Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2020042898A - コネクタ及びコネクタの製造方法 - Google Patents

コネクタ及びコネクタの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020042898A
JP2020042898A JP2018166723A JP2018166723A JP2020042898A JP 2020042898 A JP2020042898 A JP 2020042898A JP 2018166723 A JP2018166723 A JP 2018166723A JP 2018166723 A JP2018166723 A JP 2018166723A JP 2020042898 A JP2020042898 A JP 2020042898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
housing
wire
connector
core wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018166723A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7226944B2 (ja
Inventor
晃一 池部
Koichi Ikebe
晃一 池部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2018166723A priority Critical patent/JP7226944B2/ja
Publication of JP2020042898A publication Critical patent/JP2020042898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7226944B2 publication Critical patent/JP7226944B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

【課題】電線と端子間の高い導通性と高い電線保持力を共に確保できるコネクタ等を提供する。【解決手段】端子収容室8と端子収容室8の上方が開口部によって開口されたハウジング本体3と、端子収容室8に収容され、基底部32と基底部32より延設された一対の芯線用クリップ部(電線保持部)33を有する端子30と、端子30の基底部32上に配置され、被覆部21が除去されて露出された芯線20が一対の芯線用クリップ部(電線保持部)33,34で保持された電線Wと、ハウジング本体3に組み付けされ、開口部より端子収容室8に入り込んで芯線20を端子30の基底部32に押圧する芯線押圧部15を有するハウジングカバー13とを備えた。【選択図】図7

Description

本発明は、端子がコネクタハウジングに収容されたコネクタ及びその製造方法に関する。
従来より、端子収容室を有するコネクタハウジングと、端子収容室に収容され、電線が接続された端子とを備えたコネクタが種々提案されている(特許文献1参照)。このような構成のコネクタでは、端子と電線との電気的接続は、端子のバレル部を用いて行われているものがある(特許文献2参照)。
具体的には、図8に示すように、端子100は、基底部101の両側端より延設された1対のバレル部102を有する。電線Wの端部は、端部の被覆部(図示せず)が取り除かれて芯線110が露出されている。端子100の基底部101上に電線Wの芯線110を配置し、一対のバレル部102が加締められて芯線110に圧着する。一対のバレル部102は、各先端箇所102aが多数の素線からなる芯線の内部に食い込む状態とされる。
一対のバレル部102の各先端箇所102aが多数の素線からなる芯線110に内部に食い込むことによって、電線Wの芯線110と端子100間の接触面積を広く確保でき、これによって高い導通性と電線保持力(電線Wと端子100間の固着力)を共に確保できる。
特開2010−92642号公報 特開2009−245701号公報
しかしながら、一対のバレル部102の各先端箇所102aが多数の素線からなる芯線110の内部に食い込むことなく圧着される場合がある。例えば、0.05sq等の非常に細い電線Wでは、バレル部102の板厚に対して芯線110の径が小さ過ぎてバレル部102の先端箇所102aが芯線110の内部に食い込まない可能性が高くなる。
一対のバレル部102の各先端箇所102aが芯線110に内部に食い込まないと、電線Wの芯線110と端子100間の接触面積を広く確保することができないため、高い導通性と高い電線保持力(電線Wと端子100間の固着力)を確保できないという問題が発生する。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、電線と端子間の高い導通性と高い電線保持力を共に確保できるコネクタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、端子収容室と前記端子収容室の上方が開口部によって開口されたハウジング本体と、前記端子収容室に収容され、基底部と前記基底部より延設された電線保持部を有する端子と、前記端子の前記基底部上に配置され、被覆部が除去されて露出された芯線が前記電線保持部で保持された電線と、前記ハウジング本体に組み付けされ、前記開口部より前記端子収容室に入り込んで前記芯線を前記端子の前記基底部に押圧する芯線押圧部を有するハウジングカバーとを備えたことを特徴とする。
本発明のコネクタの製造方法は、基底部と前記基底部より延設された電線保持部を有する端子に対し、前記端子の前記基底部上に被覆部が除去されて芯線が露出された電線を配置し、冶具によって前記電線保持部を塑性変形させて前記端子が前記芯線を保持する電線保持工程と、前記電線保持工程の前工程と後工程のいずれかで行い、前記端子をハウジング本体内の端子収容室に配置するハウジング内端子配置工程と、前記ハウジング本体にハウジングカバーを組み付け、前記ハウジングカバーの芯線押圧部が前記端子収容室の上方の開口部より前記端子収容室に入り込んで前記芯線を前記端子の前記基底部に押圧するカバー組み付け工程とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電線と端子間の高い導通性と高い電線保持力を共に確保できる。
本発明の一実施形態を示し、コネクタと冶具の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、冶具をハウジング本体に挿入した状態の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は電線を端子の基底部に配置する前の斜視図、(b)は電線を端子の基底部に配置した斜視図、(c)は電線を芯線用クリップ部で保持した斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、ハウジングカバーをハウジング本体に組み付ける前の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、ハウジングカバーをハウジング本体に組み付けた斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はコネクタの側面図、(b)はコネクタの正面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は図6(b)のA−A線断面図、(b)は(a)のB−B線断面図、(c)は(a)のC−C線断面図である。 従来例を示し、一対のバレル部で電線の芯線を圧着した断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7を参考にして、本発明の実施形態に係るコネクタ及びその製造方法を説明する。コネクタ1は、コネクタハウジング2と、コネクタハウジング2に収容される端子30と、端子30に接続される電線Wとを備えている。
説明の便宜上、端子30、電線W、コネクタ1の順に構成を説明する。
端子30は、図3に詳しく示すように、相手端子(図示せず)が挿入される箱部31と、箱部31より後方に延設された基底部32と、基底部32の左右両側より延設された電線保持部である2組の一対の芯線用クリップ部33,34とを有する。2組の一対の芯線用クリップ部33,34は、端子30の長手方向に間隔を置いた位置に設けられている。各組の一対の芯線用クリップ部33,34は、それぞれ円弧形状を有し、互いに近接させる方向の塑性変形によって、外形が概略円形の芯線20を包み込んで円弧面で接触した状態で芯線20をそれぞれ保持する。
電線Wは、コネクタハウジング2の後方より引き出される。電線Wは、導電材の芯線20と、芯線20の外周を覆う絶縁材の被覆部21とを有し、芯線20及び被覆部21共に断面外形がほぼ円形である。芯線20は、多数の素線(符号を付さず)が撚られることによって形成されている。電線Wは、芯線20の太さが0.05sq等の非常に細い電線である。
コネクタハウジング2は、ハウジング本体3と、ハウジング本体3にヒンジ部12を介して連結されたハウジングカバー13とを備えている。コネクタハウジング2の前方側より相手コネクタ(図示せず)が嵌合される。
ハウジング本体3は、天井壁4と底壁5と一対の側壁6と前面壁7とを有し、内部に複数(この実施形態では4つ)の端子収容室8が設けられている。各端子収容室8は、前面壁7にそれぞれ開口している。この開口より相手端子(図示せず)が挿入される。各端子収容室8の後方は、外部にそれぞれ開口している。この開口より端子30が端子収容室8に挿入される。全ての端子収容室8の上方は、端子30の挿入方向の上流側が天井壁4によって閉塞され、端子30の挿入方向の下流側が開口部9によって外部に開口している。
複数の端子収容室8は、横方向に配列されている。各端子収容室8は、仕切壁10によって左右方向が仕切られている。左右両端の端子収容室8は、側壁6と仕切壁10と底壁5に囲まれている。左右両端より中央の各端子収容室8は、2つの仕切壁10と底壁5に囲まれている。各端子収容室8には、端子係止ランス(図示せず)が設けられている。又、左右の側壁6には、係止突起11が設けられている。
ハウジングカバー13は、ハウジング本体3にヒンジ部12を支点として回転自在に支持されている。ハウジングカバー13は、図4の組み付け待機位置と、ハウジング本体3の開口部9を閉塞する図5の組み付け位置との間で変移する。ハウジングカバー13の組付け待機位置では、ハウジング本体3の開口部9を開放する。ハウジングカバー13の組み付け位置では、ハウジング本体3の開口部9を閉塞し、一対の係止アーム14がハウジング本体3の係止突起11に係止される。ハウジングカバー13の組み付け位置では、図6に示すように、端子30の箱部31の後端スペースに入り込み、ハウジングカバー13の端子規制面17が箱部31の後端面にほぼ当接する。これにより、端子30の端子収容室8からの離脱方向の移動が阻止される。
ハウジングカバー13の内面側には、各端子収容室8に対応する位置に芯線押圧部15と被覆押圧部16の組がそれぞれ突設されている。各芯線押圧部15は、ハウジングカバー13の組み付け位置にあって、各端子30の2組の芯線用クリップ部33,34の配置位置に対応する位置に設けられている。各被覆押圧部16は、ハウジングカバー13の組み付け位置にあって、各端子30より引き出された電線Wの被覆部21の配置位置に対応する位置に設けられている。
次に、コネクタ1の製造に使用する冶具40について説明する。冶具40は、図2に示すように、ハウジング本体3の開口部9に嵌合可能に設けられている。冶具40は、その下面に各端子収容室8の芯線用クリップ部33,34にそれぞれ対応する位置にクリップ加締め部41,42をそれぞれ有する。各クリップ加締め部41,42は、治具40の挿入位置への移動過程で一対の芯線用クリップ部33,34を互いに近接する方向に塑性変形し、2組の一対の芯線用クリップ部33,34を芯線20に密着させる(図3(c)参照)。
次に、コネクタ1の製造手順を説明する。図1に示すように、ハウジング本体3の各端子収容室8にその後方開口より各端子30を挿入する(ハウジング内端子配置工程)。端子30は、端子収容室8の端子係止ランス(図示せず)に係止する位置が挿入完了位置である。尚、図面では、簡略化のために1個の端子30のみ図示されているが、所望個数の端子30を挿入する。
次に、図1に示すように、被覆部21が取り除かれて芯線20が露出された電線Wの端部を、端子30の基底部32上に配置する。詳細には、芯線20は、2組の一対の芯線用クリップ部33,34の間の基底部32上に、被覆部21は、端子30の後端より後方位置にそれぞれ位置するよう配置する。
次に、図2に示すように、端子収容室8の上方の開口部9より冶具40を各端子収容室8に挿入する。冶具40の挿入過程で、冶具40の各クリップ加締め部41,42が2組の一対の芯線用クリップ部33,34を互いに近接する方向にそれぞれ押圧し、徐々に塑性変形させて芯線20を保持する(図3(c)参照)。
次に、端子収容室8の上方の開口部9より挿入された冶具40を取り外し、図4の組み付け待機位置のハウジングカバー13を図5、図6の組み付け位置に回転させる。これにより、ハウジングカバー13がハウジング本体3の開口部9に組み付される(カバー組み付け工程)。ハウジングカバー13の組み付けによって、図7(a)、(b)に示すように、ハウジングカバー13の芯線押圧部15が開口部9より端子収容室8に入り込んで芯線20を端子30の基底部32に押圧する。又、ハウジングカバー13の組み付けによって、図7(a)、(c)に示すように、ハウジングカバー13の被覆押圧部16が開口部9より端子収容室8に入り込んで、被覆部21をハウジング本体3の端子収容室8の底壁5に押圧する。
以上説明したように、コネクタ1は、端子収容室8と端子収容室8の上方が開口部9によって開口されたハウジング本体3と、端子収容室8に収容され、基底部32と基底部32より延設された一対の芯線用クリップ部(電線保持部)33,34を有する端子30と、端子30の基底部32上に配置され、芯線20が一対の芯線用クリップ部(電線保持部)33,34で保持された電線Wと、ハウジング本体3に組み付けされ、開口部9より端子収容室8に入り込んで芯線20を端子30の基底部32に押圧する芯線押圧部15を有するハウジングカバー13とを備えている。
従って、端子30の一対の芯線用クリップ部(電線保持部)33,34が電線Wの芯線20を保持することによる導通性及び電線保持力と、芯線20が端子30の基底部32に押圧されることによる導通性と電線保持力とによって、トータルとして高い導通性と高い電線保持力(電線Wと端子30間の固着力)を共に確保できる。つまり、従来例の箇所で説明したように、一対のバレル部の各先端箇所を多数の素線からなる芯線に内部に食い込まないような電線にあっても、高い導通性と高い電線保持力(電線Wと端子30間の固着力)を共に確保できる。
ハウジングカバー13は、開口部9より端子収容室8に入り込んで電線Wの被覆部21をハウジング本体3の端子収容室8の底壁5に押圧する被覆押圧部16を有する。
従って、電線Wの被覆部21が端子収容室8の底壁5に押圧されることによる電線保持力(電線Wと端子30間の固着力)によって、電線保持力(電線Wと端子30間の固着力)が向上する。
ハウジングカバー13は、図6(a)に示すように、開口部9より端子収容室8に入り込んで被覆部21をハウジング本体3の端子収容室8の底壁5に押圧する被覆押圧部16を有する。従って、端子30の端子収容室8からの抜けを防止できる。この実施形態では、端子30は、ハウジング本体3の端子係止ランス(図示せず)と、ハウジングカバー13の端子規制面17とによって二重係止され、端子30の端子収容室8からの抜け防止力が向上する。
コネクタ1の製造方法は、基底部32と基底部32より延設された電線保持部33,34を有する端子30に対し、端子30の基底部32上に電線Wの露出された芯線20の箇所を配置し、冶具40によって電線保持部33,34を塑性変形させて端子30が芯線20を保持する電線保持工程と、電線保持工程の前工程と後工程のいずれかで行い、端子30をハウジング本体3内の端子収容室8に配置するハウジング内端子配置工程と、ハウジング本体3にハウジングカバー13を組み付け、ハウジングカバー13の芯線押圧部15が端子収容室8の上方の開口部9より端子収容室8に入り込んで芯線20を端子30の基底部32に押圧するカバー組み付け工程とを備えている。
従って、このようにして製造されたコネクタ1は、上記と同様な理由によって、トータルとして高い導通性と高い電線保持力(電線Wと端子30間の固着力)を共に確保できる。つまり、従来例の箇所で説明したように、一対のバレル部の各先端箇所を多数の素線からなる芯線に内部に食い込まないような電線にあっても、高い導通性と高い電線保持力(電線Wと端子30間の固着力)を共に確保できる。
前記した実施形態の製造方法は、ハウジング本体3の端子収容室8に、基底部32と基底部32より延設された電線保持部33を有する端子30を配置するハウジング内端子配置工程と、端子30の基底部32上に、電線Wの芯線20が露出された箇所と被覆部21で芯線20が被覆された箇所を配置し、端子収容室8の上方の開口部9より冶具40を端子収容室8に挿入し、冶具40によって電線保持部33を塑性変形させて端子30が芯線20を保持する電線保持工程と、端子収容室8の上方の開口部9より端子収容室8に挿入された冶具40を取り外してハウジング本体3にハウジングカバー13を組み付け、ハウジングカバー13の芯線押圧部15が端子収容室8の上方の開口部9より端子収容室8に入り込んで芯線20を端子30の基底部32に押圧するカバー組み付け工程とを備えている。
前記した実施形態の製造方法は、電線保持工程の前工程で、端子30をハウジング本体3内の端子収容室8に配置するハウジング内端子配置工程を行うものであるが、電線保持工程の後工程で、端子30をハウジング本体3内の端子収容室8に配置するハウジング内端子配置工程を行っても良い。
つまり、ワイヤーハーネスの製造工程には、サブセットコンベア(SSC)でサブハーネスを作る際に端子30をハウジング本体3内に配置する先嵌作業と、サブハーネスを冶具板上に配索し、サブハーネス同士を連結するときに端子30をハウジング本体3内に配置する後嵌作業とがある。上記したようにコネクタ1の製造方法としては、ハウジング内端子配置工程について、電線保持工程の前工程でも後工程でも可能であるため、先嵌作業と後嵌作業の双方に対応可能である。
ハウジング内端子配置工程を電線保持工程の前工程で行う場合には、ハウジング本体3の端子収容室8に、基底部32と基底部32より延設された電線保持部33,34を有する端子30を配置し、端子30の基底部32上に電線Wの露出された芯線20の箇所を配置し、端子収容室8の上方の開口部9より冶具40を端子収容室8に挿入し、冶具40によって電線保持部33,34を塑性変形させて端子30が芯線20を保持する。
従って、ハウジング本体3内に端子30を配置した状態で電線保持工程を行うことができるため、端子30を位置決め固定する必要がない。換言すれば、電線保持工程において、ハウジング本体3が端子30の位置決め手段を兼用し、且つ、ハウジング本体3が冶具40の嵌合ガイドとして利用される。
前記実施形態では、ハウジングカバー13は、ハウジング本体3にヒンジ部12を介して連結しているが、ハウジングカバー13は、ハウジング本体3に分離され別体であっても良い。
1 コネクタ
3 ハウジング本体
8 端子収容室
9 開口部
13 ハウジングカバー
15 芯線押圧部
16 被覆押圧部
W 電線
20 芯線
21 被覆部
30 端子
32 基底部
33,34 芯線用クリップ部(電線保持部)
40 治具

Claims (6)

  1. 端子収容室と前記端子収容室の上方が開口部によって開口されたハウジング本体と、
    前記端子収容室に収容され、基底部と前記基底部より延設された電線保持部を有する端子と、
    前記端子の前記基底部上に露出された芯線が前記電線保持部で保持された電線と、
    前記ハウジング本体に組み付けされ、前記開口部より前記端子収容室に入り込んで前記芯線を前記端子の前記基底部に押圧する芯線押圧部を有するハウジングカバーとを備えたことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記ハウジングカバーは、前記開口部より前記端子収容室に入り込んで前記被覆部を前記ハウジング本体の前記端子収容室の底壁に押圧する被覆押圧部を有することを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
    前記ハウジングカバーは、前記端子の前記端子収容室からの離脱方向の移動を規制することを特徴とするコネクタ。
  4. 基底部と前記基底部より延設された電線保持部を有する端子に対し、前記端子の前記基底部上に電線の露出された芯線を配置し、冶具によって前記電線保持部を塑性変形させて前記端子が前記芯線を保持する電線保持工程と、
    前記電線保持工程の前工程と後工程のいずれかで行い、前記端子をハウジング本体内の端子収容室に配置するハウジング内端子配置工程と、
    前記ハウジング本体にハウジングカバーを組み付け、前記ハウジングカバーの芯線押圧部が前記端子収容室の上方の開口部より前記端子収容室に入り込んで前記芯線を前記端子の前記基底部に押圧するカバー組み付け工程とを備えたことを特徴とするコネクタの製造方法。
  5. 請求項4記載のコネクタの製造方法であって、
    前記ハウジング内端子配置工程を前記電線保持工程の前工程で行う場合には、ハウジング本体の端子収容室に、基底部と前記基底部より延設された電線保持部を有する端子を配置し、前記端子の前記基底部上に被覆部が除去されて芯線が露出された電線を配置し、前記端子収容室の上方の開口部より冶具を前記端子収容室に挿入し、前記冶具によって前記電線保持部を塑性変形させて前記端子が前記芯線を保持することを特徴とするコネクタの製造方法。
  6. 請求項4又は請求項5記載のコネクタの製造方法であって、
    前記カバー組み付け工程では、前記ハウジングカバーの被覆押圧部が前記端子収容室の上方の前記開口部より前記端子収容室に入り込んで前記被覆部を前記ハウジング本体の前記端子収容室の底壁に押圧することを特徴とするコネクタの製造方法。
JP2018166723A 2018-09-06 2018-09-06 コネクタ及びコネクタの製造方法 Active JP7226944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018166723A JP7226944B2 (ja) 2018-09-06 2018-09-06 コネクタ及びコネクタの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018166723A JP7226944B2 (ja) 2018-09-06 2018-09-06 コネクタ及びコネクタの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020042898A true JP2020042898A (ja) 2020-03-19
JP7226944B2 JP7226944B2 (ja) 2023-02-21

Family

ID=69798504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018166723A Active JP7226944B2 (ja) 2018-09-06 2018-09-06 コネクタ及びコネクタの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7226944B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63500009U (ja) * 1985-09-19 1988-11-02
JPH0352960U (ja) * 1989-09-28 1991-05-22
JPH087968A (ja) * 1994-06-17 1996-01-12 Fujikura Ltd コネクタ及びその組立方法
JPH0817546A (ja) * 1994-07-04 1996-01-19 Fujikura Ltd フラットケーブル用コネクタの組立方法
JP2000231961A (ja) * 1998-12-08 2000-08-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2001185284A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Hirose Electric Co Ltd 電気コネクタ
JP2008091115A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk コネクタ接続構造およびコネクタ接続構造の製造方法
CN203774532U (zh) * 2014-04-10 2014-08-13 佳颖精密企业股份有限公司 同轴连接器
JP2019220317A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社東海理化電機製作所 コネクタ構造

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63500009U (ja) * 1985-09-19 1988-11-02
JPH0352960U (ja) * 1989-09-28 1991-05-22
JPH087968A (ja) * 1994-06-17 1996-01-12 Fujikura Ltd コネクタ及びその組立方法
JPH0817546A (ja) * 1994-07-04 1996-01-19 Fujikura Ltd フラットケーブル用コネクタの組立方法
JP2000231961A (ja) * 1998-12-08 2000-08-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2001185284A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Hirose Electric Co Ltd 電気コネクタ
JP2008091115A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk コネクタ接続構造およびコネクタ接続構造の製造方法
CN203774532U (zh) * 2014-04-10 2014-08-13 佳颖精密企业股份有限公司 同轴连接器
JP2019220317A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社東海理化電機製作所 コネクタ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP7226944B2 (ja) 2023-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8840424B2 (en) Shield connector
JP5864351B2 (ja) シールドコネクタ
WO2018186216A1 (ja) 内導体端子及びシールドコネクタ
CN113826283A (zh) 连接装置及连接器
WO2017110820A1 (ja) 分岐コネクタ
JP2005123102A (ja) コネクタ
JP5170013B2 (ja) シールドコネクタ
KR102463691B1 (ko) 커넥터
JP2005149935A (ja) 圧接ジョイントコネクタ
JP7177995B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP2020042898A (ja) コネクタ及びコネクタの製造方法
JP7404949B2 (ja) コネクタ、及びコネクタの製造方法
JP2011060426A (ja) コネクタ
JP5289154B2 (ja) コネクタ
JP7010673B2 (ja) コネクタ
JP4885705B2 (ja) ハーネス接続体
JP5064983B2 (ja) 突き当てシールドコネクタ組立キット及びシールドケーブルハーネス
JP2022029206A (ja) 端子及び放熱構造
JP2005149936A (ja) 圧接ジョイントコネクタ
JP2020205231A (ja) コネクタ
JP2002298970A (ja) ケーブル及びシールドケーブルの端末保持構造
JP7431091B2 (ja) 接続端子
CN113875096B (zh) 连接器
JP2009021118A (ja) 屋内配線用ユニットケーブル
JP4813973B2 (ja) 接続部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221216

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221216

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20221223

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7226944

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350