JP2020098954A - 記録装置、記録装置の制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体がセキュリティロック状態であるかを判別することができる記録装置の制御方法を提供することである。【解決手段】記録装置の制御方法は、記録媒体にファイルを記録する記録装置の制御方法であって、最後に記録媒体に記録したファイルに関する情報を保持するステップと、保持した情報で特定されるファイルを記録装置に装着された記録媒体から読み出した結果に基づいて、記録媒体がセキュリティロック状態であるかを判別するステップ(S308)と、を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、記録装置、記録装置の制御方法およびプログラムに関する。
ビデオカメラなどの画像記録装置では、持ち運び可能なメモリカードなどの記録媒体に動画像を記録する。そのため、記録媒体の紛失や盗難にあった場合、それを取得した第三者が、インターネットなどに記録媒体の動画像を流出させるリスクが課題となる。
動画像の流出の課題に対して、セキュリティのロック状態を設定可能な記録媒体が知られている(特許文献1参照)。記録媒体は、セキュリティのロックが解除されている場合には、データの読み出しが可能であるが、セキュリティがロックされている場合には、データを読み出すことができない。
ロックされた記録媒体をカメラに装着したまま、カメラ本体の電源をオフにして再度オンにした場合や、記録媒体の抜き差しを行うと、直前に撮影された動画像は、撮影したカメラでも閲覧することができなくなる。記録媒体にロック状態を設定した人物と、実際の記録媒体のユーザとが異なる場合がある。その場合、記録媒体のユーザは、記録媒体のロック状態、記録媒体が破損した状態、または、先ほど記録したばかりのデータが破損した状態のいずれであるのかを区別することができず、使い勝手が悪いという課題がある。
本発明の目的は、記録媒体がセキュリティロック状態であるかを判別することができる記録装置、記録装置の制御方法およびプログラムを提供することである。
本発明の記録装置は、記録媒体にファイルを記録する記録装置であって、最後に記録媒体に記録したファイルに関する情報を保持する保持手段と、前記保持手段により保持した情報で特定されるファイルを前記記録装置に装着された記録媒体から読み出した結果に基づいて、前記記録媒体がセキュリティロック状態であるかを判別する制御手段と、を有する。
本発明によれば、記録媒体がセキュリティロック状態であるかを判別することができる。
図1は、本発明の実施形態によるカメラ100のハードウェアの構成例を示すブロック図である。カメラ100は、記録装置であり、デジタルカメラ、ビデオカメラの他、スマートフォン、タブレット、工業用カメラ、医療用カメラ、車載カメラ等に適用可能である。
バス101は、カメラ100の各ブロックがデータの入出力を行うためのデータバスである。カメラ100の各ブロックは、バス101を介して、データの入出力を行う。
レンズユニット102は、集光のための固定レンズ群、変倍レンズ群、絞り、変倍レンズ群の動きにより移動した結像位置を補正する機能と焦点調節を行う機能とを兼ね備えた補正レンズ群を有する。レンズユニット102は、撮像素子103の結像面上に被写体像を結像する。
撮像素子103は、光を電荷に変換し、画像信号を生成し、生成した撮像信号を前処理部104に出力する。撮像素子103は、例えば、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどである。なお、撮像素子103は、撮像面上の全ての画素がそれぞれ一対の受光素子により構成され、各画素においてマイクロレンズにより形成された対の光学像を一対の受光素子により光電変換できる、いわゆるデュアルピクセルタイプのものを用いてもよい。
前処理部104は、撮像素子103が出力した画像信号を、RAW処理部105が入力することができるRAWデータ(RAW画像)に変換し、RAWデータをRAW処理部105へ出力する。
RAW処理部105は、前処理部104により生成されたRAWデータをDRAM110に書き込む。
画像処理部106は、DRAM110に書き込まれたRAWデータに対して、補間処理や画質調整処理等のRAW現像処理を行い、それぞれのRAWデータに対応したYUV形式の画像データを生成し、その画像データをDRAM110に書き込む。
操作部107は、ユーザが操作入力するためのものであり、例えばタッチパネルや操作キー(ボタン、ダイヤル、レバー等)などである。ユーザが操作部107を操作すると、操作部107は、操作内容に応じた操作情報を制御部108に出力し、制御部108は、操作内容に応じた処理を実行する。
制御部108は、CPU(Central Processing Unit)などの処理部である。制御部108は、ROM111から読み出したプログラムに基づいて、カメラ100が備える各ブロックの制御や、操作部107からの操作情報や、他のブロックからの情報に基づいて、各種処理を実行する。
RAM(Random Access Memory)109は、制御部108が作業領域として使用する揮発性メモリである。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)110は、カメラ100の各ブロックが作業領域として使用する揮発性メモリである。なお、DRAM110は、所定期間に読み書き(リード/ライト)できるデータ量(読み出し速度/書き込み速度)に上限があり、その上限を超えてデータの読み書きを行うことはできない。なお、DRAM110は、DRAMとは異なる機構による、高速な揮発性メモリや不揮発性メモリに置き換えることができる。また、RAM109とDRAM110は、同一の記憶装置上に共存する構成であってもよい。
ROM(Read Only Memory)111は、制御部108が実行するプログラムなどが格納された不揮発性の記録媒体であり、例えばフラッシュROMで構成される。また、制御部108は、記録媒体116に格納されたプログラムをRAM109にロードし、RAM109のプログラムを実行してもよい。
オンスクリーンディスプレイ(OSD)部113は、各種設定メニューや顔枠、後述する各種警告表示などのOSDデータ(表示アイテム)を生成し、OSDデータをDRAM110に書き込む。
動画像圧縮部114は、DRAM110に書き込まれたYUV形式の画像データをMPEG形式で圧縮(エンコード)し、動画像データとしてDRAM110に書き込む。
メディア制御部115は、DRAM110に書き込まれた動画像データを、例えば、MXF形式に配置し、FATファイルシステムなどのコンピュータと互換のあるフォーマットに従って、記録媒体116に動画像ファイルを記録する。MXF形式は、Material Exchange Format形式である。なお、制御部108が動画像データをMXF形式に配置する処理を行ってもよい。
記録媒体116は、例えばメモリカードなどである。記録媒体116は、カメラ100に対して着脱可能な記録媒体であり、カメラ100以外にもパーソナルコンピュータ(PC)等に装着することができる。記録媒体116は、通常のメモリカードだけでなく、セキュリティ機能を有するセキュリティカードでもよい。
HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)出力部117は、DRAM110に書き込まれたYUV形式の画像データとOSDデータを合成して外部出力用信号としてHDMI118へ出力する。
HDMI118は、HDMI出力部117より入力される外部出力用信号をHDMI形式に変換して外部に出力する。
ファイル情報記録部119は、制御部108が最後に記録した動画像データに関する情報(例えば、ファイル名、アクセス日時、ファイルサイズ等)を記憶するリード/ライト可能な不揮発性の記録媒体である。ファイル情報記録部119は、例えば、フラッシュROMや、二次電池と組み合わせたSRAM等を有する。ファイル情報記録部119とROM111は、同一の記憶装置上に共存する構成であってもよい。
表示部120は、液晶パネルや有機ELパネルなどのディスプレイパネルとそれらを駆動する制御回路を有し、DRAM110に書き込まれたアYUV形式の画像データとOSDデータを合成して表示する。
操作部107の電源ボタンが操作されると、制御部108は、各種処理を実行する。まず、撮像素子103は、画像信号を生成する。前処理部104は、画像信号をRAWデータに変換する。RAW処理部105は、RAWデータをDRAM110に書き込む。画像処理部106は、RAWデータを基にYUV形式の画像データを生成する。表示部120は、画像データを表示する。制御部108は、この処理を周期的に行うことにより、表示部120にライブビュー画像を表示させる。
そして、制御部108は、操作部107の動画撮影開始ボタンが操作されると、動画記録処理を開始する。動画像圧縮部114は、DRAM110に書き込まれたYUV形式の画像データを圧縮して動画像データを生成する。制御部108は、その動画像データを、メディア制御部115を介して、MXF形式のフォーマットで記録媒体116に記録する。
動画撮影開始ボタンが操作されてから、再度、動画撮影開始ボタンが操作され、動画撮影停止の指示が入力されるまで、制御部108は、動画記録処理を実行する。制御部108は、動画撮影停止の指示が入力されるまでに撮像素子103により生成された画像信号に対して、上述の動画記録処理を行う。このようにして、カメラ100は、動画像を撮影し、撮影した動画像データを記録媒体116に記録することができる。
記録媒体116は、上記のように、例えばセキュリティ機能を有するセキュリティカードである。セキュリティカードは、NFC搭載のスマートフォンにより、ロック/ロック解除を行うことが可能であり、ロック解除状態の場合は、通常のメモリカードとして機能する。セキュリティカードは、ロック状態の場合は、データの書き込みは可能であるが、保存されたデータの読み出しについて、一部制限がかかる。セキュリティカードは、ロック状態の場合、電源をオンにしてからオフになるまでに記録したデータの読み出しは可能であるが、電源をオンにする前に既にセキュリティカードに保存されていたデータを読み出すことができない。具体的には、セキュリティカードでは、データを読み出すという処理は可能であるが、セキュリティカードのコントローラの制御により、全て、0xFFというデータで読み出される。セキュリティカードのデータは、0xFFで読み出されるが、システム情報(FAT、ディレクトリエントリ等)は、通常通り、読み出すことができる。すなわち、セキュリティカードは、ロックされた状態でも、セキュリティカードに記録されているファイルに関する情報(ファイル名、ファイルの属性、ファイルサイズ、更新日付、作成日、またはデータの記録位置等)を読み出すことはできる。
セキュリティカードをカメラ100に装着したまま、カメラ100の電源をオフにして再度オンにした場合や、セキュリティカードの抜き差しを行うと、直前に撮影された動画像は、撮影したカメラ100でも閲覧することができなくなる。セキュリティカードのロック状態を設定した人物と、実際のセキュリティカードのユーザとが異なる場合がある。その場合、セキュリティカードのユーザは、セキュリティカードのロック状態、セキュリティカードが破損した状態、または、先ほど記録したばかりの動画像データが破損した状態のいずれであるのかを区別することができず、使い勝手が悪い。
カメラ100は、警告表示モードでは、セキュリティカードがロック状態なのか、セキュリティカードが破損した状態なのか、または、データが破損した状態なのかを知らせるための警告表示を行う。これにより、ユーザは、セキュリティカードがロックされた状態なのか、セキュリティカードが破損した状態なのか、または、データが破損した状態なのかを容易に区別することができる。カメラ100は、データのセキュリティを確保しつつ、利便性が向上する。
続いて、図2および図3のフローチャートに基づいて、カメラ100の制御方法を説明する。制御部108は、ROM111に格納されたプログラムに基づいて、カメラ100の各部を制御することにより、図2および図3の処理を実現する。
図2は、カメラ100の制御方法を示すフローチャートである。図2では、セキュリティカード(記録媒体)116がカメラ100に装着され、カメラ100が動画像ファイルをセキュリティカード116に記録する際の処理を示す。
ステップS201では、制御部108は、撮影時にステップS202に進む。例えば、制御部108は、ユーザが操作部107を操作し、撮影を実行した際、または、撮影を終了した際に、ステップS202に進む。
ステップS202では、制御部108は、警告表示モード(警告モード)が設定されているか否かを判定し、警告表示モードが設定されていない場合には、ステップS205に進み、警告表示モードが設定されている場合には、ステップS203に進む。
警告表示モードは、セキュリティカード116がロック状態なのか、セキュリティカード116が破損した状態なのか、または、データが破損した状態なのかを知らせるための警告表示を行うモードである。制御部108は、ユーザ操作に応じて、警告表示モードを設定可能である。ユーザが警告表示モードの設定を選択可能にすることにより、ユーザ自身が利便性とセキュリティのどちらをより重視した使い方をするかを選択可能である。
ステップS203では、制御部108は、セキュリティカード116に動画像ファイルを記録したか否かを判定する。制御部108は、動画像ファイルを記録していない場合には、ステップS205に進み、動画像ファイルを記録した場合には、ステップS204に進む。
ステップS204では、制御部108は、最後にセキュリティカード116に記録した動画像ファイルに関する情報(例えば、ファイル名、ファイルサイズ等)をファイル情報記録部119に保持(記録)し、ステップS205に進む。なお、動画像ファイルに関する情報は、ファイル名、ファイルサイズを例に挙げたが、最終アクセス日時などの他の情報を含んでいてもよい。ステップS205では、制御部108は、図2の処理を終了する。
図3は、カメラ100の制御方法を示すフローチャートであり、セキュリティカード116がカメラ100に装着された場合の処理を示す。
ステップS301では、制御部108は、カメラ100にセキュリティカード116が装着されていることを検出すると、セキュリティカード116との接続を行い、ステップS302に進む。
ステップS302では、制御部108は、装着されたセキュリティカード116にアクセス可能であるか否かを判定する。例えば、制御部108は、セキュリティカード116の管理情報が記録されているエリアへアクセスし、データリードが正常に行えるか否かを確認し、正常に行える場合には、アクセス可能であると判定し、正常に行えない場合には、アクセス可能でないと判定する。制御部108は、装着されたセキュリティカード116にアクセス可能であると判定した場合には、ステップS303に進み、装着されたセキュリティカード116にアクセス可能でないと判定した場合には、ステップS313に進む。
ステップS303では、制御部108は、装着されたセキュリティカード116に1つ以上の動画像ファイルが記録されているか否かを判定する。制御部108は、動画像ファイルが記録されている場合には、ステップS304に進み、動画像ファイルが記録されていない場合には、ステップS310に進む。制御部108は、ファイル名の拡張子が「MXF」であるファイルが記録されている場合に、動画像ファイルが記録されていると判定し、ファイル名の拡張子が「MXF」であるファイルが記録されていない場合に、動画像ファイルが記録されていないと判定する。
ステップS304では、制御部108は、動画像ファイルに関する情報がファイル情報記録部119に保持されているか否かを判定する。制御部108は、動画像ファイルに関する情報が保持されている場合には、ステップS305に進み、動画像ファイルに関する情報が保持されていない場合には、ステップS310に進む。
ステップS305では、制御部108は、セキュリティカード116に記録されている全ての動画像ファイルに関する情報の中で、ファイル情報記録部119に保持されている動画像ファイルに関する情報と一致するものがあるか否かを判定する。すなわち、制御部108は、ファイル情報記録部119に保持されている動画像ファイルに関する情報で特性されるファイルがなるか否かを判定する。動画像ファイルに関する情報は、例えば、ファイル名、ファイルサイズ等である。制御部108は、ファイル情報記録部119に保持されている動画像ファイルに関する情報と一致する情報を有する動画像ファイルがセキュリティカード116に記憶されている場合には、ステップS306に進む。また、制御部108は、ファイル情報記録部119に保持されている動画像ファイルに関する情報と一致する情報を有する動画像ファイルがセキュリティカード116に記憶されていない場合には、ステップS310に進む。
ステップS306では、制御部108は、ファイル情報記録部119に保持されている動画像ファイルに関する情報と一致する情報を有する、セキュリティカード116に記録されている動画像ファイルの一部または全部のデータを読み出す。例えば、一部のデータは、動画像ファイルに含まれる動画像データのうちの任意の1バイトのデータ、連続した複数バイトのデータ、または、異なる複数個所の任意のアドレスの複数バイトのデータである。その後、制御部108は、ステップS307に進む。
ステップS307では、制御部108は、ステップS306のデータの読み出しが成功したか否かを判定する。例えば、制御部108は、セキュリティカード116からの読み出しに対する正常応答と共にデータを入力した場合には成功と判定し、セキュリティカード116からの読み出しに対するエラー応答を入力した場合には失敗と判定する。制御部108は、読み出しに成功した場合には、ステップS308に進み、読み出しに失敗した場合には、ステップS313に進む。
ステップS308では、制御部108は、ステップS306で読み出したデータの値が特定パターンの固定値「0xFF」であるか否かを判定する。すなわち、制御部108は、ステップS306で読み出した結果に基づいて、セキュリティカード116がセキュリティロック状態であるかを判別する。制御部108は、読み出したデータが固定値「0xFF」である場合には、ステップS309に進み、読み出したデータが固定値「0xFF」でない場合には、ステップS311に進む。セキュリティカード116は、ロック状態では、上記のように、固定値「0xFF」が読み出される。固定値は、「0xFF」である場合を例に説明するが、「0x00」、複数バイト(例えば3バイトが「0xFF」「0x00」「0xEE」などの特定パターンを繰り返す)等の任意の特定パターンでもよい。固定値の特定パターンが複数バイトである場合、ステップS306では、制御部108は、固定値の特定パターンのサイズ以上のデータを読み出す。
ステップS311では、制御部108は、上記の一致する情報を有する動画像ファイルの先頭フレームの画像(少なくとも一部のデータ)のデコード処理(展開処理)を試み、そのデコード処理が成功するか否かを判定する。制御部108は、デコード処理が成功した場合には、ステップS310に進み、デコード処理が失敗した場合には、ステップS312に進む。
ステップS309では、OSD部113は、装着されたセキュリティカード116が、直前までカメラ100で使用されていたカードであり、かつ、セキュリティロック状態であるために動画像ファイルを読み出すことができないことを示す警告画像を生成する。制御部108は、表示部120またはHDMI118に対して、その生成された警告画像(情報)を出力し、その生成された警告画像を表示するように制御する。表示部120は、その警告画像を表示し、ユーザに通知する。その後、制御部108は、ステップS310に進む。
ステップS312では、OSD部113は、装着されたセキュリティカード116に記録されている動画像ファイルのデータが破損していることを示す警告画像を生成する。制御部108は、表示部120またはHDMI118に対して、その生成された警告画像を出力し、その生成された警告画像を表示するように制御する。表示部120は、その警告画像を表示し、ユーザに知らせる。その後、制御部108は、ステップS310に進む。
ステップS313では、OSD部113は、装着されたセキュリティカード116が破損していることを示す警告画像(情報)を生成する。制御部108は、表示部120またはHDMI118に対して、その生成された警告画像を出力し、その生成された警告画像を表示するように制御する。表示部120は、その警告画像を表示し、ユーザに知らせる。その後、制御部108は、ステップS310に進む。ステップS310では、制御部108は、図3の処理を終了する。
以上説明したように、制御部108は、セキュリティカード116から読み出したデータの値が固定値である場合には、セキュリティカード116がロック状態であることを示す警告画像を表示部120に表示する。制御部108は、ステップS312およびS313の警告画像の表示とは別に、ステップS309の警告画像の表示を行う。ユーザは、記録媒体116がカメラ100に装着される前に、記録媒体116に書き込まれた動画像ファイルを閲覧できない場合がある。その場合、ユーザは、セキュリティカード116の破損またはデータの破損ではなく、単にセキュリティカード116がロック状態であることが原因で、動画像ファイルを閲覧できないことを認識可能になる。
なお、上述した実施形態においては、撮像素子103を有するカメラ100を例にして説明したが、この例に限定されず、記録媒体116を装着して記録媒体116に対してデータを書き込む電子機器の記録装置であれば適用可能である。例えば、外部入力端子から入力された動画像を記録媒体116に記録するような動画レコーダに適用可能である。同様に、本実施形態の記録装置は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、などに適用可能である。また、音楽プレーヤ、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置などに適用可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
100 カメラ、108 制御部、113 OSD部、116 記録媒体、119 ファイル情報記録部、120 表示部
Claims (16)
- 記録媒体にファイルを記録する記録装置であって、
最後に記録媒体に記録したファイルに関する情報を保持する保持手段と、
前記保持手段により保持した情報で特定されるファイルを前記記録装置に装着された記録媒体から読み出した結果に基づいて、前記記録媒体がセキュリティロック状態であるかを判別する制御手段と、を有することを特徴とする記録装置。 - 前記制御手段は、前記記録装置に記録媒体が装着されていることを検出したことに応じて、前記記録媒体と接続し、前記保持手段により保持した情報で特定されるファイルを前記記録装置に装着された記録媒体から読み出した結果に基づいて、前記記録媒体がセキュリティロック状態であるかを判別することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記保持手段により保持した情報で特定されるファイルの少なくとも一部のデータを読み出し、当該読み出した結果に基づいて、前記記録媒体がセキュリティロック状態であるかを判別することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記制御手段により前記記録媒体がセキュリティロック状態であると判別された場合に、セキュリティロック状態であることをユーザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記通知手段は、前記記録装置の表示手段に、前記記録媒体がセキュリティロック状態であることを示す表示を行うことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
- 前記通知手段は、前記装着された記録媒体から読み出したデータが特定パターンのデータである場合には、前記装着された記録媒体がセキュリティロック状態であることを示す情報を表示するように制御することを特徴とする請求項4または5に記載の記録装置。
- 前記ファイルは、画像ファイルであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記ファイルは、動画像ファイルであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記通知手段は、前記装着された記録媒体からの読み出しに失敗した場合には、前記装着された記録媒体が破損していることを示す情報を通知することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記通知手段は、前記装着された記録媒体にアクセス可能でない場合には、前記装着された記録媒体が破損していることを示す情報を通知することを特徴とする請求項4〜6、9のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記通知手段は、前記装着された記録媒体から読み出したデータが特定パターンのデータではなく、かつ、前記保持手段により保持した情報で特定されるファイルの少なくとも一部のデータのデコード処理に失敗した場合には、前記装着された記録媒体に記録されているファイルのデータが破損していることを示す情報を通知することを特徴とする請求項4〜6、9、10のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記ファイルは、動画像ファイルであり、
前記通知手段は、前記装着された記録媒体から読み出したデータが特定パターンのデータではなく、かつ、前記保持手段により保持した情報で特定される動画像ファイルの先頭フレームの画像のデコード処理に失敗した場合には、前記装着された記録媒体に記録されている動画像ファイルのデータが破損していることを示す情報を通知することを特徴とする請求項4〜6、9〜11のいずれか1項に記載の記録装置。 - 前記通知手段は、警告モードが設定されている場合、前記制御手段により前記記録媒体がセキュリティロック状態であると判別された場合に、セキュリティロック状態であることをユーザに通知することを特徴とする請求項4〜6、9〜12のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記特定パターンは、0xFFまたは0x00であることを特徴とする請求項6、11、12のいずれか1項に記載の記録装置。
- 記録媒体にファイルを記録する記録装置の制御方法であって、
最後に記録媒体に記録したファイルに関する情報を保持するステップと、
前記保持した情報で特定されるファイルを前記記録装置に装着された記録媒体から読み出した結果に基づいて、前記記録媒体がセキュリティロック状態であるかを判別するステップと、を有することを特徴とする記録装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1〜14のいずれか1項に記載された記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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