JP2019064951A - 酸化染毛剤組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明は、以下の酸化染毛剤組成物である。
(B−1i)/(B−2i)=Q (1)
(式中、(B−1i)は、(B−1)p−トルイレンジアミン及び/又はその塩の含有量(質量%)を表し、(B−2i)は、(B−2)p−フェニレンジアミン及び/又はその塩の含有量(質量%)を表す。)
この特徴によれば、染毛性を向上させつつ地肌汚れを抑制できるという効果を発揮することができる。
この特徴によれば、短時間でより濃く染毛することができるという効果を発揮することができる。
この特徴によれば地肌汚れ防止効果をより発揮することができる。
[酸化染毛剤組成物]
本発明の酸化染毛剤組成物は、(A)ヨウ化物及び(B)染料中間体を含有する多剤式の酸化染毛剤組成物において、前記(A)の含有量が0.05〜0.5質量%であって、前記(B)は(B−1)p−トルイレンジアミン及び/又はその塩を含有し、前記(B)は(B−2)p−フェニレンジアミン及び/又はその塩を含有してもよく、(B−1)及び(B−2)の合計の含有量が0.5〜2質量%であり、pHが9.0以上であることを特徴とする。
なお、本発明の(A)ヨウ化物は還元剤として働くものであるから、好ましくは酸化剤を含有する第2剤とは別の剤に含有する。
ヨウ化物は、ヨウ素を含有する化合物であり、酸化染料の発色を促進する作用を有する。そのため、酸化染毛剤組成物は、ヨウ化物を含有することにより染毛処理時間が短縮されるという効果を奏する。ヨウ化物としては、例えば、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化リチウム等のヨウ化物のアルカリ金属塩や、ヨウ化水素、ヨウ化セシウム、ヨウ化銀等の化合物の他、ヨウ化ニンニクエキス等のヨウ化物を含有するエキス等が挙げられる。好ましくは、ヨウ化物のアルカリ金属塩であり、より好ましくは、ヨウ化カリウム又はヨウ化ナトリウムであり、特に好ましくはヨウ化カリウムである。
酸化染料は、酸化剤により酸化重合して発色する染料である。酸化染料には、染料中間体とカプラーがあり、染料中間体は、自身の酸化により発色する物質であり、カプラーは、染料中間体との組み合わせにより種々の色調となる物質である。
本発明は染料中間体として、(B−1)p−トルイレンジアミン(トルエン−2,5−ジアミン)及び/又はその塩を必須成分として含有する。
p−トルイレンジアミンの塩としては、例えば、硫酸塩、塩酸塩、リン酸塩等の無機塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩等の有機塩が挙げられるが、好ましくは硫酸塩である。
(B−1)としてp−トルイレンジアミンの塩を含有する場合は、p−トルイレンジアミンとしての換算量(例えば、硫酸p−トルイレンジアミンを3g含有する場合は、[p−トルイレンジアミンの分子量(122.17g/mol)/硫酸p−トルイレンジアミンの分子量(220.25g/mol)]×3g=1.66g)を上記含有量とする。
本発明は、酸化染料組成物中に(B−2)又は(B−3)の含有量が0.10〜10質量%となるように含有することが好ましい。その下限値として、より好ましくは0.05質量%以上であり、更に好ましくは0.1質量%以上である。上限値として、より好ましくは5質量%以下であり、更に好ましくは2.5質量%以下である。
(B−2)としてp−フェニレンジアミンの塩を含有する場合は、p−フェニレンジアミンとしての換算量を上記含有量とする。
これらの染料中間体を用いることで、より細かく染毛力を制御することが可能である。
(B−1i)/(B−2i)=Q (1)
(式中、(B−1i)は、(B−1)p−トルイレンジアミン及び/又はその塩の含有量(質量%)を表し、(B−2i)は、(B−2)p−フェニレンジアミン及び/又はその塩の含有量(質量%)を表す。)
Qが1〜15の値となるように(B−1)p−トルイレンジアミン及び/又はその塩と(B−2)p−フェニレンジアミン及び/又はその塩とを併用することにより、地肌汚れを抑制しつつ、染毛力をより細かく制御することが可能である。
具体的には、o−フェニレンジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、2−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、o−クロル−p−フェニレンジアミン、4−アミノ−m−クレゾール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール、2,4−ジアミノフェノール及びそれらの塩類等が例示され、特に、アミノフェノール類と併用することが好ましい。
カプラーとしては、主としてm−ジアミン類、アミノフェノール類又はジフェノール類が挙げられ、具体的にはメタアミノフェノール、レゾルシン、カテコール、ピロガロール、フロログルシン、没食子酸、ハイドロキノン、5−アミノ−o−クレゾール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、トルエン−3,4−ジアミン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、3,3’−イミノジフェニール、1,5−ジヒドロキシナフタレン、タンニン酸及びそれらの塩、1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾール硫酸塩等が例示される。
酸化剤は第2剤に含有する成分であり、酸化力を有する物質であればよい。酸化剤は、酸化染料を酸化して発色させる作用や、毛髪の内部のメラニンを分解する作用を有するものである。具体的には、例えば、過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム及び過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物、過酢酸及びその塩、過ギ酸及びその塩、過マンガン酸塩、臭素酸塩等が例示される。これらの中でも、過酸化水素が好ましい。また、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム及び過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩等を酸化助剤として含有してもよい。
本発明の酸化染毛剤組成物は、上記成分(A)〜(C)以外にも、必要に応じて以下の成分を含有してもよい。
その他の成分としては、例えば、アルカリ剤、直接染料、油性成分、界面活性剤、アスコルビン酸、無水亜硫酸ナトリウム等の酸化防止剤、フェノキシエタノール、安息香酸ナトリウム等の防腐剤、エタノール等の有機溶剤、ソルビトール、マルトース等の糖類、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子、ポリ塩化ジメチルジメチレンピペリジニウム液(ポリ塩化ジメチルジメチレンピロリジニウム液)、塩化ジアリルジメチルアンモニウム・ヒドロキシエチルセルロース等のカチオン化水溶性高分子、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム二水塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム液等のキレート剤、塩化ナトリウム等の無機塩、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、クエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、ピロリン酸、グルコン酸、グルクロン酸、pH調整剤、育毛成分、植物抽出物、生薬抽出物、アミノ酸・ペプチド、尿素、ビタミン類、香料、及び紫外線吸収剤が挙げられる。
アルカリ剤は、毛髪を膨張させて、染料や酸化剤の浸透を促進する作用を有するものである。アルカリ剤としては、例えば、アンモニア、アルカノールアミン、ケイ酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、メタケイ酸塩、リン酸塩、塩基性アミノ酸、水酸化物等が例示される。具体的には、アルカノールアミンとしてはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、アミノメチルプロパノール、イソプロピルアミン等が例示され、ケイ酸塩としてはケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等が例示され、炭酸塩としては炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸マグネシウム、炭酸グアニジン等が例示され、炭酸水素塩としては炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が例示され、メタケイ酸塩としてはメタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム等が例示され、リン酸塩としてはリン酸第1アンモニウム、リン酸第2アンモニウム、リン酸一水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム等が例示され、塩基性アミノ酸としてはアルギニン、リジン及びそれらの塩等が例示され、水酸化物としては水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等が例示される。これらの中でも、アンモニア及びアルカノールアミンが好ましい。アルカリ剤は、通常、第1剤に含まれる。
直接染料は、色を有する化合物であり、毛髪に付着又は浸透して染毛する染料である。例えば、酸性染料、塩基性染料、天然染料、ニトロ染料、HC染料、分散染料等がある。これら直接染料は単独で配合しても良く、組み合わせて配合しても良い。
油性成分は、例えば、高級アルコール、油脂、ロウ類、炭化水素、高級脂肪酸、エステル類、シリコーン油、フッ素油等が例示される。これらの油性成分から、1種又は2種以上を選んで用いることができる。油性成分を含有することにより、染毛性を向上することができる。
界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。
なお、以下の記載において、POEはポリオキシエチレン鎖、POPはポリオキシプロピレン鎖を示し、これに続くカッコ内の数字は、その付加モル数を示している。また、アルキルに続くカッコ内の数字は、脂肪酸鎖の炭素数を示している。
POE、POPの繰り返し単位数としては、例えば、2〜100が挙げられ、界面活性作用を示すものであればいずれのものも使用可能である。
アミノ酸型両性界面活性剤の具体例としては、例えば、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム(ラウロアンホ酢酸Na)、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエトキシエチル−N’−カルボキシエチルエチレンジアミン二ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシメトキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、パーム油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムなどのグリシン型両性界面活性剤;ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミンなどのアミノプロピオン酸型両性界面活性剤;などが挙げられる。
ベタイン型両性界面活性剤の具体例としては、例えば、ヤシ油アルキルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタインなどのアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;ラウリルヒドロキシスルホベタインなどのスルホベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
酸化染毛剤組成物におけるpHの調製は、リン酸等の酸や水酸化ナトリウム等のアルカリを用いて調製することができる。
本発明の酸化染毛剤組成物のpHは、第1剤及び第2剤の1:1混合物の10%溶液における測定値である。測定方法としては、HORIBA社製 pH−METER F−22等のpHメータ等を用いて測定することができる
(Ai)×(B−1i)=P (2)
(式中、(Ai)は、(A)ヨウ化物の含有量(質量%)を表し、(B−1i)は、(B−1)p−トルイレンジアミン及び/又はその塩の含有量(質量%)を表す。)
本発明の酸化染毛剤組成物の使用方法は、前記酸化染毛剤組成物を毛髪に適用後、5分間以上放置することを特徴とする。ここで、「毛髪に適用後」とは、「酸化染毛剤組成物を毛髪に適用する工程を終了後」を意味する。この酸化染毛剤組成物の使用方法によれば、5分間を経過すると、染毛処理時間の長さによる染毛の仕上がりの差異が小さくなるため、染毛処理時間が長くなっても同等の濃さに仕上げることができる。
[酸化染毛剤組成物の調製]
表1、2に示す組成の第1剤、及び、以下に示す組成の第2剤からなる2剤式の酸化染毛剤組成物を調製した。なお、リン酸及び水酸化ナトリウムはpH調整のために使用した。
過酸化水素(35%) 16.0質量%
セタノール 2.5質量%
ステアリルアルコール 2.0質量%
ポリオキシエチレンステアリルエーテル 0.25質量%
ポリオキシエチレンセチルエーテル 0.3質量%
N−ステアロイルーN−メチルタウリンナトリウム 0.2質量%
フェノキシエタノール 0.1質量%
ヒドロキシエタンジホスホン酸液(60%) 0.1質量%
ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム液(30%) 0.1質量%
精製水 残部
合計 100質量%
<染毛性>
(染毛処理方法)
表1、2に示す第1剤と上記第2剤を1:1で混合して酸化染毛剤組成物を調製した。
乾いた毛束(ビューラックス社製白毛束(10cm))に毛束重量の3倍量の酸化染毛剤組成物を刷毛で塗布し、30℃で10分間放置した。処理した各毛束を水洗した後、シャンプーで2度洗浄し、酸化染毛剤組成物を洗い流した。次に、各毛束にコンディショナーを塗布し、コンディショナーを洗い流した後、各毛束の水分をタオルで拭き取り、最後にドライヤーで乾燥した。
上記各例の染毛処理を施した毛束について、パネラー5名が標準光源下で目視にて発色度合いを、以下の基準で評価することにより、発色が良いか否かについて判断した。実施例1より良く染まる(6点)、実施例1と同等レベル(染まりとしては十分で基準値)(5点)、実施例1と比べ若干低下するものの、染まりとしては問題なし(4点)、染まりが低下するが、許容範囲内(3点)、染まりがかなり低下し、許容範囲外(色調は維持)(2点)及び染まりが著しく下がり、変色を起こすため許容範囲外(色調を維持できない)(1点)の6段階で採点し、評価結果とした。結果を表1,2に示す。
前記と同様に表1、2に示す第1剤と上記第2剤を1:1で混合して酸化染毛剤組成物0.1gを腕内側部に直径1cmの円形状に塗布し、10分間放置した後、水洗した。更に、上記シャンプー組成物を使用し、塗布部分を2回洗浄処理した。このときの腕内側部をパネラー5名が目視で観察し、以下の基準で評価することにより、地肌が汚れ難いか否かを判断した。
実施例1より地肌汚れが抑制される(5点)、実施例1と同等レベル(地肌汚れ度合としては十分で基準値)(4点)、実施例1と比べ若干悪化するものの、地肌汚れ度合としては許容範囲内(3点)、地肌汚れが悪化し、許容範囲外2(2点)、及び地肌汚れが著しく悪化し、洗浄後も長時間皮膚に色素が残留する(1点)の5段階で採点し、評価結果とした。結果を表1,2に示す。
すなわち、実施例1〜3の如く、(A)ヨウ化カリウム、(B−1)p−トルイレンジアミン、又は、p−トルイレンジアミンの塩を特定量含有し、(B−1)及び(B−2)p−フェニレンジアミン及び/又はその塩の合計の含有量が0.5〜2質量%であり、pHが9.0以上の酸化染毛剤組成物とすることで、本願発明の効果が発揮されることが理解できる。
本発明の酸化染毛剤組成物は、美容室、理容室等におけるカラーリング用の染毛剤、セルフカラーリング用の染毛剤に利用することができる。
Claims (4)
- (A)ヨウ化物及び(B)染料中間体を含有する多剤式の酸化染毛剤組成物において、
前記(A)の含有量が0.05〜0.5質量%であって、
前記(B)は(B−1)p−トルイレンジアミン及び/又はその塩を含有し、
前記(B)は(B−2)p−フェニレンジアミン及び/又はその塩を含有してもよく、
(B−1)及び(B−2)の合計の含有量が0.5〜2質量%であり、
pHが9.0以上であることを特徴とする酸化染毛剤組成物。 - 更に、下記式(1)で定義されたパラメータQが1〜15となるように、(B−2)を含有することを特徴とする請求項1に記載の酸化染毛剤組成物。
(B−1i)/(B−2i)=Q (1)
(式中、(B−1i)は、(B−1)p−トルイレンジアミン及び/又はその塩の含有量(質量%)を表し、(B−2i)は、(B−2)p−フェニレンジアミン及び/又はその塩の含有量(質量%)を表す。) - 更に、(B−3)2,2’−[(4−アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール硫酸塩を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の酸化染毛剤組成物。
- 更に、(C)多価アルコールを含有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の酸化染毛剤組成物。
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