JP2020518573A - 2−([1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸誘導体の製造 - Google Patents
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Abstract
Description
1) 本発明の第1の側面は、式(IK)の結晶性化合物である2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸誘導体の結晶性カリウム塩の合成方法に関し:
− R1はメトキシを表し、かつ、R2は水素を表すか;又は、
− R1は水素を表し、かつ、R2はメチルを表す。);
当該方法は、式(II)の化合物:
当該工程は、
− ヨウ化銅(I)(CuI);
− 無機カリウム塩基(特にK2CO3);及び
− 溶媒又は溶媒混合物であって、
−− 水混和性エーテル溶媒(特に、THF、2−メチル−THF、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン);若しくは、
−− 極性非プロトン性溶媒(特に、DMF、ジメチルアセタミド、NMP);
又は、これらの任意の混合物;
である溶媒又は溶媒混合物;
の存在下で行われ;
当該溶媒又は溶媒混合物は、式(II)の化合物に対して約5〜100vol(特に約10〜50vol、とりわけ約20〜40vol)の量で存在し;
式(II)の化合物と[1,2,3]トリアゾールの当該カップリングは、約60℃より高い温度(特に約60℃〜120℃、とりわけ約80℃〜120℃、さらには約90℃〜110℃)にて行われ;
当該式(IK)の結晶性化合物は固液分離により反応混合物から単離される。
− 水混和性エーテル溶媒、とりわけ1,4−ジオキサン;又は、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン(THF)、2−メチル−テトラヒドロフラン(2−Me−THF)若しくは4−メチルテトラヒドロピラン(4−Me−THP)等の、特に少なくとも60℃の沸点を有する水混和性エーテル溶媒;又は、
− 極性非プロトン性溶媒、とりわけジメチルホルムアミド(DMF);又は、ジメチルアセタミド、N−メチルピロリジン−2−オン(NMP)若しくはジメチルスルホキシド(DMSO)等の、特に極性非プロトン性アミド含有溶媒;又は、
− 1種を超える水混和性エーテル溶媒の混合物;又は、
− 1種又は2種以上の水混和性エーテル溶媒の1種又は2種以上の極性非プロトン性溶媒との混合物;
から本質的になるものと定義してもよく;
当該溶媒又は溶媒混合物は、式(II)の化合物に対して約5〜100vol(特に約10〜50vol、とりわけ約20〜40vol)の量で存在する。
1eq.〜0.1eq.;とりわけ約0.05eq.)の量で存在する、態様1)又は2)に従う方法に関する。
− 式(II)の化合物に対して約5〜100vol(特に約10〜50vol、とりわけ約20〜40vol)の量で存在する、水混和性エーテル溶媒である溶媒(特にジオキサン);及び
− 式(II)の化合物に対して特に約0.05〜2vol(とりわけ約0.1〜1vol)の量の水;
の存在下で行われ;
好ましくは、水混和性エーテル溶媒の水に対する比率が、約10:1(v/v)より大きく;特に約10:1〜200:1(v/v)であり;とりわけ約20:1〜100:1(v/v)であり;さらには約30:1〜80:1(v/v)である;
態様1)〜7)のいずれか1つに従う方法に関する。
a) 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:6.7°、7.4°、15.4°、23.3°、27.0°におけるピークの存在;若しくは、
b) 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:10.8°、15.1°、25.0°、25.9°、27.1°におけるピークの存在;
により特徴づけられるか:又は、
− R1は水素を表し、かつ、R2はメチルを表し(すなわち、そのような式(IK)の化合物は、結晶性4−メチル−2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸カリウム塩である。);
粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:5.4°、10.7°、16.1°、21.6°、27.0°におけるピークの存在;
により特徴づけられる:
式(IK)の化合物の結晶形に関する。
a. 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:6.7°、7.4°、8.
7°、15.4°、16.4°、20.2°、23.3°、24.4°、27.0°、28.1°におけるピークの存在;又は、
b. 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:8.4°、10.8°、12.3°、15.1°、17.5°、25.0°、25.9°、27.1°、27.9°、28.8°におけるピークの存在;により特徴づけられる:
態様13)に従う結晶性5−メトキシ−2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸カリウム塩に関する。
態様13)に従う結晶性5−メトキシ−2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸カリウム塩に関する。
− R1はメトキシを表し、かつ、R2は水素を表すか;又は、
− R1は水素を表し、かつ、R2はメチルを表す。);
を、それぞれの結晶性2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸誘導体である式(I)の化合物:
当該方法は酸性水性媒体からの結晶化工程を有する。
(i) 特に当該単離した式(IK)の結晶性化合物を水性媒体中に溶解することにより、式(I)の化合物を含有する塩基性水溶液を調製する工程[そのような水性媒体は、水又は(アルカリ金属水酸化物、炭酸塩又は炭酸水素塩の水溶液等の)塩基性水性媒体であってよいものとする。];
(ii) 当該式(I)の化合物を含有する塩基性水溶液を酸性化することにより当該式(I)の化合物を結晶化する工程;及び
(iii) 当該式(I)の結晶性化合物を固液分離により単離する工程;
を有する;態様18)に従う方法に関する。
a) (例えば、標準的なろ過技術;又は、標準的なろ過技術及び活性炭を通したさらなるろ過を用いる)ろ過工程;及び/又は
b) 式(I)の化合物をまず有機性非水混和性溶媒中に抽出し;次いで、当該有機性非水混和性溶媒から塩基性水溶液中に抽出する少なくとも2種の液−液分離のシークエンスを有する洗浄工程であって;次いで、当該塩基性水溶液を、態様18)〜21)のいずれか1つに従う方法の[態様19)の工程(ii)に対応する]結晶化工程に使用する、洗浄工程;
に付す、態様18)〜22)のいずれか1つに従う方法に関する。
(b1) 例えば、態様19)の工程(i)に従って得られる式(I)の化合物を含有する塩基性水溶液を酸性化し;式(I)の化合物を(特にtert.−ブチル−メチルエーテル(TBME)等の)有機性非水混和性溶媒中へ抽出する工程;
(b2) 工程(b1)において得られた有機相を(無機酸水溶液、特に硫酸又は塩酸水溶液等の)酸性水溶液で洗浄する任意の工程;及び
(b3) 工程(b1)又は(b2)において得られた有機相から、式(I)の化合物を(アルカリ金属水酸化物又は炭酸塩溶液、特に水酸化ナトリウム又は水酸カリウム水溶液
等の)塩基性水性媒体中に抽出する工程であって;次いで、当該塩基性水溶液を、態様18)〜21)のいずれか1つに従う[態様19)の工程(ii)に対応する]結晶化工程に使用する、工程。
a) 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:5.7°、11.5°、17.2°、21.3°、25.0°におけるピークの存在により特徴づけられ;若しくは、
b) 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:11.4°、12.3°、15.5°、21.3°、23.6°におけるピークの存在により特徴づけられるか;
又は、
− R1は水素を表し、かつ、R2はメチルを表し(すなわち、そのような式(I)の化合物は、結晶性4−メチル−2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸である。);
粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:6.2°、12.5°、15.1°、18.8°、25.2°におけるピークの存在により特徴づけられる;
式(I)の化合物の結晶形に関する。
Industry(Ed.R.Hilfiker、VCH、2006)、Chapter 8:U.J.Griesser:The Importance of Solvatesによる定義)。態様27)に従う結晶形は、特に配位水を含有しないが、例えば非配位水を含有してもよい。
)に従う結晶性4−メチル−2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸に関する。
ゾール−2−イル)−2−メチルピロリジン−1−イル)(5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)フェニル)メタノン又はその塩酸塩にさらに変換する工程を有してもよい(当該さらなる変換は、加水分解、カルボン酸の4−クロロ−3−メチルベンゼン−1,2−ジアミン塩酸塩とのカップリング及び環化のシークエンスを有する。)。
特に、当該結晶性4−メチル−2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸は、(例えば、標準的なアミドカップリング条件下で)(R)−3−(3−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)ベンジル)モルホリン(WO2013/068935の中間体A15)とカップリングし、オレキシン受容体アンタゴニストである(4−メチル−2−[1,2,3]トリアゾール−2−イル−フェニル)−[(R)−3−(3−[1,2,3]トリアゾール−2−イル−ベンジル)−モルホリン−4−イル]−メタノンを生成する。
又は他のすべての用語のいずれか又は好ましい定義におけるそれぞれの用語を、独立して(及びそれらと共に)定義し置き換えるものであってよい。
contact equipment);蒸留:バッチ及び連続蒸留;並びに超臨界流体分離技術を用いた洗浄又は抽出技術を含む。
市販の出発物質は、さらに精製を行うことなく、入手した状態で使用した。記載された温度はすべて内部温度であり、℃で示す。化合物は、1H−NMR(400MHz)又は13C−NMR(100MHz)によって(Bruker;化学シフトは、使用する溶媒に対するppmで示してある;多重度:s=一重項、d=二重項、t=三重項、p=五重項、hex=六重項、hep=七重項、m=多重項、br=広域;結合定数はHzで示してある。);定量NMRの内部標準は1,4−ジメトキシベンゼンであった;又はLC−MSによって特徴を明らかにしてもよい。tRは分で表す。
粉末X線回折パターンは、反射モード(結合2シータ/シータ)においてCuKα−照射で作動するLynxeye検出器を備えたBruker D8 AdvanceX線回折計上で収集した。典型的には、X−線チューブを40kV/40mAで走査させた。3〜50°の2θの走査範囲にわたって、0.02°(2θ)のステップサイズ及び76.8秒のステップタイムを適用した。発散スリットは固定的に0.3に設定した。粉末を、0.5mmの深さのシリコン単結晶サンプルホルダー内にわずかにプレスし、測定の間、サンプルをそれ自体のプレイン中で回転させた。回折データは、Kα2を除去することなく、結合Cu Kα1及びKα2照射を用いてレポートされる。これまでに記録された粉末X線回折パターンが一般的にそうであるように、本明細書で提供される2θ値の精度は、+/−0.1〜0.2°の範囲内である。
DSCデータは、34ポジションのオートサンプラーを備えたMettler Toledo STARe System(DSC822eモジュール、セラミックセンサー付きの測定用セル及びSTAR ソフトウェア version 13)上で収集した。装置は、インジウム標品を用いてエネルギー及び温度について平衡化した。測定の間、サンプル上で窒素パージを20ml/minで維持した。
aq. 水溶液
atm 雰囲気
eq. 当量
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
EtOAc 酢酸エチル
Ex. 実施例
Fig 図
GC−MS ガスクロマトグラフィー−質量分析
h 時間
HPLC 高速液体クロマトグラフィー
IPC インプロセス制御
iPrMgCl イソプロピルマグネシウムクロリド
LC−MS 液体クロマトグラフィー−質量分析
M (LC−MSに対して使用するような)精密質量
min 分
MHz メガヘルツ
min 分
MP 融点
MS 質量分析
N 規定度
NMR 核磁気共鳴
1H−NMR プロトン核磁気共鳴
org. 有機
RT 室温
TBME tert.−ブチルメチルエーテル
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
tR 保持時間
sat. 飽和
soln. 溶液
UV 紫外線
%a/a 面積%(面積%による純度)
参照実施例1
5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸の合成
4,5−ジブロモ−2−(4−メトキシ−2−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール
4−フルオロ−3−ニトロアニソール(3.44g、1eq.)、4,5−ジブロモ−2H−1,2,3−トリアゾール(4.56g、1eq.)1、K2CO3(2.78g、1eq.)及びDMF(30mL)を、110℃に32h加熱する。反応混合物を22℃に冷却し、水(70mL)で処理する。得られた懸濁液をろ過し、水(15mL)で洗浄する。生成物をイソプロパノール(40mL)中でスラリー化し、ろ過し、減圧下で乾燥して、白色の固体を得る。収量:6.42g、84%。純度:100%a/a(LC−MS法2)。1H NMR(400MHz、CDCl3) δ:7.71(d、J=8.9Hz、1H)、7.47(d、J=2.8Hz、1H)、7.25(dd、J1=2.8Hz、J2=8.9Hz、1H)、3.97(s、3H)。
0)、4632−4635。
4,5−ジブロモ−2−(4−メトキシ−2−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール(2g、1eq.)、酢酸ナトリウム(1.3g、3eq.)及び10%Pd/C 50%含水(0.3g)を、EtOAc(10mL)中に懸濁する。混合物を50℃に加熱し、変換が完結するまで水素下に置く。反応混合物をCelite上でろ過する。ろ液を、1N NaOH(10mL)及び水(15mL)で洗浄する。有機層を減圧下で濃縮して、オイルを得る。収量:0.95g、94%。純度:96%a/a(LC−MS法2)。1H NMR(400MHz、DMSO) δ:8.05(s、2H)、7.53(d、J=8.9Hz、1H)、6.49(d、J=2.7Hz、1H)、6.30(dd、J1=2.7Hz、J2=8.9Hz、1H)、5.94(s、2H)、3.74(s、3H)。
5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン一硫酸塩(200g、1eq.)を2M H2SO4水溶液(1.4L)中に溶解し、−5℃に冷却する。この溶液に、亜硝酸ナトリウム(62g、1.3eq.)を水(600mL)に溶解した溶液を−5〜0℃にて添加する。混合物を0℃にて30min撹拌し、次いで、KI(161g、1.4eq.)を水(700mL)中に混合した予熱した混合物に65℃にて添加する。得られた溶液を60℃にて20min撹拌し、20℃に冷却し、スルファミン酸(27g、0.4eq.)を水(120mL)中に溶解した溶液で処理する。混合物を酢酸イソプロピル(2L)で抽出する。有機層を、2N NaOH(500mL)と40% NaHSO3溶液(100mL)の混合物及び1N HCl(50mL)と水(500mL)の混合物で洗浄する。有機層を濃縮乾固する。残渣をイソプロパノール(700mL)中に溶解し、0℃に冷却する。得られた懸濁液をろ過する。固体を減圧下で乾燥する。収量:164g、79%。純度:100%a/a(LC−MS法2)。1H NMR(400MHz、DMSO) δ:8.08(s、2H)、7.57(d、J=2.8Hz、1H)、7.43(d、J=8.8Hz、1H)、7.13(dd、J1=2.8Hz、J2=8.8Hz、1H)、3.85(s、3H)。
2−(2−ヨード−4−メトキシフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール(200g、1eq.)をTHF(2L)中に溶解し、0℃に冷却する。2M iPrMgClのTHF中の溶液(350mL、1.05eq.)を0℃にて添加する。混合物を−20℃に冷却し、CO2(気体)を、発熱が止むまで30minにわたって溶液に通気する。混合物に、2N HCl(600mL)を8℃にて添加し、減圧下で濃縮して、2.4Lの溶媒を除去する。残渣をTBME(1.6L)で抽出する。有機層を1N HCl(200mL)で洗浄し、1N NaOH(600mL及び200mL)で抽出する。水層をチャコール(15g)上でろ過し、水(200mL)で希釈し、32%HCl(160mL)で処理する。得られた懸濁液をろ過し、水(200mL)で洗浄する。収量:127g、87%。純度:100%a/a(LC−MS法2);MP:130℃(DSC、ゴール
ドパン)。得られた生成物をトルエン(MP:130.9℃)又は水(MP:130℃)から再結晶化してもよい。
4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸の合成
4,5−ジブロモ−2−(5−メチル−2−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール
3−フルオロ−4−ニトロトルエン(1367g、1eq.)、4,5−ジブロモ−2H−1,2,3−トリアゾール(1999g、1eq.)、K2CO3(1340g、1.1eq.)及びDMF(11L)を、75℃に15h加熱した。反応混合物を22℃に冷却し、水(18L)で処理する。得られた懸濁液をろ過し、水(4L)で洗浄する。生成物をイソプロパノール(5L)で洗浄し、減圧下で乾燥して、白色の固体を得る。収量:2811g、88%。純度:100%a/a(LC−MS法2)。1H NMR(400MHz、DMSO) δ:8.10(d、J=8.3Hz、1H)、7.86(d、J=1.0Hz、1H)、7.66(dd、J1=0.9Hz、J2=8.3Hz、1H)、2.51(s、3H)。
4,5−ジブロモ−2−(5−メチル−2−ニトロフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール(205g、1eq.)、酢酸ナトリウム(149g、3.2eq.)及び5%Pd/C 50%含水(37.8g)をEtOAc(0.8L)中に懸濁する。混合物を40−50℃に加熱し、変換が完結するまで水素下(2bar)に置く。反応混合物をCelite上でろ過する。ろ液を、水(300mL)、2N NaOH(300mL+250mL)及び水(300mL)で洗浄する。有機層を減圧下で濃縮して、黄色のオイルを得る。収量:132g、90%。純度:100%a/a(LC−MS法2)。1H NMR(400MHz、DMSO) δ:8.09(s、2H)、7.48(d、J=1.3Hz、1H)、6.98(dd、J1=1.8Hz、J2=8.3Hz、1H)、6.85(d、J=8.2Hz、1H)、5.79(s、2H)、2.23(s、3H)。
4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン(199g、1eq)をイソプロパノール(1.7L)中に溶解する。この溶液に、濃H2SO4(118g、1.05eq.)を40℃未満で添加する。懸濁液を20℃に冷却し、ろ過する。ケークをイソプロパノール(500mL)で洗浄する。生成物を乾燥して、白色の固体を得る。収量:278g、89%。純度:100%a/a(LC−MS法2)。1H NMR(400MHz、DMSO) δ:8.21(s、2H)、7.70(s、1H)、7.23(s、2H)、2.35(s、3H)。
4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)アニリン一硫酸塩(1553g、1eq.)を1M H2SO4水溶液(11L)中に溶解し、−5℃に冷却す
る。この溶液に、亜硝酸ナトリウム(433g、1.1eq.)を水(4L)中に溶解した溶液を−5〜0℃にて添加する。混合物を0℃にて30min撹拌し、次いで、ヨウ化カリウム(1325g、1.4eq.)を水(4L)中に混合した予熱した混合物に55−70℃にて添加する。得られた溶液を60℃にて20min撹拌し、20℃に冷却し、スルファミン酸(220g、0.4eq.)を水(900mL)中に溶解した溶液で処理する。混合物を酢酸イソプロピル(13L)で抽出する。有機層を、2N NaOH(3.5L)と40%NaHSO3溶液(330g)の混合物及び1N HCl(280mL)と水(3.5L)の混合物で洗浄する。有機層を濃縮乾固する。収量:1580g、97%。純度:91%a/a(LC−MS法2)。1H NMR(400MHz、CDCl3) δ:7.90(s、2H)、7.87(d、J=8.1Hz、1H)、7.34(d、J=1.6Hz、1H)、7.03−7.06(m、1H)、2.40(s、3H)。
2−(2−ヨード−5−メチルフェニル)−2H−1,2,3−トリアゾール(1250g、1eq.)をTHF(13L)中に溶解し、0℃に冷却する。THF中の2M iPrMgClの溶液(2.2L、1eq.)を0℃にて添加する。混合物を−25℃に冷却し、CO2(気体)を、発熱が止むまで60minにわたって溶液に通気する。混合物に、2N HCl(5L)を4℃にて添加し、減圧下で濃縮して、14.5Lの溶媒を除去する。残渣をTBME(10L)で抽出する。有機層を1N NaOH(6L及び3L)で抽出する。水層をチャコール(15g)上でろ過し、水(200mL)で希釈し、32%HCl(1.23L)で処理する。得られた懸濁液をろ過し、水(5L)で洗浄する。収量:796g、89%。純度:100%a/a(LC−MS法2);MP:125℃(DSC、ゴールドパン)。
実施例1.1: 結晶性5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸カリウム塩(カリウム 5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾエート)
2−ブロモ−5−メトキシ安息香酸(21.5g、0.093mol、1eq.)、ヨウ化銅(I)(0.886g、0.05eq.)及びK2CO3粉末(32.2g、2.5eq.)を、ジオキサン(600mL)及び水(8.4mL)中に懸濁した。混合物に、1H−1,2,3−トリアゾール(10.8mL、2eq.)及びトランス−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(1.32g、0.1eq.)を添加した。混合物を還流下3.5h加熱した。IPCは完全な変換を示した。位置異性体であるN(1)異性体に対する所望のN(2)の比率は84:16であった。混合物を40℃に冷却し、ろ過した。ケークをジオキサン(100mL)で洗浄した。固体を乾燥して、50.6gの青色の固体を得た。N(1)異性体に対するN(2)の比率は98.6:1.4であった。
実施例1.1の固体を水(300mL)中に溶解した。TBME(200mL)及び32% aq.HCl(35mL)を添加した。水層を分離し、廃棄した。有機層を、2N aq.HCl(100mL)と32% aq.HCl(20mL)の混合物で洗浄した。有機層を1N aq.HCl(50mL)で洗浄した。有機層を1N aq.NaOH(200mL)で抽出した。水層を45℃に加熱し、微量のTBMEを減圧下で除去した。水層に、45℃にて、32% aq.HCl(20mL)を添加した。pH6にて、任意でシードクリスタルを添加した。得られた懸濁液を40℃にてろ過した。ケークを水(30mL)で洗浄した。生成物を60℃及び5mbarで乾燥した。収量:12.4g、61%。純度:100%a/a、tR 0.63min。シードクリスタルは、上記の手順に従って注意深く結晶化することによって得てもよい。MP:80℃(DSC)。1H NMR(400MHz、DMSO) δ:3.87(s、3H)、7.26(m、2H)、7.64(d、J=8.7Hz、1H)、8.02(s、2H)、13.01−13.22(br、1H)。
例えば参照実施例1の手順に従って得られた5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸(5g、0.0228mol)とKHCO3(1.61g、0.7eq)を、ジオキサン(100mL)及び水(1mL)中に懸濁した。混合物を還流下で40min加熱した。混合物を20℃に冷却し、ろ過した。収量:2.56g、44%。1H NMR(400MHz、D2O) δ:3.80(s、3H)、7.04(m、2H)、7.46(d、J=8.7Hz、1H)、7.82(s、2H)。MP:279.5℃(さらに、DSCは、約153℃〜203℃において、吸熱的脱溶媒和によると思われる広域の吸熱イベントを示す;溶融後速やかに発熱分解が起こる。)。
代替の製法において、2−ブロモ−5−メトキシ安息香酸(20g、0.086mol、1eq.)、ヨウ化銅(I)(0.824g、0.05eq.)及びK2CO3粉末(26.9g、2.25eq.)を、ジオキサン(494mL)中に懸濁した。混合物に、1H−1,2,3−トリアゾール(12g、2eq.)を添加した。混合物を還流下で1h加熱した。混合物に、水(12.5g、8eq.)を添加した。混合物を還流下で2h加熱した。溶媒(100mL)を蒸留により除いた。残渣を8minで45℃に冷却し、ろ過し、ジオキサン(50mL)で洗浄した。XRPDは結晶形1に対応する(図1参照、実施例1.1)。
実施例1.4の固体を水(200mL)中に溶解した。混合物を50℃に加熱し、20%
aq.H2SO4(40mL)を添加して、pHを5に調整した。混合物をCelite上でろ過した。ろ液を45℃にて20% aq.H2SO4(40mL)で処理した。pH3で、(例えば、参照実施例1の手順を用いて得られた)シードを添加した。懸濁液を45℃にて撹拌し、ろ過した。生成物を水(20mL)で洗浄し、60℃及び10mbarで乾燥して、白色の固体を得た。収量:10.8g、57%。純度:100%a/a、tR 0.63min。
XRPDは結晶形1に対応する(図2参照、実施例1.2)。
実施例2.1: 結晶性4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸カリウム塩(カリウム 4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾエート)
2−ブロモ−4−メチル安息香酸(20g、0.093mol、1eq.)、ヨウ化銅(I)(0.886g、0.05eq.)及びK2CO3粉末(32.2g、2.5eq.)を、ジオキサン(300mL)及び水(10.1mL)中に懸濁した。混合物に、1H−1,2,3−トリアゾール(10.8mL、2eq.)とトランス−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(1.32g、0.1eq.)を添加した。混合物を還流下で4h加熱した。IPCは98.5%の変換を示した。位置異性体であるN(1)異性体に対する所望のN(2)の比率は75:25であった。混合物を常圧及び130℃の外部温度で濃縮した。溶媒(100mL)を除いた。残渣にジオキサン(100mL)を添加し、混合物を45℃に冷却し、ろ過した。ケークをジオキサン(80mL)で洗浄した。固体を乾燥して、48.8gの青色の固体を得た。N(1)異性体に対するN(2)の比率は98.7:1.3であった。
実施例2.1の固体を水(300mL)中に溶解し、ろ過した。ろ液に、TBME(200mL)と32% aq.HCl(30mL)を添加した。水層を分離し、廃棄した。有機層を、2N aq.HCl(100mL)と32% aq.HCl(10mL)の混合物で洗浄した。有機層を1N aq.HCl(50mL)で洗浄した。有機層を1N aq.NaOH(200mL)で抽出した。水層を45℃に加熱し、微量のTBMEを減圧下で除去した。水層に、45℃にて、32% aq.HCl(20mL)を添加した。pH6にて、(例えば、参照実施例2の手順を用いて得られた)シードクリスタルを添加した。得られた懸濁液を40℃でろ過した。ケークを水(30mL)で洗浄した。生成物を60℃及び5mbarで乾燥した。収量:11.7g、62%。純度:100%a/a。tR 0.66min。MP:125℃(DSC)。1H NMR(400MHz、DMSO) δ:2.44(s、3H)、7.41(d、J=7.9Hz、1H)、7.56(s、1H)、7.68(d、J=7.9Hz、1H)、8.06(s、2H)、12.53−13.26(br、1H)。
4−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸(5g、0.0246mol)とKHCO3(1.74g、0.7eq)を、ジオキサン(100mL)及び水(1mL)中に懸濁した。混合物を還流下で40min加熱した。混合物を20℃に冷却し、ろ過した。収量:2.47g、42%。MP:277℃(DSC、アルパン(Alupan)) 1H NMR(400MHz、D2O) δ:2.32(s、3H)、7.28(d、J=7.9Hz、1H)、7.39(m、2H)、7.84(s、2H)。
参照実施例3.1: 結晶性5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸ナトリウム塩(ナトリウム 5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾエート)
2−ブロモ−5−メチル安息香酸(20g、0.093mol、1eq.)、ヨウ化銅(I)(0.886g、0.05eq.)、Na2CO3粉末(24.6g、2.5eq.)を、ジオキサン(300mL)及び水(10.1mL)中に懸濁した。混合物に、1H−1,2,3−トリアゾール(10.8mL、2eq.)と8−ヒドロキシキノリン(1.35g、0.1eq.)を添加した。混合物を還流下で5h加熱した。IPCは>99%の変換を示した。位置異性体であるN(1)異性体に対する所望のN(2)の比率は78:22であった。混合物を常圧及び135℃の外部温度で濃縮した。溶媒(100mL)を除いた。残渣に、ジオキサン(100mL)を添加し、混合物を45℃に冷却し、ろ過した。ケークをジオキサン(80mL)で洗浄した。固体を乾燥して、36.2gの黄色の固体を得た。N(1)異性体に対するN(2)の比率は99:1であった。
参照実施例3.1で得られた固体を水(300mL)中に溶解し、ろ過した。ろ液に、TBME(200mL)と32% aq.HCl(30mL)を添加した。水層を分離し、廃棄した。有機層を1N aq.HCl(100mL)で洗浄した。有機層を1N aq.HCl(50mL)で洗浄した。有機層を1N aq.NaOH(200mL)で抽出した。水層を45℃に加熱し、微量のTBMEを減圧下で除去した。水層に、45℃にて、32% aq.HCl(20mL)を添加した。pH6にて、(例えば、参照実施例2の手順を用いて得られた)シードクリスタルを添加した。得られた懸濁液を40℃にてろ過した。ケークを水(30mL)で洗浄した。生成物を60℃及び5mbarで乾燥した。収量:12.1g、64%。純度:100%a/a。tR 0.67min。MP:173℃(DSC)
1H NMR(400MHz、DMSO) δ:2.42(s、3H)、7.50−7.52(m、1H)、7.58(s、1H)、7.63(m、1H)、8.05(s、2H)、13.01(s、1H)。
−イル)安息香酸ナトリウム塩
5−メチル−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸(5g、0.0246mol)とNa2CO3(1.05g、0.4eq)を、ジオキサン(100mL)及び水(1mL)中に懸濁した。混合物を還流下で40min加熱した。混合物を20℃に冷却し、ろ過した。収量:2.79g、50%。MP:341℃(DSC、アルパン) 1H NMR(400MHz、D2O) δ:2.32(s、3H)、7.30(m、2H)、7.43(m、1H)、7.83(s、2H)。
2−ブロモ−5−メチル安息香酸(20g、0.093mol、1eq.)、ヨウ化銅(I)(0.886g、0.05eq.)及びK2CO3粉末(32.1g、2.5eq.)を、ジオキサン(600mL)中に懸濁した。混合物に、1H−1,2,3−トリアゾール(10.8mL、2eq.)と8−ヒドロキシキノリン(1.35g、0.1eq.)を添加した。混合物を還流下で4h加熱した。IPCは>94%の変換を示した。位置異性体であるN(1)異性体に対する所望のN(2)の比率は78:22であった。混合物を35℃に冷却し、ろ過した。ケークをジオキサン(100mL)で洗浄した。生成物を水中に溶解し、LC−MSを記録した。N(1)異性体に対するN(2)の比率は83:17であった。
5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)安息香酸(100g、0.46mol)を、DCM(650mL)及びDMF(10mL)中に20℃にて溶解した。この懸濁液に、塩化オキサリル(51mL、0.59mol)を30minにわたって添加した。LC−MSは、酸塩化物中間体への60%の変換を示した。塩化オキサリル(17.6mL、0.45eq.)を滴下した。LC−MSは、酸塩化物中間体への完全な変換を示した。
メチル (S)−1−(5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イ
ル)ベンゾイル)−2−メチルピロリジン−2−カルボキシレート(157g、0.46mol)をMeOH(750mL)中に20℃にて添加した。この溶液に、16%NaOH(300mL)を添加した。得られた溶液を80℃まで加熱し、60min撹拌した。溶媒を減圧下で溜去した(850mL)。残渣を20℃にてDCM(1500mL)及び水(450mL)中に取った。32%HCl(200mL)を添加した。層を分離し、有機層を水(450mL)で洗浄した。有機層を、減圧下で最小撹拌体積に濃縮した。トルエン(750mL)を添加し、溶媒を真空下でさらに蒸留した(150mLを蒸留した)。混合物を20℃に冷却し、15min撹拌した。懸濁液を20℃にてろ過した。ケークをトルエン(150mL)でリンスし、次いで減圧下で50℃にて乾燥して、白色の固体を生成物として得た。収量:128g、85%、94%a/a(LC−MS)、M+1=331。融点:178℃(DSC)。1H NMR(400MHz、DMSO)。δ:12.3(s、1H)、8.04(s、2H)、7.79(d、1H)、7.20(dd、J1=2.8Hz、J2=8.9Hz、1H)、6.84(m、1H)、3.88(s、3H)、3.29(m、1H)、2.99(m、1H)、2.11(m、1H)、1.81(m、3H)、1.47(s、3H)。
(S)−1−(5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)ベンゾイル)−2−メチルピロリジン−2−カルボン酸(128g、0.39mol)を、DCM(850mL)及びDMF(6mL)中に20℃にて懸濁した。この懸濁液に、塩化オキサリル(39mL、0.45mol)を30minにわたって添加した。4−クロロ−3−メチルベンゼン−1,2−ジアミン塩酸塩(75g、0.39mol)を、第2のフラスコ内で、DCM(1300mL)中に懸濁した。懸濁液を10℃に冷却した。トリエチルアミン(180mL、1.27mol)を添加した。酸塩化物溶液を、反応混合物に、10−20℃にて少なくとも15minにわたって添加した。反応混合物に水(650mL)を添加した。層を分離し、有機相を減圧下で濃縮した(1900mLを溜去した。)。TBME(1000mL)を添加し、溶媒を減圧下でさらに蒸留した(400mLを蒸留した)。最後に混合物を20℃に冷却し、15min撹拌した。得られた懸濁液を20℃にてろ過した。ケークをTBME(250mL)でリンスし、次いで50℃にて減圧下で乾燥して、白色の固体を生成物として得た。収量:145g、80%、97%a/a(LC−MS)、M+1=469。融点:185℃(DSC)。1H NMR(400MHz、DMSO) δ:9.10−9.14(m、1H)、7.88−8.12(m、2H)、7.81−7.82(m、1H)、7.38−7.44(m、1H)、7.21(dd、J1=2.7Hz、J2=8.9Hz、1H)、6.84(d、J=7.8Hz、1H)、6.64(d、J=8.3Hz、1H)、5.01(brs、2H)、3.88(s、3H)、3.61−3.73(m、1H)、3.14−3.26(m、1H)、2.25−2.30(m、1H)、2.13(s、3H)、1.97(m、3H)、1.47−1.61(m、3H)。
(S)−N−(2−アミノ−4−クロロ−3−メチルフェニル)−1−(5−メトキシ−2−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル) ベンゾイル)−2 メチルピロリジン−2−カルボキサミド(145g、0.31mol)をイソプロパノール(870mL)中に20℃にて溶解した。この溶液に、HClの5−6Nイソプロパノール溶液(260mL)を10minにわたって注意深く添加した。次いで、反応混合物を90℃まで加熱し、4時間撹拌した。水(28mL)を添加し、反応混合物をさらに1時間撹拌した
。反応混合物を20℃に冷却した。明茶色の懸濁液が得られ、それをろ過した。ケークをイソプロパノール(220mL)でリンスした。最後に固体を減圧下60℃で乾燥して、ベージュ色の固体を得た。収量:133g、88%、100%a/a(LC−MS)、M+1=451。融点:277℃(DSC)。1H NMR(400MHz、DMSO) δ:8.06(s、2H)、7.76(d、J=8.9Hz、1H)、7.63(d、J=8.8Hz、2H)、7.55(m、1H)、7.16(dd、J1=2.7Hz、J2=8.9Hz、1H)、3.98(m、1H)、3.90(s、3H)、3.33(m、2H)、3.32(m、1H)、2.74(s、3H)、2.55(m、1H)、2.23(m、1H)、2.10(m、2H)、1.95(s、3H)。
Claims (15)
- 式(IK)の2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸誘導体の結晶性カリウム塩の合成方法であって:
− R1はメトキシを表し、かつ、R2は水素を表すか;又は、
− R1は水素を表し、かつ、R2はメチルを表す。);
式(II)の化合物:
当該工程は、
− ヨウ化銅(I)(CuI);
− 無機カリウム塩基;及び
− 溶媒又は溶媒混合物であって、
−− 水混和性エーテル溶媒;若しくは、
−− 極性非プロトン性溶媒;
又はこれらの任意の混合物;
である溶媒又は溶媒混合物;
の存在下で行われ;
当該溶媒又は溶媒混合物は、式(II)の化合物に対して約5〜100volの量で存在し;
式(II)の化合物と[1,2,3]トリアゾールの当該カップリングは、約60℃より高い温度にて行われ;
当該式(IK)の結晶性化合物は固液分離により反応混合物から単離される;
方法。 - ヨウ化銅(I)の存在下で行われ;ヨウ化銅(I)が、式(II)の化合物に対して約0.01eq.〜0.5eq.の量で存在する、請求項1に記載の方法。
- 当該無機カリウム塩基がK2CO3であり;K2CO3が、式(II)の化合物に対して約1eq.〜10eq.の量で存在する、請求項1又は2に記載の方法。
- 1H−1,2,3−トリアゾールが、式(II)の化合物に対して約1eq.〜10eq.の量で存在する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- − 式(II)の化合物に対して約5〜100volの量で存在する、水混和性エーテル溶媒である溶媒;及び
− 式(II)の化合物に対して約0.05〜2volの量の水;
の存在下で行われ;
水に対する水混和性エーテル溶媒の比率が、約10:1(v/v)より大きい;
、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 - 反応混合物からの固液分離による式(IK)の結晶性化合物の単離の前に、当該反応混合物を約50℃未満の温度に冷却し;上記反応混合物の当該冷却を、約2時間又はそれより短い時間内に行う、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 当該単離した式(IK)の結晶性化合物:
− R1はメトキシを表し、かつ、R2は水素を表すか;又は、
− R1は水素を表し、かつ、R2はメチルを表す。);
を、式(I)のそれぞれの結晶性2−(2H−[1,2,3]トリアゾール−2−イル)−安息香酸誘導体:
酸性水性媒体からの結晶化工程を有する;
請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 - 酸性水性媒体からの当該結晶化工程を約30℃〜60℃の温度で行い;当該式(I)の結晶性化合物を固液分離により単離し;当該固液分離を、約10℃〜50℃の温度で行う;請求項7に記載の方法。
- 酸性水性媒体からの前記結晶化工程において、当該酸性水溶液が約4未満のpHを有する;請求項8に記載の方法。
- 式(IK)の化合物の結晶形であって;
a) 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:6.7°、7.4°、15.4°、23.3°、27.0°におけるピークの存在;若しくは、
b) 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:10.8°、15.1°、25.0°、25.9°、27.1°におけるピークの存在;
により特徴づけられるか;又は、
− R1は水素を表し、かつ、R2はメチルを表し;
粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:5.4°、10.7°、16.1°、21.6°、27.0°におけるピークの存在;
により特徴づけられ;
当該粉末X線回折ダイアグラムが、Kα2を除去することなく、結合Cu Kα1及びKα2照射を用いて得られ;上記2θ値の精度が2θ+/−0.2°の範囲内である;
式(IK)の化合物の結晶形。 - 式(I)の化合物の結晶形であって;
a) 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:5.7°、11.5°、17.2°、21.3°、25.0°におけるピークの存在により特徴づけられ;若しくは、
b) 粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:11.4°、12.3°、15.5°、21.3°、23.6°におけるピークの存在により特徴づけられるか;
又は、
− R1は水素を表し、かつ、R2はメチルを表し;
粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:6.2°、12.5°、15.1°、18.8°、25.2°におけるピークの存在により特徴づけられ;
当該粉末X線回折ダイアグラムが、Kα2を除去することなく、結合Cu Kα1及びKα2照射を用いて得られ;上記2θ値の精度が2θ+/−0.2°の範囲内である;
式(I)の化合物の結晶形。 - R1がメトキシを表し、かつ、R2が水素を表し;粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:5.7°、11.5°、16.0°、17.2°、18.9°、19.7°、21.3°、23.7°、25.0°、27.9°におけるピークの存在により特徴づけられ;当該粉末X線回折ダイアグラムが、Kα2を除去することなく、結合Cu Kα1及びKα2照射を用いて得られ;上記2θ値の精度が2θ+/−0.2°の範囲内である;請求項11に記載の式(I)の化合物の結晶形。
- 示差走査熱量測定により測定される約80℃の融点を有する;請求項12に記載の式(I)の化合物の結晶形。
- R1が水素を表し、かつ、R2がメチルを表し;粉末X線回折ダイアグラムにおける以下の屈折角2θ:6.2°、11.3°、12.5°、13.3°、15.1°、17.0°、17.8°、18.8°、22.6°、25.2°におけるピークの存在により特徴づけられ;当該粉末X線回折ダイアグラムが、Kα2を除去することなく、結合Cu Kα1及びKα2照射を用いて得られ;上記2θ値の精度が2θ+/−0.2°の範囲内である;請求項11に記載の式(I)の化合物の結晶形。
- 示差走査熱量測定により測定される約125℃の融点を有する;請求項14に記載の式(
I)の化合物の結晶形。
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