JP2021101497A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の他局各々の位置情報の変化に基づいて選択された通信対象局を表示し、かつ所望の通信対象局を容易に選択する。【解決手段】無線通信システム1において、無線通信装置10a、10bは、自局の現在位置を測位する。無線通信装置は、複数の他局から定期的に送信された少なくとも位置情報と個別の識別情報とを含む他局情報を受信する。無線通信装置は、他局情報に含まれる他局ごとの位置情報の変化と、測位した自局の現在位置と、に基づいて、自局との相対距離が所定距離以下の他局を抽出し、抽出された他局ごとに他局情報を表示部に表示する。【選択図】図1
Description
本開示は、無線通信装置及び無線通信方法に関する。
無線通信の分野において、通信相手である通信対象局に関する情報を表示する技術が知られている。例えば、特許文献1には、他の車両又は施設との通信により、位置情報と識別情報とを含む通信対象情報を取得し、通信可能な通信対象者のアイコンを位置情報と共に表示し、表示された通信対象を選択することで通信を確立する技術が開示されている。
特許文献1では、表示部に表示された地図上の通信対象を選択することで通信を確立することができる。しかしながら、通信対象の位置情報の変化、例えば通信対象の進行方向に基づいて所望の通信対象を選択することは考慮されていない。
本開示は、複数の他局各々の位置情報の変化に基づいて選択された通信対象局を表示し、かつ所望の通信対象局を容易に選択することのできる無線通信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る無線通信装置は、自局の現在位置を測位する位置測定部と、複数の他局から定期的に送信された少なくとも位置情報と個別の識別情報とを含む他局情報を受信する通信部と、前記他局情報に含まれる位置情報から算出した他局ごとの位置情報の変化と、前記位置測定部が測位した前記自局の現在位置と、に基づいて、前記自局との相対距離が所定距離以下の他局を抽出し、抽出された他局ごとに前記他局情報を表示部に表示させる制御を行う制御部と、を備える。
本開示の一態様に係る無線通信方法は、自局の現在位置を測位するステップと、複数の他局から定期的に送信された少なくとも位置情報と個別の識別情報とを含む他局情報を受信するステップと、前記他局情報に含まれる位置情報から算出した他局ごとの位置情報の変化と、測位した前記自局の現在位置とに基づいて、前記自局との相対距離が所定距離以下の他局を抽出し、抽出された他局ごとに前記他局情報を表示部に表示させるステップと、を含む。
本開示によれば、複数の他局各々の位置情報の変化に基づいて選択された通信対象局を表示し、かつ所望の通信対象局を容易に選択することができる。
以下、添付図面を参照して、本開示に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[無線通信システム]
図1を用いて、実施形態に係る無線通信システムについて説明する。図1は、実施形態に係る無線通信システムを説明するための図である。
図1を用いて、実施形態に係る無線通信システムについて説明する。図1は、実施形態に係る無線通信システムを説明するための図である。
実施形態に係る無線通信システム1は、例えば、無線通信装置10aと、無線通信装置10bとを含む。無線通信システムは、APRS(Automatic Packet Reporting System)に対応しているシステムである。無線通信装置10aと、無線通信装置10bとは、例えば、アマチュア無線機である。無線通信装置10aと、無線通信装置10bとは、無線のネットワークNを介して、通信可能に接続されている。無線通信装置10aと、無線通信装置10bとを、無線通信装置10と総称することもある。
APRSでは、自局は、受信した他局のコールサイン、アイコン、位置、移動速度、自局からの距離・方角、およびその他の各種の情報を表示して確認することができる。具体的には、図1に示す例では、例えば、無線通信装置10aは、無線通信装置10bのコールサイン、アイコン、位置、移動速度、無線通信装置10aと無線通信装置10bとの距離、無線通信装置10aから見た無線通信装置10bの位置する方角などを表示することができる。同様に、無線通信装置10bは、無線通信装置10aのコールサイン、アイコン、位置、移動速度、無線通信装置10aと無線通信装置10bとの距離、無線通信装置10bから見た無線通信装置10aの位置する方角などを表示することができる。
ここで、従来では、自局は、選択されている他局の情報を表示する。この場合、例えば、他の近くの局(例えば、5km以内の局)を探す場合は、手動でステーションリストの中から探しながら比較する必要があった。そのため、従来では、他局の位置表示画面で相対的に確認することができないため、不便なこともあった。
そこで、本実施形態では、位置表示画面で複数の他局の情報を表示することで、所望の他局を選択することを容易にする。そして、本実施形態では、表示された他局を選択することで、選択された他局のステーションリストを表示するようにする。
[無線通信装置]
図2を用いて、実施形態に係る無線通信装置について説明する。図2は、実施形態に係る無線通信装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2を用いて、実施形態に係る無線通信装置について説明する。図2は、実施形態に係る無線通信装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、無線通信装置10は、制御部20と、信号処理部21と、通信部22と、スイッチ部23と、アンテナ24と、マイク25と、スピーカ26と、タッチパネル27と、操作部28と、位置測定部29と、記憶部30とを備える。
制御部20は、無線通信装置10の全体を制御するコントローラ(Controller)である。制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサにより実現される。例えば、制御部20は、無線通信装置10の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムを、プロセッサがRAM(Random Access Memory)等を作業領域として実行することにより実現される。制御部20は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。制御部20は、ハードウェアと、ソフトウェアの組み合わせで実現されてもよい。
信号処理部21は、信号に対して各種の処理を実行する。信号処理部21は、例えば、通信部22から出力される受信ベースバンド信号を復号化し受信データとして制御部20に出力する。また、信号処理部21は、復号化された音声データを音声信号に変換してスピーカ26より出力させる。信号処理部21は、例えば、マイク25から入力された音声信号を符号化し、送信ベースバンド信号に変換して通信部22に出力する。信号処理部21は、例えば、DSP(Digital Signal Processer)で実現される。
通信部22は、スイッチ部23を介して、アンテナ24が受信した無線信号を受ける。通信部22は、アンテナ24から受けた無線信号を受信ベースバンド信号に変換し信号処理部21に出力する。
通信部22は、信号処理部21から送信ベースバンド信号を受ける。通信部22は、送信ベースバンド信号を変調して無線信号とし、スイッチ部23を介して、アンテナ24に出力する。
スイッチ部23は、送信時には、通信部22から受けた無線信号をアンテナ24に出力する。スイッチ部23は、受信時には、アンテナ24から受けた無線信号を通信部22に出力する。
アンテナ24は、外部からの無線信号を受信する。アンテナ24は、外部に無線信号を出力する。
タッチパネル27は、タッチセンサ271と、表示部272とを有する。タッチセンサ271は、表示部272上に配置されている。タッチセンサ271としては、抵抗膜方式や静電方式容量等の任意の方式のタッチセンサを用いることができる。表示部272は、各種の情報を表示する。表示部272は、例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ等を含むディスプレイで構成される。
本実施形態では、表示部272は、ステーションリストを表示する。ユーザは、表示部272に表示されたステーションリストに対してタッチセンサ271で選択することで、各種の処理を実行することができる。後述するが、ユーザは、例えば、表示部272に表示された通信対象となる通信対象局を選択することで、通信対象局の各種の情報を表示させることができる。また、ユーザは、表示部272に表示された通信対象となる通信対象局を選択することで、選択した通信対象局と通信することができる。
操作部28は、ユーザから各種の操作を受け付ける。操作部28は、例えば、無線通信装置10に設けられた物理的なスイッチなどで構成される。物理的なスイッチは、例えば、無線通信装置10の電源スイッチおよびPTT(Push to Talk)ボタンを含む。本実施形態では、例えば、ユーザがPTTボタンを押下することで、他の無線通信装置との間で通信が開始される。
位置測定部29は、無線通信装置10の現在の位置情報を測定する。位置測定部29は、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からのGNSS信号に基づいて、無線通信装置10の緯度、経度、及び高度に関する情報を測定する。位置測定部29は、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号に基づいて、無線通信装置10の緯度、経度、及び高度に関する情報を測定する。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部30は、各種の情報を記憶している。記憶部30は、例えば、他局ごとに位置情報と識別情報とを含む他局情報を関連付けて記憶している。
[比較例]
ここで、本実施形態の理解を容易にするために、比較例として既存のステーションリスト画面について説明する。図3A、図3B、及び図3Cは、比較例に係るステーションリスト画面を説明するための図である。
ここで、本実施形態の理解を容易にするために、比較例として既存のステーションリスト画面について説明する。図3A、図3B、及び図3Cは、比較例に係るステーションリスト画面を説明するための図である。
ステーションリストは、他局が送信したビーコン信号を受信し、ビーコン信号に含まれる位置情報やコールサイン等の所定の情報に基づいて、他局をリスト化したものである。ステーションリストは、無線通信装置10の表示部272に表示される。図3Aに示すように、ステーションリスト100には、ビーコン信号を送信した他局と、そのビーコン信号を受信した時刻が関連付けて示されている。具体的には、ステーションリストには、時刻「12:00」に他局「AAA」からビーコン信号を受信したことが示されている。時刻の横に「F」が示されている他局は、音声通話周波数が設定されている局であることを意味している。すなわち、「AAA」と、「CCC」と、「EEE」とは、通話可能な他局である。本実施形態では、音声通話周波数が設定されている他局のことを、Q符号を用いて便宜的にQSY局と呼ぶこともある。ステーションリスト100において、表示された他局を選択することで、その他局の詳細の情報を確認することができる。
図3Bに示すように、ステーションリスト110は、各種の情報を含む。ステーションリスト110は、コールサイン111と、種別情報112と、ポジションコメント113と、ステータステキスト114と、受信時刻115と、アイコン116と、方角情報117と、距離情報118とを含む。図3Bに示すステーションリスト110は、「AAA」の詳細情報を示している。
コールサイン111は、他局を一意に識別するための識別情報である。例えば、コールサイン111は、「AAA」等を示す。
種別情報112は、他局の装置の型番等の情報を示す。例えば、種別情報112は、「TM−DXXX」等を示す。
ポジションコメント113は、他局の現在の状態を示す情報である。例えば、ポジションコメント113、「In Service」等を示す。「In Service」は、メッセージや音声通信などの運用が可能であることを示す。ポジションコメント113は、メッセージや音声通話の運用が不可である場合には「Off Duty」を示す。
ステータステキスト114は、任意のテキスト情報を示す。例えば、他局がQSY局である場合には、「439.640MHz・・・」のようにテキストの冒頭に受信周波数が表示される。
受信時刻115は、ビーコン信号を受信した時刻を示す。アイコン116は、他局の運用形態を示す情報を示す。アイコン116は、例えば、人、車、船、飛行機等の運用形態をアイコンで示す。方角情報117は、自局から見た他局の方向を示す。距離情報118は、自局と他局の距離を示す。
ステーションリストは、自局と他局の進行方向なども詳細に表示させることができる。図3Cに示すように、ステーションリスト120は、円図形121と、自局アイコン122と、他局アイコン123と、他局移動情報124と、他局アイコン125と、相対距離情報126と、自局情報127と、自局速度情報128とを含む。
円図形121は、自局と他局との位置情報を示す。円図形121は、自局と他局との相対的な位置関係を示す。円図形121には、方角が対応付けられている。円図形121において、「N」は北、「S」は南、「W」は西、「E」は東である。
自局アイコン122と、他局アイコン123とは、円図形121上に重畳し、示される。自局アイコン122は、円図形121の中心に配置される。自局アイコン122は、三角形のアイコンで表され自局の移動方向を示す。図3Cに示す例では、自局は北東に進んでいることが示されている。他局アイコン123は、円図形121上において、自局からの方向、および自局からの距離対応する位置に配置される。他局アイコン123は、三角形のアイコンで表され他局の移動方向を示す。図3Cに示す例では、他局は自局の北東に位置しており、南東に進んでいることが示されている。
他局移動情報124は、他局の移動速度と進行方向を示す。図3Cに示す例では、他局は、135°の方向に70km/hの速度で進んでいる。図3に示す円図形上では、「N」の方向が0°、「E」の方向が90°、「S」の方向が180°、および「W」の方向が270°である。
他局アイコン125は、他局の運用形態を示す。図3Cに示す例では、他局は車で運用されている。
相対距離情報126は、自局と他局との相対距離を示す。図3Cに示す例では、自局と他局との相対距離は、19.2kmである。
自局情報127は、自局のコールサインと、運用形態を表すアイコンとを示す。図3Cに示す例では、自局のコールサインは「JAXZZZ−7」であり、徒歩で運用されている。自局情報127は、自局の移動速度と移動方向を示す。図3Cに示す例では、自局は、38°の方向に4km/hの速度で進んでいる。
[実施形態]
次に、実施形態に係るステーションリストについて説明する。
次に、実施形態に係るステーションリストについて説明する。
図4を用いて、実施形態に係るステーションリストに複数の他局を表示する際の条件設定メニューについて説明する。図4は、実施形態に係るステーションリストに複数の他局を表示する際の条件を説明するための図である。
図4に示すように、ステーションリストの複数局表示条件メニューは、ステーション表示数と、表示範囲と、他局進行方向と、QSY局といった4つの項目を含む。
ステーション表示数は、ステーションリストに一度に表示させる移動局の上限を設定するための項目である。ステーション表示数は、例えば、5局、10局表示のいずれかを設定することができる。ステーション表示数はこれに限らず、ユーザの所望の数に設定できるようにしてもよい。
表示範囲は、自局を中心とした場合にステーションリストに表示させる他局までの距離を設定するための項目である。表示範囲は、例えば、1km〜10kmまでの距離を設定することができる。表示範囲には、例えば、QSY局と通信可能な範囲(例えば、5km)に設定することが好ましい。
他局進行方向は、表示させる他局の進行方向を設定するための項目である。他局は、例えば、自局方向、全方向等を設定することができる。自局方向を選択すると、自局に向かっている他局のみが表示される。全方向を選択すると、進んでいる方向に関係なく他局が表示される。他局進行方向として、自局と同一の方向に進んでいる他局のみを表示させる、同一方向が選択できるようにしてもよい。
QSY局は、表示させる他局として受信周波数が設定されているQSY局のみにするか否かを設定するための項目である。QSY局のみを表示する場合にはYesが選択され、QSY局以外の局も表示する場合にはNoが選択される。
[実施形態に係る表示方法]
図5を用いて、実施形態に係る自局の進行方向を含む自局情報と、複数の他局の進行方向と方角とを含む他局情報とを表示する方法について説明する。図5は、実施形態に係る自局情報と、他局情報とを表示する方法を説明するための図である。
図5を用いて、実施形態に係る自局の進行方向を含む自局情報と、複数の他局の進行方向と方角とを含む他局情報とを表示する方法について説明する。図5は、実施形態に係る自局情報と、他局情報とを表示する方法を説明するための図である。
本実施形態において、ステーションリスト画面には、円図形200が表示される。本実施形態に係る円図形200は、図3Cに示す円図形121に対応している。円図形200において、「上」が北、「下」が南、「左」が西、「右」が東に対応している。円図形200には、点線円210と、自局アイコン220と、通信対象局アイコン230と、選択対象局アイコン240−1と、選択対象局アイコン240−2と、選択対象局アイコン240−3と、選択対象局アイコン240−4と、選択対象局アイコン240−5とを含む。点線円210は、円図形200の中心に自局アイコン220を配置した場合に、自局と通信可能な距離を示している。本実施形態では、通信可能な距離として、例えば、5kmが設定される。この場合、自局から5kmの範囲内にいる他局が表示される。
自局アイコン220は、自局の進行方向を示す。自局アイコン220は、円図形200の中心に配置される。自局アイコン220は、例えば、三角形のアイコンで表され自局の移動方向を示す。
通信対象局アイコン230は、通信対象として選択された他局の進行方向および位置を示す。通信対象局アイコン230は、円図形200上において、自局から見た方角、および自局からの相対距離に対応する位置に配置される。通信対象局アイコン230は、位置情報の変化に基づいて抽出された他局に対応するアイコンである。通信対象局アイコン230は、三角形のアイコンで表され移動方向を示す。通信対象局アイコン230は、例えば、青色で示される。
選択対象局アイコン240−1〜選択対象局アイコン240−5は、通信対象として選択されていない他局の進行方向および位置を示す。選択対象局アイコン240−1〜選択対象局アイコン240−5は、は、円図形200上において、自局から見た方角、および自局からの相対距離に対応する位置に配置される。選択対象局アイコン240−1〜選択対象局アイコン240−5は、各々の位置情報の変化に基づいて抽出された他局に対応するアイコンである。本実施形態において、通信対象として選択されていない他局のアイコンは、例えば、最大で5台ある。選択対象局アイコン240−1〜選択対象局アイコン240−5は、三角形のアイコンで表され移動方向を示す。選択対象局アイコン240−1〜選択対象局アイコン240−5は、例えば、黄色で示される。すなわち、通信対象局アイコン230と、選択対象局アイコン240−1〜選択対象局アイコン240−5とは、異なる色で示される。選択対象局アイコン240−1〜選択対象局アイコン240−5は、QSY局であるか否かの情報を含む。例えば、選択対象局アイコン240−4には、「QSY」の文字が付されている。これは、選択対象局アイコン240−4がQSY局であることを意味している。選択対象局アイコン240−4の色を、他の選択対象局のアイコンの色とは異なる色で表示することで、QSY局であることを示してもよい。
円図形200の左下の領域には第1切替キー250が表示され、右下の領域には第2切替キー260が表示される。ユーザは、選択対象局が5台以上であれば、選択対象局が表示部272に表示された第1切替キー250または第2切替キー260を選択することで、表示されるアイコンを切り替えることができる。例えば、第2切替キー260が選択された場合には次の選択対象局が表示され、第1切替キー250が選択された場合には前の選択対象局が表示される。
ユーザは、例えば、選択対象局アイコン240−1〜選択対象局アイコン240−5のうち、所望のアイコンを選択することでステーションリストの表示を切り替えることができる。ユーザは、表示部272に表示された選択対象局アイコン240−1〜選択対象局アイコン240−5のうち、所望のアイコンをタッチすることにより所望のアイコンを選択することができる。ユーザは、例えば、QSY局である選択対象局アイコン240−4を選択することで、無線通信装置10の通信部22の通信周波数を、選択対象局アイコン240−4に対応する他局で設定されている音声通話周波数に設定することができる。具体的には、QSY局が通信対象として選択された場合には、制御部20は、通信部22の通信周波数をQSY局で設定されている音声通話周波数に設定する。これにより、QSY局との間で通信することができるようになる。
本実施形態では、自局に向かって進行している他局のみを選択対象局として表示することもできる。図6は、自局に向かって進行している他局のみを表示する方法を説明するための図である。
図6に示すように、円図形200は、通信対象局アイコン230と、選択対象局アイコン240A−1と、選択対象局アイコン240A−2と、選択対象局アイコン240A−3と、選択対象局アイコン240A−4と、選択対象局アイコン240A−5とを含む。選択対象局アイコン240A−1〜選択対象局アイコン240A−5とは、自局に向かって進行していることが示されている。本実施形態において、自局に向かって進行しているとは、例えば、他局が自局の北側に位置している場合には、他局の進行方向が135°〜225°の方角であれば自局に向かっていると判定する。他局が自局の東側に位置している場合には、他局の進行方向が225°〜315°の方角であれば自局に向かっていると判定する。他局が自局の南側に位置している場合には、他局の進行方向が315°〜0°〜45°の方角であれば自局に向かっていると判定する。他局が自局の西側に位置している場合には、他局の進行方向が45°〜135°であれば自局方向であると判定する。言い換えれば、本実施形態では、他局の進行方向が自局に対して−45°〜0°〜45°の方角である場合に、自局に向かっていると判定する。
本実施形態では、音声受信周波数が設定されている他局のみを選択対象局として表示することもできる。図7は、QSY局のみを表示する方法を説明するための図である。
図7に示すように、円図形200は、通信対象局アイコン230と、選択対象局アイコン240B−1と、選択対象局アイコン240B−2と、選択対象局アイコン240B−3と、選択対象局アイコン240B−4と、選択対象局アイコン240B−5とを含む。図7において、通信対象局アイコン230は、例えば、青色で示される。選択対象局アイコン240B−1〜選択対象局アイコン240Bは、音声周波数が設定されている他局を示している。
本実施形態が選択対象局として表示する他局は、図5〜図7に示した例に限定されない。本実施形態は、自局と他局との相対速度が所定の関係を満たす他局のみを選択対象局として表示してもよい。例えば、本実施形態は、円図形200において、自局との相対速度が所定の関係を満たす他局と、自局との相対距離に対応する位置に他局のアイコンを表示させてもよい。例えば、自局との他局との進行方向が同じであり、かつ相対速度に差のある他局のみを表示してもよい。例えば、他局が先行する自転車、自局が自動車であり、相対速度に差があって他局に追いつく場合等において、その他局のみを表示するようにしてもよい。
図8を用いて、ステーションリストを切り替える処理について説明する。図8は、ステーションリストを切り替える処理を説明するための図である。
図8は、ステーションリストSL1と、ステーションリストSL2と、ステーションリストSL3とを含む。ステーションリストSL1〜ステーションリストSL3は、無線通信装置10のタッチパネル27の表示部272に表示されるステーションリスト画面である。ステーションリストSL1〜ステーションリストSL3は、円図形200を含む。円図形200には、自局アイコン220と、選択対象局アイコン240−1と、選択対象局アイコン240−2と、選択対象局アイコン240−3とが配置されている。選択対象局アイコン240−1に対応する他局のコールサインは「AAA」であるものとする。選択対象局アイコン240−2に対応する他局のコールサインは「BBB」であるものとする。選択対象局アイコン240−3に対応するコールサインは「CCC」であるものとする。
ステーションリストSL1では、例えば、選択対象局アイコン240−1が選択されている。ユーザは、タッチパネル27において、指Fで選択対象局アイコン240−1が表示されている位置をタッチすることで、選択対象局アイコン240−1を選択することができる。この場合、選択対象局アイコン240−1が通信対象局アイコンとして表示される。選択対象局アイコン240−1が選択されると、円図形200の右側の領域には「AAA」に関する情報が表示される。例えば、円図形200の右側の領域には、「AAAの速度と進行方向」、「AAAの運用形態を表すアイコン」、及び「自局とAAAとの間の距離」等が表示される。
ステーションリストSL2は、タッチパネル27の表示部272にステーションリストSL1が表示されている状態で、ユーザが指Fで選択対象局アイコン240−2を選択した状態を示している。この場合、通信対象局アイコンは、選択対象局アイコン240−2に切り替わる。円図形200の右側の領域には、「BBBの速度と進行方向」、「BBBの運用形態を表すアイコン」、及び「自局とBBBとの間の距離」等が表示される。
そして、ステーションリストSL3は、タッチパネル27の表示部272にステーションリストSL2が表示されている状態で、ユーザが指Fで選択対象局アイコン240−3を選択した状態を示している。この場合、通信対象局アイコンは、選択対象局アイコン240−3に切り替わる。円図形200の右側の領域には、「CCCの速度と進行方向」、「CCCの運用形態を示すアイコン」、及び「自局とCCCとの間の距離」等が表示される。
図8に示したように、ユーザは、ステーションリストに表示された円図形を確認することで、他局の位置情報の変化を把握しながら、通信対象となる通信対象局を選択することができる。無線通信装置10は、選択された通信対象局に音声通信周波数が設定されている場合には、通信部22の通信周波数をその音声通信周波数に設定することができるので、選択された通信対象局と容易に通信することができる。
次に、図9Aと、図9Bと、図9Cとを用いて、円図形200において、複数の他局アイコンが重なった場合のステーションリストを切り替える処理について説明する。図9A〜図9Cは、実施形態に係る複数の他局アイコンが重なった場合のステーションリストを切り替える処理を説明するための図である。
図9Aに示すように、円図形200の領域270において、複数の他局アイコンが重なっている。図9Aに示す例では、領域270においては、4つの他局アイコンが重なっている。4つの他局のコールサインは、それぞれ、「AAA」、「BBB」、「CCC」、及び「DDD」であるものとする。このような場合、ユーザは、領域270における他局アイコンを選択することができない。
図9Bに示すように、本実施形態では、ユーザが領域270に指Fでタッチするとコールサインリスト280が表示される。コールサインリスト280は、第1選択キー280aと、第2選択キー280bと、第3選択キー280cと、第4選択キー280dとを含む。第1選択キー280aは、コールサインが「AAA」の他局を選択するためのキーである。第2選択キー280bは、コールサインが「BBB」の他局を選択するためのキーである。第3選択キー280cは、コールサインが「CCC」の他局を選択するためのキーである。第4選択キー280dは、コールサインが「DDD」の他局を選択するためのキーである。
ユーザは、コールサインリスト280に表示された各選択キーのうち、所望の選択キーを選択することで、ステーションリストを切り替えることができる。例えば、ユーザは、第1選択キー280aをタッチすることで、コールサインが「AAA」の他局のステーションリストを表示させることができる。図9Cにおいて、ユーザが、コールサインリスト280以外の領域にタッチした場合には、コールサインリスト280の表示が消えるようにしてもよい。
図9A〜図9Cにおいて、コールサインリスト280は、他局アイコンの少しでも重ねっていれば表示させるようにしてもよいし、所定の割合(例えば、50%)以上重なっている場合に表示させるようにしてよい。
[表示処理]
図10を用いて、実施形態に係る他局アイコンを表示させる表示処理について説明する。図10は、実施形態に係る他局アイコンの表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図10を用いて、実施形態に係る他局アイコンを表示させる表示処理について説明する。図10は、実施形態に係る他局アイコンの表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
制御部20は、他局アイコンの表示条件を取得する(ステップS101)。具体的には、制御部20は、ユーザが操作部28を介して入力した、他局アイコンの表示条件を取得する。表示条件としては、表示局数、表示範囲(表示距離)、他局の進行方向、及びQSYの有無等である。そして、ステップS102に進む。
制御部20は、ステーションリストのデータを読み込む(ステップS102)。具体的には、制御部20は、記憶部30に記憶された他局に関する他局情報を全て抽出する。そして、ステップS103に進む。
制御部20は、自局と他局との距離を算出する(ステップS103)。具体的には、制御部20は、位置測定部29が測位した自局の位置情報と、信号処理部21に復号化された他局情報に含まれる位置情報に基づいて、自局と他局との距離を算出する。位置情報は、例えば、経度緯度情報であるが、これに限定されない。
制御部20は、自局から見た他局の方角を算出する(ステップS104)。具体的には、制御部20は、位置測定部29が測位した自局の位置情報と、他局情報に含まれる位置情報に基づいて、自局から見た他局の方角を算出する。そして、ステップS105に進む。
制御部20は、ステップS103およびステップS104で距離および方角を算出した他局のうち、1局分のデータを読み込む(ステップS105)。そして、ステップS106に進む。
制御部20は、ステップS105で抽出された他局が表示範囲内にいるか否かを判定する(ステップS106)。具体的には、制御部20は、自局と他局との距離に基づいて、他局が表示範囲内にいるか否かを判定する。他局が表示範囲内にいると判定された場合(ステップS106;Yes)、ステップS107に進む。一方、他局が表示範囲内にいないと判定された場合(ステップS106;No)、ステップS113に進む。
ステップS106でYesと判定された場合、制御部20は、表示条件として、他局の進行方向が自局に設定されているか否かを判定する(ステップS107)。具体的には、制御部20は、ステップS101で取得された表示条件に基づいて、表示条件として、他局の進行方向が自局に設定されているか否かを判定する。表示条件として他局の進行方向が自局に設定されていると判定された場合(ステップS107;Yes)、ステップS108に進む。一方、表示条件として他局の進行方向が自局に設定されていないと判定された場合(ステップS107;No)、ステップS109に進む。
ステップS107でYesと判定された場合、制御部20は、ステップS105で抽出された他局の進行方向が自局であるか否かを判定する(ステップS108)。具体的には、制御部20は、他局の位置情報の変化に基づいて、他局の進行方向が自局であるか否かを判定する。他局の進行方向が自局であると判定された場合(ステップS108;Yes)、ステップS109に進む。一方、他局の進行方向が自局でないと判定された場合(ステップS108;No)、ステップS113に進む。
ステップS107でNo又はステップS108でYesと判定された場合、制御部20は、表示条件として、他局がQSY局に設定されているか否かを判定する(ステップS109)。具体的には、制御部20は、ステップS101で取得された表示条件に基づいて、表示条件として、他局がQSY局に設定されているか否かを判定する。表示条件として他局がQSY局に設定されていると判定された場合(ステップS109;Yes)、ステップS110に進む。一方、表示条件として他局がQSY局に設定されていないと判定された場合(ステップS109;No)、ステップS111に進む。
ステップS109でYesと判定された場合、制御部20は、ステップS105で抽出された他局がQSY情報を持っているか否かを判定する(ステップS110)。具体的には、制御部20は、ステップS105で抽出された他局に受信周波数が設定されているか否かを判定する。
ステップS109でNo又はステップS110でYesと判定された場合、制御部20は、他局のアイコンをステーションリストに表示する(ステップS111)。具体的には、制御部20は、ステーションリストに表示された円図形上に位置情報の変化を示す他局のアイコンを表示部272に表示させる。そして、ステップS112に進む。
制御部20は、表示可能局数に達したか否かを判定する(ステップS112)。具体的には、制御部20は、表示部272に表示させた他局アイコンの数が、ステップS101で取得した表示条件として設定された表示数に達したか否かを判定する。他局アイコンの数が設定された表示数に達したと判定された場合(ステップS112;Yes)、図10の処理を終了する。一方、他局アイコンの数が設定された表示数に達していないと判定された場合(ステップS112;No)、ステップS113に進む。
ステップS106、ステップS108、ステップS110、及びステップS112でNoと判定された場合、制御部20は、他の他局がいるか否かを判定する(ステップS113)。具体的には、制御部20は、ステーションリストのデータの読み込み結果に基づいて、他の他局がいるか否かを判定する。他の他局がいると判定された場合(ステップS113;Yes)、制御部20は、ステップS105に進む。一方、他の他局がいないと判定された場合(ステップS113;No)、制御部20は、図10の処理を終了する。
[ステーションリスト切り替え処理]
図11を用いて、実施形態に係るステーションリストの切り替え処理について説明する。図11は、実施形態に係るステーションリストの切り替え処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図11を用いて、実施形態に係るステーションリストの切り替え処理について説明する。図11は、実施形態に係るステーションリストの切り替え処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、制御部20は、表示処理を開始する(ステップS201)。具体的には、制御部20は、ステーションリストを表示部272に表示させる。そして、ステップS202に進む。
制御部20は、タッチパネル27において、他局アイコンがタッチされたか否かを判定する(ステップS202)。具体的には、制御部20は、タッチセンサ271の検出結果に基づいて、他局アイコンがタッチされたか否かを判定する。他局アイコンがタッチされたと判定された場合(ステップS202;Yes)、ステップS203に進む。一方、他局アイコンがタッチされていないと判定された場合(ステップS202;No)、ステップS205に進む。
制御部20は、タッチされた他局アイコンに対応する他局の情報を取得する(ステップS203)。具体的には、制御部20は、記憶部30に記憶されている他局情報から他局の情報を取得する。そして、ステップS204に進む。
制御部20は、表示部272に表示されたステーションリストの表示を切り替える(ステップS204)。具体的には、制御部20は、ステップS203で取得された他局の情報を表示部272に表示する。そして、ステップS205に進む。
制御部20は、表示処理が終了したか否かを判定する(ステップS205)。具体的には、制御部20は、ユーザが操作部28に入力した表示処理を終了させる旨の指示を受け付けた場合に表示処理が終了したと判定する。表示処理が終了したと判定された場合(ステップS205;Yes)、図11の処理を終了する。一方、表示処理が終了していないと判定された場合(ステップS205;No)、ステップS202に進む。
図12を用いて、実施形態に係る複数の他局アイコンが重なっている場合のステーションリストの切り替え処理について説明する。図12は、実施形態に係る複数の他局アイコンが重なっている場合のステーションリストの切り替え処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS301及びステップS309の処理は、それぞれ、図11に示すステップS201及びステップS205の処理と同一の処理なので、説明を省略する。
制御部20は、複数の他局アイコンが重なった領域がタッチされたか否かを判定する(ステップS302)。具体的には、制御部20は、タッチセンサ271の検出結果に基づいて、複数の他局アイコンが重なった領域がタッチされたか否かを判定する。複数の他局アイコンが重なった領域がタッチされたと判定された場合(ステップS302;Yes)、ステップS303に進む。一方、複数の他局アイコンが重なった領域がタッチされていないと判定された場合(ステップS302;No)、ステップS309に進む。
制御部20は、複数の他局アイコンに対応するそれぞれの他局の情報を取得する(ステップS303)。具体的には、制御部20は、記憶部30に記憶されている他局情報から他局の情報を取得する。そして、ステップS304に進む。
制御部20は、複数の他局のコールサインを抽出する(ステップS304)。具体的には、制御部20は、ステップS303で取得された他局情報に基づいて、複数の他局それぞれのコールサインを抽出する。そして、ステップS305に進む。
制御部20は、複数の他局のコールサインを含むコールサインリストを表示する(ステップS305)。具体的には、制御部20は、ステップS304で抽出されたコールサインを選択するための選択キーを含むリストをステーションリストに表示する。そして、ステップS306に進む。
制御部20は、コールサインリストに含まれる選択キーがタッチされたか否かを判定する(ステップS306)。具体的には、制御部20は、タッチセンサ271の検出結果に基づいて、選択キーがタッチされたか否かを判定する。選択キーがタッチされたと判定された場合(ステップS306;Yes)、ステップS307に進む。一方、選択キーがタッチされていないと判定された場合(ステップS306;No)、ステップS308に進む。
ステップS306でYesと判定された場合、制御部20は、選択された選択キーに対応する他局のステーションリストに切り替える(ステップS307)。具体的には、制御部20は、ステーションリストに選択された他局の情報を表示させる。そして、ステップS309に進む。
ステップS306でNoと判定された場合、制御部20は、コールサインリストの表示を終了するか否かを判定する(ステップS308)。具体的には、制御部20は、タッチセンサ271が、コールサインリスト以外の領域をタッチされたことを検出した場合に、コールサインリストの表示を終了すると判定する。制御部20は、ユーザが操作部28に入力したコールサインリストの表示を終了させる旨の指示を受け付けた場合に、コールサインリストの表示を終了すると判定してもよい。コールサインリストの表示を終了すると判定された場合(ステップS308;Yes)、ステップS309に進む。一方、コールサインリストの表示を終了しないと判定された場合(ステップS308;No)、ステップS306に進む。
上述のとおり、本実施形態において、無線通信装置10は、他局の位置情報の変化を反映させたステーションリストを表示する。言い換えると、無線通信装置10は、ステーションリストにおいて、位置情報の変化に基づいて、複数の通信対象となる通信対象局を表示する。これにより、本実施形態は、位置情報の変化が表示された複数の通信対象局のうち、所望の通信対象局を容易に選択することができる。
本実施形態において、無線通信装置10は、通信対象局としてQSY局が選択された場合に、無線通信装置10の通信部22の受信周波数を、QSY局で設定されている音声通信周波数に設定する。これにより、本実施形態は所望の通信対象局と容易に通信することができる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本開示が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1 無線通信システム
10 無線通信装置
20 制御部
21 信号処理部
22 通信部
23 スイッチ部
24 アンテナ
25 マイク
26 スピーカ
27 タッチパネル
271 タッチセンサ
272 表示部
28 操作部
29 位置測定部
30 記憶部
10 無線通信装置
20 制御部
21 信号処理部
22 通信部
23 スイッチ部
24 アンテナ
25 マイク
26 スピーカ
27 タッチパネル
271 タッチセンサ
272 表示部
28 操作部
29 位置測定部
30 記憶部
Claims (6)
- 自局の現在位置を測位する位置測定部と、
複数の他局から定期的に送信された少なくとも位置情報と個別の識別情報とを含む他局情報を受信する通信部と、
前記他局情報に含まれる位置情報から算出した他局ごとの位置情報の変化と、前記位置測定部が測位した前記自局の現在位置と、に基づいて、前記自局との相対距離が所定距離以下の他局を抽出し、抽出された他局ごとに前記他局情報を表示部に表示させる制御を行う制御部と、
を備える、無線通信装置。 - 前記制御部は、表示された前記他局情報に音声通話周波数が設定されている場合には、選択された他局の音声通話周波数に合わせて前記通信部の通信周波数を設定する、
請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記制御部は、前記自局の現在位置を中心とした円図形を前記表示部に表示させ、前記自局と抽出された前記他局との相対距離と方角とに対応する位置に前記他局に関する他局アイコンを重畳して表示させる、
請求項1または2に記載の無線通信装置。 - 前記制御部は、他局のうち、位置情報の変化に基づいて定まる進行方向が前記自局に向かっている他局を抽出する、
請求項3に記載の無線通信装置。 - 前記制御部は、他局のうち、位置情報の変化に基づいて定まる前記自局との相対速度が所定の関係を満たす他局を抽出する、
請求項3に記載の無線通信装置。 - 自局の現在位置を測位するステップと、
複数の他局から定期的に送信された少なくとも位置情報と個別の識別情報とを含む他局情報を受信するステップと、
前記他局情報に含まれる位置情報から算出した他局ごとの位置情報の変化と、測位した前記自局の現在位置とに基づいて、前記自局との相対距離が所定距離以下の他局を抽出し、抽出された他局ごとに前記他局情報を表示部に表示させるステップと、
を含む、無線通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019232446A JP2021101497A (ja) | 2019-12-24 | 2019-12-24 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019232446A JP2021101497A (ja) | 2019-12-24 | 2019-12-24 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021101497A true JP2021101497A (ja) | 2021-07-08 |
Family
ID=76650888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019232446A Pending JP2021101497A (ja) | 2019-12-24 | 2019-12-24 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021101497A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024185498A1 (ja) * | 2023-03-09 | 2024-09-12 | 株式会社Jvcケンウッド | 無線通信装置、及び無線通信装置に用いられる方法 |
-
2019
- 2019-12-24 JP JP2019232446A patent/JP2021101497A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024185498A1 (ja) * | 2023-03-09 | 2024-09-12 | 株式会社Jvcケンウッド | 無線通信装置、及び無線通信装置に用いられる方法 |
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