JP2020136909A - 投写画像の調整方法、及び投写装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズシフトにおいて投写画像の位置調整が容易な投写画像の調整方法、投写装置を提供する。【解決手段】テストパターン302を含む投写画像3を投写面2に投写し、投写画像3を第1方向に移動し、投写画像3を撮像し、撮像された投写画像3に含まれるテストパターン302の変化を検出し、テストパターン302の変化が検出された場合、投写画像3が投写面2の端部2aに到達したと判定する。【選択図】図6
Description
本発明は、投写画像の調整方法、及び投写装置に関する。
投写装置としてのプロジェクターにおいて画像をスクリーンに投写する場合、本体を移動させることなく、スクリーン上における投写位置を調整できるレンズシフト機能が知られている。例えば、特許文献1に示すプロジェクターは、ユーザーの操作に基づいて投写レンズの位置を光軸に垂直な方向に移動させることにより、スクリーン上における画像の投写位置を変化させることができる。
しかしながら、画像の投写位置をスクリーンの端部に移動させ、画像の端部とスクリーンの端部とを近接させたい場合、投写された画像はレンズシフト操作により一定の速度でスクリーン上を移動するため、画像の端部がスクリーンを外れてしまうことがあり、ユーザーによる調整が困難であるという課題がある。また、液晶パネル等の光変調装置で画像を形成するプロジェクターにおいて、光変調装置内における画像の形成位置をユーザーの操作に基づいて変化させることにより、スクリーン上における投写位置を調整する構成についても、同様の問題を有している。
本願の投写画像の調整方法は、テストパターンを含む投写画像を投写面に投写し、前記投写画像を第1方向に移動し、前記投写画像を撮像し、撮像された前記投写画像に含まれる前記テストパターンの変化を検出し、前記テストパターンの変化が検出された場合、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定し、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合に、前記投写画像の前記第1方向への移動を抑制する、ことを特徴とする。
上記の投写画像の調整方法において、前記テストパターンは、前記投写画像の周囲に配置されていることが望ましい。
上記の投写画像の調整方法において、前記テストパターンの変化量が所定以上の変化量の場合に前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定することが望ましい。
上記の投写画像の調整方法において、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記投写画像の移動速度を基準速度から低速度へ変更することが望ましい。
上記の投写画像の調整方法において、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記投写画像の移動を停止することが望ましい。
上記の投写画像の調整方法において、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記第1方向とは反対の方向である第2方向に前記投写画像を移動することが望ましい。
本願の投写装置は、投写面にテストパターンを含む投写画像を投写する投写部と、投写された前記投写画像を第1方向に移動する位置調整部と、前記投写画像を撮像する撮像部と、撮像された前記投写画像に含まれる前記テストパターンの変化を検出する検出部と、前記検出部によって前記テストパターンの変化が検出された場合、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定する判定部と、前記判定部により前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合に、前記位置調整部による前記第1方向への前記投写画像の移動を抑制する制御部と、を備えたことを特徴とする。
上記の投写装置において、前記テストパターンは、前記投写画像の周囲に配置されていることが望ましい。
上記の投写装置において、前記判定部は、前記検出部によって検出された前記テストパターンの変化量が所定以上の変化量の場合に前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定することが望ましい。
上記の投写装置において、前記判定部によって前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記制御部は、前記位置調整部に前記投写画像の移動速度を基準速度から低速度へ変更させることが望ましい。
上記の投写装置において、前記判定部によって前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記制御部は、前記位置調整部に前記投写画像の移動を停止させることが望ましい。
上記の投写装置において、前記判定部によって前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記制御部は、前記位置調整部に前記第1方向とは反対の方向である第2方向に前記投写画像を移動させることが望ましい。
以下、実施形態の投写画像の調整方法、及び投写装置について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の投写装置の構成を示す概略図である。以下、投写装置の構成を、図1を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の投写装置の構成を示す概略図である。以下、投写装置の構成を、図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、投写装置としてのプロジェクター1は、外部から入力される画像信号に基づく画像を、投写面2に投写して表示する。投写面2は、例えば、部屋の壁である。ユーザーが、投写面2の端部2aに投写画像3の端部3aを合わせて投写したい場合は、図1に示すように投写画像3を投写する。
図2は、投写画像の構成を示す図である。以下、投写画像の構成を、図2を参照しながら説明する。
図2に示すように、投写画像3は、ユーザーが見る画像301と、画像301の周囲に配置されたテストパターン302と、を含んで構成され得る。画像301は、静止画でもよく、動画であってもよい。テストパターン302は、図1に示すように、投写面2の端部2aに投写画像3の端部3aを合わせて投写するために投写画像3の位置を調整する際、投写面2の端部2aに投写画像3の端部3aが到達したか否かを判定するときに用いられる。
具体的には、プロジェクター1は、投写画像3の投写する位置を調整する際、投写面2を撮像し、撮像された撮像画像からテストパターン302の変化を検出する。テストパターン302が変化すれば、投写画像3が投写面2の端部2aに到達したと判定する。テストパターン302が変化しなければ、投写画像3が投写面2の端部2aに到達していないと判定する。
図3は、プロジェクターの構成を示すブロック図である。以下、プロジェクターの構成を、図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、プロジェクター1は、投写部10、制御部20、記憶部31、操作受付部32、信号受信部33、光源駆動部34、レンズシフト駆動部35、撮像制御部36、画像信号入力部41、画像処理部42、撮像部43、リモコン50等を備えている。
投写部10は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の放電型光源、またはLED(Light Emitting Diode)やレーザー等の固体光源などを有する光源11と、液晶ライトバルブ12と、投写レンズ13と、液晶ライトバルブ12を駆動するライトバルブ駆動部14と、レンズシフト調整機構51とを備えている。本実施形態では、投写部10は、液晶ライトバルブ12で変調した光を投写レンズ13により拡大し、投写面2に投写画像3を表示させる表示部に相当する部分を含んでいる。光源駆動部34は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給または停止を行い、光源11の点灯および消灯を切り換える。
液晶ライトバルブ12は、変調部として機能し、一対の透明基板間に液晶が封入された透過型液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12は、ライトバルブ駆動部14の駆動によって、液晶ライトバルブ12の各画素に画像信号に応じた駆動電圧が印加されると、各画素は、画像信号に応じた光透過率で光を透過させることにより変調する。
光源11から出射された光は、この液晶ライトバルブ12を透過することによって変調され、変調後の光が投写レンズ13によって投写されることにより、画像信号に応じた投写画像3が投写面2に表示される。
尚、変調部は、液晶ライトバルブ12を用いた方式には限定されず、DLP(Digital Light Processing)方式やLCOS(Liquid Crystal On Screen)方式等の他の方式も想定できる。
レンズシフト調整機構51は、投写レンズ13の光軸に直交する2方向に投写レンズ13をそれぞれ移動させるモーターおよびギヤ等により構成され、レンズシフト駆動部35からの駆動信号に基づいて、投写レンズ13を所定の速度で移動させ、これにより投写画像3の投写位置は投写面2上で上下左右の方向に所定の速度に応じた移動速度で移動する。
また、レンズシフト調整機構51は、投写レンズ13の移動量をレンズシフト量として検出する。そして、検出したレンズシフト量をレンズシフト駆動部35に出力する。本実施形態では、レンズシフト調整機構51およびレンズシフト駆動部35は、投写画像3を移動させる位置調整部に相当する。
本実施形態では、レンズシフト量を検出する方法としては、投写レンズ13の位置変化量をエンコーダー等によって検出する。なお、レンズシフト量を検出する他の方法としては、レンズシフト調整機構51のモーターをステッピングモーターとし、そのステッピングモーターのステップ数に基づいて検出するようにしてもよい。
撮像部43は、撮像光学系、CCDやCMOSのような撮像素子、インターフェイス回路等を有し、投写レンズ13の投写方向を撮像し、撮像した画像の撮像画像データを出力する。撮像部43の撮像光学系は、投写レンズ13と同じ方向を向いて配置され、投写面2よりも広い範囲を撮像する画角を有する。
制御部20は、1つ又は複数のプロセッサーを備えて構成され、例えば、記憶部31に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、プロジェクター1の動作を統括制御する。
記憶部31は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等のメモリーを備えて構成される。RAMは、各種データ等の一時記憶に用いられ、ROMは、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや制御データ等を記憶する。また、記憶部31は、投写部10から投写するための画像信号を記憶していてもよい。
例えば、制御部20は、投写レンズ13を移動させる操作を受け付けた場合、投写画像3がユーザーの操作に基づく第1方向に移動するように、レンズシフト調整機構51に投写レンズ13を移動させる機能を有する。尚、制御部20が有する機能部の詳細は後述する。
操作受付部32は、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。操作受付部32が備える操作キーとしては、電源のオンとオフとを切り替えるための電源キー、各種設定を行うためのメニュー画像を表示させるメニューキー、入力された画像信号を切り換える入力切換キー、レンズシフト調整を開始するための調整開始キー、メニュー画面におけるカーソルの移動や、レンズシフト調整における調整方向や調整量を指示するカーソルキー、各種設定を決定するための決定キー等がある。ユーザーが操作受付部32の各種操作キーを操作すると、操作受付部32は、その操作を受け付けて、操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。
リモコン50は、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、プロジェクター1の本体に対して各種指示を行う。リモコン50は、筐体で覆われた構成を有しており、その表面には、複数の操作キーを備えている。
リモコン50が備えるキーとしては、操作受付部32と同様、電源のオンとオフとを切り替えるための電源キー、各種設定を行うためのメニュー画像を表示させるメニューキー、入力された画像信号を切り換える入力切換キー、レンズシフト調整を開始するための調整開始キー、メニュー画面におけるカーソルの移動や、レンズシフト調整における調整方向や調整量を指示するカーソルキー、各種設定を決定するための決定キー等がある。リモコン50が発した操作信号は、信号受信部33が受信する。
信号受信部33は、赤外線受信モジュール等を有して構成され、リモコン50から発せられた操作信号を受信し、制御情報として制御部20に出力する。
光源駆動部34は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給または停止を行い、光源11の点灯および消灯を切り換える。
レンズシフト駆動部35は、制御部20の指示に基づいて、レンズシフト調整機構51の駆動信号を生成し、生成した駆動信号をレンズシフト調整機構51に送り投写レンズ13を移動させる。
本実施形態では、ユーザーがメニューキーを押下することで表示されるメニュー画面の中からレンズシフトを選択し、カーソルキーを押下した場合、レンズシフト駆動部35は、カーソルキーが押下された方向に基準速度で投写レンズ13を所定距離だけ移動させる。これにより投写面2に投写されている投写画像3が所定量移動する。また、レンズシフト駆動部35は、制御部20からの速度変更指示に基づいて、投写レンズ13が移動する速度を変更する。尚、レンズシフト駆動部35は、レンズシフト調整機構51から移動したレンズシフト量を取得し、レンズシフト量を制御部20にフィードバックしても良い。
撮像制御部36は、制御部20の指示に基づいて、撮像部43に撮像を実行させて撮像画像データを出力させる。本実施形態では、撮像制御部36が撮像部43に撮像を指示すると、撮像部43は、投写面2に投写された投写画像3を含む領域を撮像し、撮像により得られる撮像画像データを制御部20に出力する。尚、制御部20は、レンズシフト処理の実行により投写画像3が移動している間、撮像制御部36に対して所定の時間間隔で撮像を指示する。
画像信号入力部41には、パーソナルコンピューターやビデオ再生装置、メモリーカード、USBストレージ、デジタルカメラ等、外部の画像供給装置(図示せず)とケーブルを介した接続を行うための各種の画像入力端子が備えられており、画像供給装置から画像信号が入力される。画像信号入力部41は、入力される画像信号を、画像処理部42で処理可能な形式の画像データに変換して、画像処理部42に出力する。
画像処理部42は、制御部20の指示に基づいて、画像信号入力部41から入力される画像データに対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等の調整や、ガンマ補正等の各種画質調整を施す。画像処理部42は、このような調整および処理を行った画像データをライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14が、画像処理部42から入力される画像データに従って液晶ライトバルブ12を駆動すると、液晶ライトバルブ12は、光源11から入射する光を、画像データに応じて画像光に変調し、この画像光が投写レンズ13から投写される。
また制御部20は、機能部として、検出部21と、判定部22と、移動速度変更部23とを備える。検出部21は、撮像部43で撮像された画像に含まれるテストパターン302の変化を検出する。判定部22は、検出部21によってテストパターン302の変化が検出されると、投写面2の端部2aに投写画像3の端部3aが到達したと判定する。
移動速度変更部23は、レンズシフト駆動部35に、投写レンズ13の移動速度を変更する指示を行う。具体的には、レンズシフト駆動部35は、投写レンズ13の移動速度を上述した基準速度から、基準速度より遅い低速度に変更したり、低速度から基準速度に変更したりする指示を行う。
図4は、本実施形態の投写画像の調整方法を示すフローチャートである。図5〜図7は、投写画像の調整時における、投写面に表示される投写画像を示す図である。以下、投写画像の調整方法を、図4〜図7を参照しながら説明する。
図5に示すように、投写面2に投写画像3が投写されている場合、ユーザーがメニュー画面からカーソルキーを押下してレンズシフト処理を選択すると、図4に示すフローに従って、レンズシフト処理の動作を開始する。
ステップS11では、制御部20は、ユーザーによって押下されたカーソルキーから投写レンズ13の移動方向を決定する。例えば、ユーザーが上方向に対応するカーソルキーを押した場合には、投写画像3の移動方向を上方向に決定する。
ステップS12では、制御部20は、画像処理部42に、投写面2に投写されている画像301に加えて、テストパターン302を表示させる。テストパターン302は、図5に示すように、画像301の周囲に表示される。
ステップS13では、制御部20は、レンズシフト駆動部35に、決定された方向に投写レンズ13を基準速度で移動させる指示をする。即ち、投写画像3を上方向に基準速度で移動させる。
ステップS14では、制御部20は、撮像制御部36に、撮像部43によって投写面2を撮像するように指示する。撮像部43は、所定の間隔で投写面2を撮像する。
ステップS15では、制御部20は、検出部21に、撮像部43によって撮像された撮像画像に基づいてテストパターン302の変化を検出させる。
ステップS16では、判定部22は、検出部21で検出されたテストパターン302の変化に基づいて、投写面2の端部2aに投写画像3が到達したか否かを判定する。判定部22は、検出部21によって検出されたテストパターン302の変化量が所定以上の変化量の場合に、投写画像3が投写面2の端部2aに到達したと判定する。このため、投写面2の小さな凹凸によってテストパターン302がわずかに変化する場合などは、端部2aに到達したとは判定しない。一方、投写画像3が投写面2とその隣の面とに亘って投写される場合は、テストパターン302は大きく歪んで撮像されるため、投写画像3が投写面2の端部2aに到達したと判定する。このように規定することにより、誤判定を防ぐことができる。判定部22は、投写面2の端部2aに投写画像3が到達したと判定すると、ステップS17に処理を移行する。投写画像3が投写面2の端部2aに到達していなければ、ステップS23に処理を移行する。
ステップS17では、制御部20は、レンズシフト駆動部35に、投写レンズ13の上方向への移動を停止させる。即ち、図6に示すように、投写画像3の上方向への移動が停止して、例えば、投写面2の端部2aとテストパターン302とが重なった状態になる。
ステップS18では、移動速度変更部23は、レンズシフト駆動部35に、投写レンズ13の移動速度を、基準速度から低速度に変更する。
ステップS19では、制御部20は、ユーザーによるカーソルキーの操作を待機し、押下されたカーソルキーから投写レンズ13の移動方向を改めて決定する。例えば、図6に示すように、投写面2の端部2aに画像301の端部301aが到達していない場合であれば、ユーザーは、投写画像3をもう少し上に移動させるために、上方向に対応するカーソルキーを操作する。一方、投写面2の端部2aよりも画像301の端部301aが通り過ぎてしまった場合は、ユーザーは、投写画像3をもう少し下に移動させるために、下方向に対応するカーソルキーを操作する。
ステップS20では、制御部20は、レンズシフト駆動部35に、移動速度変更部23によって変更した低速度で、投写レンズ13を移動させる。例えば、図7に示すように、制御部20は、投写レンズ駆動部35に、投写画像3を上方向に移動させる。
ステップS21では、制御部20は、投写画像3の移動を終了するか否かを判断する。終了する場合は、ステップS22に処理を移行する。終了しない場合は、ステップS21の処理を繰り返す。具体的には、ユーザーによってカーソルキーが押下されている場合は、投写画像3の移動を終了しないと判断する。ユーザーによってカーソルキーが押下されていない場合は、投写画像3の移動を終了と判断する。
ステップS22では、制御部20は、レンズシフト駆動部35に、投写レンズ13の移動を停止させる。その結果、投写画像3が停止し、レンズシフト処理が終了する。
なお、ステップS16において、判定部22が、投写画像3が投写面2の端部2aに到達していないと判断し、ステップS23に処理が移行した場合、レンズシフト処理を終了するか否かを判断する。終了する場合は、ステップS22に処理を移行し、レンズシフト処理を終了する。終了しない場合は、ステップS16の処理を繰り返す。
以上説明したように、第1実施形態の投写画像の調整方法、及びプロジェクター1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)第1実施形態によれば、テストパターン302が変化した場合、判定部22によって投写画像3が投写面2の端部2aに到達したと判定し、制御部20は、レンズシフト駆動部35に投写画像3の第1方向への移動を停止させるので、投写画像3が投写面2から大きく外れることを抑えることができる。更に、制御部20は、レンズシフト駆動部35に、投写画像3の移動速度を基準速度から低速度にさせるので、投写画像3の位置調整をしやすくできる。
(2)第1実施形態によれば、投写画像3の周囲にテストパターン302が配置されているので、投写画像3が投写面2の端部2aに到達したことを早く検出することができる。
(3)第1実施形態によれば、判定部22は、テストパターン302の変化に基づいて、投写画像3が投写面2の端部2aに到達したと判定するので、例えば、投写面2の端部2aを検出できないような暗い環境下において有用である。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態に係るプロジェクターについて説明する。
以下、第2実施形態に係るプロジェクターについて説明する。
本実施形態のプロジェクター1は、第1実施形態と同様の構成(図3参照)を有しているが、レンズシフト調整機構51と、これらを駆動するレンズシフト駆動部35とを備えていない。その代わりに、本実施形態のプロジェクター1は、簡易サイズ調整機能と、簡易位置調整機能とを実行可能に構成されている。
簡易サイズ調整機能は、投写面2上における投写画像3のサイズ(以降、「画面サイズ」とも呼ぶ。)を調整するものである。簡易サイズ調整機能は、画面サイズを電子的に調整する。また、簡易位置調整機能は、レンズシフト調整機構51と同様、投写面2上における投写画像3の投写位置を調整するものであるが、レンズシフト調整機構51が投写位置を光学的に調整するのに対して、簡易位置調整機能は、投写位置を電子的に調整する。
図8〜図12は、簡易サイズ調整機能を説明するための説明図である。このうち、図8、図11は、液晶ライトバルブ12が備える液晶パネル12pを示す図である。図9、図10、図12は、投写面2に投写された投写画像3を示す図である。本実施形態において、投写面2は、例えば、壁の前に配置されたスクリーンである。
図8及び図11に示すように、液晶パネル12pには、図示しない複数の画素がマトリクス状に配列された矩形の画素領域12aが形成されている。画素領域12aの各画素は、ライトバルブ駆動部14の駆動によって、画像信号に応じた光透過率に設定されるため、画素領域12aを透過した光が投写面2に投写されると、画像信号に応じた投写画像3が投写面2上に表示される。
なお、これ以降、投写画像3を表示するために画素領域12aの各画素の光透過率を設定することを「画素領域12aに投写画像3を形成する」とも表現する。また、液晶パネル12p上での画像の向きと投写面2上での画像の向きは必ずしも一致しないが、説明を簡単にするために、図面上では、これらの向きを一致させて示している。
投写画像3を大きなサイズで高精細に表示するためには、図8及び図9に示すように、液晶パネル12pの画素領域12aの全域を用いて投写画像3を形成することが望ましい。ただし、図10に示すように、プロジェクター1と投写面2との距離の制約や投写面2のサイズの制約等により、投写画像3が投写面2よりも大きく投写されてしまう場合には、簡易サイズ調整機能によって画面サイズを縮小させることが可能である。
図11及び図12に示すように、簡易サイズ調整機能は、画素領域12a内に、画素領域12aよりも小さな矩形の画像形成領域12eを設定し、この画像形成領域12eに投写画像3を形成することによって、画面サイズを調整する機能である。例えば、プロジェクター1は、0.5倍から1.0倍の範囲で、複数の段階に画面サイズを調整可能になっている。制御部20は、画面サイズの段階を表すサイズ調整値を保持しており、このサイズ調整値を画像処理部42に出力すると、画像処理部42は、入力されたサイズ調整値に応じて画面サイズを変更する処理を行う。
本実施形態の操作受付部32およびリモコン50には、テレキーおよびワイドキーが配置されており、ユーザーは、これらのキーを操作することによって画面サイズを変更することができる。ユーザーによってテレキーが操作されると、制御部20は、画面サイズが現在よりも一段階小さくなるようにサイズ調整値を変更し、画像処理部42に出力する。
また、ユーザーによってワイドキーが操作されると、制御部20は、画面サイズが現在よりも一段階大きくなるようにサイズ調整値を変更し、画像処理部42に出力する。なお、制御部20は、画面サイズが最小の状態でテレキーが操作された場合、および画面サイズが最大の状態でワイドキーが操作された場合には、サイズ調整値を変更せず、そのときの画面サイズを維持する。
画像処理部42は、制御部20から入力されるサイズ調整値に応じた大きさの画像形成領域12eを画素領域12a内に設定し、画像信号入力部41から入力される画像データに対して、設定した画像形成領域12e内に画像を形成するための処理を施す。
具体的には、画像処理部42は、画面サイズが最大以外の場合に、設定した画像形成領域12e内に画像を形成すべく、これ以降画像信号入力部41から入力される画像データを間引いて画像を縮小させる。更に、画像処理部42は、画像形成領域12eの外側の領域(無効領域12n)を黒色、即ち光透過率が最小となる色に設定する。
この結果、図12に示すように、画像信号に基づく投写画像3を投写面2の範囲内に収まるような大きさで表示することが可能となる。このとき、投写画像3の外側の領域3B、即ち無効領域12nに対応する領域3Bは、黒色に設定されているため、ユーザーに視認されにくくなっている。
図13及び図14は、簡易位置調整機能を説明するための説明図であり、図13は、液晶パネル12pを示す図、図14は、投写面に投写された投写画像を示す図である。
図13及び図14に示すように、簡易位置調整機能は、簡易サイズ調整機能によって画面サイズが最大以外に設定されている場合に、画素領域12a内における画像形成領域12eの位置を変化させることによって、投写面2上の投写画像3の位置を調整する機能である。制御部20は、画像形成領域12eの所定の位置(例えば、中央)の座標を表す座標情報を保持しており、制御部20がこの座標情報を画像処理部42に出力すると、画像処理部42は、入力された座標情報に応じて画像形成領域12eの位置を変化させる処理を行う。
本実施形態では、ユーザーがメニューキーを押下することで表示されるメニュー画面の中から所定の項目を選択すると、制御部20は、図示しない位置調整用画面をOSD画像として投写させる。そして、ユーザーは、位置調整用画面が表示された状態でカーソルキーを押下することにより、投写画像3の位置調整を行うことができる。
図13に示すように、ユーザーによりカーソルキーが押下されると、制御部20は、カーソルキーが押下された方向と対応する方向に画像形成領域12eが、所定の移動量だけ移動するように座標情報を更新し、画像処理部42に出力する。そして、画像処理部42は、制御部20からの座標情報に基づいて、画像形成領域12eの位置を移動させる。
つまり、画像処理部42は、画素領域12a内の更新後の座標情報に基づく位置に画像形成領域12eを設定し、画像信号入力部41から入力される画像データに対して、設定した画像形成領域12e内に画像を形成するための処理を施す。この結果、図14に示すように、投写面2に投写されている投写画像3もカーソルキーが押下された方向と対応する方向に移動する。図13及び図14は、図11及び図12に示した状態において、ユーザーにより上方向のカーソルキーが操作された後の状態を示している。ユーザーは、カーソルキーを押下し続けることにより、投写画像3を連続的に移動させることができる。
本実施形態のプロジェクター1の動作フローについては、投写面2上における投写画像3の移動が、レンズシフトによる移動か、簡易位置調整機能による移動かの相違を除けば、第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。つまり、本実施形態においても、制御部20は、図4に示したフローチャートに従って動作する。
つまり、制御部20は、簡易位置調整機能により投写画像3を、ユーザーの操作に基づく第1方向に移動させているとき、撮像されたテストパターン302の変化が検出されると、投写面2の端部2aに投写画像3の端部3aが到達したと判定し、投写画像3の第1方向への移動を停止する。
さらに、移動速度変更部23は、カーソルキーの押下に応じて座標情報を更新する際に、一回の押下あたりの画像形成領域12eの移動量を、停止する前の移動量よりも小さくする。つまり、カーソルキーを押下し続けた場合に、単位時間当たりの移動量が小さくなるため、投写画像3の移動速度が減速する。
なお、上記第1実施形態では、レンズシフト調整機構51およびレンズシフト駆動部35が、投写面2上における投写画像3の位置を調整する位置調整部に相当するのに対し、本実施形態では、制御部20から入力された座標情報に応じて画像形成領域12eの位置、即ち投写画像3の位置を変化させる画像処理部42が位置調整部に相当する。
以上説明したように、第2実施形態の投写画像3の調整方法、及びプロジェクター1によれば、以下の効果を得ることができる。
(4)第2実施形態によれば、簡易位置調整機能についても第1実施形態と同様の効果を奏する。
(変形例)
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
上記した実施形態では、第1方向に投写画像3を移動させて、検出部21によってテストパターン302の変化が検出された場合に投写画像3を停止させているが、これに限定されず、以下のようにしてもよい。図15は、変形例の投写画像の調整方法を示す模式図である。図15に示すように、第1方向に投写画像3を移動させて、検出部21によってテストパターン302の変化が検出されて、投写画像3の移動を停止した後、制御部20は、レンズシフト駆動部35に、投写画像3の位置を所定の距離戻すように制御させるようにしてもよい。これによれば、投写面2に対する投写画像3の位置を合わせやすくすることができる。
また、投写画像3の第1方向への移動を抑制する態様は、投写画像3の移動を停止する態様に限定されず、投写画像3の移動を停止することなく、移動速度を遅くする態様であってもよい。
上記した実施形態では、投写面2は略長方形の壁やスクリーンであるが、これに限定されず、凹凸のある建造物に投写する場合や、図16に示すような、台形状の投写面2に投写する場合であってもよい。図16に示すように、台形状の投写面2の場合、投写画像3の角部で変化が検出された場合、投写画像3が低速度で移動する方向は、X方向及びY方向の両方に適用される。
上記した実施形態では、投写画像3における画像301の周囲にテストパターン302を配置したが、これに限定されず、次のように配置してもよい。例えば、画像301の四隅にテストパターンを配置してもよいし、画像301を構成する辺の一部にテストパターンを配置するようにしてもよい。また、投写画像3の全面をテストパターンにするようにしてもよい。この場合、テストパターンで投写位置を決定した後、画像301のみを投写する。
上記した実施形態では、投写画像3におけるテストパターン302の幅を規定しなかったが、例えば、投写画像3を移動する速度に応じて、テストパターン302の幅を規定するようにしてもよい。例えば、投写画像3を早く動かす場合はテストパターン302の幅を太くしたり、投写画像3を遅く動かす場合はテストパターン302の幅を細くしたりして、適宜選択することが好ましい。
上記した実施形態では、テストパターン302を太線状にしているが、例えば、ドット状にしたり、バーコード状にしたりして、数量などの変化を検出するようにしてもよい。
上記した実施形態では、テストパターン302の色を規定しなかったが、例えば、投写面2の色に対して、対になる色、即ち、はっきり区別ができる色にするようにしてもよい。
上記した実施形態では、画像301の4辺にテストパターン302を配置したが、これに限定されず、例えば、移動方向の端部にのみテストパターンを配置するようにしてもよい。この場合、ユーザーの操作により移動方向が変更された場合には、テストパターンの位置も変更する。
上記した実施形態において、投写面2として、黒枠のあるスクリーンを用いるようにしてもよい。この場合にも、投写画像3が移動してテストパターン302と黒枠が重なると、テストパターン302が反射されないので、テストパターン302の変化として検出され得る。
以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。
投写画像の調整方法は、テストパターンを含む投写画像を投写面に投写し、前記投写画像を第1方向に移動し、前記投写画像を撮像し、撮像された前記投写画像に含まれる前記テストパターンの変化を検出し、前記テストパターンの変化が検出された場合、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定し、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合に、前記投写画像の前記第1方向への移動を抑制する、ことを特徴とする。
この方法によれば、テストパターンが変化した場合、投写画像の端部が投写面の端部に到達したと判定し、投写画像の移動を抑制するので、投写画像が投写面から大きく外れることを抑えることができる。よって、投写する投写画像の位置調整をしやすくすることができる。
上記の投写画像の調整方法において、前記テストパターンは、前記投写画像の周囲に配置されていることが望ましい。
この方法によれば、投写画像の周囲にテストパターンが配置されているので、投写画像が投写面の端部に到達したことを早く検出することができる。
上記の投写画像の調整方法において、前記テストパターンの変化量が所定以上の変化量の場合に前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定することが望ましい。
この方法によれば、テストパターンの変化量が大きい場合にテストパターンが変化したと判定するので、誤った判定を抑制することができる。
上記の投写画像の調整方法において、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記投写画像の移動速度を基準速度から低速度へ変更することが望ましい。
この方法によれば、テストパターンが変化する投写画像の移動速度を基準速度から低速度へ変更するので、投写面に対する投写画像の位置を合わせやすくすることができる。
上記の投写画像の調整方法において、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記投写画像の移動を停止することが望ましい。
この方法によれば、テストパターンが変化すると投写画像の移動を停止するので、投写面に対する投写画像の位置を合わせやすくすることができる。
上記の投写画像の調整方法において、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記第1方向とは反対の方向である第2方向に前記投写画像を移動することが望ましい。
この方法によれば、テストパターンが変化した後、第1方向とは反対側の第2方向に移動させるので、例えば、投写面の端部にテストパターンが移動し過ぎてしまった場合、投写画像の位置が戻るので、投写面に対する投写画像の位置を合わせやすくすることができる。
投写装置は、投写面にテストパターンを含む投写画像を投写する投写部と、投写された前記投写画像を第1方向に移動する位置調整部と、前記投写画像を撮像する撮像部と、撮像された前記投写画像に含まれる前記テストパターンの変化を検出する検出部と、前記検出部によって前記テストパターンの変化が検出された場合、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定する判定部と、前記判定部により前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合に、前記位置調整部による前記第1方向への前記投写画像の移動を抑制する制御部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、テストパターンが変化した場合、投写画像の端部が投写面の端部に到達したと判定するので、例えば、到達したときに投写画像の移動速度を変えたり投写画像の移動を停止したりすることにより、投写画像が投写面から外れることを抑えることができる。よって、投写する投写画像の位置調整をしやすくすることができる。
上記の投写装置において、前記テストパターンは、前記投写画像の周囲に配置されていることが望ましい。
この構成によれば、投写画像の周囲にテストパターンが配置されているので、テストパターンの変化を早く検出することができる。
上記の投写装置において、前記判定部は、前記検出部によって検出された前記テストパターンの変化量が所定以上の変化量の場合に前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定することが望ましい。
この構成によれば、テストパターンの変化量が大きい場合にテストパターンが変化したと検出するので、誤検出を防止することができる。
上記の投写装置において、前記判定部によって前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記制御部は、前記位置調整部に前記投写画像の移動速度を基準速度から低速度へ変更させることが望ましい。
この構成によれば、テストパターンが変化する投写画像の移動速度を基準速度から低速度へ変更させるので、投写面に対する投写画像の位置を合わせやすくすることができる。
上記の投写装置において、前記判定部によって前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記制御部は、前記位置調整部に前記投写画像の移動を停止させることが望ましい。
この構成によれば、テストパターンが変化すると投写画像の移動を停止するので、投写面に対する投写画像の位置を合わせやすくすることができる。
上記の投写装置において、前記判定部によって前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記制御部は、前記位置調整部に前記第1方向とは反対の方向である第2方向に前記投写画像を移動させることが望ましい。
この構成によれば、テストパターンが変化した後、第1方向とは反対側の第2方向に移動させるので、例えば、投写面の端部にテストパターンが移動し過ぎてしまった場合、投写画像の位置が戻るので、投写面に対する投写画像の位置を合わせやすくすることができる。
1…プロジェクター、2…投写面、2a…端部、3…投写画像、3a…端部、3B…領域、10…投写部、11…光源、12…液晶ライトバルブ、12a…画素領域、12e…画像形成領域、12n…無効領域、12p…液晶パネル、13…投写レンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、21…検出部、22…判定部、23…移動速度変更部、31…記憶部、32…操作受付部、33…信号受信部、34…光源駆動部、35…レンズシフト駆動部、36…撮像制御部、41…画像信号入力部、42…画像処理部、43…撮像部、50…リモコン、51…レンズシフト調整機構、301…画像、302…テストパターン。
Claims (12)
- テストパターンを含む投写画像を投写面に投写し、
前記投写画像を第1方向に移動し、
前記投写画像を撮像し、
撮像された前記投写画像に含まれる前記テストパターンの変化を検出し、
前記テストパターンの変化が検出された場合、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定し、
前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合に、前記投写画像の前記第1方向への移動を抑制する、ことを特徴とする投写画像の調整方法。 - 請求項1に記載の投写画像の調整方法であって、
前記テストパターンは、前記投写画像の周囲に配置されていることを特徴とする投写画像の調整方法。 - 請求項1又は請求項2に記載の投写画像の調整方法であって、
前記テストパターンの変化量が所定以上の変化量の場合に前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定することを特徴とする投写画像の調整方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の投写画像の調整方法であって、
前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記投写画像の移動速度を基準速度から低速度へ変更することを特徴とする投写画像の調整方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の投写画像の調整方法であって、
前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記投写画像の移動を停止することを特徴とする投写画像の調整方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の投写画像の調整方法であって、
前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記第1方向とは反対の方向である第2方向に前記投写画像を移動することを特徴とする投写画像の調整方法。 - 投写面にテストパターンを含む投写画像を投写する投写部と、
投写された前記投写画像を第1方向に移動する位置調整部と、
前記投写画像を撮像する撮像部と、
撮像された前記投写画像に含まれる前記テストパターンの変化を検出する検出部と、
前記検出部によって前記テストパターンの変化が検出された場合、前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定する判定部と、
前記判定部により前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合に、前記位置調整部による前記第1方向への前記投写画像の移動を抑制する制御部と、
を備えたことを特徴とする投写装置。 - 請求項7に記載の投写装置であって、
前記テストパターンは、前記投写画像の周囲に配置されていることを特徴とする投写装置。 - 請求項7又は請求項8に記載の投写装置であって、
前記判定部は、前記検出部によって検出された前記テストパターンの変化量が所定以上の変化量の場合に前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定することを特徴とする投写装置。 - 請求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載の投写装置であって、
前記判定部によって前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記制御部は、前記位置調整部に前記投写画像の移動速度を基準速度から低速度へ変更させることを特徴とする投写装置。 - 請求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載の投写装置であって、
前記判定部によって前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記制御部は、前記位置調整部に前記投写画像の移動を停止させることを特徴とする投写装置。 - 請求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載の投写装置であって、
前記判定部によって前記投写画像が前記投写面の端部に到達したと判定された場合、前記制御部は、前記位置調整部に前記第1方向とは反対の方向である第2方向に前記投写画像を移動させることを特徴とする投写装置。
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