刷ジョブを実行し(ステップS1014)、ジョブログ記憶装置5へジョブログを保存し(ステップS1015)、プリント情報記憶装置4へのジョブログ、印刷画像データ、およびユーザ情報の保存を行う(ステップS1016)。
印刷後、ビリングコード遅延入力設定部301は、宛先情報に基づいて所定の宛先に対してビリングコード設定用のビリングコード入力画面のリンクをメールで送信することをビリングコード遅延入力部302に指示する(ステップS1017)。ビリングコード遅延入力部302は、ビリングコード入力画面のリンクを宛先情報に基づいて所定の宛先に送信する(ステップS1018)。そして、ユーザがユーザ端末1を介してメールを確認することで、ユーザ端末1からビリングコード入力画面の表示が指示されると(ステップS1019)、ビリングコード遅延入力部302は、プリント情報記憶装置4から、ビリングコードを設定する印刷ジョブの印刷画像データを取得する(ステップS1020、ステップS1021)。
次いで、ビリングコード遅延入力部302は、ビリングコード入力画面をユーザ端末1に表示する(ステップS1022)。そして、ビリングコード入力画面においてユーザがビリングコードを入力すると、ビリングコード遅延入力部302は、入力されたビリングコードをジョブログ記憶装置5に保存することにより、ジョブログにビリングコードを設定する(ステップS1023、ステップS1024)。
このように、本実施の形態にかかる情報処理システムによれば、印刷時にビリングコードを入力しないことを確認した場合、印刷後に、ユーザの操作に基づいて、印刷を実行したジョブログを特定して当該特定したジョブログに対応するビリングコードの入力を受け付けることにより、印刷画像データの印刷後でもビリングコードを設定できる。
なお、MFP6の操作パネル940での操作および表示の処理については、一部または全部をユーザ端末1が代わりに行っても良い。
上記で説明した実施の形態の各機能は、一または複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサ、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施の形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施の形態では、ビリングコード遅延入力機能装置3は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、ジョブログ記憶装置5およびプリント情報記憶装置4は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、ビリングコード遅延入力機能装置3、プリント情報記憶装置4、およびジョブログ記憶装置5は、開示された処理ステップ、例えば、図3を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、ビリングコード遅延入力機能装置3によって実行されるプロセスは、プリント情報記憶装置4またはジョブログ記憶装置5によって実行され得る。同様に、プリント情報記憶装置4またはジョブログ記憶装置5の機能は、ビリングコード遅延入力機能装置3によって実行することができる。また、ビリングコード遅延入力機能装置3、プリント情報記憶装置4、およびジョブログ記憶装置5の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
なお、MFP6は、通信機能を備えた装置であれば、画像形成装置に限られない。MFP6は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
なお、本実施の形態のビリングコード遅延入力機能装置3で実行されるプログラムは、ROM502等に予め組み込まれて提供される。本実施の形態のビリングコード遅延入力機能装置3で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態のビリングコード遅延入力機能装置3で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態のビリングコード遅延入力機能装置3で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態のビリングコード遅延入力機能装置3で実行されるプログラムは、上述した各部(ビリングコード遅延入力設定部301、ビリングコード遅延入力部302)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU501等のプロセッサが上記ROM502からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、ビリングコード遅延入力設定部301、ビリングコード遅延入力部302が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 ユーザ端末
2 認証装置
3 ビリングコード遅延入力機能装置
4 プリント情報記憶装置
5 ジョブログ記憶装置
6 MFP
301 ビリングコード遅延入力設定部
302 ビリングコード遅延入力部
特開2018-045324号公報

Claims (4)

  1. 印刷時にビリングコードを入力するか否かを確認する確認部と、
    前記確認部が前記ビリングコードを入力しないことを確認した場合、印刷を実行する実行部と、
    前記印刷の実行結果を示すジョブログを記憶する記憶部と、
    ユーザの操作に基づいて前記ジョブログを特定する特定部と、
    前記特定部が特定した前記ジョブログに対応する前記ビリングコードの入力を受け付ける入力受付部と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記入力受付部は、印刷後、ユーザのユーザ端末に対して、前記ビリングコードの入力画面のリンクを通知し、当該入力画面において入力された前記ビリングコードの入力を受け付ける、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
    印刷時にビリングコードを入力するか否かを確認するステップと、
    前記ビリングコードを入力しないことを確認した場合、印刷を実行するステップと、
    前記印刷の実行結果を示すジョブログを記憶する記憶部と、
    前記印刷の実行結果を示すジョブログを記憶する記憶部から、ユーザの操作に基づいて前記ジョブログを特定するステップと、
    特定した前記ジョブログに対応する前記ビリングコードの入力を受け付けるステップと、
    を含む情報処理方法。
  4. コンピュータを、
    印刷時にビリングコードを入力するか否かを確認する確認部と、
    前記確認部が前記ビリングコードを入力しないことを確認した場合、印刷を実行する実行部と、
    前記印刷の実行結果を示すジョブログを記憶する記憶部から、ユーザの操作に基づいて前記ジョブログを特定する特定部と、
    前記特定部が特定した前記ジョブログに対応する前記ビリングコードの入力を受け付ける入力受付部と、
    して機能させるためのプログラム。
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