JP2022055502A - インクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録媒体上に印刷したカラーインク層4の上に、インクジェットプリンタによってクリアインクのグロス層を印刷するためのクリアインクの印刷方法であって、インクジェットプリンタでカラーインク層の上にクリアインクの凸面半球形状の粒状半球体を点状にマット状態に印刷してクリアインク点状面10を形成し、該クリアインク点状面の複数の粒状半球体間の空隙部にインクジェットプリンタでクリアインクを吐出し平滑化した後に硬化させ、該クリアインク点状面の粒状半球体と該粒状半球体間に吐出した液滴とでクリアインク層を形成する。
【選択図】図1
Description
また本発明は、前記カラーインク層が溶剤に対して溶解性のあるインクにより形成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記クリアインク点状面のインク粒状半球体が空隙を介して点状に配置されるようにクリアインクの印刷濃度を設定または変更することを可能としたことを特徴とする。
また本発明は、前記クリアインク点状面を形成するためのクリアインクの液滴を凸曲面の形状が変位する前に紫外線を照射しインク粒状体に硬化させたことを特徴とする。
また本発明は、前記クリアインク点状面のクリアインクの液滴を凸曲面半球体のインク粒状半球体に硬化させた後に、複数のインク粒状半球体の間の空隙にクリアインクの液滴を付着させ平滑化した後に硬化させ、該液滴とクリアインクの粒状半球体とでカラーインク層の上にクリアインクのグロス層を形成するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記クリアインク点状面を形成するためのクリアインクの1ドットの液滴の大きさを隣接するドットと接触しないSサイズのドットとし、前記空隙部が作成されるようにクリアインクの印刷濃度を設定したことを特徴とする。
また本発明は、前記クリアインク点状面の複数の粒状半球体間に吐出されるクリアインクの1ドットの液滴の大きさを前記空隙部を補完することができるサイズのLサイズのドットとしたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記クリアインク点状面の複数の粒状体間の空隙部にインクジェットプリンタでクリアインクを吐出するとともにインク点状面の粒状体の上にも吐出するようにクリアインクの印刷濃度を設定または変更することを可能としたことを特徴とするものである。
図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法を示す説明図である。本発明の印刷方法は、記録媒体2上に、インクジェットプリンタにより、印刷した後でも溶剤に溶ける溶解性のあるインクにより予め印刷されたカラー印刷のカラーインク層4に対して、クリアインクを重ねて印刷し、カラーインク層4に光沢を付与する工程を特徴とする。
カラーインク層4は、紙はもちろんアクリル、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、金属、合成皮革など、様々な素材にプリントできる、特殊な温風で乾燥させるインクや、その他従来公知の紫外線硬化型インク、溶剤インク、ラテックスインク、着色剤を含有するカラーインク等を用いて、インクジェットプリンタにより記録媒体2上に形成される。カラーインク層4は溶剤系のインクを使用する場合には温風の媒体への送風やヒータ等による直接、間接による媒体への加熱等によって乾燥させ、カラーインク層4を形成する。特にカラーインク層4の形成は同じプリンタ装置にて行ってもよいし別のプリンタ装置で行っても良い。紫外線硬化型インクである場合には、カラーインク層形成工程において、記録媒体に対してインクを吐出した後、UVLEDランプ等から紫外線を照射することによってカラーインク層4を硬化させる。その場合はクリアインク層の形成もUVLEDランプの使用により硬化をさせるので同じ装置にて行うのが良い。
カラーインク層4の上に形成されるクリアインクの液滴は、本実施形態では、図7に示すSサイズのドットを採用している。インクジェットプリンタのインク吐出ヘッドから吐出されるインクドットのサイズはインクの吐出量により3種類の大きさに制御をすることができる技術があり、本発明ではLサイズのドットは格子の対角線ほどの大きさのドット径を有し、Mサイズのドットは、格子の一辺と同じくらいの大きさのドット径を有し、Sサイズのドットは、格子の一辺よりも小さいドット径を有するように設定されている。インクジェットプリンタのインク吐出ヘッドから吐出された直後のSサイズのドットのクリアインクの液滴は、カラーインク層4上で凸面半球状を有し、吐出後のインクが移動する前に紫外線を照射して硬化させることによりマット状態に形成され液滴間に空隙8が形成される。このクリアインク点状面形成工程は隣のインクドットと接触すると隙間が形成されないためこのSサイズのドットが適している。なお凸面半球状は凸状にマット状態に硬化された状態を言うものであり形状を限定しているものでは無い。
クリアインク点状面10の上にインクジェットプリンタのインク吐出ヘッドからクリアインクを吐出し、クリアインク点状面10を形成する凸状の粒状半球体6間の空隙8をクリアインクの液滴14で満たし、クリアインク点状面10上に、粒状半球体6と、液滴14から成るクリアインクのグロス層12を形成する。クリアインク点状面10の粒状半球体6間のクリアインク液滴14は、平滑化の過程において、クリアインク点状面10の硬化した粒状半球体6の凸部に規制され、カラーインク層4の上面と接触する接液部14aの端部の移動が制限され。クリアインク液滴14の下部の端部での移動が発生しにくい状態となっている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
4 カラーインク層
6 粒状半球体
8 空隙
10 クリアインク点状面
12 グロス層
14 液滴
14a 接液部
16 インク吐出ヘッド
18 インク吐出ヘッド
20 紫外線LEDランプ
22 紫外線LEDランプ
24 インク吐出ヘッド
26 インク吐出ヘッド
28 ヘッド
30 クリアインク
Claims (8)
- 記録媒体上に印刷したカラーインク層の上に、インクジェットプリンタによってクリアインクのグロス層を形成するためのクリアインクの印刷方法であって、インクジェットプリンタでカラーインク層の上にクリアインクによる凸面形状の粒状体を点状に印刷してクリアインク点状面を形成し、該クリアインク点状面の複数の粒状体間の空隙部にインクジェットプリンタでクリアインクを吐出した後に平滑化し、該クリアインク点状面の粒状体と該粒状体間に吐出した液滴とでクリアインク層を形成したことを特徴とするインクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法。
- 前記カラーインク層が溶剤に対して溶解性のあるインクにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法。
- 前記クリアインク点状面のインク粒状体が空隙を介して点状に配置されるようにクリアインクの印刷濃度を設定または変更することを可能としたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法。
- 前記クリアインク点状面を形成するためのクリアインクの液滴を凸曲面の形状が変位する前に紫外線を照射しインク粒状体に硬化させたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法。
- 前記クリアインク点状面のクリアインクの液滴を凸曲面体のインク粒状体に硬化させた後に、複数のインク粒状体の間の空隙にクリアインクの液滴を付着させ平滑化した後に硬化させ、該液滴とクリアインクの粒状体とでカラーインク層の上にクリアインクのグロス層を形成するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のインクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法。
- 前記クリアインク点状面を形成するためのクリアインクの1ドットの液滴の大きさを隣接するドットと接触しないサイズのドットとし、前記空隙部が作成されるようにクリアインクの印刷濃度を設定したことを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法。
- 前記クリアインク点状面の複数の粒状体間に吐出されるクリアインクの1ドットの液滴の大きさを前記空隙部を補完することができるサイズのドットとしたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法。
- 前記クリアインク点状面の複数の粒状体間の空隙部にインクジェットプリンタでクリアインクを吐出するとともにインク点状面の粒状体の上にも吐出するようにクリアインクの印刷濃度を設定または変更することを可能としたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタによるクリアインクの印刷方法。
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