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JP2020014289A - 車両 - Google Patents

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Asamichi Mizoguchi
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】補機電池システムを備えた車両において、補機電池の製造コストを増加させることなく、長期放置後の走行を可能にすることである。
【解決手段】電池ECUは、補機電池に含まれる各リチウムイオン電池の電圧を取得し(S1〜S4)、取得した電圧を用いて最小値Vminを設定する(S5)。電池ECUは、最小値Vminが第1閾値VLth以下であり、かつ、第2閾値Vdthより大きい場合(S6においてB)、IGCT信号が入力されているかを判定する(S9)。電池ECUは、IGCT信号が入力されている場合(S9においてYES)、補機電池の充電を許可し、ラッチリレーRYを閉状態にする(S10)。そして、電池ECUは、車両の走行禁止フラグを設定する(S11)。
【選択図】図7

Description

本開示は、補機電池システムを備えた車両に関する。
特開2017−93226号公報(特許文献1)には、補機電池としてリチウムイオン電池を使用した車両用の補機電池システムが開示されている。この補機電池システムは、補機電池と低電圧線との間に、暗電流遮断用のラッチリレーを備える。暗電流遮断用のラッチリレーが開状態にされることによって、補機電池から低電圧線を介して流れる補機負荷への暗電流が遮断される。
特開2017−93226号公報
補機電池としてリチウムイオン電池が用いられる場合には、補機電池は、所定方向に積層された数個程度のリチウムイオン電池を拘束バンドで拘束して構成されることが考えられる。拘束バンドにより補機電池に拘束荷重が加えられることによって、複数のリチウムイオン電池が滑落しないように保持される。
ここで、リチウムイオン電池は、SOC(State Of Charge)によってその体積が変動することが知られている。具体的には、リチウムイオン電池は、SOCの低下に伴なって、その体積が減少する。そのため、たとえば、車両が長期放置されたような場合、暗電流および自己放電などによって、SOCが低下して体積が減少し、補機電池に加わる拘束荷重が小さくなってしまう可能性がある。補機電池に加わる拘束荷重が小さくなった状態で車両の走行が開始されると、走行の振動によってリチウムイオン電池が滑落してしまうことが懸念される。そこで、十分な拘束荷重を確保できない程度にSOCが低下した場合には、補機電池と低電圧線との間に設けられた暗電流遮断用のラッチリレーを開状態にして、車両の起動を禁止して、走行の振動によるリチウムイオン電池の滑落を防止することが考えられる。しかしながら、この場合、暗電流遮断用のラッチリレーが開状態に制御されて補機電池が低電圧線から切り離されているため、補機電池を車両の外部の電源などを用いて充電し、再び車両を起動可能にするようなことができなくなってしまう。
リチウムイオン電池が滑落することを防止するための対策として、補機電池の初期状態において、拘束バンドによる拘束荷重を大きくすることが考えられる。これによって、補機電池のSOCの低下量をより多く許容することが可能となるが、SOCが高い状態(リチウムイオン電池の体積が大きい状態)では拘束荷重が過度に大きくなり得る。そのため、拘束荷重によって補機電池に用いられる各部品が破損されないようにするために、各部品の耐荷重およびクリープ耐性などを高める必要があり、製造コストが増加してしまう可能性がある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、補機電池システムを備えた車両において、補機電池の製造コストを増加させることなく、長期放置後の走行を可能にすることである。
この開示に係る車両は、車両外部の電源に接続可能に構成された外部電源端子と、補機負荷に電力を供給する補機電池システムと、車両の走行を制御する車両制御装置とを備える。補機電池システムは、所定方向に積層した複数の二次電池を所定方向に拘束して構成される補機電池と、補機電池と補機負荷との間に設けられたラッチリレーと、所定方向の拘束により補機電池に加えられる荷重である拘束荷重を算出し、算出した拘束荷重が閾値よりも小さい場合にラッチリレーを開状態にして補機電池の充放電を禁止する電池制御装置と、電池制御装置と外部電源端子との間に設けられ、ユーザによる車両の始動操作に連動して導通するように構成されたスイッチとを含む。車両制御装置は、算出された拘束荷重が閾値より小さい場合に、車両の走行を禁止する。電池制御装置は、算出した拘束荷重が閾値よりも小さい場合であっても、外部電源端子に電源が接続された状態でスイッチを介して車両起動信号が入力されたときは、ラッチリレーを閉状態にして、補機電池の充電を許可する。
上記構成によれば、補機電池に加えられる拘束荷重が閾値よりも小さくなり補機電池の充放電が禁止された場合であっても、外部電源端子に電源が接続された状態でスイッチを介して車両起動信号が入力されたときは、ラッチリレーが閉状態にされて補機電池の充電が許可される。たとえば、ジャンプスタート(外部電源端子を介した電力の供給およびスイッチの閉操作)などによって車両が起動された場合には、電池制御装置がラッチリレーを閉状態にして補機電池の充電を許可する。これによって、車両の長期放置によって拘束荷重が低下している場合であっても、補機電池を充電することによって、車両の走行を可能にすることができる。
本開示によれば、補機電池システムを備えた車両において、補機電池の製造コストを増加させることなく、長期放置後の走行を可能にすることができる。
実施の形態に係る補機電池システムを備えた車両の全体構成を概略的に示す図である。 実施の形態に係る補機電池の構成を概略的に示す図である。 電池ECUの構成を示す機能ブロック図である。 リチウムイオン電池のSOCとOCV(VB)との関係を示す第1マップである。 リチウムイオン電池の電圧VBと電極体積との関係を示す図である。 リチウムイオン電池の電圧VBと拘束荷重との関係を示す第2マップである。 電池ECUにおける補機電池の充電制御の処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<システムの全体構成>
図1は、本実施の形態に係る補機電池システム19を備えた車両1の全体構成を概略的に示す図である。車両1は、高電圧(たとえば200V程度)の走行用電池から供給される電力で走行用モータを駆動して走行することができる電動車両(ハイブリッド自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車および燃料電池自動車など)である。なお、車両1は、走行用モータを備えないエンジン車両であってもよい。
車両1は、高電圧側の構成として、走行用電池(メインバッテリ)3と、システムメインリレー4と、パワーコントロールユニット(以下「PCU(Power Control Unit)」ともいう)5と、走行用モータ(モータジェネレータ)6と、駆動輪7とを備える。また、車両1は、低電圧側の構成として、補機電池システム19と、低電圧線L1と、DC/DCコンバータ40と、補機負荷50と、外部電源端子60と、車両ECU(Electronic Control Unit)100とを備える。補機電池システム19は、補機電池10と、充電DC/DCコンバータ13と、監視ユニット20と、電池ECU30と、ダイオードD1と、ラッチリレーRYと、スイッチSWとを含む。
メインバッテリ3は、複数の電池が積層されて構成された電池モジュールを含む。電池は、たとえば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池である。また、電池は、正極と負極との間に液体電解質を有する電池であってもよいし、固体電解質を有する電池(全固体電池)であってもよい。
システムメインリレー4は、一端がPCU5と電気的に接続され、他端がメインバッテリ3と電気的に接続される。システムメインリレー4は、ECU100からの制御信号に従って開閉状態が切り替えられる。システムメインリレー4が開状態であるとメインバッテリ3からPCU5への電力の供給が遮断され、システムメインリレー4が閉状態であるとメインバッテリ3からPCU5への電力の供給が可能となる。
PCU5は、メインバッテリ3から電力を受けてモータジェネレータ6を駆動するための電力変換装置を総括して示したものである。たとえば、PCU5は、モータジェネレータ6を駆動するためのインバータや、メインバッテリ3から出力される電力を昇圧してインバータへ供給するコンバータなどを含む。
モータジェネレータ6は、交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。モータジェネレータ6のロータは、動力伝達ギア(図示せず)を介して駆動輪7に機械的に接続される。モータジェネレータ6は、車両1の回生制動動作時には、駆動輪7の回転力によって発電することができ、その発電された電力をPCU5へ出力する。
補機電池10は、電池ECU30、補機負荷50、車両ECU100などの低電圧(たとえば14V程度)で作動する装置に供給するための電力を蓄える。補機電池10は、図2に示されるように、複数(たとえば、3個程度)のリチウムイオン電池11と、一対のエンドプレート17,18と、拘束バンド15とを含む。
図2に示される例では、リチウムイオン電池11は、図2中のX軸方向(積層方向)に積層され、電気的に直列に接続されている。エンドプレート17,18は、積層方向の両端のリチウムイオン電池11の端面に配置される。拘束バンド15を用いて、エンドプレート17とエンドプレート18とを連結することによって、複数のリチウムイオン電池11は、図2中の矢印で示される方向(X軸方向)に所定の拘束荷重が加えられた状態で、エンドプレート17,18および拘束バンド15により固定される。
再び図1を参照して、監視ユニット20は、たとえば、電圧センサ、電流センサおよび温度センサを含む。電圧センサは、補機電池10に含まれる各リチウムイオン電池11の電圧VBを検出し、その検出結果を示す信号を電池ECU30に出力する。電流センサは、補機電池10に入出力される電流IBを検出し、その検出結果を示す信号を電池ECU30に出力する。なお、電流IBが正の値である場合は補機電池10の放電を示し、負の値である場合は補機電池10の充電を示す。温度センサは、補機電池10に含まれる各リチウムイオン電池11の温度TBを検出し、その検出結果を示す信号を電池ECU30に出力する。なお、必ずしも各リチウムイオン電池11単位で電圧および温度が監視される必要はなく、たとえば、補機電池10単位で電圧および温度が監視されてもよい。この場合には、電圧センサは、補機電池10の電圧を検出し、その検出結果を示す信号を電池ECU30に出力する。また、温度センサは、たとえば、補機電池10に含まれる代表的なリチウムイオン電池11の温度を検出し、その検出結果を示す信号を電池ECU30に出力する。なお、以下においては、監視ユニット20が検出する補機電池10の情報(電圧VB,電流IB,温度TB)を総称して「電池情報」ともいう。
DC/DCコンバータ40は、メインバッテリ3から供給される高電圧を、補機電池10を充電可能な低電圧に降圧して低電圧線L1に供給する。なお、車両1がエンジンを備える場合には、DC/DCコンバータに代えてあるいは加えて、エンジンの動力で発電するオルタネータが備えられるようにしてもよい。
補機負荷50は、補機電池10から供給される低電圧の電力で作動する装置である。補機負荷50には、たとえば、パワーステアリング装置、空調装置、照明装置などが含まれる。
DC/DCコンバータ40および補機負荷50は、低電圧線L1に接続される。低電圧線L1は、ラッチリレーRYを介して補機電池10に接続される。
ラッチリレーRYは、開状態と閉状態との切替時のみに電力を消費する、いわゆるラッチング式のリレーである。ラッチリレーRYの開閉状態は、電池ECU30からの制御信号に従って切り替えられる。
充電DC/DCコンバータ13は、低電圧線L1とラッチリレーRYとの間に設けられる。充電DC/DCコンバータ13は、低電圧線L1から補機電池10に供給される充電電力を制御するように構成される。充電DC/DCコンバータ13には、補機電池10から低電圧線L1に向かう方向を順方向とするダイオードD1が並列に接続されている。
ラッチリレーRYが閉状態である場合、補機電池10の放電時には、補機電池10の電力がダイオードD1を経由して低電圧線L1に出力され、補機電池10の充電時には、低電圧線L1からの電力が充電DC/DCコンバータ13を経由して補機電池10に供給される。
車両ECU100は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリ(より具体的にはROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory))と、各種信号を入出力するための入出力ポートとを含んで構成される(いずれも図示せず)。車両ECU100は、各センサおよび機器からの信号、並びにメモリに格納されたプログラムなどに基づいて、各機器の制御を行なう。なお、各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)により処理することも可能である。
車両ECU100は、車両1の各機器を制御する。車両ECU100は、電池ECU30から取得する情報に基づいて、車両1の走行を制御する。具体的には、車両ECU100は、電池ECU30から取得する走行許可フラグおよび走行禁止フラグに基づいて、車両1の走行を許可したり、車両1の走行を禁止したりする。車両ECU100は、走行禁止フラグを取得すると、たとえば、システムメインリレー4を開状態にして、車両1を走行できない状態に制御する。車両1がエンジン車両である場合には、車両ECU100は、フューエルカットを行なって車両1を走行できない状態に制御する。
スイッチSWは、一方の端部が電池ECU30に接続され、他方の端部が低電圧線L1に接続される。スイッチSWは、車両1を起動させるための車両起動信号(IGCT信号)が電池ECU30に入力される状態(IGCT入力状態)と、IGCT信号が電池ECU30に入力されていない状態(IGCT未入力状態)とを切り替えるためのスイッチである。スイッチSWは、ユーザの始動操作に連動して閉状態にされるように構成される。スイッチSWは、ユーザの終了操作に連動して開状態にされるように構成される。たとえば、スイッチSWは、ユーザによって開閉が操作される、いわゆるIGスイッチに連動するように構成される。また、スイッチSWは、IGスイッチであってもよい。
外部電源端子60は、ジャンプスタートによって車両1を起動させるために用いられる端子であり、車両1外部の電源(たとえば、他の車両の補機電池、以下「外部電源」ともいう)が接続可能に構成される。外部電源端子60に外部電源が接続されると、ラッチリレーRYが開状態であっても、低電圧線L1に接続されたDC/DCコンバータ40、補機負荷50、車両ECU100に外部電源の電力が供給される。そして、たとえば、ユーザの車両1起動操作(たとえば、スイッチSWの閉操作)によって、車両ECU100が起動されると、車両ECU100は、DC/DCコンバータ40および補機負荷50を起動させる。DC/DCコンバータ40が起動されることによって、たとえば、メインバッテリ3から供給される電力の電圧を、補機電池10を充電可能な低電圧に降圧して低電圧線L1に供給することが可能となる。また、外部電源端子60に外部電源が接続された状態でユーザによってスイッチSWが開状態から閉状態に切替られることによって、電池ECU30にIGCT信号が入力される。
電池ECU30は、CPU30aと、メモリ(より具体的にはROMおよびRAM)30bと、各種信号を入出力するための入出力ポート(図示せず)とを含んで構成される。電池ECU30は、各センサおよび機器からの信号、並びにメモリ30bに格納されたプログラムなどに基づいて、各機器の制御を行なう。なお、各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)により処理することも可能である。
電池ECU30は、補機電池10の充放電動作を制御する。具体的には、電池ECU30は、ラッチリレーRYの開閉動作を制御するとともに、充電DC/DCコンバータ13を制御する。電池ECU30は、補機電池10の充電を許可する場合には、ラッチリレーRYを閉状態にするとともに、充電DC/DCコンバータ13を制御して充電を行なう。電池ECU30は、補機電池10の充電を許可しない場合には、ラッチリレーRYを開状態にする。
また、電池ECU30は、補機電池10の正極側と接続され、補機電池10から電力の供給を受ける。つまり、電池ECU30は、ラッチリレーRYが開状態であっても、補機電池10から電力の供給を受けて起動した状態を継続する。
図3は、電池ECU30の構成を示す機能ブロック図である。電池ECU30は、情報取得部31と、充放電監視部32と、拘束荷重監視部33と、制御部34と、メモリ30bとを含む。
情報取得部31は、監視ユニット20が検出した電池情報(電圧VB,電流IB,温度TB)を取得する。情報取得部31は、監視ユニット20から取得した電池情報を充放電監視部32および拘束荷重監視部33に出力する。本実施の形態においては、情報取得部31は、充放電監視部32および拘束荷重監視部33に電圧VBを出力するが、これに限られるのもではなく、電圧VBに代えて、あるいは加えて、他の電池情報を出力してもよい。
充放電監視部32は、補機電池10の電池情報に基づいて、補機電池10の充放電状態を監視する。具体的には、充放電監視部32は、各リチウムイオン電池11のSOCを電池情報に基づいて算出する。SOCの算出方法については、OCV(Open Circuit Voltage)(電圧VB)とSOCとの関係を示すOCV−SOCカーブ(マップ等)を用いた手法や、充放電電流の積算値を用いた手法等、公知の各種手法を用いることができる。本実施の形態においては、OCV−SOCカーブを用いた手法によりSOCが算出される例を説明する。
図4は、リチウムイオン電池11のSOCとOCV(VB)との関係を示す第1マップである。第1マップは、予め実験などによって求められ、メモリ30bに記憶される。図4における横軸にはリチウムイオン電池11のSOCが示され、縦軸にはリチウムイオン電池11の電圧VBが示されている。
充放電監視部32は、各リチウムイオン電池11の電圧VBを取得すると、メモリ30bから第1マップを読み出して照合することによって、取得したリチウムイオン電池11の電圧VBから、リチウムイオン電池11のSOCを算出する。充放電監視部32は、算出した各リチウムイオン電池11のSOCを制御部34に出力する。なお、本実施の形態においては、補機電池10に含まれるリチウムイオン電池11は直列に接続されているので、算出されたリチウムイオン電池11のSOCを補機電池10のSOCとみなしてもよい。
図3に戻り、拘束荷重監視部33は、補機電池10に加わっている拘束荷重を算出し、算出した拘束荷重を制御部34に出力する。具体的には、拘束荷重監視部33は、各リチウムイオン電池11の電圧VBに基づいて、補機電池10に加わっている拘束荷重を算出する。リチウムイオン電池11の電極体積Aは、そのSOCによって変化することが知られている。そのため、リチウムイオン電池11(補機電池10)のSOC変化によって補機電池10に加わる拘束荷重が変動する。ここで、補機電池10に含まれるリチウムイオン電池11の電圧VBと、リチウムイオン電池11の電極体積Aとには、図5に示されるような相関関係がある。図5に示される実線G1は、予め実験などによって求めることができる。
そして、リチウムイオン電池11の電極体積Aの変化に伴なう拘束荷重の変化を予め実験などによって求めておくことによって、図5の関係を用いて、図6に示されるリチウムイオン電池11の電圧VBと拘束荷重との関係(第2マップ)を求めることができる(実線G2)。第2マップは、電池ECU30のメモリ30bに記憶される。なお、本実施の形態においては、各リチウムイオン電池11のうち、電圧が最小のリチウムイオン電池11を代表的に用いる例について説明するが、これに限られるものではなく、任意のリチウムイオン電池11を代表的に用いることができる。また、たとえば、各リチウムイオン電池11の電極体積Aの変化量の加算によって補機電池10の電極体積の変化量を算出し、補機電池10の電圧と拘束荷重との関係を第2マップとして求めておいてもよい。
制御部34は、リチウムイオン電池11のSOCに基づいて、ラッチリレーRYの開閉動作を制御する。ここで、再び図4を参照して、図4に示されるVLthは、補機電池10に加わる拘束荷重によって、各リチウムイオン電池11が滑落することのない最小の体積を確保することができる電圧を示す閾値(第1閾値)である。本実施の形態においては、第1閾値VLthは、Vhi(SOC100%に対応)以下の値に設定される。また、図4に示されるVdthは、補機電池10の過放電を判定するための閾値(第2閾値)である。リチウムイオン電池11の電圧VBが第2閾値Vdthよりも小さくなると、補機電池10が過放電であると判定される。なお、本実施の形態においては、第1閾値VLthは、第2閾値Vdthよりも大きな値に設定される(VLth>Vdth)。
制御部34は、ラッチリレーRYを閉状態として、たとえば、補機電池10が予め設定されたSOCL%からSOC100%の範囲内で使用されるように充放電を制御する。本実施の形態においては、図4に示した第1マップを用いることで、リチウムイオン電池11の電圧VBを監視することにより充放電を制御する。制御部34は、リチウムイオン電池11の電圧VBを監視して、電圧VBが、VLth(SOCL%に対応)からVhi(SOC100%に対応)の範囲内で使用されるように充放電を制御する。
ここで、車両1は、その使用がなされずに長期放置されるような場合もあり得る。車両1が長期放置される場合には、補機電池10は、暗電流および自己放電などによってSOC(電圧)が低下する。制御部34は、リチウムイオン電池11の電圧VBが第1閾値VLth以下になったことを検出すると、補機電池10(リチウムイオン電池11)が過放電とならないように(電圧VBが第2閾値Vdth以下にならないように)、ラッチリレーRYを開状態にして補機電池10の充放電を禁止する。これによって、補機電池10が低電圧線L1から切り離されるので、補機電池10が過放電になることを防止して補機電池10を保護することができる。そして、制御部34は、電圧VBが第1閾値VLth以下になった場合には、走行禁止フラグを車両ECU100に出力する。なお、制御部34は、電圧VBが第1閾値VLthより大きい場合においては、走行許可フラグを車両ECU100に出力する。なお、電池ECU30は、リチウムイオン電池11の電圧VBが第1閾値VLth以下になった場合には、間欠的に起動して補機電池10(各リチウムイオン電池11)の電圧を監視するように構成されてもよい。たとえば、電池ECU30は、タイマー(図示せず)を内蔵し、当該タイマーによって所定時間(たとえば、1時間)毎に起動される。
車両ECU100は、電池ECU30から走行禁止フラグを取得すると、車両1の走行を禁止する。これによって、補機電池10に加わる拘束荷重が十分でない状態で車両1が走行されて、走行の振動により補機電池10に含まれるリチウムイオン電池11が滑落してしまうことを防止する。なお、車両ECU100は、走行許可フラグを取得した場合には、車両1の走行を許可する。
このようにして、補機電池10が過放電に至ることの防止、および、リチウムイオン電池11の滑落の防止が図られる。
しかしながら、ユーザの観点からすると、リチウムイオン電池11の電圧VBが、第1閾値VLth以下になった場合であっても、過放電に至っていない限り、たとえば、ジャンプスタートなどによって車両1を起動させて補機電池10を充電することで電圧VBを第1閾値VLthより大きくし、再び車両1を走行可能な状態にできることが望ましい。
これに対する対策の1つとして、たとえば、補機電池10の初期の状態において、拘束バンド15による拘束荷重を大きくすることが考えられる。拘束荷重を大きくすることで第1閾値VLthを第2閾値Vdthに近づくように引き下げることができ(VLth≒Vdth)、たとえば、過放電に達する直前においても、リチウムイオン電池11が滑落しないための拘束荷重を確保することができる。これによって、車両1の長期放置によってリチウムイオン電池11の電圧VBが下がっても、電圧VBが第1閾値VLthに到達しにくくなる。しかしながら、この場合、SOCが高い状態(リチウムイオン電池の体積が大きい状態)では拘束荷重が過度に大きくなり得る。そのため、拘束荷重によって補機電池10に用いられる各部品が破損されないようにするために、各部品の耐荷重およびクリープ耐性などを高める必要があり、製造コストが増加してしまう可能性がある。
そこで、リチウムイオン電池11の電圧VBが、第1閾値VLthを以下になったが過放電には至っていない場合(VLth≧VB>Vdth)において、特定の条件が成立した場合には、車両1の走行は禁止したまま、補機電池10の充電を許可する。本実施の形態においては、特定の条件は、車両1がジャンプスタートされたことである例について説明する。
具体的には、外部電源端子60に外部電源が接続された状態でスイッチSWを介してIGCT信号が電池ECU30に入力されると(ジャンプスタート)、電池ECU30は、充電を許可してラッチリレーRYを閉状態にする。加えて、電池ECU30は、電圧VBが第1閾値VLth以下、かつ、第2閾値Vdthより大きい場合には、車両1の走行禁止フラグを維持する。これによって、車両1が走行されることによってリチウムイオン電池11が滑落することを防ぐとともに、補機電池10の充電を可能にすることができる。
<充電制御の処理の手順>
図7は、電池ECU30における補機電池10の充電制御の処理の手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される各ステップは、所定の条件が成立した場合において電池ECU30により繰り返し実行される。図7に示すフローチャートの各ステップは、電池ECU30によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部が電池ECU30内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。
電池ECU30は、インデックスである変数nに1を代入して初期化する(ステップ1、以下ステップを「S」と略す)。nは自然数であり、たとえば、補機電池10に積層されるリチウムイオン電池11の数が設定される。図2で示した本実施の形態の例においては、nは1から3の値をとる。
電池ECU30は、補機電池10に積層されている1つ目のリチウムイオン電池11の電圧VB1を取得して、メモリ30bに記憶する(S2)。電池ECU30は、変数nがNであるか否かを判定する(S3)。図2で示した本実施の形態の例においては、Nの値は3である。
電池ECU30は、変数nの値が1であるため(n≠N)、S3においてNOを選択し、処理をS4に進める。S4において、電池ECU30は、変数nを2として、処理をS2に戻す。
電池ECU30は、nが2である場合、補機電池10に積層されている2つ目のリチウムイオン電池11の電圧VB2を取得して、メモリ30bに記憶する(S2)。ECU100は、変数nの値が2であるので(n≠N)、処理をS4に進めて変数nを3として、処理をS2に戻す。電池ECU30は、この処理を変数nがNとなるまで繰り返し実行する。
電池ECU30は、S3において変数nがNに達すると(S3においてYES)、取得したVB1〜VBNのうちの最小の値を最小値Vminとして設定する(S5)。
電池ECU30は、最小値VminがA〜Cのいずれの領域にあるかを判定する(S6)。Aの領域は、最小値Vminが第1閾値VLthより大きい領域である(Vmin>VLth)。Bの領域は、最小値Vminが、第1閾値VLth以下であり、かつ、第2閾値Vdthより大きい領域である(VLth≧Vmin>Vdth)。Cの領域は、最小値Vminが第2閾値Vdth以下の領域である(Vmin≦Vdth)。
電池ECU30は、最小値VminがAの領域にある場合(Vmin>VLth)、補機電池10を正常に使用できる状態であるので、補機電池10の充放電を許可し、ラッチリレーRYを閉状態にする(S7)。そして、ECU100は、車両1の走行許可フラグを設定して車両ECU100に出力する(S8)。
電池ECU30は、最小値VminがBの領域にある場合(VLth≧Vmin>Vdth)、IGCT信号が入力されているか否かを判定する(S9)。電池ECU30は、IGCT信号が入力されていない場合には(S9においてNO)、補機電池10の充放電を禁止し、ラッチリレーRYを開状態にする(S12)。そして、電池ECU30は、車両1の走行禁止フラグを設定して車両ECU100に出力する(S11)。これによって、補機電池10に加わる拘束荷重が十分でない状態で車両1が走行され、走行の振動によって補機電池10に積層されたリチウムイオン電池11が滑落することを防止する。なお、車両ECU100は、走行禁止フラグを取得すると、たとえば、システムメインリレー4を開状態にして、車両1を走行できない状態に制御する。車両1がエンジン車両である場合には、車両ECU100は、フューエルカットを行なって車両1を走行できない状態に制御する。
一方、電池ECU30は、S9においてIGCT信号が入力されている場合(S9においてYES)、ジャンプスタートによって、車両1が起動されたと判定して、補機電池10の充電を許可する。電池ECU30は、外部電源あるいはモータジェネレータ6、メインバッテリ3などからの電力によって補機電池10を充電するために、ラッチリレーRYを閉状態にして、充電DC/DCコンバータ13を制御して補機電池10を充電をする(S10)。この場合においても、電池ECU30は、車両1の走行の振動によって補機電池10に積層されたリチウムイオン電池11の滑落を防止するために、車両1の走行禁止フラグを設定して車両ECU100に出力する(S11)。
電池ECU30は、最小値VminがCの領域にある場合(Vmin≦Vdth)、補機電池10が過放電に至ってしまったため、補機電池10の充放電を禁止し、ラッチリレーRYを開状態にする(S12)。そして、電池ECU30は、車両1の走行禁止フラグを設定して車両ECU100に出力する(S11)。電池ECU30は、補機電池10が過放電に至った場合には、ジャンプスタートが行なわれた場合でも、補機電池10の充電を許可しない。
以上のように、本実施の形態においては、スイッチSWを介してIGCT信号が電池ECU30に入力されていないとき、すなわち車両1の放置中に、リチウムイオン電池11の電圧VBが第1閾値VLth以下になった場合には、補機電池10の充電を禁止してラッチリレーRYが開状態にされるとともに、車両1の走行禁止フラグが設定されて車両1の走行が禁止される。ラッチリレーRYが開状態にされることによって、暗電流による補機電池10の放電を抑制することができ、車両1の放置中に過放電に至るまでの時間を長期化することができる。車両1の走行が禁止されることによって、走行の振動によってリチウムイオン電池11が滑落することを防止することができる。
そして、リチウムイオン電池11の電圧VBが、第1閾値VLth以下になったが過放電には至っていない場合(VLth≧VB>Vdth)において、外部電源端子60に外部電源が接続された状態でスイッチSWを介してIGCT信号が電池ECU30に入力されたときは、車両1の走行は禁止したまま、補機電池10の充電が許可される。これによって、リチウムイオン電池11の電圧VBが第1閾値VLth以下になった場合であっても、過放電に至っていない限り、リチウムイオン電池11(補機電池10)を充電することによって電圧VBを第1閾値VLthより大きくし、再び車両1を走行可能な状態にすることができる。
このように、第1閾値VLth以下になったことにより一度は補機電池10の充電が禁止された場合であっても再び充電を可能としたことにより、補機電池10の初期状態において、拘束バンド15により補機電池10に加わる拘束荷重を大きくしなくてもよいため、補機電池10の製造コストを増加させることを抑制できる。
本開示によれば、補機電池10の製造コストを増加させることなく、車両1の長期放置後の走行を可能にすることができる。
(変形例1)
実施の形態においては、リチウムイオン電池11の電圧VBと第2マップ(図6)とを用いて、補機電池10に加わる拘束荷重を算出した。しかしながら、拘束荷重を算出する方法は上記の方法に限られるものではない。たとえば、補機電池10に圧力センサを設けて、補機電池10に加わる拘束荷重を検出してもよい。たとえば、リチウムイオン電池11間に圧力センサを配置すれば、補機電池10(リチウムイオン電池11)に加わる拘束荷重を検出することができる。
圧力センサの検出値PBは、電池ECU30(制御部34)に入力される。電池ECU30の制御部34は、圧力センサの検出値PBが圧力閾値以下になった場合に、補機電池10の充放電を禁止してラッチリレーRYを開状態にし、車両1の走行禁止フラグを設定して車両ECU100に出力する。
上記のように、圧力センサを用いて、拘束荷重を算出してもよい。この場合においても、実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例2)
さらに、拘束荷重を算出する他の方法として、ひずみゲージを用いる方法であってもよい。たとえば、リチウムイオン電池11にひずみゲージを配置すれば、補機電池10(リチウムイオン電池11)に加わる拘束荷重を検出することができる。
ひずみゲージの検出値SBは、電池ECU30(制御部34)に入力される。電池ECU30の制御部34は、ひずみゲージの検出値SBが抵抗閾値以下になった場合に、補機電池10の充放電を禁止してラッチリレーRYを開状態にし、車両1の走行禁止フラグを設定して車両ECU100に出力する。
上記のように、ひずみゲージを用いて、拘束荷重を算出してもよい。この場合においても、実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例3)
実施の形態においては、補機電池10の充電時には、低電圧線L1から補機電池10に供給される充電電力が充電DC/DCコンバータ13によって制御される例について説明した。しかしながら、補機電池10の充電に充電DC/DCコンバータ13が用いられることに限られるものではない。たとえば、充電DC/DCコンバータ13を設けずに、DC/DCコンバータ40がメインバッテリ3などから供給される高電圧を、補機電池10を充電可能な低電圧に降圧して、低電圧線L1を介して補機電池10に供給してもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、3 メインバッテリ、4 システムメインリレー、5 PCU、6 モータジェネレータ、7 駆動輪、10 補機電池、11 リチウムイオン電池、13 充電DC/DCコンバータ、15 拘束バンド、17,18 エンドプレート、19 補機電池システム、20 監視ユニット、30 電池ECU、30a CPU、30b メモリ、31 情報取得部、32 充放電監視部、33 拘束荷重監視部、34 制御部、40 DC/DCコンバータ。50 補機負荷、60 外部電源端子、D1 ダイオード、L1 低電圧線、RY ラッチリレー、SW スイッチ、VLth 第1閾値、Vdth 第2閾値。

Claims (1)

  1. 車両外部の電源に接続可能に構成された外部電源端子と、
    補機負荷に電力を供給する補機電池システムと、
    前記車両の走行を制御する車両制御装置とを備え、
    前記補機電池システムは、
    所定方向に積層した複数の二次電池を前記所定方向に拘束して構成される補機電池と、
    前記補機電池と前記補機負荷との間に設けられたラッチリレーと、
    前記所定方向の拘束により前記補機電池に加えられる荷重である拘束荷重を算出し、前記算出した拘束荷重が閾値よりも小さい場合に前記ラッチリレーを開状態にして前記補機電池の充放電を禁止する電池制御装置と、
    前記電池制御装置と前記外部電源端子との間に設けられ、ユーザによる前記車両の始動操作に連動して導通するように構成されたスイッチとを含み、
    前記車両制御装置は、前記算出された拘束荷重が前記閾値より小さい場合に、前記車両の走行を禁止し、
    前記電池制御装置は、前記算出した拘束荷重が前記閾値よりも小さい場合であっても、前記外部電源端子に前記電源が接続された状態で前記スイッチを介して車両起動信号が入力されたときは、前記ラッチリレーを閉状態にして、前記補機電池の充電を許可する、車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021119920A (ja) * 2020-01-31 2021-08-19 株式会社三共 遊技機
WO2022092239A1 (ja) * 2020-10-28 2022-05-05 本田技研工業株式会社 起動装置、蓄電装置、及び電力装置

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