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JP2019191939A - 指導支援システム、指導支援方法及び指導支援サーバ - Google Patents

指導支援システム、指導支援方法及び指導支援サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】仮想空間内のアバタを通して被指導者に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的なメッセージを被指導者の端末に出力することができる指導支援システムを提供する。【解決手段】指導支援システムは、メッセージの発言者としてのアバタを認識するアバタ認識部312と、アバタに固有の規則に従って第1メッセージの修正された第2メッセージを認識する第2メッセージ認識部313と、第2メッセージをアバタの発言として第1端末出力部130に出力するメッセージ出力制御部110、315とを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、指導支援システム、指導支援方法及び指導支援サーバに関する。
従来、遠隔医療等の遠隔での指導を支援するシステムが知られている。遠隔での指導においては、対面での指導とは異なり、指導者が匿名で指導を行うことも可能である。
このような特性に鑑みて、1人の第1ユーザ(被指導者)の端末に対し、複数の第2ユーザ(カウンセラー等の指導者)の端末が仮想空間における共通の第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)を介してメッセージのやり取りを行う会話システムが提案されている(特許文献1参照)。
このシステムでは、複数の第2ユーザ(指導者)の端末で選択されたメッセージが第2ユーザアバタの発言として第1ユーザ(被指導者)の端末である第1ユーザ端末に表示される。この結果、第1ユーザ(被指導者)にとっては、指導者が1人であるかのように感じさせることができる。一方、複数の第2ユーザ(指導者)が共同して1人の第1ユーザ(被指導者)に対する指導を行うことができるので、指導者一人当たりの作業負荷を軽減することができる。
さらに、特許文献1のシステムは、予め用意されている複数のメッセージの中から少なくとも一つ以上のメッセージを抽出し、抽出されたメッセージを所定の第2ユーザ端末(指導者の端末)に提示する。
特許文献1のシステムは、提示されたメッセージのうち所定の第2ユーザ端末(指導者の端末)により選択される所定メッセージを、仮想空間内で第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)に発言させる。
これにより、複数の第2ユーザ(指導者)が、共通の第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)を使用している場合でも、第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)の発言をほぼ均一化させることができる。これにより、第2ユーザ(指導者)一人当たりの作業負荷が軽減される。これに加え、複数の第2ユーザ(指導者)の間に経験又は力量の差がある場合でも、カウンセリング等の会話システムを通して提供されるサービスの質を均一化させることができる。
特開2011−39860号公報
栄養管理又は医療等の指導を行う場合にも、指導者の負荷軽減のため、仮想空間内のアバタを通して患者等の被指導者に対して指導を行うことが考えられる。
しかし、一般に、患者等の被指導者に指導を受け入れやすくさせるためには、栄養管理又は医師等の指導者と被指導者との間の信頼関係を構築することが重要となる。しかしながら、このような指導を行う場合に、特許文献1記載の技術では、第2ユーザ(指導者)の端末により選択されたメッセージが仮想空間内での第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)の発言として扱われるにとどまる。選択されたメッセージが繰り返し表示されるだけでは、第1ユーザ(被指導者)に第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)のメッセージを無個性なメッセージと感じさせるおそれがある。ひいては、第1ユーザ(被指導者)に、第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)を無個性と感じさせるおそれがある。第1ユーザ(被指導者)が第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)を無個性と感じると、第2ユーザ(指導者)と第1ユーザ(被指導者)との間の信頼関係の構築が難しくなる。
一方、第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)の個性を出すため、第2ユーザのそれぞれに自由にメッセージの内容を入力させるようにするようなことも考えられる。しかし、1の第2ユーザアバタ(指導者用アバタ)の発言にもかかわらず、メッセージ入力者ごとにメッセージの内容又は表現にばらつきが出てしまうと、第1ユーザ(被指導者)に違和感を覚えさせるおそれがある。
そこで、本発明は、仮想空間内のアバタを通して被指導者に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的なメッセージを被指導者の端末に出力することができる指導支援システム、指導支援方法及び指導支援サーバを提供することを目的とする。
本発明の指導支援システムは、
第1ユーザ(被指導者)が認識可能な形式で情報を出力する第1端末出力部と、
前記第1端末出力部に出力する候補のメッセージである第1メッセージを認識する第1メッセージ認識部と、
前記第1端末出力部に出力するメッセージの発言者としてのアバタを認識するアバタ認識部と、
前記アバタ認識部により認識されたアバタに固有の規則に従って前記第1メッセージの修正された第2メッセージを認識する第2メッセージ認識部と、
前記第2メッセージ認識部により認識された前記第2メッセージを前記アバタ認識部により認識された前記アバタの発言として前記第1端末出力部に出力するメッセージ出力制御部とを備えることを特徴とする。
当該構成の指導支援システムによれば、メッセージ出力制御部により、前記第2メッセージ認識部により認識された前記第2メッセージが前記アバタ認識部により認識された前記アバタの発言として前記第1端末出力部に出力される。
ここでは、第2メッセージは、前記アバタ認識部により認識されたアバタに固有の規則に従って第1メッセージ認識部により認識された第1メッセージの修正を行うことにより、生成されたメッセージである。
このような第2メッセージが前記第1端末出力部に出力されることで、複数回にわたってアバタのメッセージが出力されたとしても、そのメッセージにアバタ固有の共通の規則性を持たせることができる。
このような共通の規則性を通じてその第2メッセージから第1ユーザ(被指導者)に、アバタがあたかも固有の癖を持っているかのように感じさせることができうる。これにより、アバタによる無規則なメッセージの発言由来の違和感を軽減又は解消させることができ、そのアバタの個性を被指導者に感じさせることができるようになりうる。
以上の通り、本発明の指導支援システムによれば、被指導者に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的なメッセージを被指導者の端末に出力することができる。
本発明の指導支援システムにおいて、
第2ユーザ(指導者)による入力を受け付ける第2端末入力部と第2ユーザ(指導者)が認識可能な形式で情報を出力する第2端末出力部とを備える一又は複数の第2ユーザ(指導者)端末と、
前記第2メッセージ認識部で認識された前記第2メッセージを一又は複数の第2ユーザ(指導者)端末のうちのいずれかの第2ユーザ端末の前記第2端末出力部に出力する第1メッセージ出力部と、
前記第2ユーザ端末の前記第2端末入力部を介して前記いずれかの第2ユーザ端末の前記第2ユーザによる前記第2メッセージに対する承認の有無を認識する承認認識部とを備え、
前記メッセージ出力制御部は、前記承認認識部により前記第2メッセージに対する承認が認識された場合、前記第2メッセージ認識部により認識された前記第2メッセージを前記アバタ認識部により認識された前記アバタの発言として前記第1端末出力部に出力するように構成されている。
当該構成の指導支援システムによれば、前記第2メッセージは、前記承認認識部により前記第2ユーザ(指導者)による前記第2メッセージに対する承認がされたメッセージである。
これにより、前記第2ユーザ(指導者)による第2メッセージの質の担保をさせることができるので、メッセージも指導に適したものとなりうる。
以上の通り、被指導者に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末に出力することができる。
本発明の指導支援システムにおいて、
前記第1メッセージ認識部は、第2端末入力部を介して入力されたメッセージを前記第1メッセージとして認識する構成を備えることが好ましい。
当該構成の指導支援システムによれば、前記第1メッセージ認識部により、第2端末入力部を介して入力されたメッセージが前記第1メッセージとして認識される。
前述したように、この第1メッセージが、第2メッセージ認識部によって、前記アバタ認識部により認識されたアバタに固有の規則に従って修正される。
これにより、第1端末出力部に出力されるメッセージは、アバタの固有の規則に従って修正されたメッセージであるとともに、より第2ユーザ(指導者)の意図に反映しやすくなる。
これにより、被指導者に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末に出力することができる。
本発明の指導支援システムにおいて、
前記第1ユーザ(被指導者)の状態を認識する状態認識部と、
ユーザの状態とメッセージ候補とを関連付けて記憶するメッセージ記憶部とを備え、
前記第1メッセージ認識部は、前記状態認識部により認識された第1ユーザ(被指導者)の状態に関連付けられたメッセージ候補を前記第1メッセージとして認識するように構成されていることが好ましい。
ある種の指導においては、指導を受ける側の状態により、伝えるべきメッセージがおおよそ決まっていることもある。
この点に鑑みた当該構成の指導支援システムによれば、前記第1メッセージ認識部により、前記状態認識部により認識された第1ユーザ(被指導者)の状態に関連付けられたメッセージ候補が前記第1メッセージとして認識される。
前述したように、この第1メッセージが、第2メッセージ認識部によって、前記アバタ認識部により認識されたアバタに固有の規則に従って修正される。
これにより、被指導者に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末に出力することができ、第2ユーザ(指導者)のメッセージ作成の負荷を軽減させることが可能となる。
本発明の指導支援システムにおいて、
前記第1端末出力部を備える第1ユーザ(被指導者)端末と一又は複数の第2ユーザ(指導者)端末のうちのいずれかの第2ユーザ(指導者)端末との通信に含まれる会話データを認識する会話データ認識部と、
前記会話データを学習することにより、第1ユーザ(被指導者)の発言に対応する第2ユーザ(指導者)の発言の候補を出力するモデルを認識するモデル認識部と、
前記第1ユーザ(被指導者)端末から受信した第1ユーザ(被指導者)の発言を認識する第1ユーザ発言認識部とを備え、
前記第1メッセージ認識部は、前記第1ユーザ(被指導者)発言認識部により認識された第1ユーザ(被指導者)の発言に基づいて、前記モデル認識部により認識されたモデルを用いて、当該第1ユーザ(被指導者)の発言に対応する第2ユーザ(指導者)の発言の候補のメッセージを前記第1メッセージとして認識するように構成されていることが好ましい。
当該構成の指導支援システムによれば、前記第1メッセージ認識部により、前記モデル認識部により認識されたモデルを用いて、当該第1ユーザ(被指導者)の発言に対応する第2ユーザ(指導者)の発言の候補のメッセージが第1メッセージとして認識される。前記モデル認識部により認識されたモデルは、第1ユーザ(被指導者)と第2ユーザ(指導者)との会話データに基づいてされたモデルである。よって、第1メッセージは、実際に第2ユーザ(指導者)が発言する蓋然性が高いメッセージであるから、指導に適したメッセージである蓋然性が高い。
第2メッセージ認識部により、この第1メッセージがアバタ固有の規則に従って修正されることにより、第2メッセージが認識される。
そして、メッセージ出力制御部により、この第2メッセージが第1ユーザ(被指導者)端末に出力される。
これにより、被指導者に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末に出力することがで、第2ユーザ(指導者)のメッセージ作成の負荷を軽減させることが可能となる。
本発明の指導支援システムにおいて、
第1ユーザ(被指導者)端末から受信したメッセージのカテゴリを認識するカテゴリ認識部を備え、
前記第1メッセージ認識部は、前記カテゴリ認識部により認識された前記メッセージのカテゴリに応じて前記第1メッセージを認識するように構成されていることが好ましい。
指導においては、ある程度被指導者のメッセージがどのようなカテゴリに属するメッセージによって、応答すべきメッセージも決まってくる。この点に鑑みて構成された当該構成の指導支援システムによれば、前記カテゴリ認識部により認識された前記メッセージのカテゴリに応じて前記第1メッセージが認識される。第1ユーザ(被指導者)端末から受信したメッセージのカテゴリに応じた第1メッセージは指導に適したメッセージである蓋然性が高い。
このような第1メッセージがアバタ固有の規則に従って修正されたうえで第1ユーザ(被指導者)端末出力部に出力される。
これにより、被指導者に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末に出力することができる。
本発明の指導支援システムにおいて、
前記アバタ認識部は、前記第1ユーザ(被指導者)端末から受信した前記アバタを指定する情報に従って、前記アバタを認識することが好ましい。
当該構成の指導支援システムによれば、前記アバタ認識部により、前記第1ユーザ(被指導者)端末から受信した前記アバタを指定する情報に従って前記アバタが認識される。
そして、第2メッセージ認識部により、当該アバタに固有の規則に従って前記第1メッセージが修正される。
これにより、第1ユーザ(被指導者)端末の第1ユーザ(被指導者)の嗜好が前記第1メッセージの修正に反映されうる。これにより、アバタの発言が、第1ユーザの嗜好に合致しやすくなる。ひいては、第1ユーザにアバタの発言に示される指導に従わせるモチベーションを与えることができうる。
指導支援システムの全体の構成の一例を示す図。 第1ユーザ端末の構成の一例を示す図。 第2ユーザ端末の構成の一例を示す図。 第1実施形態の指導支援サーバの構成の一例を示す図。 ユーザプロファイル情報の一例を示す図。 アバタプロファイル情報の一例を示す図。 アバタの規則を示す情報の一例を示す図。 第2ユーザリストの一例を示す図。 ユーザ登録処理の一例を示すフローチャート。 ユーザプロファイル入力画面の一例を示す図。 メッセージ送信処理の一例を示すフローチャート。 第1実施形態の第1メッセージ認識処理の一例を示すフローチャート。 メッセージ入力画面の一例を示す図。 承認要求画面の一例を示す図。 第2実施形態の指導支援サーバの構成の一例を示す図。 メッセージ候補情報の一例を示す図。 会話データの一例を示す図。 第2実施形態の第1メッセージ認識処理の一例を示すフローチャート。 第3実施形態の指導支援サーバの構成の一例を示す図。 モデル認識処理の一例を示すフローチャート。 第3実施形態の第1メッセージ認識処理の一例を示すフローチャート。 第4実施形態の指導支援サーバの構成の一例を示す図。 質問メッセージの一例を示す図。 カテゴリ対応メッセージの一例を示す図。 第4実施形態の第1メッセージ認識処理の一例を示すフローチャート。
図1〜図11を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
本発明の指導支援システムは、一又は複数の第1ユーザ端末100と、複数の第2ユーザ端末200(図1では、第2ユーザ端末200aと第2ユーザ端末200bとを例示している。)と、指導支援サーバ300とを備える。
一又は複数の第1ユーザ端末100と、複数の第2ユーザ端末200と、指導支援サーバ300とは、ネットワーク(例えば、インターネット)を介して相互に通信可能に構成されている。
(第1ユーザ(被指導者)端末)
第1ユーザ端末100は、第1端末制御部110と、第1端末記憶部120と、第1端末出力部130と、第1端末入力部140と、第1端末通信部150と、を備える。
第1ユーザ端末100は、タブレット型端末またはスマートフォンなど、第1ユーザ端末100のユーザである第1ユーザU1による携帯が可能なようにサイズ、形状および重量が設計されているコンピュータにより構成されている。第1ユーザ端末100は、デスクトップコンピュータなど、特定箇所に設置されるように、サイズ、形状および重量が設計されているコンピュータにより構成されていてもよい。
第1端末制御部110は、CPU等の演算処理装置、メモリ、及びI/Oデバイスなどにより構成されている。第1端末制御部110は、外部からダウンロードしたプログラムがインストールされている。当該プログラムが起動されることにより、第1端末制御部110は、後述する演算処理を実行するように構成されている。
第1端末記憶部120は、第1ユーザ端末100のユーザである第1ユーザU1の第1ユーザID121を記憶している。第1ユーザU1は、例えば、生活習慣病等の慢性疾患にかかったため、もしくは、慢性疾患の予防のため、遠隔診療又は遠隔での栄養管理指導を受けている人である。
また、ウェアラブルセンサWは第1ユーザU1が着用可能に構成されている。ウェアラブルセンサWは、第1ユーザU1の生体情報若しくは行動情報又はウェアラブルセンサWの着用状態を認識し、当該情報を定期的に又は第1ユーザU1の操作に応じて指導支援サーバ300に送信するように構成されている。
なお、一の装置が情報を「認識する」とは、一の装置が他の装置から当該情報を受信すること、一の装置が当該一の装置に接続された記憶媒体に記憶された情報を読み取ること、一の装置が当該一の装置に接続されたセンサから出力された信号に基づいて情報を取得すること、一の装置が、受信した情報又は記憶媒体に記憶された情報又はセンサから取得した情報に基づいて、所定の演算処理(計算処理又は検索処理など)を実行することにより当該情報を導出すること、一の装置が他の装置による演算処理結果としての当該情報を当該他の装置から受信すること、一の装置が当該受信信号にしたがって内部記憶装置又は外部記憶装置から当該情報を読み取ること等、当該情報を取得するためのあらゆる演算処理が実行されることを意味する。
第1ユーザU1の生体情報は、例えば、第1ユーザU1の血圧、心拍数、呼吸数、体温、体重及び身長である。
第1ユーザU1の行動情報は、例えば、第1ユーザU1の睡眠時間、第1ユーザU1の歩数、第1ユーザU1が歩いた時間及び第1ユーザU1が走った時間である。
ウェアラブルセンサWは、個別の通信部を有し、当該通信部を介して指導支援サーバ300に生体情報を送信してもよいが、これに代えて、例えば、USBなどにより第1ユーザ端末100に接続され、第1端末通信部150を介して生体情報を指導支援サーバ300に送信してもよい。
第1端末出力部130は、液晶パネルのような表示装置により構成されている。
第1端末入力部140は、タッチパッドのような入力装置により構成されている。第1端末出力部と、第1端末入力部140とが組み合せられてタッチパネルを構成してもよい。これに加えてまたは代えて、第1端末入力部140と別個に構成された表示装置により第1端末出力部130が構成されてもよい。
第1端末通信部150は、有線通信またはWiFi(登録商標)等の通信規格にしたがった無線通信を介して、指導支援サーバ300などの外部端末と相互通信するよう構成されている。
(第2ユーザ(指導者)端末)
第2ユーザ端末200は、図2Bに示されるように、第2端末制御部210と、第2端末記憶部220と、第2端末出力部230と、第2端末入力部240と、第2端末通信部250とを備える。
第2ユーザ端末200は、デスクトップコンピュータなど、特定箇所に設置されるように、サイズ、形状および重量が設計されているコンピュータにより構成されている。第2ユーザ端末200は、タブレット型端末またはスマートフォンなど、第2ユーザ端末200のユーザである第2ユーザU2(図1では、第2ユーザUa、Ubを例示している。)による携帯が可能なようにサイズ、形状および重量が設計されているコンピュータにより構成されていてもよい。第2ユーザU2は、例えば、医師、歯科医師、看護師、管理栄養士など、第1ユーザU1に対して医療又は健康管理上の指導を行う者である。
第2端末制御部210は、CPU等の演算処理装置、メモリ、及びI/Oデバイスなどにより構成されている。第2端末制御部210には、外部よりダウンロードしたプログラムがインストールされている。当該プログラムが起動されることにより、第2端末制御部210は、後述の演算処理を実行するように構成されている。
第2端末記憶部220は、例えばROM、RAM、HDD等の記憶装置により構成されている。第2端末記憶部220は、あらかじめ登録された第2ユーザU2の指導者IDを記憶するように構成されている。
第2端末出力部230は、液晶パネルのような表示装置により構成されている。
第2端末入力部240は、タッチパッドのような入力装置により構成されている。第2端末出力部230と、第2端末入力部240とが組み合せられてタッチパネルを構成してもよい。これに加えてまたは代えて、第2端末入力部240と別個に構成された表示装置により第2端末出力部230が構成されてもよい。
第2端末通信部250は、有線通信またはWiFi(登録商標)等の通信規格にしたがった無線通信を介して、指導支援サーバ300などの外部端末と相互通信するよう構成されている。
(指導支援サーバ)
指導支援サーバ300は、サーバ制御部310と、サーバ記憶部320と、サーバ通信部330とを備えている。なお、指導支援サーバ300を構成するコンピュータの一部または全部が、他の端末、例えば、第2ユーザ端末200を構成するコンピュータにより構成されていてもよい。例えば、移動局としての一または複数の第2ユーザ端末200により、指導支援サーバ300の一部または全部が構成されていてもよい。
サーバ制御部310は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置、メモリ、及びI/O(Input/Output)デバイスなどにより構成されている。サーバ制御部310は、一のプロセッサにより構成されてもよく、相互通信可能な複数のプロセッサにより構成されてもよい。
サーバ制御部310は、所定の指導支援プログラムを読み込んで実行することにより、後述の演算処理を実行する第1メッセージ認識部311、アバタ認識部312、第2メッセージ認識部313、承認認識部314、メッセージ送信部315、ユーザ登録部319として機能する。
サーバ記憶部320は、例えばROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成されている。サーバ記憶部320は、サーバ制御部310の演算結果、又はサーバ制御部310がサーバ通信部330を介して受信したデータを記憶するように構成されている。
サーバ記憶部320は、ユーザプロファイル記憶部321と、アバタプロファイル記憶部322と、アバタ規則記憶部323と、第2ユーザリスト記憶部324とを備える。
ユーザプロファイル記憶部321は、ユーザプロファイルを記憶している。
ユーザプロファイルは、図4Aに示されるように、ユーザIDと、属性情報と、状態情報と、指定アバタ名とを含む。
ユーザIDは、各第1ユーザUを識別するための情報である。属性情報は、性別、年齢等の各第1ユーザの属性を示す情報である。状態情報は、症状等の各第1ユーザの状態を示す情報である。指定アバタIDは、第1ユーザが指定するアバタを識別する情報である。アバタプロファイル記憶部322は、アバタプロファイルを記憶している。
アバタプロファイルは、図4Bに示されるように、アバタIDと、アイコンIDと、アバタ名称と、アバタ属性情報と、アバタスキル情報と、アバタ嗜好情報とを含む。
アバタIDは、各アバタを識別する情報である。アイコンIDは、各アバタのアイコンを識別する情報である。アバタ名称は、予め定められた仮想の各アバタの名称である。アバタ属性情報は、年齢、性別等の予め定められた仮想のアバタの属性情報である。アバタスキル情報は、資格、技能などの予め定められた仮想の各アバタのスキルを示す情報である。アバタ嗜好情報は、趣味などの予め定められた仮想の各アバタの嗜好を示す情報である。
アバタ規則記憶部323は、メッセージ修正のための各アバタの固有の規則を示す規則情報を記憶している。
規則情報は、図5に示されるように、アバタIDと、指導タイプ情報と、語尾とを含む。
指導タイプ情報は、各アバタの指導のタイプを定性的に示す情報である。指導タイプ情報は、指導タイプを示す複数種類(本実施形態では2種類)の表現がカンマ区切りで結合されている。語尾は、各アバタに固有の語尾である。語尾は、指導タイプ情報に応じた語尾となっていることが好ましい。
なお、規則情報には、語尾に加えてまたは代えて、絵文字、読点の位置、区切り文字の種類(「、」「,」「:」「;」など)、挨拶等のアバタに固有の表現が含まれていてもよい。
第2ユーザリスト記憶部324は、第2ユーザリストを記憶している。
第2ユーザリストは、各ユーザの第2ユーザIDと、各ユーザがログインした端末のIPアドレス等の端末と通信するために必要な情報とを含む。
サーバ記憶部320は、さらに、第1ユーザU1のレセプトデータ及び第1ユーザU1の健康診断の結果に関するデータを記憶していてもよい。これらのデータは、病院又は健康保険組合等の外部の端末からサーバ通信部330を介して受信し、または、USBメモリ、CD、DVD等の記憶媒体から読み取られる等により認識されうる。
サーバ記憶部320は、サーバ通信部330を介して第2ユーザ端末200から受信した生活習慣病の罹患を予防又は重症化を予防するための予防医療に関する指導の履歴情報を記憶していてもよいし、サーバ通信部330を介して第2ユーザ端末200から受信した生活習慣病の病状を快方へ向かわせるための治療の履歴情報を記憶していてもよい。
サーバ通信部330は、ネットワークとしての公衆通信網(例えばインターネット)に接続され、第1ユーザ端末100及び第2ユーザ端末200等の外部の端末と通信する通信装置により構成されている。
(ユーザ登録処理)
次に、y及び図7を参照して、ユーザ登録処理について説明する。
本処理は、プログラムを起動した第1ユーザ端末100と通信をする指導支援サーバ300により実行される。
ユーザ登録部319は、第1ユーザ端末100から登録要求を受信したか否かを判定する(図6/STEP002)。
当該判定結果が否定的である場合(図6/STEP002‥NO)、ユーザ登録部319は、図6/STEP002の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6/STEP002‥YES)、ユーザ登録部319は、第1ユーザU1のユーザIDを決定する(図6/STEP004)。ユーザ登録部319は、メールアドレスを、第1ユーザU1のユーザIDとして使用してもよい。
ユーザ登録部319は、サーバ通信部330を介して、第1ユーザ端末100にプロファイル入力画面を表示する指示を含む情報を送信する(図6/STEP006)。
プロファイル入力画面を表示する指示を受信した第1ユーザ端末100の第1端末制御部110は、例えば、図7に示されるプロファイル入力画面M1を第1端末出力部130に出力する。
プロファイル入力画面M1は、属性情報入力フォームM11と、状態情報入力フォームM12と、指導者選択フォームM13と、入力完了ボタンM14とを含む。
属性情報入力フォームM11は、性別、年齢等のユーザの属性情報の入力を求める入力フォームである。
状態情報入力フォームM12は、症状等のユーザの状態を示す状態情報の入力を求める入力フォームである。
指導者選択フォームM13は、仮想の指導者としてのアバタを選択するための入力フォームである。指導者選択フォームM13には、指導支援サーバ300と通信することにより取得された各アバタの名称M131、年齢M132、アイコンM133、スキル情報M134、嗜好情報M135、指導タイプ情報M136が含まれている。指導タイプ情報M136は、自己評価と同僚評価とを含む情報となっている。第1ユーザ端末100の第1端末制御部110は、例えば、第1端末入力部140でフリック操作等が受け付けられたことを契機として、アバタの情報を切り替えてもよい。
第1ユーザ端末100の第1端末制御部110は、第1端末入力部140で入力完了ボタンM14の押圧操作を検知したことを要件として、第1ユーザUのユーザIDと、属性情報入力フォームM11及び属性情報入力フォームM11に入力された情報並びに指導者選択フォームM13で選択されたアバタを識別するアバタIDを含む入力情報を指導支援サーバ300に送信する。第1ユーザ端末100の第1端末制御部110は、アバタIDとして、例えば、入力完了ボタンM14に対する押圧操作が検知されたときに表示していたアバタを識別するアバタIDを指導支援サーバ300に送信する。
第1ユーザ端末100の第1端末制御部110は、指導支援サーバ300から受信したユーザIDを送信してもよいし、第1ユーザUのメールアドレス等をユーザIDとして送信してもよい。第1ユーザ端末100の第1端末制御部110は、ユーザIDを第1端末記憶部120に第1ユーザID121として記憶する。
ユーザ登録部319は、第1ユーザ端末100から、ユーザIDと入力情報とを受信したか否かを判定する(図6/STEP008)。
当該判定結果が否定的である場合(図6/STEP008‥NO)、ユーザ登録部319は、図6/STEP008の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6/STEP008‥YES)、ユーザ登録部319は、ユーザIDと入力情報とをユーザプロファイル記憶部321に記憶する(図6/STEP010)。
(メッセージ送信処理)
図8〜図11を参照して、メッセージ送信処理の詳細を説明する。
本処理は、例えば、第1ユーザ端末100から、指導支援サーバ300がチャットソフトなどを介してアバタに対するメッセージを受信した際に実行されうる。これに加えてまたは代えて、定期的に、指導支援サーバ300が第1ユーザ端末100に対してアバタの発言としてのメッセージを含む情報を送信する際などにも使用されうる。以下、メッセージ送信対象の第1ユーザ端末100を、「対象の第1ユーザ端末100」と適宜いい、対象の第1ユーザ端末100の第1ユーザU1を「対象の第1ユーザU1」と適宜いう。
また、本処理の開始時点において、指導支援サーバ300は、対象の第1ユーザU1のユーザIDを認識している。
アバタ認識部312は、当該第1ユーザU1のユーザIDに基づいて、ユーザプロファイル記憶部321を参照することにより、指定アバタIDを認識する(図8/STEP202)。
第1メッセージ認識部311は、第1メッセージ認識処理(図9)を実行する(図8/STEP100)。
第1メッセージ認識処理において、第1メッセージ認識部311は、第2ユーザリスト記憶部に記憶された第2ユーザリストに基づいて各第2ユーザ端末200と通信することにより、通信可能な第2ユーザ端末200を認識する(図9/STEP102)。
第1メッセージ認識部311は、通信可能な第2ユーザ端末200のうち、一の第2ユーザ端末200を選択する(図9/STEP104)。
第1メッセージ認識部311は、選択した第2ユーザ端末200に図8/STEP202で認識された指定アバタIDとともにメッセージ入力画面の表示指示を含む情報を送信する(図9/STEP106)。
表示指示を受信した第2ユーザ端末200の第2端末制御部210は、第2端末出力部230に、例えば図10に示されるメッセージ入力画面M2を表示する。
メッセージ入力画面M2は、アバタの情報M21と、被指導者の情報M22と、第1ユーザ端末100に送信するメッセージの候補である第1メッセージを入力する第1メッセージ入力フォームM23と、アバタ規則説明欄M24と、入力完了ボタンM25とを含む。
アバタの情報M21は、指定アバタIDで識別されるアバタのアイコン、名称及び年齢などのアバタに関する情報である。
被指導者の情報M22は、被指導者のユーザID、性別及び症状などの被指導者に関する情報である。
第1メッセージ入力フォームM23は、第1ユーザ端末100に送信するメッセージの候補である第1メッセージを入力するフォームである。
アバタ規則説明欄M24は、当該アバタに固有の規則を説明するための表示欄である。例えば、アバタ規則説明欄M24は、当該アバタに固有の語尾「しなさい!!」を表示する表示欄であったり、当該アバタが使用する区切り文字などを表示する表示欄であったり、当該アバタの仮想的な癖(例えば語尾を伸ばすなど)を説明する表示欄であったりしてもよい。
第2ユーザ端末200の第2端末制御部210は、適宜指導支援サーバ300と通信することにより、メッセージ入力画面M2に含めるべき情報を認識する。
第2ユーザ端末200の第2端末制御部210は、第2端末入力部240を介して入力完了ボタンM25の押圧操作を検知すると、第1メッセージ入力フォームM23に入力されたメッセージと指定アバタIDとを含む情報を指導支援サーバ300に送信する。
指導支援サーバ300の第1メッセージ認識部311は、メッセージを受信したか否かを判定する(図9/STEP108)。
当該判定結果が否定的である場合(図9/STEP108‥NO)、第1メッセージ認識部311は、図9/STEP108の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図9/STEP108‥YES)、第1メッセージ認識部311は、本処理を終了する。
図8に戻り、第2メッセージ認識部313は、図9/STEP108で受信したメッセージ(本発明の「第1メッセージ」の一例に相当する。)をアバタ固有の規則に従って修正することにより、修正後のメッセージである第2メッセージを認識する(図8/STEP204)。
例えば、第2メッセージ認識部313は、M23に入力されたメッセージ(例えば、「ラーメンの汁を残」にアバタ固有の語尾「しなさい」を付加することにより、修正後のメッセージである第2メッセージ(例えば、「ラーメンの汁を残しなさい」)を認識してもよい。また、例えば、第2メッセージ認識部313は、M23に入力されたメッセージの区切り文字(例えばテン「、」マル「。」など。)をアバタに関連付けられた区切り文字(例えば、カンマ「,」ピリオド「.」など)に変換することにより、修正後のメッセージである第2メッセージを認識してもよい。また、例えば、第2メッセージ認識部313は、M23に入力されたメッセージの任意の個所にアバタに関連付けられた絵文字を挿入することにより、修正後のメッセージである第2メッセージを認識してもよい。また、例えば、第2メッセージ認識部313は、図9/STEP108で受信したメッセージの品詞解析をして、メッセージを修正することにより、修正後のメッセージである第2メッセージを認識してもよい。例えば、第2メッセージ認識部313は、図9/STEP108で受信したメッセージに含まれる特定の品詞(例えば動詞)の単語(例えば「残す」)を、当該単語に関連付けられた他の単語(「残しなさい」)に変換することにより、修正後のメッセージである第2メッセージを認識してもよい。また、例えば、第2メッセージ認識部313は、図9/STEP108で受信したメッセージに含まれる単語を適宜アバタに固有のテーブルを用いて変換することにより、修正後のメッセージである第2メッセージを認識してもよい。また、第2メッセージ認識部313は、指定の規則に従って下線、太字、着色等の文字修飾を行うことにより、修正後のメッセージである第2メッセージを認識してもよい。例えば、第2メッセージ認識部313は、図9/STEP108で受信したメッセージに含まれる特定の品詞(例えば動詞)の単語(例えば「残す」)について、下線、太字、着色等を行うことにより、修正後のメッセージである第2メッセージを認識してもよい。
承認認識部314は、対象の第1ユーザ端末100の第1ユーザU1のユーザIDと、当該第1ユーザU1の指定アバタID及び第2メッセージを含む承認要求を図9/STEP104で選択した第2ユーザ端末200に送信する(図8/STEP206)。これに代えてまたは加えて、承認認識部314は、第2メッセージを含む承認要求を、図9/STEP104で選択した第2ユーザ端末200とは異なる第2ユーザ端末200に送信してもよい。
承認要求を受信した第2ユーザ端末200の第2端末制御部210は、図11に示されるような承認要求画面M3を第2端末出力部230に出力する。
承認要求画面M3は、アバタ情報M31、被指導者情報M32、第2メッセージ修正フォームM33、規則強調表示M34、規則説明欄M35、及び修正完了ボタンM36を含む。
アバタ情報M31は、指定アバタIDで識別されるアバタの情報である。
被指導者情報M32には、ユーザIDで識別される第1ユーザの情報である。
第2メッセージ修正フォームM33は、第2メッセージを修正可能に表示する入力フォームである。
規則強調表示M34は、第2メッセージ修正フォームM33に表示されている第2メッセージのうち、アバタ固有の規則にかかる部分を強調する表示である。規則強調表示M34は、当該アバタ固有の規則にかかる部分が他の部分と異なる部分であることが分かるような態様であればよい。また、規則強調表示M34の一の例は、当該アバタ固有の規則にかかる部分の文字の大きさが、他の部分の文字の大きさと異なるような態様の表示である。規則強調表示M34の他の例は、当該アバタ固有の規則にかかる部分の文字の色又は背景の色が、他の部分の文字の色又は背景の色が異なるような態様となる表示である。また、規則強調表示M34の他の例は、当該アバタ固有の規則にかかる部分及び他の部分の一方のみが太字、斜体、下線付きとなっているような態様の表示である。
規則説明欄M35は、アバタ固有の規則にかかる部分に関する説明を表示する表示欄である。
第2ユーザ端末200の第2端末制御部210は、第2端末入力部240を介して修正完了ボタンM36の押圧操作を認識すると、最終メッセージとしての第2メッセージ修正フォームM33に表示されているメッセージを含む情報を指導支援サーバ300に送信する。最終メッセージは、修正がされていない場合には、第2メッセージである。
承認認識部314は、最終メッセージを含む情報を受信したか否かを判定する(図8/STEP208)。
当該判定結果が否定的である場合(図8/STEP208‥NO)、承認認識部314は、図8/STEP208を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図8/STEP208‥YES)、メッセージ送信部315は、指定アバタIDと、図8/STEP208で受信した最終メッセージとを含む情報を対象の第1ユーザ端末100に送信する(図8/STEP210)。
最終メッセージを受信した第1ユーザ端末100は、当該最終メッセージを指定アバタIDにより識別されるアバタの発言として第1端末出力部130に表示する。
以上により、第1実施形態のメッセージ送信処理が終了する。
(第1実施形態の作用効果)
当該構成の指導支援システムによれば、メッセージ出力制御部(第1ユーザ端末100の第1端末制御部110及びメッセージ送信部315により、メッセージ出力制御部が構成される。)により、第2メッセージ認識部313により認識された第2メッセージがアバタ認識部312により認識されたアバタの発言として第1ユーザ端末100の第1端末出力部130に出力される。
ここで、第2メッセージは、アバタ認識部312により認識されたアバタに固有の規則に従って第1メッセージ認識部311により認識された第1メッセージの修正を行うことにより、生成されたメッセージである(図8/STEP204)。
このようなメッセージが第1ユーザ端末100の第1端末出力部130に出力されることで、複数回にわたってアバタのメッセージが出力されたとしても、そのメッセージにアバタ固有の共通の規則性を持たせることができる。
このような共通の規則性を第1ユーザU1が発見すれば、第1ユーザU1に、そのメッセージからアバタがあたかも固有の癖を持っているかのように感じさせることができうる。これにより、アバタによる無規則なメッセージの発言由来の違和感を軽減又は解消させることができるとともに、そのアバタの個性を第1ユーザU1に感じさせることができるようになりうる。
以上の通り、本発明の指導支援システムによれば、被指導者(第1ユーザU1)に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的なメッセージを被指導者(第1ユーザU1)の端末(第1ユーザ端末100)に出力することができる。
当該構成の指導支援システムによれば、第2メッセージは、承認認識部314により第2ユーザU2による第2メッセージに対する承認がされたメッセージである(図8/STEP206〜図8/STEP208‥YES)。
これにより、第2ユーザU2による第2メッセージの質の担保をさせることができるので、メッセージも指導に適したものとなりうる。
以上の通り、被指導者(第1ユーザU1)に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末(第1ユーザ端末100)に出力することができる。
当該構成の指導支援システムによれば、第1メッセージ認識部311により、第2端末入力部240を介して入力されたメッセージが第1メッセージとして認識される(図9/STEP102〜STEP108‥YES)。
前述したように、この第1メッセージが、第2メッセージ認識部313によって、前記アバタ認識部312により認識されたアバタに固有の規則に従って修正される。
これにより、第1端末出力部に出力されるメッセージは、アバタの固有の規則に従って修正されたメッセージであるとともに、より第2ユーザU2(指導者)の意図に反映しやすくなる。
これにより、被指導者(第1ユーザU1)に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末(第1ユーザ端末100)に出力することができる。
また、当該構成の指導支援システムによれば、アバタ認識部312により、第1ユーザ端末100から受信したアバタを指定する情報(図6/STEP008で受信した情報)に従って前記アバタが認識される(図8/STEP202)。
そして、第2メッセージ認識部313により、当該アバタに固有の規則に従って前記第1メッセージが修正される。
これにより、第1ユーザ端末100の第1ユーザU1の嗜好が前記第1メッセージの修正に反映されうる。これにより、アバタの発言が、第1ユーザの嗜好に合致しやすくなる。ひいては、第1ユーザにアバタの発言に示される指導に従わせるモチベーションを与えることができうる。
(第2実施形態)
次に、図12〜図14を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(指導支援サーバの構成)
指導支援サーバ300のサーバ制御部310は、第1実施形態の各構成要素に加えてまたは代えて、状態認識部316として機能する。
また、指導支援サーバ300のサーバ記憶部320は、第1実施形態の各構成要素に加えてまたは代えて、メッセージ候補記憶部325を備える。
メッセージ候補記憶部325は、図13Aに示されるように、疾患等の患者の状態とメッセージ候補とを関連付けて記憶している。
(第1メッセージ認識処理)
第2実施形態においては、図8/STEP100の第1メッセージ認識処理として、以下の処理が実行される。
状態認識部316は、ユーザプロファイル記憶部321を参照して、対象の第1ユーザU1のユーザIDに関連付けられたユーザの状態を認識する(図14/STEP302)。
これに代えてまたは加えて、状態認識部316は、質問メッセージを含む情報を対象の第1ユーザ端末200に送信し、回答を受信し、受信した回答から対象の第1ユーザU1の状態を認識してもよい。
第1メッセージ認識部311は、メッセージ候補記憶部325を参照し、対象の第1ユーザU1の状態に応じたメッセージ候補を認識する(図14/STEP304)。複数のメッセージ候補がある場合には、第1メッセージ認識部311は、ランダムに1つ認識してもよいし、指定の優先順位に従ってメッセージ候補を認識してもよい。
これに代えてまたは加えて、第1メッセージ認識部311は、対象の第1ユーザU1の状態を入力としてメッセージを出力とするモデルを用いて、対象の第1ユーザU1の状態に応じたメッセージ候補を認識してもよい。対象の第1ユーザU1の状態に応じたメッセージ候補が本発明の「第1メッセージ」の一例に相当する。
第2実施形態では、以上の処理により、第1メッセージが認識される。
(第2実施形態の作用効果)
ある種の指導においては、指導を受ける側の状態により、伝えるべきメッセージがおおよそ決まっていることもある。
この点に鑑みた第2実施形態の指導支援システムによれば、第1メッセージ認識部311により、状態認識部316により認識された第1ユーザU1(被指導者)の状態に関連付けられたメッセージ候補が前記第1メッセージとして認識される(図14/STEP302〜図14/STEP304)。
前述したように、この第1メッセージが、第2メッセージ認識部313によって、アバタ認識部312により認識されたアバタに固有の規則に従って修正される。
これにより、被指導者(第1ユーザU1)に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末(第1ユーザ端末100)に出力することができるとともに、指導者(第2ユーザU2)のメッセージ作成の負荷を軽減させることが可能となる。
(第3実施形態)
次に、図15〜図17を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。
第1実施形態〜第2実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(指導支援サーバの構成)
指導支援サーバ300のサーバ制御部310は、第1実施形態〜第2実施形態の各構成要素に加えてまたは代えて、会話データ認識部317a、モデル認識部317b及び第1ユーザ発言認識部317cとして機能する。
また、指導支援サーバ300のサーバ記憶部320は、第1実施形態〜第2実施形態の各構成要素に加えてまたは代えて、会話データ記憶部326及びモデルパラメータ記憶部327を備える。
会話データ記憶部326は、図13Bに示されるように、第1ユーザU1の発言と、それに対する返答としての第2ユーザU2の発言とを記憶している。会話データは、例えば、チャットソフトなどを介して第1ユーザU1と第2ユーザU2との間でやり取りされた文字データが収集されたものである。
(モデル認識処理)
指導支援サーバ300は、定期または不定期に図16のモデル認識処理を実行する。
会話データ認識部317aは、会話データ記憶部326を参照して、会話データを認識する(図16/STEP402)。
モデル認識部317bは、第1ユーザU1の発言を学習データ、第2ユーザU2の発言を教師データとして機械学習を実行し、第1ユーザU1の発言に対応する第2ユーザの発言U2の候補を出力するためのモデルを認識する(図16/STEP404)。モデルは、自然言語処理および機械学習により得られる公知の質問応答システムを用いて実装されうる。
モデル認識部317bは、図16/STEP404で認識したモデルを特定するためのパラメータをモデルパラメータ記憶部327に記憶する(図16/STEP406)。
(第1メッセージ認識処理)
第3実施形態においては、図8/STEP100の第1メッセージ認識処理として、以下の処理が実行される。
モデル認識部317bは、モデルパラメータ記憶部327を参照して、モデルを特定するためのパラメータを認識する(図17/STEP502)。
第1ユーザ発言認識部317cは、対象の第1ユーザ端末100からメッセージを受信したか否かを判定する(図17/STEP504)。
当該判定結果が否定的である場合(図17/STEP504‥NO)、第1ユーザ発言認識部317cは、図17/STEP504の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図17/STEP504‥YES)、第1メッセージ認識部311は、モデルを特定するためのパラメータで特定されるモデルを用いて、対象の第1ユーザ端末100から受信したメッセージに対応する第2ユーザU2の発言の候補を認識する(図17/STEP506)。第2ユーザU2の発言の候補が、本発明の「第1メッセージ」の一例に相当する。
第3実施形態では、以上の処理により、第1メッセージが認識される。
(第3実施形態の作用効果)
第3実施形態の指導支援システムによれば、第1メッセージ認識部311により、モデル認識部317bにより認識されたモデルを用いて、第1ユーザU1の発言に対応する第2ユーザU2の発言の候補のメッセージが第1メッセージとして認識される(図17/STEP506)。モデル認識部317bにより認識されたモデルは、第1ユーザU1と第2ユーザU2との会話データに基づいてされたモデルである(図16/STEP404)。よって、第1メッセージは、実際に第2ユーザU1が発言する蓋然性が高いメッセージであるから、指導に適したメッセージである蓋然性が高い。
第2メッセージ認識部313により、この第1メッセージがアバタ固有の規則に従って修正されることにより、第2メッセージが認識される。
そして、メッセージ出力制御部(第1端末制御部110及びメッセージ送信部315)により、この第2メッセージが第1ユーザ端末100に出力される。
これにより、被指導者(第1ユーザU1)に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末(第1ユーザ端末100)に出力することができるとともに、第2ユーザU2のメッセージ作成の負荷を軽減させることが可能となる。
(第4実施形態)
次に、図18〜図20を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。
第1実施形態〜第3実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(指導支援サーバの構成)
指導支援サーバ300のサーバ制御部310は、第1実施形態〜第3実施形態の各構成要素に加えてまたは代えて、第1ユーザ発言認識部318a及びカテゴリ認識部318bとして機能する。
また、指導支援サーバ300のサーバ記憶部320は、第1実施形態〜第3実施形態の各構成要素に加えてまたは代えて、質問メッセージ記憶部328及びカテゴリ対応メッセージ記憶部329を備える。
質問メッセージ記憶部328は、図19Aに示されるように、各質問と、その答えに関連付けられたカテゴリとを記憶している。各質問は、はいかいいえ等の限られた選択肢でで回答可能な質問である。各回答毎にカテゴリが関連付けられて記憶されている。特定のカテゴリと関連づけることができない回答については、「その他」のカテゴリが割り当てられている。
カテゴリ対応メッセージ記憶部329は、図19Bに示されるように、カテゴリと、メッセージとを関連付けて記憶している。
(第1メッセージ認識処理)
第4実施形態においては、図8/STEP100の第1メッセージ認識処理として、以下の処理が実行される。
第1ユーザ発言認識部318aは、対象の第1ユーザ端末100からメッセージを受信したか否かを判定する(図20/STEP602)。
当該判定結果が否定的である場合(図20/STEP602‥NO)、第1ユーザ発言認識部318aは、図20/STEP602の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図20/STEP602‥YES)、カテゴリ認識部318bは、対象の第1ユーザ端末100から受信したメッセージが、質問に対する回答であるか否かを判定する(図20/STEP604)。カテゴリ認識部318bは、メッセージを解析又はメッセージの分類をすることにより、メッセージが質問に対する回答である確率を求める。例えば、カテゴリ認識部318bは、自然言語処理におけるタグ付けに関する公知のツールなどを用いて実装されうる。カテゴリ認識部318bは、メッセージが質問に対する回答である確率が所定の第1の確率(例えば75%)以上である場合、当該判定結果を肯定的と評価し、当該確率が第1の確率未満である場合、当該判定結果を否定的と評価してもよい。
当該判定結果が否定的である場合(図20/STEP604‥NO)、カテゴリ認識部318bは、対象の第1ユーザ端末100から受信したメッセージのカテゴリを認識する(図20/STEP606)。例えば、カテゴリ認識部318bは、メッセージを解析又はメッセージの分類することにより、それぞれのカテゴリごとに、メッセージが当該カテゴリに属している確率を求める。そして、カテゴリ認識部318bは、最も高い確率かつ所定の第2の確率(たとえば80%)以上の確率となったカテゴリをそのメッセージのカテゴリとして認識する。もし、どのカテゴリの確率も第2の確率以上とならない場合、カテゴリ認識部318bは、当該メッセージのカテゴリを「その他」として認識する。
当該判定結果が肯定的である場合(図20/STEP604‥YES)、カテゴリ認識部318bは、回答を分類する(図20/STEP608)。例えば、カテゴリ認識部318bは、質問に対するそれぞれの選択肢「はい」「いいえ」に対し、回答「そうです」がその選択肢である確率を求める。カテゴリ認識部318bは、回答「そうです」が一の選択肢「はい」である確率が、所定の第1の確率(例えば75%)以上である場合、当該判定結果を肯定的と評価し、当該確率が第1の確率未満である場合、当該判定結果を否定的と評価してもよい。もし、どの選択肢の確率も第2の確率以上とならない場合、カテゴリ認識部318bは、当該回答を「その他」として認識する。
カテゴリ認識部318bは、質問メッセージ記憶部328を参照して、回答に関連付けられたカテゴリを認識する(図20/STEP610)。
カテゴリ認識部318bは、図20/STEP606又は図20/STEP610で認識されたカテゴリが「その他」であるか否かを判定する(図20/STEP612)。
当該判定結果が肯定的である場合(図20/STEP612‥YES)、カテゴリ認識部318bは、質問メッセージ記憶部328を参照して未質問の一の質問を認識する(図20/STEP614)。
カテゴリ認識部318bは、サーバ通信部330を介して、当該質問を含む情報を第1ユーザ端末100に送信する。
第1ユーザ端末100は、受信した情報に含まれる当該質問を第1端末出力部130に出力する。第1ユーザ端末100は、第1端末入力部140を介して入力された情報を第1端末通信部150を介して指導支援サーバ300に送信する。
サーバ制御部310は、図20/STEP602以下の処理を実行する。
図20/STEP612の判定結果が否定的である場合(図20/STEP612‥NO)、第1メッセージ認識部311は、カテゴリ対応メッセージ記憶部329を参照し、図20/STEP606又は図20/STEP610で認識されたカテゴリに対応するメッセージを認識する(図20/STEP612)。図20/STEP612で認識されるメッセージが、本発明の「第1メッセージ」の一例に相当する。
第4実施形態では、以上の処理により、第1メッセージが認識される。
(第4実施形態)
指導においては、ある程度被指導者のメッセージがどのようなカテゴリに属するメッセージかによって、応答すべきメッセージも決まってくる。この点に鑑みて構成された第4実施形態の指導支援システムによれば、カテゴリ認識部318bにより認識されたメッセージのカテゴリに応じて第1メッセージが認識される(図20/STEP606又は図20/STEP610)。第1ユーザ端末100から受信したメッセージのカテゴリに応じた第1メッセージは指導に適したメッセージである蓋然性が高い。
このような第1メッセージがアバタ固有の規則に従って修正されたうえで第1端末出力部130に出力される。
これにより、被指導者(第1ユーザU1)に与えられる違和感を軽減又は解消しながら、個性的かつ指導に適したメッセージを被指導者の端末(第1ユーザ端末100)に出力することができる
(変形態様)
上記実施形態では指導支援サーバ300は、ユーザ登録処理においてアバタを指定する情報を受信し、アバタ認識部312は、当該情報に基づいてアバタを認識したが、これに代えてまたは加えて、例えば、アバタ認識部312は、メッセージ送信処理の都度にアバタを指定する情報を第1ユーザ端末から受信することで、第1ユーザU1に関連付けられたアバタを認識してもよい。
上記実施形態では、第2ユーザ端末200は、第2メッセージを修正することが可能な形式で第2端末出力部230に出力したが、これに代えて、修正不能な形式で第2メッセージを第2端末出力部230に出力するとともに、第2メッセージを承認するボタン及び第1メッセージの再作成を指示するボタン等を第2端末出力部230に出力してもよい。この場合、指導支援サーバ300は、ユーザの操作に応じて、第2メッセージを第1ユーザ端末100に送信する処理又は第1メッセージの再認識処理を実行することが好ましい。
第2ユーザ端末200の第2端末制御部210が、指導支援サーバ300から必要な情報を受信し、第1メッセージ認識部311、アバタ認識部312、第2メッセージ認識部313、承認認識部314、メッセージ送信部315、状態認識部316、会話データ認識部317a、モデル認識部317b、第1ユーザ発言認識部317c、第1ユーザ発言認識部318a、カテゴリ認識部318b、ユーザ登録部319の一部または全部として機能してもよい。
100‥第1ユーザ端末、130‥第1端末出力部、200‥第2ユーザ端末、230‥第2端末出力部、300‥指導支援サーバ、311‥第1メッセージ認識部、312‥アバタ認識部、313‥第2メッセージ認識部、314‥承認認識部、315‥メッセージ送信部。
本発明の指導支援システムは、
第1ユーザ(被指導者)が認識可能な形式で情報を出力する第1端末出力部と、
前記第1端末出力部に出力する候補のメッセージである第1メッセージを認識する第1メッセージ認識部と、
前記第1端末出力部に出力するメッセージの発言者としてのアバタを認識するアバタ認識部と、
前記アバタ認識部により認識されたアバタに固有の規則に従って前記第1メッセージの修正された第2メッセージを認識する第2メッセージ認識部と、
第2ユーザによる入力を受け付ける第2端末入力部と第2ユーザが認識可能な形式で情報を出力する第2端末出力部とを備える一又は複数の第2ユーザ端末と、
前記第2メッセージ認識部で認識された前記第2メッセージのうち前記アバタの固有の規則にかかる部分を前記第2メッセージの他の部分とは異なる態様で、前記第2メッセージを一又は複数の第2ユーザ端末のうちのいずれかの第2ユーザ端末の前記第2端末出力部に出力する第2メッセージ出力部と、
前記第2ユーザ端末の前記第2端末入力部において前記第2メッセージを出力する指示が受け付けられた場合、前記第2メッセージ認識部により認識された前記第2メッセージを前記アバタ認識部により認識された前記アバタの発言として前記第1端末出力部に出力するメッセージ出力制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の指導支援システムにおいて
記第2ユーザ端末の前記第2端末入力部を介して前記いずれかの第2ユーザ端末の前記第2ユーザによる前記第2メッセージに対する承認の有無を認識する承認認識部を備え、
前記メッセージ出力制御部は、前記承認認識部により前記第2メッセージに対する承認が認識された場合、前記第2メッセージ認識部により認識された前記第2メッセージを前記アバタ認識部により認識された前記アバタの発言として前記第1端末出力部に出力するように構成されている。
本発明の指導支援システムにおいて、
前記アバタ認識部は、第1ユーザ(被指導者)端末から受信した前記アバタを指定する情報に従って、前記アバタを認識することが好ましい。
当該構成の指導支援システムによれば、前記アバタ認識部により、第1ユーザ(被指導者)端末から受信した前記アバタを指定する情報に従って前記アバタが認識される。

Claims (9)

  1. 第1ユーザが認識可能な形式で情報を出力する第1端末出力部と、
    前記第1端末出力部に出力する候補のメッセージである第1メッセージを認識する第1メッセージ認識部と、
    前記第1端末出力部に出力するメッセージの発言者としてのアバタを認識するアバタ認識部と、
    前記アバタ認識部により認識されたアバタに固有の規則に従って前記第1メッセージの修正された第2メッセージを認識する第2メッセージ認識部と、
    前記第2メッセージ認識部により認識された前記第2メッセージを前記アバタ認識部により認識された前記アバタの発言として前記第1端末出力部に出力するメッセージ出力制御部とを備えることを特徴とする指導支援システム。
  2. 請求項1記載の指導支援システムにおいて、
    第2ユーザによる入力を受け付ける第2端末入力部と第2ユーザが認識可能な形式で情報を出力する第2端末出力部とを備える一又は複数の第2ユーザ端末と、
    前記第2メッセージ認識部で認識された前記第2メッセージを一又は複数の第2ユーザ端末のうちのいずれかの第2ユーザ端末の前記第2端末出力部に出力する第1メッセージ出力部と、
    前記第2ユーザ端末の前記第2端末入力部を介して前記いずれかの第2ユーザ端末の前記第2ユーザによる前記第2メッセージに対する承認の有無を認識する承認認識部とを備え、
    前記メッセージ出力制御部は、前記承認認識部により前記第2メッセージに対する承認が認識された場合、前記第2メッセージ認識部により認識された前記第2メッセージを前記アバタ認識部により認識された前記アバタの発言として前記第1端末出力部に出力するように構成されていることを特徴とする指導支援システム。
  3. 請求項1又は2記載の指導支援システムにおいて、
    前記第1メッセージ認識部は、第2端末入力部を介して入力されたメッセージを前記第1メッセージとして認識する構成を備えることを特徴とする指導支援システム。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項記載の指導支援システムにおいて、
    前記第1ユーザの状態を認識する状態認識部と、
    ユーザの状態とメッセージ候補とを関連付けて記憶するメッセージ記憶部とを備え、
    前記第1メッセージ認識部は、前記状態認識部により認識された第1ユーザの状態に関連付けられたメッセージ候補を前記第1メッセージとして認識するように構成されていることを特徴とする指導支援システム。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の指導支援システムにおいて、
    前記第1端末出力部を備える第1ユーザ端末と一又は複数の第2ユーザ端末のうちのいずれかの第2ユーザ端末との通信に含まれる会話データを認識する会話データ認識部と、
    前記会話データを学習することにより、第1ユーザの発言に対応する第2ユーザの発言の候補を出力するモデルを認識するモデル認識部と、
    前記第1ユーザ端末から受信した第1ユーザの発言を認識する第1ユーザ発言認識部とを備え、
    前記第1メッセージ認識部は、前記第1ユーザ発言認識部により認識された第1ユーザの発言に基づいて、前記モデル認識部により認識されたモデルを用いて、当該第1ユーザの発言に対応する第2ユーザの発言の候補のメッセージを前記第1メッセージとして認識するように構成されていることを特徴とする指導支援システム。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか1項記載の指導支援システムにおいて、
    第1ユーザ端末から受信したメッセージのカテゴリを認識するカテゴリ認識部を備え、
    前記第1メッセージ認識部は、前記カテゴリ認識部により認識された前記メッセージのカテゴリに応じて前記第1メッセージを認識するように構成されていることを特徴とする指導支援システム。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか1項記載の指導支援システムにおいて、
    前記アバタ認識部は、前記第1ユーザ(被指導者)端末から受信した前記アバタを指定する情報に従って、前記アバタを認識することを特徴とする指導支援システム。
  8. 第1ユーザが使用する第1ユーザ端末と通信するサーバ通信部と、
    前記第1ユーザ端末に送信する候補のメッセージである第1メッセージを認識する第1メッセージ認識部と、
    前記第1ユーザ端末に送信するメッセージの発言者としてのアバタを認識するアバタ認識部と、
    前記アバタ認識部により認識されたアバタに固有の規則に従って前記第1メッセージの修正された第2メッセージを認識する第2メッセージ認識部と、
    前記第2メッセージ認識部により認識された前記第2メッセージを前記アバタ認識部により認識された前記アバタの発言として前記第1ユーザ端末に送信するメッセージ送信部とを備えることを特徴とする指導支援サーバ。
  9. 第1ユーザが認識可能な形式で情報を出力する第1端末出力部を備えるシステムが実行する方法であって、
    前記第1端末出力部に出力する候補のメッセージである第1メッセージを認識するステップと、
    前記第1端末出力部に出力するメッセージの発言者としてのアバタを認識するステップと、
    前記アバタに固有の規則に従って前記第1メッセージの修正された第2メッセージを認識するステップと、
    前記第2メッセージを前記アバタの発言として前記第1端末出力部に出力するステップとを含むことを特徴とする指導支援方法。
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