JP2021139239A - 駐車支援システム、及び駐車場システム - Google Patents
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Abstract
【課題】有人運転及び無人運転の両方の場合において、高度な運転技術を要求することなく車両を駐車できるようにする駐車支援システムを提供する。【解決手段】駐車支援システムは、駐車区画6と乗降区画4との間を走行する自動搬送車8を備え、自動搬送車8は、乗降区画4内の停車領域20内にある車両Vを積載する積載位置まで走行し、積載位置から駐車区画6内の所定位置まで車両Vを搬送する。好ましくは、自動搬送車8は、積載位置から所定位置までガイド走行する。【選択図】図3
Description
本発明は駐車支援システム、及び駐車場システムに関する。
従来、車両を駐車場に入れる作業を補助するシステムが知られている(例えば特許文献1)。特許文献1には、車両に搭載された自動運転システムを用いて車両を無人で機械式駐車場に入庫させる技術が記載されている。
自動運転システムを用いて車両を機械式駐車場に入庫させる場合、現在一般的に用いられている駐車場内のパレットのサイズと車両のサイズを考慮すると数センチ単位で車両の位置を調整できる高精度な自動運転技術が必要となる。しかしながら、このような高精度の自動運転技術は現段階では確立されていない。
また、自動運転システムに限らず、現在一般的に用いられている駐車場内のパレットのサイズと車両のサイズを考慮すると非熟練者等が運転して駐車場内に車両を入庫させるのに時間を要していた。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、有人運転及び無人運転の両方の場合において、高度な運転技術を要求することなく車両を駐車できるようにする駐車支援システムを提供することを目的とする。
本発明のある態様は、乗降区画から駐車区画まで走行する自動搬送車を備え、自動搬送車は、乗降区画内の停車領域内にある車両を積載する積載位置まで走行し、積載位置から駐車区画内の所定位置まで車両を搬送する。
このような構成によれば、高度な運転技術を要求することなく車両を駐車区画の所定位置に駐車させられる。
図1は、機械式駐車場の正面図である。機械式駐車場100は、乗降室102に進入した自動車などの車両Vを格納棚104へ格納する。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。Z軸方向は乗降室102内への車の進入方向であり、X軸はZ軸と同一平面上でZ軸と直交する方向に対応する。Y軸方向は鉛直な上下方向に対応する。Y軸方向及びZ軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。
まず、機械式駐車場100の全体構成を説明する。機械式駐車場100は、地上に設けられた建物106の地下に地下3階まで設けられた、いわゆる地下式の機械式駐車場である。機械式駐車場100は、乗降室102と、パレット108と、格納棚104と、を備える。格納棚104は建物106の地下1階〜3階それぞれに設けられる駐車室である。
機械式駐車場100は、移載機構110により、車両Vが搭載された状態のパレット108を乗降室102と格納棚104との間で移送する。機械式駐車場100は、昇降装置を用いてこのパレット108を昇降させる。機械式駐車場100は、移載機構110を使用してパレット108を面方向に移動させたりする。これらの動作により、機械式駐車場100は格納棚104に車両Vを駐車させるように構成される。なお、パレット108を用いることは必須ではない。
図2は乗降室の周囲を示す平面図である。図2は、車両Vが乗降室102に入る前に前庭112に停止した状態を示している。乗降室102は、機械式駐車場100へ車両Vを入れたり機械式駐車場100から車両Vを取り出したりするために建物106内に設けられている。乗降室102は、建物106内において、例えば昇降路114の上端に設けられる。機械式駐車場100では、入庫の際、車両Vは前進して乗降室102に入場する。乗降室102に入場した車両Vは、その状態で格納棚104に格納される。
乗降室102は、床面102gと、壁部102wと、出入口116と、区画扉118と、を備える。乗降室102は、4方の壁部102wによって画定された略直方体空間を囲む部屋である。乗降室102の一方の壁部102wに、車両Vが出入りするための出入口116が設けられている。出入口116には上下方向に開閉可能な区画扉118が設けられている。
区画扉118は、待機時には閉じられており、車両Vが入るときに開かれる。区画扉118は、車両Vを格納するときには閉じられる。区画扉118は、車両Vが退出するときには開かれ、車両Vが退出した後は閉じられる。区画扉118の開閉動作は、後述するシステム制御部によって制御される。
乗降室102の床面102gには、乗降室102と昇降路114とを連通するパレット出庫口120が設けられている。このパレット出庫口120の大きさは、パレット108がパレット出庫口120の周面と干渉することなく通過できるように、平面視でのそのパレット108の大きさに十分な量のマージンを加えた大きさとされる。
移載機構110は、車両Vを載せたパレット108を乗降室102と格納棚104との間で移送して格納又は搬出する機構である。移載機構110は第1移載装置122と、第2移載装置124と、複数(例えば、2本又は4本)のマスト126と、リフトフレーム128と、昇降装置130と、を含む。第2移載装置124は複数設けられる。1階〜3階の格納棚104はそれぞれ複数の駐車スペースを含む。それら複数の駐車スペースは、平面視した場合に移載方向(図のX軸方向)に5行、移載方向と実質的に直交する交差方向(図のZ軸方向)に3列のマトリクス状に配列される。駐車スペースはパレットと共に車両Vが駐車されうる格納棚104内の一つの駐車領域(駐車の1単位)である。1階〜3階の格納棚104それぞれは、格納棚104の床を画定するフレーム132を含む。それぞれのフレーム132には第2移載装置124が固定される。
各マスト126は断面が略矩形の昇降路114の隅に設けられる支柱である。リフトフレーム128は、平面視で略矩形状に形成され、複数のマスト126に昇降自在に支持される。リフトフレーム128の上部には第1移載装置122が搭載される。昇降装置130は昇降路114に沿ってリフトフレーム128を昇降させる。第1移載装置122の上部にはパレット108が搭載される。第1移載装置122は、移載方向にパレット108を移動可能に構成される。パレット108はいずれも平板状の部材である。パレット108の上面には、車両Vを誘導するための2本の誘導路134が設けられている。誘導路134の幅は、車両Vの車輪の幅よりも大きい。パレット108の車両Vが搭載される上面すなわち車両V搭載面は略矩形である。パレット108は画一的な大きさを有する。
次に、実施形態による駐車支援システムを適用した態様を説明する。なお、駐車支援システムは、機械式駐車場100の他に、複数の駐車枠が並んでいる平面式駐車場にも適用できる。
図3は、駐車支援システムが適用された駐車場の概略上面図である。駐車支援システム1を上述した機械式駐車場100に適用した場合、運転者は前庭112にて車両Vから降りる。駐車支援システム1は、乗降区画4に停車してある車両Vを駐車区画6に搬送する。この際、駐車支援システム1は、自動搬送車8を用いて車両Vを搬送する。またこの場合、機械式駐車場100の前庭112が、運転者を含む乗員が車両の乗り降りをする乗降区画4に相当する。機械式駐車場100の乗降室102及び格納棚104が、車両Vを収容するための駐車区画6に相当する。
乗降区画4は駐車支援システム1を用いて車両を駐車区画6に入れようとする運転者が、駐車時に車両Vを停止させエンジン等をオフにし、車両Vから降りるための区画である。乗降区画4は屋内空間として仕切られている必要はなく、仕切りのない屋外の予め決定された区画であってもよい。乗降区画4と駐車区画6は区画扉118により仕切られている。駐車区画6は、区画扉118の内側、即ち庫内側をいう。駐車区画6は、機械式駐車場及び後述する自動搬送車の作動中に人の安全を確保するために人が立ち入らないことが好ましい区画ということもできる。乗降区画4は、区画扉118の外側をいう。
乗降区画4には、車両Vが乗降区画4に出入りするための車両出入り口14と、乗員が乗降区画4に出入りするための乗員出入り口16と、乗降区画4と駐車区画6とを行き来するための駐車場出入り口18とが面している。また、乗降区画4内には、車両Vを停止させておくための停車領域20が定められている。
停車領域20は、乗降区画4内の床面に定められ視覚的に認識可能な領域である。自動搬送車8は、停車領域20内に停車している車両Vを搬送する。したがって、運転者は、車両Vを駐車区画6内に入れたいときには停車領域20内に車両を停車させる。停車領域20は、一般的な平置き式の駐車場の一区画の寸法、又は一般的な機械式駐車場のパレットの寸法よりも大きい。停車領域20は、例えば長辺が5000mm以上であり、かつ短辺が2500mm以上の長方形である。なお停車領域20の寸法に上限はなく、自動搬送車8の運行時に自動搬送車8が駐車区画6内の他の設備と干渉しない範囲で自由に設定できる。停車領域20は四角形である必要はなく、四角形以外の多角形や円形等であってもよい。
運転者が自ら駐車を行う場合、運転者は停車領域20内の任意の位置に任意の向きで車両Vを停止させる。ただし、停車領域20を上面視したときに車両V全体が停車領域20内に収まる位置に停車するものとする。車両Vに搭載された自動運転システムを用いて車両Vを停止させる場合、自動運転システムが停車領域20内の任意の位置に任意の向きで車両Vを停止させるように自動運転システムを設定しておけばよい。
乗降区画4には、人感センサ22、及び複数の車両検出センサ24が配置されている。車両検出センサ24は、乗降区画4内の車両Vの位置を検出する。車両検出センサ24は乗降区画4内の複数箇所に配置された測距センサである。車両検出センサ24の検出結果は、システム制御部10に送信される。システム制御部10は、複数の車両検出センサ24の検出結果に基づいて車両Vの位置を算出する。システム制御部10による算出結果は、乗降区画4内の二次元座標として出力される。システム制御部10は、駐車場内又は遠隔地にある管理室に設けられている。
乗降区画4内には、車両Vの車輪Wの位置を検知する車輪検知部26が配置されている。車輪検知部26はカメラ等の撮像装置であり、撮像された画像はシステム制御部10に送信される。システム制御部10は撮像された画像を解析し、停車している車両Vの車輪Wの位置を検出する。車輪位置を検出するために、AIその他既知の手法を用いた画像解析装置を用いてもよい。
乗降区画4と駐車区画6の間には、走行区間RSが定められている。走行区間RSは、乗降区画4と駐車区画6との間にわたって広がる区間であり、車両Vから降りた人が乗降区画4内から退避した後に、車両Vを搬送するために自動搬送車8が走行する区間である。
また、例えば住居用の駐車場のように予め決められた車両Vだけが駐車する設備では、車輪検知部26に換えて、車両Vのナンバープレートのナンバー、駐車支援システム1を作動させるカードキーのID情報等のように特定の車両Vに紐付け可能な情報と、車両検出センサ24によって検出された車両Vの位置から車輪位置を検知できる。例えば車両Vのナンバー又はカードキーのIDと、車輪位置とを予め紐付けてデータベースに記憶しておけば、車両Vのナンバー又はカードキーのIDを識別することで車輪位置を検知できる。車輪位置は乗降区画4内の二次元座標として表されてもよいし、車両Vの位置に対する相対的な座標として表されてもよい。
乗降区画4がそれほど広くなく、車両出入り口14から停車領域20の間で車両Vが方向転換をできる余地がない場合には、車両出入り口14から遠い位置にある車輪Wが前輪に対応するので車輪Wの位置を検出することで車両Vの向きを推定できる。この場合、車両Vの向きを検出する必要がない。一方で、乗降区画4が十分に広く、車両出入り口14から停車領域20の間で車両Vが方向転換をできる余地がある場合には、停車領域20内で車両Vの向きを検出できるようにすることが好ましい。この場合、システム制御部10は例えば乗降区画4内に設置された撮像装置で撮像された画像を解析し、車両Vの向きを推定する。
駐車区画6には、上述した機械式駐車場100の機械式駐車設備が設けられている。機械式駐車場100としては、垂直循環方式、多層循環方式、水平循環方式、エレベータ方式、平面往復方式等のあらゆる方式のものを利用できる。
駐車区画6内には、自動搬送車8を収容するための収容部40が設けられている。収容部40は、駐車区画6内において機械式駐車設備と干渉しない位置に設けられる。自動搬送車8は、車両Vを搬送していないときには収容部40内で待機する。収容部40には、収容部40を外部から仕切る収容扉42が設けられる。収容扉42は、システム制御部10により開閉が制御され、自動搬送車8が収容部40内に待機しているときに閉じられている。収容部40及び収容扉42を設けることにより自動搬送車8が誤作動しても機械式駐車設備に衝突等するのを抑制できる。システム制御部10は、人感センサ22等の検出結果に基づいて乗降区画4内に人が居なくなった後にのみ収容扉42を開く。これにより、自動搬送車8が人に接触するのを防止できる。なお、収容部40に直接、扉を設けず、区画扉118を収容扉とみなしてもよい。この場合もシステム制御部10は、乗降区画4内に人が居ないときにだけ区画扉118を開く。
乗降区画4外の乗員出入り口16に隣接する位置には、操作部としての操作パネル44が設けられている。操作パネル44には、乗員が車両Vを降りた後、自動搬送車8による搬送を開始させるための指示が入力される。操作パネル44に搬送処理を開始する旨の指示が入力されると、指示はシステム制御部10に送信される。システム制御部10は、操作パネル44からの指示を受け取った後、区画扉118及び収容扉42を開き、かつ自動搬送車8を始動させる。
図4は、変形例による駐車支援システムが適用された駐車場の概略上面図である。駐車区画6はリフト室6Aと搬入室6Bとを備える。搬入室6B内には、車両Vを幅方向に搬送するための搬送機構として一対のコンベア6Cが配置される。駐車区画6内に搬入室6Bが設けられている場合でも、自動搬送車8により車両Vをコンベア6C上まで搬送すれば車両Vをリフト室6A内に搬入できる。この場合、搬入室6B、リフト室6A、及びこれらよりも奥が駐車区画に相当する。
図5は、変形例による駐車支援システムが適用された平面式駐車場の概略上面図である。平面式駐車場は、運転者が車両Vを乗り降りする乗降領域6Dと、車両Vを格納しておく格納領域6Eとを備える。乗降領域6Dと、格納領域6Eとの間には、区画扉に相当するゲート6Fが設けられている。この場合、乗降領域6Dが乗降区画に相当し、格納領域6Eが駐車区画に相当する。格納領域6E内には、走行区間RSが設けられており、自動搬送車8はゲート6Fを通過した後、車両Vを格納領域6Eに搬送する。
図6は、変形例による駐車支援システムが適用された駐車場の概略上面図である。この例では、複数の停車領域20A,20B,20Cに対して1つの駐車区画6が形成されている。停車領域20A,20B,20Cと、駐車区画6の間には走行区間RSが設定されている。停車領域20A,20B,20Cは、それぞれ隔壁46により仕切られている。これにより、例えば停車領域20A内で自動搬送車8が運転しているときにも隣接する停車領域20B内の安全を確保できる。自動搬送車8は、停車領域20A,20B,20Cに停車している車両V1,V2,V3を順次、駐車区画6内の所定位置に搬送する。車両V1,V2,V3を搬送する順番は、操作パネル44A,44B,44Cが操作された順に応じてシステム制御部10が決定する。システム制御部10は、各停車領域20A,20B,20Cに対応して配置された人感センサ22の検出結果に基づいて自動搬送車8の走行経路上の人の存在を検出してもよい。このような構成により、運転者は空いている停車領域20A,20B,20Cのいずれかに車両V1,V2,V3を停めておくだけでよい。
図7は自動搬送車の上面図であり、図8は自動搬送車の側面図である。自動搬送車8は、ガイドレス走行可能なAGV(Automatic Guided Vehicle)である。自動搬送車8は、車両を持ち上げるリフト機構30と、自動搬送車8の動作を制御する搬送車制御部32とを備える。搬送車制御部32による制御のもとガイドレス走行により停車領域20内の車両Vに接近し車両Vを自動搬送車8のリフト機構30上に積載する。搬送車制御部32は、システム制御部10から出力された車両Vの位置、車輪Wの位置、車両Vの向き等の情報に基づいて積載位置、及び積載位置までの走行経路、接近方向、及び接近角度を算出する。また自動搬送車8は、乗降区画4から駐車区画6まで車両Vを搬送する。なお、自動搬送車8はここで説明するものに限定されず、どのようなものであってもよい。
ガイドレス走行とは、誘導体を用いることなく走行する自律走行及び地上援助走行の両者を含む。自律走行とは、自身に搭載された4軸加速度センサ等を用い、誘導体を使用せずに自身が走行経路を判断して走行することをいう。地上援助走行は、誘導体を使用せずにシステム制御部10からの指示に従って走行することをいう。自動搬送車8は、自律走行方式、及び地上援助走行方式のいずれか一方又は両方の組み合わせて、自動搬送車8のみが走行可能な走行区間RSを走行する。走行区間RSは、乗降区画4と駐車区画6との間に延び、自動搬送車8のみが搬送可能な区間である。
リフト機構30は、車両Vの車輪Wを車両前後方向から挟み込む四対のアーム34と、自動搬送車8に内蔵されたリフト36とを備える。4対のアーム34は、それぞれ車両Vの4個の車輪Wに対応する位置にある。各アーム34は自動搬送車8の車体から幅方向に延びる。各アーム34は、鉛直軸周りに回転して自動搬送車8の車体内に収容可能であり、自動搬送車8が走行しているときは車体内に収容される。また全てのアーム34は、リフト36により鉛直方向に移動可能である。
図8に示すように、自動搬送車8は、積載位置において各アーム34を鉛直軸周りに回転させ前後方向から車輪Wに接近させることで、車輪Wの下部を挟み込む。これにより自動搬送車8は車両を拘束する。積載位置とは、車両に対する相対的な位置であり車両の姿勢によって変化する。より具体的には積載位置とは、自動搬送車8の車体が車両Vの下に入り込み、車両Vに対して自動搬送車8の車体が平行になり、かつ四対のアーム34によって車両Vの4個の車輪Wを挟み込める位置である。自動搬送車8はリフト36によりアーム34を鉛直方向に上昇させることで拘束した車両Vをリフト機構30上に積載する。
アーム34の車両前後方向における間隔を調整可能にしてもよい。アーム34を車輪Wに対して適切に位置決めするために、自動搬送車8の車長を可変にして車両前方側の2つのアーム34と、車両後方側の2つのアーム34との間隔を調整可能にしてもよい。また、自動搬送車8の車体前方側の2つのアーム34を前後方向にも移動可能にして後方側のアーム34との間隔を調整可能にしてもよい。
図9は駐車場の概略上面図である。駐車支援システム1を使用するとき、運転者は停車領域20内の任意の位置で車両Vを停止させる。運転者は車両Vのエンジンを切り、乗員出入り口16から乗降区画4の外に出て操作パネル44を操作して駐車支援システム1を作動させる。駐車支援システム1のシステム制御部10は人感センサ22により乗降区画4内に人がいないことを確認した上で、車両Vが停車領域20内に停車しているかを判断する。次にシステム制御部10は、車両検出センサ24を用いて停車領域20内の車両Vの位置を検出する。必要な場合にはシステム制御部10は、停車領域20内の車両Vの向きを検出する。システム制御部10は、車輪検知部26の検知結果に基づいて車両Vの車輪位置を算出する。システム制御部10で得られた車両Vの位置、車両Vの向き、及び車輪位置に関する情報は、搬送車制御部32に送信される。システム制御部10は、操作パネル44が操作されたことに応じて収容扉42及び区画扉118を開く。
システム制御部10から情報を受け取ると搬送車制御部32は、当該情報を起動信号として自動搬送車8を起動する。自動搬送車8は、収容部40から出て乗降区画4まで移動する。自動搬送車8は、車両Vの位置、及び車両Vの向きに基づいてガイドレスな搬送経路R1を算出する。図9に示すようにガイドレスな搬送経路R1は、現在の自動搬送車8の位置から停止している車両Vの積載位置までの経路である。自動搬送車8は積載位置において車両Vの車輪Wを拘束し車両Vをリフト機構30上に積載する。自動搬送車8は、搬送経路R1に従って自身で走行状態を検出して自律走行により積載位置まで移動しても良いし、システム制御部10とリアルタイムに通信しながら地上援助走行により積載位置まで移動してもよい。このように自動搬送車8が搬送経路R1に従って積載位置までガイドレス走行することで、自動搬送車8はいろいろな向きの車両Vに対して積載位置に移動できる。これにより、車両Vの停車位置の自由度が高まる。
またシステム制御部10が車両Vの位置、車両Vの向き、及び車輪位置に関する情報に基づいて搬送経路R1を算出し、搬送経路R1を自動搬送車8に送信してもよい。
自動搬送車が積載位置からパレット108上の定位置まで車両Vを搬送するときに走行する搬送経路について説明する。搬送経路は、停車領域20内の車両Vの位置と、パレット108との位置関係に基づいてシステム制御部10が算出した経路であってもよいし、誘導体を用いて定められた固定経路を含む半固定経路であってもよい。
図10は駐車場の概略上面図であり、図10は誘導体を用いない場合の搬送経路を示す。システム制御部10は積載位置から駐車区画6内のパレット108上の定位置までの搬送経路R2を算出し、算出結果を自動搬送車8に送信する。搬送経路R2は、走行区間RSを通過する。自動搬送車8は、搬送経路R2に従って車両Vをパレット108上の定位置まで搬送する。その後、自動搬送車8は車両Vをパレット108上に降ろし車輪Wの拘束を解き、パレット108上から退避する。
搬送経路R2に誘導体を用いない場合、自動搬送車8は搬送経路R2の全行程をガイドレス走行する。この場合、駐車支援システム1は、車両Vの形状を識別する車両形状識別センサ38を備える。車両形状識別センサ38は、カメラ等の撮像装置である。システム制御部10は、車両形状識別センサ38の検出結果を利用して自動搬送車8が搬送する車両Vの形状及び寸法を識別する。システム制御部10は、車両形状識別センサ38の検出結果、及び車両Vと自動搬送車8の相対位置関係に基づいて車両Vが駐車場出入り口18の開口に接触しないよう搬送経路R2を算出する。
図11は駐車場の概略上面図であり、誘導体を用いる場合の搬送経路を示す。
搬送経路R2を誘導体により定める場合、駐車場出入り口18付近の乗降区画4側の位置に搬送経路R2の開始点Sを設定する。搬送経路R2は、複数の誘導体G1〜G4を用いて定められ開始点Sから駐車区画6内のパレット108上の終点Fまで延びる。開始点S及び終点Fには、それぞれ誘導体G1と誘導体G4が配置され、両者の間に誘導体G2及びG3が配置される。自動搬送車8は、積載位置から搬送経路R2の開始点S(誘導体G1上)まではガイドレス走行し、搬送経路R2に到達した後は誘導体G2〜G4に従ってガイド走行する。誘導体G1〜G4を用いて搬送経路R2を定めることにより、搬送時に車両Vが駐車場出入り口18の開口等に接触するのを抑制できる。また誘導体G1〜G4を利用して搬送経路R2を定めると、自動搬送車8はパレット108の幅方向に対して予め決められた位置でパレット108上に進入する。したがって、自動搬送車8側が高い位置検出性能を有していなくてもパレット108上に正確に車両Vを配置できる。
車両Vを出庫する際にも自動搬送車8を利用してもよい。出庫に際して車両Vが駐車区画6の駐車場出入り口18付近まで移送され出庫可能な状態になると、自動搬送車8により車両Vを駐車区画6外まで搬送する。自動搬送車8は、車両Vを、例えば乗降区画4内の停車領域20以外の位置や乗降区画4外に搬送する。駐車支援システムを備えていない場合には、車両Vが出庫可能な状態になっても実際に運転者が車両Vを運転して駐車区画6から退出しなければ、次の車両Vの搬出作業を開始できない。したがって、出庫の差異にも自動搬送車8を利用することで、車両Vの搬出効率が上がる。また、運転者が車両Vを動かさなくても次の車両Vの入出庫作業ができるため、出庫予約等にもメリットがある。
以上のように駐車支援システム1によれば、車両Vを比較的広い停車領域20内に停めれば自動搬送車8により車両Vを駐車区画6に搬入できる。これにより、自動運転の精度が低い場合、運転者が駐車を苦手としている場合でも車両Vを容易に駐車区画6の定位置に搬入できる。
また、駐車支援システム1を用いることで、運転者は車両Vを停車領域20内に停車さるだけでよい。運転者は、他の車両の入庫作業又は出庫作業が行われている間でも、車両Vから離れられる。これにより、運転者の待ち時間を減らせる。
現在、一般的に用いられている機械式駐車設備28のパレット108の幅は2100mmであるのに対して一般的な乗用車の幅はおおよそ1950mmであり、車両Vとパレット108との幅の余裕は片側に75mmずつしかない。一方、パレット108の幅を大きくすると機械式駐車設備28が大型化してしまう。実施形態による駐車支援システム1を用いることにより、運転者はパレット108よりも大きい停車領域20内に自由に車両Vを停車させるだけでよくなる。
またガイドレス走行方式を採用することで、自動搬送車8の停車向きに関わらず車両Vをリフト機構30上に積載できる。
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、実施形態の各構成は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施形態では、システム制御部10を駐車場2側に設けられているものとしたが、自動搬送車にシステム制御部10を搭載してもよい。この場合、自動搬送車8にカメラや各種センサを搭載し、自動搬送車8が自身で車両Vの位置、車両Vの向き、及び車輪位置を検知する。また実施形態では、アーム34により車輪Wを挟み込んで車両Vを拘束し積載することとしたが、車両Vを積載する機構はこれに限られない。リフト機構30の上面に弾性体を配置し、リフト機構30を車両のボディ又はフレームに接触させて車両Vを持ち上げてもよい。
実施形態では駐車区画6内に機械式駐車設備28を配置することとしたが、駐車区画6内に複数の区画が定められた平置き駐車場を配置してもよい。この場合、自動搬送車8は、指定された区画まで車両Vを搬送する。
車両検出センサ24として、乗降区画4の天井に設置されたカメラを用いてもよい。この場合、システム制御部10はカメラの画像を解析して停車領域20に対する車両Vの位置を検出する。
システム制御部10が搬送経路R2を算出できない向きで停車されている場合、システム制御部10はその旨を運転者に報知してもよい。
自動搬送車8を用いて車両Vを出庫させる場合、搬送経路R1及び搬送経路R2を算出するに当たり車両Vの向きを検出しなくてもよい。この場合、自動搬送車8は車両Vの向きに関わらず最短経路で現在位置から積載位置に移動し、積載位置からパレット108上の定位置まで車両Vを搬送する。
システム制御部10は、上面視したときに車両Vの一部が停車領域20からはみ出ている場合、運転者に対して車両Vが停車領域20外にあることを報知してもよい。この場合、システム制御部10は、車両Vのはみ出している部分を検出し、運転者に対して車両を動かすべき方向を指示してもよい。
自動搬送車8に車両Vの重量を検出する重量センサを設けてもよい。この場合、自動搬送車8は車重が機械式駐車設備28に設定された最大許容重量を超えていないかを判断する。車重が最大許容重量を超えている場合、自動搬送車8はその旨を運転者に報知する。自動搬送車8と駐車場2の管理設備との間をネットワークで接続し、車重が最大許容重量を超えていることを管理者に通知してもよい。
乗降区画4又は駐車区画6の適切な位置に自動搬送車8を収容する収容部を設けてもよい。自動搬送車8を使用していないときには自動搬送車8を未使用の駐車スペースに待機させてもよい。この場合、自動搬送車8の車長等の諸元を駐車スペースに収まるよう設計する。
アーム34を自動搬送車8の車幅方向に伸縮可能にしてもよい。この場合、自動搬送車8が積載位置に到着したときにアーム34を車幅方向に延ばし、アーム34の位置を前後方向に調整することで車輪Wを挟み込む。
自動搬送車8を積載位置からパレット108上に走行させる場合、駐車区画6内に複数の測距センサを配置してもよい。この場合、システム制御部10は測距センサの検出結果に基づいて搬送車制御部32に対してリアルタイムで走行方向及び走行量を指示する。
自動搬送車8は、画像認識により車両Vのジャッキポイントを認識し、所定形状のリフト構造によりジャッキポイントを介して車両Vを持ち上げてもよい。
実施形態の技術思想は以下の駐車支援方法として捉えることもできる。すなわちこの方法は、停車領域に停車した車両を自動搬送車に積載するステップと、積載した車両を停車領域よりも狭い駐車領域へ自動搬送車により搬送するステップと、搬送した車両の積載を解き、車両を駐車状態に置くステップとを備えるものである。
1 駐車支援システム、 2 駐車場、 4 乗降区画、 6 駐車区画、 8 自動搬送車、 10 システム制御部、 12 区画扉、 20 停車領域、 24 車両検出センサ、 26 車輪検知部、 28 機械式駐車設備、 30 リフト機構、 32 搬送車制御部、 34 アーム、 36 リフト
Claims (11)
- 乗降区画から駐車区画まで走行する自動搬送車を備え、
前記自動搬送車は、
前記乗降区画内の停車領域内にある車両を積載する積載位置まで走行し、
前記積載位置から前記駐車区画内の所定位置まで前記車両を搬送する駐車支援システム。 - 前記乗降区画から前記駐車区画にかけて前記自動搬送車のみが走行する走行区間が規定されている、請求項1に記載の駐車支援システム。
- 前記自動搬送車は、前記積載位置までガイドレス走行し、又は前記積載位置から前記所定位置までガイド走行する、請求項1又は2に記載の駐車支援システム。
- 前記自動搬送車を収容する収容部と、
前記収容部を外部から仕切る収容扉とを備え、
前記収容扉は、前記乗降区画から人が居なくなった後に開く、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の駐車支援システム。 - 前記自動搬送車は、複数の停車領域内にある車両を順次、前記駐車区画内の所定位置まで搬送する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の駐車支援システム。
- 前記複数の停車領域のうち隣接する停車領域を仕切る仕切りを備える、請求項5に記載の駐車支援システム。
- 前記乗降区画への人の出入り口に隣接し、かつ前記乗降区画外に前記自動搬送車を始動させるための操作部が設けられる、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の駐車支援システム。
- 前記乗降区画と前記駐車区画とを仕切る区画扉を備え、
前記区画扉は、前記操作部の操作により閉じられる、請求項7に記載の駐車支援システム。 - 前記乗降区画への人の出入り口に隣接し、かつ前記乗降区画外に前記自動搬送車を始動させるための操作部が設けられ、
前記収容扉は、前記操作部の操作により閉じられる、請求項4に記載の駐車支援システム。 - 前記駐車区画には、複数のパレットと、前記車両を前記パレット上に搬送する搬送機構が設けられ、
前記自動搬送車は、前記車両を前記積載位置から前記搬送機構まで搬送する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の駐車支援システム。 - 乗降区画から駐車区画まで走行する自動搬送車を備え、
前記自動搬送車は、入庫時には、
前記乗降区画内の停車領域内にある車両を積載する積載位置まで走行し、
前記積載位置から前記駐車区画内の所定位置まで前記車両を搬送し、
出庫時には、
前記所定位置まで移送された前記車両を前記駐車区画から搬出する、駐車場システム。
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