JP2022134708A - プレート型玩具 - Google Patents
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Abstract
Description
部が形成された第1構成部と、前記第1特定要素部に対応する第2特定要素部が形成され
た第2構成部と、光透過性を有する第3構成部と、を備え、前記第1構成部、前記第2構
成部、及び前記第3構成部は、積層状態で構成され、前記第1特定要素部の光透過性は、
前記第1特定要素部以外の前記絵柄部よりも高く構成され、前記第2特定要素部の光透過
性は、前記第2構成部において前記第2特定要素部以外の部分よりも高く構成され、前記
第1特定要素部の光透過性は、前記第2特定要素部の光透過性と同一又は異なるよう構成
されている。
以下、本発明に係るプレート型玩具の第1実施形態について、図1~図4を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、第1実施形態のプレート型玩具1は、例えば、キーホルダーなどに使用可能な平板状に形状をしており、その一面側(表面側)には、絵柄部10が形成されている。この絵柄部10は、例えば、戦うヒーローのキャラクターで、絵柄部10の全体の大きさに比べて比較的大きく形成された顔部分及び眼部10iと、左右に開いた左右両腕10aL,10aRと、腰に付けたベルトのバックルを表現するバックル部10pと、前後に構える左右の脚部10LL,10LRと、等が描かれている。この絵柄部10によって表現されているポーズは、開いた左右両腕10aL,10aRと前後に構えた左右の脚部10LL,10LRによって戦う動きを表現している。
図3に示すように、プレート型玩具1の断面の層構成は、積層表面側(図中上方側)から見て、第1構成部11、第2構成部12、第3構成部13の順に積層されて設けられている。第1構成部11は、眼部10iに対応する第1特定要素部21を含む絵柄部10が形成されている。また、第2構成部12は、第1特定要素部21に対応する第2特定要素部22が形成されている。第3構成部13は、その全体が透明な光透過性が極めて高い部材により構成されている。
なお、図4における図示の表現形態としては、カラー表現ではないので、明るさ、色彩濃淡及び光輝性等を、線画の濃淡を使って表現した。
以下、本発明に係るプレート型玩具1の第2実施形態について、図5~図8を参照して説明する。
なお、本実施形態における説明においては、第1実施形態と同じ構成には同符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、第2実施形態のプレート型玩具1の絵柄10cは、図2に示した第1実施形態と同じである。しかし、絵柄の一部分の色の濃淡(図示においては線画にて濃淡を表示している)については、少し異なった印象となっている。濃淡の相違は、例えば、キャラクターの頭部10hの前方側への突出部分、右腕10aR(こぶし及び筋肉部分)、及び左右の脚部10LL,10LR(特に、ブーツ部分)について、後述する理由により濃淡が異なった見え方をしている。
図5における絵柄部10の見え方が変わるのは、図6に示すように、第1構成部11及び第2構成部12が設けられた側とは第3構成部13を挟んで反対側に、第4構成部14と第5構成部15が設けられていることによる。第4構成部14は、黒色系統の色で構成された黒色層である。また、第3構成部13と第4構成部14との間設けられた第5構成部15は、白色系統の色で第2構成部12と略同様な構成の白色層である。
図7に示すように、黒色層の第4構成部14が設けられたプレート型玩具1を裏面側から見ると、前述の第1実施形態とは相違し絵柄部10が透けて見えることがなく、黒色の輪郭部14eにてキャラクターが表されている。このように、キャラクターの内側の絵柄は全く見ることができないものの、特定要素部20(21,22,24,25)に構成された眼部10i及びバックル部10pの部分が明るく輝く際立った状態となり、キャラクターを容易に想起させる。
図8に示すように、本実施形態においては、前述のごとく、キャラクターの頭部10hの前方側への突出部分、右腕10aRの上腕の筋肉の盛り上がりやこぶしの凹凸、及び左右の脚部10LL,10LRの前後位置関係の表現力が強くなっている。これは、第2構成部12及び第5構成部15(白色層)が複数層となって当該層の厚みが増していることで、発色性が高まっている(図示では、線画の濃淡により表現している)。これに加えて、第4構成部14(黒色層)が最下層に配置され、絵柄部10の透過光による透け感が目立たなくなっている。したがって、従来型では表現できない、色の濃淡が良く表現され、深みを表現し易くなっている。この結果、右腕10aRの上腕の筋肉の盛り上がりやこぶしの凹凸の表現や、左右の脚部10LL,10LRの前後位置関係の遠近感を表現・演出することができる。
特に、本実施形態においては、第5特定要素部25は白色をある程度付けた濃度(第5特定要素部25の周りの白色濃度に対して30%~100%未満の範囲)としたので、眼部10iの色の再現性を良くすることができる。
以下、本発明にかかるプレート型玩具1の第3実施形態について、図9及び10を参照して説明する。
なお、本実施形態における説明においては、前述の実施形態と同じ構成には同符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態におけるプレート型玩具1は、眼部10iの光り方が上記第2実施形態とは異なる。例えば、眼部10iは、複数の三角形で区切る模様に構成されている。そして、三角形で区切られた部分の光り方は、例えば、第1区画部20a、第2区画部20b、第3区画部20c、及び第4区画部20dの4種類の光り方に構成されている。このように構成されていることで、例えば、眼部10iにおいて左右の光り方を変えることも容易にできる。例えば、左右の眼部10iで、模様並びに明暗を変えることで、左右の眼部10iによる顔の部分の表情演出ができ、キャラクターの両腕の構えや足の前後の動きに合わせた演出が可能となる。
以下、本発明に係るプレート型玩具1の第4実施形態について、図11及び12を参照して説明する。
なお、本実施形態における説明においては、前述の実施形態と同じ構成には同符号を付してその説明を省略する。
図11に示すプレート型玩具1は、第3実施形態と異なる点は、眼部10iの模様、第3構成部13の大きさ、及び特定要素部20とされた口部分の構成が異なる。また、図12に示すように、第3実施形態の第1特定要素部21とは異なり、第1特定要素部21は、第5区画部21e及び第6区画部21fを有している。
10 絵柄部
10c 絵柄
10e 外縁
11 第1構成部
11e 輪郭部
12 第2構成部
12e 輪郭部
13 第3構成部
14 第4構成部
14e 輪郭部
15 第5構成部
15e 輪郭部
20 特定要素部
21 第1特定要素部
22 第2特定要素部
23 第3特定要素部
24 第4特定要素部
25 第5特定要素部
第1構成部、第2構成部、及び第3構成部は、積層状態で構成され、第1特定要素部の光透過性は、第1特定要素部以外の絵柄部よりも高く構成され、第2特定要素部の光透過性は、第2構成部において第2特定要素
部以外の部分よりも高く構成され、第1特定要素部の光透過性は、第2特定要素部の光透過性と同一又は異なるよう構成されている。
Claims (19)
- プレート型玩具であって、
第1特定要素部を含む絵柄部が形成された第1構成部と、
前記第1特定要素部に対応する第2特定要素部が形成された第2構成部と、
光透過性を有する第3構成部と、を備え、
前記第1構成部、前記第2構成部、及び前記第3構成部は、積層状態で構成され、
前記第1特定要素部の光透過性は、前記第1特定要素部以外の前記絵柄部よりも高く構成され、
前記第2特定要素部の光透過性は、前記第2構成部において前記第2特定要素部以外の部分よりも高く構成され、
前記第1特定要素部の光透過性は、前記第2特定要素部の光透過性と同一又は異なるよう構成されている、
プレート型玩具。 - 請求項1に記載のプレート型玩具であって、
前記第2構成部は、前記第2特定要素部以外において、白色系統の色により構成されている、
プレート型玩具。 - 請求項1又は2に記載のプレート型玩具であって、
前記第1構成部と前記第2構成部は、積層状態において、前記第1特定要素部と前記第2特定要素部とが重なるように構成されている、
プレート型玩具。 - 請求項3に記載のプレート型玩具であって、
前記第1特定要素部と前記第2特定要素部は、平面視で同一サイズにて形成されている、
プレート型玩具。 - 請求項1~4の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記絵柄部は、前記第1特定要素部を除き、カラー印刷により形成されている、
プレート型玩具。 - 請求項5に記載のプレート型玩具であって、
前記絵柄部のうち、前記第1特定要素部は光輝性を有し、前記第1特定要素部以外の部分は光輝性を有しない、
プレート型玩具。 - 請求項1~6の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
積層表面側から見て、前記第1構成部、前記第2構成部、前記第3構成部の順に積層されて設けられている、
プレート型玩具。 - 請求項7に記載のプレート型玩具であって、
前記第1特定要素部は、前記絵柄部の外縁の内側に形成されている、
プレート型玩具。 - 請求項8に記載のプレート型玩具であって、
前記絵柄部は、キャラクターであり、前記第1特定要素部は、少なくとも眼である、
プレート型玩具。 - 請求項1~9の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部は、硬質部材により構成されている、
プレート型玩具。 - 請求項10に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部は、その全体が透明部材により構成されている、
プレート型玩具。 - 請求項1~11の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部は、その厚みが前記第1構成部、及び前記第2構成部よりも厚い、
プレート型玩具。 - 請求項1~12の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部は、その輪郭部が前記第1構成部及び前記第2構成部よりも大きく構成されている、
プレート型玩具。 - 請求項1~13の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第1構成部及び前記第2構成部が設けられた前記第3構成部の一方面側とは異なる他方面側には、黒色系統の色により構成される第4構成部が設けられている、
プレート型玩具。 - 請求項14に記載のプレート型玩具であって、
前記第4構成部には、前記第1特定要素部と同一サイズの第4特定要素部が形成され、
前記第4特定要素部は、前記第4構成部の他の部分とは異なる透過性を有する、
プレート型玩具。 - 請求項15に記載のプレート型玩具であって、
前記第4特定要素部は、光透過性の異なる部分を複数有する、
プレート型玩具。 - 請求項15又は16に記載のプレート型玩具であって、
前記第2構成部の輪郭部は、前記第1構成部の輪郭部よりも小さく構成され、
前記第4構成部の輪郭部は、前記第1構成部の輪郭部よりも大きく構成されている、
プレート型玩具。 - 請求項14~17の何れか一項に記載のプレート型玩具であって、
前記第3構成部と前記第4構成部の間には、白色系統の色により構成される第5構成部が設けられている、
プレート型玩具。 - 請求項18に記載のプレート型玩具であって、
前記第5構成部には、前記第1特定要素部と同一サイズの第5特定要素部が形成され、
前記第5特定要素部は、前記第5構成部の他の部分とは異なる透過性を有する、
プレート型玩具。
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---|---|---|---|---|
JP2007187768A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Nakagawa Chem:Kk | 擬似立体像の形成方法および擬似立体像を利用する装飾あるいは宣伝・広告方法 |
JP3218594U (ja) * | 2018-08-14 | 2018-10-25 | Yousei株式会社 | アクセサリ |
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