JP2020124014A - 電気接続箱の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]
電子部品を内部に収容可能であり且つ前記電子部品に電気的に接続される電線を外部に向けて引出可能である電気接続箱を製造するための、電気接続箱の製造方法であって、
前記電気接続箱は、
前記電子部品を保持可能な本体部と、前記本体部に組み付けられるカバー部と、を有し、前記本体部及び前記カバー部の少なくとも一方は、前記本体部から延びる前記電線を前記本体部と前記カバー部との間に画成される空間の内部から外部に挿通可能な開口箇所を有するように構成され、
前記本体部は、
当該本体部を貫通する少なくとも2つの貫通孔を有し、
当該製造方法は、
前記電気接続箱の内部から前記開口箇所を経て前記電気接続箱の外部に向かう所定の経路に沿うように前記電線の形状を整えながら、前記少なくとも2つの前記貫通孔の一つを通じて前記空間の内部へ入り且つ他の一つを通じて前記空間の外部へ出るように設けられた紐状体を引き締めて前記電線を前記本体部に向けて押し付けることにより、前記経路に沿う形状を有するように前記電線に対して癖付けを施す、第1工程と、
前記癖付けが施された前記電線が前記本体部と前記カバー部との間に収容され且つ前記開口箇所を経て外部に向かうように、前記本体部に前記カバー部を組み付ける、第2工程と、を備える、
電気接続箱の製造方法であること。
[2]
上記[1]に記載の製造方法において、
前記少なくとも2つの前記貫通孔は、前記本体部に前記電子部品を収容して保持する収容箇所と前記本体部の外壁との間に存在する空隙、又は、前記収容箇所同士の間に存在する空隙である、
電気接続箱の製造方法であること。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載の製造方法において、
前記第2工程にて、前記本体部に前記カバー部が組み付けられた後、前記紐状体を前記前記貫通孔を通じて引き抜くことにより、前記紐状体を前記本体部から取り外す、
電気接続箱の製造方法であること。
以下、図1〜図5を参照しながら、本発明の実施形態に係る電気接続箱1の製造方法について説明する。本例において、電気接続箱1は、リレー及びヒューズ等が取り付けられるリレーボックスである。電気接続箱1は、典型的には、車両に搭載され、種々の車載電装品と電気的に接続されて使用される。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
[1]
電子部品(21,22)を内部に収容可能であり且つ前記電子部品(21,22)に電気的に接続される電線(w)を外部に向けて引出可能である電気接続箱(1)を製造するための、電気接続箱(1)の製造方法であって、
前記電気接続箱(1)は、
前記電子部品(21,22)を保持可能な本体部(11)と、前記本体部(11)に組み付けられるカバー部(12)と、を有し、前記本体部(11)及び前記カバー部(12)の少なくとも一方は、前記本体部(11)から延びる前記電線(w)を前記本体部(11)と前記カバー部(12)との間に画成される空間(17)の内部から外部に挿通可能な開口箇所(15)を有するように構成され、
前記本体部(11)は、
当該本体部(11)を貫通する少なくとも2つの貫通孔(24)を有し、
当該製造方法は、
前記電気接続箱(1)の内部から前記開口箇所(15)を経て前記電気接続箱(1)の外部に向かう所定の経路に沿うように前記電線(w)の形状を整えながら、前記少なくとも2つの前記貫通孔(24)の一つを通じて前記空間(17)の内部へ入り且つ他の一つを通じて前記空間(17)の外部へ出るように設けられた紐状体(30)を引き締めて前記電線(w)を前記本体部(11)に向けて押し付けることにより、前記経路に沿う形状を有するように前記電線(w)に対して癖付けを施す、第1工程と、
前記癖付けが施された前記電線(w)が前記本体部(11)と前記カバー部(12)との間に収容され且つ前記開口箇所(15)を経て外部に向かうように、前記本体部(11)に前記カバー部(12)を組み付ける、第2工程と、を備える、
電気接続箱の製造方法。
[2]
上記[1]に記載の製造方法において、
前記少なくとも2つの前記貫通孔(24)は、前記本体部(11)に前記電子部品(21,22)を収容して保持する収容箇所と前記本体部(11)の外壁(14)との間の空隙、又は、前記収容箇所同士の間に存在する空隙である、
電気接続箱の製造方法。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載の製造方法において、
前記第2工程にて、前記本体部(11)に前記カバー部(12)が組み付けられた後、前記紐状体(30)を前記前記貫通孔(24)を通じて引き抜くことにより、前記紐状体(30)を前記本体部(11)から取り外す、
電気接続箱の製造方法。
11 本体部
12 下カバー部(カバー部)
14 側壁(外壁)
15 引出口(開口箇所)
17 空間(電線収容空間)
21 リレー(電子部品)
22 ヒューズ(電子部品)
24 貫通孔
30 紐状体
w 電線
Claims (3)
- 電子部品を内部に収容可能であり且つ前記電子部品に電気的に接続される電線を外部に向けて引出可能である電気接続箱を製造するための、電気接続箱の製造方法であって、
前記電気接続箱は、
前記電子部品を保持可能な本体部と、前記本体部に組み付けられるカバー部と、を有し、前記本体部及び前記カバー部の少なくとも一方は、前記本体部から延びる前記電線を前記本体部と前記カバー部との間に画成される空間の内部から外部に挿通可能な開口箇所を有するように構成され、
前記本体部は、
当該本体部を貫通する少なくとも2つの貫通孔を有し、
当該製造方法は、
前記電気接続箱の内部から前記開口箇所を経て前記電気接続箱の外部に向かう所定の経路に沿うように前記電線の形状を整えながら、前記少なくとも2つの前記貫通孔の一つを通じて前記空間の内部へ入り且つ他の一つを通じて前記空間の外部へ出るように設けられた紐状体を引き締めて前記電線を前記本体部に向けて押し付けることにより、前記経路に沿う形状を有するように前記電線に対して癖付けを施す、第1工程と、
前記癖付けが施された前記電線が前記本体部と前記カバー部との間に収容され且つ前記開口箇所を経て外部に向かうように、前記本体部に前記カバー部を組み付ける、第2工程と、を備える、
電気接続箱の製造方法。 - 請求項1に記載の製造方法において、
前記少なくとも2つの前記貫通孔は、前記本体部に前記電子部品を収容して保持する収容箇所と前記本体部の外壁との間に存在する空隙、又は、前記収容箇所同士の間に存在する空隙である、
電気接続箱の製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載の製造方法において、
前記第2工程にて、前記本体部に前記カバー部が組み付けられた後、前記紐状体を前記前記貫通孔を通じて引き抜くことにより、前記紐状体を前記本体部から取り外す、
電気接続箱の製造方法。
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JPH11234849A (ja) * | 1998-02-18 | 1999-08-27 | Yazaki Corp | 電気接続箱用電線集束構造 |
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- 2019-01-29 JP JP2019013279A patent/JP7290421B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07245846A (ja) * | 1994-03-08 | 1995-09-19 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | プロテクタへの電線収容方法 |
JPH11234849A (ja) * | 1998-02-18 | 1999-08-27 | Yazaki Corp | 電気接続箱用電線集束構造 |
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