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JP2020066433A - 容器への物品供給装置 - Google Patents

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JP2020066433A
JP2020066433A JP2018198062A JP2018198062A JP2020066433A JP 2020066433 A JP2020066433 A JP 2020066433A JP 2018198062 A JP2018198062 A JP 2018198062A JP 2018198062 A JP2018198062 A JP 2018198062A JP 2020066433 A JP2020066433 A JP 2020066433A
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中島 寿一
Juichi Nakajima
寿一 中島
博昭 長谷川
Hiroaki Hasegawa
博昭 長谷川
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Nissin Foods Holdings Co Ltd
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Nissin Foods Holdings Co Ltd
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Abstract

【課題】容器が搬送されているカップ状容器に物品を収納する際の改良された方法を開発すること。【解決手段】容器CPを複数列として所定方向に順次搬送する容器搬送コンベア1に対して、当該容器搬送コンベアの両側に当該容器に充填すべき物品BPを搬送・整列させるとともに、得られた整列状態で吸引パッド6等を利用して、複数物品を吸着等して、容器搬送コンベアにおいて搬送されている容器内に物品を移載する。また、前記容器への物品供給装置25が前記容器搬送コンベアの複数列のうち、所定列に物品を供給するように構成することも可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、容器に対して、物品を充填するための容器への物品供給装置に関するものである。特に、即席麺等の生産において、カップ状容器に包装された麺を収納する場合に好適に利用することができる物品供給装置に関するものである。
食品分野において容器内に包装された麺等の物品を封入した製品は種々販売されている。このような製品を工場において連続的に大量生産する場合においては、当該容器に包装された麺等の物品を効率よく充填していく必要がある。
このような場合、当該カップ状の容器をコンベアラインで連続的に搬送し、当該容器に対して包装された麺等の物品を供給することになる。
ここで搬送される容器に対して物品を供給する装置として、例えば、以下の特許文献1に記載の技術が公開されている。
特開2013-103779
当該先行特許は、容器に供給されるコンベア列に対して、物品供給コンベアが一列の場合を示している。
しかし、より多くの商品を効率よく製造するには、一列ではなく多列として、当該カップ状容器に物品を連続的に充填していく方法が好ましい。
例えば、包装された麺を収納した即席麺の製造のように、多くの商品を生産性が高く製造するためには、複数列として、当該カップ状容器に高速で袋入り麺等の物品を充填していくことが必要となる。
具体的には図2に示すような態様でコンベアライン上に搬送されているカップ状容器に対して、迅速に物品を供給していく必要がある。
このような多列としたラインにおいて迅速かつ、多量に生産するためには、カップ容器への物品の充填もより効率的に実施することが必要となる。
しかし、容器搬送の速度をアップしてより効率的に製造するためには更なる改良が求められていた。
そこで、本発明者らはこのような容器が搬送されているカップ状容器に物品を収納する際の改良された方法を開発することを課題とした。
本発明者らの鋭意研究の結果、容器を複数列として所定方向に順次搬送する容器搬送コンベアに対して、当該容器搬送コンベアの両側に当該容器に充填すべき物品を搬送・整列させるとともに、得られた整列状態で吸引パッド等を利用して、複数物品を吸着等して、容器搬送コンベアにおいて搬送されている容器内に物品を移載する方法が有効であることを見出した。
すなわち、本願第一の発明は、
「容器を複数列として所定方向に順次搬送する容器搬送コンベアと、
当該容器搬送コンベアにおいて搬送される容器に対して供給すべき物品を搬送・整列させる搬送・整列装置であって、前記容器の搬送コンベアの両側において備えられた第一搬送・整列装置及び第二搬送・整列装置と、
当該第一及び第二搬送・整列装置において整列された物品群を当該整列状態を維持したまま保持し、前記容器搬送コンベアにより搬送される容器に移載する移載機構とを、備えた容器への物品供給装置。」、である。
次に、前記移載機構は、第一搬送・整列装置及び第二搬送・整列装置のそれぞれに対する個別の移載装置であることが好ましい。
すなわち、本願第二の発明は、
「前記移載機構が、第一搬送・整列装置及び第二搬送・整列装置のそれぞれに対する個別の移載装置を備えたものである請求項1に記載の容器への物品供給装置。」、である。
次に、当該容器への物品供給装置は、前記複数列のうちのうち、特定の所定列にのみ物品を供給するように構成することも可能である。
すなわち、本願第三の発明は、
「前記容器への物品供給装置が前記容器搬送コンベアの複数列のうち、所定列に物品を供給するように構成されている請求項1又は2に記載の容器への物品供給装置。」、である。
次に、物品供給を行う所定列については、前記容器搬送コンベアの第一搬送・整列装置側の所定列が第一容器に対応するとともに、前記第二搬送・整列装置側の所定列が第一容器とは形状や構成が異なる第二容器に対応するように切替可能に構成されていることが好ましい。
すなわち、本願第四の発明は、
「前記容器搬送コンベアの第一搬送・整列装置側の所定列が第一容器に対応するとともに、前記第二搬送・整列装置側の所定列が第二容器に対応するように構成されている請求項3に記載の容器への物品供給装置。」、である。
次に、第一搬送・整列装置及び第二搬送・整列装置における物品の整列状態は、複数列ある容器搬送コンベアのうち、物品を供給する位置に対応して整列されていることが好ましい。
すなわち、本願第五の発明は、
「前記第一搬送・整列装置及び第二搬送・整列装置におけるそれぞれの物品整列状態が、前記所定列に対応して整列されている請求項3又は4のいずれかに記載の容器への物品供給装置。」、である。
次に、本容器への物品供給装置においては、物品を収納後の容器搬送コンベアの排出部において、当該容器搬送コンベアの進行方向と交差する方向に排出コンベアを備えることが好ましい。
すなわち、本願第六の発明は、
「前記容器搬送コンベアの排出部において、当該容器搬送コンベアの進行方向と交差する方向に排出コンベアを備えた請求項1〜5のいずれかに記載の容器への物品供給装置。」、である。
本発明の第一の実施態様の容器への物品供給装置の平面模式図である。 物品搬送コンベアの構造及び列方向を示す斜視図である。 本発明の第一の実施態様の容器搬送コンベアの平面模式図である。 本発明の第一の実施態様の第一及び第二の搬送・整列装置の平面模式図である。 本発明の第一の実施態様の移載装置の移載状態を示す模式図である。 本発明の第二の実施態様の容器への物品供給装置の平面模式図である。 本発明の第二の実施態様の移載装置の移載状態を示す模式図である。 本発明の第三の実施態様の容器への物品供給装置の平面模式図である。
1 容器搬送コンベア
3 第一搬送・整列装置
5 第二搬送・整列装置
6 吸引パッド
7 第一移載装置
9 第二移載装置
11 コンベアチェーン
13 枠体
15 孔部
17 カップ供給装置
19 蓋部供給装置
21 第一排出コンベア
23 第二搬出コンベア
25 物品供給コンベア
27 蛇行コンベア(2列)
29 搬送コンベア
31 チャネライザー
33 バキュームフォーミング装置
35 整列エリア
41 コンバーチャー
43 蛇行コンベア(1列)
45 切替式振り分けコンベア
311 第一チャネライザー
312 第二チャネライザー
CP カップ状容器
CP1 第一カップ状容器
CP2 第二カップ状容器
BP 物品
BP1 第一物品
BP2 第二物品
以下に、本発明の実施態様について図面を参照しつつ説明する。但し、本発明はこれらの実施態様に限定されるものではない。図1は本発明の第一の実施態様の全体図を示したものである。
本発明の第一の実施態様においては、中央部に複数容器CPを複数列として所定方向に順次搬送する容器搬送コンベア1を有し、当該容器搬送コンベア1の両側には、当該容器搬送コンベア1において搬送される容器CPに対して供給すべき物品BPを搬送・整列させる搬送・整列装置であって、前記容器の搬送コンベアの両側において備えられた第一搬送・整列装置3及び第二搬送・整列装置5が備えられている。
さらに、当該当該第一及び第二搬送・整列装置において整列された物品を複数保持し、前記容器搬送コンベア1により搬送される複数容器CPに移載する移載機構として、物品BPを吸着する吸引パットを備えた移載装置(第一移載装置7及び第二移載装置9)を備えている。以下これらの構成を説明する。
(1)容器搬送コンベア
本発明の第一実施態様における容器搬送コンベア1は、複数の容器CPを複数列の状態で搬送する容器搬送コンベアである。図1及び図2に示すように本発明の第一実施態様の容器への物品供給装置においては、一対のコンベアチェーン11間に複数の枠体13が連続的に連結されており、当該各枠体13にはカップ状容器CPを収納する孔部15が複数設けられている。当該孔部15に容器CPが収納され、当該容器CP内に収納すべき物品BPが供給される。
尚、コンベアチェーン11は無端状の一対のスプロケット間を走行するようになっている。各枠体には、公知のカップ供給装置17により順次カップが供給される。各枠体13にカップ状容器が収納された状態で容器搬送コンベアが順次カップ状容器を搬送する(図2及び図3)。
また、容器CPの形状は、円形に限られず、角型や楕円状等の種々の形状が可能であることは勿論である。
本発明の第一実施態様においては、各枠体13に挿入されるカップ状容器CPの数は6個となっており、6個のカップ状容器CPを収納した枠体13が図3の紙面右側(矢印方向)に順次搬送される。尚、当該枠体13の収納個数がコンベアラインの列数に対応しており、本実施態様の場合、コンベアラインの列数は6列となっている。
尚、カップ状容器CPはラインの上流側において公知の方法により供給される。また、物品BP(包装された麺)が供給された後においてカップ状容器CPに対して上部から蓋部供給装置19により蓋部(例えばアルミキャップ)が載置され、当該アルミキャップがヒートシールされることによってカップに吸着し、密封が施される。また、アルミキャップが載置される前に、所定のスープ、具材等の小袋や小物品を収容してもよいことは勿論である。
当該、蓋が付されたカップは、次工程に進むために、前記容器搬送コンベアの排出部において、当該容器搬送コンベア1の進行方向と交差する方向に搬送する排出コンベア(第一排出コンベア21及び第二排出コンベア23)に移行するように構成されている。
本発明の第一の実施態様においては、排出コンベア(21及び23)は、容器搬送コンベア1の進行方向に対して垂直に交差する方向であって、容器搬送コンベアの進行方向に対して左側の3個は一列となって左側の第一排出コンベア21によって排出される。また、ラインの進行方向に対して右側の3個は一列となって右側の第二排出コンベア23によって排出される。
(2)物品の搬送・整列装置
次に、図4に示すように前記容器搬送コンベア1の両側には、当該容器搬送コンベア1において搬送される容器CPに対して供給すべき物品BPを搬送・整列させる搬送・整列装置(3及び5)が設けられている。
尚、本発明における物品BPとは容器CPに対して収納すべき物品をいい、例えば、即席食品であると、即席麺におけるカップ状容器CPに対して包装された麺を供給する場合が挙げられる。具体的には、ウエットタイプのロングライフ麺を包装したパウチ等が挙げられる。
本発明では、前記カップ状容器CPに収納する物品BPを順次供給して整列させ、当該整列状態のまま物品群をコンベアラインに搬送されているカップ状容器CPに移載して、カップ状容器CPに物品BPを収納させる。
また、当該物品BPの搬送・整列装置は、前記容器の搬送コンベア1の両側において備えられており、それぞれ第一搬送・整列装置3(容器搬送コンベアの進行方向に向かって左側)及び第二搬送・整列装置5(容器搬送コンベアの進行方向に向かって右側)となっている。
本発明の第一の実施態様においては図4に示すように物品BPの供給のために物品供給コンベア25が第一搬送・整列装置3及び第二搬送・整列装置5の上流側の位置に設置されている。
当該物品供給コンベア25は、物品BPのストック場所より物品群を4列として搬送する。途中で当該経路が二股に分かれて2列の蛇行コンベア27を経て、2列の搬送コンベア29を通過して搬送される。そして、続いてチャネライザー31(セパレータ)において、さらに、所定位置に搬送され、バキュームフォーミング装置33によって吸引を利用して物品を整列エリア35において規則正しく並べて整列させる。
また、当該第一搬送・整列装置3と第二搬送・整列装置5のバキュームフォーミング装置33の整列エリア35の端部においては、複数の物品BPが前記容器搬送コンベア1において枠体13に収納されたカップ状容器CPの間隔と同一となるように、6列×2(枠分)づつとなるように配置される。
また、第一搬送・整列装置3と第二搬送・整列装置5の整列エリアの端部は、容器搬送コンベア1の進行方向に対して移載装置7の幅分のため異なる位置にずらして位置している。
尚、上記の物品の搬送・整列装置(3及び5)は本発明を具現化する一つの態様を示したものに過ぎない。従って、本発明における物品の搬送・整列装置とは、物品を搬送しかつ整列できる機構を有するものであればあらゆる態様が可能である。本発明はこれらの態様も当然に包含するものである。
(3)物品の移載機構
次に、6列づつに配列された物品群BPは、当該6列×2枠分(12食)づつの状態で吸引パット6を備えた移載装置(7及び9)によって吸引保持され、前記整列エリア35で当該整列状態を維持したまま物品移載装置(7及び9)によってコンベアラインを搬送されているカップ状容器CP内に移載される。図5に当該状態を示す。尚、図5は容器搬送コンベアの下流側から上流側を見た場合の断面模式図である。
当該物品移載装置は種々のタイプを利用することができる。例えば、物品BPの吸引保持についても送風機やコンプレッサー等を用いて、ベンチュリの法則を利用するタイプ、ベルヌーイ効果を利用するタイプ等の種々のタイプを利用することができる。
(4)物品の移動の経路
以下に再度、物品BPの移動の経路について説明する。カップ状容器CPに収納する物品BPは物品供給コンベア25により4列の状態で上流から搬送される。当該4列のうち、2列ごとに搬送経路は分かれ、蛇行コンベア27により蛇行状にコンベア移動した後、2列ごとの直進する搬送コンベア29(2経路)に移行する。
次に、各搬送コンベア29から2列で搬送される物品は、並列する2機のチャネライザー31に移動し、当該物品BPは、各チャネライザー31によって各整列エリア35に運ばれバキュームフォーミング装置33によって6列×2枠の12食ごとに整列される。
一方、容器搬送コンベア1においては、カップ状容器CPが供給された後、6列でカップ状容器CPが搬送されている。当該搬送されているカップ状容器CPに、整列エリア35において整列された物品BPは、移載装置(7及び9)によって6列×2枠(12食)ごとに吸引パッド6により吸着され、容器搬送コンベア1の側に水平移動し、容器搬送コンベア1において搬送されているカップ状容器CPに6列×2枠(12カップ)ごとに供給される。
容器搬送コンベア1において搬送されているカップ状容器CPに物品BP(包装された麺)が収納された状態で、その他の小袋等が追加された後、各カップ状容器CPの開口部に上部に蓋部供給装置19により蓋部(アルミキャップ)が載置され、ヒートシールされることによって上部が密閉され、物品BPを含め他の必要な物品を収納し、上部に蓋がされた後、カップ状容器CPは、容器搬送コンベア1の進行方向と垂直に交差する排出コンベア(に移載され、搬送コンベアによって次工程に移行する。尚、排出コンベア(第一排出コンベア21及び第二排出コンベア23)は反対向きの2方向に搬送するように設定されている。
(5)第二の実施態様
次に図6は、本発明の第二の実施態様を示したものである。
第二の実施態様においては、第一の実施態様とは異なり、前記容器搬送コンベア1の第一搬送・整列装置側の複数列(3列)が第一容器CP1に対応するとともに、前記第二搬送・整列装置側の複数列(3列)が第二容器CP2に対応するように構成されている。
通常、同一商品を大量に製造するのであれば、上述の第一の実施態様による製造方法が好ましいが、このような場合、別の商品(容器及び/又は収納する物品が異なるタイプ)を製造しようとすると、容器のサイズや収容する物品(内容物)が異なるため、容器の供給装置、収容する物品(内容物)の種類、蓋部種類や当該蓋部のヒートシール機等の種々の入れ替える必要が生じる場合がある。
このような、製造ラインの調整は煩雑な作業を伴うことが多い。このため、予め複数種類の商品の製造に対応できるように物品の容器への供給装置を調整しておくと便利である。
すなわち、生産能力は低下するが、予め複数の商品に対応できるように本発明の物品の容器への供給装置を構成しておくことができる。複数品種を少量生産する際には上記の態様が有効である。
本願の第二の実施態様はこのような態様を示すものである。すなわち、前記容器搬送コンベア1において、第一搬送・整列装置側の3列に供給すべき物品(第一物品BP1とする)と、第二搬送・整列装置側の3列に供給すべき物品(第二物品BP2とする)が異なる種類の物品であり、かつ、当該第一物品BP1は第一容器CP1に対応するとともに、第二物品BP2は第一容器とは異なる第二容器CP2に対応するようになっている。さらに、これに対応して蓋部供給装置19により供給される蓋部(アルミキャップ)の種類等も異なっている。
例えば、第一容器CP1が小カップであり、第二容器CP2が大カップであるようにカップの種類やサイズが異なり、あるいは、各カップに収納する物品の種類やサイズが異なる場合でも好適に対応することができる。
具体的には、本発明の第二の実施態様においては容器搬送コンベア1のコンベア進行方向に向かって左側の3列に第一容器CP1が挿入されており順次搬送されている。
また、容器搬送コンベア1のコンベア進行方向に向かって右側の3列が第二容器CP2に対応することができるようになっている。
但し、図6には当該第二容器CP2は挿入されておらず、第一容器CP1のみを搬送する状態を示している。
尚、上記の場合、容器搬送コンベア1の6列のうち、その半分の3列づつが第一容器CP1及び第二容器CP2に対応できるように構成されているが、このように容器搬送コンベア1の列数の半分づつを第一容器CP1及び第二容器CP2に対応できるように構成しておくと前述のように品種の異なる商品を製造する場合に便利である。
次に、第一搬送・整列装置3においては、カップ状容器の搬送経路の進行方向に向かって左側の3列分の第一容器CP1に対して、収納するための第一物品BP1が搬送・整列するように設定されている。すなわち、第一搬送・整列装置3においては、コンベアの進行方向に向かって整列エリアの左側の領域にのみ第一物品が3列に整列するように、並列するチャネライザーのうち一方のチャネライザー311のみが利用される。
さらに、同様に第二搬送・整列装置5においても、カップ状容器の搬送経路のうち、進行方向に向かって左側の3列分の第一容器CP1に対して、収納するための第一物品BP1が搬送・整列するように設定されている。このため、同様に並列するチャネライザーのうち一方のチャネライザー311のみが利用される。
次に、当該第二の実施態様においては、第一搬送・整列装置3において、整列エリア35においてコンベアの進行方向に向かって左側の3列×2枠(6食)分の第一物品BP1のみを吸着し、搬送されている第一容器CP1に当該物品を供給する移載装置7が設けられている。
尚、当該移載装置の吸引パッド6の6つ部分のうち、切替により吸引動作は3つのみとなっている。図7に当該状態を示す。尚、図7は容器搬送コンベアの下流側から上流側を見た場合の模式図である。
さらに、第二搬送・整列装置5についても同様にコンベアの進行方向に向かって左側の3列の第一物品BP1のみを吸着し、搬送されている第一容器CP1に当該物品を供給する。
すなわち、容器搬送コンベア1及び物品の搬送・整列装置(3及び5)ともに、6列のうち、左側の3列のみを利用する形態を示している。
また、第一物品BP1を収納したカップに対しては、必要に応じて他のスープ及び具
材等の小袋等が追加された後、上部より蓋部供給装置19によりアルミ製の蓋部が載置され、当該蓋部のヒートシール処理が施された後に、当該容器搬送コンベアの進行方向と交差する方向に走行する排出コンベア21に乗り移りするように構成されている(容器搬送コンベアの進行方向に向かって左方向)。
(6)第二の実施態様における物品の移動の経路
以下に本願の第二の実施態様において物品の移動の経路について図6を参照しつつ再度説明する。
カップ状容器に収納する第一物品BP1は物品供給コンベア25により4列の状態で上流から搬送される。当該4列のうち、2列ごとに2列から1列に変更するコンバーチャー41によって1列搬送に変更された後、蛇行コンベア43により蛇行状にコンベア移動した後、切替式振り分けコンベア45(2経路)に移載される。
当該切替式振り分けコンベア45は、並列する2機のチャネライザー(311及び312)に物品を供給することが可能であるが、容器搬送ライン1の進行方向に向かって左側3列のカップ状容器CPに第一物品BP1を供給する場合には、第一搬送・整列装置3のチャネライザーのうち、コンベア進行方向に向かって左側のチャネライザー311に第一物品BP1を供給する。また、第二搬送・整列装置5のチャネライザーにおいても、同様にコンベア進行方向に向かって左側のチャネライザー311に第一物品BP1を供給する。
当該各チャネライザーによって第一物品BP1は、各整列エリア35に運ばれバキュームフォーミング装置33によって整列エリア35において3列ごとに整列される。
一方、容器搬送コンベア1においては、6列のうち進行方向に向かって左側の3列に第一カップ状容器CP1が収納されている。当該搬送されているカップ状容器CP1に対して、整列エリア35において整列された物品BP1は、移載装置(7及び9)によって3列×2枠(6食)が吸引パット6により吸着され、容器搬送コンベア1側に水平移動し、容器搬送コンベア1において搬送されているカップ状容器CP1に3列×2枠(6カップ)ごとに供給される。
容器搬送コンベア1において搬送されているカップ状容器CP1に第一物品BP1が収納された状態で、その他のスープや具材等の小袋等が追加された後、各カップ状容器の開口部に上部に蓋部供給装置19より蓋部(アルミキャップ)が載置され、ヒートシールされることによって上部が密閉され、第一物品BP1を含め必要な物品を収納し、上部に蓋がされたカップ状容器は、容器搬送コンベア1の進行方向と垂直に交差する排出コンベア21に移載され、当該排出コンベア21によって次工程に移行する。
(7)第三の実施態様
本願の第二の実施態様においては容器搬送コンベア1のコンベア進行方向に向かって左側の3列を使用する態様を示していたところ、図8に示すように本願の第三の実施態様は、右側の3列を使用する態様を示したものである。
本第三の実施態様は、容器への物品供給装置において容器搬送コンベア1の進行方向に向かって右側3列のカップ状容器CPに物品を供給する構成となっている。
具体的には、容器搬送コンベア1のコンベア進行方向に向かって右側の3列に第二容器CP2が挿入されており順次搬送されている。また、図8においては、第一容器は挿入されておらず、第二容器のみを搬送する状態を示している。
次に、第一搬送・整列装置3の並列する2機のチャネライザーにおいて、コンベア進行方向に向かって右側のチャネライザー312に第二物品BP2を供給する。また、第二搬送・整列装置5のチャネライザーにおいても、コンベア進行方向に向かって右側のチャネライザー312に第二物品BP2を供給する。
このようにするために上述の切替式振り分けコンベア45をコンベア進行方向に対して右側のチャネライザー312に供給するようにその向きを第二の実施態様とは変えている。
チャネライザー312における搬送の後、整列エリア35においてコンベアの進行方向に向かって右側の領域にのみ第二物品BP2が3列に整列するように設定されている。
また、同様に第二搬送・整列装置5においても、整列エリア35においてコンベアの進行方向に向かって右側の領域にのみ第二物品BP2が3列に整列するように設定されている。
整列エリア35において整列された物品BP2は、移載装置7,9によって3列×2枠(6食)吸引パットにより吸着され、容器搬送コンベアに水平移動し、容器搬送コンベアにおいて搬送されているカップ状容器(第二容器CP2)に3列×2枠(6カップ)ごとに供給される。
容器搬送コンベア1において搬送されているカップ状容器CP2に第二物品BP2が収納された状態で、その他のスープや具材等の小袋等が追加された後、各カップ状容器の開口部に上部に蓋部供給装置19により蓋部(アルミキャップ)が載置され、ヒートシールされることによって上部が密閉され、第二物品BP2を含め必要な物品を収納し、上部に蓋部供給装置19により蓋部がされたカップ状容器は、容器搬送コンベア1の進行方向と垂直に交差する排出コンベア23に移行され、排出コンベア23によって次工程に移行する。具体的には、容器搬送コンベア1の進行方向と交差する方向に排出コンベア23に乗り移りするように構成されている(容器搬送コンベアの進行方向に向かって右方向)。
(6)本発明の適用製品
本発明は種々の製品の製造に利用することができるが、特に加工食品の製造に好適に利用することができる。特にプラスチック製の包装材中に封入された麺等をカップ状の容器に封入して製造する生タイプ即席麺に好適に適用することができる。

Claims (6)

  1. 容器を複数列として所定方向に順次搬送する容器搬送コンベアと、
    当該容器搬送コンベアにおいて搬送される容器に対して供給すべき物品を搬送・整列させる搬送・整列装置であって、前記容器の搬送コンベアの両側において備えられた第一搬送・整列装置及び第二搬送・整列装置と、
    当該第一及び第二搬送・整列装置において整列された物品群を当該整列状態を維持し
    たまま保持し、前記容器搬送コンベアにより搬送される容器に移載する移載機構とを、
    備えた容器への物品供給装置。
  2. 前記移載機構が、第一搬送・整列装置及び第二搬送・整列装置のそれぞれに対する個別の移載装置を備えたものである請求項1に記載の容器への物品供給装置。
  3. 前記容器への物品供給装置が前記容器搬送コンベアの複数列のうち、所定列に物品を供給するように構成されている請求項1又は2に記載の容器への物品供給装置。
  4. 前記容器搬送コンベアの第一搬送・整列装置側の所定列が第一容器に対応するとともに、前記第二搬送・整列装置側の所定列が第二容器に対応するように構成されている請求項3に記載の容器への物品供給装置。
  5. 前記第一搬送・整列装置及び第二搬送・整列装置におけるそれぞれの物品整列状態が、前記所定列に対応して整列されている請求項3又は4のいずれかに記載の容器への物品供給装置。
  6. 前記容器搬送コンベアの排出部において、当該容器搬送コンベアの進行方向と交差する方向に排出コンベアを備えた請求項1〜5のいずれかに記載の容器への物品供給装置。
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