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JP2020158025A - ヒンジ装置および車両 - Google Patents

ヒンジ装置および車両 Download PDF

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JP2020158025A JP2019061536A JP2019061536A JP2020158025A JP 2020158025 A JP2020158025 A JP 2020158025A JP 2019061536 A JP2019061536 A JP 2019061536A JP 2019061536 A JP2019061536 A JP 2019061536A JP 2020158025 A JP2020158025 A JP 2020158025A
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Abstract

【課題】車体の仕様に関わらず、カバー部材を共用させることが可能なヒンジ装置および車両を提供する。【解決手段】ヒンジ装置は、車体の後端部で開閉体を回動させるヒンジ装置であって、車体に固定されるヒンジ部材と、ヒンジ部材を覆うカバー部材と、を備え、カバー部材は、カバー部材の前端部が前記車体に干渉しないように、前記ヒンジ部材に支持されている。【選択図】図2

Description

本開示は、ヒンジ装置および車両に関する。
車両の後端部で開閉体を回動させるヒンジ装置が知られている。ヒンジ装置は、開閉体を回動させる回動部材を支持し、車体に固定されるヒンジ部材と、ヒンジ部材を覆うカバー部材とを有する。
カバー部材は、ヒンジ部材を覆い被さることから、前端部がヒンジ部材よりも前側に位置するので、当該前端部が車体の何れかの部分に固定されることが一般的である。例えば、特許文献1には、車体の上面に設けられるルーフ部材にカバー部材の前端部を固定する構成が開示されている。
特開2008−13018号公報
しかしながら、車体の何れかの部分にカバー部材の固定点を設ける構成の場合、車体の仕様に合わせてカバー部材の形状を変更する必要が生じるという問題があった。例えば、車体に設けられるルーフ部材がルーフレールである場合と、ルーフ部材がルーフモールである場合とで、ルーフ部材の形状が大きく異なるので、ルーフ部材毎にカバー部材の形状を変更する必要が生じるという問題があった。
本開示の目的は、車体の仕様に関わらず、カバー部材を共用させることが可能なヒンジ装置および車両を提供することである。
本開示に係るヒンジ装置は、
車体の後端部で開閉体を回動させるヒンジ装置であって、
前記車体に固定されるヒンジ部材と、
前記ヒンジ部材を覆うカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材は、前記カバー部材の前端部が前記車体に干渉しないように、前記ヒンジ部材に支持されている。
本開示に係る車両は、
前記車体と、
前記車体の後端部で回動する開閉体と、
上記のヒンジ装置と、
を備える。
本開示によれば、車体の仕様に関わらず、カバー部材を共用させることができる。
本開示の実施の形態に係る開閉体を備える車両の後部斜視図である。 車両におけるヒンジ装置部分の拡大図である。 ヒンジ装置を左右方向から見た図である。 カバー部材を裏側から見た図である。 第1組付け方法を説明するための図である。 第1組付け方法を説明するための図である。 第1組付け方法を説明するための図である。 第1組付け方法を説明するための図である。 第2組付け方法を説明するための図である。 第2組付け方法を説明するための図である。 第2組付け方法を説明するための図である。 第2組付け方法を説明するための図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本開示の実施の形態に係る開閉体20を備える車両1の後部斜視図である。
図1に示すように、車両1は、車体10と、車体10の後部に設けられる開閉体20と、ヒンジ装置100とを備える。車体10の後面側には開口部10Aが形成されている。車体10の上面には、ルーフ部材11が設けられている。
ルーフ部材11は、例えば、前後方向に延びるルーフレールやルーフモールであり、車体10の上面における左右方向の両端部にそれぞれ設けられている。図1では、ルーフ部材11としてルーフレールが示されている。
開閉体20は、開口部10Aを開閉可能に構成されるバックドアである。開閉体20の上端部には、アーム部21(図5等参照)が設けられており、車体10の開口部10Aの上縁に位置するヒンジ装置100に回動可能に支持されている。
ヒンジ装置100は、車両1の後端部で開閉体20を回動させる装置であり、車体10の上面の後端部の左右両端部において、ルーフ部材11のすぐ後の位置(図2参照)にそれぞれ設けられている。図3は、ヒンジ装置100を左右方向から見た図である。図4は、カバー部材110を裏側から見た図である。
なお、左右のヒンジ装置100の構造は、左右対称となっているので、以下の説明では、左側のヒンジ装置100のみ説明することとし、右側のヒンジ装置100の構造については説明を省略する。
図3に示すように、ヒンジ装置100は、カバー部材110と、ヒンジ部材120と、緩衝部材130とを有する。
カバー部材110は、ヒンジ部材120を覆う部材であり、第1カバー部111と、第2カバー部112と、第1係合部113と、第2係合部114と、第3係合部115とを有する。
第1カバー部111は、ヒンジ部材120の上方を覆う部分であり、前方に向かうにつれ先細りとなるように形成されている(図4も参照)。
第2カバー部112は、ヒンジ部材120の後方を覆う部分であり、第1カバー部111の後端部から下方に突出して形成されている。
図3および図4に示すように、第1カバー部111と第2カバー部112とをつなぐ部分には、開口116が形成されている。開口116は、第1カバー部111の前後方向の中央部より後の部分と第2カバー部112とに跨がって形成されている。この開口116において開閉体20のアーム部21(図5等参照)が通されるようになっている。開閉体20の開閉動作において、アーム部21が開口116の範囲内を移動するようになっている。
第1係合部113は、ヒンジ部材120に係合する部分であり、第1カバー部111の下面から突出して設けられている。第1係合部113は、第1カバー部111の前端部に設けられており、下端部が前方に突出した爪形状を有する。第1係合部113は、本開示の「係合部」に対応する。
第2係合部114は、ヒンジ部材120に係合する部分であり、第1カバー部111の下面から突出して設けられている。第2係合部114は、前後方向において、第1カバー部111の第1係合部113と開口116との間の部分に設けられており、下端部が右側に突出した爪形状を有する。第2係合部114は、左右方向において、第1カバー部111の、開口116と略同じ位置に設けられている。
第3係合部115は、ヒンジ部材120に係合する部分であり、第1カバー部111の後端部の下面に設けられており、突起115Aと、突起支持部115Bとを有する。
突起115Aは、ヒンジ部材120に係合する部分であり、突起支持部115Bから突出して設けられている。突起支持部115Bは、第1カバー部111の後端部における、開口116よりも左側から下方に延出する。突起支持部115Bには、右方向に開口する溝115Cが形成されている。この溝115Cに突起115Aが嵌め込まれることにより、突起支持部115Bは、突起115Aを支持する。
ヒンジ部材120は、車体10の、ルーフ部材11の後端部より後側の位置に固定される部材であり、本体部121と、第1支持部122と、第2支持部123と、第3支持部124とを有する。
本体部121は、車体10に固定される部分であり、略長方形状に形成されている。本体部121には、車体10にネジ止めするための孔121A,121Bが形成されている。孔121A,121Bは、本体部121における前側から、この順に並んでいる。
第1支持部122は、本体部121の上面における右端部から上方に延びて形成されている。第1支持部122は、前後方向に延びており、本体部121における、カバー部材110の第2係合部114、および、開口116の前端部に対応する範囲に位置する。第1支持部122には、被係合孔122Aと、支持孔122Bとが形成されている。
被係合孔122Aは、第1カバー部111の第2係合部114に対応する位置に形成される。第2係合部114は、カバー部材110がヒンジ部材120を覆う際、第1支持部122の被係合孔122Aの上縁に左右方向から係合する。
これにより、カバー部材110の中央部は、ヒンジ部材120に支持される。カバー部材110の中央部は、前後方向におけるカバー部材110の中央部分であり、ヒンジ部材120の本体部121に対応する部分である。第1支持部122は、本開示の「第4支持部」に対応する。
支持孔122Bは、開閉体20を回動するための回動部材の一例としての回動軸22(図5等参照)を支持する孔であり、開口116と重なる位置に配置されている。回動軸22は、開閉体20のアーム部21から左右方向に突出して設けられる。回動軸22が支持孔122Bに支持されることで、回動軸22を中心に開閉体20が開口116部分を通って回動するようになっている。なお、回動軸22は、第1支持部122に設けられていても良いし、第1支持部122および開閉体20とは別体であっても良い。
第2支持部123は、カバー部材110の第1係合部113を支持する部分であり、第1支持部122に対して前側に位置する。第2支持部123は、第1延出部123Aと、第2延出部123Bとを有する。
第1延出部123Aは、本体部121の前端部から前斜め上方向に延出する。第2延出部123Bは、第1延出部123Aの上端から前側に延出する。
第2支持部123には、被係合孔123Cが形成されている。被係合孔123Cは、第1延出部123Aと第2延出部123Bとにわたって形成されている。被係合孔123Cは、第1係合部113に対応する位置に配置されており、本体部121をカバー部材110で覆った際、第1係合部113が、被係合孔123Cの前縁に係合するようになっている。
これにより、カバー部材110の前端部は、車体10に干渉しないように、ヒンジ部材120に支持されている。カバー部材110の前端部は、前後方向におけるカバー部材110の前端部部分であり、ヒンジ部材120の第2支持部123に対応する部分である。なお、カバー部材110の前端部が車体10に干渉しない構成には、当該前端部が、車体10(車体10に搭載される部品等も含む)に接触することなく配置される構成、および、車体10に接触しつつ配置される構成が含まれる。また、カバー部材110の前端部が車体10に接触しつつ配置される構成には、カバー部材110の前端部が車体10に接触しても、ヒンジ装置100に支持されたときのカバー部材110の配置姿勢が、車体10に接触しない構成と同様である構成や、当該配置姿勢が、車体10に接触しない構成に対して、前後方向または上下方向に微小量ずれた構成等が含まれる。
第3支持部124は、カバー部材110の第3係合部115を支持する部分であり、本体部121の後端部から後斜め上方向に延びた後、後側に延びている。第3支持部124は、カバー部材110の第3係合部115に対応する位置に位置している。第3支持部124における、第3係合部115の突起115Aに対応する位置には、被係合孔124Aが形成されている。この被係合孔124Aに突起115Aが嵌め込まれることにより、第3支持部124は、第3係合部115を支持する。
ヒンジ部材120は、第1支持部122の被係合孔122A、第2支持部123の被係合孔123C、および、第3支持部124の被係合孔124Aによって、カバー部材110の第2係合部114、第1係合部113および第3係合部115を支持する。
これにより、カバー部材110の後端部は、ヒンジ部材120に支持されている。カバー部材110の後端部は、前後方向におけるカバー部材110の後端部部分であり、ヒンジ部材120の第3支持部124に対応する部分である。
緩衝部材130は、第1カバー部111の前端部の裏側に設けられており、カバー部材110を組付ける際に、第1カバー部111の先端部が車体10に触れた場合の、車体10の傷つきを抑制する部材である。なお、緩衝部材130は設けられていなくても良い。
次に、カバー部材110のヒンジ部材120への組付け方法について説明する。まず、第1組付け方法について説明する。
第1組付け方法は、図5〜図8に示すように、ルーフ部材11Aの下方に空間が形成された車両1Aにおいて、適用することが可能な組付け方法である。図5等に示す車両1Aは、ルーフ部材11Aの後端部の前後方向の位置がヒンジ部材120の前端部の前後方向の位置と隣り合った構成となっている。また、車両1Aは、ルーフ部材11Aの後端部と、ヒンジ部材120の前端部とが、上下方向において間隔があけられるように、ルーフ部材11Aが車体10に配置された構成となっている。
図5および図6に示すように、カバー部材110を斜めに傾けて、ルーフ部材11Aの後端部と、ヒンジ部材120の前端部との間にカバー部材110の前端部を進入させる。
カバー部材110を前斜め方向(矢印A1の方向)に進入させる際に、第1係合部113を、ヒンジ部材120の前端部の被係合部123Cに係合させる。
第1係合部113をヒンジ部材120の被係合部123Cに係合させたら、図7に示すように、カバー部材110の後端部を下方向(矢印A2の方向)に下げる。この際、カバー部材110の開口116部分を開閉体20のアーム21に通した上で、カバー部材110の後端部を下げていく。
そして、図8に示すように、カバー部材110の第2係合部114を、第1支持部122の被係合孔122Aに係合させつつ、カバー部材110の第3係合部115を、第3支持部124の被係合孔124Aに係合させる。このように、カバー部材110が、ルーフ部材11Aに干渉しないように配置されることで、ヒンジ部材120に組付けられる。
次に、第2組付け方法について説明する。第2組付け方法は、図9〜図12に示すように、ルーフ部材11Bが車体10上に配置された構成において適用可能な組付け方法である。図9等に示す車両1Bは、車体10上に配置されたルーフ部材11Bの後端部と、ヒンジ部材120の前端部とが、車体10上で、前後方向に隣り合った構成となっている。
まず、図9に示すように、カバー部材110を車体10のルーフ部材11Bに対して略平行にして、開口116に開閉体20のアーム21を通す。そして、図10に示すように、カバー部材110の前端部を下方向(矢印B1の方向)に下げていき、第1係合部113を、被係合孔123C内に進入させる。
この時点では、第1係合部113は、被係合孔123Cの前縁に到達していないため、第1係合部113と被係合孔123Cとは係合していない状態である。また、この時点では、ヒンジ部材120が車体10において、後端部に向かうにつれ下に位置するように傾斜して配置されているため、第2係合部114および第3係合部115は、被係合孔122A,124Aに係合していない状態である。
図11に示すように、カバー部材110を前方向(矢印B2の方向)に移動させると、第1係合部113が被係合孔123Cの前縁に到達して、第1係合部113と被係合孔123Cとが係合した状態となる。
そして、図12に示すように、カバー部材110の後端部を下方向(矢印B3の方向)に下げていく。この際、カバー部材110の第2係合部114を、第1支持部122の被係合孔122Aに係合させつつ、カバー部材110の第3係合部115を、第3支持部124の被係合孔124Aに係合させる。このように、カバー部材110が、ルーフ部材11Bに干渉しないように配置されることで、ヒンジ部材120に組付けられる。
以上のように構成された本実施の形態によれば、ヒンジ部材120にカバー部材110の固定点を設けるので、車体10の仕様に関わらず、カバー部材110を共用させることができる。
例えば、図5等に示す車両1Aと図9等に示す車両1Bとでは、ルーフ部材11A,11Bの配置がそれぞれ異なる。そのため、ルーフ部材11にカバー部材110の固定点を設ける構成の場合、ルーフ部材11の形状に応じて、カバー部材110の形状を変更する必要が生じる。また、車体10の任意の位置にカバー部材110の固定点を設ける構成の場合、車両1の種類によって、車体10の形状が異なるため、当該形状に応じてカバー部材110の形状を変更する必要が生じる。
しかし、本実施の形態では、ヒンジ部材120のみにカバー部材110の固定点を設けるため、ルーフ部材11の形状や、車体10の形状に応じて、カバー部材110の形状を変更する必要がない。その結果、車体10の仕様に関わらず、カバー部材110を共用させることができる。
また、カバー部材110の第1係合部113が係合される被係合孔123Cが、第1延出部123Aと第2延出部123Bとにわたって形成されている。これにより、第2支持部123に第1係合部113を係合させる際のカバー部材110の傾斜角度を調整できるので、車体10の形状に応じてカバー部材110の組付け方法の選択の自由度を向上させることができる。
例えば、上記の第1組付け方法のみ適用可能な構成について、図9等に示す車両1Bにおいて、第1組付け方法でカバー部材110をヒンジ部材120に組付けるとする。第1組付け方法では、ルーフ部材11Bに対してカバー部材110が傾斜させるため、ルーフ部材11Bの後端部にカバー部材110の前端部が衝突してしまい、ひいてはカバー部材110を組付けにくくなってしまう可能性がある。
また、上記の第2組付け方法のみ適用可能な構成の場合、図5等に示す車両1Aにおいて、第2組付け方法でカバー部材110をヒンジ部材120に組付けるとする。第2組付け方法では、ルーフ部材11Aに対してカバー部材110を平行にするため、車体10の上方に位置するルーフ部材11Aの後端部にカバー部材110の前端部が衝突してしまい、ひいてはカバー部材110を組付けにくくなってしまう可能性がある。
しかし、本実施の形態では、第1組付け方法および第2組付け方法を車体10の形状に応じて自由に選択することができるので、カバー部材110の組付けにおけるユーザビリティを向上させることができる。
また、カバー部材110の前端部、中央部および後端部が、3つの被係合孔122A,123C,124Aによって支持されるので、カバー部材110をヒンジ部材120に安定して固定することができる。
また、カバー部材110の前端部をヒンジ部材120に支持させることで、カバー部材110がルーフ部材11に干渉しないように配置可能であるので、ヒンジ装置100の汎用性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、ヒンジ部材120の第2支持部123が第1延出部123Aおよび第2延出部123Bを有する構成であったが、本開示はこれに限定されず、カバー部材110の固定点を有するものであれば、どのような形状であっても良い。例えば、第2支持部123が、上方、具体的には、前斜め上方向に延びる延出部のみを有する構成であっても良い。この場合、被係合孔123Cは、第2支持部123の略全体にわたって形成される。
また、上記実施の形態では、第1支持部122に被係合孔122Aが形成されていたが、本開示はこれに限定されず、被係合孔122Aが形成されていなくても良いし、第2係合部114を支持する他の支持部が設けられていても良い。
また、上記実施の形態では、カバー部材110の組付け方法として、第1組付け方法および第2組付け方法を例示したが、本開示はこれに限定されない。例えば、カバー部材110をヒンジ部材120に組付ける際のカバー部材110の傾斜角度を、ルーフ部材11や車体10の形状に合わせて第1組付け方法および第2組付け方法以外の角度にしても良い。
また、上記実施の形態では、カバー部材110がヒンジ部材120のみに固定されていたが、本開示はこれに限定されない。例えば、カバー部材110の前端部が車体10に干渉しない限り、前端部以外の部位、例えば、カバー部材110の後端部が、ヒンジ部材120以外の箇所に固定されていても良い。なお、車体10の仕様の違いを考慮すると、上記実施の形態のように、カバー部材110がヒンジ部材120のみに支持されていることが好ましい。
また、上記実施の形態では、ヒンジ部材120の本体部121、第1支持部122、第2支持部123および第3支持部124が一体に構成されていたが、本開示はこれに限定されず、例えばそれぞれが別体であっても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本開示はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本開示のヒンジ装置は、車体の仕様に関わらず、カバー部材を共用させることが可能なヒンジ装置および車両として有用である。
1 車両
10 車体
10A 開口部
11 ルーフ部材
20 開閉体
21 アーム部
22 回動軸
100 ヒンジ装置
110 カバー部材
111 第1カバー部
112 第2カバー部
113 第1係合部
114 第2係合部
115 第3係合部
115A 突起
115B 突起支持部
115C 溝
116 開口
120 ヒンジ部材
121 本体部
121A 孔
121B 孔
122 第1支持部
122A 被係合孔
122B 支持孔
123 第2支持部
123A 第1延出部
123B 第2延出部
123C 被係合孔
124 第3支持部
124A 被係合孔

Claims (8)

  1. 車体の後端部で開閉体を回動させるヒンジ装置であって、
    前記車体に固定されるヒンジ部材と、
    前記ヒンジ部材を覆うカバー部材と、
    を備え、
    前記カバー部材は、前記カバー部材の前端部が前記車体に干渉しないように、前記ヒンジ部材に支持されている、
    ヒンジ装置。
  2. 前記ヒンジ部材は、
    前記車体に固定される本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記開閉体を回動させる回動部材を支持する第1支持部と、
    前記本体部における前記第1支持部に対して前側に設けられ、前記カバー部材の前端部を支持する第2支持部と、
    を有する、
    請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 前記第2支持部は、前記本体部から突出しており、
    前記第2支持部には、前記カバー部材の係合部が係合される被係合孔が形成されている、
    請求項2に記載のヒンジ装置。
  4. 前記第2支持部は、
    前記本体部から上方に延出する第1延出部と、
    前記第1延出部の上端から前側に延出する第2延出部と、
    を有し、
    前記被係合孔は、前記第1延出部と前記第2延出部とにわたって形成されている、
    請求項3に記載のヒンジ装置。
  5. 前記ヒンジ部材は、前記本体部における前記第1支持部に対して後側に設けられ、前記カバー部材の後端部を支持する第3支持部を有する、
    請求項2〜4の何れか1項に記載のヒンジ装置。
  6. 前記ヒンジ部材は、前記カバー部材の中央部を支持する第4支持部を有する、
    請求項2〜5の何れか1項に記載のヒンジ装置。
  7. 前記車体と、
    前記車体の後端部で回動する開閉体と、
    請求項1〜6の何れか1項に記載のヒンジ装置と、
    を備える車両。
  8. 前記車体は、前後方向において前記ヒンジ部材と隣り合って配置されるルーフ部材を有し、
    前記カバー部材は、前記ルーフ部材に干渉しないように配置される、
    請求項7に記載の車両。
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