Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2019512296A - 化粧品アプリケータ - Google Patents

化粧品アプリケータ Download PDF

Info

Publication number
JP2019512296A
JP2019512296A JP2018546692A JP2018546692A JP2019512296A JP 2019512296 A JP2019512296 A JP 2019512296A JP 2018546692 A JP2018546692 A JP 2018546692A JP 2018546692 A JP2018546692 A JP 2018546692A JP 2019512296 A JP2019512296 A JP 2019512296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
applicator
finger
fingers
minor
major
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018546692A
Other languages
English (en)
Inventor
ニコラ カステックス
ニコラ カステックス
Original Assignee
シャネル パヒューム ボーテ
シャネル パヒューム ボーテ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャネル パヒューム ボーテ, シャネル パヒューム ボーテ filed Critical シャネル パヒューム ボーテ
Publication of JP2019512296A publication Critical patent/JP2019512296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/021Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups arranged like in cosmetics brushes, e.g. mascara, nail polish, eye shadow
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/028Bristle profile, the end of the bristle defining a surface other than a single plane or deviating from a simple geometric form, e.g. cylinder, sphere or cone
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y50/00Data acquisition or data processing for additive manufacturing
    • B33Y50/02Data acquisition or data processing for additive manufacturing for controlling or regulating additive manufacturing processes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y80/00Products made by additive manufacturing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10For human or animal care
    • A46B2200/1046Brush used for applying cosmetics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10For human or animal care
    • A46B2200/1046Brush used for applying cosmetics
    • A46B2200/1053Cosmetics applicator specifically for mascara
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y10/00Processes of additive manufacturing

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Brushes (AREA)

Abstract

本発明は、基端と自由端とを有する、化粧品アプリケータ(1)に関する。この化粧品アプリケータ(1)は、少なくとも2列の指状部(10)を備え、各指状部(10)はそれぞれ、第1及び第2の平面層を形成する。これら2つの平面層は、別個のものであり且つ互いに平行である。指状部の寸法は、アプリケータに沿って基端から自由端に向かうにつれて減少している。【選択図】図2A

Description

本発明は、化粧品アプリケータに関する。
マスカラ用品すなわち「マスカラ」は一般的に、ケースと、マスカラ容器と、アプリケータとを備える。アプリケータには、ボトルブラシタイプとインジェクションタイプの2種類がある。ボトルブラシタイプのアプリケータは、ブラシの形状をなす。ブラシは、繊維によって形成されたブラシ毛を備える。繊維は、アプリケータの芯部を形成するねじれた金属ワイヤに捕えられている。インジェクションタイプのアプリケータは、一体成形品であり、プラスチック製の、ブラシ毛又は歯を備える。これらのアプリケータは、使用者に満足のいく効果をもたらしている。しかしながら、使用者は常に、新しい、より良いメイクアップ効果を探し求めている。例えば、使用者が「自然な」メイクアップ効果を求めることがある。「自然な」メイクアップ効果が得られている場合、まつ毛の毛束の別れ方が、余りにも規則的でありすぎるように見えないようになっている。
本発明の目的は、従って、化粧品アプリケータを改良することである。
本発明は、従って、基端と自由端とを有する、化粧品アプリケータに関する。この化粧品アプリケータは、少なくとも2列の指状部を備え、各指状部はそれぞれ、第1及び第2の平面層を形成し、
これら2つの平面層は、別個のものであり且つ互いに平行であり、
指状部の寸法のうちの1つは、アプリケータに沿って基端から自由端に向かうにつれて減少している。
減少する指状部の寸法は、その一番大きい寸法であってもよいが、別の寸法であってもよい。例えば、寸法は、指状部の長さ、幅、及び/又は厚さであってもよい。
それが長さである場合、「シダの葉」形状の輪郭が得られる。そのような配置は、特に有利である。なぜなら、そのような配置により、アプリケータを化粧品容器に挿入するのが、より容易になるからである。それが厚みである場合、そのような配置により、特にまつ毛の毛束が分かれるようになされ、且つ、まつ毛一列の長さ全体にわたり、まつ毛の毛束が異なるようメイクアップされる。いずれの場合においても、異なる構成を有するアプリケータ部分が、作り出されて、異なるメイクアップ効果又は動きを得るために用いられ得る。
加えて、指状部の寸法がこのように減少することによって、自由端は特に狭くなり得る。このため、この自由端は、例えば修正塗りを加える場合に正確に化粧品をのせるため、或いは、例えばアイライナーとして別のメイクアップ機能のため、のいずれかの目的のために用いられ得る。このことは、使用者にとって特に有利である。なぜなら、使用者はもはや異なる2つの用品、例えばマスカラアプリケータとアイライナーを購入する必要が無くなるからである。
1列の指状部は、規則的にまっすぐ配置された指状部に相当する。
有利には、アプリケータの長手方向と、各指状部との成す角度は、アプリケータに沿って、基端から自由端に向かうにつれて減少している。
この特徴はまた、アプリケータが、シダの葉形状又はテーパ状の輪郭となることに役立っている。既に説明したように、この特徴により、アプリケータを容器内に挿入することが、より容易になっている。例えば、アプリケータの長手方向と最遠位の指状部との成す角度は、0°に近似しているか、或いは更には、0°に等しくあり得る。更に、アプリケータの長手方向と最近位の指状部との成す角度はまた、実質上90°に近似している。一般に、アプリケータの任意の指状部と、アプリケータの長手方向との成す角度は、0°〜90°とされ、好ましくは0°〜75°とされ、例えば0°〜60°、更には0°〜45°とされている。
有利には、2列の指状部は、互いに対向しており、好ましくは、2列の指状部は隣接している。
このため、これらの2列の間にはスペースが形成され、スペースは化粧品貯蔵部として作用し得る。これにより、使用者が、使用中、アプリケータを容器内に再挿入しなければならなくなる回数が制限される。更に、これらの2列が隣接していれば、化粧品をまつ毛に塗布する際、これらの2列によって、この化粧品貯蔵部は、局所的に押し付けられることとなる。これにより、メイクアップのために必要とされるエリアにおいてのみ、化粧品が、この化粧品貯蔵部から出て来ることになり、これにより化粧品貯蔵部が最適化され、且つ、使用者がアプリケータを容器内に再挿入しなければならなくなる回数を更に低減させることが可能となる。
好ましくは、アプリケータは、第1の平面層に達する第3列目の指状部を更に備える。
より好ましくは、アプリケータは、第2の平面層に達する第4列目の指状部を更に備え、好ましくは第4列目の指状部は第3列目の指状部に対向している。
第3列目と第4列目の指状部を、互いが対向するように配置することの利点は、第1及び第2の列について既に説明した点と同様である。第1及び第2の列と比較して第3列目及び第4列目が特別に配置されていることにより、アプリケータは略平坦な形状を有し、このことは、特に有利となる。なぜなら、この構成により、アプリケータの寸法が制限され、従って、アプリケータを含む化粧用品のサイズが低減されるからである。
有利には、所与の1つの平面層に達する列のうち2つの列の指状部の少なくとも幾つかは、互いに反対方向に伸びる。
好ましくは、互いに対向する2つの列の指状部はそれぞれ、アプリケータの長手方向に沿って互いにずれて配置されており、好ましくは千鳥状に配置されている。
この特別な配置により、アプリケータによって、メイクアップが施される及び/又は、とかされるまつ毛の毛束の数が増加することとなり、従って、メイクアップ効果が向上する。2つの連続する指状部のずれの値は、アプリケータに沿って可変であり得る。このため、指状部の不規則な配置が、アプリケータに沿って得られる。指状部のこのような分配は、特に興味深いものである。なぜなら、まつ毛の毛束に「ひだ飾り」効果が得られて、これにより、まつ毛がより濃く、より長い印象を与えることが出来るからである。更には、千鳥状の配置により、指状部間に化粧品貯蔵部を作り出すことが可能となる。この特徴は有利である。なぜなら、使用者が何度も、容器にアプリケータを挿入する必要がなくなるからである。
好ましくは、少なくとも1つの列において、列の各指状部は、少なくとも1つの方向に伸び、各指状部はそれぞれが、他の指状部とは異なる寸法及び/又は形状を有する。
従って、まつ毛が接触するアプリケータの部分に応じて、異なるメイクアップの結果及び効果を得ることが可能となる。
更に、場合によっては、この特徴は、アプリケータが不規則な外観を得ることを可能としている。この特徴はまた、求められた不規則な又は「ひだ飾り」のメイクアップ効果を生み出すことに役立っている。例えば、指状部はそれぞれが1つの方向に伸び、指状部はそれぞれが他の指状部とは異なる寸法及び形状を有する。
有利には、指状部は主指状部であるため、アプリケータは、少なくとも1つの主指状部から伸びる副指状部を更に備え、好ましくは、副指状部は各主指状部から伸びる。
従って、アプリケータの、まつ毛束をとかす効果が向上する。例えば、1つの主指状部は、その表面に、2〜20個の副指状部、好ましくは2〜10個の副指状部、或いは更には2〜6個の副指状部を保持し得る。
好ましくは、主指状部から伸びる少なくとも1つの副指状部は、その主指状部と同じ平面層に達し、好ましくは1つの主指状部から伸びる副指状部は全て、その主指状部と同じ平面層に達する。
このため、主指状部と副指状部は同じ平面層に達するので、より薄いアプリケータが得られる。従って、アプリケータは、より小さくなり、より小さい寸法のアプリケータを形成し得る。このことは、非常に頻繁に化粧用品を、例えばハンドバックの中に入れて持ち運ぶことのある使用者にとって、特に有利である。実際頻繁に、使用者は、この種の化粧品を幾つか保持し、状況に応じて使用する。
有利には、少なくとも1つの主指状部は、上面と下面とを有し、この主指状部に関連する少なくとも1つの副指状部は、これらの面の1つから伸びる。
このため、1つの主指状部と、それに関連する副指状部とからなる集合体は、まつ毛を複数の異なる方向にメイクアップするために用いられる。このことは、メイクアップの不規則な効果とひだ飾り効果を生み出すことに役立つ。更に、指状部のこの多方向性により、まつ毛は、まつ毛束の列において、どこに位置しているかにかかわらず、捕えられ得る。主指状部の上下面は、同じ数の副指状部を保持し得る。例えば、各主指状部は、1〜10個の副指状部、或いは更には、1〜5個の副指状部を保持し得る。主指状部の上下面はまた、異なる数の副指状部を保持し得る。例えば、上面は、1つの副指状部を保持し得、下面は、2つの副指状部を保持し得、またその逆のことも同様に起こり得る。
有利には、少なくとも1つの主指状部及び/又は少なくとも1つの副指状部は、アプリケータの長手方向と平行な方向に平坦な断面を有する。
この平坦な断面は、アプリケータが化粧品容器内に挿入された後、化粧品でコーティングされ得る「薄層(plate)」を生み出すという利点をもたらす。従って、指状部は、その表面に、メイクアップに利用可能な大量の化粧品を保持する。このことにより、使用者がアプリケータを容器内に再挿入しなければならなくなる回数が低減される。更に、この平坦で、従って薄い断面により、まつ毛の毛束が互いに効率よく分かれ、このことにより、使用者によって望まれるメイクアップ効果が生み出される。
好ましくは、少なくとも1つの主指状部及び/又は少なくとも1つの副指状部は、略平坦な形状を有し、好ましくは、全ての主指状部及び/又は全ての副指状部は、略平坦な形状を有する。
この特徴の利点は、既に説明した利点と同様であり、すなわち、サイズの低減、より良い化粧品貯蔵部、及び、まつ毛束の別れ方の改善である。
好ましくは、少なくとも1つの指状部の形状は、皮針形である。
皮針形とは、一般的な槍の穂先の形状を意味する。この形状の指状部は、薄い基部を有し、基部は、短い部分にわたって相当に増加し、次いで、その自由端に向けて漸次狭くなる。自由端は、薄く、可撓性を有する。このため、幅広の基部は、化粧品貯蔵部として作用し、一方、薄い自由端は、まつ毛上の化粧品を滑らかにし、まつ毛の束を分けるために用いられ得、これにより、より良いメイクアップ効果が得られる。また、この薄い自由端により、アプリケータを化粧用品の容器内に挿入することが、より容易となる。また、薄い自由端により、小さいまつ毛のメイクアップや、メイクアップ中の修正などが単純化される。全ての主指状部の形状が、皮針形であってもよい。全ての副指状部の形状もまた、皮針形であってもよい。指状部として他に考えられ得る形状は、例えば、鎌形、倒皮針形、錐状、針状、先鋭形、偏菱形、又水滴の形状である。
有利には、少なくとも1つの指状部は、その表面に溝を有し、好ましくは、全ての指状部が、その表面に溝を有する。
これらの溝は、指状部の表面の摩擦を増大させる。従って、アプリケータを貯蔵液の中に挿入すると、これらの溝によって、アプリケータには、より多くの化粧品が保持されることとなる。溝は、化粧品と接触する各指状部の面積を増大させ、指状部への化粧品の付着量を増大させる。従って、この構成により、使用者が、アプリケータを容器内に再挿入しなければならなくなる回数が低減される。これらの溝の寸法及び方向は、アプリケータに保持されるべき化粧品の量に応じて、指状部毎に異なっていてもよい。
好ましくは、アプリケータの形状は、略波形である。
この波形状によって、化粧品は塗布され得、まつ毛の毛束は、アプリケータに対するその位置によって異なるように、とかされる。また、この特徴は、不規則なひだ飾りのメイクアップ効果を生み出すことに役立っている。アプリケータは、単一の波形状であってよく、この場合、1つの凹部と凸部とを有する。また、それは、より複雑な波形状であってもよく、この場合、例えば2つの凹部と2つの凸部とを有する。
好ましくは、アプリケータは一体型とされている。
アプリケータが一体型であることの利点は、製造が、より速いことと、より安くなる可能性があることである。アプリケータは、単一の材料で作られてもよく、或いは、幾つかの異なる材料で作られてもよい。
アプリケータは、芯部無しで作られ得る。
そのようなアプリケータは、好ましくは、付加加工によって製造(付加製造)される。
本発明はまた、上記アプリケータを備える化粧用品を提供する。
好ましくは、化粧用品は、ワイパーを備え、少なくとも1つの副指状部の厚さ及び剛性は、アプリケータがワイパーを通過する際、ワイパーが指状部を変形しないようになされている。
このため、これらの副指状部による化粧品の保持は、それらが容器を離れる際、最適となっている。副指状部は変形されないか或いは僅かにしか変形されないため、副指状部がワイパーを通過する際、それらは、大量の化粧品を保持したままでいる。主指状部は、基部と自由端とを有し得る。主指状部に関連し、主指状部の基部に隣接する少なくとも幾つかの副指状部は、上記の厚さ及び剛性の特性を有し得る。このため、アプリケータがワイパーを通過する際、これらの副指状部上に存在する、すなわちアプリケータの中央部に存在する化粧品は、軽くこすられることはない。この、軽くこすられることのない化粧品は、従って、塗布されることとなる貯蔵液を表す。
好ましくは、化粧用品は、ワイパーを備え、少なくとも1つの副指状部の厚さ及び剛性は、アプリケータがワイパーを通過する際、ワイパーが指状部を変形するようになされている。
このため、これらの副指状部には、より少量の化粧品が保持され、それらの役割は、まつ毛の束をより多くとかし、分離させることである。アプリケータがワイパーを通過する際、副指状部は実質上変形させられ、副指状部が保持していた化粧品の大部分は、こすり取られる。主指状部は、基部と自由端とを有し得る。主指状部に関連し、主指状部の自由端に隣接する少なくとも幾つかの副指状部は、上記の厚さ及び剛性の特性を有し得る。このことは、特に役立つ。なぜなら、この特徴により、まつ毛に接触するこれらの指状部は、まつ毛をとかし、より容易にまつ毛を分離させることが可能となるからである。
本発明はまた、アプリケータを付加加工によって製造する方法を提供する。この方法は、以下の工程:
−アプリケータに関するデータを得る工程;及び
−データを用いてアプリケータの付加加工を行う工程、を備える。
この種の製造の利点は、特に、複雑な構造のアプリケータを製造するために用いられ得るということである。複雑な構造のアプリケータを製造する場合、特に、アンダーカットを有する部分が幾つか存在することを考慮すると、射出によって製造することは困難であり得、或いは更には不可能でさえあり得る。
本発明を製造するためには、当業者によって知られた種々の付加製造法が用いられ得る。それらには、例えば、選択的レーザー焼結(SLS)及び光造形法(SLA)が含まれる。本出願人名義のWO2008/113939の出願には、付加製造によって化粧品アプリケータを製造する方法の一例が記載されている。
本発明はまた、前記方法の実行を制御するためのコンピュータプログラムによって用いられ得るデータを備えるコンピュータファイルを提供する。
本発明はまた、前記方法を実行するために記憶されたデータを備える、電子記憶媒体を提供する。
最後に、本発明はまた、通信ネットワーク上でダウンロードするための、前記ファイルの提供方法を提供する。
以降、図面を参照して、非制限的な例として挙げられる本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による化粧用品の概略縦断面図である。 図2Aは、図1の化粧用品のアプリケータの正面図である。図2B及び図2Cは、図2のアプリケータの斜視図である。 図3は、図2A〜図2Cのアプリケータの自由端の一部拡大正面図である。 図4は、図2A〜図2Cのアプリケータの基部の一部拡大正面図である。 図5は、図2A〜図2Cのアプリケータの側面図である。 図6は、図2A〜図2Cのアプリケータの端面図である。
図1〜6を参照して、本発明によるアプリケータ及びその製造方法の実施形態について、説明する。ここでは、マスカラアプリケータについて説明するが、当然ながら、本発明によるアプリケータは、他の化粧品、例えばマニキュア液、リップスティック、又はグロス等にも使用可能である。
本実施形態で説明するマスカラアプリケータ1は、化粧用品2の一部である。化粧用品2は、キャップ又はプラグ3と、ケース4とを備える。キャップ又はプラグ3に、アプリケータ1が固定して取り付けられている。ケース4は、マスカラ容器5とワイパー6(図1参照)とを備える。ワイパー6は、マスカラ容器の襟部に収容されている。ワイパー6に、キャップが、例えばねじ合わされて、脱着可能に取り付けられており、これにより、化粧用品の容器が閉じられる。アプリケータは、このため、容器内に伸び、マスカラの中に浸される。
当然ながら、マスカラアプリケータを付した他のタイプの化粧用品として、例えば「ペン」型の化粧用品を考慮することも可能である。この場合、アプリケータは、キャップや化粧用品に接続されておらず、使用されない時アプリケータはマスカラ貯蔵液に浸されていない。
アプリケータは、まっすぐなロッド8に保持されている。ロッド8は、アプリケータをキャップ3に接続している。アプリケータの形状は、縦軸9に沿って、全体的に細長で波形の平坦な形状である。ロッド8の形状は略まっすぐな柱状である。ロッド及びアプリケータは、それぞれの両端のうちの、一端で結び付けられている
アプリケータは、他の一般的な形状を有していてもよく、例えば、略非平坦な円形状、更には、球体、直方体、立方体、或いは水滴の形状を有していてもよい。
アプリケータ
本実施形態において、アプリケータ1は、4列の主指状部10を備える。各主指状部10は、その基部において、アプリケータの中央繊維によって直接保持されている。各列は、アプリケータの基部又は基端から自由端に向かって伸びる。2つの列11及び11’は、同一平面層に位置し、他の2つの列12及び12’は、列11及び11’とは別の、同一平面層に位置する(図5及び6参照)。これら2つの平面層は、別個のものであり、互いに平行であり、且つ、同一平面に無い。これら2つの平面層は、隣接しており、平面層間のスペース17は、マスカラ貯蔵液を保持するようになされている。列11及び12は隣接しており、互いに対向している。同様のことが、列11’及び12’にも当てはまる。アプリケータは、これより多数の又はこれより少数の列の指状部、例えば、2、3、5、6、又は8列の指状部を備え得る。例えば、指状部が6列ある場合、3つの平面層が存在し得、各平面層は、2列の指状部を備え、これら3つの平面層は、別個のもので、互いに平行であり、且つ、同一平面に無い。
本実施形態において、各列11、11’、12、及び12’は、9〜11個の主指状部10を備える。考えられ得る主指状部10の数は、3〜40個であり、更には10〜30個、例えば15〜25個であり得る。
所与の1つの平面層において、指状部の2列が互いに交互に、アプリケータの長さ全体に沿って続く。当然ながら、このような構成でなくてもよく、例えば、主指状部10の2列11及び12は互いに2つずつ続くようにされてもよく、すなわち、アプリケータの基端から自由端に向かって平面層を横切るようにされてもよく、1つ目の列11及び12の2つの主指状部10と、2つ目の列11及び12の2つの主指状部が連続していることが分かる(図2A〜図2C参照)。また、指状部の2つの列の連続性については、特定の構成に限定され得ない。
上記配置は、所与の1列の連続する2つの指状部間にスペース18が形成されることを暗示している(図2A〜図2C参照)。このスペースにより、マスカラの保持が可能となり、従って、このスペースがマスカラ貯蔵部として作用することが可能となる。
主指状部10は、指状部の全体的な方向に直交する平面において、或いは、軸の半径方向に沿って、全体的に皮針形状の平坦な断面を有する。少なくとも1つの主指状部10は、略平坦な形状であり得る。主指状部が皮針形状であるということは、それらが、幅広の基部と薄い自由端とを有することを暗示している。主指状部10は、特別なメイクアップ効果を生み出すために利用可能であるなら、他の形状であってもよい。ここでは、全ての主指状部10は、略同一形状を有する。上記形状の主指状部10を幾つかと、他の形状の主指状部を更に有するアプリケータ1が、考えられ得る。
主指状部10はそれぞれが、2つの面を有する(図4参照)。ここでは、上面13が、アプリケータの自由端に対向し、下面14が、アプリケータの基端に対向している。これらの面はそれぞれ、その表面に溝を有し、この溝により、アプリケータを容器から抜き出す際に、マスカラを、より容易に保持することが可能となる。主指状部の殆どは、非平面状の形状を有し、本実施形態においては湾曲した形状を有する。主指状部のこの湾曲は、僅かにくぼんでおり、この湾曲の中心は、主指状部10の上面13に対向している。湾曲の中心は、主指状部10の下面14に対向していてもよい。この湾曲は、使用者が特定のメイクアップムーブメントを行う必要無しで、所望の特定方向にまつ毛をとかすために用いられる。
主指状部10の幅及び長さは、アプリケータ1に沿って、その基端から自由端に向かって減少している。逆に言うと、主指状部10の幅及び/又は長さは、アプリケータ1に沿って、その反対方向に増加している。当然ながら、主指状部10の幅は、アプリケータ1に沿って、その基端から自由端に向かって同じままであってもよい。指状部の寸法は、アプリケータに沿って、漸次、又は間隔を置いて、又は「段階的に」、増加及び減少していてもよい。
各主指状部10は全体的に、アプリケータ1の長手方向9との角度を形成する方向を向いている。この角度は、アプリケータに沿って基端から自由端に向かうにつれて減少している。本実施形態において、アプリケータの長手方向9と、最遠位の、すなわちアプリケータの自由端に近接する指状部との成す角度は、0°に近似している。アプリケータの長手方向と、最近位の、すなわち基部に近接する指状部との成す角度は、実質上90°に近似している。最近位の主指状部10と最遠位の主指状部との間では、連続する主指状部10と長手方向9とが成す角度は、漸次減少している。或いは、この角度は、漸次増加していてもよい。
種々の主指状部と長手方向9との間の角度に漸次的変化がなくてもよい。例えば、アプリケータに沿ってその基端から自由端に向かうにつれて、主指状部10は、長手方向9と共に、1つ前の主指状部によって形成される角度より、又、次の主指状部によって形成される角度より、小さい角度を形成してもよい。指状部はまた、長手方向9と共に、その1つ前とその次の主指状部によって形成される角度より、大きい角度を形成してもよい。これら2つの場合、要求され得る、非常に不規則な外観を有するアプリケータが得られる。
アプリケータの任意の主指状部と、アプリケータの長手方向との成す角度は、0°〜90°であってよく、好ましくは0°〜75°であり、例えば0°〜60°、更には0°〜45°である。
本実施形態において、副指状部15は、各主指状部10の少なくとも1つの面から伸びる。幾つか主指状部10において、副指状部15は、主指状部10の上面13及び下面14から伸びる。他の主指状部において、副指状部は、主指状部10の2つの面のうち、1つのみから伸びる。幾つか主指状部10において、同数の副指状部15が、上面13・下面14のそれぞれから伸びる。この場合、より多くの主指状部10が、上面13・下面14の其々に、3つの副指状部を有する。
副指状部15は、主指状部と同一形状を有する。もちろん、少なくとも幾つかの副指状部が、異なる形状を有していてもよい。
主指状部から伸びる副指状部15は、主指状部の長手方向16に対して、0°〜90°の角度を成している。この角度は、好ましくは0°〜60°であり、更に好ましくは0°〜45°である。本実施形態において、同じ主指状部から伸びる副指状部15は全て、主指状部の長手方向16と略同一角度を成している。もちろん、これらの角度は、種々の副指状部15毎にそれぞれ異なっていてもよい。
副指状部15はまた、上面及び下面、並びに、それらの表面に溝を有する。
所与の1つの主指状部10に位置する副指状部15は、それぞれに異なっている。このため、副指状部15の寸法は、主指状部10に沿って、その基部から自由端に向かって減少している。減少するのは、副指状部の長さ及び幅である。所与の1つの主指状部に位置する種々の副指状部15は、全て同一であってもよい。また、副指状部の寸法は、減少するのではなく、代わりに増加していてもよい。
通常、副指状部の寸法は、アプリケータに沿って、その基端から自由端に向かうにつれて減少している。
副指状部15は、それらに関連する主指状部10が達する層と同じ層に達する。
本実施形態において、主指状部10は其々、それに関連する副指状部15と共に、アプリケータ全体の外観を縮小したものと同様の全体的外観を成していることが分かる。同様のことが、各副指状部にも当てはまる。ここでは、それを保持する主指状部に対する、各副指状部について同様のことが言える。従って、アプリケータの構造は、フラクタル構造であることを示唆している。この種の構造は、インターナルホモセティ(internal homothety:内分された相似拡大性)によって特徴付けられ、変化する縮尺において不変の構造を有する物体に関連することに留意されたい。
1つの主指状部10に関連する副指状部15であって、この主指状部10の基部に隣接する副指状部15の厚さ及び剛性は、アプリケータ1がワイパー6を通過する際、ワイパーが副指状部を変形しないようになされている。
更に、1つの主指状部10に関連する副指状部15であって、この主指状部10の自由端に隣接する副指状部15の厚さ及び剛性は、アプリケータ1がワイパー6を通過する際、ワイパーが副指状部を変形するようになされている。
副指状部の剛性及び厚さに関連するこれら2つの特徴は、1つのみを有していてもよいし、組み合わされてもよい。
アプリケータの使用
まず、使用者は、キャップ3を使用者の指で保持してアプリケータ1を取り扱い、アプリケータ1を化粧用品2のマスカラ容器5内に挿入する。この工程中に、主指状部10及び副指状部15、並びにスペース17及び18に、マスカラが保持される。
アプリケータ1が容器から抜き出されると、すなわち、アプリケータがワイパー6を通過する際、アプリケータは軽くこすられることになるが、スペース17及び18内に存在し、主指状部10に取り付けられ且つ主指状部10の基部に隣接する副指状部15上に存在するマスカラ貯蔵液の全て又は一部は、保持されたままである。このことは、特に、これらの副指状部15の剛性の特徴によるものである。
使用中、使用者は、アプリケータをまつ毛のところまで持ち上げて、メイクアップを施す。これはオーソドックスなメイクアップの動きであり、ほぼ垂直の動きである。主指状部10及び副指状部15上に存在するマスカラは、このようにして、まつ毛にのせられる。同様の動きで、これらの指状部は、のせられたマスカラを滑らかにし、まつ毛をとかす。各指状部は、それが主指状部であるか或いは副指状部であるかにかかわらず、異なる寸法及び/又は方向の特徴を有するため、まつ毛の毛束は、異なる方向にとかされることになり、このことは、求められたひだ飾り効果を実現することに役立っている。
塗布の間、スペース17及び18内に存在するマスカラ貯蔵液は、主指状部及び副指状部の上下面上に漸次広がる。これにより、使用者がアプリケータを化粧用品2のマスカラ容器5内に挿入しなければならなくなる回数を制限することが可能となる。
更には、アプリケータの可撓性により、アプリケータは、まつ毛との接触エリア、すなわちマスカラが塗布されるエリアにおいて局所的に押し付けられ、これにより、スペース17及び18内に存在し且つこれらのエリアに位置するマスカラが引き出される。これにより、使用者がアプリケータを容器内に再挿入しなければならなくなる回数を減らすことによって、メイクアップが単純化される。
より正確には、アプリケータが局所的に押し付けられると、その部分に位置するスペース17及び18内に存在するマスカラが、それらのスペースから出てきて、主指状部10及び副指状部15上にわたって広がり、従ってメイクアップに利用可能となる。
更には、使用者は、アイライナーアプリケータとして、このアプリケータを使用することを選択することが可能である。そのためには、使用者は、アプリケータの薄い自由端を用いて、注意深くマスカラを使用者の皮膚、例えば、上瞼の皮膚にのせる。この方法に限定されるわけではないが、使用者は、アプリケータの自由端を瞼に対して傾けることで、使用者が塗布したいラインの厚さを選択することが可能となる。例えば、ライン厚さは、メイクアップ効果を高めるためにより厚いラインとしてもよく、或いは、より控えめなメイクアップ効果を得るためにより薄いラインとしてもよい。スペース17及び18内に存在するマスカラは、アプリケータの自由端へと流れ至ることが可能であり、従って、そのための貯蔵液として作用し得る。
製造方法
上記アプリケータは、一体型に製造される。より具体的には、このアプリケータは本実施形態において、3D印刷としても知られる付加加工によって製造(付加製造)される。
任意の適切な材料を用いて、アプリケータを製造することが可能である。材料は、プラスチック(例えば、ポリアミド(特にポリアミド1102)、PEBA2301、又はABS樹脂)、或いは粉末金属(ステンレス鋼又はチタン等)であってよい。
材料は剛性を有するものであってもよいが、好ましくは弾性的に可撓性を有するものとする。好ましくは、その材料は、アプリケータの形状的特徴との組合わせにより、アプリケータに、ある程度の可撓性を与える。
尚、マスカラアプリケータの長さは、通常20mm未満である。
上記のアプリケータを製造するために、幾つかの付加合成法が用いられてよい。とりわけ、粉末材料からの選択的レーザー焼結、及び光造形法(SLA)が挙げられてもよい。本実施形態においては、選択的レーザー焼結法が用いられる。この方法により、複雑な形状の物体が製造され得る、という利点がもたらされる。
まず、計算機援用設計(CAD)ソフトウエアを使用して、アプリケータが設計される。従って、アプリケータの設計データを含むSTL形式のファイルが、作成されて、次いでエクスポートされる。このデータにより、アプリケータの形状が決定される。付加合成用の、他の標準的なファイル形式が用いられてもよい。
次いで、このファイルは、付加合成を行うために用いられる機械の製造業者が提供するソフトウエアによって、処理される。このソフトウエアは、ファイルを、SLI又はBFF形式の約100個のデジタル画像形式の断面(section)に分割する。各画像は、印刷されるべきモデルの1つのレイヤー、すなわち、長手方向9に直交する平面におけるアプリケータの断面に相当する。次いで、このデータは、印刷機に送られて、これによりアプリケータが生産される。
一旦合成が終了すると、例えばその外観を改良する目的で、アプリケータに処理が施されてもよい。
当然ながら、本発明の範囲を逸脱することなく、数多くの変更がなされ得る。
上記実施形態は、マスカラアプリケータ及びアイライナーに関するものであるが、これらの特徴は、マニキュアアプリケータ等の他の種類の化粧品アプリケータ、リップスティック、或いは眉毛又は毛髪用の化粧品に適用可能である。

Claims (23)

  1. 化粧品アプリケータ(1)であって、化粧品アプリケータ(1)は、基端と自由端とを有し、且つ、少なくとも2列(11、12)の指状部(10)を備え、各指状部(10)はそれぞれ、第1及び第2の平面層を形成し、
    これら2つの平面層は、別個のものであり且つ互いに平行であり、
    指状部の寸法は、アプリケータに沿って基端から自由端へと向かうにつれて減少しており、
    2つの列(11、12)は、互いに対向し、好ましくは隣接している、化粧品アプリケータ(1)。
  2. アプリケータの長手方向(9)と、各指状部(10)との間の角度が、アプリケータに沿って基端から自由端に向かうにつれて減少する、請求項1に記載のアプリケータ(1)。
  3. 第1の平面層に達する第3列目の指状部(11’)を更に備える、請求項1又は2に記載のアプリケータ(1)。
  4. 第2の平面層に達する第4列目の指状部(12’)を更に備え、好ましくは第4列目の指状部は第3列目(11’)の指状部に対向する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  5. 所与の1つの平面層に達する列(11、11’、12、12’)のうち2つの列の指状部(10)の少なくとも幾つかは、互いに反対方向に伸びる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  6. 互いに対向する2つの列(11、11’、12、12’)の指状部(10)はそれぞれ、アプリケータの長手方向(9)に沿って互いにずれて配置されており、好ましくは千鳥状に配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  7. 少なくとも1つの列において、列(11、11’、12、12’)の各指状部(10)は、少なくとも1つの方向に伸び、各指状部(10)はそれぞれが、他の指状部(10)とは異なる寸法及び/又は形状を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  8. 指状部は主指状部(10)であり、アプリケータは、少なくとも1つの主指状部から伸びる副指状部(15)を更に備え、好ましくは副指状部は各主指状部から伸びる、請求項1〜7のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  9. 少なくとも1つの主指状部(10)は、上面(13)と下面(14)とを有し、この主指状部に関連する副指状部(15)の少なくとも1つは、これらの上下面の1つから伸びる、請求項1〜8のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  10. 主指状部(10)から伸びる少なくとも1つの副指状部(15)は、その主指状部(10)と同じ平面層に達し、好ましくは1つの主指状部から伸びる副指状部は全て、その主指状部と同じ平面層に達する、請求項8又は9に記載のアプリケータ(1)。
  11. 少なくとも1つの主指状部(10)及び/又は少なくとも1つの副指状部(15)は、アプリケータの長手方向(9)と平行な方向に、平坦な断面を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  12. 少なくとも1つの主指状部(10)及び/又は少なくとも1つの副指状部(15)は、略平坦な形状を有し、好ましくは、全ての主指状部及び/又は全ての副指状部は、略平坦な形状を有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  13. 少なくとも1つの指状部(10、15)の形状は、皮針形である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  14. 少なくとも1つの指状部(10、15)は、その表面に溝を有し、好ましくは、全ての指状部が、その表面に溝を有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  15. 形状が略波形である、請求項1〜14のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  16. アプリケータは一体型とされている、請求項1〜15のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載のアプリケータを備える化粧用品(2)。
  18. 請求項17及び請求項8〜16のいずれか一項に記載の化粧用品(2)であって、化粧用品(2)はワイパー(6)を備え、少なくとも1つの副指状部(15)の厚さ及び剛性は、アプリケータがワイパーを通過する際、ワイパーが指状部を変形しないようになされている、化粧用品(2)。
  19. 請求項17並びに請求項8〜16及び18のいずれか一項に記載の化粧用品(2)であって、化粧用品(2)はワイパー(6)を備え、少なくとも1つの副指状部(15)の厚さ及び剛性は、アプリケータがワイパーを通過する際、ワイパーが指状部を変形するようになされている、化粧用品(2)。
  20. 請求項1〜16のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)を付加加工によって製造する方法であって、以下の工程:
    −アプリケータに関するデータを得る工程;及び
    −データを用いてアプリケータの付加合成を行う工程、を備える、製造方法。
  21. 請求項20に記載の方法の実行を制御するためのコンピュータプログラムによって用いられ得るデータを備えるコンピュータファイル。
  22. 請求項20に記載の方法を実行するために記憶されたデータを備える、電子記憶媒体。
  23. 通信ネットワーク上でダウンロードするための、請求項21に記載のファイルの提供方法。
JP2018546692A 2016-03-11 2017-03-07 化粧品アプリケータ Pending JP2019512296A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1652039A FR3048594B1 (fr) 2016-03-11 2016-03-11 Applicateur de produit cosmetique
FR1652039 2016-03-11
PCT/FR2017/050500 WO2017153673A1 (fr) 2016-03-11 2017-03-07 Applicateur de produit cosmetique

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019512296A true JP2019512296A (ja) 2019-05-16

Family

ID=55863059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018546692A Pending JP2019512296A (ja) 2016-03-11 2017-03-07 化粧品アプリケータ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11160357B2 (ja)
EP (1) EP3426091B1 (ja)
JP (1) JP2019512296A (ja)
KR (1) KR102479502B1 (ja)
CN (1) CN108778051A (ja)
FR (1) FR3048594B1 (ja)
WO (1) WO2017153673A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3090299B1 (fr) * 2018-12-19 2021-04-30 Oreal Applicateur comportant un organe d’application fabriqué par synthèse additive
EP4410150A1 (en) * 2023-01-31 2024-08-07 GEKA GmbH Cosmetic applicator

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4422986A (en) * 1981-09-23 1983-12-27 Cole William E Method and apparatus for infection molding brushes
FR2744608A1 (fr) * 1996-02-12 1997-08-14 Lvmh Rech Brosse pour l'application de produits cosmetiques notamment
WO2010007588A2 (en) * 2008-07-16 2010-01-21 L'oreal An applicator for combing the eyelashes or the eyebrows, or for applying a composition thereto
JP2010518933A (ja) * 2007-02-21 2010-06-03 シャネル パルファン ボーテ 化粧品アプリケータ製造方法、アプリケータ、アプリケータを含むパッケージ、およびアプリケータバッチ
JP2010537778A (ja) * 2007-09-05 2010-12-09 イーエルシー マネージメント エルエルシー 化粧品アプリケータ用ヘッド
JP2014522686A (ja) * 2011-06-30 2014-09-08 イーエルシー マネージメント エルエルシー 枝分かれしたアプリケータタイン及び枝分かれしたタインを組み込んだアプリケータブラシヘッド
JP2015512740A (ja) * 2012-04-11 2015-04-30 ロレアル 化粧品またはケア製品を包装および唇に塗布するデバイス
WO2015124481A1 (fr) * 2014-02-24 2015-08-27 Albea Services Applicateur pour produit cosmétique et ensemble applicateur associé

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2886113B1 (fr) * 2005-05-24 2007-10-05 Oreal Applicateur pour appliquer un produit sur les cils et/ou les sourcils
US20060272668A1 (en) * 2005-06-02 2006-12-07 The Procter & Gamble Company Cosmetic applicator
JP5354644B2 (ja) * 2008-06-04 2013-11-27 東京パーツ株式会社 液塗布具
FR2993441A1 (fr) * 2012-07-20 2014-01-24 Montaigu Dev Moule modulaire pour la realisation de brosses de mascara
EP3096646B1 (en) * 2014-01-21 2021-03-10 Société Industrielle de Matières Plastiques Applicator device for applying a fluid or pasty product to keratin fibers

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4422986A (en) * 1981-09-23 1983-12-27 Cole William E Method and apparatus for infection molding brushes
FR2744608A1 (fr) * 1996-02-12 1997-08-14 Lvmh Rech Brosse pour l'application de produits cosmetiques notamment
JP2010518933A (ja) * 2007-02-21 2010-06-03 シャネル パルファン ボーテ 化粧品アプリケータ製造方法、アプリケータ、アプリケータを含むパッケージ、およびアプリケータバッチ
JP2010537778A (ja) * 2007-09-05 2010-12-09 イーエルシー マネージメント エルエルシー 化粧品アプリケータ用ヘッド
WO2010007588A2 (en) * 2008-07-16 2010-01-21 L'oreal An applicator for combing the eyelashes or the eyebrows, or for applying a composition thereto
JP2014522686A (ja) * 2011-06-30 2014-09-08 イーエルシー マネージメント エルエルシー 枝分かれしたアプリケータタイン及び枝分かれしたタインを組み込んだアプリケータブラシヘッド
JP2015512740A (ja) * 2012-04-11 2015-04-30 ロレアル 化粧品またはケア製品を包装および唇に塗布するデバイス
WO2015124481A1 (fr) * 2014-02-24 2015-08-27 Albea Services Applicateur pour produit cosmétique et ensemble applicateur associé

Also Published As

Publication number Publication date
CN108778051A (zh) 2018-11-09
FR3048594A1 (fr) 2017-09-15
US11160357B2 (en) 2021-11-02
EP3426091A1 (fr) 2019-01-16
KR20180115333A (ko) 2018-10-22
WO2017153673A1 (fr) 2017-09-14
KR102479502B1 (ko) 2022-12-20
US20190090622A1 (en) 2019-03-28
FR3048594B1 (fr) 2019-07-19
EP3426091B1 (fr) 2023-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6953569B2 (ja) 化粧用アプリケータ
US7172357B2 (en) Applicator comprising a sloping applicator element and a stem connected via a hinge to a handle member
CN102176844B (zh) 符合人体工程学的睫毛膏涂抹器
JP6476113B2 (ja) 化粧品塗布具、デバイス、および関連する方法
US7992577B2 (en) Instrument for applying a composition on the eyelashes or eyebrows
CN204499788U (zh) 涂抹器、毛刷以及化妆品涂抹器
KR102201522B1 (ko) 팁 어플리케이터 및 이를 포함하는 화장료 도포장치
US20190298049A1 (en) Cosmetic Product Applicator
JP2010088889A (ja) 組成物を毛髪又は爪に塗布するための器具及び関連する製造方法
US20200329847A1 (en) Cosmetic applicator with separate brush and molded applicator structures
US11937689B2 (en) Applicator for cosmetic product, in particular mascara, associated applicator assembly and method for manufacturing such an applicator
CN114760880A (zh) 将化妆品施用到人角蛋白纤维、特别是眉毛上的施用器和用于化妆和/或护理人角蛋白纤维的方法
JP2013116195A (ja) 液塗布具
JP2019512296A (ja) 化粧品アプリケータ
JP2022547589A (ja) 人間のケラチン繊維、特に眉毛を化粧するためのアプリケータ
KR20170070150A (ko) 코스메틱 또는 케어 제품을 적용하기 위한 어플리케이터
JP5191763B2 (ja) マスカラ塗布具
JP2008114058A (ja) マスカラ塗布具
US20190281967A1 (en) Cosmetic Product Applicator
JP2023138925A (ja) 長手方向軸線を備える可動部を含む化粧品用アプリケータ
US20220378173A1 (en) Mascara
JP5584855B2 (ja) 化粧料塗布具および化粧料塗布セット
JP2005319004A (ja) 液体化粧料用塗布具
JP2019506978A (ja) 支持体を備える、化粧品アプリケータ
US11622612B2 (en) Applicator brush

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211102